「えーっ! お前、スライムなんかに負けたのかよ!」
並んで帰る帰宅途中の小学生2人の片方が、そう大袈裟に叫ぶ。どうやら、コンピュータゲームの話らしい。
彼らが向かうのは、住宅街から外れた所にある廃ビル。そこが彼らの秘密基地なのだ。
「いやだってさ……アイテムも切らして、魔法も使えなくてさ? そこを襲われたら、雑魚にもやられるって」
「恥ずかしいなぁ、お前、スライムなんかに……」
そう言って、彼らが秘密基地の入り口をくぐった時だ。
「てめぇら、スライムをなめんなぁぁぁっ!」
『うわぁぁっ!』と叫ぶこともできなかった。突然、頭から緑色の粘体が落ちてきて、彼らの全身を覆ったからだ。
「スライムってなぁ、恐ろしいモンスターなんだぞ!? こうやって相手に取り付いて、溶かしたり、同化したりなぁ……」
スライムが喋ってる……と突っ込む余裕もない。彼らはスライムに体中を溶かされ、数分で骨まで消滅してしまった。
「スライム、スライムねぇ……実際、ファンタジー世界だと、スライムってかなり恐ろしいモンスターみたいね。武器は効かない、取りつかれたら引きはがせない、っていう」
何かの本を見ながら、藤堂・姫(しっかりエクスブレイン・dn0183)がそう言う。どうやら、ファンタジー物の書物らしい。
「どうやら今回、この恐ろしいスライムの形状の都市伝説が出たようなの。ちょっと対処を頼めない?」
本を閉じて、姫は説明を始めた。
「スライムが出るのは、街外れのとある廃ビル。スライムはその入り口の天井に張り付いて、入ってきた人間にくっつき、同化しようとしてるわ」
一般人なら、接触しただけであの世行き確定だ。その恐ろしさは計り知れない。
「で、午後4時に、小学生の2人組が被害に遭うんだけど、あんた達にはその前に廃ビルに行って、スライムを倒してきてほしいの」
かなりの強敵、と認識して行かないと、痛い目に遭うのは確実だろう。気を張っていかねばならない。
「戦う時に気をつけるべきなのは、相手の奇襲ね。スライムは廃ビルの天井に張り付いて、ビルに入った相手を、頭上から体当たりで攻撃してくるの」
そのため最初は、誰かが一度廃ビルに入ろうとして、すぐに足をひっこめる必要がある。そうすればスライムは、奇襲に失敗する。通常の戦いに持ち込めるというわけだ。
「本来、スライムに武器は効かないけど、サイキックなら別よ。実際は相手も都市伝説だしね」
ただし、その設定からか、体力はかなり高いものとなっている。根気よく闘う必要があるだろう。
「スライムは、デモノイドヒューマンと殺人注射器のものと同質のサイキックを使ってくるわ」
ポジションはジャマー。毒や酸、再生能力など、嫌らしい攻撃のオンパレードだろう。
「廃ビルを使っている小学生は、結構いるらしいわ。放っておけば、全員がスライムの餌食よ。そうなる前に、あんた達でカタを付けてちょうだい。じゃあこの件、あんた達に任せたわよ!」
参加者 | |
---|---|
駿河・香(ルバート・d00237) |
リーリャ・ドラグノフ(イディナローク・d02794) |
四季・彩華(ただ吹き流れる自由の銀風・d17634) |
白石・作楽(櫻帰葬・d21566) |
可罰・恣欠(リシャッフル・d25421) |
仮夢乃・蛍姫(小さな夢のお姫様・d27171) |
ハイドレンジア・スペリオル(花咲くスライム・d31510) |
狼森・紅輝(群れの温もり知らぬオオカミ・d31598) |
●スライムがあらわれた!
時刻は朝。進むにつれて人気のなくなっていく道を、8人の灼滅者が歩いていた。この先にいる都市伝説退治のために。
「今回はスライムが相手かぁ。スライムって本当にゲームに出てくるみたいなやつなのかなぁ? ちょっとワクワクだけど違ったらショックかな」
「スライムとやらがどの様なものかは、ネットで調べておきました。それらの情報が都市伝説へと形を成したのでしょうから」
その途中、仮夢乃・蛍姫(小さな夢のお姫様・d27171)がそう呟き、次いでリーリャ・ドラグノフ(イディナローク・d02794)がそう言って、メモを取り出した。調べてきた内容が、そこに書いてあるらしい。それをのぞき込みながら、白石・作楽(櫻帰葬・d21566)が口を開く。
「スライム……ゼリー状や粘液状の架空の生命体だと聞いているが……喋るというのは自分は初めてだな。 ……よく喋るという事は、身体構造は哺乳類寄りなのか? 中々に謎な都市伝説だな……」
「いやまあ、0と1の世界で数値化されただけのスライムと、現実のスライムとじゃあこう、いろいろと違うんだろうけど」
そう突っ込みを入れるのは、駿河・香(ルバート・d00237)だ。彼女は横にいる『現実のスライム』、ハイドレンジア・スペリオル(花咲くスライム・d31510)をちらりと見て、言葉を続ける。
「ま、それはそれとして、ちゃっちゃと還ってもらいましょうか」
「骨まで溶かされちゃうぐらい危ないらしいから、気をひきしめないとね!」
香の言葉に、蛍姫がそう続く。そう会話している内に、灼滅者達は、事件現場となる廃ビルに到着した。実際に事件が起きるのは、陽が傾き始めてからなのだが、敵の持久力などを考慮して、灼滅者達は早い時間帯での作戦決行を選択していた。
念のため、リーリャがビルを一周回り、周辺の注意をする。その後、作戦を開始するため、四季・彩華(ただ吹き流れる自由の銀風・d17634)がビルの入口へ向かった。
「スライム、ねぇ………。RPGなら確かに弱い雑魚敵だろうけど……さて、現実のスライム都市伝説はどうかな?」
そう言いつつ、ビルに足を踏み入れる彩華。
その瞬間だった。彼のバベルの鎖に、強い反応が出たのは。
(「まずい……っ!」)
即座に足を引っ込める彩華。それと同時に、何か大きな緑色の塊が、天井からべちゃりと落ちてきて……びたーんと地面に激突した。
「あ痛っ! 痛ったーっ! 今すごい音したけど! なんで避けるかなお前! あ痛ったーっ!!」
緑色のスライムは、うるさい声を出しながら転げ回っている。そんなスライムに、ハイドレンジアが声をかけた。
「ほら、わたしもスライムー、仲間だよー」
「お?」
スライムは、ハイドレンジアに興味を示したようだ。そして彼女は、言葉を続ける。
「スライムだから弱いっていう認識は間違ってるんだよ! うん、私も思うよ!」
「だよなー! うん、お前は話の分かるスライムだ!」
「……でも、それならそれで、弱いものイジメ以外にやりようはあるよねー。私に言わせれば、キミみたいなスライムが居るから、世間のスライムに対する風当たりが強くなるんだよっ!」
「な、何ぃっ!?」
驚くスライムに、狼森・紅輝(群れの温もり知らぬオオカミ・d31598)が前に出て、言葉をぶつける。
「スライムは確かに弱くはないさ。でも強いスライムの条件をお前は満たしてないな」
「条件、だと? 何だそれは?」
「そんなの、『主人公側にいる』に決まってるだろ」
「強い弱いよりも、悪いスライムはー……おしおきしないとねー?」
紅輝に続き、ハイドレンジアもそうスライムに言葉を向ける。スライムの方は、かなりご立腹だ。
「何が『主人公』だ! お前らがそうだってのかぁ!? ならお前らぶっ倒して、俺が主人公だ!」
「何やら恨みがましいスライムですねェ……こういった物理的な役割は本分ではありませんが、やらせていただきますよォ……」
可罰・恣欠(リシャッフル・d25421)は呆れたような声を出し、周囲の音を遮断する。次いで紅輝も殺気を展開して、人払いを行った。
「じゃあ、始めるわよ! かかってきなさい!」
香はそう叫び、スライムへの狙いを付ける。次いで蛍姫がシールドを広げ、支援を行ったと同時に、戦いは始まった。
●スライムのこうげき!
「まずはお前だ! スライムターッチ!」
スライムはそう叫ぶと、素早く彩華に取りつき、大量の毒を流し込む。
「くっ……まだまだ。お返しだよ!」
だが、彩華は構わず雷を帯びた拳で反撃。スライムは驚いて彼から離れる。
「うわ、バチッと来た! ビリッと来た!」
「毒にやられているな……媛神よ、慈悲をこの手に……」
その隙に、作楽がヒールサイキックで、彩華の毒を取り除いていた。
「大丈夫か、彩華クン」
「おかげさまでね。それにしても……君、このくらいの実力で粋がってるのかい? やはりスライムは弱いんじゃないかい? 違うと言うならかかっておいでよ」
「ぐぐ……ま、まだだ! 俺の強さ、じっくりお前に教えて……」
「残念、敵は1人じゃないよっ!」
話に割り込む香。ステップと同時に詠唱した魔法により、周囲一帯の温度を引き下げ、スライムを凍らせる。そしてそれを、蛍姫は見逃していなかった。
「さぁ、いくよっ!」
言葉と同時に飛んでいった蛍姫の影は、スライムを喰らい、その身の氷を砕いていく。
「ひぃっ、体が! 体が砕けるぅ!」
「ふふっ、ばーか! 雑魚モンスター! のろま!」
「今なんつったそこのガキぃ! 必殺・アシッドレイン!」
怒ったスライムは、蛍姫に体の一部を酸として飛ばし、攻撃を仕掛けた。しかし……
「琥界っ! 彼女を守ってっ!」
飛ぶ作楽の声。それに応じて、彼女のビハインド、琥界が動き、酸の雨を一身に受け、蛍姫を守った。
「ちっ、かばいやがったか……しかし、スライムを凍らせて砕くとか、あいつら鬼じゃね?」
「うんうん、凍るのってイヤだよねー。やわらかさが無くなるから、スライムとしての魅力も半減だよー、うんうん」
愚痴るスライムに対し、ハイドレンジアは黄色の標識で仲間を回復させつつ、世間話を始める。
「おぅ、やっぱお前、話分かるじゃねぇか」
「それほどでもー。あ、キミって熱もイヤな方? わたしは熱いのもイヤなんだー。でろでろになりすぎちゃって、気持ち悪いんだよねー」
「あー、熱は嫌だな。俺、火とか近付きたくねぇもん」
「いいことを聞きました」
それに割り込んだのは、リーリャだ。手にするのは、熱い炎を帯びた銃剣。
「まったく、よく喋る奴ですね。煩わしいですし……とりあえず焼いてみますか」
「え、ちょ、待っ、火、火は勘弁……」
「お前、少し黙れ」
じゅっ、と言う音と共に、リーリャの炎がスライムを焼く。
「あんぎゃぁぁぁっ!!」
「おっと、こいつも持って行きな!」
次いでスライムを襲うのは、紅輝の炎の弾丸の嵐だ。リーリャのそれに勝る量の炎が、スライムを燃やしていく。
「炎に巻かれて、そのまま蒸発しちまえよ」
「ふしゅー……最悪だ……火は勘弁って言ったのに……」
「えェ……皆サン、ひどいことしますねェ……」
傷心のスライムに、恣欠は調子のいい相槌を打つ。その言葉に、スライムも心を開いたようだ。
「あぁ……お前もなかなか話が分かる奴だな……」
「それはもう……あァ、こんなモノを持って来たのですが、飲みマス……?」
「げふぉあぁっ!?」
そう恣欠が笑顔でスライムに押し込んだのは、大量のドリンク剤だった。
「ぎゃあぁぁぁぁっ、炭酸! シュワーってする! すっごくシュワーってする!」
「あ、お嫌でしたカ……? なら出して下さいねェ……」
「ぐふぁあっ!?」
恣欠はそう言い、強烈な杖の打撃にて、ドリンク剤を無理矢理スライムの外へ出した。打撃の威力も強烈で、スライムの一部が消し飛んでいた。
「てめぇぇっ! 必殺・ドレインタッチ!」
スライムは怒りに任せ、恣欠の体の張り付き、その体力を吸収する。恣欠は平然としていたが。
「おやおや……」
「もう怒ったからな! てめぇらマジでぶっ潰す!」
そう意気込み、スライムは改めて灼滅者に襲い掛かってきた。
●灼滅者のこうげき!
戦闘開始から、もう10分以上が経過していた。
「喰らえ必殺・ポイズンシュート!」
「ちっ……!」
スライムの毒液がリーリャを襲う。リーリャはコートで毒をガード、侵食された部分を切り離して対処するが、体にも多分に毒が回ってしまっている。
「流石に効きました、でも次はありません」
リーリャはそう言うと、銃剣に赤いオーラを纏わせ、スライムに接敵。斬撃を浴びせ、体力を吸収した。
スライムの攻撃は情け容赦なく、矢面に立たされる前衛全体が毒や酸まみれとなっていた。
「はーい、その毒、回復しますよー」
ハイドレンジアがヒールサイキックを発動させ、前衛の回復と耐性強化を同時に行う。灼滅者達が耐えられているのは、彼女と作楽の回復班2人の存在が大きかった。それに加え、ここで彩華もシールドを拡大させ、回復に加わる。ただ……
「お前ら、本物のスライムより嫌らしいだろ! 何だこの……何だこれ!?」
そうスライムが、その炎まみれ、氷まみれの体を主張する。積み重なったエフェクトは、スライムを確実に縛っていた。
「ふーん……じゃあ、もっと嫌らしい攻撃をしてやるぜ?」
紅輝はそう言うなり、虚空から無数の刃を召喚し、スライムに向けた。
「ほらほら、炎も氷も倍加させてやるよ!」
「ぎゃぁぁぁぁっ!!?」
紅輝の刃がスライムをジグザグに貫くと、スライムを包む火と氷が急激に広がっていく。
「よーし、じゃあ追撃といきましょうか!」
「どうやら砕かれるのがお好きなようデ……ご期待には応えねばなりませんねェ……」
それを見て動いたのは、香と恣欠だ。香は手に持つガトリングガンを乱射し、スライムを追いこんでいく。そして射撃が終わると、いつの間にかそこにいた恣欠が、すっと斬撃を一撃叩き込んだ。双方狙うは、凍りついたスライムの体。攻撃により、スライムの体はどんどん砕かれていく。
うめくスライム。しかし、その体が急激に再生を始めた。かなり削ったその体が、倍以上に膨れ上がっていく。
「はぁ、死ぬかと思った」
そう、平然と言うのだ。この調子で、終わりの見えないダメージレースが、もうずっと続いている。そうかと思えば、スライムは彩華に接触、毒を送り込んでくる。
「ぐっ……まだだよ。絶対に削り切って見せるから!」
「わたしも続くよっ! しびれちゃえ~!」
彩華は素早くバベルブレイカーで反撃、そしてスライムが吹き飛んだ先で、蛍姫の敷いた結界がスライムを縛る。スライムの動きが、一時止まった。
「よし。琥界、攻撃をお願いね。私は……風よ、穢れを祓い給え」
作楽の掛け声と共に、琥界は霊撃をスライムに当てる。同時に作楽は癒しの風を吹かせ、仲間の体勢を再び立て直した。
「ま、まだまだぁ! 必殺、えーと……スライム体当たりぃ!」
「させない!」
スライムは、ネタ切れ気味の技名でリーリャに飛びかかるものの、彩華に防がれ、直撃には至らない。
その時だった。スライムの体の炎が大きく燃え広がり、その大半が蒸発していったのは。
「熱っ! あっつーっ!」
「ふむ……今総攻撃を仕掛ければ、もしや倒し切れるのではないか?」
「え」
作楽の指摘に、スライムが固まる。一方灼滅者の方は、全員が次々と攻撃態勢を整えていた。
「確かに、もう早い所終わらせてぇしなぁ」
「そろそろ、覚悟してもらおうかな?」
「え、ちょ……」
紅輝と蛍姫の言葉に、スライムは抗弁しようとするが、灼滅者達は聞きやしない。次の瞬間には、彼らの総攻撃が、スライムに襲い掛かった。
「げほっ……やべぇ、再生を……」
「往生際が悪いですね」
そう言うスライムをひっつかんだのは、その手にオーラを込めたリーリャだった。
「あ……」
「これで終わりだ」
リーリャはそう言うと、その拳でスライムを圧殺した。スライムはべちゃりとその場に飛び散り、動かなくなった。
●スライムをやっつけた!
消えかけるスライム。だが、捨て台詞を言う力だけは残っていたようだ。
「これで終わったと思うなよ……俺を倒しても、また色違いのスライムが……」
「いいから、早く消えろ」
その言葉を遮り、リーリャが炎の剣をスライムに叩き付ける。スライムは蒸発し、その場から消え去った。
「灼滅完了、ですね」
「やったね!」
「あぁ、俺達の勝ちだ!」
蛍姫と紅輝が、勝利のハイタッチをする。一方で作楽は、周囲の警戒を続けていた。
「ふむ、まだ残党が残ってなどいないだろうな」
「……あんなしつこいのともう一戦なんてのは、わたしは嫌だな~」
蛍姫のその言葉に、作楽はもっともだ、とひとつうなずいた。
「しかし皆サン、体がベトベトですネェ……」
一息ついたところで、恣欠がそう言う。彼の言う通り、攻撃を受け続けていた前衛の面々の姿は、それはひどいものだった。それを聞き、香が前に出る。
「それは私に任せてよ。クリーニングのESP持って来たから。まずはあなたからね」
「いえ、私のことはご心配ナク……それなら私は、一応皆さんにタオルを配って来ましょウ……」
そう言うと恣欠は、持って来た荷物からタオルを取り出す。見ると彼は、いつの間にか汚れひとつない綺麗な状態になっている。確かにスライムの攻撃を受けていたはずなのに。
「……ま、いいか」
何か不条理なものを感じた香だが、とりあえず気にせず、他の仲間の体のクリーニングを始めた。
「しかし、現実ではこいつをひたすら倒してレベル上げ、なんてのが無くて良かったわ……」
一通りの清掃を終わらせた香が、思わずそう呟く。その言葉に、ハイドレンジアが口を開いた。
「流石スライム、と言った貫禄でしたねー」
「……ハイドレンジア先輩。それ、自慢になってねぇか?」
「えへー、それほどでもー」
紅輝の突っ込みにも動じず、ハイドレンジアは笑顔でそう答えた。
「……もう危険は無いようだな。では私達も、そろそろ帰るか」
作楽のその一言で、灼滅者達は帰る準備を始める。その中で、彩華はスライムがいた場所をじっと見ていた。
「挑発のためにあんなことは言ったけれど………スライムとはいえ、君は弱くなかったよ。とても良い相手だったよ、僕もとてもワクワクした。願わくば、静かに眠ってほしいね」
彩華はスライムにそう言葉を送ると、荷物を持ち、その場を後にした。
作者:時任計一 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年2月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 1
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