赤いカッパの再来もトマトがお好き?

    ●噂
     この田舎町は、大きな川によって東西に二分されている。
     カッパが棲んでいるとされる川だ。
     文献で確認できる限りでは、カッパがいると言われるようになったのは江戸時代。川の名前も、カッパが棲んでいることに由来するらしい。
     江戸時代の人々にとっては、カッパは実在の生き物だったのだろう。
     しかし、昭和の終わりには、この川にカッパが棲むという話を信じる人はいなくなった。
     状況が変わったのは、2014年の夏頃。
     理由は不明だが、カッパがいるという噂が流れ始めたのだ。
     そして9月には、都市伝説──赤いカッパが現れた。
     実体化したのは赤いカッパだけではない。これまで、さまざまなカッパが出現した。川の東側か西側かを問わず、カッパに関する噂が広まっていたからだ。
     1つの噂が聞かれなくなったかと思えば、今度は新しい噂が顔を出す。その噂が過去のものとなる頃には、別の噂が台頭している。
     その結果、さまざまな都市伝説が出現することになった。
     最近は、こういう噂が流れている──。
    「赤いカッパの再来がいる」
     その噂には、こう続く──「赤いカッパの再来は、赤いカッパと同じく、トマトが好きである」と。
     噂話をする一般人たちは、都市伝説という存在を知らないだろう。赤いカッパが灼滅されたことも知るまい。
     ところが、偶然なのだろうが、赤いカッパは川からいなくなったことになっていた。その代わりに、今では別の赤いカッパが──赤いカッパの再来がいると噂されているのだ。
     同一のカッパではないかとも言われているようだが、真偽は不明だとか。
    「赤い河童さん……の再来さん……ですか」
     かつて、柾・菊乃(鬼薊姫命・d12039)は白いカッパと戦った。白いカッパの口振りからすると、白いカッパと赤いカッパはライバルだったようだ。
     白いカッパも、赤いカッパの再来と呼ばれるカッパがいるとは思わなかっただろう。
    「いろいろな河童さんがいるのですねぇ……」
     菊乃は学園に報告することにした。
     新たな都市伝説が出現するかもしれないと──あるいは、すでに出現しているかもしれないという懸念があったからだ。

    ●教室にて
    「みんな! 赤いカッパの再来を倒してきて欲しいんだかっぱ!」
     奇妙な語尾で言ったのは、カッパ(緑色)の着ぐるみを着た少女──野々宮・迷宵(中学生エクスブレイン・dn0203)だ。着ぐるみの顔の部分はくり抜かれており、そこから迷宵の顔が出ている。
    「菊乃ちゃんのおかげで、赤いカッパの再来の出現を察知できたんだかっぱ! 赤いカッパの再来は、カッパの都市伝説が頻繁に出現する例の川に現れるんだかっぱ!」
     緑のカッパ……じゃなくて迷宵が、黒板に張られた地図を指差した。とある田舎町の、とある川だ。赤いカッパや白いカッパも現れた場所である。
    「赤いカッパの再来は、生の赤いトマトが大好きだかっぱ!」
     好物を川辺に置いておけば、赤いカッパの再来が川から出てくるはず。
     赤いカッパの再来が陸に上がったところで戦闘だ。相手は、好戦的な上に人を襲う習性がある都市伝説。川に逃げられる心配はない。
     一般人でも近付ける場所ではあるが、この時期、積極的に川に近付こうとする者はいないだろう。
    「赤いカッパの再来は、斧で攻撃をするんだかっぱ!」
     赤いカッパは剣を得物としていたが、赤いカッパの再来は斧の使い手のようだ。
     なお、頭の皿は弱点というわけではない。
    「みんな! 赤いカッパの再来を倒してきてくれだかっぱ! 川に行くときには赤いカッパの再来の好物を忘れずに、だかっぱ!」
     サイキックの活性化や装備品の確認も忘れずに、だかっ……忘れずに。


    参加者
    一之瀬・暦(電攻刹華・d02063)
    水軌・織玻(水檻の翅・d02492)
    ジュラル・ニート(デビルハンター・d02576)
    柾・菊乃(鬼薊姫命・d12039)
    秋風・千代助(からんか・d12389)
    宮代・庵(小学生神薙使い・d15709)
    蜷川・霊子(いつも全力投球よ・d27055)
    美馬坂・楓(幻日・d28084)

    ■リプレイ

    ●トマト祭り
     トマトはナス科の植物である。
     ちなみに、スペインにあるブニョールという街では、毎年8月の終わりにトマト祭りが開催される。
    「赤いカッパの好物がトマト、白いカッパの好物は大根……。普通の緑のカッパはキュウリが好きとはよく言いますが……まさか、体色によって好物が決まるのでしょうか……?」
     宮代・庵(小学生神薙使い・d15709)が、眼鏡を上げて言う。
    「パーフェクトな頭脳を持つわたしでも知りませんでした……」
    「あっ、やっばい………どうしよう。肝心なの忘れてきちゃった………」
     蜷川・霊子(いつも全力投球よ・d27055)は、バーベキューセットと炭と肉は持って来ていたのだが……。
    『河童をやっつけてバーベキューするわよ! バーベキューよバーベキュー!』
     みたいな感じで、トマトのことは忘れていた。
    「……みんな持って来てる……わよね………?」
    「念のために殺界形成やっとくぜー。トマトはそのあとなんだぜ」
     秋風・千代助(からんか・d12389)が殺気を放つ。
    「サウンドシャッターはお任せ下さい」
     続けて、美馬坂・楓(幻日・d28084)が音を遮断した。
     霊子の「……トマトもお任せするわ」という呟きが聞こえたわけではないだろうが、楓が「美味しそうですね」と新鮮な無農薬栽培のトマトを置く。
    「セール品だけど、味は悪くないはず」
     一之瀬・暦(電攻刹華・d02063)は、赤いカッパと戦った灼滅者の1人。トマトは、以前と同じ店から購入したものだ。
    「今度は赤いカッパか……。この間会ったのは、三毛猫色だったっけ?」
     水軌・織玻(水檻の翅・d02492)とぽっちゃり気味な霊犬の豆大福は、かつて三毛猫色のカッパと戦った。
    「ミニトマトでも気に入るのかな? やっぱり別扱い?」
     織玻がトマトを置きつつ、首を傾げる。豆大福はトマトに興味津々だった。
    「うーん、確かめる為に持ってくれば良かった……気になる」
    「ははぁ、河童さんにもいろいろ好みがあるのですねぇ……。とは前回も申しましたが、流石に好みに偏りがありすぎな気も致します。ま、まぁ……たい焼きが主食で『学園内で三本の指に入るたい焼き好き』と豪語する私に言えた事ではないですけれども……」
     白いカッパにブリ大根を振る舞った柾・菊乃(鬼薊姫命・d12039)は、今回は「今朝収穫したばかりの真っ赤な完熟トマト~ちょっとお高めの岩塩を添えて~」を置いた。デザート用に、フルーツトマトも持参。
    「ともかく、河童さんにとっては最後のお食事になるでしょうし、目一杯味わっていただきましょう。簡単ですが、塩トマトは格別ですよね?」
    「全部食うわけじゃねえからいいだろ」
     と味見をしていた千代助も、自分が持ってきたトマトを川辺に置く。
    「こいつに、俺のご当地名物の岩塩『ロンロン』を添えてやろう。ちゃんと岩塩使えよな」
     千代助の両親は、ヨーロッパで岩塩を生産する工場を営んでいる。千代助は、その岩塩を広めようと目論んでいるとか。
    「まず素材そのものの味を……なんてグルメなカッパだったらぶっ潰す。まぁ、そうでなくともぶっ潰すがな」
    「数ある野菜の中でもトマトに目をつけるとは、中々見所がある奴だ。が、赤色系の味しか知らんようでは、真のトマティストとはいえんね」
     トマトソムリエなジュラル・ニート(デビルハンター・d02576)は、川辺に赤いミニトマト……ではなく、赤く塗ったワルナスビの実を置いた。
    「カッパに食わせるトマトゥルはない」
    「ナノナノ」
     中国の軍師っぽい格好をしたナノナノ──軍師殿は、うちわ(中国の軍師が持ってそうなあれ)をぱたぱたしていた。
    「ふふふ、トマトは用意できませんでしたがトマトも茄子の仲間。パーフェクトなわたしのパーフェクトな見解では、赤くすれば代用できるはずです!」
     と、庵は赤いナスを置いた。
     トマトは赤ナスとも呼ばれるが、赤いナスはトマトじゃなくてナスだと思う。
    「ついでに食材としての実用性も証明するため、赤茄子ソースすぱも作ってきました! 流石、わたしですね!」
     ちなみに、料理は苦手。
     ともあれ、これで赤いカッパの再来が出てくるはずだ。
     戦闘に備え、灼滅者たちがスレイヤーカードの封印を解く。
    「善悪無き殲滅(ヴァイス・シュバルツ)」
     赤いカッパと戦ったときのように、暦がその言葉を口にした。
     菊乃は、巫女装束姿から巫女×くノ一な戦装束姿になっていた。
     敵の出現を待っていると──。
    「そのトマト──いただこうか」
     川から声が聞こえてきた。

    ●赤いカッパの再来
     声の主──赤いカッパの再来が川辺へと躍り出る。
    「河童! 河童よ!」
     霊子(ハイテンションで誤魔化したいことがある)が言っている間に、あっと言う間にトマトが消える。
    「私が持ってきたトマトがなくなったわ!」
     ※持ってきてません。
    「ば、馬鹿な!? 赤い茄子が!」
     赤いナスとスパゲッティーは残ったまま。見向きもされなかった。紫のカッパ(ナスが好き)ならば食べたかもしれないが。
     ワルナスビの実も手つかず。この川のカッパにとっては、好物とそれ以外のものとを区別するのは簡単らしい。
    「ロックオン」
     赤いカッパの再来に、ジュラルがバスターライフル──イオン砲の銃口を向けた。
     そのロマン兵器から放たれた魔法光線が、敵に襲いかかる。
    「当たらな──かぱっ!?」
     ロシアン系スナイパーの攻撃がヒット。
    「今回は、攻撃重視のコンビネーションCで行くぞ」
    「ナノナノ」
     軍師殿がうちわをぱたぱたして、たつまきを発生させた。
    「おのれ……! 不意討ちとは卑怯な……!」
    「常在戦場。戦闘は既に始まっているのだ」
    「ナノ」
    「隙ありです」
     庵が神楽舞を披露する。情熱的に舞うと同時、攻撃を繰り出す。
    「ぐぬっ……!」
    「流石、わたしですね!」
    「そちらから仕掛けてきた以上、殺されても文句は言わないだろうな。人間どもよ」
     赤いカッパの再来の手で、斧が光を放つ。
    「まとめて薙ぎ払ってくれる。覚悟するがいい」
     赤いカッパの再来が、斧を横薙ぎにする。すると、光の刃が飛んだ。
     その攻撃から、暦と豆大福が仲間を守る。
    「またお前か」
     赤いカッパの再来に対し、暦が言った。
    「また……だと? セニョリータ、何を言っている?」
    「半年前にあったばかりだろう」
    「半年前……?」
    「今回も倒しに来た」
     ジェット噴射で飛び出した暦が、敵の「死の中心点」を狙って杭を打ち出す。
    「ぐ……! どうやら、君は勘違いをしているようだ」
    「勘違い?」
    「君が半年前に会ったカッパは、赤かったのではないか? それならば、君が半年前に会ったのは私ではない」
    「別の河童だったのか。そう言えば、前のは『セニョリータ』とか言わなかったな」
    「だが、奇妙な偶然だ。そうか、君があの男を倒したのか。確かに、あの男が姿を消したのは、半年程前の事だったな。あの男も、まさか人間に敗れるとは思わなかっただろう。私もまた、あの男の仇討ちをする事になるとは思わなかったぞ。セニョリータ」
    「どうしてスペイン語……スペイン? そうか、お祭りか!」
     夜霧を展開しながら、織玻が気付いた。
    「ね、トマト好きとしてはあのお祭りってどうなの? トマト塗れになれて最高なの? それとも、トマトを無駄にするのは許せない方なのかな?」
    「トマティーナの事だな。いつか私も参加したいものだ。トマトで出来た川を泳ぐのが、私の野望だからな。その時の為、現地の言葉を勉強中だ」
     どうやってスペインに行くつもりなんだ。
    「そうなんだ。豆大福」
     豆大福が駆ける。くわえた刀で斬りかかった。
    「大福のような犬の割に、なかなかやるではないか」
    「穿て……日輪槍!」
     菊乃が日輪槍【緋魔破】を突き出す。
     それは、円月輪(チャクラム)のような形状の部位を有する片鎌槍だ。その輝きは、邪を祓う日輪の光の如し。
    「ほう……良い槍を使う」
    「河童さんというと小さい頃に昔話で聞きましたが、本当にいたんですね。でも、私自身人間ではなく人狼だったし……もう、何が出てきてもおかしくないですね」
     楓は、自分が人狼だということを知らずに育ったのだ。
    「最近は戦いにも慣れて来たんです……だから、外しません!」
     彼女が構える特殊な形状の弓は、名をTCC-9 Stargazerと言う。
     9つの射出口から放たれる短針が、流星の如く輝いて敵を射抜く。
    「それも面白い武器だな」
    「その赤はリコピンで、味はトマトなのか?」
     目を光らせつつ、千代助が敵へと接近。
    「この赤はリコピン由来の物では……かぱっ!?」
    「あー……だめだわ。カッパの味するわ」
     味見(?)した後、敵を高々と持ち上げる。
    「おい、お前。塩は好きか」
    「塩? 好きでも嫌いでもないが」
    「そうか」
     地面に叩き付けると、ご当地パワーが爆発。
    「これは……! 高まったパワーがダウンしていく……!」
    「とりあえず、ぶん殴れば良いのよね!?」
     霊子(ハイテンション維持)が敵に殴りかかる。マテリアルロッド……を芯に用いている座布団で。
    「座布団だと!?」
    「あなた、どうして赤いの!? なんできゅうりじゃなくてトマトが好きなの!?」
     霊子が問いかけた。
    「簡単に説明しよう。私が進化したカッパ──ニュータイプだからだ」
    「ニュータイプ?」
    「白い河童さんも『にゅーたいぷ』だったようですね。因子の覚醒……でしたか」
    「ほう……白いのを知っていたか。私はトマトによって覚醒し、体が赤くなった。トマトが好物となったのも、その時だ。そして、私は決めた。あの男の代わりに、私が皆を導く存在となるのだと。たとえ道化と呼ばれようとも、私が導くのだと」
     そう言って、赤いカッパの再来が斧を構えた。
    「人間どもよ。ニュータイプの力、思い知るが良い」

    ●紛い物の赤
    「行くぞ」
     体を回転させながら、赤いカッパの再来が斧を力任せに振り抜く。斬撃よりも打撃に近い一撃が、暦を襲った。
    「前の赤い河童みたく、心臓も好きなの?」
     暦が、雷を纏った拳で反撃する。
    「いや、私は喰わぬ。あの男が心臓を喰っていたのは、それで更なる進化を遂げると考えていたからだ。あの男程、カッパの進化や革新に執着していた者はいなかった」
    「参ります」
     菊乃の手を包み込んだ風が、刃と化す。
    「風刃神楽」
     菊乃が、刃と化した手刀を振るう。
    「……白いのは、君が倒したのだろうな」
    「私と、学園の仲間とで」
    「そうか……偶然とは恐ろしいものだな。よもや、あの男を破った者だけではなく、あの男の好敵手を討った者とも出会うとは」
    「生のトマトをそのまま貪り食うとは、品性の欠片もないな」
    「ナノナノ」
    「……何?」
    「貴様のようなトマティストのなり損ないは、粛清される運命なのだよ」
    「ナノ」
    「慈悲など不要」
     青白いオーラ──シベリアの凍てつく吹雪が、ジュラルの両手に集束する。そこから放出された吹き荒れるオーラが、敵を飲み込む。
    「これが……トマティストとやらの力か……!」
    「ナノ!」
     続けざまに、軍師殿がしゃぼん玉を発射した。
    「……地上には、変わった生物がいるのだな」
    「赤い茄子でトマトの代用は──」
    「出来ないな」
    「ば、馬鹿な!?」
     オーラを纏った拳で、庵が殴りかかる。
    「その体に、これほどの力を秘めていたとは……!」
    「流石、わたしですね! 今日も最高に輝いています!」
     と、眼鏡を上げる。冷静沈着な策士を気取る彼女だが、力押しを得意としていた。
    「ミニトマトは好きなのかな?」
     織玻が問うと、赤いカッパの再来が首肯する。
    「ミニトマトもトマトだからな。ただし、赤い物に限る」
    「そうなんだ。倒す前に聞いておいてよかったー」
     織玻が、形と大きさを変えた腕で殴りかかる。
    「まるで鬼の腕だな……!」
    「豆大福、バトンタッチ」
     豆大福は六文銭を撃ち込んでいく。
    「ぐっ……犬の分際で……!」
    「片言とは言え、スペイン語も話せるなんて……私より頭が良くて、ちょっと悔しいです。何か、トマトへの拘わりはあるんですか?」
     楓が訊いた。
    「トマトは生のまま喰うのが1番だ。サラダを食べたいのなら、トマトを食せば良い」
    「なるほど……?」
     楓の腕が、狼獣人のもののように変化していく。かつては忌避していた人狼の力だが、今では、その力に頼る事に躊躇いはない。
    「狼VS河童ですね。手加減無しで殴らせて頂きます……! ごめんなさい!」
    「まさか、ワーウルフか……!」
    「そもそも、カッパのくせに喋るなんて生意気なんだよ。しかも、スペイン語まで話しやがるとは」
     千代助(海外に5年いた)は、日本語しか話せないようだ。ジェスチャーと勢いは世界を繋ぐとか。
    「なんとなく殴ってやりてぇ風貌だから、殴らせてもらうぜ!」
     千代助がオーラで覆われた拳を繰り出す。
    「ぐぬあぁぁっ! うぐ……私の負けか……。今、計算してみたが…………もはや私に、次の一撃を耐えるだけの体力はない……!」
    「あなたのような怪しげな化け物がいて、私には、あなたと戦う力がある」
     断罪輪を構え、霊子が言った。
    「……そのようだ。ならば、どうする? セニョリータ」
    「首を突っ込ませてもらうわ。全力でね!」
    「来るが良い!」
    「とどめよ!」
     霊子が体を回転させるとともに、鋭い斬撃を繰り出す──。
    「ぐわああああああああァァァァァァッッッッ!!! がはっ……! 所詮、私は……あの男の紛い物……空っぽな男でしかなかった……という事か……! 私は寝るとしよう……シエスタの時間なのでな…………アディオス……人間ども………………」
     赤いカッパの再来は地面に倒れ伏し、そして消滅した。

    ●barbecueの語源はbarbacoaというスペイン語らしい(諸説あり)
    「活きのいいカッパでも釣れんかなぁ」
     仕事終わりにトマトジュースを飲んだジュラルは、川に釣り糸を垂らしていた。
     霊子は肉を焼きながら、川を見て「トマトを忘れた事を水に流したい……! 敵が河童だけに! 河童の川流れ的な!」とか言っていた。
     楓は、塩をかけたトマトを食べる。
    「やはり、運動をした後の食事はいいものですね」
    「まさかたった半年で、赤い色の河童を2度倒すとか思いもしなかった」
     暦は温かいトマト料理を持って来ていた。ピザとか。
    「トマトとキュウリのサンドウィッチもある」
    「ウインナーもあるよ」
     ウインナーは織玻が持ってきたものだ。
    「味見じゃねぇから遠慮なく食うぜ!」
    「良い運動のあとはご飯がいっぱい美味しいですよね♪」
     菊乃は、トマトや他の食材を使ってスープを作っていた。
    「……この赤い茄子と赤茄子ソースすぱはどうしましょう?」
     この後、庵がパーフェクトな解決案を思い付く……はずである。

    作者:Kirariha 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年2月6日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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