●あるじなしとて
ころり、ころころ。
転がるは「悌」の字が刻まれた玉。人の死体やダークネスの残骸を巻き込み、ゆるやかに転がり続ける。
ごろり、ごろり。
奇怪で巨大な肉塊となったそれが、雪原のただ中で動きを止めた。
震え、蠢き、不意に弾けるように裂ける。と、少年が一人雪の上に投げ出されていた。鎖骨の間に輝く「悌」の玉から光が迸ると、白い礼服と犬の頭を象った杖が与えられる。それらを身につけ、少年は日が傾いた空を仰ぎ見た。
「ママ。あなたのために生まれたよ」
小さな唇が言葉だけを吐き出す。
寒空の下、人ならばもれる白い息はなく。
「がんばるから、ぼくを見て」
遠くに佇む集落を眺め、透き通る手が杖を握る。
●あるじわすれぞ
教室に入ってきた灼滅者たちに席を勧め、埜楼・玄乃(中学生エクスブレイン・dn0167)は眼鏡のブリッジを押し上げた。
「今回はスキュラが遺した厄介事だ」
八犬士の予備を生みだすための仕掛け、犬士の霊玉のひとつである。彼女が灼滅されてなお、彼女の忠実な僕を生みだすシステム。この霊玉は予知の段階では、大きな肉塊の状態だ。この段階で倒してしまうと霊玉はどこかに飛び去る。
「つまり生まれてからでなくてはならん。そして問題は、生み出されるダークネスが極めて強力になるということだ」
生まれてしばらくは力が弱いが、時間が経つにつれ犬士に相応しい能力を得てゆく。それまでの猶予は実に15分。
よって生まれる瞬間を待ち受け、一気に短期決戦で灼滅するしかない。
「長引けば闇堕ちでもしない限り倒すことは難しいだろう。素早く確実な灼滅を願う」
玄乃の声が不吉な予測を告げて、乾く。
生まれ落ちるのは一見、小学生ぐらいの少年だ。しかしその実体はノーライフキングであり、生まれた段階で既に両手両足は水晶化している。
使用してくるサイキックはエクソシストのものと、マテリアルロッドのもの。
戦闘中も徐々に彼は進化し、背中から薄い水晶の皮膜の張った翼が生える。10分経過すると空を飛び始め、飛行状態になると近接攻撃を受けなくなる。スナイパーなどが翼を狙えば、撃ち落とすことはできるだろう。その場合翼はすぐには治らず、ノーライフキングの少年は地上で戦うことになる。
「だが最終的に、15分経過すれば翼も再生する。繰り返すが、それまでに撃破しなくては諸兄らが危険だ」
ノーライフキングでありながら、配下はいない。
それだけ個体戦闘能力が高いということでもある。
そしてこのスキュラダークネスが生まれ落ちる場所の近くには、小さな集落がある。雪の降った山中、一般人が近くにいる心配はない、が。
「彼は八犬士の空位を埋めるために作られたダークネスだ。ひとたび野に放たれれば被害の規模は想像もつかん」
玄乃はかたい表情で、見たくない未来への感想をそれだけもらした。
どうあれ、できることはただひとつ。
「諸兄らを信じている。健闘を祈る」
話を結び、玄乃はファイルを閉じた。
参加者 | |
---|---|
赤秀・空(道化・d09729) |
倉澤・紫苑(自称水着評論家・d10392) |
蛇原・銀嶺(ブロークンエコー・d14175) |
菊水・靜(ディエスイレ・d19339) |
高柳・一葉(ビビッドダーク・d20301) |
雛護・美鶴(風の吹くまま・d20700) |
興守・理利(藤廻向・d23317) |
音森・静瑠(翠音・d23807) |
●子は母慕えど
雪にうっすらと覆われた山中。吐息は白くかすんで流れてゆく。念の為、滑り止めのスパイクを靴に着けた赤秀・空(道化・d09729)が、とんと爪先をついて足元を確かめた。どうやら滑る心配はなさそうだ。
目をあげれば鎮座する、お世辞にも『霊玉』には見えない巨大な肉の塊。
「見た目はこれでも、ダークネスなんだもんなぁ」
倉澤・紫苑(自称水着評論家・d10392)がちょっと気味が悪そうに眺めやる。これが少年の形になったら戦闘開始、なのだが、鑑賞に堪えるとは言い難い。戦場となる場を確認し、位置取りを考えながら菊水・靜(ディエスイレ・d19339)も呟いた。
「こうして捕捉出来ているから良いものの、彼女の力は多大なものであったのだろうな」
霊玉の主、スキュラ。次々と霊玉が発見される以上、そう思わせるに十分足りる事態だ。灼滅されて尚、彼女の残した影響は大きい。
「まだあるんだね、いったいどれくらいが出回ってるんだろう。スキュラはもういなくなったっていうのに、迷惑極まりないね」
「カンナビスの時みたいに悪用されても困るしね。絶対ここでやっつけないと」
紫苑に雛護・美鶴(風の吹くまま・d20700)が勢いよく頷く。
霊玉が震え出したところを見ると、そろそろ誕生が近いようだ。愛機・キャリーカート君を伴って、クッキーの最後のひと欠片を口に放り込んだ高柳・一葉(ビビッドダーク・d20301)が前に出た。
「そろそろだね」
その言葉に、仲間の輪の中でひと声もあげず丸まっていた大柄なメインクーンが身を起こした。ぐっと身体を伸ばすと猫変身を解き、蛇原・銀嶺(ブロークンエコー・d14175)が小さく吐息をこぼす。
隊列を意識して下がりながら、音森・静瑠(翠音・d23807)は複雑な想いを抱えていた。
(「生まれがどうあれ、生まれてきた以上は命であるのは間違いないのですが……」)
今から殺す相手に罪悪感を抱くのは致命的か、と頭ではわかっていても、興守・理利(藤廻向・d23317)もまた、思うところはあった。
(「それでも……この所業に躊躇いを抱かなければ人でなくなる気がします……」)
蠢動する肉塊に亀裂が走り、弾ける。その瞬間にこぼれ落ちるように現れた少年を、すかさず灼滅者たちは包囲した。まだ翼のない身の少年が、包囲を逃れる術もない。きょろりと一同を見上げ、少年は首を傾げた。
「伺っておきたいのですが……私達が貴方の邪魔をしなかった場合、貴方はどうされるのですか?」
静瑠の問いに、少年はとても楽しそうに微笑んだ。
「ママのための兵隊を作るよ。たくさん殺して、たくさんたくさん作って、ママに喜んでもらうんだ」
重い沈黙が舞いおりた。
屍王の兵すなわち死人の群れ。生まれながらに人を殺して従えることを知っている。それが己の役目だと知っているのだ。しかしまだ、静瑠は食い下がった。
「それは、はたして貴方の意思なのですか……?」
「うん。ぼくはたくさん兵隊作れるんだよ。ママの役に立って、褒めてもらうんだ」
慄然として言葉を失う静瑠を見上げ、少年は身を乗り出した。
「お姉さんたち、丈夫そう。ぼくの兵隊になってよ」
そこに悪意はない。言葉が通じる目の前の生物に対して、どう使おうと思っているか宣告しているだけなのだろう。
空はさしたる怒りも感じなかった。別に恨みはないけど、戦いなんてそんなものだよね。そうごちて、傍らにおさげの少女を喚び寄せる。
「だが、私たちも負ける訳には行かぬ。全力で戦わせて頂こう」
靜の穏やかな、しかし確固たる応えに紫苑が続いた。
「……個人的に霊玉には恨みというか思うところがあるし、全力で刈り取らせてもらうけどね」
(「お母さんはもういない、って言ったら怒らせそうだよね」)
口を噤む代わりにキャンディーを咥えて、一葉はスレイヤーカードを取り出した。
理利が周辺の音を断ち、灼滅者達がカードを解放すると同時、少年の霊玉が輝きを灯す。
●語れば迷えど
杖を手に立ちあがる少年目がけ、踏みこんだ靜の『rdeca』が螺旋の軌跡を描いて奔る。穂先の勢いで体が泳いだ少年に、タイマーのスイッチを入れた理利の放った、氷の弾がまともに命中した。雪を散らして踏みとどまった少年が犬の頭を象った杖を掲げる。
「いくよ!」
途端、圧縮された空気が爆発的に膨れ上がる。空気が引き裂かれる音をあげて渦を巻き、前列を巻き込んだ。咄嗟に紫苑の前には空が滑りこみ、銀嶺は一葉がその打撃を引き受けたが、靜までは手が回らない。激しい竜巻は防具を軋ませ、予想を超えたダメージを刻みつけた。
「やらせないんだから!」
交通標識のスタイルチェンジで、美鶴から癒しの力と仲間に耐性を与える加護がとぶ。一葉も祝福の言葉を変換した風を吹かせ、治療と同時に防具を蝕む浸食を食いとめた。
翻弄するように回りこみながら、キャリーカート君が機銃で少年を追い立てる。その先で紫苑と銀嶺が同時に仕掛けた。『ナノナノ注意!』と記された標識を振り抜いた紫苑に殴り飛ばされ、跳ねた体を銀嶺の縛霊手がカウンター気味に地面へ叩きつける。
少年が身を起こすより早く、静瑠のまとう意志ある帯が鋭く翻った。少年の体を貫いて戻り、じわりとその狙いを補正する。
靜へと癒しの矢を放つ空の背後から滑り出て、彼の連れである少女が少年の背中を狙った霊撃を放った。わずかに逸れたが杖の威力を抑えこむ。その一撃を受けざま、少年の杖が魔力を帯びて不吉に輝いた。
庇い手の誰もが対応できないタイミングで、爆発するような雷光が銀嶺を襲う。影に絡みつかれ、威力を減じた杖でありながら、轟雷は銀嶺をしたたか捉えて吹き飛ばした。
「大丈夫? すぐ治すから!」
悲鳴のような声をあげた美鶴から霊力の光がとぶ。呻いた身を起こした銀嶺に、続けて空が癒しの矢を撃った。彼を目くらましに使いながら、おさげを揺らす少女の攻撃が少年へ突き刺さる。
初手で灼滅者一人が立ち上がれなくなるほどの打撃を叩きこまれながら、少年は何事もなかったように軽いステップを踏みながら灼滅者を振り返った。
「みんなすごく丈夫だね。ママの役に立ちそう!」
無邪気で無垢な害意。
あと9分で打ち倒さねばならない敵の様子に、理利は唇を噛んだ。
「寄る辺はもう無いと言うのに……」
ともすれば攻撃の手が鈍りそうになるのを奮いたたせるが、どこか悲しい想いが胸を占めていた。先ほどの静瑠と彼のやりとりが甦る。悌に込められた意味……そこに人との違いはあるのだろうか?
母に仕えようというこの少年の考えは、どちらかといえば孝に思えなくもない、が。
「……いや」
理利は考えを中断した。今は目前の脅威撃破に集中すべきだ。
「それでは、こちらの番だ」
隙だらけの少年の鳩尾に、靜の魔杖が突き込まれるや魔力が内側から破壊せんと流れこむ。その衝撃で身を揺らす少年を丸ごと、銀嶺の放った影が呑み込んだ。やすやすと影を斬りさいてまろび出た少年に、紫苑の拳が叩きつけられる。
最優先は飛ぶ前に撃破することだが、仲間を庇いきることも仕事のうち。少し注意を引いておかねばならない。キャリーカート君のシートを蹴って宙を舞いながら、一葉は影を躍らせた。
「生まれたばかりで可哀想だけど、君を殺すよ。私達ヒトの為にね!」
「えー、ママの為に死んでよ!」
切り返す少年に一葉の怪獣の口のような影が喰らいつく。呼吸を合わせたキャリーカート君の突撃が、少年に更なる傷と浸食を刻みつけた。
●道はたがわず
腹に響くような轟音が戦場を席巻する。音を断ってはいるが、衝撃や振動でどこかで雪崩が起きていても不思議はない。少年が放つ竜巻も、雷も、灼滅者たちを痛めつけはした。しかし防具を選んできたことが幸いし、なんとか誰も倒れずに済んでいる。
とはいえ、威力を減じようと脅威には違いない。その竜巻から美鶴を庇い、キャリーカート君が耐えきれずに消えている。
「8分!」
時を読み上げる理利の声。一葉の影が少年を食いちぎらんと迫るのを見ながら、空が吐息をもらした。だいぶ傷は重くなってきている。
みゆき。誰にも聞こえないその瞬間だけ、囁いて空は少年の前に身を投げ出した。為すべきことは互いに把握している。空は傷の深い一葉へ癒しの矢をつがえ、その彼を盾におさげの少女は毒をもたらす衝撃波を放つ。次は翼を狙うのだ。
銀嶺の放った影が再び少年を呑みこみ、もがき出た少年に理利が縛霊手で殴りかかる。美鶴の癒しの光が空を包み、靜と紫苑が魔杖の挟撃で少年を打ち、静瑠の槍が貫くが。
ばきり。音をたてて少年の背中から水晶の翼手が伸びる。薄い水晶の皮膜が張り始め、少年は愉しげな笑みを深めた。虚ろな瞳が湛えるは進化と破壊への喜び、灼滅者を嘲るように喉からは忍び笑いがもれる。
「やはり人成らざる存在か……!」
戦慄が背筋を駆け上る。甘さを捨てられなかった己を恥じる理利の叫びが切迫した。
「9分! 飛ばしては駄目だ!」
この少年が世に放たれる前に倒さなくてはいけない。放つ影の鋭さは増し、少年を深々と切り裂いた。
「当たれぇっ!」
よろけたところに美鶴のオーラキャノンが直撃する。苦鳴をあげた少年が自らを癒す温かな光を掲げた。仲間に残った傷を癒すため、一葉が癒しの力に変えた風を吹かせる。
「まだ時間はある。諦めない投げ出さない。がんばろう!」
自らに言い聞かせるような紫苑の宣言。飛ぶ準備をするように翼をはためかせる懐へ踏みこみ、紫苑は拳をたて続けに繰り出した。
スキュラは嫌いだけど、恨みがあったわけではない。
霊玉だって、危険さえなければ特に興味はない。けれどこれは、スキュラの霊玉は危険すぎる。釈然としない、納得出来ていない部分がある。
「ならこの場で、仕留めさせてもらわないとね!」
身を苛む痛みを堪えて打ち込み続けた拳は、少年の足を数秒完全に止めた。
そしてその隙を見逃すような真似は、静瑠も、空の連れもしなかった。
狙いを補正し続けた静瑠の帯は右の翼を。掲げた指先に宿った漆黒の弾丸を撃ち込む空の、陰から踊り出た少女が左の翼を。したたかに狙い撃ち、翼は衝撃に耐えられなかった。涼やかな音をたてて砕け散る。
「あっ、痛!」
少年が泣きだしそうに顔を歪めた。距離を取ろうと数歩下がりながら、涙声を振り絞る。
「でも負けないよ、ママに褒めてもらうんだから!」
……もう、見てくれる者はどこにもいないと。知らぬ方がましなのだろうか。
縛霊手を起動し地を蹴りながら、銀嶺はそんなことを考えていた。どれほど努力しようと、どれほど苦しい想いをしようと、報われることは永遠にない。迷いのままに追いすがり打ち据える。
「喰ろうて見よ」
たたらを踏む少年を追い込み、靜がその胸といわず腹といわず、拳の連撃を降らせた。
必ず押し切れる。積み重ねた打撃を思えば、靜は確信していた。
●其は露と消える
翼を砕かれたとはいえ、尚も進化を続ける少年の体は異音をたてて蠢き続けた。翼を再構築するためか再び翼手が伸び始め、両足の向こうに尻尾らしきものが形成され始めているのが見える。
巨大な十字架が少年の意に応じて輝くや、灼滅者たちに無数の光線を撃ち放った。
しかしその光はほとんどが目標を捉えることなく消えた。一葉は光を引きつけてバク転でかわし、ただ一人、理利にわずかな傷を刻んだだけだ。積み重ねた封じ込めや絡みつく影が、少年に自由を許さない。
血を撒きながら靜が『rdeca』を捩じ込み、銀嶺の足元から奔り出た影が小柄な体を呑み込む。苦鳴をあげて転がり出てきた瞬間に、タイミングを合わせた静瑠の槍が襲いかかる。
「申し訳ございませんが……落ちて頂きます……!」
「あの世で、お母さんに会っておいで」
一葉の足元から奔った影が、ばくりと少年の脇腹に食いついた。怪獣に咬み取られたように体をこそげ取られて、少年がぐらりと傾く。その体を癒すだけの力は、もう残っていなかった。
手の力が抜け、握っていた杖が雪を散らして倒れる。その後を追うように、少年の体も力を失って倒れ伏した。
「あ、れ……? ぼく、どうしたの……?」
戸惑ったような声は、己の敗北と滅びという現実を前に震えていた。
水晶の手足の先から、砂が崩れるように崩壊はゆるやかに進んでいく。
「ママ……」
亀裂に身を裂かれながら少年が最期に呟いたのは、彼を産みだした存在への訴えだった。
ひらり、舞い落ちてきた雪が少年に触れて消える。
小さな体は涼やかな崩壊の音を立て続け――。
「ゆっくりと……お休みください……」
静瑠の囁きを待っていたように。
少年の姿はその瞬間、ばしゃっと音を立てて砕け散った。
あと一撃を貰えば立ってはいられなかった空がよろめいて膝をつき、だらしないと言わんばかりに彼の連れが背中をどやしつける。
「わ、空くん大丈夫?!」
慌てて美鶴が駆け寄って傷を癒しはじめた。かなり傷は深いが、幸い残るほどではなさそうだ。結果として美鶴と空の連れ以外、全員が怪我を負っている。特に庇い手の二人と靜、銀嶺と紫苑は戦闘中は癒せない傷が蓄積していた。レベルの高い使い手が多かったことで押し切った形だ。
傷の深い一葉の傷を治療しながら、静瑠は重い気持ちを抱えていた。
無論、あの少年を討たねばならなかったことは理解している。ただ、こういう結末にならない道はなかったのかな、という想いが離れない。
もの思わしげに、銀嶺もまた、どこか遠くを見ていた。
今出来ることは、仲間と、手の届く限りの人々を守ることだけ。
いつかその先――人とダークネスのありように、手をかけることができるのか。
今はまだ姿も見えない未来に、こたえはある。
作者:六堂ぱるな |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年1月8日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 2
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