命の意味を悪意は求めず

    作者:波多野志郎

     夜の工事現場、そこに一人の男が姿を現わした。
    「……いい塩梅だな」
     中肉中背、くたびれたスーツ。どこにでもいるサラリーマンと言った風情だ。ただ、その瞳だけが異常な輝きを宿しているのが、ひどく目立った。
    「ここまで土台が決まって、建築が進めば掘り返すのも面倒だろうよ。ククク、ちょっとした異常なら、見なかった事にして進めてしまうか。素直に掘り返して、大騒ぎになるか……まぁ、どっちでもいい」
     男はふらりと歩き出す。その足取りはおぼつかない。だが、酔っている訳でも体調を崩している訳でもない――ただ、これから自分の行なう所業に心躍らせていた、それだけだ。
    「では、どんなのを埋めてやろうか……探してくるとしようか?」

    「埋めるのは死体、人間ってんだからたまったもんじゃないっす」
     言っていて気分が悪くなった、湾野・翠織(小学生エクスブレイン・dn0039)は顔をしかめながらそう語り始めた。
    「知ってる人も多いと思うっすけど、デモノイドロードは、普段はデモノイドヒューマンと同じ能力を持っているっすけど、危機に陥ると『デモノイド』の力を使いこなして、デモノイドとして戦う事が可能なんす。で、危機が去れば、また、普段の姿に戻る――悪に染まりきった心を持つしち面倒かつ厄介な敵っす」
     デモノイドロードは、デモノイド状態となっても悪意のある狡猾な知性を持ち続ける。不利を悟れば逃げる頭があるのだ、その事を忘れないようにしてほしい。
    「特に、こいつは入念に下調べをするタイプっす。デモノイドロードは、普段は灼滅者と同等の力で行動してるんで、サイキックアブソーバーによる予知に引っかかりにくいっすからね、逃がしたら面倒っす」
     工事現場などを見つけては、そこに人知らず死体を埋めるのが、このデモノイドロードのやり口だった。そして、時折そこを訪れては一人悦に浸る――お世辞にもよい性格をしていない。
    「夜、未来予知の後にデモノイドロードは獲物を探しに行くっす。そこで、囲んで倒してほしいっす」
     工事現場は無人ではあるが、念のためにESPによる人払いする必要がある。後、暗いので光源の用意もあるといいだろう。
    「不意を打とうとすると、向こうのバベルの鎖に引っかかるっす。なんで、真正面から戦う事になるっす。加えて、さっき言った通りに不利になれば、逃走しようとするっす。周囲の地理に詳しい相手っすから、一度逃がせば追うのは面倒っすよ」
     だからこそ、逃がさないような工夫も必要だろう。ただでさえ強敵だ、全員で力を合わせ連携を取る事が重要になる。
    「こいつを放置すれば、多くの人間が犠牲になるのは確実っす。こうして、未来予測に引っかかったっすからね、このチャンスに倒せるよう全力を尽くしてほしいっす」
     お願いするっすよ、そう翠織は真剣な表情で締めくくった。


    参加者
    伊舟城・征士郎(弓月鬼・d00458)
    アリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)
    エウロペア・プロシヨン(舞踏天球儀・d04163)
    多和々・日和(ソレイユ・d05559)
    アイスバーン・サマータイム(精神世界警備員・d11770)
    宮代・庵(小学生神薙使い・d15709)
    片倉・純也(ソウク・d16862)
    鳥辺野・祝(架空線・d23681)

    ■リプレイ


     夜の工事現場、そこで一人の男が邪悪な笑みをこぼす。
    「では、どんなのを埋めてやろうか……探してくるとしようか?」
    「その必要はないでしょう――ここは貴方の墓標ですから」
     男の笑みが、掻き消えた。その視線の先にいたのは、伊舟城・征士郎(弓月鬼・d00458)だ。
    「……何だ? お前等」
    「命を奪って笑う奴は許すなと、父に教えられました」
     そう答えたのは、多和々・日和(ソレイユ・d05559)だ。
    (「わたしもあなたの命を奪おうとしている。立場と思想が違うだけで、同類かもしれない」)
     それでも、そう心の中で日和は決意を固め告げる。
    「――あなたの非道を、ここで絶ちます」
    「殺人をゲーム感覚にする六六六人衆も許せませんが誤った快楽のために人を殺めるデモノイドはもっと許せませんね! 社会の害なのでさっさと灼滅です!」
    「さて、今宵のわらわは敬虔なるシスターさんである。迷える魂よ、汝の罪を告解するのです、神は全てを赦されます……ただし、そなたの神はもうおらぬッ! 懺悔の先にあるものは赦しではなく、灼滅じゃ!」
     宮代・庵(小学生神薙使い・d15709)の純粋な怒りと、エウロペア・プロシヨン(舞踏天球儀・d04163)の宣言に、男は小さく笑う。それは、純粋な子供を目にした大人の笑みだ。しかし、その笑顔にあるのは親しみではなく、嘲りだが。
    「なるほどねぇ、邪魔しに来たって事かい」
    「何をしに何処へいく」
     片倉・純也(ソウク・d16862)の問いかけに、男は視線を向ける。そして、口を開いた。
    「日々の潤いを求めに、かね?」
    「調達、埋込み、施工者の看過、知らず上で暮らす者達。うち最も重要なのは何とみる、或はどれも欠けないか? 何がどの様に楽しいのかの回答も、其方は持っているだろうか」
     うなずき重ねられた純也の問いに――男は、初めて『笑って』見せた。今までの笑みとは、質が違う。内側から滲み出たものが押し隠せずに漏れ出したような、裏側から炎にあぶられた紙のように――男の感情が、表情に隠れ切れずに露出した。
    「例えば、散歩をするとする。いつものコースの、ちょっとした変化を楽しんだり、コースを外れて目新しい風景を眺めてもいい。ここで重要なのは、そこに物語を感じて楽しむ、という事だ」
     世間話を語るように気安く、男は語る。その他愛のない言葉に、何故かアリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)は背筋に冷たいものを感じていた。
    (「デモノイドロード、ね。人間の人格を残したまま異能を使える、私たちの対極」)
     ダークネス側の人格を持たない彼らは、厳密な意味でダークネスなのだろうか? むしろ、ソロモンの悪魔の眷属に近いのではないか――そう、アリスは思っていた。
     しかし、違う。目の前の男は、デモノイドロードはそう次元にいなかった。
    「散歩をしていた、咲いた花を見つけたとする。そして、思い出す。そこに咲いていた花が、かつて蕾であった姿を思い出せば、そこに花が咲くまでの過程が物語として成立する。単なる光景が、自分の中で意味があるものになる。殺して埋める、という行為の本質がそれだ」
     相槌も同意も、否定すら返らない。だからこそ男は、熱を帯びたように言葉を紡いだ。
    「そこに殺して埋めた、という事実。それは、俺が知っている。誰を、どうやって、どう殺したのか? 俺は思い出す。言ったな? 小僧。調達、埋込み、施工者の看過、知らず上で暮らす者達。うち最も重要なのは何か、と。答えてやろう――俺だ。もっとも重要なのは、俺だ。殺して埋めた、犯人であり全てを知る俺がいて、これは成り立つ。最高に楽しいぞ? 何も知らずに殺された子供が埋められた場所ではしゃぐ家族や、死んだ奴の身内や知人が花を添えたのを見た時なんて、笑いが堪えるのが必死でな?」
    (「悪趣味ですね……」)
     埋めるなら花の種とかだといいんですけどね? とは、もうアイスバーン・サマータイム(精神世界警備員・d11770)も思えなかった。死にそうな顔で、アイスバーンは理解してしまった。
     壊れている、そう言えた方がマシだったかもしれない。目の前の男は、正気で狂っていた。そうとしか言えない。狂気とは、正気があって成り立ち――むき出しにされたソレは、もはや毒に等しい。
    「理由があってもなくても、ここまでだよ」
     しかし、冷めた声で鳥辺野・祝(架空線・d23681)は言い捨てた。デモノイドロードの行動の理由に対して好奇心はあるが、それに心は動かなかった。純也もまた、聞きたい事は聞けたと一歩前へと踏み出す。
    「クハハ! お前達だって、感情で理解できなくても頭の片隅では理解できてるはずだ! 俺を殺しにやってきたお前達なら!!」
    「ま、つまらない分析はこれくらいにしておきましょう。確実に狩るわよ。絶対に逃がさない。それはダークネスだろうが眷属だろうが変わらないわ」
     ミシミシミシ……! と体が青く醜く膨れ上がる男、デモノイドにスレイヤーカードを手に構え、アリスは唱えた。
    「Slayer Card,Awaken!」
    「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
     灼滅者達が身構え――直後、駆け込んだデモノイドの踏み込みが暴風を巻き起こした。


     ゴォ!! とレガリアスサイクロンの暴風の中を、西洋鎧で完全武装したビハインドのエイジアがデモノイドへと突っ込んだ。その背後ではしゃぐのは、エウロペアだ。
    「このエイジス、もといエイジアのたてで、そなたのこうげきはふせぐぞ!  いけっ! エイジア! そこだっ、パンチじゃ! キックじゃ! 特攻じゃー!」
    「盾は殴りかかってくるもんじゃないだろうが!」
     エイジアの霊撃をデモノイドが掴んだ瞬間、エウロペアの異形の怪腕となった拳がデモノイドを殴打した。エウロペアは鬼神変を決めて、ガッツポーズを取る。
    「強いぞ、エイジア!」
    「今の、お前だろうが!!」
     怒鳴りつけ、デモノイドがエイジアを投げ飛ばした。そこへ、日和と霊犬の知和々が駆け込む。
    「行きましょう、知和々ちゃん」
     黒い豆芝はうなずき、先行する。デモノイドの脛へと斬魔刀を浴びせ、知和々は加速した。それに続き、足を斬られて体勢を崩したデモノイドへ日和は跳躍からの跳び蹴りを叩き込んだ。ズン、と日和のスターゲイザーの重圧に、デモノイドは踏ん張る――!
    「動くな」
    「グッ!」
     純也の呟きと共に、黒躯の血影が走る。赤黒い影から伸びる鉤爪が、デモノイドへと傷跡を刻み拘束していった。
    (「逃がすつもりは更々ありませんが――」)
     刹那、征士郎とアリスの視線が交わる。アリスは視線だけでうなずき、後方へ跳んだ。ヒュガガガガガガガガガガガガガガガガッ!! と白銀色のマジックミサイルを拘束されたデモノイドへと降り注がせ、出入り口へとアリスは着地する。
    「逃げられると困るものね」
     アリスのその動きと言葉に征士郎は胸中で同意し、地面を蹴る。それに影のように付き従うのは、ビハインドの黒鷹だ。
    「ガ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
     魔法の矢に突き刺さりながら、デモノイドは吼える。回り込んだ黒鷹の霊撃をデモノイドが受け止めた瞬間、すかさず征士郎の破邪の白光が宿る斬撃で胴を薙ぎ払った。
    「お願いいたします!」
    「ええ!」
     クイっと眼鏡を押し上げ、庵がそこへ降り立つ。ゆったりとした神楽舞だが、その舞と共に荒れ狂う影の動きが凄まじかった。まるで、神楽舞に応えた荒神のごとく、庵のパッショネイトダンスがデモノイドを切り刻んでいく。
    「えと、貫きますね? 出来れば避けないでください!!」
    「無茶を言うな!」
     アイスバーンの回転する槍の刺突を、デモノイドは両腕で受け止めた。ズシャ、と足の裏が地面を擦る――デモノイドは、そのまま強引にアイスバーンを槍ごと投げ飛ばした。
    「うわっとと」
     アイスバーンは慌てて着地する。その時、一陣の風が吹き抜けていった。祝のセイクリッドウインドだ。
    「回復は私とプロシヨン先輩に任せて」
    「ふふん、逃がしませんよ?」
     祝の言葉にうなずき、クイっと眼鏡を押し上げながら庵は言い放つ。デモノイドは、その口の端を笑みに歪め言い捨てた。
    「なるほどな、二、三人は蹴散らさなければ逃げられそうにはないな」
    「――――」
     デモノイドの言葉に、祝は耳を傾けない。眼前の敵は、言葉で弄して来るタイプだ。だからこそ、心の動かさない祝にとってデモノイドの言葉は判断材料にはならない。
     それを知ってか知らずか、デモノイドは右腕から無数の棘を生み出すと、灼滅者達へと降り注がせた。


     ――深夜の工事現場で、無数の影が揺れていた。それは、複数の光源が生み出す薄い影の群れだ。一人につき、無数の影を――それは、何重にもぶれた影芝居のようであった。
    「わわわ!? えと、抑えきれないかもしれません!!」
    「ぐぬぬ……! なんという一撃の重さじゃ! 死ぬ! 死んでしまうぅ!」
     アイスバーンが悲鳴を上げ、エウロペアが唸る。逃がさないための演技――であるはずなのだが、それは限りなく本音に近かった。
    「ガ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!」
     デモノイドは、笑い声を上げる。それに対して、エイジアと黒鷹が重ねて放った霊障波が鈍い爆発音をさせた。小さな爆煙の中から、デモノイドは無造作に飛び出す。その動きは、一切鈍っていない。
    「させません!」
     そこへ、征士郎のスターゲイザーが炸裂した。ドォ! と加重のかかったデモノイドの異形の巨体が、一瞬止まる。その一瞬を見逃さず、庵は巨大化させた右の拳で――。
    「ば、馬鹿な!?」
     眼鏡の下で、庵が目を見開く。デモノイドが構わず踏み込み、その打点をずらしたのだ。庵の体が宙に浮く、そこへ放たれた青い斬撃を、黒鷹がその身を盾に庇った。
    「邪魔を――!!」
    「体勢を立て直して!」
     吐き捨てるデモノイドの言葉を遮るように、アリスのオーラキャノンが着弾する。ドォ! と爆音を轟かせながら、デモノイドの巨体がふらついた。そこへ、日和がすかさずリングスラッシャーを射出する!
    「今のうちに!」
     その隙に、灼滅者達はデモノイドを包囲するように展開しなおした。黒鷹を知和々の浄霊眼と、祝の祭霊光が回復させる。
    「回復は、大丈夫だよ」
    「うむ!」
     祝の言葉に、エウロペアはチェーンソー剣を片手に切りかかった。デモノイドは右腕を剣状に変化させて迎え撃つが、エウロペアと反対方向から純也は光刃を射出させる!
    「チィッ!!」
     そこへ、アイスバーンが縛霊手を振りかぶり、間合いを詰めた。エウロペアとアイスバーンの二人を相手に打ち合うデモノイドへ、アリスは低く問いかける。
    「訊いていいかしら? あなたにとって『絶対悪』って何?」
    「――――」
     アリスの問いに、一瞬だけ純也が目を細めた。問いかけられた本人、デモノイドは打ち合いながら肩を揺らす。笑ったのだ、確かに。
    「そんなもの、断言できるのは狂人か、いっそたどり着いた者だけだろうがな……あれば、見てみたいよな、それはよ」
     日和は気付く。自分が、強くかみ締めていたのを。冷静でいなければと努めるも、拭い難い憎悪が確かに自分の中にある――目の前のデモノイドには、強くそれを感じた。
     確かに、悪だ。邪悪だ。命を奪う事が悪なのだとすれば、楽しんで無為に命を奪うこのデモノイドロードは、間違いなく悪そのものだ。
    「やることなんて変わらないんだ。変わるなら、お前も私もここで出会ったりしなかっただろ。出会ってしまったなら、それまでだ」
     真っ直ぐに、祝は語る。デモノイドから視線を逸らさず、ただ事実を口にした。
    「ここが行き止まり、もう何処にも行けないよ」
    「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
     狂ったように、正気の男が笑った。DCPキャノンの異形の砲塔を祝へと向けた、その瞬間だ。
    「させない」
     右腕の刃銃をデモノイド寄生体で飲み込み、純也が踏み込んだ。その動きに、咄嗟にデモノイドは純也へとDCPキャノンの砲口を向けるが――跳ね上がった左腕の頭蓋の鋼杖が相殺、それを大きく弾いた。直後、純也の薙ぎ払いのDMWセイバーがデモノイドの胴を切り裂く!
    「いくぞ、エイジア!!」
     エウロペアとエイジアが、同時に武器を振り下ろした。チェーンソー斬りと霊撃に、デモノイドが大きく体勢を崩す。そこへ、祝の燃え盛る右回し蹴りが叩き込まれた。
    「多和々先輩!」
    「はい!」
     そこへ、日和と知和々が左右から回り込む。日和は上から、知和々は下から、同時にスターゲイザーと斬魔刀がデモノイドを捉えた。
    「ガ、ハ、く、そ、がああああああああああああああああああああああああ!!」
    「今度はあなたがこの建物の土台になる番です、今まで犠牲になった人に懺悔しながら消えてください!!」
     アイスバーンが死角から滑り込み、小さなジンギスカンによく似た影でデモノイドの足を切り刻む! 度重なる攻撃に耐え切れずに転がったデモノイドへ、黒鷹の霊撃が振り下ろされ、征士郎のグラインドファイアがデモノイドの巨体を蹴り上げた。
    「――終わりです」
    「舞台は、揃いました。お任せします」
     征士郎に続き、眼鏡を押し上げた庵の影が空中でデモノイドを縛り上げる――そこへ、アリスは汎魔殿を展開した。
    「せめて最期は燦と散りなさい」
    「ガ、アア、殺し、忘れ、んな……俺は、お前達に、殺され――ッ!!」
     湿った破裂音が、白銀色の影の中から響き渡る。文字通り影に喰われ、正気に狂った男は、死に絶えた……。


     戦いは終わった――しかし、そこには勝利の達成感も高揚もなかった。
    「……わたし達が正義、なんですよね」
     日和のその呟きに、応えられる者はいなかった。それでも、あのデモノイドによるこれ以上の被害が防げた……その結果だけは、事実だ。
     悪とは、何なのか? その答えは、あまりにも遠い――そう、思わずにはいられなかった……。

    作者:波多野志郎 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年11月11日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 7/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
     あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
     シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
    ページトップへ