「さあ、淡香(うすこう)先生の回診の時間ですよ」
それは、入院病棟ではごく普通の言葉のはずだ。
けれどここでは、全く意味が違ってくる。
「おや、貴女は足を骨折した息子さんの付き添いのお母様ですね。長い間ご苦労様です。あはは。ところで、母親が突然死んだら、さぞ息子さんは悲しむでしょうね?」
淡香医師がさも楽しげに宣言し、容赦なく母親へ手を伸ばす。
ここは松戸市にある外科病院。外科専門病院の中では規模も大きく、多くの患者が訪れる場所だ。
最近、外来の受付を休止した事。受診した多くの患者が行方不明になった事はあまり知られていない。
そして病院内では淡香医師の他にスタッフの姿は見当たらず、患者と付き添いの家族達は、悲痛な表情で肩を寄せ合っていた。
●依頼
「松戸市で密室が発見されたんだよ」
千歳緑・太郎(中学生エクスブレイン・dn0146)がくまのぬいぐるみを抱きしめ語り始めた。
この事件は密室であるため本来予知には引っかからないものだ。それが、エリアル・リッグデルム(フラグメント・d11655)の調査により判明したと言う。
「外科病院が密室になっているんだよ。その中で一般人は待合室に閉じ込められ、淡香と名乗る六六六人衆の餌食になっているようなんだ」
淡香は毎日、午前と午後の回診時に一人ずつ密室内の一般人を殺している。他の医師や看護師は既に殺されており、勤務室には複数の遺体が転がっている模様だ。
「せめてまだ生きて囚われている人だけでも助けて欲しいんだ」
ただし、と。
太郎は険しい表情で続けた。
「松戸の周辺では、灼滅者の襲撃を予想したハレルヤ・シオンが警戒態勢を敷いているんだよ。彼女は灼滅者の行動を予測して松戸市の警戒を行っているから、まずは彼女の配下に見つからないように行動する必要があるんだ」
ハレルヤが灼滅者から密室を守る事でMAD六六六での地位が向上し、彼女の目的に近づく事ができるのだろう。
「それじゃあ、詳しく状況を説明するね」
太郎はそう言い、現場の地図を広げた。
病院の入り口は2つ。正面玄関と裏口だ。窓は嵌め殺しになっており、侵入は難しい。
淡香は裏口付近の勤務室で待機している。一般人は正面玄関横の待合室に閉じ込められており、その日誰が殺されるかは分からない。
どこから侵入しても、その時点で相手に異変を察知される。
「正面玄関からの進入は、淡香が様子を見にやってくるまでほんの僅かだけど時間があり、待ち伏せできるんだ。最初の一撃を確実に入れる事が出来ると思う。けれど、戦闘が始まればすぐ近くの一般人を盾にするだろうね。その場合は、残念だけど一般人の犠牲を覚悟しなければいけないよ。守りながら戦って勝てる相手じゃないし、避難に人員を割く余裕は無いと思う。裏口から入るとすぐに敵との戦闘になるんだ。皆が負けない限り一般人は助かるけど、淡香は最初から全力で襲い掛かってくるよ」
どちらの作戦を取るかは、全員で話し合って決めて欲しいとの事。
ただし、分かれて侵入し戦力を分散してしまうと、戦況を持ちこたえる事ができずに危険な状況に追いやられるだろう。
戦いになれば、淡香は殺人鬼相当のサイキックと影業を使った攻撃を仕掛けてくる。
「それから、松戸市を警戒しているハレルヤの配下は、物資搬入トラックを運転して病院近くを回っているよ。まずはこの警戒網から逃れるための作戦が必要になるんだ」
もし、それに失敗した場合、ハレルヤ配下の六六六人衆に発見され、戦闘になってしまう。この場合は、素早くその場を切り抜けて撤退の必要がある。そうしなければ、灼滅者の侵入を察知したハレルヤにより、新たな六六六人衆が増援にあらわれ、撤退できなくなる。
「松戸の密室事件を解決する事が第一の目的だよ。けれど、もし敵に発見された場合には、警戒にあたっていた六六六人衆の灼滅と撤退を目的として行動して欲しいんだ」
密室事件を解決する事ができれば、ハレルヤのMAD六六六での評価が下がり、できなければ、ハレルヤのMAD六六六の評価が上がるだろう。
評価がある程度以上に上がれば、彼女は自分の目的を果たすため動き出す。逆に、評価が下がれば挽回するために何らかの策を打ってくるはずだ。
「どちらにしても、良く話し合って、みんなどうか無事に帰ってきてね」
そう締めくくり、太郎は説明を終えた。
参加者 | |
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田所・一平(赤鬼・d00748) |
橘・蒼朱(アンバランス・d02079) |
鳴神・千代(ブルースピネル・d05646) |
華槻・灯倭(月灯りの雪華・d06983) |
エリアル・リッグデルム(フラグメント・d11655) |
狂舞・刑(暗き十二を背負うモノ・d18053) |
四刻・悠花(高校生ダンピール・d24781) |
有城・雄哉(高校生ストリートファイター・d31751) |
●警戒をかいくぐり
スマートフォンの地図を確認し、華槻・灯倭(月灯りの雪華・d06983)は小さな脇道に入っていった。肩にかけた大きめのボストンバッグを、できるだけ揺れないようにゆっくりと持ち上げる。
辺りにトラックが無い事を確認し、小声で声をかけた。
「皆大丈夫? 暑くない?」
バッグの中には猫の姿をした橘・蒼朱(アンバランス・d02079)、兎に変身した狂舞・刑(暗き十二を背負うモノ・d18053)、蛇に変身した有城・雄哉(高校生ストリートファイター・d31751)が潜んでいる。タオルで巻いた保冷剤を入れているとはいえ、鞄の中はやっぱり少し狭く暑そうだった。
「小動物ってぶっちゃけすっげー苦手なのよね……いや、依頼のためなら幾らでもがまんするけどさ」
隣で次の植え込みの位置を確認していた田所・一平(赤鬼・d00748)が、抱えていた大きなスポーツバッグをチラリと覗き込んだ。
一平の持つ鞄の中には、猫に変身した鳴神・千代(ブルースピネル・d05646)と四刻・悠花(高校生ダンピール・d24781)、蛇に変身したエリアル・リッグデルム(フラグメント・d11655)が潜んでいる。
基本的に皆大人しくじっとしてくれているのだが、それでも時折バッグから見える毛玉を見てしまうと全身に鳥肌が立つようだ。
しかし、敵の目をかいくぐり病院へ到達するためには、仕方の無い事。
一平はぶつくさ言いながら、それでも鞄が肩から落ちないよう持ち手を握り締めた。
「えっと、次は少し大きな道だわ。信号を渡らないと……」
話の途中で灯倭が立ち止まり耳を済ませる。
トラックが近づいてくる音が聞こえたのだ。
「こっちよ」
すぐに一平が違う道を指差し、不自然にならない程度でそちらへ向かう。
仲間と相談して、めぼしいルートを考えてきた。だが病院へ近づくためには、やはりいくつか大きな道路を越えなければならない。そんな時にはできるだけ目立たないよう心がけ、もしトラックが近づいてきたと思ったらルートを変更したり、物陰に身を潜めてやり過ごしたりするのだ。
幸い、今のところ巡回している敵には見つかっていない。
鞄に身を潜めている仲間達も、いざとなればすぐに飛び出す心積もりだ。
「ちょっと遠回りになっちゃうけど、迂回して進もうか」
「そうね」
灯倭の言葉に頷いた一平が、ぶるりと身震いした。鞄の中で誰かが動いたのが伝わってきたのだ。我慢我慢と口を尖らせながら中を見る。
鞄の中には、丸い毛玉……いや、味方の猫が2匹と蛇と、身を寄せ合って納まっていた。
今日はとてもいい天気だし、鞄の中はさぞや暑いことだろう。
「あ、暑いでしょ。ドライアイスいる?」
「いやいや、ドライアイスはまずいんじゃないかな?」
灯倭が笑いながら首を振る。
とにかく自分達を信じて鞄に納まってくれている仲間のためにも、無事病院に辿り着かなければ。
2人は再び周囲の様子を警戒しながら、細い道を進んでいった。
●突入する
病院の裏口付近へ付いたのは、松戸市に入ってからかなりの時間が経っての事だった。
もう一度慎重に辺りを確認し、仲間達が次々に変身を解く。
「運んでいただいてありがとうございました」
悠花が一平に向かいぺこりと頭を下げた。
「いいのよいいのよ。無事着いてよかったわね」
ちょっと物凄く我慢したけどねと、一平はひらひらと手を振る。
「それにしても、いやはや、また密室ねー」
蒼朱が眠そうな目で病院の裏口を眺めた。
「頼むから関係ない人を巻き込むのはよしてくれないかな……」
「せめて、生きている一般人は全員助け出さなきゃ……必ず、淡香を倒して成功させよう」
灯倭がしっかりと頷き返す。本当はハレルヤの事も少し気になっているのだが、今は目の前の敵に集中しなければならない。
「人の病気や怪我を治療する病院で死者が出てるなんて……」
今もまだ、生きている一般人が病院内に囚われているはずだ。千代は沈痛な面持ちでじっと病院を見つめた。とにかく、この密室事件を解決しなければと思う。
雄哉は、感情を抑え込み無表情で仲間の側に立った。
しかしその胸中は穏やかでは無い。ハレルヤ・シオンがMAD六六六に取り入って以降、怒りを抑えきれていないのだから。
けれど。
「……今は、目の前の密室事件を解決するのが先だ」
「じゃあ、そろそろいいっすかね?」
刑が影で編んだ鎖を左腕に巻きつけながら皆を見た。
エリアルは頷き、武器を取る。今回の事、オルフェウスの思惑通りのようで気に入らない。しかし、皆と同じように、敵を灼滅し密室事件を解決することこそ最優先事項だと思う。
「ほんと灼滅者って紙一重だよね」
言いながら、病院の裏口にあるドアを押し開けた。
「これより宴を……開始するッ!」
次に刑が病院内へ飛び込んでいく。
仲間達も次々とそのあとに続いた。
「暗いですね」
院内へ突入した悠花は、天井を見上げ誰にともなく呟いた。大きな病院と言えば、明るく広く開放的なイメージだが、裏口から入った廊下は暗く陰湿な感じがした。
「ようこそ、当医院へ。ご来院まことにありがとうございます。ところがこちらは裏口で、ここにはこの私淡香先生しか居ませんがね」
見ると、すぐ近くの個室の扉の入り口で、白衣を着た男が腕を組んで壁に寄りかかっていた。
灼滅者達は表情を引き締め戦闘体勢を取る。
「その様子。私と戦いに来た、と?」
淡香が腕を解き、にこやかな表情で一歩前へ出た。その手には、数本のメスが握られている。白衣を着た医師の姿として、しかしこの場面でこれほど不自然な事は無かった。
●淡香先生の殺人診療
「初めまして、淡香先生。趣味と実益兼ねてるって感じ?」
魔力を宿した霧を展開させながら、エリアルが廊下の先へ視線を延ばす。
「趣味? そうですね。何と言っても人を斬り刻むのはとても好きですし、それが密室での出来事だなんて心が躍るじゃあありませんか」
淡香が両手のメスを見せ付けるように持ち上げた。
「不当な病院は潰さないとね」
「いえいえ。ご心配なく。当医院の経営は安定しておりますゆえ、私が興味を失わない限り潰れません」
互いに距離を測りながら地面を蹴る。
他には誰も居ない薄暗い廊下で、六六六人衆・淡香と灼滅者の戦いが始まった。
「それ医師アピールのつもりかよ、笑わせるな」
雷の闘気を宿した拳を握り締め、一平が敵との距離を詰める。
「私はお医者さんですから」
メスを構えた淡香が後ろに跳んだ。
だが逃がさない。更に一つ足に力を込め、相手の懐に飛び込む。一瞬身を屈めた一平が、両足に力を込めアッパーカットを繰り出した。
空中で敵の舌打ちが聞こえる。
吹き飛んだ淡香の身体が、壁に激突した。
そこへ千代が走っていく。
「病院の先生だったんじゃないの? なのに人を殺しちゃうの? なんで?」
趣味? 人を斬り刻むのが? それが、医者のすることなのか。理解できない。千代にはとうてい理解できない事だった。
「いやいやいや。せっかく医者なのだから、殺したほうがお得でしょう?」
「っそんな事!!」
ようやく身を起こした淡香が肩を揺らして笑う。
千代は巨大異形化させた片腕を振り上げ、思い切り相手に叩き付けた。
その後ろから霊犬の千代菊が斬魔刀で追撃をかける。
「千代ちゃん、横に飛んでっ」
「うんっ」
聞こえた声と同時に千代と千代菊が横へ飛び退いた。
代わりに灯倭がエアシューズを滑らせ間合いに入ってくる。あっと敵が声を上げたが、お構い無しに炎を纏った蹴りを放った。
再び吹き飛ぶ淡香の身体を刑が追う。
「よぉ先生。実に唐突だが一言言わせてくれ」
敵の体勢が整うのを待たず、サイドから斬撃を放った。
「……死ね」
刑は冷淡に宣告し、更に数回斬りつける。
「続けて行きます」
畳み掛けるように悠花が武器に宿した炎を叩き付けた。
「……、この私に死ねとは! 言ってくれましたね」
痛みに顔を歪め、淡香がよろめく。
その身体には炎が纏わり付き、白衣には血が滲んでいた。
だが悠花は見た。
淡香はそんな状態でも、嬉しそうに嫌な笑顔を浮かべたのだ。
「こんな戦い方をする、キミ達だって好きなんでしょう? 斬るのがッ、壊すのがッ」
「……っ」
雄哉が奥歯を噛んだ音はおそらく誰にも聞こえていない。しかし、雄哉は今日、怒りを抑えきれない。いかにもな挑発だが、思わずウロボロスブレイドを握る手に普段よりも強い力を込めた。
「いや、今はできる事をする。それだけだ」
戦う姿となった今の雄哉の髪と瞳は青い。筋肉質に変わった身体からブレイドサイクロンを放つと、淡香の身体を斬り裂いた感触が手に伝わってきた。
「さて、面倒な密室とやらを作ってくれた、淡香さん。是非とも今の心情を聞かせてほしいね」
蒼朱のビハインド『ノウン』が霊撃で淡香を攻撃する。
「関係ない人を巻き込んだ罪はデカイってこと教えてあげるね」
対して、蒼朱は交通標識を黄色標識にチェンジさせ、前衛の仲間に耐性を与えた。
「心情。そうですねえ。キミ達はスパイス。楽しい密室殺人に、彩をくわえるためのちょっとした遊び。いや、我ながら良い表現だ」
今まで防戦一方だった淡香が突如おどろおどろしい殺気を立ち上らせる。
「さあ、淡香先生の殺人診療を始めようか」
殺気はすぐさま後衛の仲間達へ襲い掛かってきた。
灯倭や悠花が庇いに入る。
さすがダークネス。その殺気は本物で、当てられた仲間は少なくないダメージを負った。
灯倭の霊犬『一惺』が指示を受け回復に走る。
ダークネスと灼滅者、互いに傷を負いながら戦いは続いた。
●淡香先生の終演
淡香は意外に素早く、命中率の低い攻撃は簡単に回避された。だが、灼滅者達も敵から受ける不利なエフェクトの対策をしており、十分対等に渡り合えている。いや、回復の手がない敵が、じりじりと体力をすり減らしている状況から、灼滅者が押していると言っても良いだろう。
「エリアルくん、さがって」
灯倭が淡香の影からエリアルを庇った。
「華槻さん」
エリアルは傷ついた灯倭に駆け寄りその状態を目の当たりにする。仲間が手厚く回復させているけれど、どうしても癒せない傷が積み重なって来ている。
「大丈夫だよ」
灯倭は一惺を呼び、回復の指示を出した。
「私も手伝います。すぐに回復させましょう」
悠花も駆け寄り、癒しの力に転換したオーラで傷を癒す。さらに千代菊も回復に加わった。
「容赦がないね……こんな茶番、早く終わらせよう」
エリアルは立ち上がった。
ずっと攻撃に専念してきたけれど、今までとは違う不機嫌さがにじみ出ている一言だ。
日本刀『北辰極天刀』を上段に構え、一気に間合いを詰める。一つ呼吸を置き、見据えた敵に重い一撃を振り下ろした。
「ぐっ」
淡香がたたらを踏む。
「エリアル君、私も行くよ!」
畳み掛けるように、千代がエアシューズを用いた飛び蹴りを炸裂させた。
敵は吹き飛び、壁に激しく打ち付けられる。
「まぁ、偉そうなこと言ってるけど俺回復係なんだよね。残念」
その間に、蒼朱がイエローサインでまとめて後衛の仲間を回復させた。敵の攻撃範囲は広く、ディフェンダーが庇っているとは言え、後衛の仲間も傷ついている。
「俺達のすんばらしいコンビネーション、お披露目できないのは残念かな」
言いながら蒼朱はノウンに攻撃の指示を出した。
ノウンの霊障波に続き、雄哉が鋼鉄拳を繰り出す。
「ち、ぃ……、……ぁ」
超硬度の拳の一撃を受けた淡香は、苦しげに呻き声を上げた。
「あと一息だろうね」
敵と再び距離を取り、雄哉が確認するように呟く。
「最後の一押しだよね。行こう」
回復を受けていた灯倭が炎を纏い淡香を蹴り上げた。
「情け容赦等せん。ああ詫びなくても良いぞ。ただ殺したいから殺す、それだけだ」
刑は無表情のまま、刃に変えた影で敵を斬り裂いて行く。
「ただ殺したいから殺す。何と素敵な言葉でしょうか。素晴らしい、私は……」
傷を負いボロボロになりながら、淡香が両手を広げた。
瞬間、敵の胸を一平の槍が貫く。
「じゃあな、クソ野郎。地獄で先にまってろや」
「ふふ……」
淡香の手からメスが滑り落ちた。
敵は薄ら笑いを浮かべながら、灼滅者達を見る。
それも一瞬で、敵の身体はすぐに崩れ落ちた。
「まあ、こんなものかな」
蒼朱が敵の消えた場所を見て呟く。
「そっすね。それじゃあ……」
増援の気配は無い。それを確認し、刑が皆を見た。
囚われている一般人を開放に走る千代やエリアル。念のためにと傷を癒すため心霊手術を行う悠花。
それらを手早く行い、灼滅者達は無事学園に帰還した。
作者:陵かなめ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年7月22日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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