バレンタインデー2015～君に贈る想いは

■リプレイ

　千尋が参加すると言うから、千鶴は思わず一緒に行くと言ってしまい。
「（栞はよく使うから、１人で来ても良かったんだけどな……）」
「（来たのはいいけど、どうしよう、緊張する……）」
　ちょっとびっくりした彼の前で、彼女はかしこまった様子。
「で、なにこれどうしたらいいの」
　訊くと千鶴はテープをひとつ取り上げる。
「あ、押し花とかこういうテープでね、栞を飾るんだよ」
「押し花？」
　めんどいからいい。その言葉に千鶴が残念そうに眉を下げ、千尋は濃い緑色の和紙を選び桜の花びらのクラフトパンチを手に取ると栞の隅に押し当てた。
　桜色の和紙を選んだ千鶴はそれを見て一瞬躊躇うが決心したように口を開く。
「千尋くん、私も、それ使いたいな」
　穴を開けて黒い紐を通した千尋は、彼女の申し出にきょとんとする。
「あ？　千鶴も同じ柄にすんの？」
「そ、それでね？　この抜いた花びら、お互いの栞の穴にピッタリ合うと思うの」
　だから、その、交換……して、欲しいな……
「花びらぁ？　まぁ、同じの使ってるんだもんな」
「い、色が２色の方がね、綺麗だと思うの！」
　千鶴の言葉に栞を見る。確かに穴あき状態で一色だけってのもなんか残念だし。
「いいよ、交換してやるよ」
「え！　い、いいの？　ありがとう、千尋くん！」
　差し出された緑の花びらを嬉しそうに受け取る。
「ありがとうって……なんか俺、感謝されるようなことしたか？」
　首を傾げる千尋の前で千鶴は色違いの花びらを添え、上に開けた穴に薄紅色の紐を通して。
「……えへへ、栞、大事にするね」
　ふわりと笑う。

「お互い柄じゃないだろ……なんだこの場違い感……」
　溜息をつく鈴に千慶が顔をしかめた。
「うっせぇなぁ、柄じゃないとか言うなよ悲しくなるでしょ」
「ま、私らも栞の必要性を感じるお年頃になったって事で」
　苦笑する彼女に彼が言うには、レシートで代用はもう卒業したいよ。
「つか今までレシートで代用してたんだ……クチャクチャなるやん……」
　渋い顔で道具を手に取り、……ピンセット持つ手が震える……
「あれ、樹宮さん手ェ震えてますよ大丈夫ですか？　代打呼びます？」
「やめて今真剣だから超真剣だから笑かさないで！　代打誰だよ！！」
　抗議しながら震える手で続ける彼女に笑い、千慶も材料を選ぶ。
　花、なんにすっかな。青っぽいのがいい気がする。
「青い花……あ、これにしよ」
　なんて花だこれ、瑠璃茉莉？　形が可愛いからこれで。
　白い和紙に瑠璃茉莉の花を１つと花びらを数枚散らして、上に穴開けて藍色の紐を通したら出来上がり。
　うん、なかなかいいんじゃない？
　鈴も試行錯誤し、交換するならこれぐらいシンプルの方が良いかと、原木みたいな繊維を混抄したクラフトペーパーにパンジーとビオラを点々。
　そっちはどう？　と覗き込み、
「あれ、結構可愛いの出来てるじゃないスか。意外！」
　驚いてみせ、なんちゃって、冗談冗談……と笑って交換。貰った栞を手に、大事にするね、と千慶は言い、
「あ、栞もいいけどチョコも下さい」
「……は？　チョコも寄越せって？」
　きょとんとした彼女の答えは。
「贅沢は敵よ！！」

　細長い革製のブックマーカーとか作ってみようかな、と式夜が手触りのよい革に刃を入れた。
　その様子を、エウロペアは見つめる。
　彼女の手元にあるのは上品な紫色の和紙。凝った透かし彫りの栞とか大好きだけど、自分で作るなら金属製はハードルが高い。
　柔らかな紫色の瞳が向けられる先、式夜は狐の体に、ながーい尻尾を本に挟むところにする様に革を切り出して、耳の所に小さな鈴蘭のビーズを付けて出来上がり。
　大変そうな彼女の様子でも見てようかと視線を移すと。
　エウロペアは桜草やシダ、木瓜やオーブリエチアといった花々を和紙に彫り込んでいく。淡い色彩のそれらは、彼の誕生花などを選んだもの。
　主に右下部分に花を彫り終えたら、左上部分に対比で月を置いておき、最後にラミネート加工で丈夫にしたら、
「完成じゃ！」
　ふふふ、喜んでくれるかのう。小さく口にし、
「どれ、式夜の方はどんな感じじゃ？」
　覗き込んだ彼の手元、本に挟むとちょうど狐が本の上に座り、尻尾が栞になる。
「前はもうちょっと悪戦苦闘してた気がするけど何だか上手くなってる？」
　不思議そうな式夜の問いに、エウロペアはくすと笑う。
「そなた、何気に手先がすごく器用であろう」
　……知っていたかえ？　そっと問う。
「わらわのこれは、そなたの動きを手本にしたのじゃからな」

　薫は鮮やかなオレンジのジニアの花を栞に添え、それを初花が見つめた。
　この可愛いお花はもしかして……私？　
「ジニアの花言葉はいつまでも変わらぬ心、絆、幸福なんやて」
　彼女と居ると自然と笑顔が零れる。その小さな絆が幸せで、大事で。
　謡月はんにとってのうちもそんな存在になれれば、と。この気持ちはずっと変わらない。けど、けど……
「どんな気持ちでこれ作ってるか分からへんやろなぁ」
　ふと呟いては彼女の顔を見て笑って。
「……このしをり謡月はんにあげます。これで楽しく本が読んでや」
　呟きはよく聞こえなかったけれど、貰った素敵な栞がとても嬉しくて。
　いつも優しい薫くん。私の心もジニアの様に昔から変わらないよ。初花も笑みで返す。
「有難う、ずっと大事にするよ！私も、えっと……薫くんに使ってほしくて、心こめて作ったの。あんまり上手くないけど……使ってほしいな」
　せめて栞と言葉に私の不器用な気持ちを託して。
「椿は不吉な花だって世間ではいわれるけど、気取らない魅力や控えめな優しさって花言葉があるんだよ。まるで薫くんみたいだね」
　目一杯笑って言う彼女から渡された栞に驚きつつも嬉しそうに薫も微笑む。
「謡月はんは椿の花でっか。……うちの好きな花や」
　深い色をたたえる赤い椿の押し花を添えた栞。
「……大事に使いますよって。おおきに」
　今この感情を伝える勇気ないけど、少しでも何か伝えられるものがあるなら。

　広げた材料を前にふたりの少女は言葉を交わす。
　栞を送る相手はお互いなのだけど、色々聞いたりしながら一緒に作れたらって思って。
「綾乃さんには紫が似合うよねっ」
　にこやかに響から告げられ、綾乃はふわと微笑み礼を言う。
「綾乃さん、わたしはどんな色のイメージですか？」
「……色のイメージ、ですか？」
　ええと、と首を傾げ。
「そうですね、私としては響さんには赤が似合うかと思います」
　ルビーのような赤い瞳を瞬いて、響は嬉しそうに笑った。
　だから綾乃が作る栞の色は赤。赤って色が割と派手なので、装飾はあまり使わずにシンプルに仕上げた方がよさそうです。と考えて。
　響は少し大きめの、紫から赤のグラデーションに。そこにスターチスの押し花をして、裏には銀のインクで『Ich will neben Ihnen die ganze Zeit sein』とメッセージを書き。
　一方綾乃は、真剣に、集中して。カーネーションの花びらを押し花にして……
「……ん、こんなところですかね」
　せっかくだし、気持ちをこれでもかと込めてやりたくて。
　そんな彼女を響は見つめてぽやっとしたり、視線に気付いて見返せば、なんでもなーい、とごまかして。
　……見られてるような気がしますが気にしないでおきます、ええ。

　栞はタダで貰うオマケしか持っていないという理利に錠は笑い。
「錠先輩は読書をする方ですか？」
「俺も本は結構読むぜ。童話や短編集、特に昔のハードボイルド小説とかが好きだ」
「おれは辞典ならよく読みますが……変でしょうか」
　その言葉に、さとらしいな、とはにかんで。
「道理でお前の日本語はいつも美しいわけだ。今度おすすめのヤツを教えてくれな？」
　請いに理利も控えめに笑い頷いた。
　カッターで黒の色紙を細かく切り出し、クラフト紙に糊付けして浮かぶのは切り絵風味な蝶の羽。
「（バレンタインが親愛の情を伝える日と言うのなら……）」
　未来に向かって羽ばたけるようにと、高校を卒業する先輩に向けて想いを込めよう。
　最後に、コラージュ用の英語新聞からありがとう、の意味が込められた英文残るように切り取って、栞の余っていたスペースに貼り付ける。
　錠が作るのはシンプルな白に新緑色のさしの入った和紙がベース。
　切り絵で描くのは悠々と空を飛ぶ燕。帰る場所を忘れずに居て欲しいと、願いを込めて。燕の軌道にきらきらと金粉を纏わせよう。
「……格好良い仕上がりで満足です」
　自身が手掛けた栞を眺め理利は小さく口にし、互いに交換する。
　メッセージを見つければ、錠は思わず頬を綻ばせて。
「……こっちのセリフだっての。いつもありがとな、さと！」
　とてもシンプルな、けれど何より大切な。
「頂いた栞も大切にしますね」
　栞も、思いも。

「（栞かぁ。……栞ならちゃんとしたの作れそうかな……？）」
　悩む茜歌は作り方をふむふむと眺め、消しゴムハンコで作ったダンベルとか眼鏡とかのスタンプを押した紙を切り取り。
　麻琴は厚紙に英字新聞柄のマステをぐるぐるっと貼って。
「あ、茜歌ちゃんのハンコ、借りても良い？」
　受け取った眼鏡のハンコを隅っこにぽん。
　ふたりでトレーシングペーパーで作った外袋に入れて、穴を開けて細い革紐を通す。
「おお、結構いい感じに出来たじゃなーい。マステって女子っぽくない？　女子力上昇って感じ！」
「……う、ちょっと歪んだけどまぁ上出来、かな。筋肉っぽいし眼鏡が知的な感じがしなくもない！」
　完成品を眺めて、えへへって緩んだ笑みの麻琴と対照的に、茜歌はちょっぴりくもり顔。
「おねーさんはどんなの？　……ふわわ、すっごくかわいい！」
　ふたつ作ってひとつ交換した栞に感激する茜歌にはにかみ、
「もう１個は……茜歌ちゃんは誰かに贈るの？」
「え、えっと。あげよっかなって人はいるけど……」
　お顔が真っ赤ですよ？
「べ、べべべつに赤くなってなんか！　平常心！！」
　わたわたして赤くなる様子にニヤニヤして、
「きっと喜んでくれるわよ。おねーさんが保障します」
　少し真面目に言うと、茜歌も少し落ち着いて。
「おねーさんは誰にあげるの？」
「あたしは……そうね、お世話になってる人に、かな」
　恋愛は正直良く分からなくて、茜歌ちゃんの反応が眩しく見えたり。

　妹のさっちゃんこと沙希のために翠は、栞の手作りは初めてだけど気合は充分。
　さっちゃんにぴったりの、想いを込めたのを、がつーんと作っちゃいますですよ！
　それでは早速りんどうのお花を押し花に。さっちゃんへの想いをこめて、アイロンで、ひと撫でひと撫で……
「想いをー♪　込めてー♪　うふ、うふふふふふふー♪」
　歌いながら作業に没頭する彼女の姿は、可愛いのに鬼気迫るものがある。
「お花は乾いても、わたしの愛は乾かないのですよー」
　愛情過多で、目の色は若干妖しいけれど、愛する妹への贈り物だもの。
　しっかり丁寧に、素敵に作りますですねっ！

　紋付き袴でおもむろに墨と硯を持ち込み水から墨を作り、アンカーは筆で紙に水墨画を描き上げる。
　本を持ち込んで模写する心持ちの彼を、日向がまじまじ見つめた。
　用意は本格的ながら絵心はそれほどでもないので納得のいく仕上がりを目指し書き直す彼が描くモチーフは『富士山と月』。
「日本文化は奥が深いな」
　感慨深げに言うアンカーに、日向はううん、と唸る。日本文化。うん。水墨画の描かれた栞も、それはそれで珍しいかもしれない。
　ほんとに西洋人なのかって思われるかもしれないけど、日本人には当たり前でも外国人には新鮮に映るし、結構真剣にやっちゃったりするのです。
「あ、作り方わからないので教えてくださいね？」
　感心する日向に、えへへっと笑って春虎が声を掛けてくる。
　まず用意したのは和紙。この和紙は彼の大事な御札を作るのと同じ和紙だからスッゴク高いのです……！
　ええとね、とカンペを出して日向が作り方を説明し、春虎はその通りにしつらえていく。
　次に押し花を……ジギタリスの花を一枚、栞に添えて。
「……ちなみに花言葉は秘密なのです♪」
　いたずらっぽくくすりと笑う。

　恋人のヴァンも彼女も本を読むのが好きで、いつもチョコを渡すだけというのもなんですし。
「（うん、ブックマーカー……いいかもしれません）」
　そう思い、彼のために栞を作ろうと思って思案する。
　革紐と深い緑色の、男性が使えるようなちょっと大人っぽい落ち着いたデザイン。
　手先は器用な方なので分からないところは聞きながら、智恵美はひとり黙々と作業に励む。
　喜んでくれるかなぁ。
　優しい紫の瞳を思い浮かべ少しだけ考えたけれど、きっと彼は喜んでくれる。

「リュシちゃんは好きな子いるの？」
　かの子の問いに、木片を小刀で削り、丁寧にやすりや布で磨いていたリュシールは顔を上げる。
「好きな男の子？」
　目を丸くし、すぐににっこり。
「コドモばっかりで、私に相応しい男子がいないんですよ」
　つんとわざとらしく胸を張り、そのまま吹き出しちゃう。
「さよちゃんはゆきくんにあげるんでしょ？」
「へっ！？こ、これは、べべつにゆき兄にあげるわけじゃ」
　でも、ちょうど時期もいいからあげてもいいかなって……
　小さく続けて、和柄のテープを帯に見立てて千代紙とかで着物みたいな栞を。あっ、ビーズで帯留め作っても可愛くなりそう！
「さよちゃんの和紙柄かわいいな♪　オシャレ☆」
　かの子が黄色い声を上げ、リュシールも微笑む。
　艶と木目が出たらよく乾いた押花を載せ、上からニスを塗ってく。
「わぁっ！リュシーちゃん器用！」
「リュシちゃん超本格的！？　すごい！私も負けてられないよ☆」
　今日はお姉さんらしくいい所をいっぱい見せないとね☆
　かの子はそう意気込んでいるのだけど。
　四葉の押し花を白い和紙に貼付けて栞に。押し花はアイロンを当てれば大丈夫のハズ。だいじょ……
「ふああっ！助けて……」
「かの子おねー様……ハンドメイドは根性です！」
　変色する四葉にかの子は落ち込みつつも小夜子に励まされ、
「こんなこともあろうかといっぱいクローバーを見つけてきちゃった♪」
　何割かダメにしながらも何とか完成。2人に作ったばかりの栞を渡し、手には同じ栞を2つ。
「みんながしあわせいっぱいになるといいなって☆」
　笑うかの子に、小夜子も笑顔でテープ細工の栞を渡した。
「色々イメージが沸いてきたから二人の分も作ったんだよ」
　おねー様は、ピンクの着物とレースっぽい柄の帯で、ウサギの帯留めがポイント！　リュシーちゃんは、黄色と藤色の二色の着物で、帯がこっそりだけど譜面なんだ！
　元気よく言った後に、
「ゆき兄のは……な、内緒」
　消え入りそうな声。
　そんなふたりに笑いかけ、リュシールの渡す栞の裏面には其々に切抜写真をなぞり書きして色を置いた絵。
　ナイチンゲールと、
「はい、小夜子さん。お名前を聞いた時にこれしかないなって」
　兎。
「幸せのお姉さんにはこれを」
　ありがとうの笑顔と共に。

「栞を作るのって初めてね。こういう機会でもなければなかなかやらないものだし」
　クラスの友人と参加した鏡花は、材料を眺めて首を傾げる。
「（栞なら想うヒトに遭う機会が遠くともよいですものね）」
　コラージュ風なら女性受けもいいか…という訳で、真は薄茶の厚紙に英字新聞を切り張り。
　鏡花は待宵草の押し花を使って。押し花自体は簡単に出来るし、白っぽい和紙に合わせればらしくなるかしら？
「そういえば待宵草って月見草と呼ぶ場合もあるのよね」
　押し花を和紙に貼り付ける彼女の言葉に、鋏で千代紙を縦長に切っていた渚緒が、そうなんだ、と応える。
　重ねて薄緑色の和紙に貼り付けて、縦に斜めに横に、3パターンくらいは作れそう。千代紙の柄だけ切り取って紙に貼るのも良さそうだね。
「手順自体は簡単だけど千代紙の柄でそれなりに豪華な感じになるね」
　紙の端っこに穴をあけて麻紐を通して…っと。うん、完成！
　鏡花もラミネーターでシールし、穴を開けてリボンを結べば完成。
「でも難しくないとはいえ、押し花を使うと結構時間がかかるわね」
「こういうのはどう作るかでその人の性格やセンスが現れるから、見てるのも楽しいね」
　小さな溜息に渚緒は微笑む。
　切手風のシールを貼り、押し花にしたライラックの花を下の方に散らしフィルム加工。穴を空け、黒いリボンを通し真も完成。
　ふふん、我ながらなかなか可愛らしく出来ました。と満足げ。
　そこへ鏡花が覗き込む。
「渚緒はイメージ通り和風な栞にしたのね。真のは……あら、可愛らしいじゃない。こういうのが趣味だったのね」
「あ゛、これは贈り物ですから、決して、決して私の趣味では……！」
　　くすりと笑う彼女に真は慌てて弁解する。
「ライラックに月見草、どっちの花も素敵だと思うな。夏目くんのは誰かへの贈り物？　喜んでもらえるといいね」
「ええ、あとは受け取って貰えるまで追いかけるだけですね！」
　やや語気を強め、それより！　皆さんの栞は？　とふたりを見た。
「渚緒の栞は和の風合いがとってもらしいですねェ。鏡花はシンプルながら待宵草の黄色が綺麗です」
　なるほど、作り主の個性が反映されていて面白いものですね。感心して自分の栞も見る。
　様々だからこそ、その心が交わる。
　或いは友人に、或いは恋人に。伝えたい想いを一葉に添えて。
　幸福な一日となりますように――

作者：鈴木リョウジ	重傷：なし 死亡：なし 闇堕ち：なし
種類： 公開：2015年2月13日 難度：簡単 参加：24人 結果：成功！
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