肝試しと暗殺者

    作者:叶エイジャ

     その寺の墓地には、こういう噂がある。
    「この場所で肝試しをしていると、目の前に写真の貼られたお墓が見えてくる。不思議に思って近づいてみると、写真には自分が写っている。そして墓に自分の名前と命日が刻まれているのを見た瞬間――」

    「現れた死神に殺される、っていうオチらしいな」
     神崎・ヤマト(高校生エクスブレイン・dn0002)がそう結んだ。
     なぜ日本の墓地に死神なのかはさておき、この噂が都市伝説となってしまったということが問題である。
    「この都市伝説の対処をしてほしい。敵の正体は死神かと思いきや、覆面忍者だ」
     たしかに暗殺者イコール死神っぽいけどな、とヤマト。
    「都市伝説は墓地で訪れたお前たちの人数分、現れるぞ。分割した分、一体一体は弱くなる。戦闘力も、お前たちなら問題はないはずだ」
     その代わり、都市伝説が出現するには肝試しをやる必要がある。
    「脅かしたり脅かされたり……そうやって遊んでいれば、都市伝説の領域に招待されるって寸法だ」
     敵は忍者っぽい集団。手裏剣甲や日本刀を装備している。
    「お前たちが行く日、一般人が肝試しにやって来ている」
     男女四人の学生グループらしい。まずは彼らをどうにかする必要がある。
    「せっかくの怪談日和だ。敵への対処以外の部分は、楽しんで来るといいぜ?」
     ただ、とヤマトは疑問顔。
    「ゾンビやダークネスと戦っていて、それ以上こわいお化けとかっているのか?」


    参加者
    二夕月・海月(くらげ娘・d01805)
    新堂・辰人(夜闇の魔法戦士・d07100)
    霧渡・ラルフ(愛染奇劇・d09884)
    七六名・鞠音(戦闘妖精・d10504)
    檮木・櫂(緋蝶・d10945)
    真咲・りね(花簪・d14861)
    天倉・瑠璃(野菜炒め・d18032)
    蒼羽・シアン(クイーンオブブルー・d23346)

    ■リプレイ


    「いやぁ、ニンジャが心霊現象とは驚きですネ」
     霧渡・ラルフ(愛染奇劇・d09884)はクハハと笑った。帽子を傾け見た月は、ちょうど良い具合に雲がかかっている。
     光と闇が混在する、良い怪談日和だ。
    「やっぱり肝試しをするなら墓場だな」
     二夕月・海月(くらげ娘・d01805)の見据える闇の中には、ぼんやりと墓石が照らされている。直方体と卒塔婆(そとば)の紡ぐ夜の荘厳。この雰囲気、作り物ではなかなかでない。
    「怪談って、ちょっぴりどきどきしますね」
     真咲・りね(花簪・d14861)がくすりと、笑顔を咲かせた。
    「普段から常に怪談に囲まれてる気がしなくもないんですけど」
     時々変な都市伝説さんもいるし、というりねに、新堂・辰人(夜闇の魔法戦士・d07100)が苦笑をもらした。
    「都市伝説がいるってわかると、肝試しって成立しないからね」
     実在しそうだから怖い。本当はいないと思いつつ、でもあるかもしれないという不安を刺激するともいえる。しかし実在して、実際に対処できる立場だとわかっていたら?
     それは山の中で、野犬や熊に襲われる脅威といったものに変わってしまう。
    「そういう意味で、僕らは一つ楽しさが減ってるのかもしれないね」
    「いや、楽しみならある。むしろ増えた」
     天倉・瑠璃(野菜炒め・d18032)が静かな、確信のある口調で言った。
     お化け屋敷や怪談ものは好きな彼女だが、実を言うと怖さはよく分からない。
     怖さとは何か。そんな風に感じる彼女にも、今回は明確な楽しみがあった。
    「こんな墓場にデートするようなリア充高校生。仲を引き裂――おどかせるのは、わたしたちしかいない」
     どうしたんだ天倉さん。
     いや通常運転か。
     瑠璃の無表情は判断しづらい。ただ身体から、どことなく使命感を漂わせていた。
     都市伝説の出現には肝試しが必要――その前に訪れる一般人たちを驚かし追い払うのが、灼滅者たちの方針であった。
    「お化けだか死神だか覆面忍者だか何だっていいわ。肝試し楽しんでくわよっ☆」
     蒼羽・シアン(クイーンオブブルー・d23346)が箒に乗って空へと向かった。上空から驚かす予定だ。
    「お化け役って一度やってみたかったのよね」
     檮木・櫂(緋蝶・d10945)もいそいそと衣装に着替えていく。そこへ七六名・鞠音(戦闘妖精・d10504)がぽつぽつ言葉を紡いだ。
    「肝試し……したことありません」
    「そうなの? じゃあ、おどかしてあげよっか?」
     と言う櫂に、鞠音は小首を傾げる。
    「驚けば、良いのですか? どうやって驚けば……」
    「複雑に考えなくていいんじゃない? 例えば私の格好を見て、どう思う?」
     櫂は長い髪をすべて前に下ろし、服は病的なほど白い丈長のワンピースだった。裾には血をイメージして、赤いシミがある。
     イメージは映画などで流行った、テレビから出てくる幽霊だ。
     鞠音はしばし彼女の全身を見つめた後、言った。
    「綺麗な方だなって思います」
    「謝謝。でもこの姿で言われると複雑ね」
     櫂は苦笑い。おどかすとなると、一般人より仲間の方が難敵のようだ。
    「さて、しっかり驚かせないとな」
     海月は自らに包帯を巻きつつ、熱意のこもった声で言った。
    「敵よりずっと上手にやってやる」


     墓場に懐中電灯の光が瞬く。男子高校生たちだった。「すっげ、雰囲気あるな」などと言い、奥へと移動していく。シアンが笑みを浮かべ、空からその後を追った。
     しばらくして、入り口に再び光が瞬く。女子の二人組だ。
    「わあ、出そう~。こわーい」
    「暗いよねー。ねー、もしどさくさに紛れて、えっちなことされたらどうする?」
    「えー、どうしよっかなー?」
     全員死刑。瑠璃がそう判決した。懐中電灯が彼女の顔を照らす。
    「あ、猫ちゃんだ。目が光ってるー」
    「あれ、誰か泣いてる?」
     猫変身した瑠璃から光がさまよう。光円は、やがて地面にうずくまって泣く女の子を捉えた。
     りねだった。りねは振り向きざまに鬼神変を発動――という過激な選択肢を却下(卒倒しかねない)し、泣いてるふりをして二人を見上げた。
    「マリネお姉ちゃん?」
     打ち合わせでは、りねと鞠音は姉妹。一緒に来たがはぐれてしまい、怖くなって泣いたことになっている。
    「うそ、迷子?」
    「ガチヤバくない?」
     りねの涙に、そんな設定はすんなり信じてもらえた。
     ターゲットとの同行に成功し、両手をつないでもらって嬉しそうな仕掛け人・りね。笑顔はその実、これから起こる惨劇への抑えきれぬ期待である。
     りねったら、恐ろしい子……!
    「あ、猫さんが!」
     りねの言葉に、女子たちは歩く猫を注視した。
     ――そろそろか。
     墓石の間を抜け、瑠璃は変身を解いて現れる。
     呆然とする女子たち。猫が突如、白い肌の少女になれば当然の反応だ。
     動けぬターゲットに、更に瑠璃が影を纏った。宙を揺らめく、長い猫の尻尾が二本。額には第三の目をリアルに作り上げる。
    「滅びろ……リア充」
     本音ダダ漏れな怨嗟の声。それに悲鳴が重なった。逃げる二人を、りねが巧みに歩幅を調整し、誘導する。背後を気にして逃げていた女子たちは息を荒くし……そこで前を見て呼吸を止めた。
     誰かが、倒れている。
     それが普通の人間に見えたのなら、まだ良かっただろう。
     身体に巻かれた包帯――それが赤くにじんでおり、地面にもシミを作っていた。懐中電灯の光の中、ゆらりと立ち上がったその人物の前面は血まみれで、目の部分からは包帯を突き破り、眼球らしきものが飛び出ている。
    「きゃあああああ!」
     女子高生たちが悲鳴を上げる。
     ――よし。
     ゾンビに扮した海月は反応に手ごたえを感じながら、次の行動に移った。「タ、タスケ……テ」と低い呻き声を発し、片足を引きずりながら緩慢な動作で近づいていく。
     武蔵坂生徒が見れば「あ、似てる!」と絶賛だったに違いない。
     しかしその後の展開は、普通のお化け屋敷のものとは違っていた。
    「嫌あああ!」
     パニックをおこした女子の一人が、手近に落ちていた棒をつかんで、振りかぶってきたのだ。
     ――おい。
     思い切りの良い攻撃に呆れつつ、海月はESPを発動。闇を纏い棒を回避した。忽然と消えたゾンビと、吹いた一陣の風に、女子たちの声が震えを帯びる。
    「き、消えた……」
    「ねえあんたたちなんでしょ、そうなんだよね!? やりすぎだって!」
     薄ら寒い心地に、男子の仕業だと望みをかける女子たち。せわしなく周囲を見回す二人が、りねが姿を消していることに気づいてさらに焦り出すまで、そう時間はかからない。
    「(ここで出番、でしょうか)」
     仕掛け人二番手、鞠音。彼女は隠れていた墓石から出て、女子たちの背に声をかける。
    「あの」
    『――――!』
     たっぷり五秒は絶叫し、へたり込む一般人たちを、鞠音は不思議そうに見つめた。
    「……どうかしましたか?」
     肝試し女子編は、次の段階へと進んだ。


     一方、男子生徒たちの方にも灼滅者の魔の手が忍び寄っていた。
    「なんだ、さっきの声」
    「仕掛ける前にビビってんのか。こりゃあ楽勝だな」
     狼男の変装やら小道具を用意するやらしている男子たち。その上空でシアンが釣竿を構えた。
    「エレル、もう温まった?」
     聞いた先は、隣で飛ぶウイングキャットだ。ボロのようなシーツを被ったエレルはフラフラとしながら、お腹で抱えていたそれをシアンに渡す。
     猫肌で温めたこんにゃくである。
    「それじゃあ、反応を見ましょうか」
     冷めないうちにと糸を垂らせば「んはああ!?」とよんどころない声が聞こえてきた。
    「なんだよ、声キモイぞ」
    「い、今得体のしれない何かが俺の顔を!」
     そんな眼下の会話に、シアンは今度は冷やしておいたこんにゃくを、もう一方に投下する。
    「ぅひゃああ!?」
     成功。
     次の作戦に向けて、シアンは降下した。
     ――頃合いだね。
     騒いで周囲を見だした二人に、辰人は近くの木々を揺らした。大きく揺れる音に一般人はギクリとそちらを見るが、影業を纏って移動する辰人を目に捉え、今度こそ狼狽えた。
    「なんだよ今の黒いやつ……」
    「本当に何かいるのかよ!?」
     まだまだここから。
     辰人はダイダロスベルトを解き放つと、二人に見えるよう宙を泳がせた。生き物のように動くそれは、現代の一反木綿か。辰人が帯をしまってからも、男子二人は動けずにいた。
    「おい、やべえって」
     女子たちより早く及び腰になった彼らは、逃げ出そうとする。
    「キミたちも肝試しー?」
     そこに、地面に降りたシアンがボーイズハントを開始した。現れた彼女にビビりつつもうなずく男子に、シアンは自らのスタイルを武器に近づく。
    「連れの人が怖がっちゃって、帰れないんだー。男の人と一緒がいいんだって。だから、ね?」
     一方の男子にくっついて、甘く囁く。ごくり、と男子がのどを鳴らした。もう一人は悔しそうな顔。
     シアン>幽霊>>女子の図式が簡単に成立した。
    「つ、連れの人ってやっぱ……美人?」
    「もっちろん。ほらあそこ」
     シアンに指さされ、彼らが見たのは枯れ井戸だった。その縁に手がかけられ、中から尋常ならざる女性が出てくる。
     長い髪に、血の付いた白い服――櫂だ。櫂は身体をワキワキと動かし、人体ではありえない摩訶不思議な動きで男子たちに這い寄る!
    『サダコオオ!?』
     絶叫が連鎖した。逃げ惑う彼らを、つかずはなれずのペースで櫂は追いかけていく。相手は本当に怖がっていて、櫂は笑った。サービス心全開で追い詰めていく。
     ――ほーら追いついちゃうわよ!
     そして地面につまずいた。
    「はうっ」
     びたーん、と突っ伏す彼女。そこに「お、おい止まったぞ」と様子をうかがう声が聞こえてくる。
     馬鹿め、逃げればいいものを……。
    「我姓活発貞子!」
     気合一発、木に飛び移ってダイナミックに飛びかかる彼女に、再び絶叫があがった。


    「ではあなた方も、噂を聞いて?」
    「そ、そうだけど……それより妹さんが!」
     平静な鞠音の声音に、女子たちは落ち着かない声を返す。その目が時折、鞠音の豊満な箇所に嫉妬の視線を投げる。鞠音は髪をポニーテールにし、涼しげな浴衣姿だった。スタイルが想像しやすいのだろう。
    「では、ご一緒してもいいでしょうか。三人ならりねさんも探しやすいので」
     帰りたそうな顔で、しかしりねを見失った罪悪感でうなずく二人。歩き出してしばらくすると、前方に灯りが見えてきた。
    「おや、珍しいですネ。お嬢さんがたがこんな夜更けに」
     古めかしいイスに、奇術師の格好をした人物――ラルフが座っていた。手にしたランプの淡い光が、彼の笑顔を照らしあげる。
    「なんでこんなところに……」
     怪しさ最大級の彼を、うさんくさそうに見る女子たち。ラルフがクハハと笑った。
    「今日は良い怪談日和。ひとつお話をしましょう。
     墓場は西洋であれ東洋であれ、その静かでどこか異界染みた雰囲気は変わらないものデス。この世でありながら、死の気配が多いからでしょうネ」
     ラルフが殺界を発動。女子たちが殺気に触れ恐怖を浮かべた。
    「な、何この人……こわい」
    「ねえ、もう行こうよこんなところ」
     ラルフが続ける。
    「もし、墓場で人に会うことがあったら……気をつけた方がいい。たまーにネ、いるんですヨ。誰かが墓の前で祈っているなァ、と思ったら……それが死んだその人自身だったり。死んだ人間がそこでボーッと佇んでいたり、ネ。
     それがこの世で無惨な死を遂げた人間だったら要注意デス。ソレとは目を合わせないほうがいいでショウ」
     一拍おいて、ラルフは不気味な笑顔を見せた。
    「必死な人間は、自分が相手を『向こう』に引きずりこむ存在だったとしても、何にでも縋りますからネェ……」
     悲鳴がとどろいた。男子たちのモノだ。駆け抜けていく彼らを、櫂が追いかけていく。
     同時にゾンビ海月が、化け猫瑠璃が再び現れた。闇を纏ったままの辰人が墓石を縫って近づいてくる。女子たちもそこで限界が来たようだった。姿を見ただけで悲鳴を上げる。鞠音がラルフに言った。
    「死んだ後の自分、見てみたいです。向こう、どんな場所なのでしょうか」
    「言ってる場合じゃないよ、早く逃げよう!」
     彼女を引っ張る女子。その前を白布が塞いだ。
    「ど、どうせトリックなんでしょ!」
     白布がはがされると、そこには飛び猫エレルが飛んでいて。
    「お姉ちゃんたち、気を付けて帰ってね」
    「お疲れ様でした」
     きわめつけは、現れたりねが鞠音と旅人の外套で消えたことだった。男子のあとを追って、女子らも何事かわめきながら逃げ出す。
    「頭から喰われたいかぁ」
    「嫌なら別れろ……別れろ」
     海月の脅しに、瑠璃が暗示のような言葉を投げ放つ。
    「クハハッ、良い逃げ足ですネ」
     ラルフが虚空に声を投げる。
    「とりあえずアイサツすればいいんでショウか、ニンジャさん?」
     直後、周囲の光景が変わった。灼滅者たちの前に彼らの墓石が現れる。同時に刺客の気配が闇の中で蠢き、大量のくないが空を舞った。りねの神薙刃がそれを払い、連動する鬼の腕が忍者を打ち砕く。
    「ダークネス死すべし、慈悲はありません……と言えばいいのでしょうか」
     鞠音の縛霊撃が忍び寄る敵を捉え、消滅させる。
    「雪風が、敵だと言っている」
    「これなら冷えてイイ感じよね!」
     シアンの氷の魔術が忍者たちの動きを鈍らせた。櫂と辰人の刃が光る。
    「その程度のワザマエじゃあね」
    「切り裂くまでだ」
     刀と解体ナイフが忍びを両断した時には、翅に目と牙のついたラルフの影蝶たちが残る敵に殺到していく。海月がクラゲの影を生み出した。
    「影使いとしては負けられないな。クー、行こう」
    「……食べていいよ」
     終焉に、瑠璃も影を解放した。膨張した影の巨大な牙が忍者へ襲いかかる。

     戦いはあっけなく、気付けば元の場所に戻っていた。
     もしかしたら、一般人との時間の方が長かったかもしれない。
    「あー楽しかった。今度は驚かされる方でもいいな」
     海月が微笑むが、まだゾンビ姿なのでちょっと不気味だ。
    「ほっとして、お腹すいてきちゃいました」
     皆でアイスでも買って帰りませんか、というりねに、辰人がうなずく。
    「その前に、後片付けだね」
    「やりすぎたかしらねー。あの子たちのもあるわ」
     シアンの声に櫂が苦笑した。
    「その分楽しかったけどね。このままで帰ると怒られちゃう、かな!」
     と、そこで突然がばっと襲うふり。標的は鞠音だ。
    「……きゃあ」
     たっぱり三拍置いてから首を傾げる鞠音。櫂が肩を落とした。
    「やはり怖くない。怖いとは一体……」
     怖いとは何? と呟く瑠璃。ラルフが笑みを浮かべた。
    「幽霊がいたら、聞いてみマスか?」
    「もし自分が幽霊なら、人前に現れるよりゆっくり寝ていたいけど」
     瑠璃の言う通り、ここは故人の安息所だった。後始末を終えた灼滅者が歩き出すと、夏虫の声が聞こえてくる。
     墓地は静かな音色に包まれていった。

    作者:叶エイジャ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年7月28日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 5
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