●蘇りし吸血鬼
日は沈み、暗くなった室内。
灯りもついていないリビングで、その男は優雅に座椅子へと座る。病的なまでに白い顔は不敵な笑みが浮かび、その口からは長く伸びた牙が覗いている。男の右手にはワイングラスが握られており、それには赤い液体が注がれていた。
吸血鬼はグラスの中身を煽るように飲み干す。口からはこぼれ出た一筋の朱、それはワインなどではなかった。
「やはりいいな。人間の血は、生を謳歌している実感を与えてくれる」
彼の目の前には、その場に控えた3人の使用人によって血を絞られた人間が転がる。生かさず殺さずといった扱いを受けているのは、中年夫婦とその子供2人。近くの別荘へと休暇を利用して訪れていた一家だった。
使用人によって縛られた子供達は、ぐったりと倒れる親の姿と、その血を啜る吸血鬼の姿に、顔を引きつらせる。
子供は中学生の男女。ほぼ背格好の似通った2人は、双子なのだろう。吸血鬼は、ロープで縛られた弟を足蹴にすると、姉が悲鳴を上げた。
「下賤なる者の悲鳴もまたいいものだ……」
怪しく光る吸血鬼の瞳。逃げようにも手足は縛られ、よしんば自由になっても、周りの使用人が決して逃がしはしないだろう。
「さて、メインディッシュといこうか。年頃の人間の血はさぞかし美味なことだろう」
主がパチンと指を鳴らす音を聞き、使用人が恭しく礼をした後ゆっくりと動き出す。
「ひ、ひいいっ……」
歩み寄る使用人達の手には刃物が握られている。姉弟は自分達も血を搾り取られるのだと、恐怖のあまり抱き合って震えてしまうのである。
そこは軽井沢の別荘地。そのうちの一部がブレイズゲートとなってしまった。
その中心となる洋館は、かつて高位のヴァンパイアの所有物だったが、そのヴァンパイアはサイキックアブソーバーの影響で封印され、配下のヴァンパイアも封印されるか消滅するかで全滅してしまった。
しかし、この地が、ブレイズゲート化した事で、消滅した筈のヴァンパイア達が、過去から蘇ってしまい、再びかつての優雅な暮らしを行うようになったのである。
現れたヴァンパイアは消滅した配下の一人で、別荘の一つを占拠し、かつての栄華を取り戻そうとしているようだ。
彼らはサイキックアブソーバー以前の暮らしを続ける、亡霊のような存在だ。特別な事件を起こすわけではないものの、気が向いたらという理由で呼び集められた一般人を殺すような優雅な生活をしている。灼滅者として、これを放置しておくわけにはいかないだろう。
「ここか……」
別荘の前に立つ、灼滅者達。彼らは綿密な調査により、この場所を探し当てていた。別荘とは、寛げる空間であることがほとんどのはずだが、この場所は禍々しい雰囲気が支配している。それだけ、中にいるヴァンパイアの力が強いのだろう。
「きゃあああっ!」
周囲に響く少女の声。このままでは捕らえらえた一家の命が危うい。
「行くぞ!」
誰からともなく声が上がる。メンバー達は別荘の玄関を勢いよく開き、魔窟へと足を踏み入れる……。
参加者 | |
---|---|
玖珂峰・煉夜(顧みぬ守願の駒刃・d00555) |
久次来・奏(凰焔の光・d15485) |
日凪・真弓(戦巫女・d16325) |
鬼追・智美(メイドのような何か・d17614) |
マナ・ルールー(ステラの謡巫女・d20938) |
綾辻・刻音(ビートリッパー・d22478) |
レイヴン・リー(寸打・d26564) |
リーナ・ラシュフォード(サイネリア・d28126) |
●吸血鬼が住む別荘
長野県軽井沢町。秋は深まり、赤く色づいた木々がこの地を彩っている。
「ここのところ色々な所がブレイズゲート化してしまっていますね……」
「軽井沢にブレイズゲートか。行楽に来てヴァンパイアに襲われましたってんじゃ笑えねーな」
鬼追・智美(メイドのような何か・d17614)、レイヴン・リー(寸打・d26564)ら『黒鉄の騎士団』のメンバー達は、とある別荘の前へと立っていた。
「その上、一般の方に被害が出てしまっているとなると、捨て置くわけにも参りません。必ず救い出しましょう!」
この別荘の中には、欲望のままに振る舞う吸血鬼が巣食っているのだ。囚われた若原一家を何としても助け出したいと、智美は今回、双子の避難を請け負っている。
「うん……」
一房垂らした前髪をいじる、綾辻・刻音(ビートリッパー・d22478)は一応頷いてみせるが、智美がそう言うからという気持ちが強いようだ。彼女の狙いは最初から吸血鬼、ミストだけ。
日凪・真弓(戦巫女・d16325)がこんかいの敵に対して、率直な印象を口に出す。
「一般人を好きに操り享楽に耽る……とんだ外道ですね」
「なんだか趣味の悪いヴァンパイアだねー。懲らしめてあげないとね!」
リーナ・ラシュフォード(サイネリア・d28126)は外道相手にも臆する様子を見せない。普段一緒にいる仲間と共に臨む依頼だからだろう。
「好き勝手に狼藉を働く輩はまた眠ってもらうとするかのう。付き従う者にも好かれておらぬ奴など、碌な者ではなかろうて」
久次来・奏(凰焔の光・d15485)の予想は裏切ることがないだろう。だからこそ。
「必ずここで討ちましょう」
「うむ、せめて彼奴の最期ぐらいは華やかに散らしてやろうではないか」
「悪趣味なヴァンパイアを退治しちゃおうー!」
2人の意見に異論は出ない。リーナが元気よく掛け声を上げた。
「はわわ……こくてつの皆さまとご一緒出来るなんて頼もしいかぎりねい!」
マナ・ルールー(ステラの謡巫女・d20938)にとっても、部の仲間と依頼に当たることは、心強いようだ。
「わるーい吸血鬼さまをぼっこぼこにしちゃうの! んっと、頑張っていきましょーね、ケレーヴちゃん!」
マナの呼びかけに霊犬ケレーヴが吠えて応える。
「きゃあああっ!」
周囲に響く少女の声。今まさに、一家に危険が迫っていた。
「……どいつもこいつも、クソヴァンパイア共はいつも胸糞悪いことしてくれるな。 その自らが上に立つ者って概念ごと殺してやる」
玖珂峰・煉夜(顧みぬ守願の駒刃・d00555)は玄関の取っ手に手をかけ、勢いよく開く。一行はなだれ込むように中へと入っていく。玄関へと入った一行はリビングへと上がり込む。マナはこの別荘の配置を確認する。玄関を背にすると、右手奥に階段、そしてリビング正面奥がデッキにそのまま出られるようだ。
また、一行はうつ伏せに倒れる被害一家の両親の姿。そして、双子が幾人かの男達に囲まれているのを目にする。
真弓はそのままリビングの中央まで駆ける。解体ナイフを手にする使用人から双子を庇うべく回りこむ。遅れてレイヴンも続いていた。
「お楽しみのとこ邪魔して悪ぃけど、そこまでだぜ!」
まるで反応しない。主の言葉にのみ反応するよう強化されているのかもしれない。リーナは使用人達は邪魔をしてこないか、注意深く見定める。
「む……?」
ヴァンパイア、ミストもまた、突入してきた灼滅者達にも動じずに椅子へ深く腰掛けたままだ。
そこを刻音が視覚からミストを狙う。
「それじゃ、刻んであげるね……?」
敵の死角から彼女はミストを切り刻まんと殺気を放つ。それは刃となり、ミストの頬から血を飛ばす。
「日凪真弓--参ります……!」
真弓がさらに、己の体から噴き出る炎を日本刀に纏わせて一閃させた。その一撃は、跳躍したミストにかわされてしまう。
「我に傷をつけるとは……!」
獲物となる人間が崇高なる吸血鬼に傷をつけるなどと、ミストは考えもしていなかったのだ。
「焔、舞え」
ミストを囲む穴を埋めるように、奏がその場へ入ってくる。彼もまた敵を前にして、封印を解除し、溢れ出る炎を力を纏う。
「邪魔するで。主がミストとかいう吸血鬼かえ?」
「……いかにも」
言葉少なに答えるミスト。彼は己の居城に乗り込んできた灼滅者へと警戒し始めたようだった。
●若原一家を救い出せ!
仲間達がミストの気を引くうち、使用人に囲まれた一家へ、煉夜と智美が駆け寄っていく。
使用人達はナイフを手に取り、近づく灼滅者の前へと立ち塞がろうとするが。
「んー、あの人を倒して解放してあげようと思うんだけど大人しくしていてくれないかな?」
動こうとする使用人達へ、リーナが釘をさす。霊犬ちこも低く唸って威嚇する。
現状、使用人達は壁にこそなれど、襲ってくるようには見えない。思うように使用人が動かず、ミストは舌打ちをする。
その使用人を払いのけるように、智美は母親、美和子を担いで小刻みに震える真理へと優しい笑顔を浮かべて声をかける。
「貴方達を助けに来ました」
「あ、あんた達は……!?」
その間に、煉夜は言葉を失って怯える息子、真を、ライドキャリバー、白獄へと乗せる。そして、煉夜は父親を担ぎ、白獄と共にウッドデッキ側へと走っていく。
「細かい事情は後です、今は……玄関まで走れますね?」
智美は真理へ声をかけるも、彼女はロープで縛られている。全く動けぬわけでもないようだが、走るのは困難のようだ。解くのにも時間がかかると判断した智美は、霊犬と協力しながら玄関へと移動をしていく。
さて、灼滅者達に邪魔をされ、ミストは大層ご立腹のようだ。
「己、無粋な。逃がすな……!」
ミストは使用人へと指示を飛ばし、外に出た2人と若原一家を追わせようとする。
「使用人が動くよ!」
リーナが仲間へと呼びかけると、玄関方面に真弓と彼女のビハインドが2人の男性使用人へと立ちはだかる。
「これ以上、お前の好きにはさせません」
一方、ウッドデッキ方面にはレイヴンが移動する。マナと霊犬ケレーヴもいっしょになって女性使用人の行く手を遮っていた。
「やろう、逃がすかよ!」
「んっと、マナ達今からミストさまを懲らしめるのー。邪魔するなら容赦しませんよう?」
使用人達が若原一家を追って外へ向かおうとすれば、灼滅者の行く手を遮ることになる。女性使用人がそれでもデッキへ移動をと動くと、刻音が反応して刃を振り上げた。
「これは……刻んじゃ駄目な人……?」
刻音が仲間達へと尋ねる。メンバー達は使用人に説得を試みていたが、ミストに対する攻撃を阻害している状況だ。彼女は已む無く手加減しながらも高速で手刀を振り回すと、女性使用人の服をも難なく切り裂いてしまう。
すると、使用人全員がこちらへと敵意を持って襲い掛かってきた。
「マジかる・ショータイム!」
マナは封印を解き、箒に跨る。
「さあさあ、行きますようケレーヴちゃん!」
霊犬ケレーヴが自身を含めて仲間を守るよう身構えるのを確認すると、マナは攻撃を開始した。
「ワルモノな吸血鬼さまはあなたさまかしらん? マナの魔法、とくとご覧あれ!」
彼女が立てた人差し指をくるりと回すと、ミストは自身の体から熱が奪われていく感覚を覚える。
体を凍り付かせるミストへ、奏も攻め込む。
「さあ、おれ達と遊んで貰おうかのう、侯爵よ」
奏は右腕を巨大化させ、勢いよく殴りつける。
「悲鳴が好物だと聞いたで? ふ、ふ。せめて主の力で啼かせてみせよ」
それまで外の獲物を気にしていたミストだが、ならば新たな獲物をと考えたようだ。牙をむき出したミストが口元を釣り上げる。
「そうだな、この埋め合わせは貴様らでさせてもらう」
ミストは大きな鎌を携える。ようやく臨戦態勢に入った使用人を従え、自らの手で灼滅者の血を搾り取ることにしたようだった。
●傲慢なる貴族
使用人達はナイフを振り回し、一行を完全に邪魔し始める。
「ふむ……主ら、こやつに好いて従っておるのか? こやつに付き従うと言うならば、容赦はせぬが」
ミストに狙いを定めていた奏だったが、ナイフの刃をジグザグと変化させた男性使用人の攻撃は軽視できない。
「俺らの敵に回る覚悟があるってことなのか?」
レイヴンも恫喝して牽制を行うが、使用人達の敵意は消えない。止むを得ず、彼らは使用人も相手どる。
「奏さん、一緒に行きましょう」
真弓の呼びかけに応えた彼は、灼熱の気を放つ。真弓も炎を纏った日本刀で使用人へと斬りかかった。2つの焔が使用人の体を焼き、そいつは全身を燃え上がらせてと崩れて落ちてしまう。しかしながら、元は一般人。手加減も忘れないところが2人の連携の素晴らしさかもしれない。
(「クラブのみんなと一緒だから心強いなー」)
そんな仲間達の戦う姿にリーナは思わず見とれてしまうが、ただ見てばかりもいられない。彼女は霊犬ちこと一緒に、傷つく仲間達の手当てを行う。リーナは使用人達の攻撃を引き付ける真弓へと、指先に集めた霊力を撃ち出して傷を癒していった。
灼滅者とそのサーヴァントに囲まれる形となるミストは断罪の刃を振り下ろす。死の力を宿した刃を、レイヴンが身を張って受け止める。鋭い刃で裂かれた彼は、オーラを癒しの力に転換して自らの傷を癒す。
「こんな感じでヴァンパイアがうようよ蘇ってんのか? 厄介だな……」
とはいえ、ここで叩かねば、若原一家のような被害者がまた出てしまう。そう考えたレイヴンは、師と仰ぐビハインドへと攻撃を頼む。ラオシーはそれに応え、霊撃をもって殴りかかった。
殴られて体をゆっくり起こすミスト。マナはその姿のとある1点を注視する。光の少ない室内において、『それ』が輝くのを彼女は見過ごさない。
「……? マナが今までみた吸血鬼さまと違って、ミストさまはなんてゆーか、こう……禿げてるのねい!」
ぴきっ。灼熱者達はそんな音を聞いた気がした。ミストの広い額に青筋が浮かぶ。
「はわわっ、思ったことをゆっただけですよう! ごめんなさい!」
「貴様、我を愚弄するか……!」
怒りの形相でミストは赤き逆十字を生み出す。それは霊犬ケレーヴが身を挺して受け止めてくれた。幸いにも、霊犬の精神は無事だったようで、マナはホッとしていたようだ。
その後方では、刻音が言葉を発せずに女性使用人の死角から襲い掛かっていた。
(「手加減……しないと」)
確か皆は、使用人にトドメは刺さないようにと言っていた。それを思い出した刻音は少しだけ手刀の勢いを殺す。それでも手刀は完全に女性の首筋へと入り、女性は昏倒してしまった。
そこへ、若原一家の避難を完了した煉夜と智美が戻ってくる。智美は真っ先に、皆の傷の具合を確認する。皆、うまく立ち回っていたようで、傷が深い者はいないようだ。
「こんな事をして何が楽しいのですかっ!」
若原一家を、そして、仲間達を傷つける吸血鬼に、智美は本心から叫びかける。しかし、ミストは人間の命などなんとも思っていないのか、平然とした表情を崩さない。
「お前が見下している者の牙、味あわせてやる」
後方に白獄を残し、煉夜は味方を守るべく前へと立ち塞がる。キャリバー突撃を行う白獄に合わせ、彼は跳躍する。煌めきと共に降ってきた渾身の一撃がミストの足を止めてしまったのだった。
●終わる貴族の享楽
残る男性使用人も応戦を続ける。ナイフに篭められた犠牲者の呪いを解き放ち、毒の風として吹き付けさせた。それは真弓の身に浴びせかかるが、戻ってきた智美はすぐにそれを霊力で浄化して見せる。
前に立つ奏が毒の風が止むのを見はからい、妖の槍に秘められた妖気を冷気に変え、つららと形を成して撃ち出す。体を凍らせた使用人は意識を失ってしまう。
「ふん、使えぬ奴らめ……」
強気にも見えるミストの態度。確かに彼はそれだけの力を持ってはいたのだが、灼滅者の数は8人、いや、サーヴァントの数を入れればそれ以上。対してミストは1人だけ。状況は圧倒的に灼滅者達に有利だった。
煉夜はミストが逃げ出した時のことも考え、ウッドデッキの方面へと移動する。前方から飛んでくる白獄による機銃掃射。その切れ目を見て、彼はローラーダッシュで生じた摩擦熱でエアシューズを燃え上がらせた。
「煉夜さん!」
攻撃の準備ができていると、真弓が主張する。見れば、真弓のエアシューズも燃え上がっている。2人はタイミングを合わせ、炎を伴って蹴りつけた。
「落ちろ--外道ッ……!」
炎がミストの体にも引火する。肌を焼かれる痛みは、貴族としてのプライドまでも燃え上がらせる。
「『成損ない』に傷をつけられる気分はどうだ?」
「……実に不快だよ」
煉夜がダンピールであることを、ミストは察する。忌々しいと言わんばかりに顔を歪めていた。
ミストは強大な力を大鎌に篭め、断罪の刃を振り下ろす。煉夜の体に刃は深く食い込んだ。
「レイスティル、お願いっ……!」
断罪の刃がそれを妨げようとも、智美と彼女の霊犬レイステイルが煉夜の傷を癒す。さらに、霊犬ちこも浄霊眼で回復を図っていた。回復の手が増えたことで、リーナが直接ミストを蹴りつけるほどに、灼滅者達は回復にも余裕が出てきていた。
さらに攻勢も強まる。マナが魔法の矢を飛ばせば、後ろへと下がったレイヴンがオーラを両腕の拳に集め、ミストの体へと何度も叩きつける。
「年よりは大人しく寝てやがれ!」
レイヴンの力強い正拳での一撃で、ミストの頬骨が砕けるような音が聞こえた。
一行はミストに逃げの一手を打つことすら許さない。序盤から攻撃を叩き込んでいた刻音がその胸へと手刀を沈み込ませる。
「ぐぬっ……!」
ミストは一言呻き、その動きを止めてしまった。
「貴方の音……聞こえなくなっちゃった、ね」
「ちと行為が過ぎたのだよ、主は」
奏の言葉はもはや届いてはいないかもしれない。掻き消えるようにミストは姿を消していたのだ。
「頼もしい仲間じゃろう? ……自慢の友じゃよ」
ずらりと並ぶ、『黒鉄の騎士団』のメンバー達。互いの力を認め合い、協力しあったからこそ得られた勝利だった。
別荘を包み込むほどのブレイズゲートがゆっくりと消えていく。そのには元凶となるミストによって強化人間と化した使用人達だけがその場へと転がったまま、残されていた。
外で待つ若原一家は無事だろうか。灼滅者達はくつろぎの空間へと戻った別荘を後にしていったのである。
作者:なちゅい |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年11月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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