怪我人さんいらっしゃい

    作者:泰月

    ●これはマッサージシーンです
    「ふふ……ここもぉ、凝って固くなってますよぉ。三角のお客さん」
    「お、おぉぉ……これは、効くっ!」
     とあるマンションの一室で、寝台に横たわった三角頭の男の上に、無駄に露出度の高いナース服の女性が跨ってなんかしていた。
    「ふふふっ。立派なここはぁ、念入りにぃ」
    「お、おっ……!」
     女性――淫魔は自分の体を密着させ、首筋に吐息をかけて背中に手を這わせる。
     ソウイウコトを位置や角度を変えて何度もアレコレと――中略。
     ややあって。
    「ふー。いいマッサージだった! これでまた安土城怪人様の為に働けるぜ」
     事が終わって元気になったペナント怪人が、玄関でサムズアップしていた。
    「特に頭にしてくれた、あの柔らかさに挟まれるのは、今までにない快感だったぜ。おかげで、シワになってたペナント頭も、この通りだ!」
    「うふふ。気に入ってくれて、何よりですぅ。また怪我しちゃったらぁ、いつでも来て下さいねぇ。団体さんもぉ、歓迎ですよぉ」

    ●ちょっと全力で殴り合って下さい
    「いけないナース達がね、琵琶湖の辺りに現れたの」
     夏月・柊子(高校生エクスブレイン・dn0090)は、集まった灼滅者達に話を始めた。
     色々あって道後温泉の拠点を失った形になったDOG六六六のいけないナースは、流浪の末に琵琶湖の辺りに行き着いたらしい。
    「琵琶湖近くのマンションの一室が、いけないマッサージ店になっているわ」
     客は抗争中の、安土城怪人と天海大僧正の配下のダークネス。
     種族もどっち側もお構いなしで、怪我したダークネスを癒やしているらしい。
    「誰でも癒してる割りに――だから、と言うべきかしら。警戒心強いのよ」
     怪我を負ってない者が近づけば、すぐに逃げてしまう。
     逃がさず接触するには、マッサージ中を突くしかない。
    「だから近づく為にね。ちょっと近くの川原で、全力で模擬戦して」
     ――はい?
    「怪我人しか受け入れないなら、怪我人になれば良いのよ」
     2組に別れて片方が戦闘不能になるまで戦えば、戦闘不能になった4人が客として潜り込める。
     後は残る4人が折を見て、マッサージ中に踏み込むと言う寸法だ。
    「いけないナースはマッサージ中に襲撃されると、客を守ろうとする習性があるわ。その客が灼滅者でもね」
     マッサージ中なら、簡単に挟撃に持ち込めると言うおまけつきだ。
     客として潜り込めさえすれば、逃がさず倒すのも難しくない。
    「今回のナースはダイダロスベルトに似た包帯を持っているわ。でも、戦闘力はダークネスとしては低い方よ」
     万全の状態じゃなくても勝てる相手だからこその、潜入方法。
    「遠慮なく怪我人作ってね」
     それだけ本気で戦った後でなければ、招き入れられる客にはなれないと言う事だ。
     淫魔相手より、そっちの方がハードかもしれない。
    「そして、いけないナースが動いていると言うことは、もっともいけないナースも琵琶湖周辺に来ている可能性があるわ」
     まだ確認出来ていないが、いけないナースを灼滅していけば接触の機会を得られると思われる。
    「いけないナースが他の勢力についたら、大きな脅威になるかもしれないわ。その意味でも、今の内に灼滅しておくべきなの。大変だと思うけど、よろしくね」


    参加者
    アプリコーゼ・トルテ(三下わんこ純情派・d00684)
    月雲・彩歌(幸運のめがみさま・d02980)
    武月・叶流(夜藍に浮かぶ孤月・d04454)
    四季・彩華(蒼天の白夜・d17634)
    ユリアーネ・ツァールマン(ゴーストロード・d23999)
    レオン・ヴァーミリオン(鉛の亡霊・d24267)
    荒吹・千鳥(患い風・d29636)
    影守・討魔(演技派現代忍者・d29787)

    ■リプレイ

    ●あっちもこっちもそっちも戦る気
    「いやー、大親友のユリアーネちゃんと戦うやなんて酷い依頼に来てもうたなぁ」
     そう言いながら荒吹・千鳥(患い風・d29636)は、楽しそうな笑みを浮かべた。
     言葉と表情が一致していない。今この時は、優しい巫女さんではない。
    「勝手知ってる間だもの、お互い変な遠慮は無しでいいよね?」
     返すユリアーネ・ツァールマン(ゴーストロード・d23999)も、こちらも普段の物静かさはなりを潜めていた。
     仲間との手合わせを好むバトルジャンキーの気質が、顔を覗かせている。
    「またずいぶんと思い切った作戦ですよね、これ」
    「ガチバトル、楽しもうね。彩歌さん」
     少し離れた場所で、月雲・彩歌(幸運のめがみさま・d02980)と向き合う四季・彩華(蒼天の白夜・d17634)もギラギラとした笑顔を向けていた。
    「そうですね。最近はこう言う機会もありませんでしたし……互いにどう研鑽したか、披露しあうことにしましょうか」
     彩歌も同じ熱をはらんだ顔を向けて、じりじりと間合いを計る。
    「こんな事が必要なんて、淫魔も慎重になってきたね」
     作戦の為の模擬戦と言うことが既に頭になさそうな二組の間で、武月・叶流(夜藍に浮かぶ孤月・d04454)が呟く。
    「みんな模擬戦の方がやる気なのかな?」
    「そのようでござるな。皆、血の気が多いと言うか……」
    (「まあ、拙者が言えた義理ではないでござるが。ナースよ、南無三」)
     叶流に言って、影守・討魔(演技派現代忍者・d29787)は胸中でひとりごちた。
     そんな2人の隣から、強い光が溢れる。
     光の奔流の中から、魔法少女っぽいヒラヒラしたミニスカ衣装の上にロングジャケットを羽織ったアプリコーゼ・トルテ(三下わんこ純情派・d00684)の姿が現れる。
     両手持ちのマジカルな長杖をくるりんと振って、かわいく決めポーズ。
    「あっしの準備は完了っす!」
     だがしかし、この口調である。
    「じゃ、こっちは2人落ちたら終りょ――」
     ギィンッ! ガギンッ!
     のんびりとしたレオン・ヴァーミリオン(鉛の亡霊・d24267)の声を、左右から響いた金属音が断ち切った。
     上流側では、高速で飛び出した彩歌の刀を、彩華の両刃剣がぎりぎりで阻んでいた。
     押し込まれる刀が彩華の肩に僅かに届いて、一筋の赤色が――流れ落ちるより早く、雷気を纏った拳が彩歌の顎先を掠めて僅かに焦がす。
     そして下流側でも。
     巫女服の肩を叩いたユリアーネの釵型のロッドを、千鳥は刀の峰で弾き上げる。流された魔力が弾ける衝撃を堪え、哭き震える毀れた刃を振り下ろす。
    「……ま、こいつが落ちたらこっちもスタートってことで! 恨みっこ無しでいこう」
     ろくな合図もなしに同時に始まった勝負の音に苦笑を浮かべながら、レオンは足元の小石を後ろの川に投げ込んだ。
     ポチャン。
    (「狙うはアプリコーゼ殿ぉっ!?」)
     水音と同時にジェット噴射で飛び出そうとした討魔は、アプリコーゼがふわりと上空に浮いて行くのを見て目を丸くする。
    「っ……これでは……届かないでござるな」
    「冷静さを無くしたら、勝てるものも勝てなくなるよ」
     討魔の驚きを見逃さず、叶流が獣に変異した腕を叩き付け銀爪を突き立てる。
    「少し驚いただけでござるよ!」
     討魔もすぐに意識を切り替え、杭を叶流に叩き付ける。
     そんな2人を上空から見下ろし、掌に魔力を集めるアプリコーゼ。
    「ふっふっふ、この形式なら攻撃を受けない方が有利どぼげがっ!?」
     レオンの放った意志持つ帯が、容赦なく撃ち抜いた。
    「話が違うっす! 何で攻撃がくるんすか!」
    「……そりゃまあ、飛び道具くらい用意しておぐっ!?」
     レオンの背後を討魔が雷気を纏った拳を叩き込み、叶流の漆黒の弾丸をアプリコーゼが下降しながら撃ち落した。

    ●手加減なんて言葉は置いて来た
     アプリコーゼの背中を、レオンの機関拳銃の鎌刃が斬り裂いた。
    「容赦ないっすね」
    「やっぱり勝った方がいいからね!」
    (「こうなったら……あの手を使う時っすね」)
     更に叶流の獣化した腕の銀爪を叩き込まれたアプリコーゼは、考えていた作戦を実行に移す。序盤に飛行したり降りたりして体力を消耗したのも響いている。
    「すいやせん、あっしが悪かったっす!」
     唐突に、しかし流れるような――土下座。
     これで3人の油断を誘って、不意打ちで一発逆転、のつもりだったのだが。
    「ぶぎゃふっ!?」
     討魔の両手に、頭をガシッと掴まれる。
    「何をされても加減なんて出来ないでござるよ!」
    「あがががっ!? 首もげるっすー!?」
     頭を引っこ抜くようにぶん投げられ頭から川に落ちたアプリコーゼは、そのままぷかーっと流されていく。
     立ち上がってくるか確認する暇もなく、討魔の背中に光の砲弾が撃ち込まれた。
    「さて、これで落ちるのはあと1人かな」
    「それはあなたかもしれませんよ」
     紅い骨の薔薇十字を構えたレオンに、叶流の投じた符が張り付いて精神をかき乱す。
     間合いを変えながら戦う2人に、討魔は駆け回り近接戦闘を挑み続ける。特化の意地もあるが、得意分野で突っ切らなければ勝てる気がしない。
     障害物も何もない場所だ。どちらの戦い方が正しいなど、ない。
     勝負を分けたのは、意地と体力と少しの運。
     月のように淡く輝く銃口から漆黒の弾丸を放った叶流に、ジェット噴射で飛び込んだ討魔が杭を叩き込み、その背中にレオンが十字架を叩き込む。
     十字架にもたれるレオンと腹部を押さえる叶流の前で、討魔の体がぐらりと倒れた。

     炎を纏った彩華の柔軟さと力強さを兼ねた空気靴が美しき駆動を描き、それをやはり炎を纏った彩歌の淡金色のインヒールウェッジソールが迎え撃つ。
     ガンッ!
    「あつっ……」
    「ぐっ」
     炎の熱と衝撃に漏れた僅かな苦悶。それを押し込め、2人は笑みを浮かべる。
     破邪の光を纏った彩華の両刃の剣を、彩歌は刀と西洋剣を交差さえて受け止める。
     刃の隙間を抜けて矢のように伸びる彩歌の勿忘草色のスカーフを、彩華のスカーフが動いてぎりぎりで食い止めた。
    「今更ですけど……何度目のやり取りでしたっけ、これで」
    「そう言えば……何度目だったかな」
     字は異なるが同じ韻の名前を持つ2人。趣味趣向など似通った部分も多く、2人でする模擬戦もこれが始めてではない。
     何度も、勝ったり負けたりを繰り返した。大きな差がない事も知っている。
     だからこそ、ライバルとして不足なし。
     作戦の為だからと勝ちを譲る気などない。
     煌きを纏った彩華の重たい蹴り。彩歌はそれを避けずに、受けた衝撃を利用して回り込んで刃を振るう。
     口の端と腕から血を流し、まだ2人は止まらない。
     痛む足で地を蹴って振り返り――雷気を纏った彩華の拳が先に届いて、刀を抜く前に彩歌の手が離れ、柄の翠羽の飾りが静かに揺れた。

     体を焼く炎を消そうともせず、ユリアーネの拳の連打が千鳥を叩く。
    「離させないよ!」
    (「こら、もたもたしとったら押し切られてまうなぁ」)
     ダメージを与える事しか考えていないユリアーネに、千鳥は内心で舌を打った。
    「しゃーない。こっからは――離れへんよ?」
     だから片腕を巨大に変異させて、千鳥は踏み込んだ。ギアを上げ、ヒット&アウェイからインファイトに戦い方を変える。
    「っ!?」
     神へ奉納する千鳥の拳撃に殴り飛ばされたユリアーネは、自分の体のどこかでミシリと嫌な感じの音が鳴ったのに気づく。
    「河原で全力の殴り合いって、なんか青春っぽいよね」
    「ほな、もっと青春しよか」
     それを表に出さず受身を取ったユリアーネに、千鳥は水鳥の羽をあしらった草履に炎を纏わせ蹴り上げる。
     ユリアーネはそれを左で受け止め、腕を焦がす炎に構わず、右手の釵型のロッドを当てて魔力を流し込み、炸裂させる。
     同時によろけて距離を取る形になって、互いに笑みを浮かべる。
     僅かな静寂。次が、最後だ。
     飛び出したのは、同時。鬼の拳よりも一瞬早く届いたユリアーネの光を纏った拳が、千鳥を叩き伏せた。

    ●まだ終わらんよ?
    「た、頼む……っす」
    「あらぁ……? あらあらあら、大変ねぇ」
     ずぶ濡れでずたボロなアプリコーゼと、その後ろに並ぶやっぱりずたボロな3人――彩歌と千鳥と討魔――を見て、いけないナースは目を丸くした。
    「凄い傷ねぇ……何があったのねぇ。いいわよ、何も言わなくて」
     ナースは何も疑わず4人を通すと、並んだ寝台に1人1人寝かしていく。
    「ええと? 1人ずつではなく、4人同時に?」
    「そうよぉ。大丈夫、4人一緒でも皆ちゃーんと気持ちよぉくしてあげるから」
    「んっ」
     彩歌の疑問に答えながら、ナースの手が服の上からさすさすふにん。
    「わふっ!?」
     反対の手が、アプリコーゼのわんこ尻尾の付け根を絶妙になで上げる。
    「凄いやん……コツ聞いてもええ?」
    「うふふ。興味深々なのねぇ……それじゃあ、身体に教えてあ・げ・る」
    「え、ちょ、ひゃぁっ?」
     千鳥の言葉に、何かスイッチ入っちゃったナースの手が巫女服の隙間に伸びる。
    「えと、拙者はじゅう――」
    「大丈夫よぉ。何歳でも、子ども扱いなんてぇ……しないから」
     討魔の露出過多な忍装束の隙間にも、ナースの手がするり、もにゅ。模擬戦で効果が出なかったのに、どうしてこうなった。
     ナースはその後も、上機嫌で4人をマッサージし続けるのだった。

     そして十数分後。
    「何か聞こえるけど……どんな感じなのかな? 想像つかないよ」
    「とりあえず、始まってはいるみたいね」
     叶流とユリアーネは、ドアに耳を当てていた。
     マッサージが始まってないのに突入しては、作戦が台無しだ。中の様子を探るのは、必要不可欠だ。
    「それじゃあ、行こうか」
    「……ああ、そだな」
     小声で呟いた彩華に、レオンが何処か気乗りしない様子でドアノブに手をかけ、躊躇いなく引いてドアを開く。
    「あらぁ? またお客さ――っ!」
     部屋の奥、カーテンの向こうから顔を覗かせたナースは、4人の手にある殲術道具を見て表情を歪ませた。

    ●ここが(一応)本番
    「あの4人に止めを刺しに来たのかしらぁ? させないわよぉっ!」
     ……。
     若干乱れた服装を直しながら出てきたナースは、勝手に勘違いして4人を庇うように部屋の真ん中に陣取る。
    「どかないなら、先に倒す!」
    「ああ、邪魔しないでくれるかな?」
     その勘違いにあわせながら、彩華が拳に雷気を纏わせ、ユリアーネは左腕からジェット噴射を上げる。
    「私が抑えてる内にぃ、窓から逃げちゃってねぇ」
     杭に包帯を絡みつかせて止めたナースを雷気の拳が捉え、更に叶流が獣の銀爪を突き立てた。
     ナースは包帯の数を増やし、翼のように広げて3人を打ち据えて弾き飛ばす。
    「誰彼構わず治してるみたいだけど、それって趣味? それとも誰かからの命令?」
    「気になるのぉ?」
     包帯の外から、レオンがナースに問いかける。
    「ちょーっとリスキーすぎるからさ。狙いを知りたいだけさ」
    「喋ったらぁ。私もぉ後ろの4人もぉ、見逃してくれるのぉ?」
    「……」
     ナースの要求に対する答えは、無言で放たれたレオンの帯。
    「……そう。じゃあ、答えてあげない」
     帯に頬を切られたナースが目を細め、間延びしていた口調も変わる。
     その直後。
     ナースの背中から、杭と名刀と毀れた刃が突き抜けた。
    「――え?」
     驚愕を浮かべたナースを、アプリコーゼの魔力の矢が撃ち抜く。
    「騙したようで悪いっすけど敵だというのはわかってたはずっす!」
    「……そういう事だったの」
     ナースが事態を理解した時には、まさに四面楚歌。
     ドアも窓も押さえられている。
    「私なんかを倒すのに、こんな手の込んだ事を……でも、あがかせて貰うわよ!」
     自嘲めいた笑みを浮かべてナースが、歌声を響かせる。
     耳から入った音の残響に負けず、叶流は淡く輝く銃口を突きつける。
    「この程度じゃ、揺らがないよ」
     蝕む漆黒の弾丸に撃たれたナースの体内で、ユリアーネの流し込んだ魔力が弾ける。
    「こっちの勝手な都合だ。存分に恨め」
     薔薇十字を振り下ろすレオンの前髪で半分隠れた表情が見えたのは、恐らく当のナースだけだった。

    「……色んな意味で、疲れたっす」
     部屋を出るなり、アプリコーゼが疲れた声を漏らした。
    「私がつけた傷、消えてるよね?」
    「そうなんやけど、ね……」
     こちらも疲れた様子の千鳥に、不思議そうなユリアーネ。
    「次がいつになるか判りませんが……次は負けませんよ?」
    「僕だって、負けないよ」
     いつかの再戦を睨み、火花を散らしてる彩歌と彩華。
    (「格上相手でミンチにならなかったとは言え、まだまだでござるな」)
    (「みんな手強かったなあ……。わたしももっと鍛えないと」)
     討魔も叶流も声には出さず、それぞれに胸中で呟く。勝っても負けても、思うところは人それぞれだ。
    (「さよなら。あの世で会おう」)
     レオンも胸中で呟いて、一度振り向く。視線を前に戻した後ろで、部屋の扉が閉じて小さな音を立てた。

    作者:泰月 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年9月30日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 5
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