諏訪精機王国の計画

    作者:るう

    ●諏訪湖畔
     先日闇堕ちした金属加工工場の息子と出会った唐沢・一也(残響を聞く者・d22673)がふと思い出してやって来たのは、甲府盆地と同様に工業地帯となっている、地元・長野の諏訪湖の周辺だった。
    (「まさか、ココでも怪人が出てくるとかねぇよな……っておい」)
     そんな事を考えていると、一也の先を歩く通行人の目の前に、銀色のロボット人間が飛び出した。そして顔の部分の時計の針を、何やら怪しげなパターンで回転させる!
     目の光を失った通行人に、ロボット人間は合成音声のような声で命令した。
    「精密化シークエンス、完了。これからあなたは、諏訪精機王国のために働いて下さい」

    ●武蔵坂学園、教室
    「……って事があってよぉ。ありゃご当地怪人でいいんだろ?」
    「その通り! それは諏訪精密機械工業のご当地怪人、『PMH20206-1』に違いない!」
     一也の問いに答えながら、神崎・ヤマト(中学生エクスブレイン・dn0002)は拳を握る。
    「PMHは、世界がもっと諏訪の精密機械のように精密に動くべきだと信じており、手始めに諏訪一帯に諏訪精機王国を建国しようと目論んでいる! その計画を打ち砕くのが、今回のお前たちに与えられた使命だ!」

     PMHの拠点は廃業した電子基板工場。彼は今、停止しているはずの生産ラインを稼働して、様々な電子基板を製造している。
    「恐らくは、諏訪製の電子基板を世界に広めれば、自身のご当地パワーが増すと考えているのだろう! PMHの計画にとっては重要拠点であり、唯一の入口は精密化一般人……すなわち強化一般人の配下五人に守られている!」
     PMHは工場内で電子基板の設計作業に勤しんでいるが、戦闘開始から三分後には、彼も異変を察知し入口に現れる。彼はその際、一気に配下たちを再精密化(すなわち回復)してしまうので、その前に早急に配下を撃破するか、逆に再精密化されてもいいように防御体勢を整えておくかは考えておいた方がいいだろう。どっちつかずが最も危険だ。
    「それともう一つ。PMHの精密すぎる動作は、灼滅者のお前たちに対しても催眠効果を発揮する! 惑わされ、同士討ちする事のないように、十分に注意してくれ!」
     見た者が催眠にかかるほどの精密な動きとは、一体どのようなものなのだろうか?
     ヤマトは首を振り、こう解釈する。
    「理論など、あるようでないのがご当地怪人だ。もしかしたらPMHも、精密そうなだけでよくわからないものなのかもしれない」


    参加者
    殿宮・千早(陰翳礼讃・d00895)
    唯済・光(ドーンブレイカー・d01710)
    瑠璃垣・恢(残響のフューネラル・d03192)
    近衛・朱海(煉驤・d04234)
    久瀬・雛菊(蒼穹のシーアクオン・d21285)
    唐沢・一也(残響を聞く者・d22673)
    獅子鳳・天摩(謎のゴーグルさん・d25098)
    堺・丁(ヒロイックエゴトリップ・d25126)

    ■リプレイ

    ●領土侵犯
    (「日本のものづくりの地力には、目を見張るものがある。精密機器などは、その最たるものだろうな」)
     殿宮・千早(陰翳礼讃・d00895)は腕を組む。だが彼の視線の先にいる人々は、その魂を僅かなりとも受け継いでいるのだろうか?
     否、と千早は首を振る。二進法では表せない世界こそが、ものづくりというものだ。機械に支配された人間に、一体何が生み出せるだろう?
     精密化ね、と、獅子鳳・天摩(謎のゴーグルさん・d25098)も強化一般人たちの様子を覗いながら、しばし思いを巡らせた。
    (「その技術力やそこに至る努力には、敬意を払うっすよ」)
     日本の誇る小型化・高機能化への不断の努力を尊敬する気持ち自体は、近未来的なゴーグルで直接的に礼賛を示す天摩ばかりではなく、この場の灼滅者たち誰もが多かれ少なかれ抱いていたに違いない。
    (「けど、物事にはメリハリってもんが大事でね……きっちりやってばっかだと、息が詰まるっすよ!」)

     強襲! 驚き戸惑う強化一般人らの頭上から、一つの人影が飛び降りる!
    「境を繋ぐ境の守護ヒーロー、ここに参上! 悪の王国なんて成敗だよ!」
     黒いマントを棚引かせ、背にはオーラの法陣を負う! 腰の包丁は人を殺める武器にはあらず、堺・丁(ヒロイックエゴトリップ・d25126)が今、見参!
    「エラー発生! 領土侵犯です! 領土侵……」
     工場内に向けて警告を発していた主婦の肩を、巨大な鉄剣が強かに打った。一撃必殺とまでは行かないまでも、主婦は大きくたたらを踏む。
    「俺の地元で好き勝手しやがって。……わりぃな、ちぃっと大人しくして貰うぞ」
     大剣の柄を握り直して、唐沢・一也(残響を聞く者・d22673)はそれをもう一度頭上に構えた。ルーツこそご当地ヒーローではなかったとしても、灼滅者として、人として、どうして地元での狼藉を許すなどできようか?
     肩を押さえる主婦の周囲を、光の壁が取り巻いた。いや……彼女ばかりではなく、五人の番人全てを取り囲むように、光が輝きの強さを増してゆく。唯済・光(ドーンブレイカー・d01710)の結界だ。
    「とっとと倒さないと面倒な事になりそうだし、ちょっと退いてねー」
     めんどくさそうにあしらうが無論、強化一般人たちは結界に阻まれろくに動けない。押し問答をしていると……最初の主婦が『退いた』。
    「準備運動は良し、ね」
     燃える炎を宿した片手を、軽く開閉する近衛・朱海(煉驤・d04234)。敵が精密機械怪人だと言うのなら、炎でオーバーヒートさせましょう。けれどその前に……まずは、哀れな配下たちをその支配から解放せねば。唸りを上げる霊犬の『無銘』に、主婦を完全に無力化すべく指示を出す。
     無銘とは反対側から、一匹のウイングキャットがねこぱんちを繰り出した。そしてその顔がふと、不思議そうに主を振り返った。
    「ロボ、早く出てきてくれへんかなぁ……?」
    「にゃぁ?」
     やけにそわそわとしていた明石ヒーロー『シーアクオン』こと久瀬・雛菊(蒼穹のシーアクオン・d21285)は、何故だかちょっぴり夢見がち。『イカスミ』ちゃんが心配するのも致し方ない。何せ、強化一般人との戦闘に身の入っていなさそうなシーアクオンの様子には、瑠璃垣・恢(残響のフューネラル・d03192)でさえそこはかとない不安を感じるほどだったのだから。
    (「ロボットは少年の憧れ……とはよく言われるが、憧れる少女もいたとはな」)
     恢にはそのような思い入れはないが、思い入れがありすぎるというのも困りものだ。そんな事を思いながらも、恢は戦いという音楽に身を委ねる。
    「ミュージック、スタート」
     恢の影がリズムに乗って、形を目まぐるしく変化させる!

    ●拠点防御シークエンス
     恢、いやカイの爪先がビートを刻み、武器が呼応して敵を薙ぐ。高速なリズムは戦場全体を巻き込んで、彼が唯一本物の感情を発露できる舞台を組み上げる!
     目を瞑り、耳をヘッドフォンで覆いながらも、カイの刃が鈍る事はない。それは彼の『音楽』が、常に影と共に在り続けるからだ。突き出される精密ドライバーを半歩躱し、逆に大きな一撃を見舞う。
     そのリズムに乗っていたのは、決してカイばかりとは限らない。一也の背に浮かび霊撃を放つ『リサ』は、彼が音楽を代償に喚び出したビハインド。目に見える音楽の力こそ一也に残っていずとも、ゆらぐ和音は二人を繋ぐ!
    「どこに行ってもダークネス共は、一般人共を巻き込みやがって」
     拳に乗せた一也の支配への反発心が、傷ついた男を弾き飛ばした。その穴を塞ぐように立ちはだかる、別の男。精密ドライバーが振動し、放熱グリス粉末が辺りを覆う!

     突如として暗がりに包まれた戦場でも、灼滅者たちと配下たちの死闘は決して止む事がない。グリスの霧を切り裂き振るわれるドライバー。ライドキャリバー『ザイン』に跨り、その行く手を阻む丁。
     ドライバーの先端がマントを掻い潜り、丁の肩口にかすり傷をつけた。それ自体は大した傷ではないものの、グリスは毒となって丁の傷を蝕む。けれど……毒でさえ丁の口元から、自信に溢れた笑みを消す事などできなかった。ヒーローは、誰かのために傷ついてこそ。その笑みの意味がわからず戸惑う男に、灼滅者たちの反撃が放たれる!
     その中には、一つの不思議な光沢もあった。光の『カデシュ』の尾のリングだ。リングがぴかぴかと輝く度に、グリス粉は劣化して、幾つもの塊へと寄せ集まる。
     最後に光自身が空中を一蹴りすれば、それらは強化一般人たちと共に、揃って大地へと落ちた。放熱グリスを放った男も、二度と起き上がっては来ない。
     残された男女がドライバーを握る。うち女が突き出した一本を、朱海は自らの手で受け止めた。手の甲に、小さな六角形の穴が開く。
    「この程度の傷、大した事はないわ」
     彼女は強化一般人を振り払い、事も無げに手を翳した。凶暴な無銘――朱海の内なる憎悪や憤怒が、報復とばかりに敵を襲う。今は……少なくとも今は、それでいい。真の敵が現れるまでの時間は、刻一刻と迫っているのだから。
     目の前の女性、しかも和歌を愛する同志が怪我を押してまで攻めているというのに、千早が何もしなければ、彼の家柄、そして彼自身の名折れというもの。
    「その覚悟、しかと見せて貰った」
     負けじと敵の頭上に翳す、帝王の鬼腕。偽りの王に従う哀れな愚衆に、王の拳が振り下ろされる……その時工場の自動扉が、重い音を立てつつ左右に開いた。
    「外部エラー検知。灼滅者8、サーヴァント6。修復シークエンスを開始します」

     ご当地怪人、PMH20206-1。有機的な銀色の人造人間型怪人は、不意に顔のアナログ時計をぐるぐると回した。すると千早の拳の下でぐったりとしていたはずの女が、急にカクカクと動き出す。
     そんな女を一瞥した後、千早は怪人に断罪の言葉を投げる。
    「効率。コストパフォーマンス。なんて胸が躍る言葉だろうか。だが、それは然るべき人心掌握あっての事だろうに」
     それが戦闘再開の合図となった。天摩の『ミドガルド』は緑青色の光を黒いボディに煌かせ、再びドライバーを構えた女を突き飛ばす。女が戦場から離れた場所で今度こそ完全に力を失った直後、今度は天摩自身のガトリングが同色の光に包まれた。
     銃身に沿った光のラインの後方に、一際明るい点が灯る。それが押し出されるように前へと移動して、銃口にまで到達した瞬間! サイキックエナジーの光弾が、シャワーのように溢れ出す!
     既に一人となっていた強化一般人は、いかに主が傍にいようとも、そう長い間耐え切れるわけがなく。
    「邪魔だよ! 蒼穹……アナゴ神霊剣ッ!」
     猛然とPMHへと突撃するシーアクオンにぺちーんとあしらわれ、くるくると正門前の植え込みの中に頭から突っ込んで果てた。合掌。

    ●混沌の力
     突如、目の前で繰り広げられ始めた異様な光景を、一体誰が一言で表せたであろう?
    「明石マダコキーック(はぁと)」
     シーアクオンの手足が蛸のように蠢いて、吸盤でも持ってるかの如くPHMに密着する。キックの定義について再検討が必要なほどの、ほとんど頬ずり状態の彼女を前に、PHMは時計の針を不思議そうに回した。
    「未定義エラー発生。十分なトレランスを確保できません。精密性を向上し……」
    「み・て・い・ぎ・エラー! いかにもロボットって感じがしてロマンたっぷり!!」
     だが遂に彼女にも、敵から引き離される時が来た。PHMが規則正しく発する振動を、ザインのボディが捉えたのだ。一気にスロットルを握り込み、丁はキャリバーを敵に突撃させる!
    「私も割とロボットには魅力を感じるけど、敵に油断はしちゃダメだよ!」
     シーアクオンの首根っこを引っ掴み、力任せに引き剥がす。その際にチラと後ろを振り返ると、PMHは見ている方もそのリズムに合わせたくなるような動きを取り戻していた。
     自分の体のリズムを狂わされたような不快感を、丁は感じる。恐らくは彼女以外にも、何人かは同じ気分を感じているだろう。けれども、それを気にせぬように一つ深呼吸すると、丁は再び敵へと向き直る!
    「どんなに魅力があったとしても、敵には容赦はしないよ! 問答無用!」

     丁の他にも、天摩も自分のリズムに不調を感じていた。不規則に明滅していたサイバーライダースーツとゴーグルが、突如として規則的な上下の明滅へと変化する……。
     朱海の視線に力が篭もる。
    「ただ精密なだけの動作なんて、人間を劣化した機械にするようなものよ」
     それから炎が灯った指先を、くいと、目の前の敵へと向ける。
    「人間は精密な動作では機械に及ばないけど、そうでないからこそ勝てるものがある」
     その時無銘が吼え声と共に睨み、天摩の明滅を吹き飛ばした! 操り人形のように持ち上がっていた天摩の剣が、乱雑さを取り戻した明滅と共にPMHを突く!
    「こいつが……『精密機械』をも生み出せる、人間の混沌の力っすよ」
    「そういう事」
     朱海の炎も大きく伸びて、PMHの全身を不規則に舐めた。
    「大胆さ、気合と根性、そして何よりも……今よりも良いものを求める意志。今の精度で満足してる機械では、到底人には及ばないわ」
    「判ったか機械野郎。俺はてめぇみてーな『他人を型に嵌める奴』が大嫌いでな」
     反抗。それが一也を形作る『ロック』の魂だ。社会に反旗を翻し、上手く行かなきゃ負けるのは自分、けれども黙って従うよりは、よっぽどエキサイティングな毎日だ! オーバーヒートするPMHを、熱狂を宿してブン殴る! ハチャメチャに! 正しい『受け方』なんて自分でも知らねえ! ましてや機械じゃ受けれねえ!
     もちろん無目的な無秩序は、ほとんどどんな時も有害だ。だから混沌は、ある程度の形で制御されねばならない。
     それが音楽。そして戦い。一定の作法に則りつつも、音の無限の可能性を楽しむ音楽と、一定の戦術はあるものの、互いに予測不能な手の応酬を繰り広げる戦いは、カイの中では同じものだ。
     影が凝集し、爆発し、腹に響く重厚な副旋律を奏でる。激しく鋭い主旋律は、機械の応答速度を越えてPMHに突き刺さる!

     PMHが大地に膝を突き、再び立ち上がろうとした時、彼の全身に不思議なノイズが駆け巡った。自慢の精密な機械的動作が、引っかかったかのように妨げられる。
    「自己診断中です……完了。機械的エラーなし、電気的エラーなし。サイキック的エラー発生中」
     光の足元で、カデシュがつんと澄ました顔をした。マントを背負い、シルクハットを被ったこの猫は、光がわざわざ指示しなくても、いつも賢く立ち回ってくれる。
     その背を優しく撫でた後、優雅に天へと跳躍する光。そこそこコツが要るのよね、と呟いてから、回した蹴りに火を纏う!
     恐らく光の攻撃は、攻撃を受け続けて機構の歪んだ、今のPMHよりも精密だ。果たして彼は、その事をどのように思うのだろう?
     時計をぐるぐると回しながら、受けたダメージのキャンセルを試みるPMH。だが正確さを重んじすぎる怪人は、灼滅者たちの自由な戦いの全てには対応できない。
     またボディに、灼滅者のサイキックが突き刺さった。今度の攻撃は千早のダイダロスベルトだ。
    「これが、人がロボットの主人たる所以だ。お前も日本のロボットならば、容易には割り切れぬ心の機微で、人心を掴んで貰いたいものだ」
     一思いに、布帯を引き抜く。何か重要な機構を貫かれたらしい怪人は、まるで痙攣するような動きを見せると、そのまま崩れ落ちながら爆発をした。

    ●崩れ去りし王国を後に
     音楽は止まる。戦いの最中はうっすらと微笑みすら浮かべていた恢も、再び感情を心の奥底に封印する。
     もっともそれは、彼がPMHになった事を意味しない。自由への希求を、決して彼が失ったわけではないのだから。
     千早も同じだ。いつしか彼も、組織の長として人々を統治するだろう。だがその時、彼はダークネスと同じやり方はすまい……その時彼が、闇に呑まれてさえいなければ。

    「おい、そっちの奴らはどうだ?」
     一也が訊いた。バラバラの場所で気絶している一般人たちの様子を看ていた朱海は、振り返って彼に答える。
    「問題ないわ。しばらく安全な場所で寝かせておけば、じきに目を覚ます筈よ」
     それを聞き、気に食わねえ奴だった、と吐き捨てる一也。本当よね、と頷いてから、光が不満そうに文句を垂れる。
    「ご当地怪人だからローカルな支持を得てるほど強くなるのはわかるけど、長野に機械ってローカルすぎるよね普通に」
     聞いて一也は唖然としていた。
    「いや……俺が言うのもなんだが、結構有名じゃねーか? 諏訪の精密機械工業」
     けれど光は怪訝そうに、首を傾げるばかりだ。
    「そう? でもロボット人間作ってるなんて知らないけど」
     言われれば、確かに、と納得する朱海。
    「その辺は、ご当地怪人ならではの不思議よね……」
     そう溜め息をつきかけた時……つんざくような悲鳴がこだまする!

    「あー! せめて頭部くらいは持って帰りたかったのにー!」
     雛菊だ。折角のリアルな特撮ロボがー、とうなだれて、彼女はずりずりと天摩へと這い寄る。
    「もうこれで我慢するんよ……」
    「いや久瀬っち、サイバーはロボとは違うんすよ……」
     サイバーなガジェットに擦り寄られて困っている天摩を見かねた丁が、雛菊を無理やり引き剥がした。
     澄み渡った諏訪の空気に、丁のマントがはためきなびく。
    「……とにかく! 今回の事件は万事解決! じゃないかな?」
     一般人たちが助かったのも、雛菊が名残惜しさを感じるのも。全てはご当地征服を目論むロボを、灼滅者たちが灼滅したおかげに違いない。

    作者:るう 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年3月25日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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