娘を返して……!

    作者:なちゅい

    ●その言葉は届かない
     長野県軽井沢の別荘地。そのうちの一部がブレイズゲートとなってしまった。
     その中心となる洋館は、かつて高位のヴァンパイアの所有物だったが、そのヴァンパイアはサイキックアブソーバーの影響で封印され、配下のヴァンパイアも封印されるか消滅するかで全滅してしまった。
     しかし、この地が、ブレイズゲート化した事で、消滅した筈のヴァンパイア達が、過去から蘇ってしまい、再びかつての優雅な暮らしを行うようになったのである。
     そして、また一般人が、ヴァンパイアの新たな餌食に――。

     そこは、とある別荘。
     そのリビングで、1人の中年男性が泣きながら言葉を発する。
    「お、お願いだ……」
     彼は血塗れの状態で床に伏していた。弱々しい声で何かを懇願していたのだ。
     それを、見下ろしている2つの人影。
     1人は悠然と座椅子に腰かけ、膝を組みつつ肘当てに肘を置く男。口元から生えた2本の牙と病的なまでに白い肌が、この男が人間でないことを証明している。
    「はて、虫が鳴いているようだが」
     害虫を見るような目で中年男性を見下ろした彼は、そばにいる女性へと声を掛けた。
    「……いえ、メフィス様、私には何も聞こえません」
    「…………さ、沙織」
     素知らぬ顔をする女性、星井・沙織は、床に伏せている星井・克則の実の娘である。
     しかし、沙織は座椅子に座る男……メフィスに魅入られ、心酔してしまっている。メフィスは大層沙織を気に入り、彼女に改造を施してしまったのだ。
     変わり果てた娘の姿が見るに耐えなくて。愛する娘が自分を認識してくれないのがあまりに辛くて。娘につけられた全身の傷の痛み以上に、克則は締め付けられそうになる心に痛みを感じて涙する。
    「た、頼む、娘を返して……」
     しかし、そんな父親の右手を、強化一般人となり果てた娘は眉一つ動かさずにモップの柄の尖端で突き刺してみせた。
    「申し訳ございません。害虫を駆除し損ねてしまったようです。速やかに掃除致します」
     沙織はモップを振り上げる。彼女にとって、そのモップは掃除用具であるのと同時に、己の武器としての用も成している。沙織はそれで、己の父の命を奪おうとしていた。
     そこでリビングに駆けつけてきたのは、武蔵坂学園の生徒達。灼滅者とも呼ばれる彼らは、ブレイズゲートの発生を感じてこの場へと駆けつけてきたのだ。
     彼らはリビングの状況を素早く確認し、それぞれが自身の役割を果たすべく動き始める。
    「また、害虫が紛れ込んだようだな」
    「はい」
     灼滅者達の姿を目にしたメフィスがゆっくりと立ち上がる。
    「さすがに、これだけの虫にたかられると、目障りだな」
     広げた両手の指を動かして関節を鳴らすメフィスは、虚空から蛇のようにくねる剣を取り出す。
     対して、相手がヴァンパイアであることを知った灼滅者は、その存在を灼滅させるべく、スレイヤーカードの力を解放していくのだった。


    参加者
    高宮・琥太郎(ロジカライズ・d01463)
    ファリス・メイティス(黄昏色の十字架・d07880)
    エルシャ・プルート(スケッチブックと百面相・d11544)
    小早川・里桜(花紅龍禄・d17247)
    音森・静瑠(翠音・d23807)
    レイヴン・リー(寸打・d26564)
    リーナ・ラシュフォード(サイネリア・d28126)
    水無瀬・涼太(狂奔・d31160)

    ■リプレイ

    ●親子を弄ぶ外道
     音を立てて別荘へと突入する灼滅者。
     クラブ「黒鉄の騎士団」のメンバー達はブレイズゲートの出現を察して、ここへと駆けつけてきたのだ。
     そこで彼らが見たもの。それは、実娘に虐げられている父親の姿、そして、それをただ座して見下ろす吸血鬼の姿だった。
     メンバー達は即座にリビングへと乗り込み、その3者の間へと割り込んでいく。
     部長、ファリス・メイティス(黄昏色の十字架・d07880)が父親と敵の間に立ちはだかるのを始めとして、灼滅者達は間に入って壁を成す。
    「む……」
     座椅子に腰かけたままのヴァンパイア、メフィスはぴくりと眉を動かした。
     血を流して倒れる父親。そして、その父親の血でまみれたモップを持つ娘。そんな状況を何とも思わずに眺める吸血鬼……。
     そのヴァンパイアを水無瀬・涼太(狂奔・d31160)は冷めた目で見て、溜息をついている。
    (「なんかヴァンパイアって、こういう意地の悪い性格の人が多いよね。なんでだろう?」)
     リーナ・ラシュフォード(サイネリア・d28126)はちらりとこの親子を再び見つめる。この場に立ち会った以上、父娘を助けられるように頑張りたいと考えていた。
    「頼む、娘を、沙織を……」
     倒れる父親の呻きをにした、小早川・里桜(花紅龍禄・d17247)。その父親の姿は、過去の苦い思い出をフィードバックさせる。
    「……いい加減にしろ。この親子の絆をぶち壊して、楽しいか?」
     男装の麗人と言った雰囲気の里桜は、怒りでその拳を震わせる。
    「……我が居城で何をしようが、私の勝手だ」
     メフィスは強化一般人と化した沙織へ目配せしようとするが、その前にはエルシャ・プルート(スケッチブックと百面相・d11544)が割り込んでいた。
    『お父さんと娘をこんな風に弄ぶなんてひどい! 絶対許さないよっ!』
     エルシャはスケッチブックにさらさらと文字を書き、それをメフィスへと見せつける。ギロリと睨む視線を感じた彼女は、レイヴン・リー(寸打・d26564)の背中へと隠れてしまう。
    「ヴァンパイアってのは、気に食わない性根してるやつが多いな」
     先ほどまでリビングで繰り広げられていたやり取りが、この種族にとって、どんなに高尚なる楽しみだったとしても。
    「そんなんなら、俺は一生分かりたくねー」
     レイヴンは自身の素直な気持ちをメフィスへと吐露した。
     仲間達が敵の気を引き付けている間、リーナと涼太が倒れる父親に近づく。
    「お願いだ、沙織を……」
     父親、克則から流れる涙。本心から娘の身を案じてのことだろう。
    「安心しろ……殺さねェよ。だから今はてめェのことを考えろ」
     元に戻ってもてめェが死んでたら、娘がどう思うかくらい想像つくだろ。涼太がそこまで呼びかけると、リーナが魂鎮めの風を巻き起こし、克則を眠りへとつかせた。
    「これで少しは楽になったかな……」
     少しだけ傷の言えた克則の体を涼太が彼の体を担ぎ上げ、この場からの避難を試みる。
     その様子をメフィスはただ見ているだけ。冷めた目で見つめる敵を見て、ファリスは呟く。
    「この戦い……琥太郎の攻撃の命中率に不安が……主にラック的な意味で」
    「えっ!?」
     驚く、高宮・琥太郎(ロジカライズ・d01463)。同意を見せる皆の姿に、彼は思わず唖然としてしまう。
    「冗談は半分にしておいてと。メフィスっていったかな? そのやり方はちょっと気に食わないよ」
    「己が享楽に浸り、好き放題振る舞う様は見ていて気持ちの良いものではありませんね」
     今度はファリスが敵を見据えて告げると、音森・静瑠(翠音・d23807)も嫌悪感を露わにする。
    「必ずここで討ち、沙織さんもお父様も必ず救い出してみせましょう」
     メンバー達は涼太が部屋から出ようとするのを見計らい、声がけを行いつつリビングから外へと出る為の経路を封鎖していく。なんとも見事な状況判断だ。
     沙織は灼滅者の乱入という、予想外の出来事に対して動けずにいたが、主から命じられた害虫の駆除を思い出して動き出そうとした。
    『追いかけちゃダメ。お父さんに万が一のことがあったら、沙織さん後で絶対後悔するよ?』
     スケッチブックにエルシャが書いた文字を見て、沙織の体が硬直する。
     レイヴンは、メフィスへと牽制を行う。
    「おっと、ちょこまか動き回られると困るんでな。ちょっと大人しくしててもらうぜ?」
    「貴方の好き放題には……させません……!」
     静瑠もまたメフィスへと武器を突き付ける。メンバー達はすでにスレイヤーカードの力を解放し、臨戦状態にあった。
    「琥太郎さんの勇姿に皆で注目しなきゃ! ちこも見届けるんだよ!」
    「え、俺!?」
     笑いが起きる灼滅者勢。メフィスは不快そうな表情で立ち上がる。
    「さすがに、これだけの虫にたかられると、目障りだな」
     そこで、灼滅者達の笑いは止まり、真剣な表情になる。
    「……と冗談はおいておいて、私達のチームワークの良さを見せるには絶好の機会だよね!」
     リーナにいじられ、やや涙目な琥太郎も顔を引き締める。
    「娘に殺されそうになりながらも、元に戻ってくれるコトをただ祈るって、すごいよね。その絆、絶対取り戻してみせる!」
    「黒鉄ふぁいとー!」
     リーナの掛け声に合わせ、一行はヴァンパイア、メフィスへと戦いを挑む。

    ●守るべき者の為に
     父親克則の避難に当たる涼太は、ちらりとリビングを振り返る。
     数多くの依頼をこなしてきた仲間達。涼太とて実戦経験を積んではいるが、仲間達はそれ以上にダークネスとの交戦経験を積んでいる。自身が一番弱いと自覚していた彼は歯噛みしながらも、父親の避難に当たるのだった
     リビングでは、主を守るべく沙織が立ち塞がる。それを見て里桜は再び過去を思い出す。
     それは、自分のせいで父親を死に追いやってしまった、忘れてはならない過去。自分のような過ちをこの娘に、沙織に犯させないように何としても助け出したいと里桜は考えていた。
     その沙織を大切と思っていながらも、メフィスが前に出てくる様子はない。やはり我が身が可愛いのかもしれない。
    (「沙織さんは強化一般人になって日が浅いみたいだけど、何とか元通り父親に会わせてあげたいもんだね」)
     そう考えるのは、ファリスだけではない。皆、ダークネスに操られるだけの少女を助け出したいと考えている。
     ならば、沙織をまずは一度倒す必要があると判断した一行。里桜は攻撃を行うも、繰り出す鬼神の一撃に手加減を加える。操られているだけの少女の命を、この場で潰えさせるわけにはいかない。
     盾となる沙織の姿がけなげに見えたのだろう。牙を突き出すメフィスの口がつり上がる。
    「ふふ、やはり可愛いよ、沙織」
     そう言いながらも、メフィス自身も攻撃に乗り出す。そいつは取り出したウロボロスブレイドを振るい、斬撃で灼滅者を攻めたてる。
     敢えて後ろ側を狙ってきたメフィス。あわや鞭剣を食らうかと思ったリーナは、すぐさま飛び込んできた霊犬りこが庇ってくれたおかげで難を逃れていた。
     沙織も躊躇なく攻撃を行う。手にするモップをさながら槍のように使いこなし、冷気のつららを撃ち放つ。
     それを抑えるのは静瑠だ。後ろに立つ彼女ではあったが、主を守ろうとする沙織をまずは無力化せねばと考える。そこで、静瑠は蛇剣を振り回し、沙織の体を縛り付けようとしたのだ。
     傷つく仲間達には、リーナが回復を行っていた。隙あらば攻撃をと考えるが、さすがに敵は甘くない。彼女は仲間が安心して戦えるようにと霊力を指先に集め、仲間の傷を癒していく。
     一行は戦うだけでなく、敵がこの別荘から出さないようにと立ち回るよう、仲間達と連携を図る。リーナ自身も仲間の攻撃の間に、裏手の出口の前へと経っていたようだ。
    (「……まぁ、このメンツで負ける気なんて、さらさらしないんだけどね」)
     敗北はもちろんのこと、取り逃がすことすら琥太郎の頭にはない。
     このクラブの発足時から籍を置いている琥太郎は、クラブの仲間達に絶対の信頼を置いている。ちょっと弄られすぎている気もするがそれはさておき、彼自身も仲間達の信頼に応えるべく、入口方面に陣取りながら、妖の槍を振るう。本来ならば、ダークネスを狙いたいが、盾となる沙織へと已む無くその切っ先を突き付けていく。
    「……メフィス様には触れさせない」
     偽りの主従関係を築かされた沙織を助け出す為に、エルシャも誤って彼女の命を断ってしまわぬように手加減を加え、意志を持つ帯をまっすぐに伸ばす。
     合わせるように、レイヴンも両手に集めたオーラを撃ち放った。彼ももちろん、仲間の攻撃に合わせて力は加減している。
     盾となり、こちらが手加減を行うとしても。度重なる攻撃で沙織の力は弱まっていく。強化されたとしても一般人。その力はダークネスには及ばないのだ。
     ファリスは沙織の足がもつれたのを逃さない。魔導書を広げた彼は、威力を弱めながらも魔力の交戦を撃ち放つ。
     それを浴びた沙織が意識をついに失ってしまう。ぷつりと糸が切れたような音がした。それはおそらく、彼女がメフィスの支配から逃れ出た音。ファリスの顔に笑みが浮かぶ。
    「おのれ……!」
     それまで余裕を見せていたメフィスが急に怒りを露わにする。蛇剣に赤きオーラを纏わせた彼がファリスを狙い、その体力を奪い去ろうとしたのだ。
     しかし、邪剣を食らったのは、間へと潜り込んできたライドキャリバー、ブラックナイトだ。
     メフィスは灼滅者達の予想以上の力にこれでもかと軋むほどに歯ぎしりするのである。

    ●絆を弄ぶ下衆に鉄槌を……!
     大切にしていた強化一般人を失ったメフィスの怒りはすざましい。
    「よくも私の沙織を……!」
     赤いオーラは彼の怒りも合わさり、真っ赤な逆十字を生み出して灼滅者達を攻めたてる。
    「作り変えねェと、女一人自分の傍にいさせられねェってのも哀れだなァ」
     戻ってきた涼太とそのライドキャリバーが盾となり、逆十字を受け止める。涼太の体は切り裂かれ、大量の血が噴き出した。
     しかしながら、それに耐えた涼太。力を渇望する彼は、自身が持たない力を持つ吸血鬼が誤った力の使い方をしていることに苛立ちを隠せない。
    「んなクズ、生きててもしょうがねェしとっとと失せろや」
     涼太は断罪輪を使い、オーラの法陣を展開していく。それをスナイパーとして立つメンバー達に天魔を宿らせる。
     その援護を受けたメンバー達は一斉にメフィスへと攻撃を仕掛ける。
     嗜好も理解できないようなダークネスを、そして、親子の絆を自身の感情の赴くままに引き裂く外道を、許すわけにはいかない。
     ファリスが両手に集めたオーラをメフィスへと撃ち放ち、メフィスへと浴びせかける。
     間髪入れずに、レイヴンが伸ばした影を刃状にしてメフィスの体を切り裂く。そのサポートにと、隣にいたエルシャも手にするマテリアルロッドで殴りつけ、さらにその箇所を魔力で爆発させた。
     攻撃を受けてギロリと睨み付けてくるメフィスを見て、今度は攻撃させじとレイヴンがその身を呈して彼女を守ろうとした。そんな彼の姿に、エルシャは戦いの最中と分かっていながらも微笑んでしまうのである。
     またも、メフィスは赤き逆十字を放つ。今度は前に立ち入るメンバーの体と、その精神をも引き裂こうとしてしまう。
     それを防いだのは、レイヴンの霊犬王狼と、霊犬ちこだ。2匹はさらに、庇いきれなかったメンバーへ浄霊眼での治癒を行う。
     霊犬ちこを従えたリーナも、引き続き回復に当たっている。メフィスに支配されかけた仲間の正気に戻そうと、彼女は清めの風を巻き起こす。
     さらに攻め入る仲間達の姿に、仲間が攻撃をヒットさせればリーナは喜び、外してしまえば、彼女もまた残念がる。
     それでも、そんな感情表現豊か彼女が嬉しそうな表情ばかりを行うようになっていく。仲間達がメフィスを追い込んでいたからだ。
     思う存分攻撃を叩き込んでいた里桜。ヴァンパイアという種族の見た目もそうだが、醜悪で愚劣な精神に反吐が出てしまいそうになっていた。
    「……存分に苦しんで、苦しんで、苦しんだ上で灼滅されろ、下郎」
    「う、ぐおおおおっ!」
     怒りと憎しみと。その全てを力に変え、里桜は激しく渦巻く刃で敵の体を引き裂いていく。
    「これが……人を弄んだ貴方への罰です」
     さらに、静瑠が跳躍し、流星の如き蹴りを食らわせる。生き血を食らって生きるヴァンパイアが、全身から血を流す。もはやメフィスは己の生命の維持すら困難になってきていた。
    「この私が、負けるはずが……ないのだ!」
     赤く染めた蛇剣で灼滅者の生命力を奪おうとするメフィス。しかし、またも涼太が身を躍らせてそれを食らう。
    「くたばりやがれ」
     彼が思いっきりヴァンパイアへと鋼の拳で殴りかかると、そいつの動きが止まる。
     さらに、琥太郎がオーラを纏わせた両の拳を連打させる。幾度も、幾度も。
     最後に振りかぶったストレートパンチ。それが、完全にメフィスを沈黙させた。
    「だから言ったんだよ」
     倒れ伏した吸血鬼へと琥太郎は告げる。自分達に負ける気などなかったと。

    ●無事に娘が戻って……
     悪しきダークネスは滅びた。
     灼滅者達は意識を失ったままの沙織を気に掛ける。どうやら、メフィスによって強化された力は完全に失われていたようだ。
    「良かった……」
     まだ、意識を取り戻すことはないが、無事だったことに静瑠は安堵していたようだ。
     同時に、消えていくブレイズゲート。これで、この親子も元の関係に戻ることができるだろう。
     その後、静瑠は父、克則に連れられ、病院へと向かうようだ。
    「あ、あの……克則さん、沙織さん」
     里桜は傷つく父娘へと声を掛ける。
    「余計なお世話かもしれないが……二人共、どうか幸せに」
     父親は灼滅者達に深々と頭を下げ、自身の車でその場を後にしていく。
    『めでたし、めでたし』
    「どこに向けてるんだ?」
     そんなコメントを出したエルシャが明後日の方向に出しているのに、レイヴンは思わず首を傾げてしまうのだった。

    作者:なちゅい 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年7月22日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 7
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