心呑み込む嵐の先に

    作者:六堂ぱるな

    ●そこに光はなく
     視察を終えて、彼は店を出た。急ぐ用事もなく、繁華街を何となしに流して歩く。
     するとある店の扉が開き、飛び出してきた女が彼に激突した。よろけて倒れた女に、子分が居丈高な罵声を浴びせる。
    「コラこのアマ、兄貴に失礼だろ!」
    「ごめんなさ……え、仁礼くん?」
     女が驚いたように自分を見上げるのを、彼も愕然と見下ろした。
     故郷に置いてきたはずの顔。忘れようと想い続けた顔だ。
    「都。……何だお前、その面は」
     頬は腫れ、唇が切れて血が流れ出している。手を貸して立たせれば、薄いドレスがかろうじて隠していたたくさんの痣が目に入った。と、彼女がまろび出てきた扉を開け、派手な身形の男が出て来る。
    「金よこせよ! まだ殴られ足りねえか!」
     女が怯えた顔で振り返るのを、彼は見逃さなかった。その身体が震えだすのもだ。
     この痣も、傷も、こいつがつけたのか。
     俺では幸せには出来ないから、その手を離したのに。
     
    「ほんとお前、男運ないのな」
     酷薄な笑みを浮かべた彼の額に、みしりと音をたてて、黒曜石の角が伸びる。

     ――ならば、こいつを破壊すればいい。
     俺がお前にしてやれることは、それぐらいだから。

    ●幸せを願えども
     一度は将来を誓い合った男女が別れ、再会した。
     男は社会的に歓迎されぬ仕事で身を立てており、女はタチの悪い男に蝕まれていた。
     それだけならばただ悲しい物語。けれどこの再会は、男を羅刹にしてしまった。
    「羅刹の名は屋敷田・仁礼(やしきだ・にれ)。ヤのつく宜しくない稼業をしている」
     表情を消して、埜楼・玄乃(中学生エクスブレイン・dn0167)は予測した未来を語った。
     激昂した彼は人間であることを投げ捨て、女を蝕む男を暴行し惨殺する。
    「見過ごすことはできん。諸兄らには羅刹、屋敷田・仁礼の灼滅を依頼する」
     
     屋敷田・仁礼はかつての恋人・都を抱え、彼女を虐待していた男を二人の子分に連行させて、『仕事』で使っている海辺の倉庫へやってくる。倉庫周辺は広さも、十分に明るさのある街灯もあり、ここで迎撃するのがよいと玄乃は地図を示した。
    「倉庫周辺は人通りがない。音さえ漏らさなければ、一般人の心配は都とその男だけで済むだろう」
     都は仁礼に保護され意識を失っているが、男は恐怖のどん底だ。自由になれば逃走する。
    「屋敷田・仁礼は神薙使いと同じサイキックと、使い慣れた斬馬刀を使ったサイキック攻撃をしてくる。言うまでもなく強力だ、油断なくあたって貰いたい」
     強化一般人である二人の子分、ヤスとロンは仁礼に忠誠を誓っていて撤退はせず、一般人としての救出も不可能だ。二人はそれぞれロケットハンマーのサイキックで攻撃し、常に羅刹を守る位置取りをする。
    「彼らがどうすればよかったのか、私にはわからん。だが今すべきことはわかっている」
     玄乃はファイルを閉じ、眼鏡のブリッジを押し上げた。
    「羅刹を、止めてくれ」


    参加者
    風宮・壱(ブザービーター・d00909)
    越前・勇也(黙っていればいいのに・d01637)
    瑠璃垣・恢(音楽探偵・d03192)
    前田・光明(高校生神薙使い・d03420)
    ヴェイグ・アインザッツ(幾千彩色・d10837)
    内山・弥太郎(覇山への道・d15775)
    鳥辺野・祝(架空線・d23681)
    久凪・更紗(高校生神薙使い・d32069)

    ■リプレイ

    ●行き場のない想い
     心を呑み込み、『人』を殺す嵐。
     抗うことができなければ破壊と死の源であるダークネスに堕ちる。

     ヴェイグ・アインザッツ(幾千彩色・d10837)にとっては、やりづらいとしか言いようがなかった。人の形をしたものを滅することに苦手意識があるばかりではない。
    「たまたま羅刹になっちまったけど、そうならなかったら今度こそ、間違えない二人の未来があったかもしれないって思っちゃうぜ」
     倉庫の入口前を照らすライトが眼鏡で反射し、表情の読めない前田・光明(高校生神薙使い・d03420)は同意しない。
     屋敷田は闇に呑まれた。その時点で負けだ。敵わない相手でも何でもなかった、心の弱さにつけ込まれたのだと思う。
    「やるせない話だよなあ……できることを、しようか」
     寂しげな表情でぽつり、鳥辺野・祝(架空線・d23681)が呟くと、内山・弥太郎(覇山への道・d15775)も頷いた。残される都のことを思えば、胸が痛む。
    「ダークネスにも愛憎はあるんですよね。人間同士ですら拗れる問題なのに、力を持った存在が関われば事態はよりいっそう……それでも命だけは、守り抜かなくては」
     覚悟のこもった言葉に、彼の霊犬・サイゾーが寄り添った。
     物陰に潜みながら、久凪・更紗(高校生神薙使い・d32069)は沈黙のままに自問を重ねていた。羅刹は家族を奪った存在。
    (「だけどこの、屋敷田・仁礼だった羅刹は、どうして羅刹になった?)」
     羅刹の腕の中には、意識を失った都という女性がいる。
     ……彼女を守る為。羅刹はただ暴れるだけの存在だと、思っていたのに。
     風宮・壱(ブザービーター・d00909)は努めて冷静になろうとしていた。これは屋敷田じゃなく、彼を内側から殺した羅刹だ。屋敷田・仁礼はもういない。
    (「最後の願いは守るよ」)
     都という女を守りたかった、一人の男の人としての願い。
     彼女が無事に、今より少し幸せになれるように。
     壱の傍らには、もう一人の一般人を守るため越前・勇也(黙っていればいいのに・d01637)が続いた。胸に抱えるものが、口を重く閉ざしている。
     羅刹が倉庫の前までやってきたところで、靴音をたて、瑠璃垣・恢(音楽探偵・d03192)がその姿を現した。
    「守りたいのは分かるが」
     訝しげに、『仁礼』が振り返り、壱と勇也が倉庫の陰へとアスファルトを蹴る。

    ●手を離しても幸せになれないのなら
     二人の子分が突然現れた灼滅者たちと『仁礼』の前に割り込む。
    「時には手放すことも必要だ。かつてあんたがその人をそうしたように」
     恢が続けた言葉に眉が寄った瞬間、倉庫を回り込んだ壱が『仁礼』の前に飛び出した。咄嗟に彼が身を引くのに合わせ、都に手をかける。一瞬『仁礼』の手に力が篭もった、が。
    「なあ、そんなになってまで守りたかったんだろ。だったら今、どうするのがそのひとのためかも判るんじゃないのか」
     祝の呟きにふっと『仁礼』の力が抜けるのを感じ、唇を噛んで壱が都を連れ去る。こちらはいささか乱暴に、二人の子分の隙をついて勇也がDV男をもぎ取った。
    「よっしゃ!」
     ヴェイグの歓声が上がり、壱と勇也を呑み込むようにして他の六人が距離を詰める。長引けば攻撃も考えていた光明が、ひとまず安堵の息をついた。
    「半端もんが何の真似だ」
     『仁礼』の声が怒りを孕み、空気がぴんと張り詰める。
     壱は離れたコンテナの陰にそっと都を横たえて、人払いの為の殺気を放った。弾かれるようにしてもがき始めたDV男には、勇也が威圧をかける。
    「静かにしろ!」
    「逃げるな」
     更紗がダメ押しの王者の風で命じ、男は腰を抜かした。手早くロープをかけて後方に転がし、勇也はため息をついた。
    「しかし守り甲斐のない男だ」
     祝が音を断ち切る中、羅刹が苛立たしげに自分の心臓を指し、吠えるような声をあげた。
    「コイツが手放したりするから、そんなクズにつけこまれたんだ!」
     これは屋敷田・仁礼の残滓ではない。全員がその認識を確かにした。
     この羅刹ははっきりとした意志を持ち、以前から仁礼の意識の中にいたのだ。都が傷つけられた怒りで屋敷田は闇に身を任せ、彼を呑み込んだ羅刹も男への怒りに震えている。
     勇也の胸の奥の傷がずきりと痛んだ。
    (「わかるよ、その気持ち」)
     幸せを願った愛する人を奪われる怒り、痛み。けれど都はまだ生きている。これ以上彼女を不幸にさせはしない。決意を込めて勇也は笑みを浮かべた。
    「都を想うなら、守るなら……何故その選択をした。問い質したいが、もう人には戻れない、か」
     光明の自問のような呟きに、羅刹が笑って頷く。
    「やっとコイツを押し出せた。まずはそのクズを血祭りだ!」
     ひいっと喉を引き攣らせてDV男が竦み上がるが、生憎誰も彼のことは顧みなかった。
     この複雑な状況、心境で『仁礼』に力を揮わないで済む回復役になった弥太郎は、わずかに安堵していた部分があった。無論そんな想いはすぐに恥じ、敵たる羅刹を見据える。
     愛の色は十人十色。けれど血の色だけは似合わないと恢は思う。だから。
    「傲慢だが、護らせて貰う」
    「やるぞ、ヤス、ロン!」
     怒号と共に手元には巨大な斬馬刀を顕し、屋敷田・仁礼だった羅刹は不敗の暗示を自らにかける。カツカツ、と靴を鳴らすと、恢の足元にわだかまる影から槍が現れた。構えた恢が呟く。
    「ミュージック、スタート」

    ●血と破壊にまみれようとも
     言わずもがな、羅刹である『仁礼』の攻撃は熾烈だった。
     彼を庇う靖の排除に1分を費やしたことで、あらゆるものを断ち斬らんとする斬馬刀の一撃を前衛たちがまともに受ける。唯一恢が躱しながら影色の戦帯の一撃を加えたが、鎧が軋むほどの重い斬撃は一行を苦しめた。
     とはいえ、灼滅者たちも着実にダメージを積み重ねていく。続く1分で龍を撃破、3分目からは『仁礼』に攻撃が集中しだした。5分が経過すると攻撃力の嵩増しを兼ね、『仁礼』が戦神降臨を使う。続けての攻撃は森羅万象断。
     重い斬撃を回避した恢が魔杖を叩きつけて魔力を流し込んだ。びくりと体が跳ねるほどの魔力衝撃を与えて跳び退き、代わりに光明が死角に回りこむや、スーツごとざっくりと脇腹を切り裂く。
     今の斬撃は割り込んだ壱が引き受けてくれたが、4分前から続く出血で眩暈がする。けれどその痛みも疲労も、勇也を怯ませることはできなかった。
     『仁礼』は都を巻き込まないよう注意を払っている。
     彼女の手を離さなければ、茨の道でも共に歩めばよかった。そんなこと、俺に言わなくても何百回と後悔しただろう、屋敷田。
     血を吐き捨てて、勇也は輝く十字架を喚び出した。
    「もう人に戻れぬなら、せめてこの手で!」
     放たれる光条が『仁礼』に突き刺さる。炎に巻かれ、足取りも覚束なくなってきた羅刹に壱が蹴りかかった。散散った火花が炎の尾を引き、蹴撃は顎にクリーンヒット。たたらを踏んだ背中にヴェイグのバベルブレイカーが杭を捩じこみ、深く抉った。
    「ぐあ!」
     勢い余った羅刹の身体が倉庫の前に置かれたコンテナに寄りかかる。
     出来ることはそれしかない。玄乃が告げた『仁礼』の最期の選択に、祝は想いを馳せた。
    (「……そうするしかないと思って、決めて、こうなったなら。それはそれで良いと、思うんだ」)
     祝の振り上げた『六波羅』が、コンテナを叩き潰しながら羅刹を打ち据える。
    「今治します!」
     弥太郎から白い炎が迸ると、傷を負った前衛たちを包んで更にその気配を消した。彼の傍らで四肢を踏ん張るサイゾーの浄霊眼で、祝の傷もなんとか塞がる。
     素早く距離を詰め、更紗が押し殺した声で問いかけた。
    「貴方は何故彼女を手放したの?」
     手放さなければ、守っていれば、こうならなかったのに。
     彼女のクルセイドソードにしたたか腱を切り裂かれながら、羅刹は獰猛に笑った。
    「そうだ、手放すべきじゃなかった! 傷つけて、捨てられるのを恐れて!」
     捨てられる前に捨てようとした。
     恢めがけて放たれた神薙刃が轟と唸りを上げる。庇い切れるか倒れるか紙一重だったが、壱は迷わず飛び込んだ。集中力を削がれて尚、激しい風の刃が壱を引き裂く。
     もう、ここに屋敷田はいない。人間である二人を助けなくてはならない。血を吐きながら踏み留まった壱の拳が雷光を孕み、鳩尾へ。
    「アンタカッコいいよ。羅刹になんなきゃすべて上手くいってたんだ。でもあんたは間違った。力ってのは、壊すためじゃなくて、守るために振るうんだろうが!!」
     ヴェイグの魔杖が骨を砕いて背中に食い込んだ。破裂せんばかりの魔力の暴風が体内で弾け、仁礼が衝撃でぐらりと傾ぐ。
    「なめた口を……!」
     その瞬間、足元で弾けさせた影に押し出されるように恢が加速。
    「護らせて貰うと言ったのは」
     風を切って踏み込んだ恢の槍は狙い過たず仁礼を捉え、胸を貫いた。
    「――人としてのあんたの愛さ、屋敷田」
     囁きは『仁礼』の耳にしか届かなかった。
     炎に巻かれた羅刹の体は刺突の勢いのまま吹き飛び、倉庫の壁に激突した。

    ●二度と再び会えないのなら
     足を引きずるようにして羅刹の傍らへやってきた祝が、ぽつりと呟いた。
    「なあ……心残りは、ある?」
     傷の重い彼女に駆け寄って弥太郎が治療を始める。血を吐いて、『仁礼』は嘲笑った。
     あるし、アイツにもあったに決まってる。声はかすれ、ろくに聞きとれない。
     口を閉ざした祝に代わって、ヴェイグが眉を寄せて問いかけた。
    「……都さんに言っておくことはあるかよ?」
     苦痛に歪む羅刹の口元が、その時わずかに震えた。
     途方に暮れたような表情をしたような気がしたが、錯覚だったのかもしれない。気がついたら彼は厭世的な笑みを浮かべていたから。
    「……次の男はカタギじゃねえと……承知しねえ」
     それは仁礼の気持ちだったのか、彼の裡で見ていた羅刹の想いだったのか。わからないけれど、ヴェイグは微笑んだ。
    「アンタ、やっぱりかっこいいよ」
     一方で、更紗の意見は違っていた。激しい戦闘でカラカラに干上がった喉から、持て余した感情をそのままにぶつける。
    「愛する人を残して逝く貴方は最低です」
     それは更紗が家族を奪われ、ただ一人残されたからこそ出た言葉だったかもしれない。咳き込むように羅刹が笑う。
    「もし夢を見られるのなら、素敵な夢をね」
     恢の言葉に吐息をついて――屋敷田・仁礼だった羅刹は、動かなくなった。その姿が見るまにほどけるように乱れ、綿でも散るように細かく、小さく、風に乗って形を失う。
     人ならぬ命の末に、恢は短い祈りを捧げた。

     ある意味メインイベントだったのが、都を傷つけた男との『対話』だった。
     人外の戦いをつぶさに見せられた彼は、既に会話が成立しないほど怯えていた。
    「これ以降、他者を傷つける真似はしない事。こういう目に遭いたくなければ」
     正に惨状の倉庫前を示しながら更紗が言うと、男は頭を縦に振りまくった。怯えすぎて若干言われていることが頭に入っていないようだ。テレパスで確認した勇也は吊るし上げながらゆっくり命じた。
    「二度と都さんには近づくな。女性を食い物にするのも許さない」
    「次に同じことがあれば、地の果てまででも追いかけて縊る」
     片手でコンクリート片を男の頭の上で握り潰しながら、恢が淡々と精神にトドメをさす。
     失神寸前の男を見やり、壱はため息をついた。仕方ないかなとしか思えない。彼の治療をしながら、やはりイマイチ止める気になれない弥太郎も嘆息していた。

     都が意識を取り戻したのは、DV男が転がるように逃げ去った後のことだった。
     見知らぬ少年や少女に驚いたようだが、すぐ彼女は誰かを探すように辺りを見回した。
    「私、男の人と一緒にいた……はずなんだけど」
    「ヤクザみたいな人に、近くの駅まで送ってくれって言われたんだ。彼はもうどこかに行ったよ」
     壱の言葉に、都はひどく落胆したように肩を落とした。彼女にとっても、仁礼は特別な存在だったのかもしれない。『仁礼』を殺したには違いないと思っている更紗には、言葉もなかった。
    「お姉さん大丈夫? 怖そーな人たちいたけど……何かされてない?」
     壱が心配そうに声をかけると、都は我に返ったように顔を背けた。
    「ごめんなさい、大丈夫。……本当は優しい人なの。うまく出せないだけで」
     零れた涙を拭った彼女に、弥太郎が精一杯の声をかけた。
    「どうか幸せになることを諦めないで、前向きに生きて下さい」
     起きたこと全てを語ることは出来ない。それでも彼女に幸せになってもらいたかった。
    「ごめんなさい。お願いです、どうか」
    「もっと自分を大事にする幸せを探してほしい。とある愚かな男からの願いだ」
     真摯な弥太郎や勇也の言葉、心配そうな壱の様子が、都に笑みを浮かべさせた。
    「……ええ。ありがとう」
     壱の手を借りて都が立ち上がるのを、恢と光明は遠目に眺めていた。
     光明にしてもDVは許し難いが、男女の事は外野からはわかりにくい。荒れた様子もない都が自ら苦界に身を沈めたのだとしたら、救われないことだが、その原因は仁礼との婚約解消だったのかもしれない。
    「確かな事は、もう屋敷田の人としての人生は終わった事だけ、か。やるせない話だ」
     光明が首を振って嘆息する。そこへ都の傍から離れてやってきた勇也が呟いた。
    「愛する人を守るために闇に堕ちて帰らなかった者と、愛する人も守れず自分だけ助けられた者と、どっちが愚かだろうね」
     恢と光明がちらと勇也へ目をやる。彼は笑って、首を振った。
    「なんてね、聞き流してくれ」

     どれほどつらく、どれほど悲しくても。
     どれほど望んでも、バベルの鎖はいずれ彼女から仁礼の記憶を奪う。
     それでも消えゆく仁礼への想いと、灼滅者たちが贈った言葉が、これからを支えていくだろう。たとえ仁礼が呑み込まれた嵐がきても、きっと彼女をその先へ導いてゆく。

    作者:六堂ぱるな 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年1月28日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 5/感動した 9/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
     あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
     シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
    ページトップへ