●廊下は走っちゃいけません
「お前達に特別に、ウチの学校の七不思議の1つを教えてやる」
真面目な顔をした6年生の言葉に、1年生達はごくりと息を飲む。
「保健室に人体模型あるだろ。あいつ、夜になると動き出して、廊下を走るんだぜ」
それだけで、1年生達は目を丸くしたり、息を呑んだり。
6年の同級生に話したって笑い飛ばされるのがオチだろうが、1年生だとこの反応だ。
「しかもすげえ足速いんだ。オリンピック選手だって敵わないくらい」
だからもし追いかけられたら、絶対に逃げられない。
「で、でも!」
そこまで話した所で、1年生の1人が震える声を上げた。
「ろ、ろうかは、はしっちゃいけないって、せんせいが」
「ああ、そうだな。俺達は、廊下走ったら、怒られる」
精一杯の指摘に、6年生は軽く頷いて、こう続けた。
「でもあいつ人間じゃねーから、廊下走っても怒られないんだ。だから毎晩走れて、すげえ足速くなってるんだぜ」
●但し人体模型は除く
「聞いている人もいると思うけれど。天生目・ナツメ(大和撫子のなり損ない・d23288)さんと、千布里・采(夜藍空・d00110)さんから、九州の学校で多数の都市伝説が実体化して事件を起こしているという報告があってね」
その日、保健室に灼滅者達を呼び集めた、夏月・柊子(高校生エクスブレイン・dn0090)は、そう話を切り出した。
「私が見つけたのは、長崎のとある小学校に実体化する『夜な夜な校舎を走り回る保健室の人体模型』よ」
これ、と置いてあった人体模型をぺちぺち。
ああ、だから保健室なのか。
「九州の学校に限って事件が起きる事から、HKT六六六と、うずめ様の関与が疑われているんだけど……確証は掴めていないわ」
疑惑の真偽も気になる所だが、先ずは起きてしまう事件の対処が優先事項だ。
「何せ、今回の都市伝説の人体模型君。夜、日付が変わったら現れるわ」
時間を条件に、勝手に現れてしまうのだ。
早く対処しなければ、遠からず犠牲者は出てしまうだろう。
「出現した後の行動は、校舎を走り続ける、それだけよ」
そのコースはほぼ決まっている。
校舎1階の端にある保健室前に出現。廊下を端から端まで走破し、階段を登って上の階へ。最上階の3階なら、下の階へ。
つまり、
「廊下を真っ直ぐ爆走。階段を駆け登るか駆け降りる。この2つに大別出来るのよ」
それだけなら実に単純な相手だが、やはりと言うか、そう簡単な話ではない。
「とにかくこの人体模型君、止まらないわ。こっちが攻撃しても走り続ける。小学校の廊下が大体100mなんだけど……端から端まで、4秒ほどの速さでね」
高速道路を走る車とほぼ同じ、と考えれば判り易いだろうか。
「しかも、それ最低速度。走っていると徐々にスピードは上がっていくわ」
流石に音速の壁を越えたりしないけれど。
「どうも噂が広まる過程で、スピードがどんどん速くなったみたいなのよ」
聞いた話より凄いのを話したい――そんな子供の対抗心の結果、灼滅者でも追いつくのはちょっと難しそうな速さに。
「攻撃を当てれば、速度の上昇は抑えられるわ。でも、廊下の明かりを付けると消えちゃうから、懐中電灯くらいで何とかするしかないの。追いつこうとするよりも、待ち伏せたり罠を仕掛ける方が疲れないかもしれないわね」
罠ではダメージを与える事は出来ないが、やり方次第で攻撃を当てる隙を作ることは出来るだろう。
「こっちが攻撃しても走り続けるって言ったけど、向こうの攻撃もあるわ。走ることで周囲に風を渦巻かせ、進路にあるものはタックルで撥ね飛ばすか、急所をグーで殴って強引に走り抜ける」
体を張って止めるのはあまりお勧めしないわね、と柊子は続けた。
「途中で回復される心配もないから、焦らずじっくり戦えば、問題なく勝てる相手よ」
尋常ではない速さだが、武器はほぼそれだけ。
策を講じれば、捉えるのは難しくない筈だ。
「それとね。何者かの気配を感じるわ。襲ってくる事はなさそうだけど、安全の為にすぐに帰還するようにしてね。それじゃ、気をつけて行ってらっしゃい」
参加者 | |
---|---|
橘・瞬兵(蒼月の祓魔師・d00616) |
オデット・ロレーヌ(スワンブレイク・d02232) |
イシュテム・ロード(天星爛漫・d07189) |
御印・裏ツ花(望郷・d16914) |
二重・牡丹(セーブルサイズ・d25269) |
粋瑛・篠生(鈍色愛歌・d25485) |
照崎・瑞葉(死損ないのディベルティメント・d29367) |
エメラル・フェプラス(エクスペンダブルズ・d32136) |
●夜の学校で
「全く、こんな夜分にわたくしを出向かせるなど、無礼にもほどがある相手ですわ」
夜の小学校に、御印・裏ツ花(望郷・d16914)の高飛車な声が響く。
忍び込んだ灼滅者達は、まず都市伝説の現れる保健室前の位置を確認すると、全体の構造も軽く把握しようと、懐中電灯を頼りに廊下を歩いていた。
「走る人体模型とか、七不思議の鉄板だよねー」
「うん、確かに学校の怪談の定番と言えば、定番なんだけど……」
あっけらかんと言う粋瑛・篠生(鈍色愛歌・d25485)の言葉に頷いた橘・瞬兵(蒼月の祓魔師・d00616)は、そこまで言って続く言葉を飲み込んだ。
前髪で目元が隠れて篠生の表情は良く判らないが、声の感じは楽しんでそうだ。
(「定番だけに、様子が簡単に想像できて怖いよう……」)
怪談苦手な瞬兵に、そんな余裕はなかった。怖がってばかりもいられないと、胸中で呟いて押し殺す。
だが、もっと余裕のない人がいた。
「怖いのー?」
「こ、怖くなんかないさ。お化けなんて、うう、嘘さ……。深爪の人が、み、みみみ、見間違えたのさ……っ!」
笑顔で訊ねるエメラル・フェプラス(エクスペンダブルズ・d32136)に、震え声で答えた照崎・瑞葉(死損ないのディベルティメント・d29367)だ。
その顔ははっきりと青ざめ、エメラルの服の裾を掴む指は生まれたての小鹿の様にプルプルと震えている。
「ばってん、人体模型が全力疾走て……ぞっとせんねぇ」
「ずっと同じポーズなのは疲れちゃうわよね」
二重・牡丹(セーブルサイズ・d25269)がしみじみと呟くと、オデット・ロレーヌ(スワンブレイク・d02232)もそれに頷いた。
「……でも100m4秒はやりすぎよ!」
しみじみと言うより、力強く続ける。
そうこうしている内に校舎の端に着いた灼滅者達は、怪談を登り2階へ。
灼滅者達は都市伝説が最も通る2階の廊下を勝負の場と定めて、それぞれに用意してきた罠を教室前の廊下に仕掛け始める。
「名付けて、『猫に鈴』大作戦よ!」
「夜の学校ってワクワクするよねー、あははっ」
(「やだやだやだやだ怖い怖い怖い。何で夜の学校、嫌嫌嫌嫌ぁぁぁぁぁっ」)
「ええと……上の窓から通すのがいいかな。でも、下も押さえてないと」
「わたくしが手伝って差し上げましょうか?」
「これで転倒を狙うばい。……それは何とな?」
「ネズミ捕りです。使用人さんから貰って来たですが」
「人体模型早く来ないかな! 速くじゃなくて早く!」
懐中電灯の明かりだけを頼りに、ドヤ顔したり、状況楽しんでみたり、恐怖で指が震えたり、頭を悩ませたり、ほくそ笑んだり、ワクワクしたりして、頑張る事しばし。
「皆さん、そろそろ時間ですよ!」
手早く罠を仕掛け終えて、愛用の金の懐中時計で時間を見ていたイシュテム・ロード(天星爛漫・d07189)が声を上げる。
「御許に仕える事を赦したまえ……」
「さーて、今日も楽しく生きて歌って死のうか!」
灼滅者達がカードの封印を解除した直後、時計の針は2本とも真上を指した。
●罠の成果
ドゴォンッ!
階下から、何かがぶつかったような鈍い音が響いた。
ややあって、チリーンと鈴を鳴らして階段から飛び出した何かが、ゴシャッと頭から壁に突っ込む。
懐中電灯を向けてみると、人体模型だ。
「あ。さっきの音は、瑛ちゃんの罠に引っかかったんだね」
何が起きたか気付いて、篠生がポンと手を打つ。
踊り場と階段の最後の段を上がった所。2箇所に篠生が張った梱包用のタフロープに足を引っかけたのだろう。
人体模型が起き上がる前に、篠生はどす黒い殺気を放つ。
だが、人体模型は殺気に包まれながらクラウチングスタートの構えを取って、猛スピードで飛び出してきた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! でたでたでたこっち来るぅぅぅぅぅっ」
瑞葉の口から悲鳴が上がった、その直後。
人体模型が、跳ねた。
逆さまにぷらーんと吊られている。すげえ勢いでジタバタさせている足の片方に、白いワイヤーが絡まっている。
『……』
「わぁ! ニンジャの罠みたい……あっ!」
いきなり罠に掛かった人体模型に多くが沈黙し、オデットが日本オタク振りを発揮する中、ワイヤーが緩んだか頭から落ちる人体模型。
「あの位置なら、まだ大丈夫だよ……」
槍を手に飛び出しそうになったオデットを、瞬兵がそっと制止する。
そして再び駆け出した人体模型は、またすぐに逆さまにぷらーんとなっていた。
「2つ仕掛けたおいたんだよ……」
瞬兵が仕掛けたのは、スネアトラップ――くくり罠とも呼ばれる罠だ。最初の白いワイヤーは囮、それを避けても黒のワイヤーの罠が残っている――という計画だったんだけど、まさか2つともかかるとは。
とは言え、元来は狩猟用の屋外向きの罠。苦労して校舎内に仕掛けたが、どうにも緩んでしまうのは、先ほど見た通り。
「輝く御名の下、疾走せし暴風に今、裁きを下さん……」
また抜け出す前に、瞬兵は神仏の加護を種子字に籠めた護符から裁きの光を放ち、そこにオデットも槍の穂先から鋭く冷たい氷を重ねる。
その衝撃でワイヤーから抜け、廊下に落ちる人体模型。
すぐに起き上がると、灼滅者達の間を駆け抜け――ズルッ! バシャンッ!
盛大に水を撒いた中の濡れ雑巾に足を取られて、盛大に顔からこけた。
「ややややった! やってやったぞ! こここ転ぶんだから、お化けじゃないな。あ、足あるもんな。ここ、怖くない!」
声を震わせる瑞葉は、起き上がる背中に、暗い想念を集めた漆黒の弾丸を放つ。
その攻撃も気にした風はなく、むくりと立った人体模型が再び走り出す。
だが、まだ罠はある。
節分の時期ですから、と裏ツ花が廊下一帯に敷いた豆に足を滑らせ、勢い余って前に飛んだ先は、イシュテムが並べたばね仕掛けのネズミ捕り地帯だ。
「ここなら挟み撃ち、いけるですよ!」
「心得てますわ」
ネズミ取りの痛そうな音が響く中、イシュテムが後ろから杭打ち機のジェット噴射で飛び込み、裏ツ花は教室を回って前の扉から飛び出す。
太い杭と螺旋に回る槍が、前後から人体模型に突き刺さるが、人体模型は2人を振り切って駆け出した。
「そこはわたしの仕掛けがあるばい」
走る背中を見ながら、牡丹が小さく呟いた時には、ビー玉が跳ねてバナナの皮が舞い上がり、人体模型がこけていた。
やはりすぐに立ち上がる人体模型に、牡丹が飛ばした寄生体の作る強酸が降り注ぐ。
それでも人体模型は、廊下の端へ猛然と駆け出した。
廊下の終端の前、エメラルが仕掛けたゴールテープの様に張られた粘着テープに、速度を緩めずに突っ込んで行く。
「ゴールおめでとう!」
そう笑顔で言ったエメラル、本当はクラッカーを鳴らしたかったけれど。
人体模型の足を止めるようにテープを張らなかった為に今にも千切られそうなので、代わりに黒いリボンの様な帯を人体模型の背中に射出する。
直後、べりっとテープが千切られ、人体模型の姿が階段に消え――カラカラカラン!
乾いた音と空き缶と共に転がり落ちてきた人体模型に、攻撃を叩き込んだのは言うまでもない。
●それでも、走る
罠を2階に集中させた事で、人体模型に本領を発揮させなかった灼滅者達。
だが、そうあっさりとは倒しきれず、ノーマークの3階への侵入を許してしまう。
そして数秒後。
――チリーン。
鈴を鳴らして現れた人体模型は、3階で増した速度そのままに、身構える灼滅者達の間を駆け抜けた。
渦巻く風が灼滅者達を切り裂き、牡丹のビハインドの菊は撥ね飛ばされて壁に叩きつけられる。
「ひゃあああ、はやかあああああ!」
咄嗟に放った攻撃が空を切り、牡丹が感嘆と悲鳴が混ざったような声を上げる。
「速いねとっても速い!」
「は、速すぎですよ……!」
槍を手に笑顔を浮かべるエメラルの隣で、イシュテムは目を丸くしていた。何とか攻撃を当てられたのは、精度を重視していた2人のみだった。
と、その時だ。
背後でドタンッと音が聞こえて振り向いてみれば、人体模型がこけていた。
「あそこはわたくしが豆を撒いた所ですわね?」
首を傾げる裏ツ花の視線の先で、人体模型は起き上がって走り出し――また転んだ。今度は、ビー玉か。
「もしかして、罠の事、覚えてないのかな?」
蒼い瞳を瞬かせ、見たまま素直にオデットが呟く。
「僕のトラップにも連続でかかったし、そうなのかも」
その言葉に、半信半疑と言った様子ながら、瞬兵が頷いた。
同じ罠に掛かるのは、これで3度目。
まあ、小学生の噂で発生した都市伝説だ。その程度の知性と言うことも、あるかもしれない。
なら、今回有効な罠は、複雑なものではない。
人体模型が上下の階にいる数秒で再設置が出来る、単純なもの。
豆が効果があるのは見ての通りだが、二度の接触でほとんど踏み潰されていたので、灼滅者達はビー玉と濡れ雑巾の2つに絞る事にした。
濡れ雑巾を用意しやすい水場の近くに、ビー玉と雑巾を続けて並べる。
人体模型が転んだ所を狙い、起き上がったら無理せずにやり過ごし、大急ぎで罠を調整する――その繰り返し。
一見シンプルな行程だが、人体模型の速度がその難易度を上げていた。
――チリーン。
「……え」
聞こえた鈴の音に、雑巾の位置を直していた瑞葉が気付いた時には、もう人体模型がそこにいて、転んだ人体模型に哀れ押し倒されてしまったり。
――チリーン。
「廊下は走っちゃ駄目なんだよ、まったくもー!」
別の機会では、避けるにはタイミングが遅いと判断した篠生は足元の影を伸ばして絡みつかせ――撥ね飛ばされた。
「あたた……車が当たる交通事故ならまだしも、人体模型が当たる事故ってやだなー。せめて自転車くらいに速度落としてくれたらいいのにねー」
少しでもタイミングが遅れれば、体当たりやグーパンチを受ける。後ろも渦巻く風が来るので安全圏とは言えない。
「回復は任せてください」
何度も失敗を繰り返す間、瞬兵が癒し手として回復に専念し、仲間を支え続けたおかげで、灼滅者達は人体模型のペースを身体で覚えていた。
「ふふ。速いけど、来るのは音で判っちゃうのよ。『猫に鈴』大作戦、成功ね!」
転んだ人体模型の背中に、オデットがドヤ顔でロッドを振り下ろす。
昔話をヒントに彼女が仕掛けた、鈴をつけたゴム紐。足止めにはならなかったが、これがなかったらペースを掴むのはもっと苦労しただろう。
「……」
瑞葉は焦点の合わない目で人体模型を見下ろし、赤い標識を無言で叩きつけている。
あの不幸な事故以来、この調子だ。心の傷はヒールサイキックでも癒せない。
「あと少しだけん、気を確かに、がんばるばい」
鼓舞するように言って、牡丹は蟷螂の脚の様な鎌を露わにした縛霊手を叩きつけ、霊力の網を絡みつかせる。
――チリーン。
鈴の音も何度目だろうか。ビー玉もほとんど砕けた。
だが、人体模型も確実に弱っていた。走る速度は変わらなくとも、灼滅者達の攻撃を避ける力は既にない。
「これで終わりにするですよ!」
イシュテムが重力と煌きを纏った重たい蹴りをスライディング気味に叩き込み、
「よーく狙ってフルスイング!」
浮いた身体を篠生のハンマーが撥ね上げて、
「もう二度と人に危害を加えぬように、在るべき所に戻って人形らしくお眠りなさい」
裏ツ花がドレスを翻し叩き込んだオーラを纏った拳の連打が、壁に叩き付ける。
「これが最後のゴールだよ!」
背中の小悪魔の様な羽をパタパタ動かし、エメラルが人体模型に飛びついて、抱きつき魔力を流し込む。
人体模型の内側で音もなく魔力が弾け、その姿はすーっと薄れて消えていった。
早く帰るように、と言われていたのもあり、灼滅者達は手早く罠の残骸を回収し、軽い掃除をして校舎の外に出た。
「何か感じるです?」
「……ううん。嗅ぎ取れる範囲に、業の匂いはなかばい」
イシュテムの問いに、嗅覚で周囲を業を探っていた牡丹は、首を横に振る。
「うーん。変な人も、いないみたいだねー」
「そうね。危ない事が起こりそうな感じは
エメラルをはじめ、他の仲間も校庭を見回すが、特に誰も居ない。
エクスブレインの言っていた気配の主は、少なくともこの近くにはいないようだ。
「気配の主って、本物の幽霊だったりしないよね……ね? ね?」
目の焦点は戻ったが、瑞葉表情はまだ青ざめたままだ。
「え? ……そ、それはないと思うけど……」
「何事もない内に、エクスブレインの忠告通りに、帰る方がいいわよね」
「そうだね。帰ろう……」
一瞬どきりとしたのを隠すように、帰るのを促すオデットの言葉に頷く瞬兵。
「発見を狙えるやり方があれば、試したかったのですが、致し方ありませんね」
「気になる事は色々あるけど藪蛇遠慮しとこ、今はね」
裏ツ花と篠生は思うところがあるようだったが、素直に後に続いていく。
こうして、都市伝説を倒した灼滅者達は、何事もなく帰還するのだった。
作者:泰月 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年2月6日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 7
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