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「はいはい! 寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 斬新コーポレーションの新商品! シニゾコナイZですよ~!」
とあるオフィス街のど真ん中で、怪しげな薬が詰まったカートを何台も引きながら叫んでいる、スーツ姿の5人の男がいた。
「なんとこのシニゾコナイZ、一錠飲むだけで全身をナイフで抉られるような痛みに襲われます! これさえあれば、仕事に疲れた皆さんの、眠気スッキリ眼もパッチリ! しかも致死性は全くありません! 心強い会社員の味方ですよ~!」
当然の如く、そんなただ痛いだけの商品を買う人はいない。5人の男達はがっくりと肩を落とす。
「何故か全く売れない…………仕方がない。リンさん! お願いします!!」
男が呼びかけると、カートの後ろにひっそりと腰掛けていたメイド服の女性が、スッとカートから飛び降りる。
「ようやく出番ですね……承知しました。メイドでクールなアイドルとして、誠心誠意やらせて頂きます」
黒い長髪を揺らしながら、リンと呼ばれた女性は1人の会社員に声をかけた。
「すいません、そこの貴方……少々お時間頂いてもよろしいでしょうか?」
「え? あ、ああ…………」
リンの赤く澄んだ瞳に吸い寄せられるように、男はフラフラとカートに近づいていく。
「ありがとうございます……こちらのシニゾコナイZ。本当に素晴らしい商品なんです……お1つ如何でしょうか?」
「え、いや、しかし……見たところ、まともな薬には……」
言いかけた男の口を、リンの細い指が静かに塞ぐ。
「安心して下さい……もしも思ったより痛かったら、私が色んな意味で毎日献身的に介抱させて頂きます………………だから、ね?」
静かで、僅かに妖艶さを含ませた笑みを浮かべながら、リンが相手の瞳をじっと見つめる。
「すいませんこの薬1カートください!」
そんな感じで、リンは複数の会社員達を籠絡させ、全ての薬をあっという間に売りさばいたのだった。
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「『スーツとメイドが結託して、何か変な薬を売り捌いているぞ』……って、コックリさんが言ってるわ」
遥神・鳴歌(中学生エクスブレイン・dn0221)は10円玉を超高速で移動させながら、事件の説明を始める。
「霧月・詩音(凍月・d13352)さんからの情報で、ラブリンスター配下の淫魔が、斬新コーポレーションの強化一般人を仲間に引き入れるために、悪事に協力している事が分かったわ。今回の事件も、その流れの中の1つみたいね」
そこまで大きな事件では無いが、複数の一般人の家計と身体の痛みが大変な事になるので、止めてきてほしいと鳴歌は言う。
「『斬新コーポレーションのスーツな派遣社員、もとい強化一般人達の働く意志は強固で、元に戻すことはできない』……らしいわよ。手遅れな所まで改造されちゃったんでしょうね」
更に10円玉を滑らせつつ、鳴歌はコックリさんの言葉を伝えていく。
「『リンという名の淫魔の方は、上手い事説得できれば戦わずに引き上げてくれる可能性もある。勿論場合によっては、派遣社員と一緒に戦いに加わる可能性もあるが』…………どっちに転ぶかは分からないけど、ひとまず淫魔の生死は作戦の成功とは関わりないわ。そこら辺は現場判断で対応してちょうだい」
鳴歌(コックリさん)は続いて、敵の戦闘能力についての説明に入る。
「『派遣社員達は、青スーツ3人と、赤スーツ2人の2タイプに分かれている。青タイプはディフェンダーで、赤スーツはジャマーだ』……律儀にスーツの色で分かれてくれてるのね」
青スーツは殺人鬼と妖の槍のサイキック、赤スーツは殺人鬼と解体ナイフのサイキックを使用してくる。
「えーっと、何々? 『メイドで淫魔なリンが戦闘に加わる場合は、スナイパーとして戦う。華奢な見た目とは裏腹に、自身の身体の大きさを超える巨大なバベルブレイカーを振るって豪快に戦闘を行うぞ』……っと。これで、コックリさんが教えてくれる情報は全部みたいね」
鳴歌はそう言って10円玉を懐にしまい、灼滅者達に向き合う。
「斬新コーポレーションの斬新京一郎社長は、白の王セイメイとかいうダークネスとの交渉に失敗したけど、未だに健在よ。彼が再び動き出す前に、斬新コーポレーションの戦力を削ぐことは、結構重要かもしれないわね……まあ何にしても、気をつけて。皆ならバッチリ上手い事いくって、占い抜きで信じてるわよ!」
参加者 | |
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三兎・柚來(無垢な記憶の探求者・d00716) |
結城・桐人(静かなる律動・d03367) |
逢瀬・奏夢(番狗の檻・d05485) |
三和・悠仁(夢縊り・d17133) |
レイッツァ・ウルヒリン(紫影の剱・d19883) |
ナターリヤ・アリーニン(夢魅入るクークラ・d24954) |
ロー・リンシャオ(ボーパルバニー・d32161) |
神御名・詩音(高校生サウンドソルジャー・d32515) |
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「はいはい! どうぞお買い求めくださ~い! シニゾコナイZですよ~! 今なら可愛いメイドの献身サービス付きですよ!!」
「どうも、リンです。今なら1カートお買い上げいただいたお客様には、特別サービスも実施中です」
とあるオフィス街のど真ん中にて、斬新コーポレーションの派遣社員と、淫魔アイドルメイド、リンが、バリバリ薬を売り捌いていた。
そして人だかりが出来たその場所に、8人の灼滅者達が姿を現し、リン達の近くまで歩いて行く。
「あ、そこの方達も如何でしょうか。ラベルに成分表は記載されてませんけど、いい商品ですよ。ホントに」
リンがシニゾコナイZを1瓶取り出して差し出したが、三和・悠仁(夢縊り・d17133)は静かに首を振る。
「申し訳ありませんが、薬を買いに来たわけではないんです……そして、失礼します。一般人の方々を巻き込むわけにはいきませんので」
悠仁はそうリンに告げると、殺界形成を周囲に展開した。
出来ていた人だかりは、徐々に小さくなっていき、あっという間にその場には灼滅者、派遣社員、リンしかいなくなった。
「何をする!! 我々の商売を邪魔する……」
悠仁に食ってかかろうとする派遣社員を、リンが手で制した。
「状況を察するに、恐らく貴方達は武蔵坂の灼滅者…………何の御用でしょうか。出来れば、私達の邪魔しないで頂けると助かるのですが」
そのリンの問いかけに、レイッツァ・ウルヒリン(紫影の剱・d19883)が応える。
「それじゃあ単刀直入に言うけど、僕達はそこの派遣社員さん達を仲間に引きこむのを止めて欲しいんだよ!」
レイッツァの言葉に、神御名・詩音(高校生サウンドソルジャー・d32515)が続く。
「邪魔をしてしまったことは、ごめんなさい……でも、どうかこちらの提案も聞いていただきたいんです」
2人の言葉に、リンは眉一つ動かさずに返す。
「では聞きましょう。大分持ち直したとはいえ、ラブリンスター様の勢力が、先のサイキックアブソーバー強奪作戦で削れたのは、あなた達も知っている筈。しかし、それでも止めろという理由を」
「六六六人衆を集めた斬新コーポレーションにここまで打撃を与えたのは、武蔵坂学園だ。そいつらを集めて手駒にして、学園を敵に回すのは、きっと面倒なことになるぞ」
結城・桐人(静かなる律動・d03367)の言葉に、リンは顎に手を添えて何か考えるような素振りを見せた。
ちなみに派遣社員達はリンに言われたからか、割と静かに事の成り行きを見守っている。
「出来れば、ラブリンスターとは友好関係のままでいたい…………だから此処は、引いてくれないかな」
三兎・柚來(無垢な記憶の探求者・d00716)もはっきりと、自分の意思をリンに伝えた。
「そこで提案なんだが……俺達と、お前さんが誘いたい社員さんと……どっちが強いか勝負させて欲しい」
逢瀬・奏夢(番狗の檻・d05485)の出した提案に、リンの眉がぴくりと動く。
「ジッサイ、みて、くだされば。こちら。きっと、えらんでいただけ、ます。どう、ですか?」
ナターリヤ・アリーニン(夢魅入るクークラ・d24954)がそう言うと、黙っていた派遣社員達が騒ぎ出す。
「リンさん! こんな奴らの言うことなんか、聞く必要ないですよ! 追い返しましょう!!」
そんな派遣社員達に、ロー・リンシャオ(ボーパルバニー・d32161)は冷ややかな目を向ける。
「よほど自身も余裕もないようだ。こんな情けない連中に与して得があるとは思えんな」
灼滅者達の説得を聞き終え、リンが改めて口を開く。
「…………つまり皆様がここにいらっしゃった目的は、こちらの派遣社員様達が、ラブリンスター様の傘下に収まるのを防ぐため。理由は、斬新コーポレーションに所属する者達は気に食わないから。各人に多少のズレはありましたが、こんな所でしょうか」
灼滅者達が口を挟む隙も無く、リンは言葉を続ける。
「正直一般人の方々を守るためと予想していたため、少々意外でした。まあそれ自体は別に構いませんが……皆様の提案した、勝負。それは認めるわけにはいきません」
リンは、きっぱりとそう告げた。
「んー……理由を聞いてもいいいかな?」
レイッツァの言葉に頷き、リンは更に続ける。
「1つは、ダークネス相手ならまだしも、強化一般人相手に8対5はアンフェアだということ。そしてもう1つは、こちらの派遣社員様達は既に手遅れの所まで改造されています故、勝負を受けた時点で勝敗に関わらず私が持ち帰ることの出来る戦力が明らかに少なくなるということです。だって倒れたら死にますから」
そこまで言うと、リンはワゴンの中から2つの巨大なバベルブレイカーを取り出し、両腕に装着した。
「以上です。そして、私からのお願いです。ここは退いて頂けませんか?」
「チッ……こっちだって、そう簡単に引き下がれねぇんだよ」
悠仁は舌打ちを鳴らしながら、殲術道具を構える。
交渉は決裂し、今まさに戦いが始まろうとしていた。
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「では、失礼致します」
まず動いたのはリン。2つの巨大なバベルブレイカーを携えて飛び上がり、地面に叩きつける。
そして生まれた強烈な衝撃波が、砕けたコンクリートと共に前衛に襲いかかる。
「ん……危ない危ない」
柚來は咄嗟に自身の足元の影を展開し、壁状にしてその衝撃波を打ち消した。
「出来れば、戦いたくは無かったんだけど……」
柚來はそう呟きながら、片腕を異形化させて赤スーツ派遣社員に突っ込む。
「眠気が覚めるってアイデアはいい、けど……痛いのは要らないんじゃない……かな?」
「何だと! 痛みがなければ斬新さの欠片もなグボォッ」
言葉の途中で柚來のアッパーカットが命中し、赤スーツは天に舞い上がる。
「これでおしまい……だよ」
そして柚來が空に向けて放った大兎の影が赤スーツを飲み込み、そのまま仕留めきった。
「ところでさ、君たちの会社ってどうなってるの? 正直セールスにも開発にも、全然お金足りてないんじゃないかってくらい酷い出来だよ!」
レイッツアの言葉に、赤スーツが顔をスーツ位赤くして怒る。
「ふん、素人にはこの良さが分からないんだよ!!」
「買うのは大体素人だと思うけどな~」
そう言ってレイッツァは、赤スーツの身体を杖で殴り、地面に叩きつける。
「ま、とりあえずこれをくらっときなよ!!」
そして飛び上がり、赤スーツの腹に杖を叩き込む。
引き起こされた爆発に、赤スーツはトドメをさされた。
「はあ、やはり戦力としては灼滅者様達の方が上でしょうか。武蔵坂はとてもいい人材を揃えていますね」
リンはそう言いながら、バベルブレイカーのジェット噴射を使用し、一気に近づく。
「だったら……もう退いてくれないか? 別に俺達は、お前の顔を傷つけたいわけじゃないんだ」
奏夢はそう言いながら、リンの突撃を蹴りで受け止める。
「んー……潮時には、まだ早いですかね」
リンがそう呟くと、奏夢は小さなため息を吐き、
「だったら悪いが……少しだけ痛い目は診てもらうぞ。商売道具の顔は傷つけないから安心しろ」
そう言って奏夢が地面に縛霊手を突き立てると、巨大な結界を構築。
放たれた結界はリンの足元まで伸び、その身体を痺れさせた。
「俺達とリンさんの邪魔をするな!!」
青スーツがそう叫びながら、槍を構えて突撃する。
突き出された槍は、ローの右肩を掠り、僅かな傷を与えた。
「ふん……この程度の攻撃で、俺がやられると思うなよ!!」
ローの咆哮は周囲に大きく響き、ローに攻撃した青スーツの脳を大きく揺さぶった。
「貴様らを叩きのめす!! それだけが出来れば良い!!」
ローは標識を赤くスタイルチェンジさせ、大きく振りかぶって前に跳ぶ。
「俺の闘争本能を満たせるとは思えんがなッ!」
そして鋭く突き出された標識はは青スーツの鳩尾に抉りこみ、その動きを大きく封じた。
「グオオ……ザンシン、バンザイ……」
鳩尾を抑えながらうわ言の様に繰り返す青スーツに、ナターリヤが接近する。
「……ザンシン、の、イミ。よく、わからないのです、が。皆様がほしい、モノ。つかいたいな、ておもう、モノ。で、なければ……もったいないな、て、おもい、ます……」
そして頭に拳を放つと、青スーツは正気を取り戻したかのようにハッと目を見開き、エターリヤを睨む。
「何を言う!! 皆あんなに欲しがってたじゃないか!!」
「……ぜんぶ、リン様の、おかげ」
そう呟くと、ナターリヤはクルセイドソードの刃を非物質化させ、真正面から斬りかかる。
放たれた刃は魂を真っ二つに斬り、そのまま青スーツは倒れていった。
「……そろそろですかね」
リンは喉元に手を当て、歌声を発する。
その歌声は詩音の元まで届き、脳を揺さぶった。
「クッ、きついですね…………でも、歌なら私も」
そう言って詩音が、リンに負けじと神秘的な歌声を発し、1体の青スーツの心を惑わせた。
「綺麗な歌声ですね。……っと、それでは派遣社員の方々も半分以下になった事ですし、私はこれで失礼します」
早期の撤退を決断したリンは、身を翻してその場を避ろうとする。
その背中に、詩音が声をかける。
「あの……ごめんなさい。もう少し、穏やかな方法もあったんでしょうけど、それが出来なくて」
リンは一瞬振り返り、詩音の方を向く。
「まあ、あまり気になさらないで下さい。互いに譲歩出来ないラインというのも、あるのでしょう。まあラブリンスター様への報告は、ちょっとマイルドに改変して伝える事にいたします」
そして詩音に続き、桐人もリンに投げかける。
「……次は、ちゃんとやり合いたいものだな」
「生憎私は、こういう戦いはそこまで得意ではないので。まあ二人っきりになれる個室での戦いなら、いいですよ。新品のシーツを用意するのもお忘れなく。それでは失礼致します」
「………………」
桐人は無言で返し、リンはそのまま立ち去った。そして残ったのは、2人の派遣社員。
積極的にリンと戦おうとした者も少なく、かつ派遣社員が灼滅者達に全力で向かっていたため、リンは容易に撤退することが出来た。
「……それでは、残りを倒すとしましょうか」
詩音は気を取り直し、戦場を舞うように攻撃を仕掛ける。身体を大きく揺らしながら。
「…………グゲッ!!」
何故か詩音の胸元を凝視していた派遣社員たちは、揃って殴り飛ばされていった。
「シニゾコナイZ……まるで、貴様らの事のようだな。助けられるのは歯痒いが……せめて、一瞬で終わらせてやる」
桐人はそう言って、槍の先端に妖気を集束させていく。
「終わりだ」
そして放たれた氷のつららは、青スーツの心臓を穿き、言葉通り一瞬で絶命させたのだった。
「最後の1人、ですね。まあ淫魔に頼って、派手に悪事を働いた自分たちを恨むことです」
悠仁は杖に自身の魔力を集めながら、最後に残った青スーツに突撃する。
「く、くるな!!」
狼狽しながら槍を振り回す青スーツ。
「そんなに焦った時点で、負けが決まったようなものですよ」
悠仁は冷静に槍を避けると、鳩尾に杖を叩き込む。
そして流し込まれた魔力が、巨大な爆発を引き起こした。
「チッ、まだ仕留められてねぇ……だったら、これで本当に終わりだ」
悠仁は槍を構え、暗き影を纏わせる。
そして悠仁は躊躇なく心臓を貫く。自らの内に潜む影に飲まれた青スーツは、そのまま息絶えたのだった。
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「一応、これで終わったな……正直、リンを逃したのは、サウンドソルジャーとして少々複雑だが」
桐人はそう言いながら、殲術道具をスレイヤーカードに封印する。
「キノ、サポートありがとうな」
奏夢は、戦闘中常にサポートしてくれた、霊犬『キノ』に礼を言い、頭をを優しく撫でた。
「……リン様、セットク、しきれなかったのは、すこしザンネン、です……」
そう呟くナターリヤは、複雑な表情を浮かべていた。
「まあ、仕方ないだろう。今回は向こう側も、それなりに強固な姿勢を取っていたしな」
ローはそう言い、戦場に残されたワゴンと、散らばった薬を見下ろす。
「……この一連の事件で、ラブリンスターとの情勢がややこしくならなければいいですね……」
相手がダークネスであることを忘れてはならないと、悠仁は気を引き締めるのだった。
「ところでこのシニゾコナイZって、どんな味がするんでしょうね。飲みたくはないですけど……」
斬新というか残念な商品を手に取りながら、詩音が呟く。
「えーと、タバスコの10乗くらいの辛味があるね! 舌を中心に、全身が万力で挟まれたように痛いよ!」
既に飲んでいたレイッツァは、割と平然としていた。
舌が死んでる事がいい方向に働いた顕著な例である。
「んー、成分は何なんだろう……気になるし、ちょっと持って帰ろうかな」
医大生としてはその辺が気になるのか、柚來はシニゾコナイZを1瓶懐に入れていた。
そんな感じで後処理を終えた灼滅者達は、またどこかで淫魔がおかしな活動をするかもしれないと警戒しつつ、学園に帰還したのだった。
作者:のらむ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年2月9日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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