悪魔は北へ進路を取った

    作者:陵かなめ

    「顧客名簿は全て揃っていますね。ああ、青樹(あおき)さんその資材はこちらで受け取りましょう」
     大仰なマントを羽織った男が、きびきびと指示を飛ばす。青樹と呼ばれた、青いマントを羽織った女が資材の入ったダンボールを男に手渡した。
    「3年近くかけて、この私、水本川(みなもとがわ)が作り上げた支部を廃棄せざるを得ないとは。辛い事ですが仕方がありません。これから何があるか分からない以上、可能な限り物資を詰め込みますよ。土野(つちや)さんは現金の移動を」
     黄色いマントを羽織った女が頷く。
    「水本川様、昨日今日で集めた信者はどういたしましょうか」
    「ああ、緑谷(みどりたに)さんは新しい会を作ったばかりでしたね。ええ、ですが、戦力になりませんし、置いていきましょう。今は一刻も早く北へ向かいます」
     男1人に女3人。あらかたの資材を運び込み、彼らは黒塗りの車を発進させた。
     
    ●依頼
    「最近動きの無かったハルファスの勢力に動きがあったみたいなんだよ」
     千歳緑・太郎(中学生エクスブレイン・dn0146)は教室に集まった灼滅者達に説明を始めた。
     動きがあったといっても、事件を起こすわけではないようだ。
     安土城怪人など、他のダークネス組織の勢力拡大により劣勢に陥ったハルファス勢力が、近畿や関東の支部を閉鎖して戦力を結集。北へ拠点を移そうとしているのだと言う。
    「ハルファス達は既に撤退しているみたいなんだよ。今はね、各地の支部を閉鎖したソロモンの悪魔達が、物資と戦力をもってハルファスに合流するために北に向かっているんだ」
     彼らが向かう北海道では、地下鉄のアンデッド迷宮事件や、SKN六六六のアリエル・シャボリーヌの事件、六六六人衆の斬新京一郎の事件などが立て続けに起こっている。
     ここに、ハルファス配下のソロモンの悪魔が戦力を集結させれば、何が起こるかわからない。
    「今回みんなに対処してもらいたいのは、水本川と名乗っているソロモンの悪魔と配下の強化一般人なんだよ。彼らは人通りの少ない間道を車で移動しているんだ。大量の物資も積んでいるみたい。場所も時間もはっきりしているから、先回りして迎撃できるはずだよ」
     今回の作戦では、彼らが通る予定の間道をバリケードで封鎖するなどして足を止めた後、車から降りてきた敵と戦う事になるだろう。
    「走行中の車に攻撃しちゃうと、攻撃に気付いて車で逃げちゃうかもしれないし、たまたま通りかかった一般の車に攻撃が当たっちゃったら大変だしね」
     太郎はそう言って皆の顔を見た。
    「それに、戦力的に言っても、正面から戦って十分対処できるはずだよ。ええと、この水本川と言うソロモンの悪魔は、配下の強化一般人にいくつか会を主催させていたみたいなんだ。『正母の会』と言うのもその一つだったみたい。かなり前に、学園の仲間が潰した会だね」
     ぱらぱらと報告書をめくる音。
     確かに、以前、そのような会を潰したとの報告が上がっている。
    「それはともかく、戦いになればソロモンの悪魔は魔法使い相当のサイキックを使ってくるよ。配下の強化一般人には、回復の技を使う者も居るようだから注意してね。ただ、水本川は戦闘は苦手なタイプのようだから、みんなで力を合わせたら十分対応できると思う。もちろん、油断は禁物だけどね」
     場所は人気の無い間道。時間は深夜。
     敵の車を止める方法を考え、対処しなければならない。バリケードで封鎖するか、それに順ずる方法を考えるか。まずはそこからだろう。
     車を止めて敵が出てくると戦闘に持ち込めるはずだ。
     太郎は詳細な説明を終え、くまのぬいぐるみをぎゅっと握り締めた。
    「今回の事件は、自分は安全な場所に居る事が多いソロモンの悪魔を、確実に灼滅出来る機会だよ。水本川が二度と悪事を働けないよう、みんなで力を合わせて頑張ってきてね」
     どうか無事で。
     そうして、説明を終えた。


    参加者
    ポンパドール・ガレット(火翼の王・d00268)
    無堂・理央(鉄砕拳姫・d01858)
    龍統・光明(千変万化の九頭龍神・d07159)
    リステア・セリファ(デルフィニウム・d11201)
    七篠・零(旅人・d23315)
    饗庭・樹斉(沈黙の黄雪晃・d28385)
    ファムネルエルシス・ゴドルテリアミリス(わんわんにゃぁにゃぁ・d31232)
    帯刀・伊織(延命冠者・d32708)

    ■リプレイ

    ●間道にて
    「やっとだ……」
     暗い道にバリケードを設置しながら龍統・光明(千変万化の九頭龍神・d07159)は呟いた。
     既に殺気を放って人払いは済ませてある。
     辺りに人の気配は無く、灼滅者達がバリケードを設置する音だけが響いていた。
    「少しでもハルファスの情報が手に入れば良いんだが……」
     それが光明の思いだ。
    「事態が結構大きく動いてるよな。他の勢力も含め、注意深く情報収集しておくのがいいかもしれない」
     帯刀・伊織(延命冠者・d32708)は頷き、バリケードに重りを置いた。
    「勢力バランスの変化に伴う移動か」
     この移動劇は、民族移動を髣髴とさせると伊織は思う。
     元の地域を追いやられた勢力と言うのが、行き先で必ず事件を起こしてきたと考えると、ここで移動を阻止しておきたいところだ、とも。
    「ハルファスと言ったら病院襲撃した悪魔だよね。……絶対に痛い目見せてやるんだから!」
     その名を聞き、饗庭・樹斉(沈黙の黄雪晃・d28385)が振り向いた。ハルファスには、樹斉も思うところがあるようだ。
    「その為にも配下潰し、頑張らないとねー」
     狭い間道に、バリケードが敷かれていく。
     樹斉の言葉を聞いて、それぞれが思いを新たにする。
    「これくらいすれば、車も強行突破はできないかな」
     無堂・理央(鉄砕拳姫・d01858)はバリケードの陰になる場所に杭を打ち込んでいた。
    「この場所なら見通しも悪いし、上手く車を止める事ができるんじゃないかしら」
    「そうだね。あの角から曲がってきて、バリケードを見てブレーキを踏んでって、ところだよね」
     特に設置場所にも気を配ったリステア・セリファ(デルフィニウム・d11201)と七篠・零(旅人・d23315)が確認する。
    「まつ場所はここ、どうかな?」
     木の陰に立ち、ポンパドール・ガレット(火翼の王・d00268)が皆を手招きした。
     角を曲がった車から死角になるような場所へ移動し、皆息を潜めて車を待つ。
    「車が来たら、わんさん。お願いします」
     木の陰から様子を窺っていたファムネルエルシス・ゴドルテリアミリス(わんわんにゃぁにゃぁ・d31232)が左手のパペット、わんを見た。
     くるり、犬のパペットが主の顔を覗き込む。
    「マスター、おいらに任せるわん」
     再びファムネルエルシスがわんを繰った時、遠くから車のエンジン音が聞こえてきた。
     仲間達の表情が引き締まる。
     黒塗りの車が角から姿を現し、慌てた風にブレーキをかけた。
    「通行止め? 嘘よね?! 私、道を間違えてなんか無いんだから!」
     緑色のマントを羽織った女が慌てたように車から飛び出して来る。
    「うん、この道を通らないと進めないよね?」
    「バリケードを破壊して進んでは?」
     青いマントの女性に、黄色いマントの女性も道へ出てきた。
     そして――。
    「どうしましたか? 何かトラブルでも?」
    「あっ、水本川様」
     女性達が車から出てきた男に視線を向ける。そこには、大仰なマントを羽織った男が立っていた。
     間違いない。あれはソロモンの悪魔達だ。
     瞬時に判断し、灼滅者達は行動を開始した。

    ●初撃
     3人が完全に車から降りたところで零がサウンドシャッターを発動させる。
     同時に物陰から灼滅者達が飛び出した。車のタイヤに照準を合わせていた仲間は、意味が無いと思い直しソロモンの悪魔達に的を絞る。
    「……これは、どう言う……?」
     ソロモンの悪魔、水本川が眉をひそめる。
    「まさか、敵?!」
     緑谷がヒステリックな声を上げた。
    「落ち着きなさい。どうやらそのようですわね」
     土野は緑谷をたしなめると大きな鎌を取り出す。
    「くっ。言われなくとも!」
     かっと顔を赤くして、緑谷が水本川を背に庇うように位置を取った。
    「ふん。闇討ちってわけね」
     青樹は盾を構える。
    「何と迷惑な輩なのでしょうか。それでは、私は……」
     水本川がじりじりと車へ近づいたとき、車体の後ろから樹斉が姿を現した。
    「逃げちゃうの? そんなことしたらハルファスとかにも見限られちゃうんじゃないかなー」
     そして、敵の返答を待たず戦う姿に変わる。
     狐の獣人姿になった樹斉は、神秘的な歌声で歌い上げ緑谷に攻撃をぶつけた。
    「いつまでもちょろちょろコソコソしやがってカッコわりぃ!」
     縛霊手『ぐらっせ』を構えたポンパドールは祭壇を展開し、結界を張る。
    「っ、何これ?! い、ったぁ」
     緑谷が苦痛に顔を歪めた。
    「逃がすか。――咲き誇れ、閃刃流那龍」
     その間に、光明は水本川に向かって走り込む。長刀を素早く抜刀し、斬撃を繰り出した。
    「ぐ、はぁ」
     肉を斬られ水本川が声を漏らす。
    「……蓮華」
     光明が納刀すると、飛散した血飛沫が華のように咲いた。
     水本川は舌打ちをして車から離れる。
    「水本川様、すぐに回復しますね!!」
     ダメージを負った主を見て青樹がすぐに小光輪を飛ばす。
    「まずは、……そこからだね」
     ファイティングポーズの構えを取り、理央が軽やかに緑谷へ肉薄した。
    「な――」
     敵が何かを言う前に、重い一撃を繰り出す。
     真っ直ぐ突き出した鋼鉄の拳が、緑谷の身体を撃ち抜いた。理央は命中の感触を確認し、ステップを踏んで再び相手と距離を取る。
    「だいたい気に喰わないのよね。馬鹿な男につき従う馬鹿な女が3人」
     水本川を守るように囲み立つ女共を見て、リステアは蔑んだ笑いを浮かべた。
    「くだらない妄言で人を騙すだけの能無し集団」
     妖の槍『Eris Rhomphair』から冷気のつららを撃ち出し、緑谷を襲う。
    「にゃぁさん、出番です」
    「まかせるにゃ、ごしゅじん」
     ファムネルエルシスは右手のパペットをパクパクと動かし、マンティコアのようなオーラを練り上げ放出した。
     冷気のつららとオーラの攻撃を受け、緑谷が呻き声を上げる。
    「札幌の方出身の知人が、色々と心配してるからね。合流はさせないよ」
     続けて零が縛霊手を装備した右腕を振り上げた。
    「そうだな、ここで阻止だ」
     伊織も魔導書を手に、魔力の光線を生み出す。
     二人の攻撃が命中すると、緑谷が苦しげに膝をついた。
    「あら、それで消えるのかしら? 案外だらしが無いのね、貴方」
     土野は仲間の様子を鼻で笑い、鎌を振るう。黒き波動が前衛の仲間に襲い掛かった。
    「だ、誰が!!」
     震える足で立ち上がり、緑谷はオーラを樹斉にぶつけて来る。
    「なるほど、どうあっても戦いたいと言うのですか」
     戦いの様子を見ていた水本川はため息をついた。灼滅者達が目を光らせているので、無理に逃亡する事ができないと理解した様子だ。
     そして、ソロモンの悪魔は片腕を上げる。
     瞬間、後衛の仲間達の周辺が凍りついた。急速に体温を奪われ、氷が纏わり付いてくる。
     暗い間道で、戦いは続いた。

    ●攻守入り乱れ
    「チャル!」
     ポンパドールがウイングキャットのチャルダッシュを呼んだ。
     もう何度目か、敵の攻撃を跳ねてかいくぐり協力して仲間を癒す。
     ポンパドールがクルセイドソードを振ると、癒しの風が前衛の仲間達を包み込んだ。
    「ソッチはまかせたよ!」
     傷の回復を確認し、後衛の仲間の回復を樹斉と伊織に託す。
     水本川と土野の攻撃は広範囲に渡り、必然的に回復に手を割かざるを得ないのだ。もっとも、威力はさほど高くないので、嫌な効果を打ち消すことができれば、体力にはまだまだ余裕はあるのだが。
    「任せろ」
     伊織が指先に霊力を集めリステアの傷を癒す。
    (「嫌な効果は消さないと、だね」)
     樹斉も頷き、闇の契約で零を回復させた。
     その間にも、攻撃の手は休めない。
    「撃ち貫く、九頭龍……龍穿翔」
     光明は青樹を狙いオーラキャノンを放った。
    「下がって! く、ぅ」
     そこに緑谷が身体を滑り込ませる。すでに身体はボロボロのはずだが、気力を振り絞って仲間を庇っているようだ。
    「そこっ」
     ふらつく緑谷に理央が襲い掛かる。拳を捻り込ませ、急所を斬り割いた。
    「……ぁ、っ」
     短い吐息を漏らし、緑谷の身体がついに沈む。灼滅者の猛攻に耐えていた彼女は、静かに消えていった。
    「ふん。緑谷を倒した程度で、いい気にならないで欲しいわ!」
     土野が大鎌から黒き波動を繰り出した。
     それは後衛の仲間を襲い、薙ぎ払っていく。
    「その調子ですよ土野さん」
     水本川のフリージングデスは前衛の仲間に向けられた。
     灼滅者達は互いを庇いあい、攻撃をしのぎ、あるいは耐える。
    「今回はどっちかが全滅するまでの勝負だよ」
     盾役の緑谷を倒したのなら、次に狙うのは青樹だ。決して逃がさず、敵を全て灼滅する。
     零は右腕からオーラを放出した。
    「わんさん!」
    「了解だわん!」
     ファムネルエルシスは左手のパペットからケルベロス状の影を伸ばし、青樹を斬り裂く。
    「あ、あぁ、ま、負けないわよ……!」
     青樹は苦しげに息を吐き出し、自身に回復の力を向けた。
     しかし、盾役が居なければどうと言う事は無い。
     リステアはオーラキャノンで青樹を撃ち抜いた。
    「呆気ない終わり方ね」
    「そ……」
     あっと言う間に青樹も崩れ落ちる。
    「あ、青樹さん?!」
     水本川がたまらず声を上げた。盾役も回復役も沈んでしまっては、とても不利だと気付いたようだ。
    「こんなトコでこっそりやられるなんてはずかしくねえの!?」
     その姿を見て、ポンパドールが思わず声を上げる。
     ソロモンの悪魔は、普段あまり表舞台には出てこない。こそこそと活動する部下をもぐら叩きのように潰すしかないのだが、その状態をもどかしく思っていたのだ。
     だが、いざ対峙したらしたで、何だかその姿が情けなく感じた。
    「ふん。土野さん、貴方はきっとまだやれる。そうですね?」
    「勿論です水本川様」
     水本川は土野の陰に隠れるように引っ込み、再び腕を振り上げる。
     どうあっても部下を盾にし、自分は安全に攻撃を繰り出そうというのだ。
    「確かに、情けない姿だな」
     伊織が言う。
     灼滅者達は慎重に武器を構え、最後の戦いに備えた。

    ●悪魔を打ち倒す
     ポンパドールと伊織、樹斉は、互いに確認しながら仲間の傷を癒した。
     理央と光明の2人は黒死斬を繰り出し土野を斬り裂く。
     畳み掛けるようにリステアと零も攻撃を重ね、最後にファムネルエルシスのオーラキャノンが土野の身体を捉えると、彼女はそこで消えた。
    「な……、土野さんまでも?!」
     水本川が顔をゆがめる。
     もはや彼を助ける部下は居なくなった。
    「逃がさないよ」
     零が笑みを浮かべ水本川の正面に立った。
     飛んで逃亡を図ろうが、車で逃亡を図ろうが、逃がさない、と。
     常に敵の逃走の可能性を考慮し目を光らせる灼滅者達に隙は無い。
     ソロモンの悪魔と灼滅者達は向かい合い、幾度か攻防を繰り返した。
     敵の手数が減ったことにより、回復に徹していた仲間も攻撃に回る事ができる。何より、敵に盾役も回復役も居ないので、灼滅者達は次第に相手を押し始めた。
    「くっ、凍り付いてしまいなさいッ!!」
     苦しげに顔を歪めた水本川が、氷の攻撃を繰り出してきた。
    「ここはおれが!」
     すぐにポンパドールが傷を癒す。
     もはや決着は目の前だと感じ、他の仲間達は一斉に攻撃に転じた。
    「龍気の海へ沈め、九頭龍……龍崩衝」
     光明がフォースブレイクを撃ち込むと、軽やかにステップを踏み、理央が敵との距離を一息で詰めた。
    「もう少しだよね」
     撃ち出すのは鋼鉄拳。鍛え抜かれた拳の一撃が水本川の身体を撃ち抜く。
     続けて零が縛霊撃を叩き付ける。
    「が、ぁ」
     よろめきながら水本川が後ずさった。
     そこに樹斉が回りこむ。
    (「絶対逃がさないんだからね!」)
     思いと共に、神秘的な歌声をぶつけた。
    「もう少しでおしまいにゃ」
    「はい、にゃぁさん。……頑張ります」
     ファムネルエルシスがオーラキャノンを叩き込む。
    「もう回復は必要ないな」
     伊織も追いかけるようにオーラを放出した。
    「あ、ぁ、あ……」
     2人のオーラに翻弄されるように、ソロモンの悪魔が弱弱しい声を上げる。その身体はダメージでボロボロで、今にも事切れてしまいそうだった。
    「あら、もう立てないの」
     リステアが武器の刃に青い炎を纏わせる。
     目の前の敵は既に虫の息で、もはや逃げる気力も無いのだろう。
    「私の蒼炎に飲まれて燃え尽きろ」
     そう宣言し、『Eris Rhomphair』を振り下ろす。
     炎がソロモンの悪魔を焼いた。
    「……ぁ……」
     リステアが叩き付けた一撃で、水本川は沈み消えた。

     全てが終わり、灼滅者達はバリケードを撤去し始めた。
     間道は再び静けさを取り戻し、一つの仕事が終わったのだと皆感じる。
    「待ってろハルファス……其の首必ず蹴り落す……」
     光明は静かに殺気を高め、最後にポツリと呟いた。

    作者:陵かなめ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年6月12日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 8/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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