修学旅行2014~やんばる大石林山でトレッキング!

    作者:海あゆめ


     毎年6月に行われる、武蔵坂学園の修学旅行。今年は、6月24日から27日までの4日間。小学6年生、中学2年生、高校2年生の生徒達が一斉に旅立つのです。
     さらに、大学に進学したばかりの大学1年生の生徒達も、同じ学部の仲間達との親睦旅行として、同じ日程とスケジュールで旅立ちます。
     
     行き先は沖縄!
     沖縄そばを食べたり、美ら海水族館の観光やマリンスポーツ。それから沖縄の離島巡りに、沖縄の自然体験などなど、沖縄ならではの楽しみが満載です!
     学園の仲間達との修学旅行。思いっきり楽しんで、いい思い出を作りましょう!
     

     修学旅行2日目。午後からは、やんばるの森を観光します。
     やんばるの森、大石林山ではトレッキングを体験!
     見どころは、精霊が宿るとされる神秘的なガジュマルの木が出迎えてくれるガジュマルロード。目撃談もあると噂されるガジュマルの木の精霊キジムナーは、願い事を叶えてくれるのだとか。
     南国情緒あふれるソテツ群落は、約6万本という圧倒的スケール!
     石林には2憶年前の石灰岩層が隆起してできた大きな岩が立ち並んでいます。独特な形の岩が何の形に見えるか皆で話して楽しみながら、聖なる力に満ちた巨岩に大自然のエネルギーを分けてもらいましょう!
     やんばるの森の自然を存分に体感した後は、沖縄の最北端、辺戸岬へ! 天気が良ければ、向こう側に鹿児島県の与論島が見えるかもしれません。そんな絶景を背景に写真を撮ったり、眼下に広がる青い海に向かって叫んでみれば、きっと気分もすっきり晴れやかになることでしょう!
     やんばるの森、大石林山でのトレッキング体験! みんなで沖縄の大自然を満喫しちゃいましょう!
     
    「っつうわけで、山行くぞ、山!」
     沖縄のガイドブックを手に、緑山・香蕗(大学生ご当地ヒーロー・dn0044)は声を上げた。
    「沖縄っつたら海かもしんねぇけど、俺ぁ山が好きだぜ! 沖縄の山っつたら、やっぱ北海道の山とはだいぶ違うんだべか? ガジュマルとか俺見たことねぇから、すっげー楽しみなんだよなぁ」
     言いながら、香蕗は開いたガイドブックを差し出し、にっと笑ってみせる。
    「どうだ? もし興味あんなら一緒に行ってみようぜ!」


    ■リプレイ


     修学旅行二日目の午後。武蔵坂学園の生徒達は、やんばるの森を訪れていた。
    「……ん、こんなもんですかね」
     迷彩を施したカメラや偽装網、必要と思われる道具を大型野戦リュックに詰め込んで、フォルケは小さく頷き気合を入れた。
     少々やり過ぎに思えるがっちり装備だが、亜熱帯の森は未知の世界。図らずとも冒険心が疼いてしまうのだ。
     他の観光客の姿が無いのを一応確認してから、高明はライドキャリバーのガゼルを解放してやる。
    「よーし、ガゼル行ってこい!」
     小気味よいエンジン音がひとつ轟く。普段は主に対しても体当たりで突っ込んでくる辛辣な一面を持つガゼルも、今日はなかなか機嫌がよさそうだ。
    「うおぉ、血が騒ぐぜー!」
     思わず叫んだ康也も、ガゼルの後を追って森の中へと駆け出していく。
    「あまりはしゃぎすぎるなよ」
     やれやれと苦笑しつつも、ジャックは楽しげな仲間達の後姿を一枚、カメラに収めた。
     いざ、やんばるの森、大石林山に足を踏み入れる。森の中を進むと、そこはまるで別世界。おとぎ話に出てくるような、神秘的なガジュマルの木々が出迎えてくれる。
    「おー! すげー樹。枝なんだか幹なんだかわかんねーけど、すげー!!」
     見たこともないその風景に、香艶が興奮して声を上げた。
    「……迷ってない? 迷ってないよなオレたち?? ここで迷子になったら帰れないよ!」
     一方で、不安そうに辺りを見回すエルメンガルト。
    「迷いません! 神の導きがある限り迷いません! なくとも愛ある限り迷ったりしませんので!」
     そんな彼らの前に立ち、由乃は心なしか目を輝かせながら確信に満ちた足取りで森の中をさくさく進む。
    「……まあ、何とかなるべな」
     トレッキングコースも整備されている。よっぽどのことがない限り迷ったりはしないだろうと、香蕗も安心して皆に続こうとしたその時である。
     突然、背中にドーン! と衝撃が走った。
    「コーローちゃんっ!」
    「うおっと! ははっ、なんだ深愛か!」
     突撃してきた深愛を、香蕗は振り向きざまに一度高く持ち上げてから、そっと地面に降ろしてやる。えへへ、と少し悪戯っぽく笑ってみせた深愛は、後からゆっくりとついてきていた臣の横にぴたりとついて、二人を見上げて歩き出す。
    「ねぇねぇ、ガジュマルってキジムナーが住むって言われてるんだよね? 特戦隊とか超戦士とか付けるとご当地ヒーローっぽくて強そうだよね!」
     明るく言いながらも、どこかそわそわと落ち着かない深愛。どうやら、ガジュマルの木の独特な雰囲気に圧倒されているようだった。そんな彼女の様子に、臣はくすりと小さく笑う。
    「今日は旅行で来ていますが、都市伝説の1つや2つ、と」
    「い、依頼になっちゃえば怖くないもん! ……服の裾、掴んでていい?」
    「はい。それで安心できるのなら、お安い御用ですよ」
     後ろに隠れるようにしながら上着の裾を掴んでくる深愛に、臣は優しく笑顔を返した。


     なんとも不思議で神秘的なガジュマルの木の森を、奥へ奥へと進んでいく。開けた視界の先に、ひときわ大きなガジュマルの木が見えてくる。
    「うおー! すげー!!」
     元気に走っていた康也も思わず足を止める。
    「でっけ、ジャックの何人分あっかなこれ」
    「束ねても10人分では足りんだろう」
     木を見上げながら口を開いた高明の呟きに、ジャックは腕を組みながら深く頷いた。
     目の前に現れた大きなガジュマルは、今まで見てきたそれとは比べ物にならないほどの存在感を放っている。
    「草神様―! 御挨拶に参りましたー!」
     今度は間違いない。ぱっと目を輝かせた由乃が巨大なガジュマルの木へと走り寄っていく。
    「草神様、キジムナー様、日々見守って下さってありがとう御座います……!」
     姿勢を正し、二礼二拍手一礼。崇めるようにして由乃はガジュマルの木に祈った。それをちらりと横目でみやったエルメンガルトが、香艶にこっそり耳打ちする。
    「ところで、キジムナーって何? 美味しい系?」
    「いや……」
    「あっ、違った」
     香艶がトントンと指差す広げたパンフレットの中を覗いて、エルメンガルトは赤面した。ちょっとだけ、恥ずかしい勘違いだった。
     キジムナーはガジュマルの木に宿るといわれる精霊だ。願いを叶えてくれるのだと、まことしやかに噂される精霊は、この場所での目撃談が後を絶たないのだとか。
     パンフレットに視線を落としていた香艶が、ふと顔を上げて辺りを見回す。
    「まあ、確かにこんなすげぇ景色の中になら、精霊とかいてもおかしくないかも! つーか、普通に都市伝説で出てきそうだよな!」
    「普通にいっぱい出てきそうだからやめろよそういうこと言うの……けど、確かにここってそういうの居そうだよな」
     にかっと朗らかに笑いながら、なかなか物騒な事を言う香艶に、エルメンガルトも少し困ったように眉を寄せて笑ってみせた。
     幻想的なその姿が、少しだけ恐怖心を煽る。それでも視線は釘づけになってしまう。木々の隙間から射す木漏れ日。ガジュマルの木は、神々しいまでの美しさを見せてくれる。
    「いろいろ予習はしてましたが、これは……」
     ここに来る前、ガイドブックやホームページで情報を集めていた文も、圧倒されて思わず言葉を失った。
     息を飲むほどの、自然の風景。
    「これがガジュマル……不思議な姿の木だな」
     ガジュマルの木を見上げ、友衛は目を細めた。
    「なんだか落ち着くな……」
     狼の耳や尻尾が機嫌よさげに揺れている。普段は仕舞っているはずのそれに気づかぬまま、友衛は深く息を吸い込んだ。
     少し湿った森の香りが胸いっぱいに広がっていく。時折吹く風が肌を撫でる感触も心地いい。
    「科学的根拠とは別に、本当に精霊がいてもおかしくない雰囲気ですね……素敵です」
     しばらくガジュマルの木に魅入っていた文も、ようやくひとつ、息をついた。この地には、神秘の力が満ちている。そう言い伝えられるのにも十分頷ける。
    「……あ、そうだ」
     ふと思い出したように、康也はくるりと振り返って首を傾げた。
    「願い事叶えてくれるナントカいうの……」
    「キジムナー。確か、木の精だったか」
    「そう、それ! どこにいるんだー? ちょっと会ってみてえなー」
    「お、何か願い事でもあるのか?」
    「へへ、それはヒミツなんだぜー。ジャックと高兄は?」
     視線を寄越してくるジャックと高明に、康也は照れたような笑みを返して切り出す。
    「俺の願いか。さらなる高みへ、と言いたい所だがこの場では無粋だな」
     答えながら、ジャックはガジュマルの木を見上げて笑う。
    「そうだな。これからもお前達の様な友人と楽しむ時間が欲しい」
    「じゃあ俺も、何時までもこうして皆と騒げりゃ良いな……なんちって」
     そう、軽い調子で肩をすくめて言う高明も、にっと口の端を持ち上げてみせた。
     願い事を叶えてくれるという、ガジュマルの木の精霊キジムナー。
    「自分はもっと速く走りたいッス!」
     ぎゅっと目をつぶって願う黒走は、真剣そのもの。
    「もうちょっと背が伸びますように。もうちょっと背が……」
     何だか流れ星にお願いするみたく、律儀に三回お願い事を唱えるアリッサの横で、彼女の霊犬、空丸も行儀よくお座りをして、わん! と吠えた。


     願い事を叶えて欲しいと祈る者たちもいれば、その神秘の姿を見てみたいという者もちらほら。
    「キジムナーはどこだ!? 怪物マニアの俺としてはぜひとも写真に収めたい……!」
     両手にカメラをしっかりと構え、雄一は辺りを慎重に見回した。
    「ヤンバルクイナの写真、とれるといいんですが……」
     一方、フォルケは偽装網を駆使しつつ、ヤンバルクイナを求めて森の中に潜んでいた。
     そんな二人の視線が重なったその瞬間……。
    「あ! いた! 今なんか通った! なんかちっこいの!」
    「うっ、うえぇぇっ!?」
     声を上げて指差しする雄一。その方向が自分に向けられていることに気が付いて、フォルケも思わず素っ頓狂な声を上げた。
    「わ、どこですか? もし願い事が叶うならキジムナーさんと一緒に遊んで友達になりたいです♪」
     騒ぎを聞きつけてきた文も興味津々。
    「う、あぅ……」
     否定する機会を完全に失ったフォルケは、冷や汗をかきながらじりじりと後ずさりをする。何とか、皆の夢を壊さずにこの場を切り抜けねば……!
    「おーい! 出てこーい! あ、もしかしてさっき怪物って言ったから怒ってるのか? 俺としては褒め言葉なんだけどなぁ……」
     うーん、と首をかしげつつ、雄一は片手にカメラを構えたまま、もう片方の手ポケットの中を探った。
    「ほら、お供えもあるぞ。魚の目玉じゃなくて飴玉だけど……と、とにかく! 怪物って言ったのは謝る! だから一瞬でもいいから写真に映ってくれないか!?」
     どうしてもキジムナーを写真に収めたい。そんな雄一の熱意が伝わってくる。
     意を決したフォルケは、ばれない程度に偽装網の隙間から少しだけ顔を出す。
    「イ……イランカラプテ……」
    「お、おぉ……!」
    「クアニ シリコルカムイ」
     瞬間、押された雄一のカメラのシャッターから上手い具合に顔を背けつつ、フォルケは思いつく限りの精霊っぽい言葉を呟きながら、先ほどよりも早い足取りで後ずさりしつつフェードアウトする。
    「なんか、今の聞いたことあるような……気のせいだべか」
     軽く頭を掻いて、香蕗は首を傾げた。
     キジムナーが本当に出たかどうかはさておき、次は自分達の姿もしっかりと写真に収めておきたいところ。
    「エルと樹もその樹の前並べよ、写真撮ってやる」
    「写真ですか? 神と? 良いのですか! 畏れ多い!」
    「やった! 写真! ほらユノちゃん、笑って笑ってー!」
     カメラを構える香艶の前で、幸せそうに笑顔を輝かせる由乃。横に仲良く並んだエルメンガルトも、満面の笑みでVサインを作ってみせる。
     こうして皆で楽しくしていれば、森の精霊も釣られて出てくるかもしれない。
    「もしかしたら、こっそり私達の後ろで戦隊ヒーローのポーズをとっているかもしれませんね」
    「あははっ! そんなの写ってたらめっちゃ面白い!」
     冗談めかして言う臣に、深愛は声を上げて楽しそうに笑った。もう、怖がっている様子はなさそうだと、臣も安心したようにふと笑顔になる。
     美しい森の風景に、楽しそうな笑顔の仲間達。手元のカメラにパシャリと収めて、文は辺りを見回した。
    「あ、香蕗さん、写真、お願いできますか?」
    「おう、任せろ! よし、したっけその辺の奴らこっち向けー」
    「あっ、は、はいっ……あっ!?」
     文と一緒にカメラのフレームに入った友衛が、レンズに反射した自分の姿を見てはっとする。
     頭にぴょこんと生えた、狼の耳。
    「い、一体いつから……」
     気が付かないうちに出てきていたなんて、よっぽど居心地が良かったのかもしれない。血の影響なのだろうか、なんて事を考えながら、友衛は飛び出た耳と尻尾を慌てて仕舞い込み、少しだけ赤くなった顔に笑顔を浮かべた。


     ガジュマルの木の森も大きな見どころのひとつだが、さまざまな形をした大きな岩に、見渡す限りのソテツ群落も大石林山の魅力である。
     そんな圧倒的スケールの大自然を、鍛錬も兼ねて余すところなく踏破しようと、純也は辺りを軽く警戒しつつ、登山の装備を整えた。
    「準備完了……では走るか」
    「走るッスか!? 自分もお供するッス! うおぉーっ!」
     釣られて黒走も軽快に山道の地面を蹴った。
     まるで何かの修行のように走り出した純也と黒走。
    「おーい、あんま走ったら危ねぇぞー」
    「……違った。走らないのか」
     途中、香蕗に声を掛けられて、純也がピタリとその足を止めた。
    「うん? なした?」
    「其方は山に慣れている様子。一般的には知られていない立ち回りの要素、つまり通常の登山の案内等には無い注意点があれば教えては貰えないだろうか」
    「あー、そうだなぁ……」
     そう言って少し考える仕草をみせた後、香蕗は、にっと屈託のない笑みを純也に向ける。
    「うん、そうだな。俺が知ってんのは、こやって皆でわいわい楽しく山登るってことだな! そうすれば熊も近寄ってこねぇ!」
    「なるほど。学習方向を再検討しよう」
     こくりと、純也は静かに頷いた。
     沖縄の山に熊が出るか否かはさておき、登山の神髄はやっぱりみんなで楽しむこと!
    「よぉし! それじゃ、散策と行こうぜ!」
    「おう!」
     気合は充分。颯爽と歩を進める周の後に香蕗も続く。
    「ソテツは北国じゃあんまり見ないよなー。ちなみに、ここをこうしてこうやると虫篭ができたり……」
    「ああ、なんかそういうのって南国っぽいよな!」
     果てしなく広がるソテツ群落を進みながら、周は身振り手振りでソテツの活用法を説明する。聞いていた香蕗も関心深く頷いていた。
    「……んっ、これがラクダ岩か! こりゃ納得だ!」
    「はっ!? どれ、どこがラクダだよ?」
    「あぁん? 分かんないのか!? いいか、ここが顔だ!」
    「……分からん!」
    「ウソだろ!?」
     大きな岩の前では、パンフレットに紹介されていたものに見える見えないで大騒ぎ。周と香蕗はわりと年甲斐もなくはしゃいで石林を進んでいく。
     そんな中、何だか難しい顔で立ち尽くし、両手を広げるアリッサの姿が。
    「むぬぬぬぬ~」
     どうやら、魔法使いらしく大自然のパワーを吸収しているらしい。
     傍らで彼女を見上げた霊犬の空丸が、小さく鼻を鳴らして不思議そうに小首を傾げていた。


     大石林山のトレッキングコースを踏破した後は、すぐ近くの辺戸岬へと向かって移動する。
    「行くッスよ飛丸! 今こそ風になる時ッス!」
     相棒のライドキャリバー、飛丸に跨って風を切っていった黒走が、辿り着いた岬で思わず声を上げた。
    「うわあぁ! 海が透けてるッス! 海底まで見えるッス!!」
     天気も良好。向こう側には、お隣の鹿児島県、与論島がうっすらと浮かび上がっている。
    「すごいッス! 本当に見えたッス!! ああ、でも流石に東北までは見えないッスね!」
     何だかちょっぴりわけのわからない感想を口走りつつ、黒走は大はしゃぎ! 無理もない。眼下には、登山の疲れも吹き飛ぶような絶景が広がっているのだ。
    「緑山先輩! よければ一緒に撮りませんか?」
    「おう、したっけ皆で撮るべ! ほらー、並べ並べー」
     アリッサから渡されたカメラを、香蕗は三脚に立ててタイマーをセットする。
     並んだ笑顔。思い出のシーンがまた一枚。
     シャッターが降りたのとほぼ同時、くるりと踵を返したアリッサは、大きく息を吸い込んだ。
    「っ、修学旅行楽しいぞーーー!!」
     真っ青な海と空に、とびっきり輝いた声が走る。

     これからどんな楽しみが待っているのだろう。そんな期待に胸を弾ませながら。
     修学旅行は今日で二日目。まだまだ始まったばかりである。

    作者:海あゆめ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年6月25日
    難度:簡単
    参加:16人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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