綺麗な果実には毒がある

    作者:泰月

    ●皮も剥かずに食べてます
     山梨県は笛吹市の、とある桃の果樹園。
    「これがジャパンの桃でやんすか。良いご当地パワーの味がするでやんす」
     桃の収穫期を迎えたそこに――桃をむさぼる影がいた。
     その頭部は、なんだかデカい上に3方向に膨らんだ奇妙な形をしていた。
     アフリカの果物やジャマイカの食文化に詳しい人が見たならば、それがアフリカ原産のアキーと言う果実の形に良く似ていると、気付いたかもしれない。
     アキー頭は誰にも邪魔されずに、木から桃をもいで種も残さずに貪り続ける。
     否、もうアキー頭とは言えない。
     アキーと同じ、オレンジがかった鮮やかな赤い色の頭部の一部が、桃を思わせるピンク色に染まっている。
    「ガイアパワーを略奪して力を蓄えるのが、アフリカン怪人のやり方でやんす。アフリカンパンサーの為、ここら一帯の桃は、このアキー笛吹桃怪人が頂くでやんす!」

    ●狙われた桃
    「お待ちしてました、皆さん。桃ジュース、如何ですか?」
     教室を訪れた灼滅者達を出迎えたのは、西園寺・アベル(高校生エクスブレイン・dn0191)の言葉と甘い桃の香りであった。
     とは言え、桃ジュースを飲む為に集まった訳ではない。
    「桃が教えてくれたのです――桃を狙うアフリカン怪人、アキー笛吹桃怪人の存在を」
     アキー。
     覚えのない単語に、桃ジュースを飲む灼滅者達の手が一瞬止まる。
    「アフリカ原産の果実です。ジャマイカでおかずに食べられているらしいですよ」
     日本でも缶詰で入手出来るようだが、あまり知られていないようだ。
    「名前でお分かりかと思いますが、アキーの怪人は、既にご当地パワーを取り込んで桃と合体しています。このまま放っておけば、桃は食い尽くされてしまうでしょう」
     合体したご当地名物を略奪したり、破壊したりするのがアフリカン怪人のやり方である。
     それを放っておく訳にはいかない。
    「怪人の能力ですが、桃が教えてくれた情報によると、敵に毒を与えて追い詰める戦い方を得意としている様です」
     アキーは熟さない内は、魚毒に使えるほどの毒を持っている。熟した後でも、部分的に毒は残っているらしい。
     そして桃も、実は種に毒が含まれているのだ。
    「体力は高いですが、回復能力はないようですね。それと、別の問題がありまして」
     怪人が次に現れる果樹園は判っているだが、そこはこの時期、桃狩りを実施している。
     丁度怪人の出現する時間にも、数人の桃狩り客が入っているようなのだ。
    「幸い、怪人は桃を食べる事を優先して、敢えてお客さんたちを襲う事はしません」
     しかし、戦闘に巻き込まないような配慮も怪人はしない。
     人数は此方の方が多いので、一般人達の安全確保はそう難しいことではないだろう。
    「桃は今が旬です。ご当地怪人の方が食べたくなるのも無理はないかもしれませんが、農家の方が手塩にかけた桃を食い尽くされるのは忍びない事です」
     そう言って灼滅者達を見回す直前、アベルは僅かに眉を顰めていた。
    「そんな事にならぬよう、桃達をよろしくお願いします」


    参加者
    御幸・大輔(雷狼蒼華・d01452)
    森本・煉夜(斜光の運び手・d02292)
    フィクト・ブラッドレイ(猟犬殺し・d02411)
    星野・優輝(戦場を駆ける喫茶店マスター・d04321)
    柊・司(灰青の月・d12782)
    日凪・真弓(戦巫女・d16325)
    佐山・紗綺(高校生デモノイドヒューマン・d16946)
    黒嬢・白雛(煉黒鳳凰クロビナ・d26809)

    ■リプレイ

    ●湯剥きをすると桃の皮は剥き易いらしい
     山梨県は笛吹市。
    「ストップ! 緊急事態です」
     桃の樹の並ぶ果樹園に、星野・優輝(戦場を駆ける喫茶店マスター・d04321)の緊迫した声が響く。
    「あれ? バイトの子? 今日はお休みって――」
    「そんな事より! すぐ近くに野生の熊が出たと連絡がありました。すぐに避難して下さい!」
     何か言いかけたのを遮って、優輝は果樹園の担当者と家族客、双方に呼びかける。
    「クマ? すっげぇ、見たいっ!」
     大人達が顔色を変える中、幼い少年が無邪気な声を上げる。
     ――そう来たか。
    「仕方ないですね」
     日凪・真弓(戦巫女・d16325)が小さく溜息を吐く。
     ESPで威圧し無気力にしてしまえば、逃げる足は遅くなるだろうが有無を言わさず避難させる事は可能だ。
     そのつもりで前に出ようとした真弓を、佐山・紗綺(高校生デモノイドヒューマン・d16946)が手で制する。
    「熊が来たら、がぶって噛まれちゃうよ~。危ないから、早く逃げてね~」
     紗綺はしゃがんで少年に目を合わせると、笑顔を浮かべてそう告げた。
     多少の想定外程度で動じるようでは、アイドルはやってられない。
    「動物園じゃないですからね。早く避難して下さい」
     柊・司(灰青の月・d12782)も、やんわりと告げながら同時に殺気も広げる。
     その気配に気圧されるように、大人達は子供の手を引いて果樹園の外へ走り去って行った。
     5人の背中が殆ど見えなくなったところで、後ろで足音がした。
    「来てくれ。怪人を見つけた」
     他に誰もいない事を確認したフィクト・ブラッドレイ(猟犬殺し・d02411)は、どこか不機嫌そうな声で短く告げると、すぐに踵を返す。
     果樹園の奥に行くと森本・煉夜(斜光の運び手・d02292)が、桃の樹の陰から更に奥の様子を伺っていた。
     気付いて無言で指す先では、鮮やかな赤と桃の合わさった、奇妙な色と形の頭が見える。
     両手に桃を持ち、皮も剥かずに食べているアメリカン怪人の姿が。
    「さっきから、ずっと皮も剥かずに食べてる」
    「僕も桃、剥くの苦手なんですよね……不器用で。うちのばっちゃんの実家が桃農家なんで桃好きなんですけど」
     どこか呆れたような煉夜の言葉に、司が頬をかきながら返す。
    「桃は俺も好きだし、このまま桃を食べ尽くされるわけにはいかないね」
     ご当地怪人を放っておけないしね、と御幸・大輔(雷狼蒼華・d01452)が戦いの音を遮断する力を使う。
     それを合図に、灼滅者達は怪人を囲むように広がりながら足を進める。
    「む? 何者でやんすか!?」
    「無辜の民を……いえ、桃ですわね。とにかく、悪は断罪ですわ! 炎装!」
     足音に気付いた怪人の誰何の声と同時に、黒嬢・白雛(煉黒鳳凰クロビナ・d26809)を炎の様な白い輝きが白雛を包み込んだ。
    「白閃鳳凰ホクオウ、此処に再炎! 正義を、執行致しますの!」
     鳳凰を模した純白の装甲を纏った白雛が指を突きつける。
    「ミッション・スタート」
     優輝は指の間に挟んだカードを高く掲げて宣言し、愛用の漆黒の軍服をその身に纏う。
     他のメンバーも次々と、それぞれの殲術道具を構える。
    「――塵も残さず殲滅する」
     フィクトの背中に蝙蝠羽の様に赤いオーラが広がるのを見て、アキー笛吹桃怪人の手から桃の種が零れ落ちた。

    ●包丁を入れるのも良いそうです
    「灼滅者! まだここの桃は5つしか食ってないのに、気付くの早すぎでやんす!」
     割と身勝手な事を言って、身構えるアキー笛吹桃怪人
    「なんともまあ、傍迷惑なご当地怪人ですね……捨て置くわけにはゆきません。日凪真弓……参ります!」
     真弓は嘆息混じりに怪人を見据え、刀の柄に手を添える。
     真弓の身体から噴き出した黒い殺気が怪人へ飛来し、樹の少ない奥へ追い立てる様に広がる。
    「例え宿敵と手を取り合う未来がこの後に来たとしても、アキー怪人、貴様だけは許さん」
     殺気に覆われた怪人に、さらにフィクトの放った殺気が覆い被さる。
     怪人が貪っていたのは、彼が特に好きな白桃だ。
     右目を走る傷跡も相俟って元々不機嫌そうに見られるフィクトだが、今日の内心の怒りは推して知るべし。
    「こうなったらお前達を倒してからゆっくりと桃を食うでやんす!」
     殺気の中から飛び出した怪人の五指の間に、ずらりと桃の種。
    「俺の仲間に手は出させないよ!」
     迷わず大輔が飛び出し、身体で桃の種を阻みながら半獣化した片腕で怪人を引き裂く。
     乱れ飛ぶ桃の種は1人で遮れる量ではなかったが、残りは位置をずらした煉夜が身体を張って遮る。
    「回復は任せてください」
     後ろから風が吹いた。
     夕暮れ色の杖を構えた司が招いた優しい風が、傷を癒し毒を消していく。
     癒し切るには足りないが、毒の被害を抑えるには絶妙のタイミング。
    「桃の種の毒か~」
     庇われ無傷で済んだ紗綺が、杭打ち機を手に飛び出す。
    「昔テレビでやってたけど古代エジプトかどこかでは死刑に使ってたってね~」
     どこかふわんとした紗綺の言葉の後で、杭打ち機からジェット噴射が上がった。
     その勢いに乗って怪人との間合いを一気に詰める。
    「甘いでやんす!」
     猛スピードの一撃を、しかし怪人は飛び退いて避けた。
    「あちゃ。当たらないか~」
     その可能性を判った上で賭けに出た一撃が外れ、紗綺は小さく舌を出す。
    「覚悟なさい!」
     そこに、白雛が間合いを詰めて、白い炎を纏わせた殲術道具を振り上げる。
    「果実の怪人だからって、その程度の攻撃は避けられるでやんす!」
     続いた一撃も、咄嗟に身を翻した怪人に避けられてしまう。
    「む……と言うか、アキーってどんな果物なんですの? 私、初めて聞きましたの!」
     より確実に当たる攻撃を選ぼうと内心で思いながら、白雛の口を突いた疑問。
    「ここに実物があるでやんす!」
    「確かに、日本では随分と珍しいらしいな。どんな味がするんだろうか」
     自信たっぷりに己の頭を指す怪人をスルーして、煉夜が呟く。
    「ジャマイカでは国民食として有名と伺っている。食べると甘味よりはクルミのように脂肪分のコクのある味わいとか」
    「ほう。良く知ってるでやんすな!」
     スルーされてもめげる所か、優輝の言葉に気を良くする怪人。
    「そんな凄い果実が桃とは到底釣り合うものじゃないと思うんだが、何でこの果樹園を選んだの?」
    「目に付いた所に来ただけでやんす!」
    「あと、アフリカンパンサーは何処?」
    「そんなの答える筈がな……それが狙いでやんすか!」
     探りを入れる優輝に答えていた怪人だが、アフリカンパンサーの所在を訊ねた所で流石に気付かれた。
    「アキーの話題も罠でやんすか!」
    「そうでもないぞ。機会があったら食べてみようかと思うし」
     背後の死角から聞こえた煉夜の声に怪人が振り向くより早く、静謐な氷樹を思わせる青褪めた槍身が、怪人の足に突き刺さる。
     怪人の足がもつれた所に、優輝が『魔術師』の銘を持つ銀の杖が突きこみ、内部で魔力が爆ぜた。

    ●桃は冷やし過ぎない方が良いらしい
    「アキーの毒を喰らうでやんす」
    「俺が守るから、お前達は攻撃に集中して」
     毒を持つ赤い光線に撃たれた大輔は、碧いオーラを癒しに変えながら鼓舞するように呼びかける。
    「そうさせて貰おう」
     仲間の負傷にも動じず、フィクトは槍の穂先に冷気を集め、牙の様に鋭い氷を怪人に放つ。
    「ええ、私の為すべきを為しましょう」
     切り結んだり出来ない攻撃ばかりの怪人にやりにくさのようなものを感じながら、真弓は長い刃を持つ日本刀を怪人の腕に振り下ろす。
    「1人で集めすぎるな。先に倒れたら元も子もない」
     すっと前に出ながら、煉夜が大輔の肩に手を置いた。その掌中にあるのは、同じくオーラを変えた癒しの力。
     判っている、と答える代わりに、大輔は小さく頷いて答えた。
     以前の彼は1人で突っ走る部分もあったが、これまでの経験が彼を変えた。
    「回復は絶やしませんから。心置きなく戦ってください!」
     そこに届いた光が癒しとなり、大輔の身体に残る毒を消していく。
     司が影に徹し回復に専念し、他の仲間もそれぞれに自身を回復する事で、灼滅者は誰も倒れず戦線を維持していた。
    「しぶとい奴らでやんす! アキーの毒の前に、無駄な努力でやんす」
    「そんな事ないですよ。無駄な努力にはなりません」
     苛立つ怪人に、司は微笑すら浮かべて返した。
     ぼんやりとしている様に見えて、司には梃子でも退かない一面もある。
     それに、ただの感情論ではない。信じるに足る根拠はある。
    「随分と余裕のある態度ですが、かなり動きが落ちて来たのではないですか?」
     真弓の声は、怪人の背後から。
     樹の陰から飛び出し、地を這うような低い姿勢で白刃を振るって怪人の足を切り裂く。
    「うん。やっと当たる気がしてきたよ~」
     にまりと笑顔を見せた紗綺の細い腕は、肘から先が巨大な蒼い刃になっていた。
    「迷惑なアフリカンご当地怪人にも死刑執行といきますか!」
     殲術道具と寄生体が作った刃を軽々と振り上げ、真っ向から振り下ろす。
    「うぐっ!?」
     避けようとした怪人の足が縺れた。紗綺の感じる、この戦いで確かな手応え。
    「こんな筈では……もっと桃を食うでやんす!」
     怪人はいきなり身を翻すと、手を伸ばして桃の実をまた1つもぎ取り、ばくんっと丸呑みにしてしまう。
     その行為が、(桃好きの)灼滅者達の怒りの火に油を注ぐ。
    「貴様ァ……ただガイアパワーとやらのためだけに桃に手を出した罪、塵にもなれずに後悔するがいい……!」
     内心の怒りを表すかのような激しい炎がフィクトの足元で上がり、それを纏った蹴りを怪人の頭に叩き込む。
    「色々な苦労や丹精こめて作った農家の人達の気持ちを踏み躙るような事を、これ以上許す訳にはいかないな」
     優輝が杖から持ち替えた剣は、主の意志に呼応する様に破邪の光を放ち始めた。
     光を纏った刃を振り下ろし、怪人に斬り付ける。
    「アキーと桃を合わせた毒に、灼滅者が耐えられる筈ないでやんす!」
     追い込まれた怪人が放つ、2つの毒をあわせた毒の風が灼滅者達を飲み込んで行く。
    「日本のご当地怪人なら広める為にと分けてくれたりもするが、アフリカン怪人は奪うばかり。文字通り旨みがないな」
     渦巻く毒の風の中から、煉夜の声。
     声と同時に飛来した鋭く冷たい氷の牙が、怪人に突き立ちその一部を凍らせる。
    「桃はお前だけのものじゃない! 自己満足のために動くお前に容赦しないよ!」
     飛び出した大輔が、回転する翡翠の杭を叩き込む。
     2人とも体力の限界は超えて、気力で立ち上がっている状態だ。
    「桃もアキーもただそれだけで良いんですの! 無暗矢鱈に混ぜるのなんて言語道断と言う奴ですわ!」
     白炎を背中に広げた白雛が、地を蹴って間合いを詰める。
     その左腕には、剣の様に燃え上がる白い炎。
    「イグニス、ブレイザァァァ!!」
     白雛の狙い澄ました全力の一撃が狙い通りに怪人を捉えた。砕けた氷が、白炎に照らされて輝く。
    「……そういや、死体が埋まってる桃の木は、美味しい実がなるんだって」
     ばっちゃんが言ってた、と呟きながら司は裁きの光を怪人に向かって放つ。
    「ほう。貴様が食った桃の分、埋まってみるか」
     フィクトの腕を包んでいた赤い蝙蝠羽のようなオーラが解けると同時に、響く回転音。
     ドリルの如く回転する杭を、地面に埋める勢いで怪人に叩き込む。
    「これにて……終幕です」
     戦艦すら斬らんとする勢いで真弓が振り下ろした白刃が、真っ直ぐに怪人を斬り裂いた――その直後。
    「せ、せめて奪った力はアフリカンパンサー様に……!」
     最後の力を振り絞るように怪人がくと、その頭の桃色の部分が忽然と消え失せた。
    「アフリカンパンサー様……後は頼むでやんす……!」
     ただのアキー頭に戻ったアキー怪人は、その言葉を最期に跡形もなく爆散し消滅した。

    ●葡萄はまだでした
     戦いが終わり、果樹園に静寂が戻ってくる。
     桃の実は幾つか食べられてしまったが、被害は最小限に抑えたと言えるだろう。
    「全員無事に終わったしさ。折角だし、桃食べたいね」
     しばしの休息の中、安堵の微笑を浮かべて、大輔がそう言い出す。
    「じゃあ、折角だからあたし達も桃狩りしていこうよ!」
    「当日でも参加出来ますの? 出来るなら、私も桃狩りに参加しますの!」
     紗綺の提案に、同じ事を考えていた白雛が頷く。
    「桃狩りも良いけど、持って帰りたいな……多分、販売もしてますよね?」
    「だと思うが。……俺も買うかな。喫茶店で桃のデザートなんて良さそうだ」
     首を傾げた司と優輝がその場から立ち上がる。
    「仲間たちと共に分け合い堪能する。これが旬の桃の正しい食べ方だ」
     そう言って立ち上がったフィクトは、桃を箱単位で大量購入する気満々である。
     桃狩りに、土産に。それぞれに桃を求めて灼滅者達は休憩を切り上げ出したところで、煉夜がそう言えば、と思い出したように口を開いた。
    「笛吹怪人……だったよな? 笛、吹いてたか?」
    「……笛吹桃怪人ではなかったですか?」
     すぐに真弓からツッコミが入り、果樹園の片隅で幾つかの笑い声が上がった。

    作者:泰月 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年7月19日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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