臆病者には、死すら許されず

    作者:波多野志郎

     ――路地裏で、その蒼い異形は身を震わせていた。
    『――――』
    「大丈夫、私にはあなたが見えます。灼滅されて尚、残留思念が囚われているのですね」
     その目の前に降り立ったのは、少女だ。少女は蒼い異形――デモノイドを見上げて、語りかける。
    「私は『慈愛のコルネリウス』。傷つき嘆く者を見捨てたりはしません」
     デモノイドは答えない、否、答える言葉を持たない。何故ならば、誰にも届かぬほどに小さく、言葉を吐き続けていたからだ。
    『殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す』
     その声に少女、コルネリウスはうなずいた。
    「……プレスター・ジョン、プレスター・ジョン、聞こえますか? この哀れな臆病者をあなたの国にかくまってください」

    「……慈愛っぷりにもほどがあるっす」
    「むしろ、残酷よねぇ」
     湾野・翠織(小学生エクスブレイン・dn0039)の呆れ顔に、ルーパス・ヒラリエス(ウェイストランダー・d02159)は頬を抑えながらため息をこぼした。
     今回、翠織が察知したのは慈愛のコルネリウスが、灼滅者に倒されたダークネスの残留思念に力を与えて、どこかに送ろうとしている件についてだ。
    「詳しくは、以前の報告を読んでもらうとして……すぐには動かないっすけど、放置すれば、こいつ人混みに突っ込んで殺しまくってもおかしくないっす」
     生前から狂っていたようなデモノイドロードだ、死を恐れる余り人を殺し続ける事を選んだ臆病者は、理解してしまった――他者を生かしておけば、いつか自分を殺す『かもしれない』、と。
    「 慈愛のコルネリウスが残留思念に呼びかけを行った所に乱入して、彼女の作戦の妨害を行なってほしいんす。ま、幻のような実体をもたないものなので、戦闘力はないんすけど、コルネリウスははこちらの交渉には一切耳を貸さないっすね」
     残留思念は自分を灼滅した灼滅者を恨んでいるものだが、このデモノイドロードの場合、そういうレベルを超えた拒絶反応を示す。殺される前に殺す、そういう妄執で襲い掛かってくるだろう。
    「時間は夜、場所は以前戦った路地っす。光源は必要ないっすけど、万が一のためにESPによる人払いは必要になるっすね」
     相手は、以前同様の戦闘能力を持っている。ダークネスであり、強敵である事を忘れてはならない――しっかりとした作戦と戦術が、必要となるだろう。
    「死んでも逃げられないってのは、皮肉っすけどね? コルネリウスが何を考えてこんな奴に慈悲を与えるかわからないっすけど、とにかくまた止めてやってくださいっす」
     あまりにも皮肉な、あってはならない第二幕――その幕が上がる前に、終わらせなくてはならない……。


    参加者
    喚島・銘子(空繰車と鋏の狭間・d00652)
    赤倉・明(月花繚乱・d01101)
    嶌森・イコ(セイリオスの眸・d05432)
    山田・透流(自称雷神の生まれ変わり・d17836)
    ヴィンツェンツ・アルファー(ファントムペイン外付け・d21004)
    荒覇・竜鬼(鏖龍・d29121)
    辻凪・示天(彼方の深淵・d31404)
    ヘイズ・フォルク(青空のツバメ・d31821)

    ■リプレイ


     ――路地裏。そこに異形の巨躯が立ち尽くしていた。
    「……何故、死して尚囚われた、か弱い魂ばかりを利用するのかしら」
     デモノイドロードの眼前で消えていくコルネリウスの幻影に、嶌森・イコ(セイリオスの眸・d05432)は、呟く。答えはない、三度目にしても同じだ――だからこそ、これからの流れも同じだった。
    「死んだらもう殺されなくて済む筈だったのにね」
    「――――」
     ゆっくりと振り返るデモノイドに、ヴィンツェンツ・アルファー(ファントムペイン外付け・d21004)は短く言い捨て、荒覇・竜鬼(鏖龍・d29121)は無言でその視線を受け止める。デモノイドの、異形の口が小さく動いている――その呟きを、ヘイズ・フォルク(青空のツバメ・d31821)は確かに聞いた。
    「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
    「……親切で復活させたつもりだろうけど蘇った方は喜んでないとか、あの慈愛の何とかさんも結構、はた迷惑ですね」
     ため息交じりのヘイズに、辻凪・示天(彼方の深淵・d31404)は飄々と言い捨てる。
    「これは慈愛ではないと思うが……まぁ実体もなく会話も通じない相手に興味など無い。何かを企んでいるのは確実だが、それも置いておこう。問題はデモノイドの方だ」
    「傷つき嘆く者をそのまま具現化しても、本人は全く癒されてないわよ、コルネリウス。アフターフォロー無しなんて無責任ね」
     抑える事すらしない殺気を前に、喚島・銘子(空繰車と鋏の狭間・d00652)も言い放った。このまま放置をすれば、このデモノイドは殺し続けるだろう――自分以外誰も居ない世界、それしかこの臆病者には安らぎはないのだから。
    「前回も今回もあなたにとっての死神である私達を呼び寄せたのは、他ならぬあなたの所業よ。前回の皆の言う事を信じて安らかに逝けば、少なくとも二度目は無かったのに……この先あなたが不安に怯えずに済む日は来ないでしょうけれど、「実際に殺される」のはこれで本当に最後にしてあげるわ」
     銘子は静かに語り、ESP殺界形成を展開する。その言葉に、デモノイドは低く身構え、全身の筋肉を膨張させた。
     来る、そう悟った山田・透流(自称雷神の生まれ変わり・d17836)は、両拳を上げて腰を落とす。ファイティングポーズを取って、透流は凛と言い放った。
    「臆病者同士……殴り合おう」
    「殺す殺す殺す殺す殺す殺す、殺す、殺す、こぉ、ろぉ、すぅ――ッ!!」
     ズン、と一歩踏み出すデモノイドを見上げ、透流は深呼吸を一つ。眼前の敵に対する警戒心から、呟きを漏らす。
    「明日は我が身……ゲームじゃないんだから、私たちだっていつまでも勝って生き残り続けるなんてことができる保障があるわけじゃない。だからこそ、あのデモノイドロードさんみたいにならないように気をつけて戦わないと」
     ダンッ! とデモノイドがアスファルトを蹴った。殺気と質量、精神と物理両方の圧力を感じながら、赤倉・明(月花繚乱・d01101)はクリエイトファイアの炎を眼前に堂々と名乗る。
    「赤倉明、参ります」
    「が、あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
     もはや、返答ではない。全てを塗り潰すように生み出される無数の手裏剣――デモノイドは、乱れ手裏剣を灼滅者達へと叩き付けた。


     ヒュ、ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!! と、手裏剣の雨が灼滅者達へと降り注ぐ――その中で、銘子の持つ交通標識が黄色標識にスタイルチェンジする。
    「ここから先へは、行かせないわ」
     デモノイドは、すぐさま後退しようとした。しかし、背後から霊犬の杣に斬魔刀を受けてその動きを乱す。
    「――ッ!!」
     そこへヴィンツェンツのスターゲイザーが放たれ、デモノイドの厚い胸板を強打した。ズン……! と響く衝撃、重ねるようにビハインドのエスツェットが刃を突き立てる。
    「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
     強引に、デモノイドが両腕を振り回した。ヴィンツェンツは上へ、エスツェットは下へ、それぞれ間合いを取る。その間隙に、雷神の籠手をロケット噴射で加速させた透流が駆け込んだ。
     デモノイドの防御する腕が雷神の籠手を受け止める――しかし、構わず透流は強引に踏み出した。
    「貫く……!」
     ゴォ! と透流の雷神の籠手が振り抜かれ、デモノイドの巨体が宙に浮く。そこへ明が、縛霊手を炎で燃やし間合いを詰めた。
    「燃え散りなさいダークネス」
     繰り出される明のレーヴァテイン、その殴打を空中でデモノイドは受け止める。しかし、空中では踏ん張りが効かなかった。
    「お行きなさい、シノ」
     明の囁きに霊犬の東雲が縛霊手の上へと着地、その上を駆け抜けるとデモノイドの首筋目掛け斬魔刀を――ガギン! とデモノイドは口で食い止めた。
    「ふ、ぐうううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!」
     吹き飛ばされながらデモノイドは、首を振るう。軽々と、東雲は空中で体勢を立て直して明の横へ降り立った。
    「――――」
     着地の瞬間、その背後の死角へと竜鬼が潜り込んでいる。振り払った交通標識の色は赤色標識――竜鬼のレッドストライクが、デモノイドを鋭く殴打した。
     だが、デモノイドは踏ん張る。振り返りざまの裏拳、それを竜鬼は張った鋼糸で軌道を誘導、受け流した。
    「やれ」
     示天の短い指示に、ライドキャリバーが疾走する。デモノイドへの突撃、その体当たりを受けて、デモノイドが踏ん張った。そこへ、すかさず示天は天魔光臨陣の法陣を展開する。
    「ガ、アアアアアアアアアアアア――!!」
    「お前も災難だよね、一度死んで蘇ってまた死ぬ。死ぬ感覚ってどんなのか聞かせてくれないかな?」
     まともに会話できないだろうけどさ、そう自身から会話を打ち切り、ヘイズは駆けた。大上段へ掲げる刀、その雲耀剣の斬撃をデモノイドは両腕をクロスさせて受け止める。
    「させるかよ」
     流れる動作で膝打ちで自分を蹴り上げようとするデモノイドに、ヘイズは敢えて後ろに一歩退いた。受け止められた刀が滑り、浅く切り裂きながらヘイズは膝による一撃の間合いを外す。
    「しゃがんで、ヘイズくん」
     背後からの声に、ヘイズは迷わず実行した。ヘイズが身を沈める――その頭上を破邪の白光を宿したイコのクルセイドスラッシュが薙ぎ払われた。
     だが、これも浅い。デモノイドは腹部を裂かれながらも後退、四肢でアスファルトの上へ伏せるように着地した。
    「理性がない事と、狂気に囚われる事、どうやらその二つは必ずしも同じではないようですね」
     イコの評価は、狩人のそれだ。狩るべき相手に、感情は抱かない。だがらこそ真摯に向き合う、その視点が目の前のデモノイドをそう評価させた。
     理性がなく本能で暴れるデモノイドと違い、目の前のデモノイドロードは狂いながらも、わずかに動きには術理がある。状況が悪くなけば、何をしてくるかわからない――それは、破壊衝動のままに暴れるデモノイドと、ロードの間にある明確な境界線だ。
    「囲み、確実に封じ込めませんと」
    「そのようだ」
     イコの言葉を、示天は肯定する。灼滅者達が展開する――その中心で、デモノイドは吼えた。
    「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すころすううう!!」
     ゴォ! とデモノイドを中心に膨れ上がる毒の竜巻――ヴェノムゲイルが裏路地を飲み込んだ。


     悲愴――そう言うにも、あまりにもおぞましい光景が、そこにはあった。
    「あなたひとりで、すべての人間を殺すことなんてできるはずがない。臆病でも臆病なりに、信じなきゃいけないものがきっとある」
     デモノイドと足を止めて打ち合い、透流は真っ直ぐに見上げて言う。臆病である事を受け入れた者と、臆病である事に絶望した者、その差はあまりにも大きい。肉と肉が、金属と金属がぶつかり合う――その最中に、透流は握った拳を振りかぶった。
    「人はひとりじゃ何もできない」
     放たれる透流の鋼鉄拳に、パキパキパキ――! とデモノイドが軋む。そこへ、ライドキャリバーの機銃掃射が放たれた。がなり立てるような銃声に追い立てられ、デモノイドは逃げるように駆け出す。それに、竜鬼の手から走った封縛糸が、デモノイドの左腕を絡め取った。
     そこへ、ヴィンツェンツが駆け込む。クルリ、と交通標識を肩の上で回転させ、その遠心力を利用してレッドストライクを叩き込んだ。
    「ぎ、あああ、ああああああああああああああああああああああああああ!!」
     悲鳴のような雄叫びを上げ、デモノイドは路地の壁を蹴る。それを追ったのは、明だ。デモノイドを追い加速、燃え盛る回し蹴りをその背へと放った。
    「体術はあまり得意ではないのですが……!」
     明とデモノイドが、落下する。しかし、デモノイドは空中で反転。砲門と化した右腕で、DCPキャノンを――。
    「させるか」
     それを、ヴィンツェンツが庇う。零距離で放たれたDCPキャノンに、ヴィンツェンツはアスファルトに叩き付けられる寸前で着地に成功。そこへ振ってくるデモノイドにエスツェットの霊障波が炸裂、吹き飛ばした。
    「ぐ、ががが――!!」
    「のろい」
     デモノイドが降り立つ寸前、死角から低く滑り込んだヘイズの居合いの横一閃が蒼い巨躯の足を斬る。飛び散る目にも、瞬きすらしないヘイズの顔面にデモノイドの後ろ蹴りが牽制で放たれるが、ヘイズは滑って駆け抜けて既にそこにはいなかった。
     そして、射出された布がデモノイドを切り刻んでいく――イコのレイザースラストだ。イコはダイダロスベルトを撫でながら、逃げ道を塞ぐように回り込んでいく。デモノイドがそれを視線で追う間隙に、示天はヴィンツェンツを防護符で回復させた。杣と東雲も、それを浄霊眼でサポートする。
    「もはや、哀れみも湧かないな」
     その間にも、デモノイドへと回り込んだ銘子のスターゲイザーが放たれていた。重圧に一瞬だけ動きを止めるデモノイド、その姿を見やって銘子の脳裏には疑問が浮かぶ。
    (「堕ちずに死んだ灼滅者でも、残留思念を残す事はあるのかしら?」)
     どうせ戦わないという選択肢は、銘子には無い。しかし、死ぬ時は何も残したくない、そう思う。こんなモノを目の前にすれば、なおの事だ。
    (「無論、それは今の話ではないけれど」)
     そう、決してそれは今ではない。灼滅者達は、着実にこの哀れな臆病者を追い詰めていた。厚い回復、適切な包囲網、着実な攻撃――デモノイドの抵抗は激しいが、それもいつまでも続くものでもないのだ。
    「来るかい?」
     自分へと視線が向いている事を悟って、ヴィンツェンツは囁く。そこへ、デモノイドが駆け込んだ。
    「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺――」
     交差する寸前、ヴィンツェンツは視線を伏せる。デモノイドのDMWセイバー――視線を上げた瞬間、ヴィンツェンツはそれを決意の眼差しでクルセイドソードで相殺、弾き飛ばした。
     体勢を泳ぐ、その目の前でヴィンツェンツが横へステップ。舞い踊るような連携で、エスツェットの斬撃が切り払われる。足をもつれさせたデモノイドへ自動的な動きでライドキャリバーが突撃、撥ね飛ばした。
    「山田」
    「うん! 喰らえ……影山羊!」
     すかさず影で縛り上げた示天の呼びかけに、透流は答える。雷神の戦車――影の二頭の山羊が牽く戦車が影に縛られ動けないデモノイドを蹂躙した。
    「が、あああああああああああああああああああああああああ!!」
    「――ッ!!」
     そこへ、銘子の魔法の弾丸と杣の六文銭が射撃される。踏ん張り、耐え抜いたデモノイドへと明が放った魔法光線が貫き、駆け込んだ東雲の斬魔刀が脛を切り裂いた。
    「今です!!」
    「ああ」
     そこへ、ヘイズが駆け込む。大上段の斬撃、ヘイズの雲耀剣が振り下ろされて――半瞬遅れ、血が飛び散った。
    「臆病なあなた、この最大の恐怖を越えて、今度こそ…何も恐れずに睡れますよう」
     イコの想いに呼応するように、白銀色が燃え上がる。イコのグラインドファイアの一撃に、デモノイドは壁へと叩き付けられた。そして、ヒュルリ、とその首に鋼糸がデモノイドの太い首に絡み付く。
    「命乞いをしろ。さすれば助ける」
     この場で初めて紡がれた、竜鬼の言葉。デモノイドは、一瞬逡巡した――それで、十分だった。
    「もう遅い」
     竜鬼がわずかに右腕を振るう、それで終わった。ズルリ、と崩れ落ちるデモノイドに、銘子は硬い声で告げる。
    「……ひとつ聞かせて、名前は何というの?」
     絶望した瞳が、自分を見上げる。それを受け止めて、銘子は続けた。
    「最低の人殺しとしてだけれど、私が生きている間は、あなたの事を覚えておくわ。その少しだけの間は、あなたは私の記憶の中で死の恐怖を感じずに生きていられるわよ」
     大した供養にもならないかもしれないけれどね、という言葉は、飲み込まれた。デモノイドは、哀れな臆病な男は、かすれた声で言う。
    「……シュ、ウ……」
     ただ、一言。それが全部なのか、一部なのかもわからない名乗りを残して、デモノイドは光の粒子となって掻き消えていった……。


    「私はあなたのような惨めな臆病者にはならない。ならないために、戦う。生き残るために、強くなってみせる」
     デモノイドが掻き消えたそこに手を合わせた透流の言葉を耳にしながら、ヘイズは刀を振るい血を払うと、刀を鞘へと納めた。
     誰もが、口数が減っていた。何を思っていたのか、仲間達の胸中でさえ知りえない。ただ、確かにここに臆病者がいたその事だけが、灼滅者達の胸へと刻まれたのだった……。

    作者:波多野志郎 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年1月7日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 2
     あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
     シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
    ページトップへ