●それは立地的に笑えない
石狩市の小さな農場。露地物のいちご狩りは今が最盛期。真っ赤に色づいたいちごに訪れたお客さんたちも大喜び――だったのだが。
「素晴らしい!」
雄叫びをあげたのは見るからに不審者だった。彼の付近に他のお客さんが誰もいないぐらいの勢い。純白のコックコートをまとった彼は、首から上がどう見てもビンだもの。
「お客さん?」
農場の男性が声をかけると、ビンはえらい勢いで振り返った。
「ヴァレーニエとなるにふさわしい!」
「あ、ありがとうございます?」
なんだか分からないけど男性は愛想笑いで返してみた。
「ここ石狩市のいちごを全てヴァレーニエにすることでロシア化を進め、ロシアンタイガー様にお捧げする栄誉に預かれるぞ!」
「ロシア化?! いや困りますよ!」
「遠慮と拒否は許さん!」
ビンが傾いてぱかりと蓋が開くと、赤いものが撃ち出される。
いきなりの砲撃に、男性は頭部を真紅に染めて吹き飛んだ。
●まだ北海道は日本ですし
というわけです、といちごをホーローの鍋で煮ながら、西園寺・アベル(高校生エクスブレイン・dn0191)が困った顔になった。
「黒蜜あんずさんの調査でわかったのですが、ロシアンタイガーが日露姉妹都市を転々と移動していたようでして。もっとも、現在の位置は不明です」
彼が立ち寄った都市では、ロシア化怪人によるご当地パワーのロシア化が見られている。このままロシアンパワーの蓄積を許せば、ロシアンタイガーの復権を許すかもしれない。
「それで俺が予想したいちご怪人が、ロシア化しちまったってことか」
鷹司・詠(高校生殺人鬼・d20787)が思わず唸る。普通にいちご怪人なら美味し……もとい扱いやすかったものを。あっつあつの鍋を水を張った一回り大きなボウルにおさめて冷やしながら、アベルは真顔で続けた。
「はい。放っておけば市内のいちごがなくなるまで狩りまくります。石狩市のロシア化を防ぐためにも、灼滅をお願いします」
「ときにその、ヴァレーニエ? なんだそれ」
「果物を砂糖で煮た、コンポートのようなものです」
鍋が冷めたことを確認し、アベルは鍋の中から形を保ったいちごを皿に取り分けた。
「紅茶のお茶うけや、ブリヌイというお菓子などに添えるのが一般的です。ジャムというほど煮崩れさせませんし、食感もしっかりめでシロップ漬けのような感じです」
冬が長いロシアで、いちご、さくらんぼや杏、こけももやベリーと、果物を長期保存するためにできた料理である。ロシアンティーで使うジャムとは違うらしい。
今回この石狩いちごヴァレーニエ怪人は、ある農家のいちご狩りの畑に現れる。
主な攻撃手段は煮上がったあっつあつのいちごをぶっ放すヴァレーニエバースト、粒よりのいちごを連射してくるヴァレーニエ連射。一応キックと投げ技も使うようだ。
出現時刻は午前10時、いちご狩りのツアーに参加すれば、いつの間にか怪人が合流するという。もちろん一般人がいるが、逃げろと言えば素直に逃げる。
問題は農家の男性で、畑が荒れると死活問題だから離れようとしない。怪人を畑から引き離せたらその方がいいだろう。
手早くクレープを焼いたアベルは、いちごのヴァレーニエを添えて人数分並べた。
「北海道の他のいちご産地に進出されると危険ですし、今のうちに止めてください。あと、どうぞ召し上がって行って下さいね」
参加者 | |
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空井・玉(野良猫・d03686) |
三國・健(真のヒーローの道目指す探求者・d04736) |
如月・花鶏(フラッパー・d13611) |
鷹司・詠(高校生殺人鬼・d20787) |
若林・ひなこ(夢見るピンキーヒロイン・d21761) |
鳥辺野・祝(架空線・d23681) |
アガサ・ヴァーミリオン(燃えるイナズマヒーロー・d27889) |
吉国・高斗(小樽の怪傑赤マフラー・d28262) |
●国境線まで試されるのは勘弁な
見事な晴天だった。いちご狩り日和である。港から東へ折れ、ビニールハウスが並んだりする見晴らしのよい平原をツアーバスは進む。
「久々にロシアン怪人と対決か……こないだ八重桜怪人の件でも来たけど、北海道って狙われ試される大地なのか?」
過日、洋梨系ロシアン怪人と戦った三國・健(真のヒーローの道目指す探求者・d04736)が首を傾げた。二度目の来道である。
「大丈夫ッス三國先輩。ご当地の平和を脅かす怪人、絶対許さないッスよ!」
年齢お構いなしで先輩コールはアガサ・ヴァーミリオン(燃えるイナズマヒーロー・d27889)。癖であるらしい。
吉国・高斗(小樽の怪傑赤マフラー・d28262)は石狩市のお隣り、小樽市のご当地ヒーローである。意気高いのも無理はない。
「早速ロシアンタイガー絡みの事件に当たるとはな。しかも愛する北海道のいちごの危機なら、なおさら見過ごせないぜ!」
「苺美味しいよね! じゃなかった、ロシア化を防がないとねっ! 場所的に色々笑えないっ!」
うっかりいちごの感想が先にきた如月・花鶏(フラッパー・d13611)である。その隣で窓の外をぼんやり眺めながら、空井・玉(野良猫・d03686)が呟いた。
「毎回やり方が極端と言うか、手段と目的が噛み合ってないと言うか。もっと穏便に勧めて回れば人気出ると思うんだけど」
とはいえ人生の4割くらいを英国で過ごした玉からすると、ブリテン化とかよりはだいぶ現実的な提案に思える。ロシア料理って美味しいの多いし。
「にしても美味そうな怪人だな」
アベルから聞いた限り、怪人は頭にヴァレーニエが詰まっているとしか思えないわけで。鷹司・詠(高校生殺人鬼・d20787)の一言には鳥辺野・祝(架空線・d23681)がぐっと拳を握って食いついた。
「ヴァレーニエは美味しそうだけど! ちょう美味しそうだけど! それを無理矢理押しつけちゃーいけないなあ!」
「本場の苺ヴァレーニエ超食べたーい! でも農家さんに迷惑かけるなら、ガッツリ灼滅ですよ☆」
若林・ひなこ(夢見るピンキーヒロイン・d21761)もピンクのツインドリルヘアを振って同意する。ひなこは札幌市のご当地ヒーロー、やはり石狩市のお隣りとして見逃すことはできない。
ご当地愛にあふれる仲間が三人も参加する今回のツアー、もとい戦い。
「播磨の旋風ドラゴンタケル、今回も一致団結の力で万事解決!」
ひときわ気合いが入る健であった。
●実は農場の男性はおじさんでしたすいません
バスが駐車場へ入りツアー客が降りると、農場のおじさんがにこやかに出迎えた。
「ツアーの皆さんですね、こちらへどうぞ!」
野菜が植えられた一角の前を通り、いちご畑へと向かう。と、ツアー客の列に、白いコックコートの男が一人増えていることに灼滅者たちは気がついた。後ろから見ても間違いなく頭部はビン。アイロンのきいたコックコートに花鶏が遠い目になる。
「……アレだよね……」
その身体から漂う甘い香りに、詠が眉を寄せた。
「美味そうな匂い振り撒きやがって、腹が減ってきた……」
時間をかけてもいいことはない。
「そこの見るからに怪しい純白のコックコートで首から上がどう見てもビンの人! あなたの企みはお見通しなんだからねっ!」
花鶏の堂々たる宣言に、ツアー客やおじさんが振り返った。そこで初めてなんだかわからない人が紛れこんでいることに気がつく。さりげなくアガサが割りこみヴォイスでツアー客に避難を呼びかけ、祝と玉がゆっくりと怪人と距離を取らせ始めた。
「皆、こっちに逃げろ! いちご狩りはまた後でな!」
いちごヴァレーニエ怪人は花鶏に背を向けたままだった。
「我が正体に気がつくとは……さては灼滅者だな」
「お目が高い! この苺ならさぞ美味しいヴァレーニエになるでしょう☆」
褒めながらもひなこが、怪人とおじさんの間に割り込むように位置を変える。
「ですが、ここで戦えば苺がダメになります! 場所を移しましょう!」
「不味いヴァレーニエなんか献上しても、首領が満足するとは思えないぞ! ココで天下取るなら極上の一品目指すべきだろ?」
ひなこに続いて健も誘導を始め、アガサも口を添えた。
「イチゴが台無しになったら、そっちも困るんじゃないッスか?」
一方で「イチゴが台無し」と聞いたおじさんが気色ばんだ。話の意味はわからないが畑に何かあっては困る。そこへ祝が声をかけた。
「ここは私たちに任せて、おじさんはいちごと待っててな!」
戸惑うおじさんが怪人の砲撃を受けないよう、高斗が射線上に陣取って続ける。
「北海道の農作物を愛する気持ちなら、俺も負けてないぜ!」
「ありがとう! 農業の将来はキミたち若いもんにかかっているんだよ!」
なんか話がずれたが納得してくれればOK。避難誘導を終えた玉が怪人に声をかけた。
「いちご作ってるおじさんが死んじゃったら、いちご作れなくなるんじゃない?」
「もっと広いところで苺の命運をかけて勝負だよ!」
「よかろう」
いちごが傷んでは元も子もない。花鶏の言葉に怪人がついに頷いた。
●頭部にクリティカルしたらスプラッタ
農場から少し離れた、お隣りの休耕地へと一行は移動した。包囲されたいちごヴァレーニエ怪人が振り返る。
「我が計画の邪魔をするなら容赦はせんぞ!」
「真っ赤に輝く苺は宝石の如し! でもそれに目が眩んで独占しようなんて、僕らヒーロー部隊が断じて許さないぞ!」
健の言葉を合図に、ひなこがカードを解放する。
「みらくるピンキー☆ めいくあっぷ!」
可愛らしいワンピースは苺を装飾として、白をベースにピンクや赤がポイント使いされている。特製いちごソースがけソフトクリームへの想いがだだもれだ!
花鶏もカードの解放と同時に、真紅の袴を翻す巫女服へと変わった。
「さあ、オシオキだよ!」
少し高くなっている丘の上には二人の影が現れた。ともに赤いマフラーをなびかせ、腕を組み仁王立ちで登場――大丈夫かぶってない、男子と女子だし!
「浅草のヒーロー、アガサ・ヴァーミリオン!」
「そして小樽の怪傑赤マフラーが相手だ!」
コックコートを翻し、びしりと怪人が切り返す。
「ヴァレーニエの前に世界は膝まづくのだ!」
しかし次の瞬間、怪人は風のように距離を詰めた玉の蹴り下ろしでよろけた。すかさず彼女のキャリバー、クオリアにぱんと轢かれる。その隙を、笑みを浮かべた詠は見逃さなかった。
「さぁ、楽しませてもらおうかな」
足元から膨れあがった影が怪人にからみつき、ビハインドの朔が霊撃を加える。炎をまとったひなこの蹴りに続いて、アガサの抉るような飛び蹴りが炸裂した。
「イナズマァァァキィィィック!」
花鶏の杖がしなって流し込まれた魔力が弾けると、健の叫びが轟いた。
「気合注入! 播磨の猛風、龍穿槍!」
捻れた軌跡を描いた穂先が突き刺さる。泳いだ身体の背後に滑りこんだ祝が腱へと傷を刻む。遅れじと続いた高斗のグラインドファイアで新たな炎に包まれると、怪人は体勢を立て直した。
「なかなかやるな!」
ビンが傾くと蓋が外れる。狙いがひなこに定まった瞬間、避けられないとみるや、咄嗟に詠が飛び込んだ。砲撃ならヴァレーニエじゃなかったか――そう思った途端、火がついていないのが不思議なほど熱いいちごが詠の口にジャストイン。
「あっつ!」
詠を羨ましそうに見た玉がクオリアの機銃をかわした怪人へ、炎の尾を引く蹴りを叩き込む。踏みとどまった怪人が玉にドロップキックを返すのには、健がなんとか割り込んだ。 体重の乗った一撃で健が吹き飛ぶのと入れ替わるように、花鶏が勢いをつけて脳天から蹴り下ろす。
「イナズマァァァビィィィム!!」
「大丈夫か、二人とも!」
アガサのビーム攻撃の隙に祝が詠と健を急いで癒す。頭を振った詠が、怨念宿る鎌を振るって朔の霊障波に合わせた。どうせなら味わいたかったが熱くて全然覚えていない。
「その煮たった頭かち割ってやる!」
積み重ねられる炎で確かに怪人は燃えていた。そこへ健が氷柱を撃ち込む。
「吹雪け! 播磨の雪嵐、龍冷弾!」
氷の命中で動きが止まった怪人の頭のビンに、ひなこの殺人注射器がぶしっと入った。毒×3注入。
「大好きな苺製品に毒を盛る! なんて酷いことをー!」
「やったのおまえだろ!」
ひなこの所業を怪人が糾弾している間に、高斗のスターゲイザーがジャストで命中。
「ヴァレーニエは水で薄めてジュースにするのが好きで。今からでも色々流し込めば飲めるように……無理か、そうか」
玉が残念そうに呟くと、斧を取り出して容赦なく竜骨斬りを仕掛け、更にクオリアが激突する。花鶏のバベルブレイカーが叩きつけられるとさすがにビンにひびが入った。
その攻撃がアガサへ向かうのを見るや、割り込んだ朔がダメージを受けると同時に詠が零距離格闘を仕掛けた。
「おっと、あんまり暴れんなよ」
アガサの連撃とひなこのドグマスパイクが怪人の足を止める。
「赤マフラーナックル!」
背後からは高斗の巨大化した拳が叩きつけられ、炎に包まれている一方、攻撃を受けるたびに身体を蝕む氷は怪人をみるみる弱らせた。
「くらえ!」
「いらないよっ! 行くぞ!播磨の向風、龍星蹴!」
なんか変色したヴァレーニエの砲撃を健がかわすと、健はひなこのいる方へと怪人を蹴り抜いた。ご当地ヒーロー四人の連携が繋がる。
「石狩ストロベリーキック!」
「くらえ、イナズマキィィィック!」
「これで終わりだ! 必殺、地獄坂キーーック!」
ひなこ、アガサ、高斗の渾身の一撃は、怪人の息の根を止めるに充分だった。
「ロ、ロシアンタイガー様ー!」
爆散。
憐れ、いちごヴァレーニエ怪人の最期であった。
その煙さえ消え去ると、待ちかねたように健のおなかがぐうっと鳴った。
「あとは思いっきり皆でいちご狩りを楽しもうぜ!」
拳を突き上げる詠の言葉に異存があろうはずもない。『この不審者は私達が責任持って外でオシオキしてくるよ!』という花鶏の念押しで、おじさんがソフトクリームをくれるかだけが気掛かりだ。
一行は農場へとって返した。
●いざいちご狩り!
農場ではおじさんやツアー客が落ちつかない様子で待っていた。見るからに未成年の一行に変質者の対応を任せたことを気にしていたらしい。
「不審者は追っ払いました☆ どうぞご安心を!」
「いちご狩り始めちゃって大丈夫ッスよ!」
全ての情報をすっとばしてひなことアガサが笑顔で宣言すると、ツアー客たちから拍手が起こった。いちご狩りツアー再開である。
路地ものはシーズンも終わりかけだ。真っ赤に色づいたいちごが初夏の風に揺れる風景に、高斗は顔がほころんだ。
「おじさんが育てたいちごはどれも美味しそうだな」
「ってコレ美味いな!」
『けんたろう』の漢字が『健太郎』なら他人と思えない健が思わず声をあげる。
果肉がやわらかく甘い宝交早生、固めだが甘みが強いけんたろう。
「どちらも美味しい!」
両方のいちごの畝の間で食べながらひなこが歓声をあげる。結構な量を食べているようだが限界はまだ先だ。
「苺狩りだとまだまだいっぱい食べれちゃう! 不思議ですねー!」
「でも食べ過ぎないようにしないと!」
せめて怪人の分まで楽しんであげようと意気込む花鶏、乙女の理性と食欲の間で悩む。その隣ではいちご大好きな祝が、感想が出る暇もなくもくもくとハント中。
「運動した後のデザートは格別だよな♪」
口いっぱいの甘い幸せを満喫していた詠だが、諦めきれないことがある。
(「やっぱ手作り苺ソースのソフトクリームは食いてぇ。ここはオレのファンにするしか……っ」)
意を決した詠は、お土産用のパックなどが置かれたテントで作業中のおじさんに接近、ひそっとラブフェロモンを発動して口を開く。
「一応あんたの畑は、オレ達が守ってあげたわけなんだけど……」
おじさんはトレイを手に振り返ったところだった。合計8つのコーンスタンドには、真っ白いバニラクリームの上に真っ赤ないちごソースがかかったソフトクリーム。とろりとしたソースは華やかな甘酸っぱい香りをふわりと広げる。
ソフトクリームの準備のためにテントへ戻っていたらしい。おじさんの目がESPで渦巻きになった瞬間が見えた気がした。
「お世話になったし、よかったら食べないかい?」
もちろん否やはない一行である。ひなこが女子としか思えない歓声をあげた。
「キャー!! 良い香り! いっただきまーすっ!」
「わあいいちごソース! 折角なので満喫するな!」
「嬉しい!」
我に返った祝と花鶏も駆け寄ると大喜びでとびつく。
「サンキュー! おじさん」
近くにいた高斗がお礼を言いがてらソフトクリームを受け取り、仲間へ配り始めた。健がてっぺんからぱくっと口にして驚きの声をあげる。
「ご当地の味覚マジイイ仕事してるぞ!」
バニラのクリームは濃厚だが、対照的ないちごソースの甘酸っぱさで口の中できゅっと締まる。宝交早生を使っているらしい。まったり味わう玉はもちろん高斗も満足そうだ。
「いちごの甘酸っぱさがよく合うぜ」
「美味しいいちごをありがとな!」
祝にいいんだよ、と返して、おじさんも嬉しそうに笑う。ひとしきり食べた祝は持ち帰り用のいちごを詰め始めた。まだお腹に余裕があるひなこも、食べる手は休めずとりあえず両種をせっせと詰める。
ところでおじさんの目はぐるぐる渦巻きのままだ。おじさんは若干頬を染めながら詠ににじり寄っていった。
「ところでキミ、またヘンな人が来ても怖いし、ウチでバイトしないかい? ウチで採れるものなら何でもご馳走するよ?」
「オレ学校が関東なんで」
おじさんを腕一本でブロックしながら詠がいちご狩りを続行するのを、仲間は生温かい視線で見守り、お土産のいちごを詰めたのだった。
こうして試される大地は灼滅者の手により守られた!
ロシアンタイガーが雌伏する今、再び日本のどこかで、ロシア化ご当地怪人による事件が起こるかもしれない。
だが灼滅者たちがいる限り、平和は守られていくはずなのである!
作者:六堂ぱるな |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年7月8日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 9
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