修学旅行2014～お土産なに買おう？

■リプレイ

●お土産を買おう！
「……やはり沖縄といえばシーサーだと思うんだ」
　シーサーの顔がどーんとプリントされた派手なＴシャツを手に言うレイの目に、颯の弟が喜ぶ姿が目に浮かんだ。
　隣には菓子類を手に取る颯。
「クラブの皆と食べる用のお菓子と……もう纏めてお菓子で良いかな」
　何かあった時を思うと形に残る物は苦手だと続く言葉にレイも色々考えてしまう。
「なら俺は、そうならないように全力を尽くそう」
「それじゃ帰ろうか。僕達の日常に、ね」
　笑顔で言うレイに颯も頷く中、菓子売り場ではクラブ仲間の不破と皆無は参加できなかった人達への土産を探していた。
「ふむ、あれなど美味そうではないか？」
　量が多いものがいいかもしれない。不破が手に取る土産に皆無も頷いた。
　美味しそうな物が多く、試食してしまうとそちらに集中してしまいそうになるが、購入。
「いやぁ……買いすぎてしまいましたねぇ」
「自分用の物も買いすぎて、少々懐は寂しくなってしまったがな！」
　苦笑し合うのも、また旅のいい思い出になるだろう。抱えるほどの菓子に皆無と不破は言葉を交わしていると、パイナップル味のちんすこうと紅芋スイートポテトを手にマイケルはマコトに声をかけていた。
「あ、マコトさん！　何か探してるの？」
　聞くと、どうやらマコトはお菓子を探しているらしい。
「さーたー？　ああ、それって『サーターアンダギー』じゃない？」
　マイケルも食べた事がないそれを二人で探そうとするその近くでクラスメイトの海漣も土産を選んでいたが、
「お土産！　買うのじゃん！　……でもお土産ってどう選べばいいのかわかんないねー？」
　ずらりと並ぶ商品を前に迷っていた。
「ペナントって聞くとなんだか危ない怪人が出てきそうだから見なかったことにしよっと！　やっぱり食べ物がいいのかなー？」
　言いながら海漣は品定めしつつ、片っ端から試食しいく。美味しい土産はきっと見つかるだろう。
　
　友衛は家族やクラブへの土産を見て回っていたが、どんどん買いたいものが増えてしまっていた。
　全部買って帰るわけにもいかないし……。
「……よし、こっちのお菓子と飲み物にしよう」
　帰るまでが旅行だ。最後までしっかりしなければと友衛は気を引き締めていると、
「こういう困った時こそ助け合いよね、ジルくん財布貸して！」
　アルメリアの声が聞こえた。
「……嫌だよ。そもそも返す気ないだろ君」
　スイーツ系を制覇したいアルメリアの言葉を気にせず民芸品を眺めるジリアスだが、向けられる視線が痛い。民芸品と食品エリアは離れているのに。
　小さな番のシーサーを手に、あの部屋が片付いたら飾ろうとジリアスは考えていると……
「ジルくーん、１４円ちょーだーい！」
「もう、ちゃんと計算してから買おうよ……」
　
　アレクシアは店員におすすめを聞きながら土産を選んでいた。
　少し多めのお菓子と綺麗な花のアクセサリー、琉球ガラスのグラスにアクセサリーを選び、購入。
「……皆さんが……喜んでくれると……良いな……」
　喜ぶ顔を思い描き、アレクシアは微笑むと、取り出したメモを手に葵も土産を選びはじめていた。
　父と妹達からの沖縄土産のリクエストとクラブの人達には小分けできるお菓子を試食してから購入。
「さてと、これで全部買えたかな？」
　お金は何とか足りたみたいでよかったが、帰ったら節約生活になりそうである。
　
　理一が選ぶ土産は弟妹へだ。
「涼ちゃんセンス良いから一緒に買い物すると助かるんだよねぇ」
「うふふ、お土産選びなら任せなさい♪」
　旅行恒例の付き添いに涼はウインクし、二人は土産選びを開始する。
　涼のアドバイスを受けながら土産を選ぶ中、
「……そういえば、次男に送るモノは今回どうするの？」
「次男坊には色々仕掛けて行きたいと思うんで協力の程お願いしまーす！」
　ふふ、と笑う涼の言葉に終始テンションの高い楽しげな理一。
「……帰宅したら、義母に渡しに行こうかしらね」
　定番お菓子を手に涼はぽつりと口にすると千代丸は周囲を見渡していた。
　団体行動はあまり得意ではなかったが、四日間楽しむ事ができた。
「ふむ、土産か……」
　人間は旅行から帰る時、現地で買ったものを人に贈る習慣があるらしい。沢山の人達が土産を買っているのを目にし、
「俺も、なにか買っていくか……」
　千代丸も土産を選ぶが、人狼である彼が選んだものは良く分からない物ばかりになってしまう。

　自分や後輩皆が芸能人で部活もディスコ『ダンス・カテドラル』という河音は頼まれたインディーズ音源を視聴していた。
「沖縄のインディーズかぁ、結構よさそうだね」
　片っ端から買う河音の隣でちまきは言うと、自分と同じ餅のヒーローの黒子と共に沖縄の餅が気になっていた。
　餅のヒーローだから、そこが最初に気になるのは仕方ない、うん。
「沖縄特有のお餅とかないかしら？」
　ちまきの恩人でもあり、自分と同じ餅ヒーローの先輩の土産にと黒子は沖縄特産の餅、ムーチー（鬼餅）を見つけた。
「なんだかちまきに似てるよね」
「……ちまきさん、親近感かライバル心を抱きましたの？」
　月桃の葉に包まれたそれを手に取ると、黒子から聞かれてしまう。
「さすがにライバル心は抱かないけど、親近感は、うん、感じるね」
　沖縄にも餅がある事を知り、勉強になったと河音は買った土産を抱えていると、
「ね！　ねね！　 古屋様は何を買おうとしているんでござるるか～？」
　家族と部員へちんすこうを買う弦一郎に武士は覗き込むように声をかけていた。気の利いた物はあまり思いつかないので定番の物を選んだのだという。
「わたしも家に何か送ろうかな」
　試食してから選ぼうとする武士の荷物を持つと、試飲用のコップを持つこぶし。ホタルガラスを見ていた隼も同じものを手にしている。勧められ、一口。
「ありがとな、こ・ぶ・し・ちゃん？　コレ、義妹『は』好きでさ。良いお土産が出来たよ！」
　湿布のような、ハッカのような味に隼は口直しにチャンプルーの試食に向かう。弦一郎も少し顔色が悪くなる。
「不評だ……僕は好きなんだけどなぁ」
　言いつつ飲み干すこぶしに今度は隼が試食用のチャンプルーをメンバー全員に手渡した
「実はこの食材の正体何だと思う？」
　首を傾げる仲間達。プルプルした食感のそれの正体を明かすと一同に驚きの声が上がる。
「豚肉を食べる伝統は調べるとなかなか面白いですよ」
　弦一郎の言葉に感心しつつ、それぞれ土産を購入する忍者倶楽部のメンバーにとって楽しい土産探しとなった。
　
「お土産！　やっぱ食い物だよな！」
　言いながら籠へ土産を入れる爽太を隣に莉都は被らないよう、クラブの皆へお菓子の詰め合わせと調味料を選んでいた。
　買い物を終えた莉都は願いが叶うというシーサーのストラップを手渡すと、そう来ると思ったと爽太からも同じ物を手渡される。
「シーサーってのは大体２匹コンビなんだぜ！」
　俺達みたいだよなとにかっと笑う爽太。
「ありがと、爽太」
「こちらこそ、ありがとな！　莉都！」
　楽しく過ごせたのは親友のお陰だ。その笑顔に莉都の口元も少し綻んだ。
「紅芋のタルト、ちんすこう、黒糖、豚肉……食べ物は色々買っていくのじゃ♪」
　沢山の土産が並ぶ店内で明は食べ物を中心に回っていた。
　そんなに買って持てるのかと見守られているとふと、マコトと目が合った。うろ覚えの名前のお菓子を探しているという。
「それはサーターアンダギーと言うものではないかの？」
　明の言葉に探し物をするマコトはそうかも、と笑っていると、人数の多いクラブへの土産に無難な菓子類を雪緒は選んでいた。
「甘いものが苦手な人には何がいいか。……甘くない菓子類となると難しいな」
　言いながらマース煎餅と琉球ガラスのコップとシーサーを購入。
　沖縄風のインテリアにできるだろうと考える中、知信がふらふらと土産物を見ながらクラブの皆へ土産を選んでいた。
　ハイビスカスの挿し木に沖縄の甘いお菓子、それに良く分からないストラップ。
　ストラップは見た瞬間にピンときて買ったものだが……後悔しそうな予感がする。10分ほどで。
　
　土産はどこの土産か一発で分かるものがいいだろうと燎は頭を悩ませいた。
「特に内容が固定されていないのであれば、店頭で勧められていた品を確保するのが安定だと俺は考える」
　そんな燎に淡々とした言葉をかける純也だが、
「しかし見当たらないな」
　最新鋭輸送機の写真が見当たらない。
「すぐそこが基地みたいやし、撮れそうかどうかも含めて店員に聞きに行ってみよか」
「情報収集及び交渉は任せた氷月」
　燎に任せ、純也はポストカード売り場を確認しに歩く中、
「同情するなら女くれぇ！」
　地平線……ではなく土産売り場内でひろしは叫んでいた。
　クラスメイトである御調の土産選びに付き合っているが、婚約者への土産だと言う涙なしには語れないという状況らしい。
　それはともかく、ひろしに沖縄そばを勧められた御調は吟味し、先に買った土産類と一緒に自宅配送の手配を整えた。
「選ぶの手伝ってくれてありがとう♪」
　ひろしの腕にぎゅむっと抱きつき、可愛い髪飾りをユーリーに伝えようとする御調だが、
「お嬢さん、すみませんが生きているシーサーはどちらに売っているのですか」
　店員に尋ねる声に振り向いた。ユーリーは後輩から生きたシーサーをリクエストされたらしい。
「……騙されたのか」
　実在すると信じていたユーリーはおかしな顔をしたシーサーの置物を選ぶと皆で紅芋アイスを堪能した。
　
「よぉやっと参加やねぇ……去年は行かれへんかったからなぁ」
　慧悟と見て回る伊織は言いながら色々な土産を手に取るが、やはり食べ物に目が行ってしまう。
「サーターアンダギーに、ミミガーに、ソーキそば……あ、紅芋タルトも、買ってこう……」
　被らないよう慧悟も選ぶと仲間達と合流する。无凱と朱海、そして見慣れぬ女性。
「ああ、諫早君に慧悟君は初めてでしたか。一応、僕の双子の姉のシズカです」
「初めましてかしらね、姉の紅凪静謐よ。『せいひつ』と書いてシズカと読むわ」
　朱海へは既に済ませている静謐は上から目線で挨拶し、旦那の写真を見せた。写るビハインドを目に二人も挨拶を交わし、一緒に土産選びに。
「ここはやっぱり、沖縄のおいしいもん、やね」
「やっぱ食べ物が……」
　伊織の言葉に同意し、静謐は見渡すと无凱は民芸品コーナーへ。琉球ガラスを眺め、是と思ったグラスを探すが見つからない。
「見てるだけですよ、あけみん」
「无凱君、お酒はまだ早いわよ！　それからあけみんっていうのやめなさいってば！」
　お酒コーナーを眺め、朱海や伊織にどつかれながらも无凱は慧悟に悪戯したりするが、反応は無かった。
「……がっかりした？　なんでだ？」
　首を傾げる慧悟。
　贈る相手に振舞うのを楽しみ、百鬼の仲間達はそれぞれ土産を購入した。
　
「カーヤ！　皆と一緒じゃなかったの？　はぐれちゃったの？」
　自分用に紅型模様のポーチを見ていた紀里恵は見知った横顔に声をかけた。
「……紀里恵ちゃん！」
　桜色の琉球グラスを眺める茅花は振り向き、土産にどうだろうかとグラスを見せている中、【Cavigliea】の部長である舜は直也から受け取ったミンサー柄の指輪をつけていた。
「似合う？　まぁでもこれってカップル用だよなぁ……」
　苦笑する舜に一緒に買ってと言いかける直也だが、それをごまかし、
「御伽さん、このパイナップルのお菓子美味しいよ、食べてみてよー試食一杯あるよ！」
　シーサーの置物と目が合う御伽に勧めた。まるで売り子みたいだと思いながら勧めていると茅花と紀里恵がいない事に気付く。
「皆見てない？」
「え、さっきまでその辺に……って、いねぇ」
　試食で土産候補が増えた御伽と蛇の玩具で悪戯する舜もいないと答えるが――
「見つけたー！」
　視界に入ったその背に舜は勢い良く抱きついた。
「はら、……舜。貴方も迷子やなくて……？」
　安心する舜の言葉に茅花は返すとパイン菓子の試食に参加する。
　楽しい時間はあっという間。
　紀里恵と茅花から似てると言われシーサーを買う御伽と仲間達は土産を手にレジへと向かった。
　
●大切なあの人へ
「ん、あれは？」
　あの人への土産に悩んでいた悠理だったが、あるものに目が止まった。
「シーサーならぬ、シーザーのキーホルダー？」
　普通のものを買うより面白そうだ。自分やクラブへは土産を買わず、あの人へキーホルダーを買うと、花織は貝殻を扱った品々に目移りしそうになりながもあの人への土産を選んでいた。
　手に取ったのは天体写真集だ。南海の天に煌く星々。沖縄でしか見られない南十字座。
「……喜んでくれるといいなあ」
　花に、綺麗な星の雨を教えてくれたあの人はきっと喜ぶだろう。
「向こうへ送るから日持ちする物がいいよね……」
　エドヴァルドが記念に選ぶ土産は家族へ贈るものだ。
　スウェーデンへ送るから日持ちするものがいいだろう。普段のお兄ちゃんに戻り、思案を巡らせる。
　あの子達が大好きな焼き菓子と両親へお揃いのガラスのキーホルダーを手にレジへと進むと、
「何だコレ？」
　沢山頼まれた土産を選ぶ為、あれこれ見ていた連はゴーヤ茶が目に付いた。
　商品説明には『苦い』と書いてある。これは丁度良いな。
　自分と家族にシーサー、そしてあいつにはゴーヤ茶。
　ニヤリとしながらマコトと一緒に組織の連中へのサーターアンダギーも購入する中、
「もし……そこのお方」
　クリフォードはクラブへの土産を探す静架から声をかけられた。
　初対面の二人は名乗り、殿方に好まれる物が分からないと言う静架に恋人への土産かとクリフォードは尋ねると、
「いえ、恋人というわけでは……」
「おっと、これは早合点が過ぎたね！　であれば、ボクのおススメはこの真空パックのラフテーかな！　フフフ、真空パックと侮るなかれ、このラフテーはだね……」
　説明を聞きながら土産を選ぶ静架。きっと良い土産を選べるだろう。
　
　空想科学部のメンバーはそれぞれ土産を選んでいた。
「……研究所の応接間にでも飾っておけば、多少は見栄えが良くなるだろう」
　紅芋タルトと琉球ガラスを纏め買いするした焔弥だが、何故か売り子に怖がられた気がする。多分気のせいだろうと思いながら部員達を見つけると、
「やっぱり、黒砂糖やちんすこうは定番として外せないのよ。でもこっちの紫芋のタルトもなかなか」
「……多めに買っていけばいいか」
　試食用のお菓子を食べる琥珀と狗狸夢が視界に入る。クラブに寮、ご近所用に自分用にと皆で食べられるお菓子を見繕い、どっさりと多めのお菓子を積んだ。
「おぜうさま、これお土産にどうですか？」
　仲間達が土産を選ぶ中、ユニークなちんすこうを手に優奈はむすびゆびわをじっと見つめる美亜へと薦めるが、
「い、いや、見た目が気に入ったから買うのであって結婚とか縁結びとかそんな事は全然考えて無いんだからな！」
　縁結びだというそれを妹や義妹達にも買えば意味深に取られないだろうと手に取るが、大量に買った指ハブで遊ぶ琥珀からすれば挙動不審な美亜の態度はバレバレである。
「……青春しているな」
　仲間達を後ろから眺め、焔弥は微笑ましく呟いた。
　
　大切な人への土産を選ぶ想希は何がいいか迷っていた。
　迷うなら全部、とさくらえは思うがそれでは特別感も薄らいでしまう。なのでホタルガラスのアクセサリを示した。
　深い青のブレスレットを手に喜ぶ顔が思い浮かぶ。
「さくらは誰かに買わないんですか？」
　その言葉にさくらえはしばし考えたが、ぐいっと手を引き想希に塩ちんすこうを持たせて看板の前へ。
　看板に書かれたキャッチコピーを目に、想希は震えた。それは自分も頼まれていたが――
「ま、待って！？」
　目の前にはデジカメを構えたさくらえ。
「てことで、動いちゃだめだよ」
　はい、ちーず★
　
●もう時間！
　いい土産を買おうと当夜は食べる系の物や派手な物を時間一杯まで購入していた。
「みんな喜んでくれるかな……特にあのひとっ……」
　笑顔を思い浮かべ、当夜は最後に恋愛成就のお守りも購入する。
「もう少ししたら覚悟決めようかな……」
　自身を勇気付けるよう口にする当夜を横切り、ゆまは土産探しだ。
「楽しかった修学旅行も本当におしまいなんだなー……」
　淋しいけど最後まで楽しまなければ。
　同じように悩むマコトとオススメ紅芋タルトを購入し、ふらふらと眺めていたが、
「集合時間！　怒られちゃう！」
　慌てて走るゆまだが、ましろと倭はクラブの皆への土産を選ぶ中、自分達への土産に迷っていた。
「楽しかった沖縄旅行もあっと言う間だったね」
「本当に、あっという間だったなぁ」
　ましろとの溢れそうな思い出に少しだけ頬を赤くする倭はコースターとランチョンマットを二つずつ買い、一組をましろへ手渡すとましろも澄んだ蒼のタンブラーを倭へ手渡した。
「わ、もうこんな時間」
「それはやばい！　……よし、急ぐぞ、ましろ！」
　二人は手を繋ぎ、ダッシュで集合場所へと走った。
　
●日常へ
　飛行機は出発した。
　修学旅行も解散式と共に終わり、日常へと戻るが沖縄での日々は忘れられないものとなるだろう。
　土産を目に、口にする度にそれを思い出す事ができるのだから。

作者：カンナミユ	重傷：なし 死亡：なし 闇堕ち：なし
種類： 公開：2014年6月27日 難度：簡単 参加：58人 結果：成功！
得票：格好よかった 0／感動した 0／素敵だった 7／キャラが大事にされていた 8
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