髑髏は笑い続ける

    作者:かなぶん

     その女は、今もその墓地で蠢いていた。
    「私は、死なない、お家へ帰らなきゃ……こんな物語、認めな……私は、死なない、お家へ帰らなきゃ……」
     墓の前にうずくまり、喪服の女がぶつぶつとうわ言を繰り返す。
     ヴェールに覆われた顔はひび割れた髑髏であった。
    「灼滅されて尚、残留思念が囚われているのですね。可哀そうに」
     墓石に縋る女に、一人の少女が慈愛の眼差しで語りかけた。
    「私は『慈愛のコルネリウス』。傷つき嘆く者を見捨てたりはしません」
    「死体を集めなきゃ、死体を集めなきゃ、死体を集めなきゃ、死体を集めて……めでたし……めでたし……めでたし……めでたし……めでたし……」
     少女の呼び掛けにも喪服の女は応えない。
     ひたすら、何も無い場所で、土くれをかき集める仕草を繰り返す。
    「それであなたが救われるならば喜んで」
     少女コルネリウスは深い慈愛に満ちた微笑を浮かべた。
    「……プレスター・ジョン。この哀れな屍王を、あなたの国に匿ってあげて……」
     
    「恨みを抱いて灼滅された屍王が、墓地で夜な夜な『死体を集めなきゃ……』と呻く。これじゃあまるで出来の悪ぃ怪談だな」
     神崎・ヤマト(中学生エクスブレイン・dn0002)は忌々しげに語った。
    「問題はこれが、慈愛のコルネリウスが関わっている事件だってことだ」
     コルネリウスが各地で灼滅されたダークネスの残留思念に力を与え、どこかに送ろうとしている。
     そして次にその対象となるのは、
    「メアリー、か」
     雛本・裕介(早熟の雛・d12706)の呟きにヤマトは頷いた。
     どうやら裕介の危惧していた事態が発生したようだ。
     以前、灼滅者達によって灼滅されたノーライフキング「墓暴きメアリー」。
     彼女の残留思念は、本人が倒された後も、その場に残り続けた。
     いまも彼女の思念はあの墓地にいる。
     本来、残留思念などに力は無いはず。
     だが高位のダークネスならば力を与える事は不可能では無いのだろう。
     力を与えられた残留思念は、すぐに事件を起こすという事は無いようだが、
    「このまま放置するわけにはいかねぇ」
    「無論、蘇るのがあの屍王ならば、元より見逃す道理もあるまい」
     君達には、慈愛のコルネリウスが残留思念に呼びかけを行う場面に乱入し、彼女の作戦の妨害を行ってもらう。
     コルネリウスは灼滅者に対して強い不信感を抱いている。
    「交渉や話し合いで事件解決、なんてのは無理だろうな」
     メアリーの残留思念も、自分を灼滅した灼滅者という存在を恨んでいる。
     コルネリウスから分け与えられた力を使い、復讐を遂げようとするだろう。
     戦闘は避けられない。
     コルネリウスは強力なシャドウだが、それ故に現実世界に出てくることは出来ない。
     事件現場に現れるコルネリウスはいわば幻のような存在だ。
     実体を持たず、戦闘力もない。
    「だが、コルネリウスの力を得たメアリーの戦闘力は、残留思念といえどダークネスに匹敵する」
     その強さは灼滅された時と同程度と想定すべきだろう。
     ノーライフキングである彼女は、身の丈以上の巨大な鎌と、エクソシストに似て非なる不気味な光を操る。
     彼女の歪んだ価値観は、自分以外の全てを悪とし、救いと称して裁きの光で貫くだろう。
    「相手は死体蒐集を好み、あまつさえその死体を玩具のように使い棄てる奴だ。油断はしないようにな」
     残酷な屍王にまで慈愛の手を差し伸べる。コルネリウスの行動は一見すれば慈悲深いようにも見えるが、メアリーの復活を見過ごせば、間違いなく以前のような事件が繰り返される。
     そうさせないためにも、
    「メアリーに今一度灼滅を、よろしく頼むぜ」


    参加者
    藤柴・裕士(藍色花びら・d00459)
    小村・帰瑠(砂咲ヘリクリサム・d01964)
    四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805)
    赤秀・空(道化・d09729)
    雛本・裕介(早熟の雛・d12706)
    水城・恭太朗(旅をする水・d13442)
    雨時雨・煌理(南京ダイヤリスト・d25041)
    狼久保・惟元(白の守人・d27459)

    ■リプレイ

    ●墓を暴く者
     立ち並ぶ墓標の中、慈愛の名を冠する少女が虚空に手を差し伸べる。
     やがて夜闇の中にぼうっと喪服の女が浮かび上がった。
     コルネリウスが微笑みを浮かべた時、
    「お取り込み中しつれーい。都合のいいお誘いはソコまでにしてくんない?」
     小村・帰瑠(砂咲ヘリクリサム・d01964)の声が墓場に響いた。
    「……墓暴きとか罰当たりやわ……」
     振り返るコルネリウスに向かい、藤柴・裕士(藍色花びら・d00459)が言う。
     四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805)の腰に提げた灯りが、夜の墓場に眩く揺れる。
     周囲には彼女の殺気の結界が張り巡らされていた。
     彼等の登場で状況を察し、コルネリウスは呟く。
    「また、貴方達なのですね」
     雨時雨・煌理(南京ダイヤリスト・d25041)は「慈愛」を名乗る少女を睨む。
    「何が慈愛だ。自愛の間違いだろう。自己満足ではないのか。そいつが生前何を行っていたのかすらわからぬとは閻魔業にも就くことが叶わぬぞ」
     残留思念を指し、告げる煌理。
     しかし慈愛の少女は耳を貸さない。
    「つまり墓あばきが墓あばかれてるって事? なるほど、目的はわからんがコルネリちゃんはプレスタージョンと共に恩を着せて手駒?にするコルネリー・ジョン帝国を作るつもりなんだな。さびしんぼなの? そうなの?」
     会話を試みる水城・恭太朗(旅をする水・d13442)だが、コルネリウスは瞳を伏せるばかり。
     その姿は、隣の残留思念に反して、薄れ、消えて行く。
    「待って。プレスター・ジョンの国から解放して欲しい子が居るんだけど」
     赤秀・空(道化・d09729)が呼び止める。
     しかしコルネリウスは完全に消えてしまった。
    「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
     遮るように「墓暴きメアリー」は狂笑を響かせ巨大な鎌を掲げる。
     灼滅者の中に見知った顔を見つけ、彼女は髑髏の双眸にどす黒い感情を滲ませた。
     雛本・裕介(早熟の雛・d12706)はその視線を受け止める。
     恨まれる事には慣れている。受けてやることも吝かではなし。
    「良くぞ舞い戻ったのうメアリー、じゃが主の命運は即座に尽きる」
    「私は死なない死なない死なない」
    「上等じゃ。抗うならば武器を取れい」
    「死体を、死体を集めなきゃ、死体を集めなきゃ、貴方達の死体を。アハハハハ」
    「肉体を一度失っても求める物は変わらない、ですか」
     メアリーの言葉に狼久保・惟元(白の守人・d27459)は湧き上がる感情を抑えた。
    「残留思念に名乗るのは正直アレなんだけど……」
     いろはは居合いの構えを取る。
    「時遡十二氏征夷東春家序列肆位四月一日伊呂波。ロードローラーになってたウツロギの相棒だから仕方なく名乗ってあげるよ」
     その名を聞いてメアリーは嬉しそうに嗤った。
    「ロードローラー……ロードローラー……アハハハハ! 忌まわしいロードローラー! 私のお人形を台無しにしたロードローラー!」
     屍王は殺意を剥き出しにして大鎌を振り上げた。
    「全員死体にしてあげる。骨が砕けて灰になるまで、貴方達は私の迷宮で幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。フフ、アハハハハハハハハハハ」

    ●因果は巡る
     その墓場に再び剣戟の音が響き渡る。
     振り下ろされた大鎌の刃を弾きながら、裕士は想う。
    「ダークネス助けて、コルネリウスは得あるんか? ……ほんまに先々で復活させて……」
     せっかく倒したダークネスをまた倒すはめになるとは。
    「まぁ、文句は言ってられへんけど。とりあえずがんばろかー」
     メアリーの姿を前に、帰瑠は僅かに視線を逸らす。
    「狂って堕ちて滅びても、死にも生にも縋るとは哀しいもんだね」
     妄執に憑かれたまま死ぬことすら許されない。
     皮肉にもそれは、メアリーが生前、多くの死者にしていた行為と同じだった。
     コルネリウスの考えなんて分からない。
    「でも、コレって救いなんかじゃなくない?」
     メアリーの頭上に影が落ちる。
     ビハインド「祠神威・鉤爪」の霊撃をかわすメアリーの眼前に、煌理と裕介のエアシューズが迫った。
     流星のような蹴りが、メアリーのヴェールを細身のナイフのように鋭く切り裂く。
     飛び蹴りから着地する煌理が呟いた。
    「全く、腹が立つ。……懺悔の時間だ」
     メアリーの髑髏が欠ける。
    「コルネリウスは余計な事をしたが良き事もした。残留思念なぞ残っておっては何事か起こるやも知れぬ。完全に滅する機会を得られたのは僥倖よな」
     裕介の表情はいたって平静。だが、メアリーは覚えている。
    「クスクス、その殺意、前と一緒……早く死体にならないかしら」
     ザン! 死神の鎌が裕介を捉えた。
     おびただしい量の血が、裕介の白いスーツを赤く濡らす。
     ふらつく裕介を空のビハインドが支えた。
     独善的なメアリーを、空は眼鏡の下で睨む。
     指先に祭霊光を集め、彼は仲間に科せられた「死」の呪詛を浄化した。
     灼滅者に対し、狂的な妄執と憎悪を向けるメアリー。
     その視界を惟元の白炎蜃気楼が遮った。
    「死者を冒涜することだけは許しません」
     死を弄ぶ墓暴きに惟元は告げる。
    「骸の人形遊びなんて、絶対にさせませんからね」
     揺らめく炎がメアリーの予知を妨げる。
     白炎を従え、屍王の懐に飛び込んだのはいろはだった。
     彼女は納刀した鞘を槍術のように突き出す。
     メアリーの腹を抉る螺旋の突き。
     逆上したメアリーが大鎌を振り上げる。
    「セイセイセーイ! クルセイド・聖戦士化!」
     その寸前、二人の間にハイテンションの恭太朗が割り込んだ。
     振り下ろされた屍王の鎌を、聖剣の一撃で防ぐ。
    「貴方、うるさいわ」
    「別に普通だし! お墓なんか怖くねーし!」
     実際テンションで誤魔化してるが、怖気づいてはいられない。

    ●死者の妄執
     エアシューズで駆ける煌理が、メアリーの周囲を高速で旋回する。
     摩擦が生み出す炎が地面を焦がし、夜闇に幾本もの軌跡を描く。
     地面に刻まれた炎は、大きく燃え上がり、メアリーを包み込んだ。
    「どうした、主の恨みはその程度かメアリー?」
     裕介の突き出す妖の槍「穿ち十字」が、屍王の胸を貫く。
     胸をおさえながら、メアリーは片手を掲げた。
     彼女の手の中で不気味な光が明滅する。
    「いいわ、裁きを与えてあげましょう」
     放たれた光条はしかし、屍王の思惑を外れ、裕介を庇った恭太朗を貫いた。
     さも平気と言わんばかりに恭太朗はポーズを決め、カウンターで聖剣を閃かせる。
     非物質化した剣が屍王の霊魂を直接斬り付けた。
    「大丈夫だ。俺は聖戦士、闇の力に屈したりはしないのさ」
     傷つく灼滅者を眺め、メアリーは嬉しそうに笑う。
    「フフ、もうすぐ死体が手に入る」
     人を慈しむ惟元にとって彼女の趣向は嫌悪感を覚えるものだった。
     だが、今は回復による支援を。
     惟元は冷静に戦況を把握し、祭霊光で恭太朗のダメージを癒す。
     決して表情には出さず、静かに闘志を燃やしながら。
     哄笑を響かせる屍王。
     彼女の死角からいろはが蹂躙靴【索敵即殺】で急襲した。
     激しく回転するローラーから炎を上げ、浴びせ蹴りを打ち下ろす。
     燃え広がる炎は、惟元の白炎によって更に勢いを増した。
     喪服を焼く炎を振り払おうともがく屍王。
    「私は死なない。貴方達の死体を手に入れて帰るのよ。私の迷宮に……」
    「可哀想にね、だケド同情はしないよ」
     帽子のつばをきゅっと下げ、帰瑠は決意の表情で狙いを定め、
    「砕けろ!」
     握り締めた拳で縛霊撃を叩き込んだ。
    「ぐっ……こんな物語認めない」
     大鎌を構えるメアリーに、どす黒い波動が纏わり付く。
     それはこれまで彼女が犯してきた「咎」の塊。
     屍王が鎌を横薙ぎに払った瞬間、それは灼滅者達を襲った。
    「回復は任せたで!」
     いろはの前に、躊躇無く裕士が割って入った。
    「俺は皆を守る盾やからな!」
     恨みを込めた斬撃が、ディフェンダーを薙ぎ払う。
     防御した武器すら叩き折る攻撃。
     足から力が抜け、倒れそうになった裕士を、帰瑠が支えた。
    「踏ん張って!」
     聖なる風が吹き抜け、彼は踏みとどまった。
     煌理が自身のクルセイドソードを起動させる。
     彼女の剣からばら撒かれた粒子が、仲間達を癒していく。
     癒しの弓を引き絞る空に、メアリーは大鎌を振りかざす。
    「この子達は私の死体になるのよ、邪魔しないで」
     だが空は避けない。
     避ける必要はない。
     指示など無くとも、彼のビハインドが大鎌を防ぐから。
     鋭い金属音と共に大鎌は弾かれ、空の手から放たれた矢が仲間を癒した。

    ●髑髏は墓場で笑い続ける
    「私の言うことを聞かないなんて皆悪い子……悪い子悪い子悪い子悪い子アハハハハハ」
     墓を薙ぎ倒し、石畳を切り裂き、大鎌をデタラメに振り回すメアリー。
    「コルネちゃん、アンタも相当憐れだね」
     屍王の動きを見極め、帰瑠は振り下ろされる凶刃を掻い潜る。
    「アンタの決めた正義と悪、断罪だ救いだとか云うワリにアンタに死神は迎えに来てくれなかったみたいだね」
    「私は死なない……悪い子は裁かなくちゃ……」
    「裁かれるんは俺らやなくてお前やろ! 今度こそ、永遠に眠ってもらうで!」
     大振りの斬撃をかわした帰瑠の背後から、裕士が異形の巨腕を打ち出す。
     咄嗟に飛び退くメアリー。
     渾身の力で放たれた拳撃は地面を盛大に抉っただけ。
     だが彼の作り出した隙を、恭太朗は見逃さない。
     バギンッ!
     上段から振り下ろした一閃が鎌の刃を切断する。
    「お前、闇の墓あばき、俺聖戦士。正義が勝つに決まってるだろぉぉ」
    「どうして、私は死体が、お人形が欲しいだけなのに……」
    「貴女がどんな思いを持っていたとしても、知ったこっちゃありません」
     惟元は縛霊手「鬼煙掌」に畏れを纏い、切り裂く。
    「眠りに就いた人を起こそうとするなんて悪趣味ですから、ね」
    「……ッ!!」
     プレッシャーに苛まれながら、メアリーは刃の折れた鎌を振り上げる。
    「来るよ!」
     帰瑠が叫び、誰かが前に出た。風になびくおさげ、空のビハインドだ。
     鎌はビハインドを捉えたが、折れた刃ではその威力も全力は出せない。
     すかさず彼女を空が癒す。
     そのタイミングは計ったかのようにスムーズだ。
     ビハインドは強気に笑い、空の背中をどつく。息が合っているのかいないのか、まるで長年連れ添った相棒のように。
    「墓荒しは、古くより禁忌とされてきているのだがな」
     呟く煌理。彼女の縛霊手を縛る鎖と錠前が次々と外れていく。
     追い詰められたメアリーが彼女を襲う。
     だが、煌理の背後から滑り出た祠神威・鉤爪の霊障波が阻む。
    「ミイラ取りがミイラになってもまだ諦めぬとは……もはや笑えぬな。その必死な顔以外は」
     群青色の鉤爪が光を放ち、メアリーを結界で縛った。
    「私は死なない。こんな物語、認めない、認めない、認めない、認めない」
    「囀るな屍王、眠った者を呼び起こしたお主が言えた事か」
     メアリーの恨み言を一蹴し、裕介は拳に力を蓄積する。
     さあ、存分に殴り合いと行こう。
     その力を閃光に変え、彼は百裂拳を叩き込んだ。
    「さてコルネリウスの『慈愛』の源、何時迄持つかのう。主の力が薄れた時こそ、その生命貰い受けようぞ」
     金切り声を上げてメアリーが貌をおさえる。
     髑髏が、崩れ始めていた。
    「死者の眠りを邪魔なんて事しないでよね」
     帽子の下に表情を隠し、メアリーを見据える帰瑠。
    「私達はアイツとは違うから、ひとつだけしか出来ないんだ。今度こそ、終わりをあげる……喰らえぇい!」
     渾身の蹴りを受けてよろめく屍王に、いろはは一足で間合いを詰めた。
     柄の握りを変え、間合いをずらし、フェイントを織り交ぜ、鞘から愛刀を引き抜く。
     メアリーの予測よりも速い抜刀。銀光が鞘走る。
     神速の居合斬りが屍王を斬り捨てた。
    「死体を、集め……アは、アハハハハハハハハ……」
     狂った笑い声を響かせ、喪服の屍王は天を仰ぐ。
     そしてメアリーの残留思念は光の粒子となって大気に溶けて消えた。

     再び墓場に静寂が戻った。
     惟元は近くの墓石に静かに手を合わせ、瞼を閉じる。
    「もう、大丈夫ですよ」
    「俺ら親切だから間違って祟るんじゃねーぞ……」
     死者達の静かな眠りを邪魔してしまったことを詫び、恭太朗と荒らされた墓を直す。
    「誰だって必ず骸は土に、命は……どこかへ帰るんだよ」
     帰瑠は残留思念の消えた空を、ずっと眺めていた。
     自業自得とは言え哀れな最期だ。
     灼滅の切っ掛けも、いろはにとって全くの無関係ではない。
    「此処はキミのお墓じゃないけどせめて彼岸花くらいは供えてあげるよ」
     死者と踊る狂宴はこれにておしまい。
     めでたし、めでたし……。

    作者:かなぶん 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年10月4日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 1/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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