ブエル兵(つよい)の撤収作戦

    作者:のらむ


     大阪府の某所に設置された、とあるサーバールーム。
     薄暗く蒸し暑いこの部屋に多数設置されたサーバー。その隙間から、ぬっと4体の怪物が姿を現した。
     動物のパーツを繋ぎ合わせたような不気味な姿をした眷属、ブエル兵である。
     しかしそのブエル兵の一体に、赤黒く光るなんか強そうなオーラが纏っていた。
     ぶっちゃけダークネス並につよい。
     そしてその強そうなブエル兵が、おもむろにその口を開く。
    「我、十分な叡智を主に送信せり。そして、叡智の持ち主はただ一人、我が主のみ。ゆえに、今よりこの地の知識を破壊する」
     その言葉を合図に、普通のブエル兵達がサーバーを破壊し始め、強そうなブエルは魔術を詠唱し始める。
     次の瞬間、魔術によって生み出された無数の氷の棘が次々とサーバーに突き刺さり、破壊した。
    「任務完了。これより主の元へ帰還する」
     全てのサーバーを破壊した強そうなブエル兵は、ふつうのブエル兵と共に何処かへと去って行くのだった。
     

    「年末年始に起きたブエル兵による図書館襲撃事件。覚えている人もいるでしょうか。皆さんの手によって未然にあの事件を阻止されたブエルが、密かに各地のサーバールームへブエル兵を送り込み、様々な知識を得ていた様です」
     神埼・ウィラ(インドア派エクスブレイン・dn0206)は赤いファイルを開き、事件の説明を続ける。
    「この情報収集はとても静かに、事件らしい事件も起こさずに進められていたため、私達エクスブレインも今の今までその事実を予知することが出来なかったみたいです」
     そして今、十分な知識を得たブエルは各地のブエル兵達へ帰還命令を出しているらしい。
    「その際、ブエルは自分が得た知識を他の勢力に使わせないために、帰還時にはサーバーを破壊する様に、とも命令した様です。サーバーが破壊されれば一般人達は多くの損失を被りますし、多くの知識を得たブエル兵はダークネスに準じる程強力になっている為、逃げられる前に灼滅する必要があるでしょう」
     ウィラは資料をパラリとめくる。
    「敵は4体。知識によってダークネス並の戦闘能力を得たものが一体と、通常のブエル兵が3体です」
     灼滅者達が現場に到着するのはブエル兵達が動き出す直前であり、サーバーにはまだ収集しきれていない情報が残っているため、その時点ではブエル兵達はサーバーを破壊しないとウィラは説明した。
    「ええ、まずは普通のブエル兵。彼らは何かスゴイ勢いで超高速回転して突撃したり、獣の爪で殴ったり引き裂いたりしながら戦います」
     続いて、ウィラは強いブエル兵の説明をする。
    「強いブエル兵は、通常のブエル兵が使用するサイキックに加えて、無数の氷の棘を飛ばすサイキック、魔力で形成した炎の弾丸を撃ち放つサイキックを使用するみたいです」
     そこまでの説明を終え、ウィラはファイルをパタンと閉じた。
    「説明は以上です。強大なソロモンの悪魔・ブエルが全てのサーバーの知識を得てしまえば、どの位性質の悪い悪事が行われるか分かりません。先程言った様に多くの一般人も困りますし、確実にブエル兵を灼滅して下さい。お気をつけて」


    参加者
    霧月・詩音(凍月・d13352)
    志乃原・ちゆ(トロイメンガイゲ・d16072)
    フィオレンツィア・エマーソン(モノクロームガーディアン・d16942)
    織部・霧夜(ロスト・d21820)
    月夜野・噤(夜空暗唱数え歌・d27644)
    西園寺・夜宵(神の名を利した断罪・d28267)
    鷹司・圭一(口ー口へ・d29760)
    ルナ・リード(朧月の眠り姫・d30075)

    ■リプレイ


     長い時間をかけて知識を収集し続け、ついにはダークネスに匹敵するほどの力を手にしたブエル兵。
     ブエルの配下であるこの異形を灼滅するため、灼滅者達は大阪府のとあるサーバールームへ向かっていた。
    「……業の臭いが微かにする。こっちで間違いないわ」
     目立った事件を起こしていないブエル兵に蓄積された僅かな業の臭いを、フィオレンツィア・エマーソン(モノクロームガーディアン・d16942)は敏感に感じ取る。
    「図書館のときはひどいことしました、ですね……です。ここでやっつけます……です!」
    「そうね……これを見逃せば、とてつもない被害が出ても、おかしくない。なんとしても、食い止めないと」
     月夜野・噤(夜空暗唱数え歌・d27644)と西園寺・夜宵(神の名を利した断罪・d28267)は、ブエル兵を灼滅する強い意思を持っていた。
    「密かに知識を稼ぎ続けていたわけか……ブエルは何を企てているのやら」
    「無差別に知識を集めているのか、それとも何か目的があるのかて……何にせよ、全て倒すまでです」
     織部・霧夜(ロスト・d21820)と霧月・詩音(凍月・d13352)がそう言い、一同はサーバールームの前に到着した。
    「ここからでも熱気が伝わってくるな……こんな部屋で知識を食い漁る……我慢大会か何かかね。じゃ、行くとするか」
     鷹司・圭一(口ー口へ・d29760)が勢いよく扉を開け放ち、灼滅者達はサーバールームに突入した。
     サーバーに向かっていた4体のブエル兵達が、ギョロリトと灼滅者達に目を向ける。
    「何奴…………貴様らは灼滅者。武蔵坂学園の手の者か。総員、戦闘態勢に入れ」
     赤黒いオーラのつよいブエル兵がそう言うと、ブエル兵達は知識の収集を中断し、灼滅者達と相対する。
    「ブエル兵には一度お世話になっておりますの……完膚なきまでに叩きのめして差し上げますわ。覚悟なさい」
    「知識を溜める、と言うのは本来ならいい事ですが今回に限っては感心しないのですよ。ナイショで知識を手に入れたこと、ここできちんと後悔させてあげます」
     ルナ・リード(朧月の眠り姫・d30075)と志乃原・ちゆ(トロイメンガイゲ・d16072)がそう言ってスレイヤー顔度を解放し、殲術道具をブエル兵達に向ける。
    「我が主の為、貴様らには死んでもらう他ない」
     つよいブエル兵が、全身に蓄えられた魔力を一気に解放し、戦いが始まった。


    「我が主の叡智の為に死ね」
     つよいブエル兵が魔術を詠唱すると、空中に形成された無数の氷の棘が放たれた。
    「う……確かに強い、です……!」
     その魔法から仲間を庇った噤は痛みに耐えながら、魔術を詠唱する。
     そしてブエル兵達の足元は巨大な魔方陣が現れ、その体温を急激に奪い去った。
    「我等の邪魔をするな、小娘」
     ブエル兵の一体がそう呟きながら、高速回転と共に灼滅者達に突撃する。
    「させません、です……私の役割は、みんなを守る事、です!」
     更にブエル兵の攻撃から仲間を庇った噤は、断罪輪を構え振るう。
    「私達は、絶対に負けない、です……!」
     噤が展開した巨大なオーラの法陣が、灼滅者達の傷を癒し、その身に天魔を宿らせた。
    「ククク……その自信はどこから来るのか……」
    「それはこっちの台詞ね。私達を簡単に倒せると思ったら大間違いよ」
     嘲笑と共に自らの能力を高めたブエル兵に、フィオレンツィアは鬼の拳を叩きこんだ。
    「小癪な」
     ブエル兵の一体がそう吐き捨てながら、前衛に向けて鋭い爪を振り降ろす。
    「……大丈夫ですか? 回復させていただきますわ」
     その直後、ルナは黒い炎を灯した蝋燭を掲げ、仲間たちの傷を癒す黒煙を立ち昇らせた。
     仲間の傷を癒したルナは蝋燭に灯した炎を赤く染め上げ、ブエル兵の方を向く。
    「私の大切な仲間を傷つける方は許しません。どうかお亡くなりになられて下さいませ」
     そして放たれた赤き炎の花が、ブエル兵の全身を包み込み燃やす。
    「グオオ……」
    「まだ生きておられる様ですわね……ですが、これで終わりです」
     苦しげに呻くブエル兵にルナが巨大な魔法の矢を放つと、ブエル兵は霧散し跡形も無く消滅していった。
    「まずは一体……っと。ブエル兵叩きゲームっつーとこかね。俺のロケハンが唸るわー」
     圭一はそう呟くとジェット噴射でブエル兵に突撃し、その身体に重い一撃を叩きこんだ。
    「さて、いくですよ……ぐるぐると面倒くさいその動きを、出来なくさせてあげます」
     ちゆは自身の胸に茨の絡んだダイヤを生み出し、力を増幅させると、杖に魔力を込めてブエル兵に接近する。
    「主の命を果たす前に、死ぬ訳にはいかぬ」
     ブエル兵はそう言いながらちゆに迎撃する。
    「残念ですが、そういう訳にもいかないんです」
     ちゆはダイダロスベルトでブエル兵の腕を絡め取り動きを無理やり止めると、杖を一気に振り降ろす。
    「先程は後悔させてあげると言いましたが、ごめんなさい。そんな時間は差し上げません」
     ちゆの放った一撃はブエル兵の脳天に勢いよく叩き込まれ、流し込まれた魔力によって引き起こされた爆発は、ブエル兵の全身を蒸発させるには十分な威力だった。
    「知識を蓄えた同胞がまた1人……この所業、許すわけにはいかぬ」
     つよいブエル兵が爆炎を纏った弾丸を生み出し、ちゆに向けて撃ち放つ。
    「通さない。お前らの好きにさせてたまるか」
     霧夜はその弾丸を身体で受け止めると、そのままダイダロスベルトを放って反撃した。
    「……その同胞とやらもあと一体です。そろそろ貴方自身も覚悟を決めた方が良いですよ」
     詩音はそう言うと影の触手を放ち、ブエル兵の動きを大きく鈍らせた。
     その一瞬の隙を突き、弥生はバベルブレイカーを構えてブエル兵に接近する。
    「知識を蓄え、吸収し、活かしたいという姿勢自体は、悪くは無いと思う……けど、あなた達のこれまでの所業を顧みれば、見逃すわけにはいかない」
     夜宵が放った鋭い杭はブエル兵の身体を貫き、その全身の動きを更に鈍らせた。
    「我が偉大なる主の行いに、唯一つの間違いは無い。間違いがあるとするならば、我が主の邪魔をする貴様らの方に違いない」
     ブエル兵はそう言って爪を振り上げ、夜宵に向けて振り下ろす。
    「当てられる気がしない」
     その鈍重な攻撃を迷宵は容易く避け、ブエル兵を蹴り飛ばして一旦距離を取る。
    「随分と身勝手な理屈……だけど、何にしてもこれで終わり。さようなら」
     夜宵は七つに分裂したリングスラッシャーを。ブエル兵に向けて投擲する。
     そして放たれた無数の斬撃はブエル兵の全身をバラバラに解体し、そのまま消滅させていった。
    「最早残るは我1人のみ。だが我は最も知識を吸収した個体。灼滅者に負ける筈が無い。そんな道理が通って言い筈が無い」
     矢継ぎ早にそうまくし立てるつよいブエル兵には、余裕が僅かに無くなっている様に見えた。


    「邪魔をするな、灼滅者。貴様らにはその様な権利は無い」
     ブエル兵は超高速で灼滅者達に突撃し、強力な一撃を放つ。
    「……っと、今のは中々きつかったわね。やられっぱなしって訳にはいかないわ」
     フィオレンツィアはその攻撃を耐えきると、片腕に寄生体を迸らせていく。
    「これが避けれるかしら?」
     そしてフィオレンツィアは生成した蒼き強酸をブエル兵に撃ちだすと、その全身を腐食させた。
    「あなた達が知識を溜めこんで何をしようとしているのかは分からないけれど……不気味ね。こういう掴みどころのない相手が一番やり難い相手なのかも」
     フィオレンツィアはそう呟きながら片腕を異形化させると、ブエル兵に突撃する。
    「搦め手は得意じゃないけど……仲間と一緒なら、あなたにだって勝つ事が出来るわ」
     そして放たれた鬼の拳が、ブエル兵の腕を激しく打ち付け、ブエル兵の数本の腕をへし折った。
    「攻め時ですね……一気に畳み掛けます」
     続けてちゆが放ったダイダロスベルトが、ブエル兵の身体を貫いた。
    「このまま押し切って……一気に灼滅しよう」
     更に夜宵が炎の跳び蹴りを放つと、床に叩きつけられたブエル兵の身体が大きくひしゃげた。
    「ククク……よもやここまで押されるとは。予想外としか言い様がない」
     ブエル兵が君の悪い笑い声をあげると、ひしゃげた身体のパーツがめきめきと音を立てながら修復されていく。
    「うへえ、本当ブエル兵ってのは見た目気色悪いよな。ブエルさんの趣味疑う……なぁライドウさんよ?」
     圭一がライドキャリバーの『ライドウ』にそう投げかけると、ライドウのランプが緑色に点灯した。
    「だよな? ま、それにここぶっ壊されて泣くエンジニアも居るだろうし? 自宅サーバールーム持ちとして、サーバーは無傷のまま終わらせたい所だぜ」
     圭一はそう言うとロケットハンマーを構え、ブエル兵の懐まで接近する。
    「生憎こちらの商品(知識)は持ち出しも食い逃げも禁止となっております故、ご了承ください」
     そして圭一はハンマーを勢いよく振り上げると、ブエル兵の身体を打ち上げた。
     次の瞬間、そこに突っ込んできたライドウがブエル兵の身体を撥ね飛ばし、壁に叩き付けた。
    「ナイスアシスト。このまま決めてやる」
     そう呟いた圭一は巨大な砲台と変えた己の腕を突き出し、そこから放った死の光線はブエル兵の肉体を蝕んだ。
    「きっとあと少し……まだ、まだ耐えきってみせる、です……!」
     噤は続いてブエル兵に飛び掛かると、鋭く尖った跳び蹴りを顔面に叩きこんだ。
    「おのれ……何故そこまで我等の邪魔をする、灼滅者……全く理解が出来ぬ……!!」
     ブエル兵は僅かな怒気を込めた声で呻くと、黒く濁った無数の炎の弾丸を、圭一に向けて撃ち放つ。
     しかしその直後、圭一の目の前に跳びだした霧夜が弾丸を受け止め、全身を業火に焼かれる。
    「………………まだ、倒れはしない」
     その強烈な攻撃に一瞬霧夜は意識を失いかけるが、そのまま何とか持ち直し、霧夜は動じることなく反撃を仕掛ける。
     霧夜が放ったダイダロスベルトは正確に弧を描き、ブエル兵の身体に突き刺さると共に自らの攻撃精度を高めた。
    「貴様の肉体は最早限界に限りなく近い。それなのに何故貴様は戦い続ける」
    「仕事だからだ」
     瀕死の霧夜を狙いブエル兵は突撃するが、霧夜はこれを寸での所で回避する。
     そして縛霊手に爆炎を纏わせると、霧夜はブエル兵に狙いを定める。
    「喰らえ」
     霧夜が振り下ろした爪はブエル兵の身体に深々と突き刺さり、同時に放たれた爆炎がブエル兵の全身を焼け焦がした。
    「随分と無茶をしますわね。すぐに回復しますわ」
     ルナがダイダロスベルトを霧夜に伸ばし、傷を癒すと共に防護能力を高めた。
    「我が任務はこの地の知識を収集し、その全てをブエル様に捧げる事……その任務が潰える等、ありえない。ありえない」
     直しきれない傷を全身に負ってしまったブエル兵は、それでも尚主の為に戦い続ける。
     放たれた無数の氷の棘が、灼滅者達に襲いかかる。
     だが、この戦いで蓄積されたバッドステータスの影響は大きく、その狙いは明らかにブレている。
    「……もう、終わりの様ですね。最後に引きこもりの主の居場所を聞きたい所ですが、当然答える気はありませんよね」
     その詩音の問いに、ブエル兵は無言で返す。
     無論だという意味だろう。
     それを理解した詩音は足元の影を刃へと変え、ブエル兵の身体を斬り刻む。
    「グ……我が任務は未だ達成されておらず。このまま我が死ねば任務は永遠に達成されない……」
    「……恨むのなら、最後の詰めを誤った己と、無能な主を恨む事です」
     詩音はそう言うとブエル兵に攻撃の狙いを定める。
     直後、ブエル兵が灼滅者達に向け魔術を詠唱しようと試みるが、それよりも早く灼滅者達が一斉に攻撃を仕掛けた。
     夜宵が放った衝撃波がブエル兵の身体を打ち上げ、
     圭一が振り下ろしたハンマーが地面に叩き下ろす。
     霧夜が放った魔術が全身を凍りつかせ、
     ちゆが放った鬼の拳が凍った身体の一部を砕く。
     フィオレンツィアが叩き付けた杖が爆発を引き起こし、
     噤が吹き飛んだブエル兵に回し蹴りを叩きこむ。
     ルナが放った魔法の矢が身体を床に縫い止め、
     詩音がブエル兵の真正面に立ち、大きく息を吸う。
    「暗躍せし知識蒐集者の尖兵 されど使命を果たせる事は無く 暗闇の中、其の命を散らす――」
     詩音が紡いだ神秘的な歌声は、ブエル兵の脳に直接語りかけ、その精神を蝕んだ。
    「我はブエル様の僕。僕は主の命に従い生きるのが定め。しかし我は主の命に従うことが出来ず死ぬ。ならば我は――」
     フラフラと身体を揺らしながら続けていたブエル兵の身体が、不意に途絶える。
     次の瞬間、ブエル兵の身体は一瞬にしてボロボロと灰の様に崩れ去り、そして跡形もなく消滅していった。
     灼滅者達は、多くの知識を蓄え、強化されたブエル兵達を灼滅する事に成功したのだ。

     戦いが終わった灼滅者達は、戦場に起これていたサーバーを軽く確認した。
     激しい闘いではあったが、灼滅者達もサーバーに危害が及ばない様戦っていた事や、またブエル兵達も知識が残っているサーバーを破壊しないようにしていたため、特に目立った被害は出ていない様だった。
     戦闘の最中には意識していなかった部屋の蒸し暑さに後押しされ、一同はすぐにサーバールームを後にした。
     中々に強力な敵ではあったが、灼滅者達は作戦に成功した。
     知識を取り戻したブエルが今度は何をしでかそうとしているのか。
     それは未だ分からないが、今後の情勢変化や調査によっては、明らかになっていく事だろう。
     そして灼滅者達は次なる戦いに備え、学園に帰還するのだった。

    作者:のらむ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年6月18日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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