●
「ふう……ここは、穏やかでいい所だ……」
長い黒髪が、緩やかな風に揺らめく。
武士鎧を纏った1人の少女が、とある日本風の城の外壁に座りながら団子を頬張り、外の風景を眺めていた。
城の周囲に広がった巨大な湖が、日の光に照らされて美しく輝いていた。
ここは、とある男性のソウルボード。
そして城の外壁に座っている少女は、コルネリウス一派のとあるシャドウである。
このシャドウは気に入ったソウルボードの中で、平穏に過ごしているようだった。
「ふう……何だか眠くなってきたな。しばらく休み…………ん? 何だ?」
少女が大きなあくびをした直後、湖の中心からぶくぶくと泡が噴き出し、湖に大きな波紋が広がった。
「な……なんだ……!?」
少女が驚きの声を上げると湖から大きな水しぶきをあげながら、鎧を纏い、背に金色の大きな旗を背負った六本腕の巨大な骸骨が現れた。
「グオオオ…………貴様は、コルネリウスの配下のシャドウだな?」
城の外壁に飛び乗った骸骨が、六本の腕に持った刀を少女に向ける。
そして少女も、腰に携えた日本刀に手をかける。
「ああそうだ…………そういう貴様は、何者だ」
「ワレはアガメムノン様の配下、ロウ!! 覚悟するがいい、コルネリウス一派! 獄魔覇獄での雪辱、ここで晴らさせてもらう!!」
そう言って骸骨、ロウは六本の刀を使った強烈な連撃を少女に放つ。
「くっ……!! 成る程敵討ちか…………私の名は柳刃(なぎは)! 貴様らの下らぬ敵討になど、屈してたまるか!!」
柳刃はその身に大きな傷を受けながらも刀を抜き、負けじと反撃に出る。
そしてロウの身体の骸骨を次々と砕いていくが、ロウは怯まない。
「ふん……こと戦闘に関して、我らが貴様らなどに負けるわけは無いだろう!!」
そして口を大きく開き、漆黒の砲弾を放つ。
「グ……グオオオオオオ!!」
その砲弾に全身を吹き飛ばされ、柳刃の身体は消し飛んだ。
そして柳刃が消滅すると、ソウルボード全体が歪み、城も湖も、全てが崩れ去っていく。
「ふん……次の得物を、探しに行くとしよう……」
ロウはそう吐き捨て、崩壊するソウルボードから脱出したのだった。
●
「『獄魔大将での奇襲で滅茶苦茶にやられたアガメムノンの配下が、コルネリウス配下に復讐しようとしている!! このままでは、戦場となるソウルボードの夢を見ていた一般人が、耐え切れずに死んでしまうぞ!!』……って、コックリさんが言ってるわ」
遥神・鳴歌(中学生エクスブレイン・dn0221)が超高速で10円玉を移動させながら、コックリさんの言葉を伝えていく。
「『皆には夢を寝ている一般人に接触し、ソウルボード内に突入してもらう! 場所はとある住宅街にあるマンションの一室で、それ自体は何の問題もない! 問題はソウルボードに突入した後だ!!』…………今日は随分とテンション高いわね、コックリさん」
そんな事をつぶやきつつ、10円玉の動きは止めない鳴歌。
「『一般人の死を防ぐ方法は2つ!! 1つはコルネリウス配下を離脱させた後、アガメムノン配下を撃破する事!』」
コルネリウス配下を離脱させた場合、その時点でシャドウ同士の戦いではなくなるため、一般人が死亡することは無くなる。ただしアガメムノン配下は強敵なので、戦いは厳しくなるだろうと鳴歌(コックリさん)は言う。
「『もう1つはアガメムノン配下に協力し、コルネリウス配下を撃破することだ!!』……はあ、なるほどなるほど。基本的に二択ってわけね」
この場合は元から強い方に加勢することになるため、一般人が死ぬ前に戦いを決着させることが出来る。また、戦闘も楽に終えることが出来るだろう。
ただしコルネリウス配下のトドメを灼滅者が刺した場合、コルネリウス配下は死亡せず、報復を邪魔されたアガメムノン配下との戦闘が始まってしまう。
「『アガメムノン配下がトドメを刺した場合、そのまま撤退するため、トドメを譲るのも有効な手だろう』……だそうよ」
ちなみに、と鳴歌は言葉を続ける
「『コルネリウス配下に協力してアガメムノンを撃退したいと思うやつもいるかもしれないが、この場合は弱い方に加勢することになるため、一般人が死ぬまでに決着を付けることが出来ない!』」
ここまでの説明を終え、鳴歌は10円玉を懐にしまった。
「……ふう、コックリさんがくれたややこしい情報は、これで終わりよ。色々と考えることが多い依頼みたいだけど……皆ならバッチリ満足のいく戦果を得られると信じてるわ!それじゃ、ガンバ!!」
参加者 | |
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苑田・歌菜(人生芸無・d02293) |
慈山・史鷹(妨害者・d06572) |
狼幻・隼人(紅超特急・d11438) |
不動峰・明(大一大万大吉・d11607) |
三条院・榛(猿猴捉月・d14583) |
フィオレンツィア・エマーソン(モノクロームガーディアン・d16942) |
天霧・佳澄(高校生殺人鬼・d23566) |
エリザベート・ベルンシュタイン(勇気の魔女ヘクセヘルド・d30945) |
●
城の外壁の上に、柳刃とロウが相対していた。
「ワレはアガメムノン様の配下、ロウ!! 覚悟するがいいコルネリウス一派! 獄魔覇獄での雪辱、ここで晴らさせてもらう!!」
そう言ってロウは六本の刀を使った強烈な斬撃を柳刃に放った。
「くっ……!! 成る程敵討ちか…………私の名は柳刃! 貴様らの下らぬ敵討ちなどに、屈してたまるか!」
柳刃はその身に大きな傷を受けながらも刀に手をかけ、反撃に転じようとした。
「おっと! そいつはちょっと生き急ぎすぎなんちゃうか?」
そこに突然、狼幻・隼人(紅超特急・d11438)が現れ、柳刃を庇うような形で柳刃とロウの間に割り込んだ。
それに続いて不動峰・明(大一大万大吉・d11607)と苑田・歌菜(人生芸無・d02293)も同じく割り込んだ。
「な……君たちは、灼滅者か?」
柳刃が驚いたように声を上げた。
「ああそうや! それよりもお前、このソウルボード気に入ってるんなら壊れる前に逃げときや!」
隼人が柳刃に撤退を促す。
「しかし、君達灼滅者が一体なぜ……」
不思議がる柳刃に、明が答える。
「何故と聞かれれば……正直なところ、我々にとって一般人が死亡するのは迷惑だから。そういう理由だ」
明に続き、明菜もまた柳刃に撤退を促す。
「これ以上続ければこのソウルボードが崩壊するわ……こんないい場所だもの、私は壊したくない。お願いだからあとは私達に任せて!」
歌菜がそう言い終えた直後、ロウが骸骨をカタカタと震わせながら笑い声を上げた。
「クククク……たった3人の灼滅者で、ワレをどうにか出来ると? 随分と舐められたものだな、ククク……」
「その作戦は流石に無えだろ。お前の方こそ俺ら舐めてねえか?」
不意にロウの背後から天霧・佳澄(高校生殺人鬼・d23566)の声が響き、同時にロウの背に放たれた魔の弾丸が直撃した。
「グッ……なんだ!? 奇襲か?」
「それはまあ奇襲やろなぁ………………ハッ!!」
ロウが振り返った直後、高く跳び上がった三条院・榛(猿猴捉月・d14583)が斬艦刀を振り下ろし、ロウの頭蓋骨を砕いた。
「よっ……っと。まあ、そういうわけで貴方は逃げなさい。敵討ちに付き合って命を落とす必要は無いわ。私達はこのロウというシャドウに用があるの」
ロウに風の刃を放ち、外壁に飛び乗ったフィオレンツィア・エマーソン(モノクロームガーディアン・d16942)が、そう柳刃に投げかけた。
「それにお前のところの戦力も、そんなに余裕あったか? この状況の報告と、てめえ自身の意地。どっちが大事か考えてみろ」
更に佳澄が説得すると、柳刃は納得したように頷いた。
「…………分かった。ここは君達の言うとおりにしておこう。助太刀、感謝する」
柳刃はそう言って身を翻した柳刃の背に、エリザベート・ベルンシュタイン(勇気の魔女ヘクセヘルド・d30945)が投げかける。
「今は見逃してあげる。でも、慈愛のコルネリウス、残留思念を弄ぶあの卑劣なシャドウは、いつか必ず武蔵坂学園が灼滅することになるだろうね……!」
エリザベートの言葉に柳刃は眉をしかめたが、すぐに慈山・史鷹(妨害者・d06572)が言葉を続けた。
「俺としては、この間の大戦の介入……認めたくはないが助かったのは確かだと思っている。離脱ついでにあんたの親玉に礼を伝えておいてくれないか?」
史鷹の言葉に柳刃はやや複雑そうな表情を浮かべた。
「灼滅者というのは複雑なものなのだな……まあこの場は礼をいっておこう。失礼する」
「待て!! 逃がすか!!」
そう言って湖に飛び降りた柳刃にロウが攻撃をしかけるが、それよりも早く柳刃は湖の中に消えていった。
「おのれ灼滅者……報復の邪魔を……! だが貴様らも報復の対象だ! 覚悟してもらうぞ!」
ロウが6本の刀を振り上げ、灼滅者たちを威嚇する。
そして灼滅者たちも殲術道具を構え、ロウと対峙する。
灼滅者とシャドウの戦いが始まった。
●
「貴様らのような半端者が、ワレの一撃を耐えられるか!」
ロウが口を開き、巨大な黒き砲弾を前衛に向けて撃ち放った。
すると巨大な爆発が引き起こり、灼滅者たちを吹き飛ばした。
「イタタタタ……本当に強いやんか……でもやり合うなら、この位が面白いやろ!」
爆発の衝撃で地面に叩きつけられていた隼人はぴょんと跳ね起き、標識を構えてにやりと笑みを浮かべた。
「火力が半端じゃないって情報は本当だったか……っと、隼人さん。援護するぜ」
史鷹はそう言って全身から白い炎を放出し、前衛の傷を癒すと共に、ジャミング能力を底上げした。
「ありがとな史鷹! それじゃあ行くで!!」
隼人は標識を赤くスタイルチェンジさせ、ぶんぶん振り回しながら跳び上がった。
「ここは通行止めやっ、手が一杯あっても脇ががら空きやでっ!!」
空中で一回転した隼人はロウの脇腹に標識を叩きこんだ。
「ふん……流石に獄魔覇獄を制しただけあって、最低限の実力はあるようだな」
ひびが入った骨に目をやり、ロウが呟く。
「その獄魔覇獄で君の上司と相まみえたが、良い武人だな。感服したよ」
明がそう言うと、ロウは僅かに満足げに頷く。
「それはそうだろうな! 我らが大将のアガメムノン様は偉大なお方である!」
と言ったところでロウは刀を灼滅者達に向ける。
「だが煽てたところで貴様らの事を許しはしないがな!」
ロウは六本の刀を振り上げ、一気に振り下ろす。
「クッ……どうしてそう、負けを素直に認められないのか……」
仲間を庇い傷を受けた明はバベルの鎖を集中させ、自己の傷を癒し、集中する。
「少しは上司の武士としての在り様を、見習ったらどうだ」
その状態から明は刀を振るい、正確な斬撃でロウの骨を切り裂く。
「私も回復しないと間に合わないかしら……」
歌菜が癒しのオーラを放ち、明の傷を更に癒した。
「貴様らとコルネリウス一派のせいで、我らは敗退したのだ! どうぜ貴様らはコルネリウス配下とこれからも手を組んでいくのだろう!」
ロウが再び黒き大砲を放ち、巨大な爆発が引き起こされた。
その爆煙の中から、斬艦刀を構えた榛が飛び出す。
「全く、負けた理由を他人に押し付けるとは、どっかの悪魔共並みに女々しいのう!」
榛はロウの肋骨を蹴り飛ばし、城門に叩きつける。
「ハアアアアアアアアアッ!!」
そして斬艦刀を力強く振り下ろし、ロウの体を叩き切った。
「というか、この事件に関して言えば、単純に柳刃の方が親しみを持てるわ。情報なしでどっちに味方すると聞かれれば、0.0003秒で『女性の方』と答えるわね。女の私でも」
遠まわしに『骸骨に親しみ持つのはちょっとハードルが高い』と言ったフィオレンツィア。
「ボクとしてはコルネリウスと仲がいいみたいに思われるのは不本意だね。すごく」
エリザベートは、残留思念に関する事件を引き起こしているコルネリウスを特に敵視していた。
「さてと、俺も行くか……せいぜい邪魔な動きをしてやる」
佳澄はそう言って縛霊手を構え、ロウに向けて駆け出した。
「お前の火力は超高いらしいからな……スムーズに動かれるわけにはいかねえんだ」
そして佳澄は縛霊手をロウの体に叩きつけ、霊力の網でその動きを封じた。
「おのれ、小癪な……!」
憎々しげな声をあげるロウに、佳澄が返す。
「正攻法じゃ勝てねえからこうしてんだろ。その骸骨に脳みそ入ってんのか?」
「ふん……その生意気な口が、いつまで持つか楽しみだな……」
ロウはそう言って自己回復を施し、身体の動きを元に戻す。
戦いは、まだ続く。
●
戦闘は続き、灼滅者達の体力は大きく削られていた。
ロウは最初から前衛に向けて集中的に攻撃を放っており、今や前衛の誰が倒れてもおかしくない状態だった。
「この連撃を耐えきれるかっ!」
ロウが前衛に向けて六連の斬撃を繰り出した。
しかしその攻撃が仲間に当たる直前、歌菜が割り込んでその攻撃を受け止めた。
「グゥッ…………! 危なかった……意識持ってかれるかと思ったわ」
今の攻撃で倒れてもおかしくは無かったが、歌菜はギリギリのところで攻撃に耐えた様だ。
「失礼、回復させてもらうぞ」
明がすかさず癒しのオーラの塊を放ち、歌菜の傷を癒した。
「ありがと。イタタ……これ以上回復しても無駄ね…………」
歌菜はそう言って標識を構えつつ、エアシューズに影を宿していく。
「ダークネスの都合でソウルボードを壊すなんて……シャドウハンターとしては許し難い行為だわ。少しは痛い目見てもらわないとね」
そう言って飛び掛かり、標識を振り上げた歌菜。
「ふん、そんな遅い振りがワレに……グッ!」
しかし標識は振り下ろされず、歌菜の蹴りが頭蓋骨をへこませた。
「姑息な……」
「あなたが嫌がったのなら、それで満足よ」
歌菜はそう言って静かに笑った。
「私もそろそろ体力が限界だけど……倒れるまで攻撃を止めるわけにはいかないわね」
フィオレンツィアが駆け出し、ロウの顔面めがけて跳び上がる。
そしてロウの顎に飛び蹴りを放ち、更に高く跳ぶと、片腕を異形化させた。
「今こんな事いうのもなんだけど……あなた本当に悪の手先っぽい姿ね。六本腕の骸骨に……その金色の旗は何? 趣味が悪いわよ」
「やかましい! この旗はアガメムノン様の黄金の体をイメージした旗だ! 悪いか!」
「いえ別に。やっぱり趣味は悪いけど」
フィオレンツィアはそう言い放ち、落下と同時にロウの顔面に拳を放ち、顔面を大きく歪めた。
「グオオ……おのれ灼滅者め……だが、どうやらそろそろ限界が来た頃ではないか?」
ロウはそう言って刀を使って大きな斬撃を放ち、前衛を纏めて斬りつけた。
その一撃に、歌菜とフィオレンツィアの2人が力を失い、バタリと地面に倒れた。
「くそ……一気に2人倒れてもうたか……せやけどここで怯むわけにはいかん!!」
隼人も倒れてもおかしくはなかったが、最後の気合を振り絞って立ち上がり、巨大なオーラの方陣を展開して仲間たちの傷を癒した。
「そうやな……相手が負ってる傷も、決して浅くは無い筈や……!」
榛がそう言ってロウに急接近し、鋼鉄の拳を叩きこんだ。
「馬鹿みたいな火力だが、体力まで馬鹿って事は無い筈だぜ。態度には出してないが、多分もう少し攻めれば……」
史鷹はそう呟き、両手に漆黒の弾丸を形成していく。
「今は回復する相手もいないからな……ガッツリ攻撃させてもらうぜ!」
仕方は両手を振るって二つの弾丸を放ち、ロウの体を揺らめかせた。
更に追撃を仕掛けようと、史鷹が片腕を半獣化させる。
「ついでにコレも喰らって貰うぜ!」
史鷹はそう言って鋭い爪を振るい、ロウの足に大きな傷を残した。
「グオオ…………ワレが、ワレが貴様らのような若輩者共に負ける筈が……!」
ロウが苦しげなうめき声を上げ、六連の斬撃を榛に放つ。
だがその一撃から庇って切り刻まれ、明が気を失った。
「ついこの間実際に負けただろうが。忘れたのか? やっぱり脳みそ無えんじゃねえか」
佳澄が魔の弾丸を放ち、ロウに直撃すると、ロウの全身が痺れあがり、隙が出来た。
「この好機……逃すわけにはいかないね!」
ロウに出来た隙を狙い、エリザベートが箒を構えてロウに接近していく。
「『Hellig』『Schlag』『Meteor』――――打ち砕く魔杖!」
エリザベートが魔力を込めた箒を叩きつけ、そこから一気に魔力を流し込む。
次の瞬間ロウの体が爆発し、骨のかけらが周囲に舞った。
「グググウ……!! クソ、もうワレの体の限界が……」
苦しげに膝を付いたロウ。そしてエリザベートは足に力を込め、キックのパワーを貯める。
「これで終わりだ! ――――くらえ、ブロッケンキック!」
その掛け声とともに鋭い蹴りを放ち、ロウの身体を思いきり吹き飛ばして外壁に叩きつけた。
ロウの身体の骨が何本かが外れ、ガラガラと音を立てた。
「くっ、負けを認めるしかないか…………灼滅者、貴様らが強いという事は十分に分かった。だが、貴様らに次の勝利は無いと思え! さらばだ!」
ロウは一方的にそういうと湖に向けて飛び、柳刃と同じく消え去って行ってしまった。
「とりあえずは終わったか……これであいつらが大人しくしてくれればいいんだがな」
佳澄がそう言って外壁に登り、ロウが消えた地点を眺めていた。
「そうね……気を失った人達が回復したら、撤収しましょうか」
エリザベートが仲間たちに呼びかけた。
その後、意識を取り戻した者も含め、灼滅者たちは互いの傷を癒し、学園へ帰還した。
こうして灼滅者達はシャドウ同士の争いに介入し、1人の男性の命を救うことが出来た。
敵対関係にあるコルネリウス派のシャドウ達とアガメムノン派のシャドウ達は、再び争いを起こすこともあるかもしれない。
その時にまた人命が脅かされるようなことが無い事を、灼滅者たちは祈るのだった。
作者:のらむ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年1月16日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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