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とある下町の廃ビルに、じっと息を潜める影があった。
クモである。
大きさは人間程度。
腹部には大きな口を開け、迷い込んだ獲物をむさぼり食おうと待ちかまえている。
「おーい、けんちゃーん。どこー?」
小さな男の子が、立ち入り禁止の金網を乗り越え、薄暗い階段を上ってきた。
閉じた窓の隙間から差す光が、天井をびっしりと覆うクモの巣を照らす。
ヒュン。
天井に吊るされた鎌が、振り子のように揺れた。
男の子は倒れ、その首はサッカーボールのように階段から転げ落ちた。
首を失った体は、糸にからめ取られ、するすると天井に昇っていくのだった。
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「はぐれ眷属を発見したよ!」
逢見・賢一(大学生エクスブレイン・dn0099)が説明を始めた。
廃ビルにむさぼり蜘蛛が住み着いている。放っておけば、近い将来犠牲者がでるから、そうなる前に、これをすべて灼滅してもらいたい。
廃ビルには夜の十時に行ってね。この時間なら、すべてのむさぼり蜘蛛を見つけることが出来る。窓は閉め切りだし、電気も通ってないから、明かりは持って行った方が良いよ。五階建ての雑居ビルで、エレベーターは無い。
むさぼり蜘蛛は、鋼糸と咎人の大鎌相当のサイキックを使ってくる。数は十二体。ビルのあちこちに散らばっているから、早く片づけたいなら、手分けして探した方が良いと思う。その分、戦力は分散されるから危険度は増すけど、相手はそれほど強くないから、三人以上で動けば安全だと思う。二人組や一人で動くのもアリだけど、細心の注意が必要だね。
近くに美味しいラーメン屋さんがあるから、時間があったら寄ってみるといいんじゃないかな。蜘蛛退治に時間がかかりすぎると、お店が閉じちゃってるかもしれないけど。
じゃ、よろしくね♪
参加者 | |
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幌月・藺生(葬去の白・d01473) |
水軌・織玻(水檻の翅・d02492) |
近衛・朱海(朱天蒼翼・d04234) |
古城・茨姫(東京ミッドナイト・d09417) |
鈴木・昭子(かごめ鬼・d17176) |
深海・水花(鮮血の使徒・d20595) |
湊元・ひかる(コワレモノ・d22533) |
天城・紗夕(蒼き霧の聖女・d27143) |
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夜十時。
灼滅者達は、工事用のついたてと金網を乗り越え、廃ビルの前に降り立った。
「さあ、勝負よ。負けた方が奢りだからね!」
「負けませんよ! 気合い入れて頑張りますから!」
近衛・朱海(朱天蒼翼・d04234)の言葉に、天城・紗夕(蒼き霧の聖女・d27143)が力こぶを作って微笑む。
灼滅者達は二手に分かれた。
階段を駆け上る紗夕達を横目に、朱海はシャッターに手を差し込む。
ガガガガガン、という音と共に、シャッターの両端は閉じたまま、中央部だけがアーチ状に変形。人ひとりが通れるだけの隙間ができた。ESP『怪力無双』である。
二匹の霊犬が真っ先に飛び込み、後を追うように水軌・織玻(水檻の翅・d02492)も中へ入った。胸元で光る水晶型ライトが、ガランと広がるフロアを白く照らす。
舞い上がる埃。
転がるマネキン。
倒れた商品棚。
割れたガラス。
幌月・藺生(葬去の白・d01473)のお腹が、ぐう、と鳴った。
「ラーメン! デラックス!」
素早く首を巡らし、ヘッドライトの光を天井や壁に飛ばす。
クモは居ない。
『閉店セール!』『冬物半額!』というチラシと、張り巡らされクモの糸が揺れているのみである。
古城・茨姫(東京ミッドナイト・d09417)は、ひしゃげたシャッターを背に、窓や扉をチェックした。
(「一匹でも外に逃がしたら大変なことになるなあ……」)
このビルは一等地に建っている。ふと、駅前でサラリーマンをむさぼり喰う巨大蜘蛛が頭によぎった。神経がピリピリする。東京のご当地ヒーローとして、下町の平和を乱すわけにはいかない。
給湯室の扉に向かって、白い豆柴――織玻の霊犬『豆大福』が吠えた。
「みつけた?」
茨姫が駆け寄り、慎重に扉を押し開く。
その隙間から、細長い脚が四本、飛び出した。緑と黒の縞模様。明かりに照らされた青い複眼が、扉の上にサッと隠れた。
扉をぶち破りかねない勢いで、朱海の霊犬『無銘』が給湯室に飛び込んだ。
「行くよ!」
「ラーメン! ラーメン!」
朱海と豆大福を先頭に、藺生、織玻、茨姫がなだれ込む。
見上げれば、無銘が巨大蜘蛛に喰われていた。
いや、無銘が喰っているのか?
判別がつかないまま、皆の頭の上に両者が転げ落ちる。
むさぼり蜘蛛の柔らかいボディーが、女の子たちを押しつぶした。
「なんかぶにゅぶにゅしますー!」
蜘蛛の下で涙目になる藺生。
その隣で、織玻は右腕を巨大異形化させた。
「いつまで乗ってるの!」
織玻の鬼神変右フックが炸裂。むさぼり蜘蛛をフロア中央に吹っ飛ばした。豆大福が撃ち出した六文銭が、仰向けでワキワキしている蜘蛛をくるくる回す。
そこに、朱海の閃光百裂拳が叩き込まれた。
朱海の闘気が烈光の翼となって羽ばたき、フロアが朱に染まる。
「ぐしゅぅぅぅっ!」
蜘蛛は吹っ飛び、シャッターに激突。脚をひしゃげた入り口にひっかけ、外に出ようとした。
その時。
激しく渦巻く風の刃が、蜘蛛の体を包み込み宙に浮かせた。
「行かせないよっ!」
金色の髪をなびかせながら、己に降ろしたカミの力を蜘蛛にぶつける茨姫。
藺生がマテリアルロッドを振りかぶりながらジャンプ。
「デー、ラックス!」
デー、で力を込め、ラックス! でフルスイング。
蜘蛛はコンクリートの壁に激突。床に落ちる前に爆発して死んだ。
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湊元・ひかる(コワレモノ・d22533)はディフェンダーである。
だからこそ、敵の矢面に立って仲間を庇っている。
しかし、その魂は今にも抜けそうであった。
ひかるは蜘蛛が嫌いなのだ。
嫌いだし怖い。
「ひかるちゃん、もう一息です。ご近所の平和とラーメンのため、がんばりましょう」
「まだ何もしていないのに命を奪うのは、申し訳ありませんが……」
鈴木・昭子(かごめ鬼・d17176)と深海・水花(鮮血の使徒・d20595)が、蜘蛛達を睨んで攻撃態勢に入った。
「水花ちゃん、ここの蜘蛛は既に業が深いです。ニオイで分かります」
昭子はデモノイドヒューマンだ。業――残虐な殺害をする毎に増えるそれの臭いはよく分かる。このビルに巣くう蜘蛛達は救いようのない臭気を醸し出していた。主人であるダークネスとはぐれる前に、いったい何をしていたのか……想像したくもない。
「でしたら遠慮なく……!」
水花が右手にガンナイフを具現化した、その時。
蜘蛛達が二人に向かって糸の束を射出した。
「きゃああー!」
「ナノー!」
絡め取られたのは、二人を庇ったひかるとナノナノ。
足や首を取られ、ずりりりりーっと床を滑っていく。
「今です」
「はい!」
ちりん、と鈴をならし、昭子が地を蹴った。
嫌がるナノナノをキャンティーのようになめ回す蜘蛛の頭上で、昭子の闘気がオレンジ色の花びらを散らす。
隣で美しい白髪をなびかせるのは水花。構えたガンナイフに力を込める。
昭子の拳がフッ、と揺れ、無数の残像を伴って蜘蛛の脳天に叩き込まれた。
同時に、水花のガンナイフが一閃。
退魔用に洗練された蒼銀の銃刃が闇を払い、蜘蛛の背中を裂いた。
「ぶじゅああああぁぁぁー!」
頭の潰れた蜘蛛は、ナノナノを吐き出して死んだ。
「……ぃぃぃっっっっっ!」
蜘蛛にガジガジされながら全身に鳥肌を立てているのは、蜘蛛が嫌いなディフェンダー、ひかる。
「ひかるさん、しっかり!」
両手を組んで、祈りを込める紗夕。組んだ手のひらが柔らかく光る。マントがなびき、ビキニアーマーに包まれた素肌が露わになった。その胸は貧乳である。さらに言えば、このビキニアーマーは屍王の異形の外骨格がそう見えるだけで実質全裸(強調)であり、本人的にはすごく恥ずかしいので常にマントで隠していたいのだが、とにかく今は実質全裸(強調)が露わになっていることを気にしている場合ではない。
「ヒーリング、ライッ!(ライト)」
頬を染めつつ、恥ずかし紛れに技名を宣言する紗夕。組んだ手から伸びる一条の光がひかるを暖かく包み、すべての不快感を一掃した。
ひかるの瞳に、輝きが戻った。
人差し指を蜘蛛に向け、暗き想念を指先に集める。
「ナノ!」
ナノナノのしゃぼん玉が蜘蛛を包み込んだ。
同時に、漆黒の弾丸がひかるの指先から放たれ、蜘蛛の頭を貫く。
しゃぼん玉が割れ、中の蜘蛛も壊れて消えた。
●
朱海を先頭に階段を駆け上る四人と二匹。
「三階も蜘蛛は一匹でした。合計二匹倒しました、っと」
メールを打ち終えた藺生が送信ボタンを押そうとした、その時。
着信メロディーが鳴った。
「もしもし、あ、紗夕さん、はい、はい……ええっ!」
「紗夕先輩どうしたんだろう……ケータイ壊れたのかな?」
織玻の言葉に、藺生はうんうんと頷きながら、ついでに戦果を報告。四階の蛍光シールと戦闘音を確認しつつ、一気に五階へと駆ける。
ヒュン。
風を切る音と共に、糸で吊された鎌が振り子のように揺れた。
狭い踊り場で立ち尽くす灼滅者達。
ヒュンヒュンヒュンヒュン!
その数は五つに増え、階段周辺の壁を破壊しながら、灼滅者達の頭上に降りてくる。
「紗夕さん達は二階で二匹を倒し、四階では三匹と交戦中です。私たちが二匹を倒して、敵の合計が十二匹だから、漏れがなければ、五階にいるのは五匹! なのです!」
藺生の報告を聞いて、朱海が、ふ、と笑った。
「じゃあ、こいつらを全滅させれば、私たちの勝ちね!」
朱海の脇をすり抜け、迷わず鎌に体当たりする無銘。
黒い毛並みを鎌に斬られながらも、炎のような霊力をなびかせ、道を切り開く。
「よし、行こう!」
朱海と豆大福が無銘に倣って鎌に体当たりした。二匹と一人が切り開いた道を通り、後続も階段を駆け上った。
五階は学習塾だったようで、机が雑然と置かれていた。
「きもっ!」
天井をランタンで照らした茨姫が、眉をひそめる。
天井を緑と黒の縞模様がビッシリと覆っていた。
青い複眼が十個。
細長い脚は四十本。
漏れはない。
五階には五匹のむさぼり蜘蛛が巣くっていた。
「ガンガン行こう! 早くしないと、ラーメン無くなっちゃうよっ!」
茨姫が異形巨大化させた右手を振りかぶる。
「ガンガン行くのです!」
「ガンガン行くよ!」
藺生と織玻もまた、茨姫の隣で巨大な右腕を振りかぶった。
一匹の蜘蛛が、天井から飛び降りて朱海に飛びかかる。
蜘蛛が見たのは、朱海ではなく、三つの巨大な拳。
コンクリートの破ける音と共に、トリプルアッパーカットを食らった蜘蛛が天井にめり込んだ。
その複眼に、烈日の炎が映る。
一閃。
クルセイドソードの刀身に炎をなびかせつつ、朱海が着地。
振り返れば、真っ二つになって燃え落ちる蜘蛛の姿がそこにあった。
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「敵はまだ生きています。急ぎましょう」
業の臭いはさほど減っていない。
鈴を鳴らしながら、昭子が階段を駆け上る。
「そっち、行ったよ!」
フロアの奥から織玻の声。
「あっ」
真っ先に五階に着いたひかるの髪が、ひゅんひゅんっと後ろになびいた。両肩の上を二束の糸がすり抜け、壁に粘着。今、ひかるの目の前に、糸を引きながら宙を飛ぶ蜘蛛が二匹、猛スピードで迫っていた。
「きゃああっ」
蜘蛛の体当たりをもろに食らい、ひかるは蜘蛛二匹と一緒に吹っ飛んだ。
「はわわわわっ」
頭上から振ってくるひかると蜘蛛に目を丸くする紗夕。あっという間に巻き込まれ、二人と二匹は団子になって階段から転げ落ちた。
「もう、どいて下さい!」
紗夕の胸が青く光り、冷たい炎が吹き出す。
蜘蛛達は燃え上がり、悲鳴を上げた。
片方の蜘蛛が、どん、と宙に浮いた。ひかるの蹴りが蜘蛛を跳ね上げたのだ。
「神の名の下に、断罪します」
水花の髪が、ふわりと広がった。
次の瞬間。
水花の手から強烈な光りが溢れ、青と赤の炎にまみれた蜘蛛を貫いた。
廃ビルを真っ白に照らした光りが消えると、蜘蛛の姿も消えた。
「これで終わりです」
昭子がマテリアルロッドを振りかぶる。
風を切る音。
直後、蜘蛛の頭が壁にぶつかって潰れた。
頭を失った蜘蛛の体は、口をぱくぱくさせた後、爆発して消えた。
「上は……」
ひかりは階段を駆け上った。
そして、見た。
部屋右側の締め切り窓に糸を粘着させた蜘蛛が、左から右へと水平に飛んでいく。その先には、両手を広げて立ちふさがる茨姫の姿。
「絶対逃がさない!」
窓ガラスが派手に割れ、蜘蛛と茨姫が窓から転げ落ちた。
自由落下の加速を感じながら、茨姫は、蜘蛛の肩越しに月夜を見上げていた。時間がスローに感じる。自分が落ちた窓から織玻が顔を出して、はっと息をのんだのが見えた。続けて、豆大福が顔を出し、窓から飛び降りながら六文銭を放ったのが見える。
「さんきゅー、フッ君!」
背中に六文銭を食らった蜘蛛が茨姫にのし掛かり、落下速度はさらに増した。
「この町の平和は、僕が守る!」
茨姫は蜘蛛の首をつかむとくるりと位置を替え、己に神の力を降ろす。
渦巻く風の刃が地表から立ち昇り、土埃を巻き上げながら、蜘蛛、茨姫、豆大福を飲み込んだ。
「茨姫ちゃん!」
渦に向かって叫ぶ織玻。他の皆も窓から身を乗り出し、固唾を飲んだ。
土埃が徐々に晴れていく。
そこには、豆大福を抱き、皆を見上げて笑っている茨姫の姿があった。
●
「いただきまーす♪」
満面の笑みで箸を割る織玻。暖かい湯気と共に立ち昇る味噌の香りが、織玻をたまらなく幸せな気持ちにさせる。追加された海苔とチャーシューに微笑みつつ、織玻はスープに口を付けた。
「おいしー! ね、ひかるちゃん、おいしいね!」
「あ、はい……」
ぼんやりと考え事をしていたひかるも、味噌スープを口にした。
(「ラーメン、そういえばあの人も好きだった、ような」)
そんなことを思いつつ、ひかるはラーメンを食べた。
「このメンマ、すごい。美味しいよ」
メンマともやしをましましにした朱海が、別の皿に盛られた極太メンマを摘みながら頬に手を当てた。ひかるにもメンマを勧めつつ、その素晴らしい歯ごたえに感動する。大きなどんぶりにたゆたう太麺も、シャキシャキのモヤシも、ピリリと辛い味噌スープも、厚切りのチャーシューも、すべてが完璧に調和し、美味しかった。
「味玉おいしいです」
昭子が、塩ラーメンのスープを飲みつつ、淡々と言った。
「奢って貰った味玉は、格別なのです」
「ふふふ、ラーメン奢るくらい、別に何ともないからね……!」
気丈に振る舞う朱海。でもやっぱり悔しいし、バイト代がでる前なので懐も苦しいのは事実。
「美味しいですよね、塩ラーメン。しかも、デラックスラーメンと同じ味です!」
藺生は、デラックスラーメンの写真を見ながら、塩ラーメンを食べていた。もやしやキャベツが甘くて美味しい。写真で見るデラックスラーメンは、エリザベスカラーめいて展開されるチャーシューの中央に、海の幸や山の幸が「昇天ペカサス盛りかよ!」と突っ込みたくなるくらい盛られている一品である。食べてみたかった。が、売り切れちゃったのだから仕方ない。
「夜中にこういうものを食べるのは、何だか悪いことをしているようで、少しどきどきしますね」
美味しそうに醤油ラーメンを食べつつ、水花が胸に手を当てた。
「私たち、共犯者ですね。こんな風に交流出来て、とても嬉しいです」
同じ醤油ラーメンを食べつつ、紗夕が優しく微笑んだ。
「ちょっと寒くなってきたし、ラーメンはほんとご馳走だよ」
ラーメンの暖かさを噛みしめるかのように、茨姫がしみじみと言った。
「あーっ、忘れていたのです」
藺生が口に手を当てた。
「忘れ物、ですか……?」
首を傾げるひかるに、藺生は笑顔で首をふる。
「違うのです。やろうと思っていたネタを、やり忘れていたのです。敵をおびき寄せるために……こう……モノマネしてみようかなと思っていたのですが、あまりにもお腹が空いていたせいで」
「やってみてよ、藺生くん。僕、見てみたいな」
茨姫に言われ、えへへ、とはにかみながら、箸をおいて姿勢を正す藺生。
「せーの、カマキリカッキリコレッキリ♪」
「それクモちゃいますやん!」
速攻で突っ込む茨姫。
女子たちの笑い声が店内に響く。
気がつけば、ひかるも一緒に笑っていた。
楽しそうな雰囲気だから、内気なひかるも楽しくなる。
こうして、下町の平和は、灼滅者達によって保たれたのであった。
作者:本山創助 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年9月27日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 2/感動した 1/素敵だった 5/キャラが大事にされていた 0
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