招かれざるライブ客

    作者:小茄

    「皆さーん! 今日はきょーこのライブに来てくれてありがとーっ!」
    「「うおおーっ!!」」
     繁華街の地下に存在する小さなライブハウスは、熱気に包まれていた。
     ステージ上では、黒髪の美少女が華やかな衣装を纏い、オーディエンスに手を振ったり、投げキッスを飛ばしたりして、盛り上がりを加速させている。
    「こんなに沢山のダーリン(ファンの事をそう呼ぶらしい)と会えて、きょーこ、とーっても嬉しいでーす!」
    「「うおぉーっ!!」」
    「そんな今の気持ちにピッタリの曲、聴いて下さい!」
     軽快な前奏が流れ初め、サイリウムを手にしたはっぴ姿の「ダーリン」達がコールやらオタ芸やらを始めたそんな時、事件は発生した。
    「きょーこぉぉぉ!!」
     ――どかっ。
    「うわっ!?」「ぎゃあっ!」
     唐突に、地を揺るがすような大音声と共にステージへ驀進する巨躯の男。
    「えっ、な、なになに?」
    「ぐはっ!」「ひでぶっ!」
     彼に突き飛ばされ、投げ飛ばされ、次々にボロ雑巾と化してゆくダーリン達。きょーこも何が起きているか解らず、狼狽えるばかり。
     楽しいはずのライブ会場は、瞬く間に阿鼻叫喚の地獄と化した。
     
    「最近、ラブリンスター配下の淫魔達が勢いを取り戻しつつある様ですわ」
     有朱・絵梨佳(中学生エクスブレイン・dn0043)の説明によると、これまでバベルの鎖によって、彼女達のライブは閑古鳥が鳴いていた。しかし、七不思議使いを仲間に加え、その噂によってライブの情報を流す事で、一般人の客を呼ぶことに成功しているのだと言う。
    「もっとも、売れない地下アイドル程度の人数なのだけれど」
     とまぁ、一般人を集めてライブをやっているくらいなら問題は無かったのだが、噂を聞いてライブ会場を訪れるダークネスが存在するらしい。
    「その上、このダークネスは、ライブ会場で観客を蹴散らしながらアイドル淫魔に突進してゆくと言う大迷惑行為に出る様ですの」
     ダークネスに吹き飛ばされれば、一般人では一溜まりも無い。犠牲者が複数出る事は避けられないだろう。
    「ダークネスの目的は不明ですけれど、ともかく事件を起こす前に、彼を灼滅して下さいまし」
     
     ダークネスはタンクトップ姿のマッチョマン、アンブレイカブルだ。配下は無く、一人きりの来訪だという。
    「腐ってもダークネスですし油断はできませんけれど、あちらは貴方達の存在に気付いていませんわ。先手を活かし、迅速に対応して下さいませ」
     彼は裏道を歩いてライブ会場へやってくる。その途中を待ち伏せし、不意を突くのが良いだろう。
     
    「……そうですわね、他にはライブ自体を解散させると言うのも、一般人への被害を防ぐ方法としては有り得るかも知れませんわ。ただ、この場合は淫魔との戦闘になりそうですわね」
     淫魔は武闘派ではなく、アンブレイカブルよりも弱いだろうけれど、後からやって来たアンブレイカブルが戦いに介入してくる可能性もあり、ややこしい事になる可能性もある。
    「シンプルに行くなら、先述の通りアンブレイカブルを灼滅する作戦の方ですわね。また、その後はライブに参加したり、楽屋を訪れるのも自由ですわ」
     ライブを滅茶苦茶にしようとしたダークネスを倒したと伝えれば、淫魔に貸しも作れるだろうか。
    「では、行ってらっしゃいまし。吉報をお待ちしておりますわ」
     そう言うと、絵梨佳は灼滅者達を送り出すのだった。


    参加者
    巽・空(白き龍・d00219)
    七里・奈々(隠居灼滅者・d00267)
    星野・えりな(スターライトエンジェル・d02158)
    リュシール・オーギュスト(お姉ちゃんだから・d04213)
    ヴィントミューレ・シュトウルム(ジーザスシュラウド・d09689)
    ミカ・ルポネン(暖冬の雷光・d14951)
    葬火・禍煉(ネガシオン・d33247)

    ■リプレイ


    「でもさぁ、今時そんな凄い子が発掘されずに居るもんかねぇ?」
    「だ、だよね……ネットで調べても全然情報とか出て来ないしさぁ」
    「いやいや、デビューしたてらしいから。でもマジ、長年アイドルを見てきたサイバーボブ氏の情報だから間違いないよ。彼曰く、これはもしかするともしかするかも知れないケースだって」
     熱く議論を交わしながら夜道を歩くのは、20代~40代と年齢層も様々な男性の一団。なにやら、アイドル談義に華を咲かせている様だ。
     全盛期と呼ばれた7,80年代を経て現代に至るまで、それぞれの時代を代表するアイドル達が芸能史を彩ってきたが、現在、アイドル界はまさに群雄割拠の様相を呈している。
     連日テレビに出るようなトップアイドルから、地元に根ざしたご当地アイドル、そして知る人ぞ知る地下アイドル。ファン達は、各々の好みに合わせて、様々なアイドルグループの中から、更に自分が応援したいと思うメンバーを探すなど、ファンとしての楽しみ方も多様化の一途を辿っていると言う。
    「なんだかんだ言っても、やっぱりね、アイドルの醍醐味って自分が応援して育てて行く事だと思うんだよね」
    「あー、解ります。テレビに出てくる様になってからファンになった所でー……みたいな感じはありますよねぇー」
     今回、地方都市の片隅で行われると言う小規模ライブに向かう彼らは、マイナーなアイドルを発掘し、彼女が売れて行く、いわば成長の課程を保護者視点で応援していく事に充実感を覚えるタイプのファンが多いらしい。
    「それにしても木村さん、ライブが行われるって言うのは間違いないんですよね? いや、ここまでの遠征費結構懸かってるんで」
    「えぇ、間違いないです。確かな情報です」
     期待する様なアイドルのライブが行われるのかどうか、いまだ半信半疑と言った様子で、ライブハウスへと歩んで行く。
    「……居なかったよね」
    「えぇ、体格的にもアンブレイカブルという感じではなかったわね」
     路地の片隅に身を潜めつつ、そんな人々を観察しているのは、巽・空(白き龍・d00219)とヴィントミューレ・シュトウルム(ジーザスシュラウド・d09689)。
    「あっ、あの人……ほら」
    「……そう、ね。他とは明らかに、違うわ」
     セラフィーナ・ドールハウス(人形師・d25752)が密かに示す指先を見て、葬火・禍煉(ネガシオン・d33247)も深く頷く。
     ゆっくりと歩いてくるのは、190センチは超えているであろう長身の男。フード付きのパーカーを纏ってはいるが、がっちりとした体格である事が疑える。
    「……フン……俺がこの眼で見届けてくれるわ」
     何やらぶつぶつと呟きつつ、物陰に潜む灼滅者達には気付く事無く、ライブ会場の方へ向かって行く。
    「よし、始めよう。そっちお願いします」
    「……OKよ。追いましょう」
     空とヴィントミューレは黄色と黒のロープ、そして立入禁止と書かれた看板を素早く道に設置。挟撃班の4人は、パーカーの男を尾行し始める。

    「こんな場末のぼろいライブハウスでかぁ……」
    「いやいや、だからこそ……と言う事もありますから」
    「ま、始まってみれば解るさ」
     一般人達がライブハウスのある地下へと降りて行くのを見送り、代わりに姿を現わすのは待ち伏せ班の灼滅者4人。
    「皆、もうすぐ開演だからって急いで入っていくよ」
    「この後から来るお客さんは、もう居ないかも知れませんね」
     一般人達の思考を読みつつ、告げるのはミカ・ルポネン(暖冬の雷光・d14951)。星野・えりな(スターライトエンジェル・d02158)は一つ頷く。
    「それにしても……態度からすると、実はサムってただ迷惑なファンなだけだったりして……まさかね」
     リュシール・オーギュスト(お姉ちゃんだから・d04213)は、まだ見ぬ乱入者の目的を推理しつつ、隣の七里・奈々(隠居灼滅者・d00267)に視線を向ける。
    「だとしたらなおさら、お客さん達を守らないとです!」
     奈々は作戦が予定通りに運んでいる事を知らせるメールを送信し、携帯を仕舞う。
     パーカーの男、アンブレイカブルのサムが姿を現わしたのはそれから数分後の事であった。


     ――シャッ!
    「……ぬうっ!?」
     闇の中から風を切る音。鍛え上げられた彼の動体視力を持ってしても、完全に不意を突く一撃を回避する事は難しく――
    「覚悟ですよ、ライブ荒しさん!」
    「何者だ!? この俺を誰か知った上での闇討ちかぁっ!!」
     腿を掠めた魔法の弾丸。それが放たれたと思しき方向に、地も震えんばかりの大音声で問い掛ける。
    「大事なライブを邪魔したり、お客さんを傷つけるなんて絶対に許せません」
     返答の代わりに返されたのは、自身も歌手であるえりなの強い意思が篭められた言葉と、音速の波動。
    「何の用だか知らないけれどここから先へは行かせないよ」
     間髪を入れず、ミカの言葉と共に地を這う黒い影。それは触手の如くサムの足首に絡みついてその動きを阻害する。
    「はぁっ!」
     更なる追撃を掛けたのはリュシール。拳より霊網を放ち、サムの巨体を縛める。
    「……っ……ハハハ! たった4人でこの俺の道を塞ごうってのか。こいつぁ傑作だ……出来るものならやってみなよ、おチビちゃん達」
     不意を突かれはしたものの、一向に動揺することなく笑い声を響かせるサム。武の頂点を目指そうと言う彼にとって、数人の人間による妨害などは恐れるに足らないと言う事なのだろう。
     ――バッ。
     パーカーを脱ぎ捨てれば、鋼の如きと表現するに足る、鍛え上げられた肉体。拳に帯びる闘気は、生半可な修練では到底身につけようの無い代物である事が解る。
    「どうした、ビビっちまったか? もうライブが始まっちまう。一瞬で片付けてやるよ」
     巨体に似合わぬ俊敏なフットワークで、4人へと迫るサム。
    「笑顔を奪う行為は止めさせていただきます」
    「ぬっ!?」
     再び予期せぬ方向からの気配、そしてセラフィーナの言葉と共に伸びるのは細い糸状の影。
    「ここが、あなたの……終点、よ」
     サムが振り返れば、闇に浮かぶのは禍煉の手にする蝋燭の揺らめき。都市伝説と化した怨念を言霊に乗せて放つ。
    「くっ……ガキ共が、まだ居やがったか!」
    「えぇ、ここにもね」
     臍をかむサムに対し、告げるのは空中より降り立つヴィントミューレ。
     彼女の手から放たれたのは、闇を断つ眩い閃光。
    「何が目的か知らないけど、ライブの邪魔はさせないよ!」
    「邪魔、だとぉ……?」
     いつしか完全に挟撃――どころか包囲された状態にある事を察し、さすがに焦りの色を浮かべるサム。空はそんな彼の背後へ回り込むと、腕を取って投げ飛ばす。
     ――ドスッ!
    「がはっ!!」
     巨体が宙を舞い、思い切り地面へ叩きつけられる。
    「ライブの邪魔、なんて……趣味が悪い、わね。何が目的……なのかしら?」
    「ぐ……なんの話だ、俺はただ……まさか、このライブ自体俺を誘き出す罠だったのか?! 何が目的だ!」
     倒れたサムを見下ろしつつ、問い掛ける禍煉。しかし、彼もまた灼滅者達へそう聞き返す。
    「もしかして、単にライブに来たかったの? もしそうなら……他のファンを傷つけても突進とか、皆の為に歌ってるアイドルの心を痛めるわよ!」
    「何を訳の分からんご託を並べてやがる! 他のファンなんぞ知るか! 傷つけるとは何の事だ!」
     リュシールもまた、舞台を目指す者。アイドル淫魔の気持ちを代弁して告げるが、サムは理解出来ない様子でそう返す。
    「……と言うことは?」
    「計画した上での行動じゃなかった、って事かな」
     えりなの言葉に頷きつつ、小首を傾げるミカ。
    「どっちにしたって構わねぇ、この俺を罠にはめやがった礼はさせて貰うぜぇっ!」
     ――ゴォッ!
     瞬間的に立ち上がったサムは、剛拳によってつむじ風を巻き起こす。灼滅者達が彼の意図を推測しようとするのに対し、彼は立ちふさがる者は倒すと言うシンプルな思考しか持ち得ない様だ。
    「騎士、守りを」
     ――ガキィンッ!
    「すぐに手当てを!」
     セラフィーナは甲冑騎士の盾によって風圧を避け、逆に鋼糸を放って斬り付ける。えりなもすぐさま、再起の力を呼び起こす旋律を紡いで手傷を癒やしに懸かる。
    「計画的でも突発的でも、一般人を守る為だから……ルミ」
     霊犬のルミに支援を指示しつつ、剣を振り下ろすミカ。淫魔を強く憎んでいる彼は、今回の作戦に対し複雑な思いを抱えていた。しかし、罪無き一般人を救う為には、やはりサムを倒すより無さそうだ。
    「この程度の攻撃で、俺をKO出来ると思うんじゃねぇ!」
     豪腕を振るいつつ、どうにか血路を開かんとするサム。しかしそれ以上に、鉄壁のガードや超反射のスウェーに裏打ちされた回避技術によって、灼滅者達の波状攻撃も彼に致命傷を与えるには至っていない。
    「変幻自在の技術は本物みたいね……なら!」
    「封じるまでです!」
     リュシールの足下から放たれる影業。時を同じくして、壁を蹴って宙を舞うのは奈々。立体的な連携によって、サムを幻惑する。
    「く、ちょこまかとっ……!」
    「そこだっ!」
    「しまっ――」
     生じた一瞬の隙を突く様に、インファイトを仕掛けたのは空。踊る様な軽い足運びで間合いに入ると、雷を帯びた拳でもってサムの頬を打ち据える。
    「ぐはぁっ!」
     グラリと大きくよろめくサム。そのまま数歩、後ずさる。
    「無粋なファン、に……彼女に、手出しは……させない、わ」
    「……おのれ、一体何の……」
     立ち直る暇を与えず、禍煉の放った炎が蝶の如く羽ばたき追撃を掛ける。
    「今です!」
    「あなたの仕出かそうとした行為が正当なものかどうか、今こそ裁きの時ね。受けなさい、これがあなたに対する洗礼の光よっ」
    「これで、終わりです!」
    「こんな……バカな、この俺が……」
     一気呵成に近接攻撃を継続するセラフィーナと騎士。ヴィントミューレはこれに呼応し、審判の光によって燃えさかるサムを包む。更には駄目押しとばかり、死角から桃色の鋼糸をしならせる奈々。
     息つく暇も与えぬ連続攻撃の前に、圧倒的タフネスを誇るサムもついには崩れ落ちる。
    「……人々の夢を踏みにじろうとした時点で、裁く以前の問題だけど」
     ヴィントミューレは、息絶える彼を見遣りつつ、ぽつりと呟く。


    「盛り上がったね、凄い熱気だったし」
    「えぇ、皆さん楽しんで下さったみたいでホッとしました」
     ファンに分けて貰った団扇を扇ぎつつ、楽屋に用意された冷たいお茶を飲む奈々。灼滅者達の活躍の甲斐あって、ライブはトラブルもなくつつがなく終了した。その後、武蔵坂から来たことを告げると、きょーこは快く一行を楽屋へ招き入れてくれた。
     ちなみにどことは言わないが、豊かさで言えばきょーこを凌ぐ奈々がノリ良く応援していた事も、ライブが盛り上がった一因かも知れない。
    「きょーこさんの踊りや表現力も勉強になったけど、ファンの方々も凄かったです。キレキレでしたね」
    「あはは、ですよね。初めて聞く曲ばかりだったはずなのに、凄いですよね」
     趣味のダンスにとって何か参考にしようと見学していた空だが、思わず熱狂的アイドルファン達の動きに圧倒された様子。
    「あの、よければこのお花を」
    「わぁ、有難うございます! 凄く綺麗。それにしてもこんな遠い所まで、わざわざ武蔵坂から来て下さったんですね」
     リュシールから花束を受け取り、感激した様子のきょーこ。
    「私も、オペラですけど舞台志望なんです。歌と踊りが大好きで精一杯な者同士……頑張りましょう!」
    「オペラですか?! すごいですね、格調高いです。はい、頑張りましょうね!」
     と、握手しつつ互いの今後を激励し合う。
    「あ、所で……私達、ただライブを見学しに来たわけじゃなかったんです」
    「え? と言うと……?」
    「そうそう、実は……」
     セラフィーナと空が、ライブ前にあったことを一通り説明してゆく。
    「……ええっ、そんな事が?!」
    「えぇ、貴女達のライブを邪魔しようとする存在が居る様です」
    「うーん……そうなんですか……アンブレイカブルさんが……」 
     複雑な表情で、考え込む様子のきょーこ。
    「何か心当たりはないの? それと、今後も今回みたいな事があって観客に被害が出る危険があっても、活動は続けるの?」
    「いえ、心当たりは無いです。……えっと、ライブ活動は、私達のアイデンティティみたいなものですから……でも、観客の皆さんに被害が出ないように、出来る限りの事はしたいです」
     ミカの言葉に、やはり難しい表情のままきょーこはそう答える。
    「とにかく、今回は……ファンを、傷つけるような……事態にならなくて、良かったわ……ね」
    「は、はい、本当にそうです。皆さんにはいつもお世話になって、大感謝です」
     禍煉の言葉に頷き、きょーこはぺこぺこと頭を下げる。
    「それじゃ、私達はそろそろ。これからも活動、がんばってね」
    「はい、有難うございます! お気を付けて!」
     サイン色紙を受け取りながらそんな言葉を贈るヴィントミューレ。
    「楽しいライブでしたね。これからのご活躍も期待してます。それと、ラブリンスターさんにも宜しくお伝え下さい」
    「はい! こちらこそ、学園の皆さんにも宜しくどうぞ」
     きょーこもまた、えりなの言葉にお辞儀を返して手を振る。

     かくして、アイドル淫魔のライブに乱入せんとするアンブレイカブルを倒し、一般人の命を救うことに成功した灼滅者達。
     一行はきょーこに見送られながら、帰途に就いたのであった。

    作者:小茄 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年6月15日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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