湯けむり魔界行

    作者:紫村雪乃

     男が衣服を脱ぎ捨てた。現れたのは鋼をよりあわせたような太い筋肉をまとわせた体躯である。
     それは美しいとさえいえる裸身であった。西洋の神像を想起させるほどに。
     ただ、その体躯には異様なものが刻み込まれていた。幾つもの大きな傷である。
     それは灼滅者によってつけられたものであった。男はダークネスであったのだ。
    「……俺としたことが。不覚をとった」
     苦く笑うと、男は浴室に足を踏み入れた。すると湯けむりの向こうにぼんやりと人影が浮かび上がった。
     女だ。十七歳ほどの少女。切れ長の目の美しい娘である。
     少女は白い裸身にバスタオルを巻いていた。覗く胸元は豊かで瑞々しく、太ももは磁器のように滑らかで。若年とは思えぬ色香を放っていた。
    「……よくいらっしゃいました。それではお任せくださいね」
     淫蕩な笑みを浮かべると、少女は男に身を寄せた。花びらのような桃色の唇をわり、濡れた舌をのばす。
     ちろちろ。
     少女が傷に舌を這わせた。獣が、仲間の獣の傷を癒すように。
    「軍艦島の戦いの後、姿を消したHKT六六六に動きがありました」
     灼滅者を五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)が見渡した。
    「ゴッドセブンというダークネス達を地方に派遣して、勢力を拡大しようとしています」
     その中の一人。ゴッドセブンのナンバー5である、もっともいけないナースは愛媛の道後温泉にむかったようだ。配下のいけないナースたちを引き連れて。
     もっともいけないナースの目的はひとつである。配下のいけないナースを使い、温泉に来るダークネス達にサービスをし、友好関係を結ぶことだ。
    「サービスを受けたダークネスはパワーアップしてしまうみたいです。勢力拡大を阻止するため、灼滅をお願いします」
     姫子はいった。
     襲撃のタイミング。それはサービスの最中となるだろう。貸切の浴室にいけないナースは現れるからだ。その場合、二体のダークネスを相手取ることになる。
    「いけないナースはお客の安全を最優先に動くようです。だから襲撃されれば客であるダークネス――アンブレイカブル逃がそうとするでしょう。さすがに二体のダークネスを同時に相手取るのは難しいでしょうから、そのまま逃走させるのも良いと思います」
     姫子は提案した。いくらアンブレイカブルといえど、手負いで治療目的で温泉を訪れている。見逃せば敢えて襲いかかってくることはないだろう。
    「いけないナースは湯けむりを操り、濃霧と化さしめます。ターゲットの視認は難しくなるでしょう。さらにいけないナースはウロボロスブレイドと同じような攻撃をしてきます。そしてアンブレイカブル。武器は肉体そのものです。速く、かつ剛い。一撃を受けただけでただではすみません。気をつけてください」
     姫子は憂いの光を瞳によぎらせ、灼滅者を見やった。
    「どちらか一方のダークネスを斃せば成功です。だから無理はしないでください。無事に戻ってきてくださいね」


    参加者
    赤威・緋世子(赤の拳・d03316)
    結城・桐人(静かなる律動・d03367)
    ストレリチア・ミセリコルデ(白影疾駆の呑天狼・d04238)
    慈山・史鷹(妨害者・d06572)
    仮夢乃・聖也(小さな夢の管理人・d27159)
    エメラル・フェプラス(エクスペンダブルズ・d32136)
    神御名・詩音(高校生サウンドソルジャー・d32515)
    帯刀・伊織(延命冠者・d32708)

    ■リプレイ


     ぎしりっ、と廊下の床板が鳴った。
     温泉宿の廊下。かなり使い込まれているらしく黒光りしている。
    「湯治ですか」
     呟いて、その大柄の少女は辺りを見回した。
     十六歳。高校一年生だ。が、その肢体を見る限り、若年とは思えなかった。
     豊満といえばよいのか。少しでも動けば胸がぷるんと揺れる。ミニスカートから覗く足は白く滑らかだ。ともすれば足の付け根まで見えそうだが、見えない。何とも悩ましいところだが、本人にはその意識はなかった。
     神御名・詩音(高校生サウンドソルジャー・d32515)。灼滅者であった。
    「アンブレイカブルでも暴れるばかりではないんですね」
    「そうなんだろうな」
     曖昧にその少年は頷いた。
     整ってはいるが、どこか浮薄な印象の顔。鍛えられた身体を覆う漆黒の衣服。慈山・史鷹(妨害者・d06572)である。
    「ともかく接待受けて強化とか、ただでさえ厄介なのに、このままじゃもっと面倒な事になる。今の内に倒したいところだな」
    「まったくだ」
     苦いものを噛んだかのように、その少年は顔をしかめた。
     結城・桐人(静かなる律動・d03367)。
     年齢は史鷹と同じはずだが、そうは見えない。年上に見えた。それは全身から漂う物騒な雰囲気によるものか、それとも猛禽を思わせる鋭い目つきのせいか。
     ふん、と桐人は鼻を鳴らした。
    「勢力拡大……か。本当に面倒な事をしてくれる。が、淫魔の思い通りになど、させない」
    「しかし、考えてもみなかったな」
     黒髪黒瞳の少年が感心したように唸った。
     着物に懐手。少年とは思えぬ懐の深さを感じさせる。名は帯刀・伊織(延命冠者・d32708)といった。
    「いけないナースか。あんまり強大な敵ってイメージは持ってなかったんだが、他の勢力を強化する特殊能力があるとなると話は随分変わってくるな」
     苦い顔で伊織は顎に手をあてた。
     ただでさえダークネスは厄介な敵だ。斃すことはおろか、手負いにすることさえ困難である。しかしいけないナースは手負いにしたダークネスを癒す。のみならず強化すらしてしまう。このまま野放しにはしておけない。
    「敵勢力が増してしまうと色々困るからそれを阻止するのですね! 頑張るですよ!」
     ぐっ、とその六歳ほどの少女は拳を握り締めた。名を仮夢乃・聖也(小さな夢の管理人・d27159)というのだが――その名が示すとおり、実は女ではない。女装した少年であった。 背に流れるさらさらした長い髪はかつらであった。
     とはいえ、なんという可愛らしいさか。女の子といわれても納得してしまうだろう。
     その聖也は身をわずかに震わせていた。緊張しているのである。
     敵は二体のダークネス。まともに戦えば灼滅者であろうとどうなるかわからないほどの強敵である。六歳の聖也が緊張しても無理からぬことであった。
    「そうだぜ。でもなあ」
     小学生にしか見えない、その小柄の娘は遠い眼をした。
     第一目標はいけないナースだ。が、ストリートファイターをルーツとする娘――赤威・緋世子(赤の拳・d03316)としては手合わせしてみたいところであった。宿敵であるアンブレイカブルと。
     と、緋世子はぎゅっと抱きしめられた。いや、抱きつかれたといった方が正確か。
     抱きついたのは緋世子と同じほどの背丈の少女であった。が、印象はまるで違う。緋世子はつり目ぎみであるせいか勝気に見られる。が、少女――エメラル・フェプラス(エクスペンダブルズ・d32136)は徹頭徹尾可憐であった。
    「がんばろ」
     エメラルはほんわりと微笑った。
    「お、おう」
     うなずいたものの、緋世子は戸惑いを隠せない。
     蜉蝣のように。陽炎のように。しっかりと掴まえていても知らぬうちに消えてしまいそうな、そんな儚さを緋世子はエメラルに感じたのだ。
    「あれですね」
     詩音が足をとめた。
     前方の一室。貸切風呂というプレートが取り付けられていた。


     伊織が周囲を見回した。
     人影はない。静かだ。
     伊織はうなずいた。史鷹がドアを手をかけ、ゆっくりと開いた。
     そこは脱衣場であった。アンブレイカブルのものらしき衣服が棚におかれている。
     奥にガラス戸があった。湯気のために曇って内部は良く見えない。
     が、いる。中に二体のダークネスが。八人の灼滅者たちには本能的にわかっていた。
    「どこかに換気扇のスイッチはないか」
     桐人が視線をはしらせた。他の灼滅者たちも。
    「ありました」
     聖也が部屋の隅に走った。スイッチを押す。どこか遠くで物音がした。おそらく換気扇が作動した音だろう。
    「……こんなものですの?」
     しばらくして人形のようにととのった美貌の少女が小首を傾げた。上品そうに見えるが、それだけの仕草でどきりとするほど艶かしくなる。もしかすると小悪魔とはこういう少女のことをいうのかもしれない。
     ストレリチア・ミセリコルデ(白影疾駆の呑天狼・d04238)。八人めの灼滅者であった。
    「そうだな」
     うなずいたのは桐人だ。ガラス戸のむこうはいまだ湯気で真っ白で、二体のダークネスの姿は確認できない。多少は湯気が薄くなったという程度だ。これが換気扇の限界であろう。
    「やるか」
     桐人の眼が光った。
     刹那である。その身から悽愴の殺気が放たれた。辺りの空気が音をたてて凍りついていく。
    「じゃあ、ボクもやるよ」
     微笑みつつ、エメラルもまたサイキックを発動させた。
     サウンドシャッター。これで戦場における音が外部に届くことはない。
    「いきますわよ」
     ストレリチアがガラス戸に手をかけた。そろそろと開いていく。
     むわあ、と湯気が溢れ出てきた。銀灰色の雫の渦。
     静かに灼滅者たちは風呂場に身を滑り込ませた。湯気のむこうに微かに蠢くものが見える。
     白い影。おそらくはいけないナースであろう。と――
    「誰だ?」
     声が響いた。さびのある声音は男のものだ。これはアンブレイカブルのものだろう。
     気づかれた!
     灼滅者たちが顔を見合わせた。すると白い影が立ち上がった。
    「誰ですか。ここは貸切風呂ですよ」
     湯気を割って声の主が現れた。
    「お――」
     緋世子は息を飲んだ。声の主のあまりの凄艶な様子に。
     声の主は女であった。十七歳ほどの少女。切れ長の目の美しい娘である。
     少女は白い裸身にバスタオルを巻いていた。覗く胸元は豊かで瑞々しく、太ももは磁器のように滑らかで。若年とは思えぬ色香を放っていた。
     大きな胸とすらりとした肢体。そのどれもが緋世子とは縁遠いものであった。
     すると少女――いけないナースが怒った顔で口を開いた。
    「もうお客様がいらっしゃるんです。出て行ってください」
    「そうするわけにはいかないんだ」
     静かに伊織が告げた。史鷹がニヤリとする。
    「接待、邪魔させて貰うぜ、ナースさんよ」
    「生憎、ここはそういう事をする為の場所では無い。……去れ」
     押し殺した声で桐人が命じた。
     宿敵に対する憤怒。桐人の眼は血色に輝いた。

     裸体の男が半身を起こした。アンブレイカブル。もう一体のダークネスである。
     と、横からのびた手がアンブレイカブルの分厚い胸板にあてがわれた。
     柔らかく、繊細な手。ストレリチアの手であった。
    「何だ、娘」
     アンブレイカブルの眉根が不審に寄せられた。対するストレリチアは湯あみ着姿だ。すでにサイキックを発動しており、その肢体は開花しかけた娘のそれへと変化していた。
    「…静かに」
     ストレリチアは小声で囁いた。そしてアンブレイカブルの耳にぷっくらとした柔らかそうな唇を寄せると、
    「貴方が今戦えば、私達はナースだけ斃して全力で逃げますわ。戦わずに残れば、手負いの状態のまま貴方と戦いますわ。私の望みは、手負い同士の五分の戦い。受けて下さるなら暫しの間…私がその暇を潰しましょう。それと…良ければ貴方の名前を伺っても?」
    「赤石半蔵。来い、娘」
     ニンマリ笑うと、アンブレイカブル――半蔵はストレリチアを抱き寄せた。ストレリチアの瑞々しい肉体がしなだれかかる。
    「ああ」
     ストレリチアの口から甘い吐息がもれた。アンブレイカブルの傷に濡れた舌を這わせ、裸の下半身をアンブレイカブルのそれにおしつける。じっとりとした湯気が二匹の獣をとりまいた。


    「お客様、お逃てください!」
     いけないナースが叫んだ。
     刹那である。湯気が一瞬にして濃度を増した。とろりとした乳白色の霧のようなものにいけないナースの姿が埋没する。
    「動くななのですーっ!」
     叫ぶ聖也の足元。まるで床が水面と化したかのように海豚がはねた。影だ。
     影に擬似的な存在のエントロピーを与え、攻撃する昏い業。影業である。
     影の飛沫を散らし、海豚は襲いかかった。が、手応えはない。
    「どこに――」
     灼滅者たちは慌てて視線をはしらせた。濃霧と化した湯気のためにいけないナースの姿を視認することは不可能となっている。
    「……このままでは攻撃できませんね」
     詩音が呻いた。このままではアンブレイカブルどころかいけないナースまで逃しかねない。
     その詩音の身体にはじとりと湯気がまとわりついていた。まるでタールのように重く、濃い湯気が。
    「どうすんだ。このままじゃ手も足もだせねえぞ」
     緋世子が歯噛みした。その身から放散された殺気の余波によって湯気が渦を巻いている。足元で霊犬がきゅうんと鳴いた。
     瞬間、凄まじい衝撃がエメラルを襲った。切り裂かれた湯気の間に一瞬垣間見えたのは鞭と化して唸る刃である。
     鮮血をしぶかせ、エメラルは床に叩きつけられた。それでも止まらず、血の筋をひいて床を滑る。とまったのは詩音の足元であった。
    「エメラルさん!」
     詩音がエメラルを抱き起こした。するとエメラルは詩音の腕を押しやった。自らの足で立ち上がろうともがく。
    「抱きしめてほしいけど……それは後でだよ。ボクは負けない!」
    「辛い時は甘えていいのですよ。それが仲間というものです」
     詩音はエメラルをぎゅっと抱きしめた。同時にサイキック発動。その手からひるがえった帯がエメラルの身を包んでいく。
    「……エメラル」
     桐人は歯を軋らせた。このままでは攻撃のしようがない。下手に攻撃すれば同士討ちの危険性もあった。
     開拓者達は息を潜めた。
     一瞬の静寂。それは極北の地の沈黙に似ていた。と――
     開拓者達の耳に異様な物音が届いた。女の甘い喘ぎ声。
    「――ストレリチア!」
     はじかれたように伊織は眼を転じた。


     ストレリチアは快感の炎に灼かれていた。が、それをストレリチアは認めたくない。
     そう。アンブレイカブルを引き止めるため、私は嫌々愛撫しているのですわ。そう、嫌々……気持ちよくなんてない。ああん、でも――。
     乱れた湯浴み着から乳房を露出させ、ストレリチアは身をよじらせた。
    「……もう。何やってんだか」
     白い闇の中、いけないナースはため息を零した。彼女には湯気を通してすべてが見えているのだ。
    「いいかげんにしなさい」
     いけないナースが剣を振った。瞬間、刃が蛇のようにするすると伸び、ストレリチアを襲った。しなる刃に切り裂かれ、吹き飛ばされる。
    「お客様!」
     いけないナースが怒声を発した。そして、告げる。逃げるように、と。
    「お客様の安全をはかるのが私の役目。否やは許しません」
    「そうか」
     ゆらりと半蔵は立ち上がった。
    「灼滅者。いずれ手合わせしたいものだな。娘。気持ちよかったぞ。礼をいう」
     半蔵は身を翻らせた。湯気をおしのけるようにダッシュ。ガラスをぶち破り、外に身を躍らせた。
    「しまった!」
     叫ぶ声は伊織の口から発せられた。この濃霧の中、アンブレイカブルを追うことは不可能だ。こうなった上は何としてもいけないナースだけでも灼滅しなければならない。しかし、この濃霧の中では――。
    「あれ?」
     緋世子は辺りを見回した。いつの間にか霧が薄くなっている。破れたガラス窓から外に漏出しているのだ。
    「見えた!」
     桐人の紅眼が赤光を放った。その手のスレイヤーカードを開放する。
     霊的に分解されていた殲術道具の再構成。桐人の手には弓が顕現した。
    「……堕ちてもらう」
     桐人が矢を放った。唸り飛ぶ光流は宇宙を翔る流星の如く迅い。が――
     矢ははじかれて、落ちた。大蛇のように舞ったいけないナースの刃によって。
    「まだだ」
     史鷹がぬっといけないナースの眼前に現出した。圧倒的な踏み込みの速さ。すでにその手には破邪の聖剣――クルセイドソードが握られている。
    「ぬん」
     史鷹は真一文字に剣を薙ぎ下ろした。煌く白光は稲妻のごとく空間を灼き――
     いけないナースが跳び退った。その足が床に着き――はらりとバスタオルが二つの分かれて、落ちた。史鷹の一撃がバスタオルをかすめて過ぎたのである。現れたのは輝くような裸身であった。
    「ぐっ」
     史鷹が鼻を押さえた。眼が吸い付けられて離すことができない。その眼前にびゅと閃いたのは蛇剣のうねり。
     ギンッ、と。雷火が散った。はじかれたのはいけないナースの刃。はじいたのは緋世子のクルセイドソードである。
    「何やってんだ!」
     緋世子が叫び。それと伊織の絶叫が重なった。
    「オーラキャノン!」
     伊織の両の掌から閃光が迸り出た。強大なサイキックエネルギーの奔流。身体を灼かれたいけないナースが仰け反る。
    「私もやるのですーっ!」
     聖也の頭上にくるくると回転するマテリアルロッド――夢銀龍天玉の杖。そしてその手は砲門の形に。撃ちだされた高圧のエネルギー流がいけないナースの胸を貫いた。
    「ぎゃあああああああああああ」
     響くいけないナースの絶叫。その響きがきえぬうち、聖也はがっしと落ちてきた夢銀龍天玉の杖を受け止めた。
    「やったです!」
    「おのれっ」
     いけないナースが背を返した。が、その前にするすると回り込んだ者がいる。エメラルだ。
    「逃がさないよ」
     欠けた蝙蝠の翼に似たそれで空をうち、エメラルが蹴りを放った。
    「止めだ」
     ぴいんっ、と。闇払う鬨の音のごとく絃はじき、桐人が矢を放った。
     光が疾る。ダークネスを撃ち抜いて。
     声もあげえず、いけないナースは消滅した。 

    「……第一ターゲットは潰したようですね。でも……」
     額にういた汗をぬぐい、それから詩音は割れた窓を見やった。
     すでにアンブレイカブルは逃走した。もはや追っても及ぶまい。それに――
     詩音は再び視線を転じた。血まみれのストレリチアが倒れている。湯浴み着は乱れ、もはや素っ裸という状態だ。
     慌てて癒そうとした詩音だが、気づいた。史鷹が慌てて鼻を押さえたことに。

    作者:紫村雪乃 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年3月26日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 8
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