まだ九月と言うこともあってか、昼間はまるでサウナのようになる場所が街中にはいくつも存在していた。
「でよぉ、そのエレベーターん中で地獄を見たって奴が居てさ」
「地獄、ねぇ」
「何でも、いつの間にかマッチョに囲まれておしくらまんじゅう状態になってたらしいぜ」
「……確かに地獄だな、それ」
「おう、地獄だぜ……っと」
しゃべりながら歩いていた二人の若者が足を止めたのは、屋外に設置されたエレベーターの前。強化プラスチックか硝子か、中の見える構造で、当然さし込んだ日の光は、内部を灼熱地獄へと変えていることだろう。
「あれ、か?」
「だな」
そこで、一端会話は途切れた。
「階段使うぜ」
「お、おぅ」
そこで、エレベーターを使わなかった若者達は、正しい。
「そんな幻覚見えても仕方ねーわな」
ぼやきつつ背を向けたエレベーターの中には、既に都市伝説が実体化していたのだから。
「や、時々あるよね? そういう酷い系の都市伝説」
エクスブレインの少女はツインテールを揺らしつつ、都市伝説が出現したことを告げた。
「都市伝説って言うのは――」
一般人の恐怖や畏れなどのマイナスの思念の塊が、サイキックエナジーと融合して生じた暴走体。
「バベルの鎖があるから、みんなみたいな灼滅者でないと手に負えないんだよね」
無害な都市伝というものも説存在するが、今回エクスブレインが説明する都市伝説は明らかに一般人へ害をもたらすもの。
「屋外に設置されたエレベーターに乗った人が、筋肉質な男の人達とびっちりすし詰めにされて二時間耐久放置されてしま……ちょ、何で帰るのーッ!」
思わず少女は叫ぶが、無理もないことだと思いたい。
「このままだと、罪もないエレベーター利用者が心の傷を負ったり体調を崩してしまいかねないんだよ?」
ただ、少女の言うようにここで放置しては一般人が犠牲になりかねない。
「ありがとう。それじゃ、続けるね?」
仕方なく引き受けることにした灼滅者達へ少女は説明を再開するのだった。
「都市伝説と接触するには、日中の一番暑い時間帯にエレベータへ乗るだけ」
気つけば、いつの間にか使用者は謎のマッチョ達八名とエレベーターにぎっしり詰まっていることになるという。
「それで、二時間意識を保っていられると、エレベーターは本来存在しない階で止まるんだ」
止まったエレベーターからはマッチョ達が降りだし、マッチョが全員降り終えたところでエレベーターは再び動き出す。
「この時、一緒に出ることが出来れば、本来無いはずの階層で都市伝説と戦えるんだよ」
相手は、乗り合わせていたマッチョ達。彼らは戦いを挑まれるとご当地ヒーローのサイキックに似た技で迎え撃ってくる。
「筋肉質の男の人達が全滅すれば、みんなはいつの間にかエレベーターの中に戻っているから――」
後はそのままエレベーターを降りてしまえば、この都市伝説は二度と出現しない。
「二時間は体感時間だけど、エレベーターに乗る前はトイレとか済ませておいた方が良いかも……それと」
そう注意事項を一つ言い添えた少女は、教卓に置いた鞄へ向き直り、中を漁って。
「はい、塩飴。暑苦しいお仕事だけどくれぐれも体調には気をつけてね?」
心ばかりの餞別を手渡し、灼滅者達を送り出すのだった。
参加者 | |
---|---|
七里・奈々(金ゴキ・d00267) |
白雪・姫乃(影刃の巫女・d01193) |
大松・歩夏(影使い・d01405) |
橘・散里(夏ノ君・d01560) |
咲宮・奏恵(瑠璃色スフォルツァート・d01820) |
逆霧・夜兎(深闇・d02876) |
叢雲・秋沙(ブレイブハート・d03580) |
四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805) |
●天国かぢこく
「マッチョにすし詰めにされるとか……悪夢の何物でもないな……」
引きつった顔をした逆霧・夜兎(深闇・d02876)が、しかしと続け周囲を見回したのには理由がある。
「初依頼ですね。今後の景気づけのためにも、成功させないといけませんね。しかし、初依頼の相手がマッチョですか」
うんざりしてますと言わんがばかりの表情で呟く白雪・姫乃(影刃の巫女・d01193)も。
「2時間……なんたる苦行……」
(「流石に2時間も一般人がこんな酷い状況の密室で意識を保っていられるとは思えないけどね……」)
思わず呻く咲宮・奏恵(瑠璃色スフォルツァート・d01820)と胸中でツッコミを入れた叢雲・秋沙(ブレイブハート・d03580)も、他の灼滅者達全てが女性だったのだ。
「男はオレ一人?」
「ああ、男一人だけなんだなそういえば」
「男としては、嬉しい状況になるかもしれない……?」
マッチョと同伴とはいえ狭い室内に女性七人と一緒というシチュエーションは、聞く人によってはむしろ代われとと言う感想を抱くかもしれない。多分甘く見ていたのだろう。
「運命だぜきっと」
何故か大松・歩夏(影使い・d01405)が口にした言葉がリフレインして。
「良い混み具合ぞいっ!」
「これよ、この混み具合こそまさに地獄じゃぁぁぁっ!」
「汗ばむっ、汗ばむわぁぁぁっ!」
至近距離から響く暑苦しい声の中、全ては現実逃避の回想シーンから始まった。
「あれ……あつささむさもひがんまでっていうけれど、もうくがつなのにいろははどうしてこんなとしでんせつをあいてにしないとなんだろう」
四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805)がエレベータの前に立っていた頃には、確か灼滅者は全員が揃っていたと思う。
「はいぱーななりん、ただいま参上っ☆」
スレイヤーカードの封印を解いた七里・奈々(金ゴキ・d00267)は、最初から水着だった。
「あ、ななりんのことはななりんって呼んでねっ! みんなっ!」
ハイテンションのまま仲間達へ呼びかけるハイテンションっぷりは、先程自身の心境を棒読みしていたいろはと良くも悪くも好対照なのでは無いだろうか。
「おいしくなあれ」
橘・散里(夏ノ君・d01560)はエクスブレインの少女から貰った塩飴にサイキックを施し終えると、口に放り込んで振り返り。
「暑さは変わらないけど脇の下を広めの帯で締めると上半身は汗をかかないんだって」
「んっ」
何かから復帰したっぽいいろはが豆知識を披露するのを横目に、姫乃は口に含んでいた水を飲み下しペットボトルの蓋をする。
「私の犠牲が一般市民を守る尊い犠牲になるなら咲宮奏恵、マッチョ詰めのエレベータに負けません!」
誰もが準備を完了し、灼滅者達は挑んだのだ、都市伝説へ。冷却シートに飲み物、タオル、夜兎に関してはきっちりトイレも済ませている。
「じゃあ行くか」
仲間達の顔を見回し、口を開いたのは、歩夏で。
「そうだ、もしもの時は回復宜しくお願いするぜー」
ニッと笑うと親指を立てエレベーターへ乗り込んだ。
●エレベータの中は
「ぬっ、今日はいつもに増して混んでおるぞい?」
「……っ。来やがったな……っ」
扉が閉まるまでは、ごく普通のエレベーターだった。サウナかなと思う程度にむわっとした熱気が出迎えはしたが、ただそれだけだったはずなのに。
「痛恨の失敗、薄手だから『肉』の感触と汗が」
「いやんッ、どこ触ってるぞい?」
「ぬぅぅ、脇は脇は弱点じゃぁぁぁッ!」
角に立ついろはを二人のマッチョが挟んだ。三人以上ににならなかったのは正面を覆うような形で夜兎が庇ったからなのだが、その分の負荷は全て夜兎が負う形になって。
「くっ……いろは、大丈夫かっ?」
俯くいろはの表情はうかがい知れない。だが、いろはの言で察したのだろう、夜兎は両手を壁につき、守るような姿勢のまま気遣う様子を見せ。
(「こんな都市伝説が実体化するなんて……」)
散里は密かに拳を握りしめる。やはり、女性にこの状況はきつ――。
(「ある一部の人大歓喜ですね……私もその中に入るのですが……」)
きついのかもしれないと思ったのだが、例外もあるようだ。
(「マッチョ? 上等です。ですが、筋肉ショタっ子が居ないなんてっ……」)
いや、もともと暑苦しさで犠牲者を苦しめるタイプの都市伝説にご褒美要素を求めるのは最初から無理がありますぜ、お嬢さん?
(「仕方ありません、ここは妄想で……」)
散里は思いの外に腐っ、もとい逞しかった。デジタルカメラを忍ばせて盗さ……記念撮影をするつもりもあったというレベルで。
「暑いですね」
「ちょ……なんか柔らかいものが……当たって……」
まぁ、録音機器を用意した上で、どさくさに紛れて夜兎の背に豊かな胸を変形するほど押しあてている姫乃も観賞用にこの地獄を記録に残そうとしていると言う意味合いでは比肩しうる力量の猛者かもしれない。
(「マッチョと暑さ以外にもオレには堪えないければいけないモノが……」)
「すみません、周りから押されてしまって……あっ」
「コ、コラ! どこ触ってっ!?」
もっとも、姫乃のターゲットはビキニパンツ一丁のマッチョではなく密着した女体の感触に必至で耐えようとする仲間の方だったが、ターゲットにされた方はたまったものではないと思う。
「ななりんも負けてられないよっ!」
奈々はそんな姫乃に対抗した訳ではないと思う。未着して身体を押しつけてくるマッチョへと擦り寄り、自慢のバストが汗の滲んだマッチョの腹筋にあたり。
「ぬあっ?! ちょ、ちょっと待つぞい、それは反そ」
予想外の反撃にマッチョが焦ったような上擦った声で制止しようとするも。
「ちょっと汗くさいけど、最初から負けるわけにはいかないんだからっ!」
知らなかったのか、ななりんは止まらない。いや、止まるつもりが無かったのだろう。
「ぬうぅ、何たるハレンチ攻撃」
「ちょっ、やめ……いやぁぁぁっ穢されるぅぅっ!」
立ち位置から犠牲になることを免れたマッチョが戦慄する中、野太い悲鳴がエレベーターの中に響いた。
「何て言うか、本当に暑苦しいよね」
ニコニコ笑みを浮かべたまま、秋沙が所感を述べたのは、流石に何かを直視するのが耐えなかったからだと思う。
「すげーな、私には無理だ」
押しつぶされるぐらいなら逆に押しつぶしてやると言うくらいの腹積もりだった歩夏も若干顔を引きつらせて身もだえするマッチョを見ていた。まぁ、立ち位置の都合で嫌が応にも目に入ってしまったというのが正解なのだけれど。
(「この悲鳴、声の主が小学生くらいの子だったら……」)
散里も別の意味でハンパない。
「熱いだけじゃなくて暑苦しいのまで居るからそんなのにおしくらまんじゅうされたら心の傷は確定だね」
と、実際この地獄に踏み込むまでは秋沙も思っていた。だが、現状は。
「やめるぞい、若い女の子がそんなことしちゃいけ……やめ、もうやめっ」
「マッチョのほうが心の傷を負いそうになってるよね、これ」
マッチョもこんな展開はきっと想定していなかったのだろう。
「夏のビニールハウスの野菜ってこんな気持ちかな……」
「野菜は枯れねーように水も貰えるし、きついとは思わねーだろう。って、押して来んな!」
疲弊した様子でこぼした奏恵の言葉に答えつつ、歩夏は奈々から逃げようとするかのように寄ってきたマッチョを押し返した。
●地獄、終わるまで
「柔らか感触とか……くっ……蛇の生殺しだな……」
頭からタオルをかぶったまま、夜兎は身体を支える左腕の肘でマッチョの身体を押しやった。
「しかし、後ろで何があったんだ? やけに喧しかったが」
いろはを庇う為、中央に背を向ける態勢をとっていた夜兎には後方の様子を知る手段が音声しかなく、自身も姫乃に弄ばれていたからか奈々がマッチョへ何をしたかは把握していなかった。
「さあ、何があったんでしょうね?」
姫乃も夜兎の反応を楽しむのに夢中で後方は気にしていなかった。
「『肉』が悲鳴を上げていた気もするけど……」
姫乃程露骨ではないにしても夜兎のリアクションを鑑賞することで苦行を耐えていたいろはもまた、離れた位置の仲間が何をしていたかなど知り得ることは出来ず。
「まさかね」
そもそも、こういう展開はこっちも想定外です。
「次、行きますっ!」
「や、やめるぞい」
ともあれ、二時間と言うルールによる縛りがあるからか、マッチョ達も地獄の密室を途中で切り上げることは不可能のようで。
「うぐっ、押すなきついんじゃぁっ!」
「だったらお主こそあの娘の隣に行くぞい!」
奈々から逃げようにも逃げる場所がない。
「っ、押さないでよ!」
遠ざかろうとも、圧迫された奏恵達他の灼滅者に押し出されるのだから。
「ぬうっ、押したくて押したわ……ちょ、ちょっと待つんじゃ女の子というものは恥じらいをも、おぅっ、や、やめ、ぬああぁぁ」
押し出されたマッチョが奈々の餌食となり、密室内に悲鳴が響く中。
「ふぅ、本当に迷惑なまっちょです」
奏恵はストローの端をくわえ水分補給を再開した。誰が為の地獄か解らなくなりつつある空間からマッチョを含めた十六名が解放されたのは、この五十四分後。
「着いたぞい」
「おおっ、解放じゃあぁっ!」
エレベーターからの解放を心から喜び、我先にと外へ出たのはマッチョだった気がする。
「ここで脱落は2時間の努力が……!」
「いろは、歩けるか?」
灼滅者達も取り残されぬよう疲弊した姿で。
「あら、もうおしまいなんですね」
一部、そうでもない灼滅者もいたが、エレベーターから飛び出した。
「はぁ、はぁ……」
「汗臭いからちゃちゃっと片付ける!」
スプレーの噴射音と荒い呼吸の音を聞きながら。
「さてと」
「私、これが終わったらアイス食べるんだ……! フラグではなく!」
歩夏がちらりと横を見るとスレイヤーカードを解放する奏恵が居て。
「もう、お婿にいけないぞい」
「……ひどい」
前に向き直ると何体かのマッチョがよよと泣き崩れていた。
「どうすんだ、これ」
「決まってるよ」
何とも言えぬ表情で発せられた歩夏の問いに、俯いたまま口を開いたいろはは顔を上げ、続けた。
「いろはに触れし不潔な『肉』は疾く滅べ」
所謂処刑宣言である。
「「ひっ」」
声が含む殺気に怯えるマッチョ達を前に。
「ダメだよ」
ニコニコと笑んだまま、いろはを制止するような声を発したのは、秋沙。
「おおっ、わしらを庇ってくれるか何と心のひ」
喜色を浮かべて寄ってきたマッチョの言葉を中断させたのは、鍛えぬかれた超硬度の拳。
「私が殴る分もあるんだから」
マッチョの顔面から引き抜く拳が赤いのはそう言う色のオープンフィンガーグローブをはめているからと言うだけではないだろう。
「なっ、いきな」
「さて、マッチョはさっさと滅ぼしますか」
「ぎゃうっ」
鼻血まみれのマッチョは先端を刃に変えた姫乃の影に両断されて崩れ落ち。
「じゃ、さっさと終わらせて帰ろ……って弱ッ?!」
あまりのあっけなさに夜兎は思わず目を見張る。たぶん、弱体化していたのだろう。
「おのれっ、しかしわしらとて一方的にやられる訳にはいか」
「テメェは大人しくしてろ」
「おべばっ」
いきり立ってつかみかかろうとした別のマッチョは、高速で操られた鋼糸によって細切れにされ消滅し。何故か消耗していたマッチョ達が次々と屠られて行く。
●戦闘?
「ぬわぁぁっ」
魔法光線が命中し、上がったのは野太い悲鳴。
「よし、今日は好調だね」
「うぐっ、よくもっ! ならばわしのビームも」
愛銃を激励する奏恵に撃たれたマッチョは、奏恵を見据えて何やらポーズをとろうとするが。
「見つけたよ、『肉』」
「がぁっ」
抜刀から続く一撃でビキニパンツごといろはに身体を両断され、反撃すらさせて貰えぬまま消滅する。
「これは、出る幕無いかもしれませんね、荷葉」
霊犬に語りかけつつ、散里は五星結界符で足止めを狙う。弱体化したマッチョ達があっさり討たれた時点で戦局はほぼ決してしまったのかもしれない。
「ぬぅ、どうしてこうなったんじゃあ?!」
「手加減はしねーぜ?」
劣勢に狼狽し吼えたマッチョは、次の瞬間――首を巡らせたはずみで、死角から飛び込んできた影とその影の先で笑みを浮かべる歩夏を見た。
「ぐあっ、わしらのパンツを狙うとはハレン」
「せっかくだから避けないでね!」
斬られたビキニパンツを抑えつつ上げようとした抗議を中断させるのは、奏恵の撃ち込む魔法の矢。
「はぁ、はぁ……わしらがこのようなところで」
集中攻撃で満身創痍になったそのマッチョは。
「ななりんもいくよっ!」
「ぬっ?! あ、しまったパン」
奈々の声に反応し不穏な言葉を発しかけて展開される殺気に飲み込まれ、消える。
「これで終わりだ!」
「理不尽、認められぬぞぉぉぉいっ!」
コメントに困る戦いだったと思う。気がつけば、最後のマッチョが絶叫と共に倒れ伏し。
「……終わりましたね」
「あー、疲れたぁ。コンビニ寄ってアイス買って涼んで帰りたい……」
訪れた戦いの終わりに奏恵は肉体と精神双方の疲労を噴出させつつエレベーターの壁にもたれかかり。
「エレベーターは……大丈夫そうだね。あとは下まで降りたら撤収かな?」
いろはは操作パネルの中から地階のボタンを選んで押し込み。
「外だ……」
十数秒後、エレベーターの扉が開いて都市伝説討伐は幕を閉じることとなる。
「ふふ」
尚。
「帰って、ゆっくり聴くとしましょうか」
帰路に着く灼滅者達の中にこっそり取り出した録音機を弄びつつ怪しい笑みを浮かべた姫乃の姿があったのを知るのは、おそらく当人のみ。
「アイス、アイス……」
「外もけっこう暑いね……コンビニ寄ろうか?」
何人かの灼滅者はそれどころではなかったのだから。
作者:聖山葵 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2012年9月13日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 4/感動した 1/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 8
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