「やっ! そうりゃっ!」
「まだまだぁっ!」
無数の拳が目にも留まらぬ速度で交錯し、互いの闘気が激しくスパークする。
激しい戦闘ではあるが、これはあくまで稽古である。
「さすが、見事な腕前で御座るな!」
「お主こそ!」
ここはアンブレイカブルの町。心技体を極限まで磨き、強さを追い求める武人の町である。
「私も手合わせしちゃおうかしらぁ♪」
色々と揺らしながら稽古場に現れたのは、露出度の高いレオタード風衣装に身を包んだ、ナイスバディの女。
格闘ゲームに一人は居る、お色気担当枠をイメージして頂ければ解りやすいだろう。
「……さ、拙者はそろそろ飯に」
「我が輩も」
「私もシャワーを浴びに行かないと」
それまで稽古を続けていたアンブレイカブル達は、そそくさとその場を立ち去って行く。
それもそのはず、目のやり場に困る。どこを攻撃して良いか解らない。攻撃すると変な声を出す。負けたらなんか色仕掛けで負けたみたいで恥ずかしい。などなど、彼女と手合わせするのは色々とリスキーなのだ。
「んもう、皆いけずなんだからぁ。私に独りでしてろって言うのぉ? ぷんぷんっ!」
すっかり閑散とした稽古場で、彼女――ガリアナは独り寂しく修行を始めるのだった。
「獄魔大将シン・ライリーによって集められたアンブレイカブル達が、とある町に集まっていると言う情報は、既にご存じかしら?」
有朱・絵梨佳(小学生エクスブレイン・dn0043)が言うには、この「アンブレイカブルの町」に潜入した灼滅者達が、ケツァールマスクから自由に稽古をして良いと言うお墨付きを貰ったのだと言う。
「稽古は実戦形式の模擬戦ですわ。無論、命の取り合いは出来ませんけれどね」
稽古に来たことを相手に告げ、模擬戦を行う。その後であれば、アンブレイカブルと交流したり、情報を収集する事も可能なはずだと言う。
「獄魔覇獄の戦いも見通しは不透明ですし、情報は出来る限り得ておきたい所ですわ」
ただ、シン・ライリーは町に居ないらしく、接触は出来ないだろう。
「アンブレイカブルはいわゆる悪人ではありませんけれど、ダークネスには違いありませんわ。トラブルを起こせば殺傷沙汰になりかねませんし、十分に注意して下さいまし」
町で行うのは、模擬戦と調査。そしてアンブレイカブルにどの様な印象を与えるかも重要だと言う。
友好的なイメージを与えられれば、獄魔覇獄で一定の共闘も可能になるかも知れないのだ。
「余り長く滞在しすぎると不味いので……24時間、一日を目処に帰還して下さいまし。それでは、気をつけて行ってらっしゃいませ」
そう言うと、絵梨佳は灼滅者達を送り出すのだった。
参加者 | |
---|---|
源野・晶子(うっかりライダー・d00352) |
由井・京夜(道化の笑顔・d01650) |
閃光院・クリスティーナ(閃光淑女メイデンフラッシュ・d07122) |
リリアナ・エイジスタ(オーロラカーテン・d07305) |
桜井・夕月(もふもふ信者の暴走黒獣・d13800) |
華表・穂乃佳(眠れる牡丹・d16958) |
鮫嶋・成海(マノ・d25970) |
楠木・夏希(冥界の花嫁・d26334) |
●
多数のアンブレイカブルが逗留するその町は、一見ごく普通の田舎町であった。
また、この町に住む一般人らも、彼らが町にやって来ることを概ね歓迎しているらしく、良好な関係を構築している様に見えた。
「ん……普通の道場……感じなの……だーくねすも……いろいろ……なのです……食費の出所……なぞだけど……」
ほわほわと、のどかな町の景色を眺めつつ呟く華表・穂乃佳(眠れる牡丹・d16958)。
町には道場施設が次々に新設され、飲食店はどこも常に賑わいを見せている。地域活性に一役買っているのは明らかだろう。
「どうも彼女が近くに居ると気が散り申すわ」
「ほんとほんと」
「少し早いが、シャワーを浴びて腹ごしらえしよう」
森に続く細道からどやどやと出てきたのは、いずれも屈強な体格の男女。アンブレイカブル達だ。
灼滅者達には目もくれず、そのままいずこかへ去って行く。
「……鍛錬場ってこの辺なのかな……仲良くなれると良いなぁ」
一行が鍛錬の名目で尋ねるのは、ガリアナと言う女アンブレイカブル。桜井・夕月(もふもふ信者の暴走黒獣・d13800)は彼女と友好的な接触が出来る事を祈りつつ、森への細道へ足を向ける。
「ダークネスが沢山いる所に潜入してるって、ワクワクしちゃうね」
リリアナ・エイジスタ(オーロラカーテン・d07305)は、彼らが鍛錬に励んでいるらしい鍛錬場を歩みつつ、楽しげに言う。
本来なら命懸けで戦う敵。そうでない今であっても、何かトラブルがあればすぐさま戦いが勃発してもおかしくないのだ。
「あらぁ、こんな所にお客さん?」
と、物珍しげに周囲を観察しながらやってきた灼滅者達に気付き、近寄って来るのは一人のアンブレイカブル。
格闘技と言うより、お色気ダンサーの様な派手派手の衣装に身を包んだ、ナイスバディの女だ。
「突然の来訪失礼します。わたし達、武蔵坂から来ました。アンブレイカブルの皆さんに、稽古を付けて頂きたくて」
「……あぁ、ケツァールマスク様も仰ってたあの……。私はガリアナ、よろしくねぇ」
丁寧に頭を下げつつ、自己紹介する源野・晶子(うっかりライダー・d00352)。その言葉に、合点がいった様子でポンと手を打つガリアナ。
「初めまして。僕は由井って言います。……じゃあ早速ですけど、模擬戦お願いできませんか~」
「それはグッドタイミングねぇ。私も相手を探してた所なの♪」
にこやかに尋ねた由井・京夜(道化の笑顔・d01650)の言葉に、ガリアナも笑顔で応える。
「そうでしたか。独り稽古ってつまんないですよね。私達では物足りないかもしれませんが、腕慣らし程度に一戦、御手合わせ願います」
「とんでもない。皆かわいい子ばかりだし、久しぶりに燃えてきちゃうわぁ」
謙遜気味に言う鮫嶋・成海(マノ・d25970)に、ガリアナも弾む口調で屈伸運動を始める。やる気満々と言った様子だ。それにしても大揺れである。
「えぇと、人数差はありますけど……」
「そうね、でも私は別に八人一緒でも構わないわよぉ♪」
楠木・夏希(冥界の花嫁・d26334)は人数を二分にして、二回に分けて戦う事も可能だと提案しかけたが、さすがにダークネス。あちらは人数差など気にしない様だ。
「その容姿、技量、ファイティングスタイル。レスラーとしても興味がありますわ。武蔵坂のプロレス部として、実りある模擬戦に致しましょう」
今回は情報収集がメインで、模擬戦はいわば名目という部分もあるのだが、ご当地ヒロインでもありプロレス部に所属する閃光院・クリスティーナ(閃光淑女メイデンフラッシュ・d07122)は大いに闘志を燃え上がらせる。
「うん。それに……名前も背丈も髪型も似ているから、これはライバル?」
色気という点に関しては、年齢の分だけガリアナに一日の長があるだろうか。クリスティーナ同様、プロレス部に所属するリリアナ・エイジスタ(オーロラカーテン・d07305)は、そんな悔しさも燃焼させつつ、スパーリングの準備を始める。
かくして、模擬とは言え、アンブレイカブルの町において、真の意味での異種格闘技戦が始まったのである。
●
「遠慮は要らないわぁ、楽しませて頂戴♪」
鍛錬場の中央、模擬戦の為に儲けられた円形のスペースで、軽くステップを踏みつつ言うガリアナ。
今回の灼滅者は殆どが女子であり、過剰に反応する者は居ないが、どう見ても戦うには邪魔なんじゃないかと思えるくらいには揺れている。しつこい様だが大事な事なので。
「じ、じゃあ……行きます。ゲンゾーさん」
晶子はライトキャリバーに突撃を指示し、自らはバスターライフルを腰だめに構える。
「物騒なことは無しだけど、全力で行くよ」
同じくスナイパーのポジションに陣取る京夜。こちらも鋭利な風の刃を放つ。
――バッ!
「くっ、んはあぁっ!」
探り無しの一斉攻撃は、次々にガリアナを捉える。と、高い悲鳴を上げて派手に悶える過剰なリアクション。
「さすがケツァールマスク様が認めただけの事はあるわぁ……じゃあ、こっちもお返し行くわよぉ!」
が、すぐに立ち直ると、楽しげに笑いつつ地面を蹴る。
「っ!?」
余り俊敏ではなさそうな外見に反して、一瞬のうちに間合いを詰めるガリアナ。対するは、ワントップのクリスティーナ。
――ガッ!
突進の勢いそのままに掴みかかるガリアナの腕を、真っ向から受け止めて組み合う。
「ぐっ……」
さすがにひとかどのダークネスだけあって、その力は圧倒的。クリスティーナが全力で押そうとも、ピクリとも動かない。
「?!」
ふ、と力を緩めたかと感じるや、クリスティーナの手を取り、自らの腕を彼女の足の間へと滑り込ませる。
「ボディスラム!?」
――ダンッ!
軽々とクリスティーナの身体を持ち上げたガリアナは、その身体をマットならぬ地面へと叩きつけ、そのまま逆エビ固めを極めに掛かる。
「くっ、ううっ!」
「うふ……とても素敵よぉ♪ リングコスの美少女はやっぱり悶えてる姿が映えるわぁ。技をかけてるとじっくり眺められないのが玉に瑕だけどぉ」
苦しさと屈辱に顔を赤く染めるクリスティーナ。ガリアナはレスラーアンブレイカブルではないが、プロレス風の戦い方にも一定の知識があるらしかった。
「クリスティーナ先輩!」
――ドッ!
「んぐうぅっ?!」
技をカットすべく、背後から飛びかかるリリアナ。派手にムーンサルトをしながらバベルブレイカーを叩き込む。さすがの強烈な一撃に、ガリアナもたまらず吹き飛ばされる。
「今のうちに、ティン」
霊犬と共に追撃に入る夕月。腕に鬼神の力を発現させるや、いまだ起き上がれずにいるガリアナの鳩尾へそれを叩きつける。
――ドンッ!
「がふっ! ん、げほっ……や、やるわねぇ……」
咳き込みながらも、ゆっくりと立ち上がるガリアナ。クリスティーナやリリアナが着ているリングコスチュームとは違い、いやに生地の薄いコスチューム。並んで立つと、似て非なる物である事が良く解る。
「……それはどうも」
夕月はそのあざとさに多少の憤りと羨望の入り交じった複雑な視線を向けつつ、短く返す。
「さすがに効いてはいるはずです。私達も」
「ん……わかったの……ぽむも……がんばってなの……」
回復の必要無しと判断した成海は、ライドキャリバーの援護射撃と共に、拳の闘気を雷へと変えて殴りかかる。これに頷きつつ、間合いを詰めるのは穂乃佳。霊犬のぽむも同時攻撃を仕掛ける。
――ババッ!
「くっ、良いわよぉ! もっと攻めていらっしゃい!」
インパクトの瞬間、霊力の網を展開する穂乃佳の拳。しかしガリアナはその手を取るなり、穂乃佳の背後を取る。
「捕まえたわよぉ、子猫ちゃん」
「むきゅ……すごい……ちから……なの……みぁう……あぅ……これ……なに……??」
圧倒的弾力を伴ったスリーパーホールドで、締め上げるガリアナ。
「ノワール、助けるよ」
「……」
「どこ見てるの」
結界を展開しつつ、ビハインドに呼びかける夏希。だが彼の視線は心なしか、ガリアナや穂乃佳の豊かな胸と、夏希の比較的慎ましいそれを見比べている様な……?
とにもかくにも、灼滅者とアンブレイカブルの、微妙に色香漂うスパーリングは、佳境へと突入してゆく。
●
「……良いわぁ、貴方達。すごく良い。私も燃えてきちゃったぁ♪」
「ひゃっ、あ、ちょっと……そこはっ!」
晶子の炎を帯びた拳を受け止めたガリアナは、そのまま身体を密着させ、サイズに関してはこの場で最大とも思える晶子の胸を鷲づかみにする。完全にアウトです。
「そ、そこまでだよ!」
狼藉し放題のガリアナに、再び背後からカットに入るリリアナ。
「あっと、そうは行かないわよぉ」
「なっ?! ん、ぐっ……!」
だが、お見通しとばかりに振り返ったガリアナは、リリアナを抱き留めるようにして、そのままベアハッグで締め上げる。
「うふふ、ほらほらぁ♪」
「……あれも一種の戦い方なのかな」
京夜は、ガリアナの魔手に捕らわれる味方を救出すべく、素早い手の動きで鋼糸を操る。この場で唯一の男子ながら、この様な光景を目の当たりにしても動揺が見られないのは流石である。
「そろそろ、終局と参りましょう」
方陣を展開し、味方の傷と気恥ずかしさを取り払って行く成海。実戦さながら(?)に繰り広げられた模擬戦にも、終止符を打つときが近づいていた。
「援護するよ、トドメを」
――ゴォッ!
「っ?!」
ノワールの霊障波と共に、夏希の放つ竜巻が地面を削りながらガリアナを呑み込んで行く。
「キャットファイトは女子プロレスの前身。私達もこの戦いに相応しいフィニッシュを見せましょう。リリアナさん」
「う、うん!」
クリスティーナはに呼びかけると同時に、リリアナと共にガリアナへ組み付き、その身体を持ち上げる。
「ツープラトン!?」
――ドンッ!
「が、はっ!」
息の合ったブレーンバスターを受け、大の字に横たわるガリアナ。
間を置かず、プロレス部の二人はそれぞれ左右の足を取ると、大きく開かせて固めに入る。
「二人がかりの変形レッグスプレッド!?」
「んあぁぁっ! ……ぎ、ギブアップ……よ」
暫く悶えながら耐えていたが、やがて何故か満ち足りた表情でギブアップを宣言するガリアナ。
「ん……いつから……そこに」
「い、いや。君たちが良い試合を繰り広げていると言うので、見学させて貰おうと思ってな」
気付けば、いつしか模擬戦は公開スパーリング状態。穂乃佳の指摘を受けて、アンブレイカブル達はばつが悪そうにそう答える。
「有難うございました」
「うふ、こちらこそ。久しぶりに熱い戦いが出来たわぁ」
礼を述べつつ手を伸ばした夕月に助け起こされながら、ガリアナは負けた事など気にならない様子で、満足げに笑んだ。
●
――カポーン。
と言う訳で、模擬戦の汗を流しに温泉へとやって来た一同。
「むきゅ……温泉……♪ ……おたがい……大きいと……大変……なの……です……」
先ほどまで纏っていた着物を脱ぎ、本来のサイズを明らかにした穂乃佳。絶妙の湯加減を満喫しつつ、ガリアナへと振る。
「ほんと、特に私達みたいに戦う女性は……って言うかぁ、貴女達……皆胸大きいわねぇ」
そんなガリアナも、湯船に身を投げ出してリラックスしながら、灼滅者達をジロジロと見回す。
「コホン」
何故か、小さく咳払いする夏希。
「い、いえ……と、ところで……獄魔覇獄は集団戦らしいですね、練習にはちょうど良かったんじゃないでしょうか。出来る事なら、序盤だけでも仲良く戦えたらすごく心強いです」
晶子はガリアナの視線から胸を隠す様にしつつ、話題を来る戦いへと移す。
「うふ、そうねぇ。でも……仲間同士だとこの感触は味わえないのよねぇー?」
――むにゅ。
「きゃあっ?!」
「ちょっと、どこを触って……!」
はぐらかすように過剰なスキンシップを試みるガリアナ。標的にされた晶子とクリスティーナは、湯飛沫と黄色い悲鳴を上げる。
「……一度模擬してみたいとか、強そうとか思う相手はいるんですか?」
露天温泉は混浴であったが、礼儀正しく衝立の向こうに姿を隠したままの京夜が、ふと尋ねる。
「んー……シン・ライリー様やケツァールマスク様かしらねぇ。一度手合わせして頂きたいわぁ♪」
「なるほど、ちなみにその方々もこの街に?」
「お留守みたいよぉ。どこに居るかは私も知らないんだけどねぇ」
京夜はさり気なく探りを入れるが、ガリアナは彼らの行き先を知らないらしく、事も無げにそう応える。
「何をされているのかも?」
「えぇ、知らないわぁ」
重ねて問うクリスティーナにも、かぶりを振る。
「そうなんだ、今度武蔵坂学園へ稽古に来てくれたら良いのにな」
「うふふ、皆で出稽古かぁ……それも素敵ねぇ。武蔵坂の子達は皆可愛いし」
残念そうに言うリリアナの言葉に、やや邪な笑みを浮かべつつ相槌を打つガリアナ。
「そう言って貰えると嬉しいです……あ、もし良かったら……連絡先とか交換しても? また模擬戦とかして頂けたらなと」
話の流れに合わせつつ、自然に尋ねる夕月。
「私電話とか持ってないけどぉ、教えてくれる分には歓迎よぉ♪」
「じゃあ、後でご飯の時にでも……」
この人に連絡先を教えてしまっても大丈夫なのだろうか、そんな一抹の不安もよぎりつつ、ともかく夕月はそう応える。
「では、私も……。所で、その美ボディを保つのに、何か秘訣の様な物はあるんですか?」
成海もこれに続きつつ、個人的に興味のある質問をぶつける。
「余り気にしたことないけどぉ、好きなだけ食べる代わりに常に鍛錬し続ける事かしらぁ。って言うかぁ、あなたも美ボディでしょー。さっき背中流しっこした時に見たものぉ」
「いえ、そんな事は……」
そのモデル体型を眺めつつ言うガリアナに、謙遜気味に応える成海。
「……では、強さの秘訣は?」
スタイルの話題から離れ、尋ねる夏希。ちなみにノワールも、今は恐らく衝立の向こうである。
「色々あるんだろうけど、圧勝も苦戦も、勝つも負けるも全てを楽しむ事かしらねぇ。そう言う余裕が、実力を100%出させてくれるわぁ」
と、それとなく真面目っぽい返答のガリアナ。
「さ、そろそろ上がろうかしらぁ。きっと夕飯の支度も出来てるわぁ。この辺の野菜や地鶏を使った鍋は絶品よぉ♪」
「鍋、良いですね」
「それは楽しみです」
模擬戦の疲れを癒やした一行は、武人の町の美味を満喫すべく湯を上がる事にした。
「他のダークネスもこんな感じなら良いのにね~」
女性陣が脱衣所へ消えた後、最後に温泉を後にする京夜は、ぽつりと呟く。
かくて武人の町を訪れた一行は、ガリアナとの模擬戦や温泉、食事を存分に満喫する。
有益な情報は得られなかったが、彼らの来訪が、アンブレイカブルと武蔵坂の関係良化に貢献した事は間違いないだろう。
作者:小茄 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年11月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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