こたつめくり

    作者:るう

    ●炬燵のこたつ
     もう四月になったというのに、夢代・炬燵(こたつ部員・d13671)はどてらを着込み、こたつにしっかりと肩まで潜り込んで転寝していた。何というこたつへの執念か。
     だが炬燵がふと気付くと、やけに体の回りがスースーしている。
    (「一体どうした事でしょうか……?」)
     その答えはすぐに出た。こたつの暖気を溜めているはずのこたつ布団が、すっかりと何者かに抜き取られていたためだ。
    (「困りました……一体、どうすればいいでしょう……?」)
     そう悩み始めた瞬間、炬燵はぐらりと揺れた感覚を感じて飛び起きた。知らぬ間に、こたつの中で眠っていたのだ。

     そこで彼女は思い出した。
     そういえば、こたつ布団を抜き取る妖怪の噂を聞いた事がある、と。

    ●武蔵坂学園、教室
    「見えたわ……その妖怪の名前は『こたつめくり』ね」
     遥神・鳴歌(中学生エクスブレイン・dn0221)の占いによると、こたつで眠っている人の元に現れてこたつ布団を片付けてしまう妖怪の噂は、都市伝説になっているという。
    「それだけの、大した害はない都市伝説なんだけど……困ったことにこれ、こたつをどこに仕舞うかはランダムなのよね」
     彼の気が向けばきちんと押し入れに仕舞ってくれる可能性もあるが、場合によってはゴミ箱だったり、水を張った風呂桶の中だったり、はたまた軒下に放置だったりと、大変な場所になる可能性もゼロではない。なので、そんな事にならないようにこたつめくりを灼滅して欲しい、というのが鳴歌の願いだった。

     こたつめくりが現れる条件は、こたつめくりの噂がある地域のこたつで、誰かが熟睡していること。
    「占いによると、偶然その辺りにこたつが出っぱなしの家があるわ。押入れから手足のついた黒いボールみたいな妖怪が出てくるから、それを灼滅する感じね」
     夜、家主の女性がそこで寝るのを待つのなら、女性が戦闘の騒ぎで起きる可能性がある。昼、女性の不在時に誰かが寝るのなら、本気で寝なければいけないのが厄介だ……まあ戦闘になれば流石に目が覚めるだろうが。
     いずれの場合でも、こたつめくりはシャイなので、誰かが見ている時には出てこない。上手く隠れるか、何故か一般人の目から姿を隠すESPが(こちらから攻撃するまでは)有効なので使っておくかしないと、待ち惚けになるだけだろう。
    「兎に角、勝手にこたつを仕舞うなんて横暴が許されるわけないわ!」
     ぐっと拳を握った鳴歌の前に、果たして同志はどれだけ集まるだろうか?


    参加者
    遠間・雪(ルールブレイカー・d02078)
    エデ・ルキエ(樹氷の魔女・d08814)
    ナハトムジーク・フィルツェーン(黎明の道化師・d12478)
    夢代・炬燵(こたつ部員・d13671)
    マサムネ・ディケンズ(乙女座ラプソディ・d21200)
    夜伽・夜音(トギカセ・d22134)
    鈴木・咲良(モモンガじゃないフェレットだ・d25318)
    久保・孝行(トライアライド・d32517)

    ■リプレイ

    ●こたつ
    「昼間からコタツでお昼寝とか最高ー!」
     炎を纏った謎のもふもふ生物が、吸い込まれるようにこたつの中へと飛び込んでいった。人語を喋るフェレット姿のイフリートの正体は、人造灼滅者、鈴木・咲良(モモンガじゃないフェレットだ・d25318)。
     他人様のこたつに潜ったまま、一向に出てくる気配のない咲良に、久保・孝行(トライアライド・d32517)は任務を忘れるなよと声をかける……返事はない。どうやら彼女、既にお休みモードのようだ。
     一度肩を竦めると、孝行は人目を忍ぶ闇を纏って部屋の入口まで引き下がった。この位置ならば部屋の全体が見渡せるし、灼滅者たちの存在に驚いたこたつめくりが逃げ出そうとした時も、容易に捕まえられるはず……あ!
    (「そういえば、俺も部屋のこたつを仕舞い忘れてた……返ったら忘れず片付けよう」)
     そう決意してから孝行は、視線を交わす。同じくこたつめくりの逃げ道を塞ぐために窓の近くで風を纏う、夢代・炬燵(こたつ部員・d13671)と。
     ゆっくりと頷いてから、炬燵は自分の家がこの辺りになくてよかったと、ほっと溜め息を吐いた。何故なら、もし彼女がこの地域に住んでいれば……彼女自身が、真っ先にこたつめくりの被害に遭っただろうから。
    (「私がこたつに入ると、絶対に熟睡して起きられませんから……」)
     炬燵は、着込んだどてらでこたつに入れぬ寂しさを紛らわせると、咲良の飛び込んだこたつを羨ましそうに見た。そこには既に、夜伽・夜音(トギカセ・d22134)も潜り込んで、愛用のカメのぬいぐるみを抱え、幸せそうに目を瞑っている。
    (「こたつさん、ぬくぬくさんでとっても素敵さんなの。おふとん取られちゃったら大変さんだよねぇ……」)
     そんな事を考えながらも、次第に舟を漕ぎ始める夜音。そんな彼女の暖かな体温を感じながら、マサムネ・ディケンズ(乙女座ラプソディ・d21200)が化けたサバトラ猫は、白と灰色の体毛をオレンジ色に染め、彼女と同じように睡魔に招かれそうな自分に気付いた。
    (「『花冷えの春』ってよく聞くくらい、日本の春は不安定な気候だからな。まだまだこたつ恋しいよな……」)
     それから、『猫はこたつで丸くなる』とも言ったっけ、と彼は思い出す。
    (「ああ、なかなか快適な空間だニャー……これは本気寝しそうだニャー……」)

    「まだ出しっぱなしなの……暑くないんです? イフリート姿の方も入ってますし」
     エデ・ルキエ(樹氷の魔女・d08814)は不思議そうな顔を作った。故郷のフランスにも日本かぶれの誰かが持ち込んでいるらしいという話は聞くが、彼女自身は日本に来てからも、一度もこたつを持った事はない。頭をぼーっとさせる事なく足元だけを温める暖房というのは、勉強するのにも、タロット占いをするのにも、確かにいいとは思うのだけれど。
    「兎に角! うさぎはこたつで丸くなり……ません!」
     ぴょんと小さな愛らしい白兎に変身し、クローゼットへと飛び込んだ彼女を、一頭のアイリッシュ・セッターがぺろりと舐めて出迎える。驚いて立ち止まる白兎を強引に腕の中に引き寄せると、霊犬『バクゥ』の主たる遠間・雪(ルールブレイカー・d02078)はぱたんとクローゼットの戸を閉めた。
    「何という完璧な隠遁にゃ! これで誰にも見つからないにゃ!」
     もっとも、雪が中の服を適当にクローゼットの外に放り投げたので、見る者が見れば、そこに何か不審な事が起こっているのは明らかなのだが。中からは、身じろぎする物音やら何やら自信ありげに叫ぶ声やらも聞こえるし。
    (「やれやれ……隠密の何たるかも判らぬ者がいるとはな」)
     無駄にバクゥを召喚したせいで微妙に半開きになっているクローゼットを横目に、ナハトムジーク・フィルツェーン(黎明の道化師・d12478)は窓の外でたった一人、何やら謎のポーズを研究していた。
    「隠密とは、いかに登場時にインパクトを与えるかが勝負……すなわちこたつめくりには、この『アルティメットモード』で……!」
     ひゅーぼて。
     いい気分に浸っていたナハトの脇に、窓から燃えるフェレットが落ちてきた。思わず見つめ合う二人。

     どうやらやはり、イフリートこたつは快眠するには暖かすぎたようだ。

    ●こたつめくり
     こたつの中の夜音が見たのは、とても悲しい夢だった。
     どこか広い場所に、たくさん置かれたこたつ達。その間を、小さな黒い妖怪が歩き回る。
     彼がその一つに手を伸ばすと……ふつり、こたつが消えた。妖怪は、次のこたつへ……またふつり。こたつは、彼が触れようとする度にその手から逃げてゆく。
    (「とっても、寂しいさん……」)

    「起きろ!」
     夜音が悲しみに包まれた時、彼女の意識は現実へと引き戻された。すぐ脇では、夢で見たのと同じ小さな妖怪が、青変した右腕から日本刀のように細い刃を生やして牽制する孝行と睨み合っている。
     慌てて孝行の援護に回ろうとして、ふと夜音は思い出した。
    (「今日はみんなの回復じゃなくて攻撃する役だから……うぅ、ごめんなさいなの……」)
    「片付けするのはえらいけど、ちゃんと決まった場所に仕舞えよな」
     槍をぎゅっと握る夜音の隣で、孝行に叱られたこたつめくりは反抗期の幼児のように不満げな表情を浮かべた。可愛いものだ。
     が……いくらちっこくて可愛い妖怪だろうが、はた迷惑な都市伝説である事には変わりない。
    「おしおきは、ちゃんとしねーとなっ!」
     人の姿に戻ってこたつから出てきたマサムネの槍先が、慌てて跳び上がったこたつめくりを追った! 激しい捻りに弾かれるように、こたつめくりはボールのように部屋じゅうを跳ね返る!
     その体がクローゼットへとぶつかりかけた時……その扉がばーんと開かれた。
    「話は聞かせてもらった! こたつは滅亡する……にゃっ!?!?」
     こたつめくり、あわや雪の顔面直撃か!? いやセーフ! ようやく狭さから解放されたバクゥが跳び出してきて、こたつめくりを衝突寸前で跳ね飛ばす!
     エデもようやく人間姿に戻り、今まで押し潰されそうになっていた鬱憤を晴らすかのごとく、少なくとも今は白い包帯を思いっきり妖怪へと解き放った。
    「家の中のものにぶつかって壊さないで!」
     けれども彼女の願いも空しく、黒玉は包帯に弾かれて壁へと跳ねる……そしてバウンドしてこたつの上までやって来ると、彼は空中でアクロバティックにこたつ布団を抜き取った。
     冷たい風が巻き起こる。
     まるで、辺りが冬に逆戻りしたのではないかと思えるほどの。
     と、その時だった。
    「控え、控えい! このプレミアムアルティメット魔黒ちくわが目に入らぬか! 一般人の先生方が十人に十人感動したという究極ちくわであるぞ!」
     まさしく最終決戦モード、黄金の紋章付の桐の箱に収められたちくわ(もちろん表面にも同じ紋章の焼印付)を取り出そうとしたナハト(なお彼自身には何の変化もなし)の手が、固く氷に閉ざされた。
     ブルブルっ。見ていた咲良も思わず体を震わせ、お返しに黒玉にフェレットぱーんち!
    「せっかくコタツでぬくぬくしに来たのにー! 放り出されるし凍えさせられるし、私のお昼寝時間返せー……って違った灼滅しに来たんだ!」
     まあでも八つ当たり対象自体は間違ってない。勢い余ってちょっと吹っ飛ばしすぎちゃったけど多分気のせい。
     それを……ぽすっ。
    「こたつ布団捲りの現行犯です。まずは捕まえてあげませんと」
     炬燵の足元から影が伸びると、こたつめくりはようやく部屋を跳ね回るのを止めたのだった。

    ●こたつめくりたおし
    「いいですか? こたつ布団を捲ったら寒くなる、というのは勘違いですよ? 布団をどんなに捲っても外の気温と同じになるだけで、それ以上は下がりません」
     理路整然と説く炬燵に、こたつめくりは始終たじたじさせられっ放しだった。
     こいつ……こたつのプロだ。
     彼の顔に、そんな焦りがありありと浮かぶ。彼女は明らかに『狩る』側の人間。こんな時は……別の奴を狙うに限る! こたつ捲りで鍛えた指先が夜音へと迫る!
    「そういう事しちゃ、やー、なの」
    「おおっ! この瞬間を待っていたのだよ」
     夜音とナハトムジークが上げた声は、ほぼ同時の事だった。
     ふわりと夜音のスカートが舞い上がり、ナハトの心はその中身が露となる一瞬を求めて躍動する。これは……!
     ……と彼が期待したところで、一本のリボンがスカートに巻き付いた。スカートは乙女の秘密を決して明かさぬまま、再び慎ましさを取り戻す。
    「何をするのだね」
     リボンを放った主、孝行へと、ナハトは不満そうに抗議した。
    「女性とは花。あるがままが最も美しいとは思わないかね?」
    「……蹴飛ばしていいよな?」
     孝行が睨む。この先輩がこんな変態紳士だと知っていれば、どうにかこの黒玉を部屋の外に誘き出して戦う方法を考えたものを。
    (「家主の女性には、部屋が戦場になった事ばかりじゃなく、留守中にこの人が上がり込んだ事にも同情するよ」)

     一方のこたつめくりも、また炬燵からの説教を受けて不服げだった。
    「スカートめくりは、あなたの本来の役目ではないはずですよ」
     こたつ布団を片手に握ったままで困惑の表情を浮かべる黒玉。そんな彼に発破を掛けるように、熱い一撃が飛来する!
    「そういう時は、ほっかほっかなキックでも食らってみるか!」
     熱い炎を宿したマサムネの蹴撃は、こたつめくりが布団を顔の前に掲げるよりも早く、真上から彼の頭の天辺に突き刺さった! 衝撃で一度尻餅をついた反動で、黒玉は再び宙へと浮かび上がる。
     今度は彼は、壁にも、天井にもぶつからなかった。何故なら空中へとバウンドした彼へと向けて、燃える毛玉が飛来したからだ。
    「空中にいるけどモモンガじゃないよフェレットだよ! その証拠に……フェレットきーっく!」
     辛うじて落とさなかったこたつ布団を、こたつめくりは咲良へと巻きつけようと両手で広げる。だが彼が布団を広げ終わった頃には、咲良は既に素早く跳び去った後だった。
     避け切ったか? そう思われた時、こたつめくりのつぶらな瞳が、まるで悪ガキのように鋭く変わった。雪が凍結注意の黄印を掲げて呼びかけたのは……彼が大きく布団を振ったのとほぼ同時!
    「危ないにゃ~! でもここはアタシに任せるにゃ~!」
     こたつ布団が振るわれると同時に、灼滅者たちの間を再び、冷たい嵐が吹き抜ける! それを、自分だけあったかいバクゥにしがみついて避けながら呼びかける雪。
     それでも彼女の警告が、咲良やエデに十分な心の準備をさせた事だけは事実だった。
    「ベーだ! 私寒いの平気だもん!」
     少しばかり冷たい風を浴びた方が、幾ばく頭もしゃきんとする気分。エデのお返しの妖冷弾は、振られた布団のすぐ下を、狙い済ましたようにすり抜ける!
     今やすっかり黒玉から氷玉へと変化したこたつめくりはこたつの天板の上に着地すると、右を見て、左を見て、それから針金のように細い足で脱兎の如く駆け出した。
    「逃がさん」
     その行く手に立ちはだかる孝行。こたつめくりはその裾を捲ろうとして……。
    「!!」
     裾に貼り付いた数枚の呪符が、裾を捲るのを許さない!
    「おしおきから逃げ出そうってのは、感心しねえな?」
     マサムネの胸元で、拳と手の平がぶつかり鈍い音を立てる。慌てて離れるように飛び退ったところには……今度は夜音。
    「おふとんを駄目になっちゃうような所にしまっちゃうなんて……めっ! だよぉ!」
     目を瞑って突き出された影の拳。その時こたつめくりの脳裏に浮かんだのは何故か、執拗にダメ出ししてくるどてら女の笑顔だった。
     目の前が真っ暗になる気分というのは、こういう時の事を言うのだろうか?
     意識が朦朧としている彼の体が、不意に浮いた。
    「わりーな、コイツも灼滅者としての使命だからな!」
     こたつめくりの体を浮かせるほど激しく繰り出されるマサムネの連撃! そして……。
     パン!
     風船が割れるような音が鳴り響き、こたつめくりの体は粉微塵となって虚空へと消え去っていった。

    ●こたつめくりたおしおわり
    「決まったぜー!」
     ガッツポーズを取るマサムネの横では、すぐさま炬燵の監修の元に、布団を抜き取られたこたつを元に戻す会が始まっていた。
    「はい、天板のそちら側持って下さいね」
    「ああ」
     答えてから孝行はふと思う。
    (「そろそろ仕舞わなきゃいけない時期にこたつを整えるというのも、妙な気分だな」)
     だがお蔭で、帰ってこたつを片付けねばという決意をしっかりと思い出した。さて、こたつを片付けた後は……。

    「お洋服、くしゃくしゃさんになってるの……」
    「にゃはははははは……!」
     夜音の悲しげな視線を極力見ないようにして、雪は腰に手を当て高笑いした。恐らく……いや間違いなく、灼滅者たちが来る前と今とで最も大きく変わっているのは、こたつめくりがぶつかってほんのり黒い跡を作った壁でも、今戻したばかりのこたつでもなく、雪が好き放題クローゼット脇に積み上げた沢山の服。
     エデがタロットで占えば、これらが元々入っていた順番が判るのだろうか?
    「元通りになるかはわからないけど、兎に角、皺がつかないうちに戻しておいてあげましょうか」
     今はただ、やりきるしかない。ついでに、こたつも片付けてやりたくはなるけれど。

     クローゼットを何とか雪の無きに等しい記憶を頼りに元通りにし終えたところで、ようやく夜音はほっと一息ついた。
    「よかったさんって思ったら……なんだかまた眠たくなってきたの……」
    「ホントだよね……またおねむモードになってきたかも……」
     不思議にも、答える咲良の声はすれども姿は見えず。ふむ、と顎に手を当ててから、ナハトは今度こそ例のちくわを取り出した。
    「さて。ここにプレミアムアルティメット魔黒ちくわがあるのだが」
     ……もぞっ。
     こたつが動く。
    「ほーれ、出てこないとこいつをあげないぞー?」
     もぞもぞっ……ぴたっ。
     どうやら咲良の中では食欲よりも、こたつの気持ちよさからくる睡眠欲の方が優先されたらしい。
    「アルティメットモードが効かない……だと……? そんな馬鹿な!」
     絶望の表情を浮かべ、ちくわを掲げるように指に差して町中へと飛び出してゆくナハト。
     その後姿を冷ややかに見送った後、残された灼滅者たちは気を取り直し、咲良の発掘作業へと取り掛かるのだった。

    作者:るう 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年4月21日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 6
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