三重県に建てられた小型の城の天守閣の頂上、伊勢海老の旗が風を受けてはためく。
「本当にこの城をくれるというのか?」
「はい。私たちも手足のように使ってください」
城の中で、赤い甲殻に無数の棘を生やした伊勢海老怪人と、3人のペナント怪人が正座で向かい合っていた。ご丁寧に、ペナント怪人のペナントには伊勢神宮が描かれている。
「城ばかりか部下まで……安土城怪人殿、なんという心遣いか」
「気に入って頂けましたでしょうか?」
「もちろん。必ずや安土城怪人殿の恩に報い、この城を拠点に世界征服を成し遂げるぞ。……手始めに、究極の伊勢海老料理を作り出すのだ!」
「はっ!」
「小牧・長久手の戦いで勝利した安土城怪人は、東海及び近畿地方の制圧に乗り出したようです」
教室に集まった灼滅者たちの前で、冬間・蕗子(高校生エクスブレイン・dn0104)が説明を始める。どうやら新しい展開が起きているようだ。
「安土城怪人は小型の城を東海・近畿地方に建設し、周辺のご当地怪人を城主に迎え、代わりに傘下に加えているようです」
当然、拠点を得た怪人の活動は今まで以上に活発になるだろう。城が拠点として完全に機能する前に、城主となった怪人を灼滅したい。
「今回城を手に入れたのは、三重伊勢海老怪人です。伊勢海老をアピールするため、安土城怪人から与えられたペナント怪人とともに究極の伊勢海老料理を作り出そうとしています」
灼滅しなければならないのは三重伊勢海老怪人と、ペナント怪人3体、計4体だ。個々の力はそこまで高くないが、数が多いので注意が必要だ。
「ペナント怪人はご当地ヒーローのサイキックを、伊勢海老怪人は伊勢海老ダイナミックと伊勢海老キックに加え、突進が強力です。ペナント怪人は伊勢海老怪人を守るように立ち回るので気を付けてください」
なお、城の中心にはご当地怪人を強化する旗が立っており、その旗を下ろすと強化はなくなる。真っ向から戦っても勝つことはできるが、当然旗を降ろした方が戦闘では有利になる。どうにかしてうまく潜入し、旗を下ろすことを狙ってもいいだろう。
「城と配下を与えられた怪人は安土城怪人にとても感謝しており、いざとなれば安土城怪人のために戦うでしょう。安土城怪人の勢力を拡大させないためにも、怪人の灼滅をお願します」
そして蕗子は湯呑を手に取り、茶を一口含んで説明を締めくくった。
参加者 | |
---|---|
芳賀・傑人(明けない夜の夢・d01130) |
一橋・智巳(強き魂に誓いし者・d01340) |
佐藤・志織(大学生魔法使い・d03621) |
四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805) |
ファルケ・リフライヤ(爆走する音痴な歌声銀河特急便・d03954) |
リーファ・エア(夢追い人・d07755) |
高沢・麦(とちのきゆるヒーロー・d20857) |
畑梛木・歩(高校生ご当地ヒーロー・d32496) |
●いざ伊勢海老城!
「いいねぇ、城攻めってのはよ。戦の本懐、血が滾るぜ」
三重県某所、伊勢海老城に辿り着いた灼滅者たち。その門の前で、一橋・智巳(強き魂に誓いし者・d01340)が拳を握って不敵な笑みを浮かべた。
伊勢海老怪人たちは究極の伊勢海老料理を研究中ということで、まずは陽動班が料理勝負を挑み、料理している間に潜入班が旗を奪う作戦だ。
「頼もう!」
「何の用だ。今我々は忙しいのだ!」
智巳が門を叩くと、中からドタバタと音が聞こえ、エプロン姿の伊勢神宮ペナント怪人が現れた。伊勢海老料理研究の真っ最中なのだろう。
「俺たちと戦え!」
「合戦だと?」
「ただし、料理勝負でだッ! 究極の伊勢海老料理だァ? だったら、俺たちの料理を越えてからにしやがれっ!」
「ううむ……」
智巳に戦いを挑まれ、考え込むような仕草をするペナント怪人。顔がペナントなのでもちろん表情は分からないが。
「やいやい、勝負だ勝負だ!」
「おわっ、一瞬伊勢海老怪人様かと思ったぞ」
伊勢海老の被り物をしたファルケ・リフライヤ(爆走する音痴な歌声銀河特急便・d03954)も騒ぎ出し、勝負を煽る。
「……よかろう、少し待っておれ。伊勢海老怪人様に話を通してやる」
ペナント怪人は戸惑いながらも、智巳たちからの用件を伝えに城の中へと戻った。
そしてその数分後。
「その勝負、受けて立とう!」
三重伊勢海老怪人が揚々と登場し、料理対決の幕が上がったのだった。
なお、その姿はファルケの用意した被り物にそっくりだったとか。
(「伊勢海老……めったにお目にかかれない高級食材。特に海なし栃木県民な俺にとっては未知との遭遇ッ!」)
高沢・麦(とちのきゆるヒーロー・d20857)たち潜入班は姿を隠し、城の裏側から近づく。料理対決が盛り上がるまでは一旦待機だ。
「料理すげー楽しみにして……あっ、城」
麦は伊勢海老料理に気を取られ、城の近くまで来ているのに気付かなかったらしい。
「ダークネスの拠点になんてさせないぜーヒーローの手で食い止めてやるぜー」
かっこ棒読み。そうだー悪い怪人の好きにはさせないぞー。
(「伊勢海老城! やたらおいしそうな名前ですね。兜の前立てとか似合いそうですし、伊勢海老って戦国と結構相性いいのかも」)
天守閣を見上げ、風にはためく伊勢海老の旗を見つめる佐藤・志織(大学生魔法使い・d03621)。
(「……しかしつくづくご当地怪人とのバトルは何だかお腹が減りますね。さっさと片付けて伊勢海老料理を堪能しちゃいましょう!」)
これから行われる料理バトルを想像すると、嫌でも食欲が刺激されるというもの。伊勢海老にありつくには、まずは怪人を灼滅せねば。
「うーん……伊勢海老城、響きが非常に豪華そうなお城ですね……」
リーファ・エア(夢追い人・d07755)も城を見上げ、その様子を観察していた。新築の城を見る機会も、珍しいといえば珍しい。
潜入の準備を整えながら、そのまま待機する3人。そして携帯が一斉に振動し、作戦の開始を知らせた。
●究極の伊勢海老料理を求めて
芳賀・傑人(明けない夜の夢・d01130)とペナント怪人たちが協力して設置した、伊勢海老城前特設キッチンスタジアム。豪華なのぼりがはためき、究極の伊勢海老料理の栄光を懸け(?)、熱い料理対決が繰り広げられていた。
「……」
包丁を握り、真剣に食材と向き合う智巳。作る料理は伊勢エビチリだ。
まずはぷりぷりの身を一口大にカットし、片栗粉を軽くまぶして素揚げ。ケチャップ、豆板醤などを混ぜたチリソースに絡め、頭や尾と一緒に皿に飾り付ければ完成だ。紹興酒を強めに聞かせるのがコツだそう。
いつもは着物姿の剣客少女、四月一日・いろは(剣豪将軍・d03805)も今回は割烹着と出刃包丁で参戦。
「何を作っているのだ?」
「名付けて『エビまるくん』だね」
「エビマルくん?」
横から覗くペナント怪人に尋ねられ、自身が創作した料理の名前を答えるいろは。
伊勢海老の殻と味噌から取った出汁で生地を溶き、たこ焼き器に流し込む。そして小さく切った伊勢海老の身を入れて、焼いて丸めれば出来上がり。
「試食してみる?」
「い、いいのか?」
ソースはチリソースか海鮮風餡掛けの2つ。さらに青海苔の代わりに、海老の殻を香ばしくローストして粉末状にしたものを振り掛けて。
「はふはふ……これは、たこ焼きのようでいてそうではない。まるで海老団子とたこ焼きが融合したような……」
「ふふふ……昨年の芸術発表会の創作料理部門入賞者の料理の腕前を侮ってはいけないよ」
「芸術発表会?」
「いや、何でもないよ」
熱そうにしながらも、初めて見る料理を興味深く味わうペナント怪人。その様子を、いろはは微笑しながら眺めていた。
「ときに、伊勢海老は生でもグラタンなど加熱しても美味いが、お勧めの調理法はなんだろう」
「ふむ、答えに迷う質問だ。何せ伊勢海老は何をしてもうまいからな」
傑人が伊勢海老怪人に問うと、怪人は頭を悩ませながら答えた。刺身、天ぷら、フライなどなど、やはり素材が良ければ幅広い料理で存在感を発揮できる。ちなみに怪人は伊勢海老の身を昆布で挟み込み、昆布締めを作っていた。昆布の味が強くなり過ぎないよう、程々の時間にしておくのが良いそうだ。
「伊勢海老の身だけでなく殻なども使えないでしょうか」
「そうだなあ、殻を使うといえばアメリケーヌソースだな」
畑梛木・歩(高校生ご当地ヒーロー・d32496)の質問に答えながら、ペナント怪人は伊勢海老の殻を手際よくフライパンで炒める。アメリケーヌソースとは簡単に言うと、海老の殻を炒って旨みを抽出したソースだ。パスタやグラタンなどに使える。
もちろん質問は陽動の一環なのだが、歩はこの機会に美味しい伊勢海老を作れるようになりたいと思い、熱心に耳を傾けていた。
「なるほど。ところで、そのペナントは立派な伊勢神宮ですが、三重県には伊勢神宮の他にどんな観光地があったでしょうか?」
「見どころがある少年だな」
さらに歩が三重について尋ねると、ペナント怪人は料理をしながら火の点いたように語り出すのだった。
「準備完了しました」
「了解です」
料理対決が盛り上がる中、潜入班は密かに事を進める。志織は見張りがいないことを確認して城にロープを括り付けると、リーファはライドキャリバー・犬に跨り、ESPハイパーライダーを駆使してロープを駆け上っていく。駆動音を絞り、気付かれないよう慎重に進む。
「……!」
ライドキャリバーが綱を渡る様を目の当たりにし、興奮した麦はつい声が出そうになる口を手で押さえた。料理対決に行くかも考えたのだが、バイク乗りとしてはこちらも見逃せず、迷った末にこちらを選んだが悔いはない。
(「天守閣にはやっぱり鯱じゃなくて伊勢海老なんですねー。まあ、でも一国一城の主って言うのはロマンですね、ロマン」)
「いやー、楽しそうですよ」
リーファは天守閣に上り、シャチホコならぬイセエビホコを見つけ、地上で料理対決をしている伊勢海老怪人と交互に見比べる。そして手の届く先には、伊勢海老の描かれた旗が。
「な、なんだこれは?」
キッチンスタジアムに、困惑の声が響いた。その声の主はなんと伊勢海老怪人である。
「ふっふっふ。これぞ俺のとっておき、伊勢海老スイーツだ!」
ファルケが自信満々にプレゼンしたのは、伊勢海老を練り込んだアイスクリームとクッキー。まさかの組み合わせに、伊勢海老怪人とペナント怪人たちは一様に非難を浴びせる。
「貴様、伊勢海老を無駄にしおって……!」
「それは食べてから言ってほしいぜ。究極ってのはどこにあるか分からないからな」
「むぅ……」
ファルケに丸め込まれ、怪人たちが渋々伊勢海老アイスを口に運ぶ。伊勢海老とアイスを一緒に口に入れた、そのままの味だった。
「よし、こやつは打ち首だ。ひっ捕らえろ!」
「はっ!」
「え、マジで!?」
伊勢海老怪人の命により、ファルケを拘束しようとにじり寄るペナント怪人たち。しかしその時、灼滅者たちが持つ携帯電話が同時に振動した。
……戦闘開始の合図だ。
「さぁて、料理勝負はここまでだな。じゃ、第2部。と行くか?」
「……Game Start.」
智巳が洗った包丁を脇に置き、懐からスレイヤーカードを取り出す。そして傑人はカードの封印を解き、殲術道具を身に纏った。
●伊勢海老バトル後編
「最初からこれを狙って……卑怯だぞ貴様ら!」
「卑怯な手かもしれない。だが、使える手があるなら尽くすものだろう」
伊勢海老は怒りを露わにして突進してくるが、その攻撃は傑人が壁となって受け止めた。戦闘で一番脅威となるのがこの伊勢海老怪人だが、旗を取ったおかげで弱体化しており、攻撃力も下がっている。
まずは伊勢海老怪人の盾となるペナント怪人から攻撃し、灼滅者たちは戦力的に優位に立って戦闘を進めていく。
「お腹減ったので、急いでいきます」
箒から降りた志織が駆けつけ、ロッドを打ち込んで魔力を流し込む。注がれた魔力が内部で炸裂し、ペナント怪人にさらなるダメージを与えた。
「私もいますよー」
リーファはライドキャリバーに跨ってペナント怪人に突撃。目前で飛び降り、キャリバーの突進とともに縛霊手を叩き込んで、霊力の網を放って敵の動きを奪う。いろはが納刀したままの鞘をペナント怪人に向けると、瞬時に距離を詰め、螺旋描く一撃で貫いた。
「ガハッ」
「伊勢神宮ペナント零号!」
灼滅者たちの連撃を浴び、ペナント怪人の一人が力尽きた。伊勢海老怪人が手を伸ばそうとするが、その手が届く前にペナントは風に乗って飛んでいった。
「よくも……!」
「お前の相手は俺だぜ!」
「貴様、どこまで私を愚弄する気だ……」
激昂する伊勢海老怪人に、ファルケが歌声を響かせて牽制する。でたらめな音程によって紡がれる歌は、伊勢海老怪人の精神を大きく揺さぶった。
「ッハ! やっぱ俺ァこっちの方が性に合ってるなァ、オイ!」
智巳は腕に装着したバベルブレイカーからジェット噴射し、一気にペナント怪人に接近する。加速を乗せたまま杭を撃ち込み、正面から怪人の体を貫いた。歩が手にした光剣を爆発させると、まばゆい閃光が怪人たちを飲み込む。サイキックエナジーの光が、敵の攻撃力を奪った。
「止めを刺させてもらう」
傑人のライドキャリバー、オベロンが機銃を連射して敵の足を鈍らせる。さらに傑人が助走して跳躍し、跳び蹴りを見舞う。エアシューズがペナント怪人を捉えた瞬間、星の瞬きが散り、怪人が吹き飛ばされた。
「む、無念……」
「二号!」
二号と呼ばれたペナント怪人も膝を付き、三重の地に倒れた。
「ゆ、許さんぞ! 死ねぇ!」
伊勢海老怪人は味方がやられていくことに動揺しながらも、憤怒を全身にたぎらせ、灼滅者に突進をかける。
(「怪人ってかじったらうまいかな……」)
しかし、麦がすかさず回復に回り、縛霊手から霊力を送って仲間の傷を癒した。そして腹ペコの麦の意識は、伊勢海老怪人に向いていたのだった。
●伊勢海老パーリィ
「そろそろ終わりですね」
「申し訳、ありません……」
「三ごぉ!」
リーファがローラーに炎を纏わせてエアシューズを叩きつけると、最後のペナント怪人も倒れ、伊勢海老怪人の悲痛な声が響いた。これで残るは伊勢海老怪人ただ1人だ。
「おのれ、おのれおのれおのれ!」
伊勢海老怪人は渾身の力を込めて蹴りを繰り出すが、またも傑人に受け止められ、灼滅者たちを止めるには至らない。
「援護、する」
傑人は縛霊手から祭壇を展開、祭壇を中心に結界を構築し、怪人の動きを制限した。続いていろはが怪人に迫る。素早い踏み込みで一足の間合いに入るや否や、愛刀を抜き放ち、目にも留まらぬ斬撃ですれ違いざま切り裂いた。
「堪能しな? これが俺の歌の心、サウンドフォースブレイクだぜっ」
ファルケはマイク代わりに使っていたロッドをくるりと回し、懐に飛び込んでロッドを叩き付ける。衝撃が海老の殻を通して伝わり、同時に魔力を流し込んだ。智巳は紫電を帯びた拳を振り上げ、アッパーパンチを見舞う。
「飯テロだーーっ」
エアシューズを駆動させて背後に回り、麦が炎に包まれたシューズを叩き付けて蹴りを繰り出した。表面を覆う殻が焼け、豊かな海の香りが漂う。志織は自身を覆うオーラを両拳に宿し、怪人に肉薄。光の拳を乱打すると、一撃ごとに殻から生えた棘が砕けていく。
「神梛木一刀流、畑梛木・歩。参ります」
「エ……エビーーーー!」
そして歩が精神を集中して刀を上段に構え、怪人に踏み込む。速く真っ直ぐな一閃が伊勢海老怪人の頭を2つに割り、怪人は爆散して赤色の爆風とともに消滅した。
「スタッフの皆で美味しく頂きましたって感じで良いんじゃないかな? スタッフじゃなくて灼滅者だけど」
無事伊勢海老怪人たちを灼滅し、灼滅者たちや怪人らが作った伊勢海老料理が残された。もったいないので、ここで食べてしまうことに。いろはは自分で作ったエビマルくんを食べ、その味を確認する。
「海老だーーーーー!! いただきまーす!!!」
とうとう伊勢海老にありつき、麦は顔いっぱいに喜びを浮かべて伊勢海老料理を頬張った。智巳の伊勢エビチリにエビマルくん、怪人たちが作った刺身や天ぷらも忘れてはいけない。
「バイト代は漫画に消えちゃいますからねー、こんなに豪華なものを食べる機会はそうそうなくて。いやー、今回は役得ですね」
アメリケーヌソースを絡めたパスタに舌鼓を打ち、顔をほころばせる志織。蒸した伊勢海老は、伊勢海老そのものの甘さと旨みを存分に味わうことができる。
「持ち帰って調べたりできないでしょうか?」
伊勢海老の昆布締めを食しながら、伊勢海老城から下ろした伊勢海老旗を眺める歩。もし思い付いたことがあれば、推理してみてもいいかもしれない。
「伊勢海老パーティって感じだな」
もしかすると一生分より多いかもしれない伊勢海老を前に、ファルケが呟いた。ただしファルケには、自身で作った伊勢海老スイーツを片付ける使命が残されている。
「ごちそうさまでした!」
伊勢海老料理を完食し、志織が笑顔で両手を合わせた。こうして灼滅者たちは三重の伊勢海老を堪能し、満足とともに帰還したのであった。
作者:邦見健吾 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年5月19日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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