53837564

    作者:来野

     九州南部、山沿いのとある町。今にも日が落ちようという夕刻時、女子中学生が二人、細い山道へと踏み込んだ。
     舗装のひび割れた細道は、片側が崩れた斜面となっている。へばりつくようにして生えた木々も、鬱蒼とした下草も、茶色く枯れ始めていた。そして、そこかしこに不法投棄されたゴミが、野に馴染まない色をさらしていた。
    「ねえ、帰ろうよぉ」
     ぐずり始めたもう一人を、先行く少女が振り返る。
    「帰りたければ帰りなよ」
     わざと素っ気無く言い切る彼女は、逆に心許なく見える。だから、帰りがたい。
    「一人で?」
    「一人で。あ、あった、あれじゃない?」
     斜面の中ほどに、何か大きな四角いものが見えた。他のゴミとは違って、薄汚れてはいても驚くほど黒い。指差した少女が斜面を降り始めると、もう一人も慌ててついて行く。
    「なに、これ。大きいね」
     それは、古い大型の金庫だった。博物館にありそうなクラシックな造りで、両開きの扉の片側にはダイヤル式の鍵がついている。こんなものをゴミとして捨てる者がいるのか。事情を想像すると気味が悪い。
    「ええ、っと」
     先にたどり着いた少女が、ダイヤルを回し始める。チ、チ、チ。右に四回、左に三回、右に二回、左に一回。
    「鍵は?」
     後ろから訊ねられ、少女がまた振り返る。指し示す先、シリンダーには無防備にも鍵が差し込まれていた。
    「いやだ……」
     訊ねた少女は首を横に振り、開けようとする少女の腕をつかむ。だから、つかまれた少女は、思い切り扉を引き開けてやった。
     なによ、臆病者。しつこく着いて来るくせに。私は平気なんだから。そう心に言い聞かせた少女の目の前に、ぬっ、と突き出てきたもの――
    「……いっ?」
     それは、銀色の腕だった。五本の指を大きく開き、少女の手首を握り取る。
    「いやああぁっ!!」
     絶叫が山肌を叩く。
     みしり、みしり。小枝を畳んで折るような音。それを背後に、連れの少女は泣きながら駆け出した。
     もう、一人で帰るしかない。
     
    「集まってくれたか。ありがとう」
     石切・峻(高校生エクスブレイン・dn0153)が、皆の前に立つ。どこか浮かない顔だ。
    「九州南部で、都市伝説の凶行が確認された。至急、灼滅に向かって欲しい。お願いします」
     場所は、山間部の道路下の斜面。時刻は日没時。地図を開いて説明を始める。
    「相手は、不法投棄のゴミの中にまぎれている古い大型金庫だ。開ける者を食い殺す呪いの金庫と噂されている。既に犠牲者が出たようだが、これはもう済んだ話として助けられない」
     それは確かに顔色も曇る。そんな空気が漂った中、峻はマーカーを手に取った。
     ホワイトボードに書き記す数字は、八桁。53837564。ダイヤルの解錠コードだ。二桁ずつ四つに分けて読む。
    「ロックはダイヤル式で、鍵そのものはシリンダーに突き刺さっている。この数字を正しく回して扉を開くと、都市伝説が現れるはずだ」
     ちなみに、開けないと何も起きない。すると灼滅もできないので、必ず開ける必要がある。そして。
    「扉を開くと、中から腕が出てきて開けた者につかみかかるらしい。解錠担当者は、そこを覚悟してくれ」
     近付く作業が多いため、初撃から逃げるのは難しい。
    「ただし、相手は一体なので、この後の対処を的確に行えば決して勝てない相手ではない。なお、腕を伸ばした後の都市伝説は、銀色の流体金属のような姿をしている」
     水銀? という声がどこかから上がり、峻はそれに頷いた。
    「それっぽい。不定形なので、そこから腕が伸びたり、顔が浮き上がったりするようだ。気持ち悪いな」
     締め上げたり、噛み付いたり、奇声を上げたりするのだという。
    「それから、もう一つ、気をつけてもらいたいことがある」
     指を一本立てて、峻はマーカーを置いた。
    「何か嫌な予感がしてしかたがない。だから、灼滅後は速やかに帰ってきて欲しい。何がどうと言えなくて申し訳ないけれども、頼む」
     浮かない顔の理由は、これだった。口にして、静かに息を吐き出す。
    「どうか気をつけて。無事の帰りを、俺は待っています」


    参加者
    古室・智以子(中学生殺人鬼・d01029)
    謝華・星瞑(紅蓮童子・d03075)
    椎葉・花色(顧みぬ炎・d03099)
    キース・アシュクロフト(氷華繚乱・d03557)
    神楽坂・ゆずき(絵本の世界を夢見る少女・d14561)
    足利・命刻(ツギハギグラトニー・d24101)
    滝沢・クロノ(血濡れの黒狼・d27425)
    樹雨・幽(守銭奴・d27969)

    ■リプレイ

    ●ずっとあなたを待っていた
     現場を見つけるのは容易だった。
     灼滅者一行は、勾配の下を覗き込む。頭の片隅にこびりついているのは、不安な予知。ゴミの匂いが鼻についたが、秋枯れに乾いて少しはマシだ。
     西陽は地平線に半ば溶け、周囲は既に薄暗い。謝華・星瞑(紅蓮童子・d03075)が双眼鏡を目に当てると、足利・命刻(ツギハギグラトニー・d24101)がハンズフリーライトの明かりを前方へと投げかける。用心のために用いるのは殺界形成。
    「あれでしょうか」
     黒々とした四角いシルエットを指差して、星瞑はぐるりと周囲を確認する。今の内に状況をつかみ、退路の調べをつけておきたい。ゴミの山は不快だが、危険を冒すのならば大切なことだ。
     彼の肩口から斜面を覗き、神楽坂・ゆずき(絵本の世界を夢見る少女・d14561)が目を瞬いた。
    (「金庫ってわくわくするのはゆずきだけ?」)
     物語に夢を見出す瞳には、不可思議な物事はエキサイティングに映るのかもしれない。
    (「都市伝説の謎、解明できたらうれしいけど、いやな予感には気をつけないと」)
     そこは抜かりがないのだった。そうした気持ちをキャッチしたかのように、古室・智以子(中学生殺人鬼・d01029)が呟く。
    「先ずは、目の前の問題を片付けるの」
     嫌な予感、とエクスブレインは言った。
     その響きは、露骨に場違いな金庫にも似て、皆の意識を引き付ける。恐怖という感情は印象が強い。智以子にしてみれば、そこに気を取られて怪我をするようなことは、忌むべき恥なのだった。
     それに頷いたのは、樹雨・幽(守銭奴・d27969)。そうそう危険な橋を渡るタイプではないと自認している。何事もなく帰ることができれば良いが。
    「まぁまずは得体のしれない金庫を片付けるか」
     その声を皮切りに、キース・アシュクロフト(氷華繚乱・d03557)が斜面へと踏み出す。靴底で砂利が崩れ、廃物の間を転がり落ちていく。見捨てられたものたちのさらす姿は、みすぼらしくも切ない。
    (「上手く情報を持ち帰れれば良いが……全員で帰るのは厳しいのだろうか……」)
     内心の懸念は情の厚さのゆえか。それでも顔色一つ変えず、潅木の枝を掴んで確実に歩を刻む。背後に続く靴音は滝沢・クロノ(血濡れの黒狼・d27425)のもの。仲間のためであれば闇堕ちすら覚悟している彼だが、やはり表情を動かすことはない。既に出た被害は飲むとして、食い止めなければならないのは未来の悲劇だ。
     殺伐とした消費社会の裏面の中、黒光りする金庫は押し黙っている。差し込まれたままの鍵が、まるで来訪者を待ち侘びているかのようだ。
     皆の中から、椎葉・花色(顧みぬ炎・d03099)が進み出る。何が起きるのかは既にわかっていた。それを受け止めるのが、彼女の役目だ。
     さて。
    「ミミック退治と行きましょう」
     チ、チ、チ。回すダイヤルには、錆付いた様子も、埃を噛んだ様子もない。少女の手の中で、冷たく滑らかに回る。鍵の回転も素直で、ラッチの動きが指先に伝わってくるほど。他愛もない。
     ゆずきが、気遣わしく声をかける。
    「気をつけてね……」
     花色は強く朗らかな笑顔で頷き、レバーをつかむ。笑う。痛くても苦しくても歯を食いしばって笑う。
     意を決し、一気に引いた。
    「……?」
     折りたたまれた女子中学生が入っていたり、はしない。
     中身は半透明の暗がりだ。隙間の幅だけコーヒーゼリーに似た闇があり、ただ静けさだけが篭っていて、そして――
     いきなり突き出てきた腕は銀色。五本の指が大きく開き、ほっそりとした手首へと一気に食い込む。花色が叫ぶ。
    「キャアアア、変態よーっ」
     そこを貫くのは、命刻の声。
    「足利流威療術、臨床開始!」
     カード解放と同時、浴びせかけるものは紅蓮の劫火。ゴゥッという響きが立ち昇った。冷たい腕が、目の眩むほどの赤がね色を反射する。
    「ヒ、……キ、ィッッ!!」
     扉の内から絶叫が迸った。腕の形をしていたものが銀色の珠となって虚空に弾け飛び、前に引っ張られた筈の花色の体が反動で大きく後ろへと振られる。散り乱れる枯葉。その位置を固めていたキースが、瞬時にカードを解除する。
    「咲き誇れ、氷華」
     濃い霧が立ち昇った。はらむ魔力は仲間の傷を癒し、内なる力を掻き立てる。
     灼滅者たちの目の前で、どろりと退く金庫。反撃など予測の他だったのか。
    「グ、ギ……ッ、イ、ィァー」
     堅牢な黒い箱の角が失せ、見る間に溶け落ち始めると、やがてぐるんっと裏返った。内は外に、外は内に。
     彼方で、陽が落ちる。

    ●孤独なる末期
     金庫が、全身をうねらせた。銀色に輝きながら、身を揉んでいるように見えなくもない。腕は吸収され、腹の辺りに皺とも傷ともつかない何かが浮かび始めている。
     命刻が、ぽつりとこぼした。
    「その姿で動き回られるとなんかキモいわあ……」
     少女に襲い掛かるキモい変態金庫。否定できる者がいるだろうか。
    「……ゥ」
     心なしか、顔じみた皺が歪んだ。その隙を見逃さずに、幽が駆け込む。エアシューズの底で捨てられたペットボトルがひしゃげ、悲鳴を上げた。
    「金庫なら金庫らしく、おとなしく金を溜め込んでおいてくれりゃあいいもんをよ!」
     ゴッ、と燃え上がる炎の蹴り。守銭奴の言だけに、一撃も突っ込みも鋭く重い。
    「グ、ギァァッ!!」
     蹴られた箇所が燃え上がる。パッ、と銀の珠となって弾け、溶けた飴のように捩れて伸びると、また一塊に戻り始めた。
     腹に顔が浮く。今度は最初よりもはっきりと。中年男の顔かと思えば、しおれた老婆にも思え、最後には引き歪んだ少女の面差しにも見えた。
    「ァ……ゥァー……マッ、……!」
     開いた口に、のこぎりに似た歯が並んでいる。攻撃直後の者たちが危ない。小柄な影が前へと駆け出した。
    「ゆずきが守るよ、安心して!」
     都市伝説の巨大な顎が、勢い良く閉じる。まるで強力なばね仕掛け。ぐしゃ、という音が耳に痛い。少女のなよやかな脚から鮮血が飛び散った。
     その時、星瞑の髪が赤くはためく。
    「払いたまえ清めたまえってね」
     巻き起こる風が枯葉を舞い上げ、仲間の傷を癒し始める。ぐにゃりと退く都市伝説が、真っ赤に濡れた口を開いた。
    「ガ、……ニ、ガサ…ナ……!」
     すさまじい勢いで腕が伸びる。灼滅者たちを根こそぎ薙ぎ払い、返る動きで智以子の脚に絡みついた。
    「……!」
     白炎蜃気楼の守りを帯びて、クロノが縛霊手を掲げた。暮れなずむ中、そのシルエットは巨腕の形。祭壇から発する因子で、追いすがる金庫の動きを制しにかかる。荒れ狂われてはたまらない。何とか御してしまいたい。
     腕が大きく撓った。虚空へと投げ出された智以子へと、花色が天星弓の弦を絞る。鋭く風を切る矢羽の音。着地した智以子の脚から、五つの指の形の鬱血が薄れ始める。
     銀腕の一撃のせいで、灼滅者たちの動きがどこかぎこちない。回復を担う星瞑に休む暇はなく、それを知った金庫は大口を開ける。
    「キィィィ……ィィッ!!」
     曇りガラスを引っかくかのような絶叫だった。クロノの狼の耳が、ビリッと震える。喧しい以上に痛い。片手でこめかみを押さえ、キースが影を走らせた。
     これが決まらなければ、危ない。その一撃をかわそうとして、都市伝説は逆に腕をつかまれる。鞭に似た銀色が、ぴんっと張った。そこに重なるのは、ゆずきの影。金庫の足許が包み込まれ、一気に暮れる。
     智以子が走った。まとうオーラは従順の黒。花開く形は桔梗の五弁。拳が、爆ぜる。
    「ヒ……グ、ッ」
     都市伝説は、最後まで抗った。炸裂する拳に牙を剥き、小さな腕を呑み込もうとして、そして、内から叩きのめされた。衝撃が篭って重たく鈍い。開かない扉を内から叩くよう。
    「ゴ、フォッ……ァァッ!!」
     銀色の雫が噴水のように跳ね、灼滅者たちの許へと降り注ぎ、地で小さく弾んで、やがては消える。
     ゴミ屑のように、残ることもない。確かなものは痛みばかり。
     静かだ。そして、暗い。灼滅を果たしている内に、陽が落ちきっていた。皆の切れ切れの息遣いと、小さな虫の声だけが聞こえる。
     だが、まだ、終わりではない。

    ●合わせ鏡の谷間には
     顔を見合わせて確かめると、回復を行った上で、負傷のほどは残留を決意するぎりぎりだった。幽が辺りの様子に注意を払い、腕で頬を拭う。
    「ったく、残業手当でも貰わねぇと割に合わねぇなっと!」
     それぞれが当座の手当を行っている中、星瞑が斜面の上を仰いだ。
    「日没時だし、他勢力の襲撃者がこの場所を特定するなら、道路の上からだと思うんだよね」
     他に舗装路と言える道はない。上るよりは下る方が楽。先行した仲間の報から推すに、起きる事態は奇襲ではないか。だとしたら、そちらが怪しいような気がする。
     双眼鏡を目許に当てて、一つ、瞬いた。
    (「え……」)
     ゴミを詰め込んだコンビニ袋が、引き裂けながら転がり落ちてくるのが見える。投げ出されて弾む、なんだかいかがわしい古雑誌。アイスの棒。転がるカップ麺の容器と割り箸。
     まず、正面に一つの異変だった。
    (「……まず?」)
     今、この瞬間の『嫌な予感』が湧き上がる。
     ハンズフリーライトとクリエイトファイアの炎に傷跡を浮かび上がらせ、命刻が双眼鏡の動きを視線で追う。
     右の枯れ木の向こうから、ザ、ザ、という音が聞こえた。二つ目だ。
     智以子とゆずきが、録画機材をスタートさせる。暗い中、モニターへと目を近づけて睨むこととなり、そこに転がってくるつぶれた空き缶は、別方向、左上方から。
     一挙に三方向の異変。
    「HKT六六六。斜面上から三名」
     揃いのTシャツをまず星瞑が見分け、呟いた。空気が毛羽立つ。
     殺気を漲らせた気配がやってくる。しかも、彼らの退路ともなるはずの斜面上方から。殺界形成の剣呑な空気の中を、ダークネスたちはするりと駆け渡ってくる。
     風に乗り、細く少女めいた声が聞こえて来た。
    「いたよ」
    「いたいた」
    「灼滅者?」
    「大当たり!」
    「すごいね」
    「殺すよ!」
     三色の声が、合わせ鏡のように反射し合っている。あまりにも対策が良い。戦力差にものを言わせた包囲の構え。
     確かに好戦的ではある。が、固まっているところを囲まれての戦いでは、灼滅者たちに勝ち目はない。
     まず、明晰な判断を下したのは幽だった。地を蹴って、一気に駆け出す。残ったのだって一人で帰るのが危ないからだった。だから。
     撤退だ。

    ●暗き狭間の向こうへと
     キースが口を開き、そしてすぐに閉じた。
    「……」
     殺すと断じてからこっち、相手の声がない。位置を曖昧にするためだろうか。この暗がりの中、何を手にしたのかは詳らかではないが、武装の反射が見える。
     問答無用。見敵必殺。殺(ヤ)る気は十分。
     聞きたいこと、知りたいことは、山ほどあった。けれども、口を開く暇を与えてくれない。ならば、体験した事実は持ち帰らなくてはならない。花色もまたぐっと息を噛み、地を蹴る。
     星瞑、智以子、と順に後に続いた。こちらは上り。踏み出す歩が来た時よりもかなり険しい。靴底で砂利が崩れ、後ろへ後ろへと落ちて消えていく。まるで蟻地獄に落ちたかのようだ。
     敵との距離が、目に見えて狭まる。
    「……っ!」
     クロノが歯噛みした。闇堕ちによる足止めを考えていたが、敵襲三体とは。そも、戦いに入ること自体が危ない。
     ゆずきと命刻が踏み出しかねて、その姿を見守る。万が一の場合は守らねばならない。一歩行きかけたキースが、気遣わしげに振り返った。その時。
     ザ――
     敵の初撃が闇を切裂き、幹から両断された枯れ木が二つ、彼らの脇へと交差して倒れて来た。
     頬を掠められながら、皆、駆け出す。今ならまだ、足の踏み場もある。
     草が騒ぎ、風の鳴る音の合間に、智以子の声が小さく聞こえた。
    「四方へ散開なの」
     固まったままだと集中攻撃を浴びる。その判断が幸いし、飛来するワイヤーと思しきものは地を抉って彼らに届かない。寸断された塵芥ばかりが跳ねる。
     星瞑が幽に追いつき、別方向を指差した。
    「うん?!」
    「こっち!」
     舗装路に直行せず、ゴミ屑でできた畝の間を横へと蛇行する。捨てる者は、道路上で車を降りるしかないもの。だから、斜面まで降りようとする者があれば、自然、獣道のようなものができている。
     最初の内に、目敏くそれを探し出していた。
     駆ける。一度ばらばらにばらけ、そして、廃棄物の陰に紛れて道とも言えぬ道へと。ただ、無言で足を動かす。
     灼滅者である彼らに、今この時ばかりは、深い暗闇が優しかった。それぞれをその懐へと抱いて隠してくれる。
     気の遠くなるような分厚い漆黒を抜けて、やがて、もう一度手を取り合うその瞬間まで。
     彼らは、夜を駆けた。

    作者:来野 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年10月20日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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