海濱・明月(金髪爆乳明月ちゃん・d05545)は、こんな噂を耳にした。
『女性を木に吊るして、あれこれする触手が現れた』と……。
この触手は都市伝説で、普段は木の上に隠れているのだが、女性を見つけると触手を伸ばして吊り上げ、あれこれするようである。
しかも、あれこれされた女性は全身の感覚が鋭くなり、何をされても気持ちよく感じてしまうらしい。
それが原因で女性達の大半が、都市伝説の触手なしでは生きられなくなっており、例え正気に戻ったとしても再び戻ってしまうほどの中毒状態にあるようだ。
都市伝説自体はそれほど強くないものの、触手が千切れるたびに乳白色の液体が飛び散り、全身の感覚を鋭くさせて敏感にさせてしまうため、色々な意味で注意が必要だろう。
そう言った事も踏まえた上で、都市伝説を倒す事が今回の目的である。
参加者 | |
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海濱・明月(金髪爆乳明月ちゃん・d05545) |
青柳・琉嘉(自由奔放サンライト・d05551) |
ルシア・ルーセント(ロストメモリー・d06226) |
美波・奏音(エルフェンリッターカノン・d07244) |
マリア・リンド(ヴァルキリーフェイク・d10691) |
譽・唯(断罪を望んでいた暗殺者・d13114) |
小野屋・小町(二面性の死神モドキ・d15372) |
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950) |
●危険地帯
「本当に、こんな都市伝説がいたんだねぇ」
海濱・明月(金髪爆乳明月ちゃん・d05545)はマイクロビキニ姿で、仲間達と共に都市伝説が確認された森に向かっていた。
一応、このような都市伝説が存在しているという話は、噂に聞いていたのだが、まさか本当に存在していたとは驚きである。
だが、都市伝説の存在を知ってしまった以上、倒さなければならないだろう。
「まぁ、普通の人には迷惑な代物だよね」
マリア・リンド(ヴァルキリーフェイク・d10691)が、苦笑いを浮かべた。
おそらく、触手を愛する紳士(?)達の思いがひとつになって、生み出された存在なのだろう。
そう思われる要素が幾つもあるため、ほぼ間違いないと言えそうだ。
「とりあえず、最小限の被害で終わらせて帰りたいもんやね」
小野屋・小町(二面性の死神モドキ・d15372)が、しみじみとした表情を浮かべる。
「……もう……嫌な予感……しかしませんね……」
譽・唯(断罪を望んでいた暗殺者・d13114)が、気まずい様子で汗を流す。
例えるなら、オオカミの群れに飛び込む羊の気分。
一応、覚悟はしていたつもりだが、背筋に走る悪寒のせいで、今にも心が折れそうになっていた。
「まぁ、あたしも闇堕ちの後遺症で色々あった身だから他人事じゃないからね。一歩間違ってたら、犠牲者の人達みたいに『戻れなくなる』ところだったし、きっちり倒さなくっちゃね」
美波・奏音(エルフェンリッターカノン・d07244)が、自分自身に言い聞かせる。
都市伝説に襲われた被害者の大半は、今も触手の後遺症に悩まされており、眠れぬ夜を過ごしているらしい。
中には都市伝説の触手が忘れられず、再びこの場所に来ている者もいるようだが、あまりにも中毒性が高いため、自らの意志で離れる事が出来なくなってしまうようである。
「触手って、よく知らないけど、なんかえっちぃ感じ……? なんでオレ……、ここにいるんだろ?」
青柳・琉嘉(自由奔放サンライト・d05551)が、複雑な気持ちになった。
気のせいか、来てはいけない場所に、来てしまったような気がする。
本音を言えば、回れ右をして帰りたいところだが、ここまで来た以上は引き返す訳にはいかなかった。
「とにかく、都市伝説は木の上に隠れてるって話だから、上を見ながら歩……きゃんっ!」
フィヒティミト・メーベルナッハ(媚熱煽姫・d16950)が何かに襲われ、驚いた様子で尻餅をつく。
その途端、木の上に隠れていた都市伝説が触手を伸ばし、フィヒティミトの両脚をM字開脚させるようにして持ち上げた。
「だ、大丈夫ですかっ!?」
ルシア・ルーセント(ロストメモリー・d06226)が驚いた様子で、フィヒティミトを助けに向かう。
だが、都市伝説の触手はルシアの両手両足にも絡みつき、フィヒティミトと並べるようにして持ち上げた。
●触手と白濁
「この手の女の子を襲う魔獣には、なかなかやられないしぶとさも大事なんだよ? ……って、どっかのえらい人が言ってたような気がするし……以前のスライムが不甲斐なかったから、今度はもう少し楽しませて欲しいなぁ」
すぐさま、マリアが間合いを取った。
しかし、都市伝説の触手は既にマリアの背後に回っており、両手両足に絡みつくと、胸の谷間や下腹部へと這いずり回って白濁液をぶち撒ける。
「ま、まさか、こんなにも近くに……!」
それを目の当たりにした唯が、驚いた様子で後ろに下がっていく。
だが、都市伝説の触手は執拗に唯を追い、まるで威嚇するようにして鎌首をもたげた。
「わわわ……私は……男です……! だ、だ、だから……襲っても……ひゃわっ!? ……どこ………触って……わぁっ!!」
その途端、唯が悲鳴をあげて首を振る。
しかし、都市伝説はおかまいなし。
例え、本当に男であったとしても、大した問題ではないと言わんばかりに、唯の動きを封じ込めて、激しく触手で攻め立てた。
「えっ? なんで!?」
それに巻き込まれるようにして、明月も都市伝説の触手に捕まり、困った様子で悲鳴をあげる。
その間に、都市伝説の触手が両方の胸を乱暴に揉みしだくようにして、激しくいやらしくネットリと暴れまわった。
しかも、すっかり触手の虜になったマリアが、明月の身体に白濁液を塗りたくり、ゆっくりと唇を近づけてきた。
おそらく、マリアは既に夢の中。
都市伝説の触手から噴き出した白濁液の影響で、現実と夢の狭間にいるような感覚になっているようだ。
「……何だか、もっと欲しくなって来ちゃったかも……」
フィヒティミトが都市伝説の触手を掴んで、強引に白濁液を絞り出す。
白濁液はとても甘く。まるでジュースのような味であったが、独特な粘り気があり、その触感が病みつきになる感じであった。
都市伝説の触手も身震いするほど敏感に反応すると、噴水の如く勢いで白濁液を噴き出した。
「あぁ、これ、確かに癖になります……」
ルシアも納得した様子で、ウットリとした表情を浮かべる。
最初は乱暴に暴れまわっていた触手が、今は優しく、艶めかしく、ルシアの身体を這い回っていた。
「ねぇ、もっとして……!」
そのせいか、フィヒティミトも自らの胸を突き出し、白濁液を全身に浴びる。
もう何も考えられなくなっているのか、だらしなく開いた口の中に入った白濁液をゴックンと飲み、幸せそうな表情を浮かべていた。
「はぁん……、明月ぃん……もっとぉ……」
明月も次第にとろんとした表情を浮かべ、都市伝説の触手に爆乳をこね回されながら、その場で果てた。
「こ、このままじゃ……」
奏音が身の危険を感じて、リングスラッシャーで、片っ端から都市伝説の触手を切断する。
しかし、スーツの外も中も都市伝説の白濁液で、ビッチャビチャ!
それが原因で動くたびに擦れて、妙な気持ちになってしまい、立っている事さえ難しくなってきた。
「一体、何が起こっているんだろ?」
そんな中、琉嘉がキョトンとする。
霊犬のトウジロウも、一緒になって首傾げ。
何やらよく分からないが、大変な事になっているようである。
「さぁ、斬刑の刻限だよ!」
次の瞬間、小町が都市伝説の死角に回り込み、スレイヤーカードを解除した。
●禁断の世界
「えっ? まだ駄目っ! ここからがっ!」
その途端、フィヒティミトが納得のいかない様子で声を上げる。
フィヒティミトもすっかり触手の虜になっており、自ら敏感なところを刺激して、甘く切ない声を上げた。
都市伝説の触手もそれに応えるようにして、強弱をつけてフィヒティミトを攻めており、互いに高め合っているようだ。
「……なんか近くにいたらいけない気がする」
その間も琉嘉は、キョトン。
トウジロウをもふもふしつつ、どうするべきか悩んでいた。
「そんじゃ、そろそろ終いにするで!」
すぐさま、小町が虚空ギロチンを使って、都市伝説に攻撃を仕掛けていく。
それでも、都市伝説は触手を鞭の如く振り回し、小町の動きを封じ込めようとした。
「片っ端から切断しちゃうから覚悟してよね!」
奏音が内股になりつつ顔を紅潮させ、都市伝説めがけてリングスラッシャーを放つ。
既に肉体が限界に達しているため、今にも座り込みそうになっているが、『も、もう少しの我慢……!』であると自分自身に言い聞かせ、何とかこらえている様である。
「だったら、千切り易くしませんとね」
そんな空気を察したのか、ルシアが都市伝説に影縛りを使う。
ルシアもかなり限界のようだが、何とも意志を保っていた。
「とりあえず、真面目に攻めるとしても、こうするしかないか」
それに合わせて、マリアが都市伝説の触手に旋風輪を仕掛ける。
そのたび、都市伝説の触手が千切れ、辺りが白濁液で真っ白になった。
「これは……さっきの……お返しです……」
次の瞬間、唯が愛刀の『雪桜』を握り締め、居合斬りで都市伝説の体を真っ二つに切り裂いた。
その一撃を食らった都市伝説が激しく触手を蠢かせ、風船が萎むようにして消滅した。
「うう……、ちょっと残念……」
都市伝説が消滅した事に気づき、フィヒティミトが思いっきり残念そうにする。
白濁液を大量に浴びたせいか、いつもより感覚が鋭くなっていたため、限界を超えた快楽を感じる事が出来た。
それは限界を知らぬ底なし状態であったため、少し物足りないようである。
「確かに、こんなペットがいてもいいのになぁ」
マリアも一緒になって残念そうにする。
せめて触手だけでも残っていれば、色々と使い道があったはず。
一本くらい残っていないかと思い、辺りを見回してはみたものの、完全に消滅してしまったのか、何ひとつ残っていない。
「奏音さん……、もっと遊ぼう……あぁん……」
そして明月は白濁液に塗れた爆乳を揺らし、奏音を連れて物陰に消えるのだった。
作者:ゆうきつかさ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年12月15日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 6
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