武蔵坂学園の修学旅行は、毎年6月に行われます。
今年の修学旅行は、6月24日から6月27日までの4日間。
この日程で、小学6年生・中学2年生・高校2年生の生徒達が、一斉に旅立つのです。
また、大学に進学したばかりの大学1年生が、同じ学部の仲間などと親睦を深める為の親睦旅行も、同じ日程・スケジュールで行われます。
修学旅行の行き先は沖縄です。
沖縄そばを食べたり、美ら海水族館を観光したり、マリンスポーツや沖縄離島巡りなど、沖縄ならではの楽しみが満載です。
さあ、あなたも、修学旅行で楽しい思い出を作りましょう!
修学旅行の3日目、6月26日は、自由行動の予定となっています。
まだまだ沖縄本島で遊ぼうという人もいれば、船や飛行機で離島に向けて出発する人も。
石垣島までは飛行機で1時間。そこからバスで40分ほど揺られると、北西部に位置する日本百景の一つ、国の名勝にも指定されている『川平(かびら)湾』に到着します。
入口を『小島(くじま)』と呼ばれる島に塞がれたこの湾は美しい珊瑚礁になっていますが、湾の入口が狭いために潮流が速く、遊泳は禁止。
代わりに、ここでは『グラスボート』と呼ばれる底にガラス窓のついた観光船に乗って、深くまで澄みきった海を覗く事ができるのです。
様々な形の珊瑚、その上を泳ぐ色とりどりのスズメダイ。他にも、シャコ貝、クマノミ、その他たくさんの生き物が見えるでしょう。
手で触れる事こそできませんが、泳ぐのが苦手な人も、日に焼けたくない人も、安心して海の中を楽しめます!
もちろん川平湾の楽しみは、海の中だけではありません。
小島との間にもっと小さな島々が点在するパノラマを高台から一望できる川平公園。
そこから湾の出口を越えて続く砂浜。
グラスボートからも窓の外に目を遣れば、湾内を海の上から360度見渡せます。
最後は、川平湾の特産品である黒真珠を、お土産にどうですか?
大粒の真珠をたくさん使うアクセサリーには手が届かなくても、少しばかり奮発して小物を買うくらいならできるでしょう。
その日、前日遊び疲れた姶良・幽花(中学生シャドウハンター・dn0128)も眠い目をこすり、朝から石垣島へ飛ぶ予定です。
「自力で泳がなくても珊瑚礁を生で見られるらしいし、グラスボート、誰か一緒に乗りに行かない?」
行くのにちょっと手間がかかるけど、川平の光景はきっと、それに見合う価値があるもののはず。幽花は、日程が近付くと楽しみで夜も眠れなくなるんじゃないかと今から心配しているようです。
「せっかく、修学旅行に行ける学年になったんだから、思う存分楽しまないと!」
ちょっぴりインドアな海遊び、あなたも行ってみませんか?
●眼前に現れた川平湾
6月26日。修学旅行も既に日程の半分が過ぎた計算だ。
バスに揺られ、山がちの県道を進んでいる間、川平湾の姿を見ることは滅多にない。
それゆえに、バスが住宅地の一角に停車した時、ここが姶良・幽花があれほど楽しみにしていた場所であるという実感は、当の幽花自身も含め、ほとんど誰も持っていなかった……バスから降り、小道を下って浜辺に出たその時までは。
透き通るような青い海。穏やかに横たわる白い砂浜。そして、ぽっこりと海に浮かぶ緑の島々が、幻想的な光景を織り成している。
……まあ、砂浜に繋がれた船の数々がその幻想をちょっと現実に引き戻したりもするのだが、その船こそが、今回乗るグラスボートなのだ。
●いざ、グラスボートに乗って
「もう3日目か。楽しい時間は早く過ぎるな」
志賀野・友衛はまだまだ物足りない。沖縄と言えば珊瑚礁。グラスボートに乗り込むまでの、僅かな時間すら楽しみたい。
そう思いつつ見回した景色の中に、華宮・紅緋の姿もあった。
「幽花さん、お誘いありがとうございます」
「いえ! こちらこそ……!」
優雅に一礼する紅緋の隣で海を眺めるのは、彼女のクラブ『soul board divers』の仲間、空飛・空牙。
「珊瑚礁なんて初めてだ!」
そもそも海自体が何年ぶりだろうかと目を細めると、さて、楽しもうかと気合いを入れて船の中へと踏み入れる。
他の人たちも、空牙らに続いた。
「海なのに、普段着で気軽に楽しめるのは有難いな」
ポロシャツにジーンズの気楽なニコ・ベルクシュタインに対し、かりゆしウェアにハーフパンツ、サングラスでばっちり決めた御盾崎・力生は、実は下に水着まで着用済みだった。
「残念。泳げないんだってさ」
ぽんと力生の肩を叩くニコ。布都・迦月は、泳いでもいいんじゃないかな、と冗談を飛ばす。
3人は、『静かな礼拝堂』から来た仲間たちだ。
「みんなもグラスボートって初めて?」
鏃・琥珀ら、『古ノルド語研究会』の皆に問いかける山田・透流に、陸月・空は辛うじて他人にわかるくらいに頷いた。じっと船の中央の細長い長方形の穴を見つめる顔つきからは窺い知れないが、どうやら空は、その先に見えるものがどう変化してゆくものか、興味津々のようだ。
そう……その穴こそが、グラスボートの名の由来であるガラス窓。そこには既に、白い砂から生えたようなテーブル珊瑚と、周囲を泳ぐ青い小魚が映っている。
「沖縄は初めてだけど、こんな船があるんだね」
空木・亜梨は早速、その覗き窓を取り囲む座席の一角に陣取っていた。その隣には、まるで夢の中にでもいるかのような表情を浮かべる神子塚・湊詩の姿。
「昔は、こういうの、ほとんどなかったからね」
そう呟いてから覗き窓に目を戻した湊詩の耳に、ヒャッフウウウ、というはしゃいだ声が飛び込んできた。飛び跳ねるように座席に腰を下ろした九条・茨は、いそいそと覗き窓に齧りつく!
いずれも『Silver*Garden』……通称『銀庭』の仲間たちだ。彼らは、包帯と帽子で顔を隠し、無駄のない足取りで船に乗り込むガイスト・インビジビリティなど、何人かの仲間と共にやって来た。
続々と船に乗り込む人の流れの中には、道中で既に酔いかけていた染谷・鍵人の姿もあった。回らない頭で皆に従って動いていた鍵人が気付いた時には、もう遅く。
「ま、また船……!」
今更下ろしてくれなどとは言えるわけもなく、グラスボートは、絶望する鍵人を乗せたまま浜辺を発つのであった。
●海中の覗き窓
「皆さん、既にご覧いただいているかと思いますが、この川平湾には多数の珊瑚の仲間が生息し、その周囲に色とりどりの魚が集まってきます」
そんなガイドの言葉の通り、浅い海には樹状、岩状、板状など、さまざまな形の珊瑚が所狭しと並んでいた。
その様子に、あちこちで歓声が上がる。
「綺麗……! まるで、昔ペットボトルで作った水中メガネみたい」
小学校の頃を思い出し、懐かしむ透流。次の瞬間には船から身を乗り出して、波越しに見える光景と見比べている。
そんな慌ただしい様子の透流に、居木・久良は持ってきたジュースを渡してやった。
「鏃さんも陸月さんも、欲しかったら言ってね」
昨日まではしゃぎすぎていたせいか、自分も1本空けると、暑い夏は好きなんだよね、と口にしながらくつろいでいる。夏に憧れるのは、彼が北国の出身だからかもしれない。
「やっぱり、同じ海でも全然違うな。こっちの魚の方がのんびりしてる気がする」
「この青い海。沖縄に来た、って感じがするよな」
ガラス底を通じて海の中を覗く新鮮な感覚に、迦月はしみじみと感じ入っていた。沖縄の海自体が初めてという事を差し引いても、のんびりと船に揺られながら自然を満喫する体験は、何事にも代え難い。
「本当に、こうも鮮明に海中を堪能できるとは贅沢だ」
そんなニコの声を聞きながらふと目を閉じた彼の周囲を、まるで小学生のようにはしゃぐ声が取り囲んでいた。
「凄いね。ガラスがなければ落ちていきそう!」
ガラス底を取り囲む手すりにしがみつき、身を乗り出すように海底を覗き込む亜梨。その隣では、銀庭の修学旅行生の中では最年少、鬼神楽・神羅が神妙そうに海の中と仲間たちを交互に観察している。
「修学旅行とはすなわち、旅を通じて学を修める機会。拙者も、先輩方の行動に習い……習い?」
怪訝そうに眉間に皺を寄せる。というのも彼の視線の先には、亜梨や神羅がしがみつく手すりにわざと跨り、覗き窓を蹴破るフリをする茨の姿があったのだ。
「試しに、これやってみようかー」
「お、いいねー!」
満面の笑顔で同意したと見せた直後、すぱーんと鉄扇で茨を叩く水無瀬・楸。
「……なんて言うと思ったかい?」
「痛っ! 今本気じゃなかったか!?」
少々暑さにやられており、上手く手加減できなくなっているらしい楸に、亜梨が扇で風を送る。
「何やってるんですか……! 壊したら弁償ですよ、全く……」
媛神・まほろが呆れた声でたしなめるが、果たして弁償で済むものやら。その時は泳いで戻らないと、湊詩が笑うと、茨は、皆溺れるかなー、とノリノリだった。
「……。茨、鬼畜的発想。ある意味、安心光景」
そう呟くガイストの頬に、まばゆいフラッシュが映り込んだ。普段は諫め役の喚島・銘子が、どうしてくすくすと笑いながら写真を撮ってるだけなのかって?
「え? だって、旅行の時くらいお休みしたっていいじゃない」
腕を組み、つまりきっと、難しく考えずに旅を楽しめという意味に違いない、と自分の中で納得する神羅の横顔を、銘子は可笑しそうに笑ってもう一度写真を撮る。
普段通りの仲間、普段と違う面を見せる仲間。メモリーに、旅の記憶が次々と保存されてゆく……。
●熱帯の魚たち
「夜の海に潜るのもいいですけど、昼間の海の中も素敵ですね! 熱帯魚が、泳ぐ宝石みたい!」
紅緋の目を奪ったのは、青や黄色の魚たちだった。座席に座ったままでこんな光景を目にできるとはと、この上ない幸せを噛み締める。
「すげぇな……」
空牙も銀庭の面々に負けず劣らず、言葉にできない興奮を胸に、子供みたいに瞳を輝かせていた。
「大学生でも興奮するんですか?」
首を傾げる紅緋に、大学生だって子供だ、とけらけら笑う。
「このまま竜宮城まで連れて行ってもらえませんかねぇ?」
沖縄ならば、海の果てにあるニライカナイ?
あるって信じたくなります、と遠くを眺める紅緋につられて同じ方を見て、空牙も、あったらいいな、と相槌を打つのだった。
「本当に、不思議な感じだな」
写真でなら見た事のあるはずの光景に、友衛は吸い込まれそうになっていた。
「この辺りは水深20mほど。森のように見えるのも、全て軟質珊瑚の仲間です」
その説明に、あちこちでどよめく。透明度が高い海は、覗き込んだ時の深さの感覚を狂わせる……水の透明度が、高いのだ。
「ただ、満潮から干潮になる時には湾内の水が流れ出るので、濁ってしまいますね」
「なるほど興味深い。ただ素晴らしい光景を眺めるだけでなく、勉強にもなる」
神羅は説明を聞きながら、ふむふむと、しきりに頷いてばかり。
その時、友衛の視界を、ふと、橙地に白帯の魚が視界を横切った。
「あれは……クマノミか?」
そんな友衛の呟きを聞きつけて、ニコも目を皿のようにして珊瑚の間を探し始める。
「……ああ、本当だ。しかも、2匹、3匹……たくさん居る」
「おっ、あそこにいるのはウツボじゃないか? 本当に、泳げないのが残念だな」
力生は、乗り出すようにじっと海底を見つめている。他の人たちも、めいめいのやり方で覗き窓の中の光景に目を凝らし始めていた。
航行中は酔うから気をつけるよう言われていたにもかかわらず、ずっと微動だにせずに海の中を覗き込んでいた空。時折、途切れ途切れの声で、綺麗……と感想を漏らす。
「あ、魚、見えた」
自身の髪と同じ色に染まる視界で動くものを、湊詩は見逃したりはしなかった。
「魚、多量、把握。光景、綺麗」
ガイストの視線が素早く動き、視界を横切る魚を隅から隅まで追う。
両手で頬杖をついて海底を眺める幽花も、何種類の魚を見つけられるかと目を凝らしていた。
「今見た? きっとウミガメだった!」
亜梨の口調が興奮を帯びた。
「イルカとかは居るかな? ダイオウイカとかも居るかな……?」
どうやら彼は、大きなものに惹かれるようだ……イルカならまだしも、ダイオウイカは見つかりそうにないが。
●時はゆったりと過ぎてゆく
「わ、今の魚大きい……!」
間近にまでやってきた、腫れ上がったような顔のコバルトブルーの魚に、まほろは急いでスマートフォンを向けた。こんなにも近くで遭遇したというのに、実際に手を触れられないのがもどかしい!
「あ、この魚美味しそ……いや、かわいいね?」
茨の感想は、冗談か、はたまた本気か。いずれにせよその発言は、どうやら銘子には理解し難いようだった。
「この色は、食欲はイマイチ、ねえ……。でも、強いて料理するならフライかしら?」
「なんで暖かいトコの魚って、こんな色鮮やかなのかねー?」
思わず楸も首を傾げる。おかげでこうして見飽きないのだけれど、改めて考えてみると不思議なものだ。
「今のはなんて魚ですか?」
ガイドに聞いたはずの久良の質問に、何故か図鑑片手の琥珀が自信ありげに答えた。
「あのすごい形の顔のはゲンナーイラブチャー。和名だとナンヨウブダイなのよ」
青い皮を少し残して皮霜造りの刺身にしたり、アラ汁やバター焼きにするらしい。
「じゃあ、あの赤地に細かい斑点の魚は?」
「アカジンミーバイ。スジアラと言う高級魚で、食べ方はいろいろあるのよ。とってもおいしいらしいのよ」
「え……? 鏃さん。そんな毒々しいの食べるの?」
透流が、驚いて振り向いた。可笑しそうに付け足すガイド。
「近くに地魚料理の店がありますよ。刺身盛り合わせを頼むと、皆さん、揃って色に驚かれますね」
それを聞いていて、ほら言った、とばかりの茨に、まほろがほわりと微笑んだ。
「ふふ。今夜のお食事はお魚料理かしら?」
「銀庭面子、空腹確認。グラスボート後、食事スケジュール、追加」
何だかんだで世話を焼くガイスト。こんな、仲間たちの他愛もない光景が、湊詩にはこの上なく愛おしい。
……と、そんな時だった。
「いかん……酔った、らしい」
顔色の悪い迦月を、力生とニコが慌てて励ました。
「布都くん、外だ、外を見るんだ。ほーら、水平線に白い雲!」
「大丈夫か? 周りの景色も悪くないぞ、しっかりな」
一方で、乗船時にあれほどぐったりしていた鍵人の方は。
「わ……す、ごい……!」
覗き窓の上に身を乗り出して、少しでも魚に近付こうと手を伸ばす。
酔いなんて完全に吹き飛んで、鍵人は好奇心が疼くのを抑え切れずに、矢継ぎ早に質問を繰り出すのだった。
●旅の思い出
「最後に、ここが湾内のベストスポットです」
そう聞かされ、眼下に漂う魚の群れを撮影する茨を少し観察してから、ふと神羅が声をかけた。
「最後ならば、記念写真でもいかがであろうか?」
「ああ、いいねえ」
「俺もご一緒させて貰っていいですかねー?」
覗き窓の左右にわいわいと集まってくる、銀庭の仲間たち。背の高いガイストが包帯姿で後列に立つと、心霊写真に見えてしまうのもご愛嬌。
「すみませんが、どなたかシャッターをお願いできませんか?」
楸の頼みに、応じる声があった。
「良かったら、俺たちが撮ろうか? 代わりに俺たちも撮ってくれると有難い」
そう答えてから、同行者たちを見回す力生。
「……というわけで、みんなで記念写真を撮ろうか」
「あ、え? 記念撮影? よし、頑張る……顔色が悪くなっていなければいいが」
思わず戸惑う迦月の背を、ニコが軽く叩いてやる。
「頑張れ布都。良い思い出になるし、皆への土産話にできるしな」
互いの写真を撮り終えて、固く握手を交わす両者。
こんな交流も、やはり旅には欠かせぬ出来事に違いなかった。
●再び、浜辺
「お土産は……黒真珠か。あまり高すぎないペンダントのような物があれば嬉しいな」
大人っぽくなった自分を想像しながらグラスボートから降りてくる友衛に引き続き、紅緋と空牙も降りてきた。
「さあ、お土産は何にしましょうか?」
「小さめのだったらおごるぜ?」
紅緋が欲しいというペアの指輪は、果たして誰に渡すものだろう?
満足そうに降りてくる人の流れから、少し離れた波打ち際で。
麦わら帽子を手に渚を駆ける多和々・日和の姿を、柏葉・宗佑が呼び止めた。
振り返る日和。その視界に映る宗佑の顔は、今までにないほどに大きくて。
ひとつになった、ふたりの影。
けれどそれは、すぐに少しの距離を取って見つめあう。
「あの、えっと……」
その先が、宗佑の中から出てこない。一方の日和も、思わぬ感触の余韻が残り続け、麦わら帽子を深く被って俯くばかり。
「……さっきの海みたいにきれいなものをきれいだって思えるようになったのは、日和さんのおかげで!」
普段は恥ずかしくて、手を繋ぐことしかできないけど。
だけど今は、どうにか勇気を振り絞る。
「ちゃんと……好きだよ!」
「はい……ぞ、存じております……」
口の中に篭もった小声の返事は、果たして彼に聞こえたかどうか。ちらりと帽子の下から窺えば……。
……恐らく日和の顔も、宗佑と同じ色に染まっていたのだろう。
くすりと笑う日和。
「……あのね、わたしも、宗佑君のお蔭が沢山あるんですよ。ありがとう、……だいすき」
もう照れなんて吹き飛んだ日和に比べ、宗佑は格好がつくようになるまで、もう少しの時間が必要そうだ。
バイト代溜めてあるから、黒真珠、見に行こうよ、と話を逸らす彼の手を取って、日和もまた皆を追い、砂浜に足跡を残してゆくのだった。
作者:るう |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年6月26日
難度:簡単
参加:21人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 5
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