美人(?)ヒマワリ姉妹の熱光線

    作者:ねこあじ

    ●佐賀県
     秋から開園されるヒマワリ畑がある。
     夏のイメージをもつヒマワリと、晩秋の空、背景となる山は秋を彩っていて一風変わった景色を楽しむことができる場所なのだが、開園準備を向かえる今現在、地元の人たちは頭を抱えていた。
    「今日もいるのか?」
    「いますね~」
     こっそり隠れて畑を確認する地元の人。
     彼らの視界では大きなヒマワリが二体ほど動いていた。くるくると回り、まるで夏の陽射しのような眩しく熱い光線を放っている。
    「夏の太陽みたいにギラギラと~♪」
    「灼熱にも負けない花を咲かせましょ~♪」
     ついでに歌っている大きなヒマワリたち。
     その時、くるくると回っていた一体がピタリと止まった。隠れていた地元の人たちを見ているような……。
    「姉さん! ニンゲンがいるわ!」
    「なんてこと! 寒空にワタシたちを咲かせようとした非道なニンゲンがいるのね!?」
     根っこが足になっているのか、二体のヒマワリたちが走り寄ろうとしてくる。
    「ひいいっ! 動いてる……」
    「気持ち悪い!」
    「だ、誰かぁぁ!」
    「こんな美人姉妹に向かって気持ち悪いだなんて! 待ちなさいニンゲン、こんがり焼いてあげるわ!」
     走るヒマワリたちは彼らの言葉を聞いて、攻撃態勢へと入った。


    「このあと、様子をうかがっていた地元の方々は無事に逃げ出せたようです」
     五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)は、灼滅者たちが見れるようにヒマワリ畑の写真を並べながら言った。
    「夏のイメージが強いヒマワリですから、その辺りから噂が出たのでしょう。
     畑のヒマワリたちのために、この都市伝説のヒマワリ二体は熱光線を放っているようです。常にいます。
     一般人を見つければ襲い掛かってくる気性ですから、大きな被害が出る前に灼滅をお願いします」
     写真を見ていくと戦えそうな場所――道があった。
     都市伝説たちは畑の中心にいるようだ。
     この戦えそうな場所までヒマワリたちを誘導できれば、ヒマワリ畑の被害も最小限に抑えられるだろう。
    「傷付けるようなことを言えば即攻撃態勢に入ってしまうので、上手くおだてて誘導してみてください。興味を持てば戦える場所まで油断して近付いてくるでしょう。
     特に何も仕掛けなかった場合、都市伝説たちはヒマワリ畑から出ることなく、確実に届く距離から普通に攻撃してきます」
     近付いてくると分かるのだが、都市伝説は大人二人分くらいの高さだ。
     主に光線を使った攻撃をしてくる。
    「無事に灼滅できたそのあとは、ゆっくりとヒマワリの鮮やかな黄色と秋の景色を心行くまでゆっくり楽しめそう……そう思ったのですが、何か、嫌な予感がします。
     事件解決後は、速やかに学園に帰るようにしていただければと思います」
     それでは、よろしくお願いしますね――そう言って姫子は灼滅者たちを送り出すのだった。


    参加者
    斉藤・キリカ(闇色子守唄・d04749)
    山岸・山桜桃(ヘマトフィリアの魔女・d06622)
    アイスバーン・サマータイム(精神世界警備員・d11770)
    緒垣・翠(空の青夕日の赤・d15649)
    篠宮・遥音(海緒の瞳に映るものは・d17050)
    蔵守・華乃(レッドアイ・d22909)
    コッペリア・カムイ(神の居を借る娘・d29647)
    雨摘・天明(空魔法・d29865)

    ■リプレイ


     山間地の棚田に植えられているヒマワリ。観光で訪れたのなら、ゆっくりと長閑な土地と紅葉も楽しみたいところだが――。
    「いっ嫌な予感する、って言ってたし、はっ早く終わらせないとね……」
     エクスブレインの言葉を思い出す緒垣・翠(空の青夕日の赤・d15649)は、背高のヒマワリ畑から何かがにょっと出てきそうな気がしてきた。……ので離れるように、ちょっと道の端に寄る。
     避ける翠とは逆に畑を覗きこむ斉藤・キリカ(闇色子守唄・d04749)は、彼に向かって「だいじょーぶ」とひらひら手を振る。
    「んっと、HKTも頑張るよなぁ……つーか某セレブ姉妹みたいな感じなんかしらねぇ……?」
     美人(?)ヒマワリ姉妹はまだ見つからない。
     その時、二人に向かって山岸・山桜桃(ヘマトフィリアの魔女・d06622)が駆けてくる。いや、霊犬のジョンを追いかけているのだ。すれ違った。
     ヒマワリ畑を見てうれしいのか、ジョンはいきなり方向転換して畑に駆け入ろうとする。
    「こらこらこら! ジョン、勝手に畑に入ってはだめですよ?」
     慌てて止める山桜桃。彼女の声に、ふらりとヒマワリ畑に突っ込みそうになったアイスバーン・サマータイム(精神世界警備員・d11770)は気合いで踏み止まった。
    「うう、眩しい。帰りたい」
     移動するだけで疲れたアイスバーン。今の気合いで更に疲労度は蓄積し、貴重な体力がゼロへと近付いた。へにゃりと膝をつく。
    「えっと、大丈夫? よかったら引っぱっていくけど」
    「あ、ありがとうございます、雨摘さん。」
     後ろを歩く雨摘・天明(空魔法・d29865)が声をかける。数歩分、引っぱられて歩くアイスバーン。
     うっきうきと先頭を歩くのは、蔵守・華乃(レッドアイ・d22909)だ。彼女の後ろをコッペリア・カムイ(神の居を借る娘・d29647)が歩く。
    「人や獣を相手取ったことはありますが、植物は初体験ですわ。人や獣を相手とするのとはまた違った楽しさがあるのでしょうね」
     とても楽しみですわ! と華乃が言う。
     都市伝説に対して興味津々なのはコッペリアもだ。目を閉じるコッペリアのまぶたに浮かぶのは、ダンシングする植物的な玩具だ。
     歌ったり踊ったりと多彩な姿を見せてくれるのを期待している。
     天明が身体ごと周囲を見回すとポニーテールが揺れた。
    「ヒマワリ畑かー、こんな時じゃなければゆっくり見てみたいんだけど……」
    「こんなに綺麗に咲くなんて、土地も良いんでしょうけど、育てている人もさぞかし素晴らしい方々なんでしょうね」
     天明の隣を歩く篠宮・遥音(海緒の瞳に映るものは・d17050)もヒマワリ畑を眺めた。
     ひと気はないものの、もうすぐ開園というのもあり、元気そうな黄色の花がたくさん咲いている。視線をずらせば揃って咲くケイトウの赤い花が際立ち、色合いの強さに圧倒されそうだ。
    「軽く空飛んで見回してみたら素敵だろうなー」
    「眼下一面、ヒマワリ畑ですか。それは、見応えがありそうですね」
     どこかに都市伝説が潜んでいるかもしれない――警戒しつつも、歓談して行く灼滅者たち。
    「ひゃん」
     その時、遥音の頭で霊犬・ぽちが鳴いた。
    「ぽち?」
     主の漆黒の髪を前足で揉みっとする。
     この中では一番背の高いキリカが周囲を見るべく背伸びした。と同時に歌声が八人の耳に届く。


    「ワタシたちのアッツイ心で~♪」
    「元気な花を咲かせましょ~♪」
     くるくると回る巨大ヒマワリ。
     コッペリアはしばし観察したのちに、ぽつりと言った。
    「神様は言いました、ダンシング花……もといヒマワリなのかと、音に反応する前に自分で歌ってますよ、神様」
     歌が聞こえてくる方向を確かめつつ、キリカが大きな声で話し出す。
    「すっごいわねぇ……この時期にこんなにきれーにヒマワリ咲かせるとか並大抵の愛情じゃないよね!」
    「その中でも、ひときわ大きく、美しいヒマワリがあると聞いてまいりましたが――」
    「ほんとー? わー、興味あるー見てみたいなー」
     キリカと華乃の会話が聞こえたのか、ヒマワリ姉妹の歌が止まった。
    「美しい――ワタシたちのことかしらっ」
    「綺麗に咲かせているのも、ワタシたちなのよっニンゲン!」
     大きな葉っぱを振りつつ、都市伝説が声をあげる。どっちが姉でどっちが妹なのか分からない。
    「まあ、本当ですのね。まるで、太陽がもう二つ増えたかのような素晴らしさですわ」
     ぱあっと微笑む華乃が二体を褒める。
     遥音もまた表情豊かに都市伝説へと話しかけた。
    「花弁も色鮮やかで、お綺麗ですね。周囲の綺麗なひまわりも、まるでお二方をお手本にしているようです」
    「おー……やっぱりあれだね、ヒマワリって見ているだけで太陽の力を感じるというか、暖かくなってくるような気がするよね」
     天明がうんうんと頷きながら言う。
     褒められ、くすぐったいのかキャッキャッとヒマワリ姉妹は少女のように互いをつつきあった。
     くねくねとしていて、まさしくあの玩具。コッペリアが微動だにせず観察する。何となくその動きに合わせて手を叩いた。音に反応して踊っているようで、コッペリアはそのまま拝んでおいた。
    「ちっちゃい頃、動いたりおしゃべりできるお花に会ってみたかった気がします。……もっと近くでお会いできたらって思うのですが、これだけヒマワリが育ってると近づくのも難しそうですね」
     山桜桃が悲しげに言う。肩を落とし、身を縮めて視線を落とし、しょんぼり。
     まるで畑のヒマワリが天の川のように姉妹(織姫)とニンゲン(彦星)を隔てているのだ――なんてロマンチック、と姉妹が妄想し囁きあっている。
    「せっかくの美人さんなんだから、もっとアピールしちゃおうよ。良かったらこっちで写真でもどう?」
     天明の誘いに、「えっ撮影会??」「しょ、しょうがないわね、撮らせてあげるわよ」と姉妹は言いつつガサガサと周囲のヒマワリを掻き分けて寄ってくる。
    「わっ! ひっヒマワリさんが、歩いてる、すっ凄い……」
    「あ、写真なら、とっても綺麗なあなた達に相応しい場所がありましたよ。夏みたいに暖かくて綺麗な場所です」
     翠が後退する先を、アイスバーンが指差した。今立つ場所よりも幅広い道がある。
     歩く翠がちらっと振り返ると、姉妹のどちらかが葉(手)を振った。ファンに手を振るアイドル的な気分になっているようだ。
    「おっ大きくて、綺麗な、ひっヒマワリさんだね……」
     素直に驚いている翠は再びちらりとヒマワリを見上げた。
    「ニンゲンは嫌いだから、撮影会が終わったら帰るのよ――あら?」
     灼滅者たちが足を止め、ヒマワリたちも根(足)を止める。
    「妹さん、そういえば夏みたいに暖かくて綺麗な場所ってワタシたちの居るところでは――」
     姉っぽいヒマワリが声をあげた時、灼滅者たちは既にスレイヤーカードを解除していた。


     あまり長居することも出来ない。一体を相手に七人が集中していた。
     もう一体を相手にするのはアイスバーン。ピザピールを振るう。
     螺旋の如き捻りを加えて突き出せば、厚みのある風切り音が両者の間に響いた。
    「どちらかと言うと綺麗じゃない方のあなたはわたしが相手しますよ?」
    「アナタ、また邪魔を! そりゃ姉さんの美しさには敵わないけれどっ」
     ピザピールの幅広い先端を葉で叩く妹ヒマワリは、ざかざかと荒い動きで後退しながら光線を放つ。その射線上にイヴァンが割りこんだ。牽制されているヒマワリは、自然とアイスバーンに対峙していた。
     守り手と癒し手が援護に動く。
    「あたしが回復する以上、意地でも倒れたりさせないんだから」
     アイスバーンに向かってキリカが指先に集めた霊力を撃ち出す。
     二体の間を素早くぽちが駆け抜けて六文銭を撃ち続けた。敵の大きな葉を貫通し、ヒマワリは唸る。
    「ちょっと! お肌ぼろぼろじゃない!」
    「ひゃん!」
     姉妹は容姿にこだわっているようだ。
     遥音が踏み込むと同時にマテリアルロッドを振りかざす。
    「見た目をけなされて傷つくのはわかりますが、攻撃態勢に入るなんて大人気ない……」
     フルスイングし大きな打撃を与えると、わずかに仰け反るヒマワリ。遥音は横を駆け抜けて敵の懐から離脱する。
    「狭量だと美人が台無しですよ」
     乗じて動く天明が遥音とすれ違うように駆けていった。
     手にもつ刀の切っ先を敵に向ける。ヒマワリのぐねりとした動きを捉えるため、天明は目を凝らした。
    「なんか、花を油断させてから倒すって、少しだけ悪いことしてるような気もするけど……」
     間合いに注意しつつ横一文字に薙ぐ。
    「ゆ、油断なんかしていないわよ! 想定内よっ」
     ヒマワリが叫ぶ。大輪の花がカッと発光し、びかびかと点滅しだした。
     目を閉じたコッペリアにすら届く。直接攻撃された前衛はたまらないだろう。
    「ぴかぴか、かじょう」
     コッペリアがモンキーレンチを掲げる。
    「せいなる、せいなる、せいなるかな」
     光の直射を和らげるように、祝福の言葉を風へと変換させて前衛に送りこんだ。ジョンも浄霊眼で仲間を癒していく。
    「すっ凄く、ひかってる……」
     目を擦った翠が眩しそうにしながらも、霊的因子を強制停止させるべく除霊結界を発動させた。
     無敵斬艦刀を手にする華乃は、ヒマワリと対峙するように真正面を駆ける。華乃の影が走り、敵を叩き潰すように覆った。
    「今ですわ!」
     敵の放つ光を影が喰らう。
     その影に緋色のオーラが交差した。山桜桃の生命力や魔力を奪う攻撃に、ヒマワリは叫び声をあげると重々しい音を立てて倒れた。
    「ね、姉さん! ニンゲン、やはり最初に殺しておくべきだった」
    「おしゃべりするお花に会ってみたかったのは本当です。でも、お仕事ですから仕方ありません」


     モンキーレンチをくるりと回すコッペリア。
    「なっと、なっと、なっとかな」
     コッペリアはナット型の光輪を次々と作りだし、イヴァンへと投げていく。
     残り一体となったことで回復手にも余裕が出てくる。
    「あんがとねー、コッペリア。――行こ、イヴ!」
     接敵するイヴァンをキリカの影が追う。霊撃が放たれると同時に地上に出てきたキリカの影が鋭い刃へと変化する。バシッと葉の裂ける乾いた音が響いた。
    「ああっ! ワタシの繊細な玉のような肌がっ」
    「…………」
     嘆くヒマワリと戸惑う灼滅者たち。厚みのある葉は何というか、そう、丈夫そうに見えているだけに言葉が出てこない。価値観の違いがはっきりとそこにあった。
     その身から氷を散らしつつ敵の熱光線が戦場を走る。
     跳躍した山桜桃がサイキックソードを振り下ろす。頭部に直撃したそれは大きな花弁を散らし、敵は彼女を払った。振り飛ばされるまま距離をとる山桜桃。
    「折角綺麗に仕上がっていたのに!」
     悔しそうに声をあげるヒマワリは、頭花を振った。確かに、花としては綺麗に咲いていた。花としては。
    「同情しなくもないですが、君たちを放っておくわけにもいかないし」
     遥音の槍が螺旋を描き、敵を穿つ。巻き起こる風で更に花弁が散った。穿った敵の胴を払う遥音が即座に穂先を下げると、冷気のつららが敵を貫いた。
     アイスバーンの妖冷弾だ。
    「もっと寒くしちゃいますが、耐えれます?」
    「あっ翠も、つっ冷たくする、ね……」
     その流れに乗るように翠も魔法を発動させた。敵の体力と熱量を急激に奪っていく。
     ヒマワリ畑に来て、視覚的に秋の肌寒さも忘れていた天明はぶるっと身を震わせた。氷をかぶるヒマワリは風情がありつつも寒そうだった。影を飛ばし、ヒマワリの身を包みこむように縛り上げる。
    「もぉぉぉぉ!」
     ぐねぐねと動くヒマワリ。振り子のように胴を大きく動かした。
    「あっあぶない……」
     しゃがんだ翠の上をぶおんと音を立て胴が通った。転がるように翠が退く。
     その動きで発生する氷が地面に撒かれ、バキンと華乃が踏み砕いた。
     頭部を重みを利用してフルスイングするヒマワリ。華乃が無敵斬艦刀で迎え撃つ。
    「真正面からのぶつかり合い! これこそ戦いの華というものですわ!」
     回転するヒマワリを一瞬の足場に、高く跳躍した華乃は再び迫りくる敵に斬艦刀を振り下ろした。食いこむ感覚に華乃は柄をぐっと握り締め、力と降下の勢いを利用し叩き斬る。拮抗する間も与えずに。
     ぼとりと椿の花のようにヒマワリの花が地に落ちる。その最期を飾る様は灼滅されたことを物語っていた。

     翠が傾いたヒマワリを元に戻そうと奮闘していた。
    「なっなるべく、痕跡を、のっ残さないようにしないと……」
     手早く周囲を片付ける灼滅者たち。
    「畑も、あまり荒れなくてよかったね」
     天明がほっとしたように言った。
     エクスブレインの言う「嫌な予感」がやってくる前に撤退しようと八人は決めていた。
    「こっぺりあ、かえる」
    「個人的には色々聞きたいんだけども、そういう訳にもいかないしね……ん、よし、ちゃちゃっと帰るわよー」
     さくっと歩き出したコッペリアに続き、さくっと切りかえたキリカが言う。場を離れる灼滅者たち。
    「ひまわり畑を眺める暇が無いのが惜しいですが、敵に情報を与えるわけにもいきません」
     遥音の言うとおり、灼滅者が居続ければ敵に情報を与えることにもなるだろう。
    「むー。ほんとはもっとじっくり見られるといいのですが」
    「秋の澄んだ空でもヒマワリさんはとっても綺麗ですね」
     あとで楽しめるよう写真だけでも、と山桜桃とアイスバーンがその風景をそれぞれの端末におさめていた。
     早足で歩くも、やはり「嫌な予感」は気になる。後ろ髪をひかれつつも撤収する華乃は呟いた。
    「いつかはキチンと相対して、心行くまでやりあってみたいものですね」
     背高のヒマワリ畑は灼滅者の身を隠す助けになっていた。八人が帰っていく様を咲き誇るヒマワリたちが見送る。
     その後、ヒマワリたちが何を見たのか――それはヒマワリたちだけが知っている。

    作者:ねこあじ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年10月23日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 7/キャラが大事にされていた 0
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