はるひの誕生日~温泉に行こう

    作者:聖山葵

     座本・はるひ(高校生エクスブレイン・dn0088)の誕生日は、毎年6月2日にやって来ます。
     今年の誕生日は、月曜日で平日。
     この日、はるひは18歳になるのです。
     ただ――。

    「今年は暑いな、こうも暑いと全裸さえ選択肢に入れることを考えざるを得ない」
     君がはるひを見つけると、いきなりとんでもないことを口走っていたのだった。
    「これは失礼した。いや、部屋での過ごし方を考えていたのだがね」
     エアコン稼働させれば良いんじゃないですか、と常識的な発想はしないのだろうか。
    「まぁ、それはそれとしてだ」
     瞳で物を言った灼滅者が居たのか、直接ツッコんだ者が居たのか、話題を変えたはるひは単刀直入に言った。
    「温泉に行かないか」
     と。
    「知っているかもしれないが、そろそろ修学旅行の季節だ。となると少年は準備にてんてこ舞いだろう」
     そう言う訳で鳥井・和馬(小学生ファイアブラッド・dn0046)の姿はないが、とはいえ一人の誕生日は寂しすぎる、と言うことらしい。
    「この暑さを考えると海やプールも一つの手ではあると思うのだがね。敢えて私は温泉を選んだ」
     汗を流しさっぱりしたところで夕暮れの風に当たれば涼しく過ごせるのではないか。
    「まぁ、そんなところだ。少年の背中を流したり出来ないことに未練は感じるがね」
     はるひは子供が好きである、一応母性的な意味で。
    「私のチョイスした温泉は基本的に混浴だ」
     もちろん、何か間違いが生じたりしないように水着の着用は必須。
    「場所が山奥の秘湯なのでね、サーヴァント連れでも入浴はおそらく可能だろう」
     貸し切りにして貰えるように手を回しているとのことで、無関係な一般人が紛れ込む可能性は0なのだとか。
    「人避けのESPでも使われた日には私も影響を受けてしまうのでね」
     はるひは肩をすくめると、手にしてたメモを折りたたんで胸の谷間にしまい込み、話を続ける。
    「その上で日頃の疲れを癒してみるのも私は良いと思うのだよ」
     誕生日祝いになっているかは微妙なセンである気もするが、何よりこれは本人の希望。お祝いするつもりがあるなら、こっそりケーキや料理を用意して湯上がりにみんなで食べるのも良いのではないだろうか。
     


    ■リプレイ

    ●いざ入浴
    「待ってました!」
    「ふむ、眺めも格別だな……ん?」
     誰かの歓声を耳に湯煙越しの景色を見ていた座本・はるひ(高校生エクスブレイン・dn0088)は、自分を呼ぶ声に振り返る。
    「お誕生日おめでとーさんや」
    「ありがとう、やは」
    「「座本さんお誕生日おめでとうございます」」
     マモリの言葉へ最後まで応じる間もない。声を揃えた統弥と藍が誕生日のお祝いを兼ねた挨拶に現れ、温泉に招待した礼を言って湯船の方に去っていったかと思えば、再び別方向から声がかけられる。
    「はるひちゃんハッピーバースデー!!」
    「ありがとう、やはり良い物だな。誕生日を祝って貰えるというのは」
    「はるひさんはお誕生日おめでとうございます♪」
     エリの言葉に礼を口にしつつ言い直せば、今度ははるひの姿を認めた蒼香が微笑みかけてきて。
    「もっともっちあさん見つけてきてもいいのよ?」
    「やっほー、はるひっ」
     旧式スクール水着に身を包んだの一言に示し合わせたかの如く、桜花が片手をあげてはるひに挨拶する。
    「噂をすれば、と言うやつかもな」
    「ちまっ? あ」
     そんな桜花の側に居たちまきはエリが探し当てた事件で闇堕ちしかけていた少女。
    「温泉学部生なんだから温泉は率先していかないとね。それはともかくはるひちんお誕生日おめでとうだよ~♪」
    「うおわっ」
     だが、思わぬ再会を目撃してほんわかする余裕もなく、後ろから抱きついてきた凪にはるひはバランスを崩しかける。
    「これが、同性同士のスキンシップというモノか……」
     体勢を立て直しつつ唸るはるひの豊かな胸は、凪の両手でがっしと鷲掴みにされたあげく揉まれているのだが、嫌がるそぶりの一つもない。
    「ならば、返礼をするのがスジというものか」
     かわりに行おうとしたのは、逆襲?
    「ちょっ、待つのだ! 話せばわか――」
    「あー、行っちゃった」
    「みたいね。それにしてもはるひさんも含めてなんでここまで差があるのかしら……」
     逃げる凪を追いかけて去って行く今日の主役を見送ったのは、【餅は餅屋】の面々。追いかける際も弾んで自己主張していたモノやら仲間達のもっちあ(名詞)やらを眺めて、翠は腑に落ちない表情で嘆息する。
    「そ、それはさておき……あたし達、元モッチアはみんなはるひの予知のおかげで救われたわけで、そういう意味でも大恩人だしね。誕生日は精一杯お祝いしなきゃ♪」
    「あー、はるひの予知で桜花が救われ、その桜花が僕を救ったんだから、ほんと恩人だよね。少しでも恩返しできればいいな」
     そもそもこのイベントははるひの誕生日を祝う為の物でもある。
    「誕生日、か。去年は和馬が大変な目にあっていたな」
     一連の流れを見ていた玉兎は腕を組みつつ去年のことを思い出す。
    「まあ、修学旅行の準備ならやむを得ないか」
     誕生日を祝いに来たと言う意味では今年も去年も変わらないのだから。
    「温泉、楽しみですね~」
    「ええ。学園に来てからは、中々温泉に行く機会がなかったし……たまには、思いっきり羽を伸ばすのも良いかもしれませんね?」
     急遽作られた簡易な更衣室からは瞳とナナの声が漏れ。
    「はぅ~」
     かと思えば、既にお湯に浸かっている灼滅者も居て、温泉大好きと体中で表現するかのように入浴を堪能しつつ、悠花は空を見上げる。
     西の空は既に茜色に染まり始め、山の向こうに軟着陸しようとする太陽の姿。そこは既に絶景だった。

    ●ノンビリしたい人達の
    「この時期に熱い温泉ならたしかにさっぱりできると思うんだぜ」
     すぐ目の前にある湯船から立ち上る湯気を浴びながら、葵は一つ頷くと足をお湯の中に沈み込ませた。
    「最近暑かったですしさっぱりと汗を流すのもいいですよね、それとも和馬くんがいないと物足りなかったですか?」
    「気遣いに感謝しよう。祝ってくれる人が居るだけで私はありがたいよ」
     丁度その少し後ろを通りかかったのは、はるひと同じ【セプテントリオン】の蒼香。
    「……あ、蒼香姉ちゃん達か」
     洗い場の方に向かったので、もう声まで聞こえないが蒼香がいい笑顔でなにかはるひに何かを言った所までは見えていて、嫌な予感が葵を襲う。
    「き、気のせいなんだぜ」
     頭を振った葵は、見なかったこと聞かなかったことにした。
    「お祝いは湯上りとして、今はまず温泉を楽しもうっと」
    「桜花ってば、僕と違って肌晒すの恥ずかしがるくせに、水着は大胆なんだよね?」
     聞き覚えのある声が別のフラグをひっさげて近寄ってきていることも。
    「オススメのボディスクラブ持ってきたの」
    「これが噂のスクラブ? スッキリしていい匂いするー!」
     そもそもハプニング集積地帯というかとらぶる磁石の面々以外には、全く関係ないことな訳で、レモンミントの香りに包まれた七と慧杜は女性らしい話題に興じていたりするし、先程の悠花の様に単独で温泉を堪能している者も居る。
    「これちょっとくすぐったいわよね。けど、お湯で洗い落とせば……ほらすべすべ!」
    「わ、ホントだすべっすべ……!」
     肌に揉み込んで流したスクラブの効果に慧杜がはしゃいだ声を上げる一方で。
    「……と? うにゃああああ?!」
     足を滑らせた桜花が大きくバランスを崩す。
    「ちょっ、おわあっ!?」
    「ちょ?! 倒れるなら一人で倒れっ」
     優希他、もっちあ(形容詞)な面々も当然巻き添えである。
    「え? モッチア補正? そんな毎度毎度……」
     とは優希の弁だが、むしろそれがフラグになった気もする。
    「とりあえず姉ちゃん達、上からどいて欲しブボガボガボ」
    「いや、これ僕のせいじゃないよね……? あ」
    「ちょ、あかんて……ビキニの紐が」
     ちまきは慌てて下敷きになった葵の上から退こうとするが、胴に優希が跨るような形で絡まっていて動くに動けない。
    「納得いかないわ」
     ビニール袋に包まれたパンフレットを理不尽に抗うように握りしめながら、一人だけ無事だった翠は仲間達の救助を開始する。
    「ふむ、大変そうだな。手伝おう、悪いが少し待っていて貰えるか?」
    「あ、うん。待ってるね、はるひお姉ちゃん?」
     見かねたはるひが背中を流すと申し出た星夜に断ってから立ち上がり、救助作業に加わって数分。
    「全く、足下には気をつけなさいよね」
    「あ、あはは、し、失礼しましたー」
     ようやく助け出された桜花は周囲にペコペコ頭を下げる。
    「和馬さんがおれへんのは残念やが、お任せあれ。うちがはるひさんの玉のお肌を綺麗にしたるで!」
     と宣言した優希と共にはるひは洗い場の方へ戻って行き。
    「……はるひに恥ずかしいとこ見せちゃった」
     苦笑する誰かの水着がずり落ちかけたのは、この数秒後のこと。
    「え、うにゃぁぁぁっ?!」
     隙を生じぬ二段構えだった。

    ●人々の思い
    「良い景色ですね、空があんなに綺麗な色に」
     ナナは湯気の向こうで赤く燃える空を見て、思わず嘆息する。
    「マモリさんはどうしてるんでしょう?」
     と呟きつつ黒いビキニに包まれた豊かな胸をお湯に沈めようと格闘する瞳のことは敢えて見なかったことにした。
    「ナナさんは……」
     そう続けてから瞳もついと目をそらした辺り、気がついたのかも知れない。水面に見える胸囲の格差社会と言う現実に。
    「ネー、肩まで、一緒、つかろ! 瞳お姉ちゃん、ナナさん、背高いと、肩までつかる、タイヘン?」
    「うぐっ」
     無邪気なファムの声は「格差はあるのに身長はどちらも高い」と言う現実を突きつけて、容赦なく誰かの心を剔る。
    「僕の方がひんぬーですよ」
     たぶん口を挟んできたレオンは、気づいてフォローしようとしたのではないだろうか。中1の男子に言われて救いになるかは別だが。
    「ひんぬー、マケナイヨ?」
     あと、同性とはいえ胸を張る小2のファムに言われた場合も、また。
    「ふっ。小学生は良い物だな」
     プルプル震えてから真顔で言った変態エクスブレインの意見は除外するとして。
    「マモリお姉さん、すっごくオススメされた! だから、これ!」
     理由を聞かれて答えつつファムが示して見せたのも、ナナが着ていたのもスクール水着なのだ。だからどうしたと言われればそれまでだが、同じ水着であるからこそ違いがわかりやすい訳で。
    「狙い目ワー……」
    「っぷ?!」
     リアクションに少し困ったナナを再起動させたのは、肩まで浸かって温まるのに飽きてきたファムによるお湯鉄砲。
    「ぬふふふふ……バックアターック!」
     プラスすることの、後ろから抱きついて胸を掴みに行ったマモリ。赤のホルターネックに包まれたマモリの豊かな胸が、背中に押しつける形になってむにっと変形し。
    「――ぁぁぁぁぁ!」
     直後に、ざっぱーんと大きな水柱が立ち上ったのだった。
    「つ、慎ましくも確かな弾力が……ぐふっ」
    「さて、そんな事をする悪い子には、お仕置きですよ?」
     ファム達へ振り返るナナの顔に何とも言えない迫力があるような気がしたのは、ぷかぷか浮きつつ持ち上げた顔をがくりと湯面に沈めたマモリのせいだろうか。
    「それっ」
     お仕置きという名のお湯の掛けを切欠にお湯の掛け合いが始まり。
    「良い景色ですね。晴れて良かった」
     少し賑やかさを増した一角から離れた場所で、統弥は藍に話しかけた。
    「統弥さん?」
    「あ。ちょ、ちょっと風景に見とれてて」
     太陽のオレンジが人もお湯も一色に染める中、密着した藍の身体を意識し生じたぎこちなさを誤魔化すように言葉を探すと沈黙が生まれ、何とか誤魔化しつつも次の話題を探し、藍の水着に目を留める。
    「その水着は藍に良く似合ってます。とても可愛いよ」
     ただでさえ意識している時に出す話題としては失敗だったかも知れない。
    「ありがとうございます、けど……」
     だが、藍は統弥の胸中に気づかず、笑顔で嬉しそうに感謝すると、言葉を続けた。
    「統弥さんも素敵ですよ」
     鍛え抜かれた統弥さんのかっこよさは藍にとって世界一なのだから。
    「統弥さん、顔が赤いですよ。のぼせたんですか?」
     結果として夕日とドギマギで真っ赤になっていた統弥は湯船の外に連れ出されることになるのだが。
    「無理しちゃだめですよ。ほら涼みに行きましょう」
    「す、すみません」
     熱はないかと額に手を当てられながら立ち去る統弥は何処か幸せそうで。
    「いい気持ち、このまま寝てられたらいいなぁ」
     先程まで二人が居た辺りを、旧式スクール水着姿のエリが漂って行く。
    「あたし金髪ロングとか被ってみたいんだよねー……」
    「そう? 志塚の金髪ロング見たい!」
     かと思えば、エリの流れゆく先では慧杜と七が楽しげにおしゃべりに興じており。
    「衣幡はメイクも服も合わせるのが上手くてホント尊敬するわ……」
    「あっは! 尊敬だなんてそんな大層なもんじゃないわ」
    「ね! 今度! 買い物一緒に行ってよ! 一日ファッションショーして遊びたい!」
     肌も温泉とスクラブで美しくなったことだしさーと笑って言えば、慧杜の思いつきへ七は「喜んで!」と応じる。
    「ふふー綺麗になって町に繰り出そうか?」
     元々スクラブを分け合うとか買いに行こうと話していたこともある、二人にとってショッピングはもう確定事項だったのかも知れない。それも、灼滅者達が思い思いに温泉を楽しむ一幕で。
    「なぁ……お姉さんにも飲みもんちょーだい?」
    「飲み物、持ってきた!」
     いつの間にか復活したマモリが精一杯色っぽい仕草でレオンに飲み物をねだれば、すかさずお手伝いのファムがドリンクバーで用意した飲み物を持って行き。
    「おや、ファムちゃんありがとうございます」
    「んー、どう、いたまして?」
     狙いを外されたマモリのかわりに礼を言うレオンへ頷きを返したのだった。

    ●火照りを冷ましに
    「はるひちん、これはボクの奢りなのだ」
    「お風呂上りにはピッタリですよ、どうぞ♪」
    「ありがとう。風呂上がりはやはり喉が渇くな、ふむ」
     凪からはコーヒー牛乳を、蒼香からはミックスオレを受け取ったはるひは、バスタオル姿で二本の瓶を見比べると、とりあえず片方の蓋を開けた。
    「よく冷えた飲み物に、扇風機。山奥の秘湯だというのが少し疑わしくなるよ」
     呟くはるひの視界の中にはファムやマモリと向かい合う形の扇風機があり。
    「ワレワレワ~、ニンジャウチュウユ~エイ~」
    「チ~キュ~ウ~ジ~ン~タ~ベ~ニ~キ~タ~」
     二人の声を震わせる扇風機は誰が持ち込んだのか不明だが、きっと気にしたら負けなのだろう。
    「ご馳走様。では、そろそろ着替えさせて頂こう」
     そう断りを入れて簡易更衣室に引っ込んだ今日の主役が再登場を果たしたのは、数分後。
    「ここに居たか」
     リクエストに答える形で星夜を膝枕していたところにやって来た玉兎の手には、鈴蘭の花束と三段のホールケーキ、そして手作りのミサンガ。
    「ミサンガには編み方によって色々な願いを籠められるらしいんでな。幸せを呼び込むようなものを選んで編んでみた」
    「気遣い、感謝する」
     ミサンガを受け取ったはるひは、自身のイメージと和馬のイメージカラーを合わせてと言う説明でまじまじと新緑に本数を抑えた淡い金と蒼い天然石な組み合わせのミサンガを手の中でぎゅっと握るともう一度礼を言い。
    「ケーキは大きすぎるかと思ったがこれだけいれば片付くだろう」
    「私もそう思うよ」
     周囲を見回した玉兎の言葉を首肯する。
    「鈴蘭は贈られた人の元に幸せがやってくる、という言い伝えがあるらしい。誕生日おめでとう」
    「ありがとう」
     そこからは、誕生日を祝いに来る灼滅者のラッシュだった。
    「こんにちは、ハルヒさん。お誕生日おめでとう御座います」
    「はるひ姉ちゃん、これ俺からのプレゼントだぜ!」
     やって来た瞳がクラブの品で申し訳無いですがと付け加えたかと思えば、葵も手にしたわさび餅を差し出し。
    「わさび餅やケーキもエエけど冷えたわらび餅も堪らんで?」
     そこからは元モッチアのターンだった。
    「恩人の誕生会とあってはこの蕨田優希、一肌でも二肌でも脱がせて貰うで!」
    「はるひっ、誕生日おめでとー!」
     既に一度脱げかけていた気もする優希が宣言すれば、桜花が持ってきた桜餅を食べて食べてと勧め。
    「はるひさんはお誕生日おめでとう、私からは温泉餅を贈らせてもらうわ」
    「誕生日おめでとう。僕も祝いのちまき持ってきたちまよ」
     翠からもちまきからもプレゼントを渡されて。
    「うちははるひさんに救われた……めっちゃ感謝しとる。ホンマありがとうな♪」
    「大したことはしていない。だが、誓おう。以後も君達を全力でサポートさせて貰うと」
     感謝の言葉に頭を振ったはるひは、貰ったばかりのプレゼントを手に一つ頷く。
    「新しい年の災い避けも兼ねて、どうぞ召し上がれっ」
    「頂こう」
     オレンジの景色の中、はるひの誕生日を祝う一時はまだ始まったばかりだった。 

    作者:聖山葵 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年6月13日
    難度:簡単
    参加:20人
    結果:成功!
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