疾風の朱

    作者:高遠しゅん

     ――まだ追いかけてくる。
     どれほどの距離を駆けただろう。
     どうやってここまで来たのか、どうやってあの虫の群れから逃れたのか、記憶すら危ういけれど。
     行かなければならない場所がある。足を止めることなど、できない。
     後方からぴったりと付いてくる強大な気配が、足を止めさせない。時折飛来する魔力の弾丸が足元を削っていく。
     大きく体勢を崩した女の目の前で、雑木林が広く開けた。
     今まで木々を縫うように駆けて目くらましをしてきた、遮蔽物がなくなった。
    「……こ、のっ!」
     夕暮れの色をした髪を炎のように逆立てて、女は身体に闘気をみなぎらせた。強く地面を捉え、片足を軸に踵を返すと空を見上げた。
    「しつこいんだよ」
     視界を覆うような羽虫がいた。気味の悪い赤い腹、黒の斑模様。
     自分の体力が限界であることと、羽虫との力量差は、本能で感じている。だが武人としての矜持が、最後まで戦うことを望んでいる。ならば従うまでだ。
    「タダで殺されてやると思うな、虫けらが!」
     叫びと共に拳を固め、高く跳ぶ。羽虫の腹に拳を叩き込むと同時に、胸に漆黒の弾丸がめり込むのを感じた。
     二本の前脚で器用に女の身体を吊り下げ、羽虫はひときわ大きく羽ばたくと夕暮れの空に消えた。


     指定した学食のテーブルで、櫻杜・伊月(大学生エクスブレイン・dn0050)はコーヒーの紙コップに三本目のスティックシュガーを溶かし込んでいた。一気に喉に流し込み、深く溜息をつく。
    「また、虫だ」
     このところ連続しているベヘリタスの羽虫の話だと、灼滅者たちは直感する。
     四津辺・捨六(伏魔・d05578)らの追跡により、逃走したアンブレイカブルの状況を知ることができたと伊月は言った。
    「逃走したアンブレイカブルは、日本海の北側に向かって山中を移動しているらしい。このアンブレイカブルを追うのが、例の羽虫のベヘリタスだ」
     放置したなら、アンブレイカブルは羽虫に連れ去られる。恐らくは、再び卵の苗床として使われてしまうのだろう。
    「ダークネス同士の闘争とはいえど、ベヘリタスを放置することはできない。それに、アンブレイカブルが軍艦島のダークネスに合流するという情報もある」
     伊月の予知では、格闘家アンブレイカブルと羽虫型ベヘリタスが接触する場所に先回りできるという。
    「判断は現地に行く君たちに任せる」
     手帳と地図を開き、ペンで印を付けた。

     羽虫型ベヘリタスは3mほどの体長に成長しており、孵化したての頃よりもかなり力を付けているという。幸いにして出現数は1体で、配下などは連れていない。灼滅者8人の力でなら、灼滅できるだろう。それが執拗に追いかけているのが、格闘家アンブレイカブルだという。
    「私が観たのは、学園の灼滅者に助けられた格闘家アンブレイカブルのひとり。名をアカネという女性だ」
     一度ベヘリタスの卵を産み付けられ、孵化直前に灼滅者に救われた。その時点でかなり衰弱していたところに、一瞬も気を抜けない数日間の逃走だ。本来の能力の半分も出し切れないという。
    「君たちが4人、全力でかかれば灼滅できる」
     今回は、羽虫型ベヘリタスとアンブレイカブルが戦闘を開始する場所に先回りし、待ち伏せることが可能だという。しかし、事前に罠やバリケードなど築いてしまえば、アンブレイカブルは別の道を選び戦闘は違う場所で起こるだろう。
    「アンブレイカブルと羽虫型ベヘリタスとの戦闘は、数分もかからずアンブレイカブルがKOされ、羽虫に連れ去られる形となる」
     灼滅を狙うはどちらか片方か、それとも双方か。
    「もう一度言う。判断は君たちに一任する。よく考えて、方向を決めてほしい」
     伊月は手帳を閉じた。

    「格闘家アンブレイカブルの師であった、業大老を覚えているか。あれを軍艦島のダークネスがサルベージしようとしている情報もある。今回の件は、それに何か関係があるのかも知れないな」
     二杯目のコーヒーに四本目のスティックシュガーを溶かし、伊月は数枚のメモを捲った。
    「いずれにしろ、油断は禁物だ。全員での報告を、待っているよ」


    参加者
    満月野・きつね(シュガーホリック・d03608)
    冴凪・翼(猛虎添翼・d05699)
    華槻・灯倭(月灯りの雪華・d06983)
    アレクサンダー・ガーシュウィン(カツヲライダータタキ・d07392)
    アイスバーン・サマータイム(精神世界警備員・d11770)
    クロード・リガルディ(柘榴石と約束と・d21812)
    志水・小鳥(静炎紀行・d29532)

    ■リプレイ


     夕暮れが訪れる。
     秋も深く、山深いこの辺りにはさわさわと紅葉が風と触れあう音、沢を流れる水が跳ねる音が充ちる。常ならば、それらを楽しむこともできるはずなのに。
     息を潜めてその瞬間を待つ灼滅者たちにとって、夕暮れの朱は闇の前に訪れる一瞬の輝きにも思えてくる。このまま待ったなら、この場は一人の闇の眷属が無惨な末路を迎える戦いの場と化すのだから。
     肌に刺さるのは禍々しい巨大な気配だ。次第に近づいてくる、その姿が現れる前に一人の長身の女が茂みから飛び出してきた。ひどく消耗した様子で、しかし瞳の闘志は消えていない。炎のような髪が、夕暮れの光に照り映えた。
     ぎりと奥歯を噛みしめ、覚悟を決めて気配に立ち向かおうとしたその時。がさりと音立てて茂みが揺れた。数名の男女が待ち伏せていたことを、女は知った。
    「アカネちゃん」
     華槻・灯倭(月灯りの雪華・d06983)が微笑む。足元には霊犬の一惺が寄り添っていた。
    「私の事、覚えてるかな……?」
     一見しただけでは、平凡などこにでもいる学生にしか見えないけれど。アカネと呼ばれた女は、現れた男女が『ただの人間』ではないことを直ぐに悟った。
    「わたしを殺しに来たってわけかい。灼滅者」
    「ねえ、覚えてないかな。あの港のある町で、あの虫と戦ったときのこと」
     記憶にはあるらしい。女の顔が怪訝に歪む。
    「ま、逃げるっつーなら追わねえよ」
     低くよく通る声が女に届く。ダグラス・マクギャレイ(獣・d19431)が唇に獰猛な笑みを浮かべていた。
    「誰が逃げるって! わたしは」
     そこでアカネは目を瞬いた。記憶の底から何かを呼び覚ますように。
    「姿に見覚えは無くとも、声に聞き覚えはあるのではないか?」
     クロード・リガルディ(柘榴石と約束と・d21812)も姿を現せば、更にアカネの困惑は深くなる。いつ、どこで会ったのか、記憶から抜け落ちているけれど。
    「……あんたたちを、知ってる」
     確かに自分はこの灼滅者と出会った。あの、赤く染まった知らない町で。
    「でも、お喋りしてる時間はないよ」
    「気持ち悪い虫に追われてんだろ。知ってるぜ」
     冴凪・翼(猛虎添翼・d05699)が灯倭の肩に手を置いて言った。知らぬうち力が入りすぎていた心がほぐされたように、灯倭は翼を振り向いて笑う。
    「力を貸して欲しいんだ。あのベヘリタスの虫、俺らでも苦戦しそうだからさ」
    「えっと、わたしたちも、あの気持ちの悪い羽虫さんが大っ嫌いなだけです」
     志水・小鳥(静炎紀行・d29532)が柔和な笑みを浮かべて言葉を繋げば、その足元で霊犬の黒耀が一声吠えた。継いでアイスバーン・サマータイム(精神世界警備員・d11770)が控えめに言葉を選んだ。
     女――アカネはアンブレイカブル、壊されざる者の名を持つダークネスだ。弱っている今だからこそ、その矜持を更に傷つけることはしたくない。
    「あんたたち、あいつを倒そうっていうのかい? そんな」
    「1対1じゃ、ちょっとやばい相手って分かってんだろ?」
     きもちわりぃ虫、と満月野・きつね(シュガーホリック・d03608)も言葉を重ねた。でも9対1、サーヴァントも入れたなら13対1ならどうかな、と。
    「こちらも下心ありだ。そちらも我々を利用するつもりで構わん」
     アレクサンダー・ガーシュウィン(カツヲライダータタキ・d07392)が喚びだしたライドキャリバーのスキップジャックがエンジン音高く跳躍すれば、その先に飛び出したのは空を埋める巨大な一匹の羽虫だ。不意の体当たりに、羽虫が羽音を鈍らせる。
     金色の仮面じみた顔、赤い腹に黒いクラブのスート、斑の腹に蛾のような羽。見上げるほどの大きさに成長したそれは、いかにも機嫌が悪そうにがちがちと牙のある口を鳴らし、甲高く鳴いた。
     ひどく耳障りな、鮮やかな紅葉の季節に相応しくない音が響きわたる。
    「これ以上借りは作らない」
     アカネは闘志を滾らせた。固めた拳に鋼鉄の意志が宿るのがわかる。
    「わたしはあいつと戦う。あんたたちは、やりたいようにすればいいさ」
    「それじゃ、私たちも一緒に戦っていいんだよね。アカネちゃん」
    「ちゃん付けで呼ぶのやめなよ。子供じゃないんだから!」
     ええ!? と灯倭が返すと同時に、アカネは地を蹴った。
     灼滅者たちもまた一瞬で展開し陣を組む。アカネは笑っていた。灼滅者たちも笑っていた。共に戦う、強敵を前に。


     真っ先に飛び出したのはアカネの拳だった。長期にわたる逃走劇に衰弱しているとはいえ、ダークネスは灼滅者数名分の力を未だ持っている。
     蠕動する腹に深くめり込んだ拳が、反撃の弾丸で体ごと吹き飛ばされる寸前、小鳥の縛霊手が弾丸を遮った。軽く地面を蹴って反転すれば、足元のホイールに炎が宿る。尾を引く炎が腹を切り裂き、瑠璃色の弧を描く。
    「随分好かれてるみたいだね。どうして追われてるの?」
    「さあね」
     にべもない言葉に小鳥は苦笑した。見れば黒耀が咥えた斬魔刀で追撃をかけている。それにしても、シャドウは外界でサイキックエナジーを大量に必要とするため行動が制限されているはずなのに、目の前の羽虫はどうだろう。何か別の手段でエナジーを得て行動しているのか。視線を受けたアカネは何も語らない。
    「我が喚ぶ、『紅蓮の暴風』騎士バーナルド」
     語る七不思議の一つを呼び、炎の大剣を携えた甲冑の騎士を顕現させたクロードもまた、同様に羽虫の動向が気に掛かる。学園では少なくない数の羽虫の報告がなされていた。ならば、他にも同様に追われているアンブレイカブルが存在するのだろう。
    「……今は、いいか。『その剣もて敵を打ち払え』」
     騎士が剣を振るったなら、逆巻く炎が羽虫を包みこみ渦を巻く。その合間に飛ばした光がアカネを包み込んだ。癒しの光に、思ってもいなかったと目を瞬かせるアカネ。二人は一瞬だけ視線を交わし、すぐに羽虫に集中する。
    「何か目印でも付けてやがるのか」
     一度逃げおおせても再びつけ回す、この虫はアカネから追い出した虫の中の一匹なのか、それとも違うのか。どちらにしても、一度関わったからには結末までを見届けたい。
     低い位置から跳ぶように駆けたダグラスは、羽虫の真下に回り込み、闘気を宿した拳を気合と共に突き入れた。硬いようで弾力のある油粘土の塊のような手応えはぞっとしない。奇怪な声が頭上で吠えた。
    「いい拳だ」
     降り立った場所でアカネが呟く。
    「あんた、わたしを殴った奴だね。名は」
    「ダグラス」
    「覚えておくよ、いい男」
     あんたが生き延びる間はね。闘いを常とするダークネスが笑う。
    「どうせなら灯倭のことも思い出してやってくれないか? ずっと気にしてたんだぜ」
    「ちょっと、翼ちゃん!」
     翼のかざす標識が黄色に輝けば、前衛達に加護がつく。羽虫の羽が耳をつんざく異音を放っても、意識が乱されることがない。灯倭が焦ったように反論するが、アカネは戦いの中で自分を取り戻していけたのか、追い詰められた様子が次第に消えていくようだ。
    「ああ、あんたは最初にわたしを呼んだ子だ」
     純白のエアシューズのホイールがきりりと鳴る。空を駆け上がるように羽虫の真上に舞う灯倭が、片手でくるりと回した断斬鋏。自由落下の勢いと共に深く突き刺せば、狂気じみた錆がじわりと虫の背に広がった。ぎい、と怒りの声を上げる羽虫が牙を振りかざす、その前に一惺の咥えた斬魔刀が羽の付け根を狙った。
    「今だけで良いから、背中を貸してほしいの」
    「終わった後に灼滅されない保証があるならね」
     目を丸くする灯倭に冗談だよと返し、アカネは灯倭に背を預けた。
     その光景を、アイスバーンは奇妙に思う。奇妙というか、そんなものは見たことがない。組織ごと敵同士というのに共闘する、そんなことがあるものだろうか。
     それはともかくとして、今は目の前のこの気味の悪い虫をどうにかするのが先決で。
    「付け狙われた心当たりとか、気になることってあります?」
    「そんなの、こっちが知りたいよ」
     あっさりアカネは首を振る。確かに心当たりがあるのなら、こうなる前に対処していたのかもしれない。では知らぬうちに卵を産み付けられるような事があったとしたら。
    「……ジンギスカンさん、食べちゃって下さい」
     想像しなければよかった。アイスバーンの足元からふわりと羊型の影業が伸びる。ぐわりと広がりグロテスクな羽虫を呑み込む、その様子はどこかファンシーでシュールだ。
     ああ、どこまでもシャドウは存在そのものが許せない。きつねは焼菓子を模した標識を音立てて振りかざした。
    「ほんと、きもちわりぃ虫」
     大事なことなので二度でも三度でも言ってやる。あんなのに追いかけ回されたら、そりゃあトラウマにもなるし追い詰められもするだろう。
     苺色したシュガーグレーズの焼菓子がぴかりと光る。勢い付けて殴りつければ、甘い香りがするようだ。きつねの打撃は容赦がない。宿敵であるシャドウ相手ならなおさらだ。
     上空で体勢を立て直した羽虫が、破れた羽を羽ばたかせてアカネに突っ込んでくる。それを横から庇うのは、ライドキャリバーに騎乗したアレクサンダーだ。横抱きにして転がるように逃れ、キャリバーはそのまま機銃掃射を仕掛けていく。
    「ここで倒れられても困るのだが」
    「倒れやしないよ!」
    「お前の相手はこっちだ」
     広げたシールドで降りてきた羽虫を思いきり殴りつける。ぎちぎちと牙を鳴らしては、執拗にアカネを付け狙う。怒りに任せまき散らす弾丸をその身に受けながらも、灼滅者たちはアカネを庇うことを迷わない。
    「……変な連中」
    「人の心を食い物にする輩は好かん」
    「背中から切られるかもしれないんだよ」
    「その時はその時だな。こちらにも下心があると言っただろう?」
     アレクサンダーは正面から羽虫に立ち向かう。
    「食らうがいい、鰹出汁スプラーッシュ!!」
     愛するご当地名物から名を戴いた必殺ビームが、金色の仮面の中央を貫いた。厭な音を立てて羽虫が地に落ちる。

     元々ベヘリタスの羽虫は、灼滅者八人が相手なら倒せる能力と予知されていた。
     万全の体勢の灼滅者が八人、サーヴァントが三体、そして衰弱しているとはいえ灼滅者四人を相手取れるアンブレイカブルの協力を得たことにより、灼滅者側の戦力は終始羽虫を圧倒した。
     秋の日はあっという間に暮れていく。
     しかし空から朱が消える前に、羽虫は縦横にその身を砕かれ消滅したのだった。


     静寂を取り戻した山中。
     アレクサンダーがアカネの肩に軽く触れた。ESPの効果により、汚れていた服や体がさっぱりと清潔さを取り戻す。土埃にまみれていたアカネの髪が、紅葉よりも赤く燃え立つ。
    「シン・ライリーの名に心当たりはあるか」
    「心当たりも何も、わたしはシン・ライリーの配下だよ」
     それ以上は言えないとアカネが語れば、クロードが続けて問う。
    「これから何処へ向かうつもりだ」
     命をかけて逃れ行く先があるのかと、言外に含めて。
    「言葉で説明できるものじゃないんだ。どこなのかは、わたしにもわからない」
     ただ、駆られるのだという。細く頼りない糸を辿るような心地がすると。その先に何があるのか、何処に繋がっているのかはわからない。見えない手に背を押されるような。
    「借りはたぶん返せないよ」
    「気にするな。幸い俺たちは、お人好し揃いの様だからよ」
     ダグラスが笑えば、灯倭と翼も顔を見合わせて笑った。その通りだと。敵であるはずのダークネスを助けるために、二度も戦うことになったのだ。
    「ほら、言ったろ。頑張ったんだから、上手くいくって」
    「うん。この先も気をつけてね、アカネちゃん」
    「だから、ちゃん付けで呼ぶなって」
     わぅん、と灯倭の足元で霊犬が鳴いた。
    「次に会えるなら、アンブレイカブルと灼滅者がぶつかる時かな」
     小鳥が霊犬の頭を撫でて言えば、アカネもたぶんね、と頷いた。
    「あの気持ち悪いのはきっちり灼滅したし、今度は安心して行けるな」
     大事なことなので何度でも主張する。きつねはシャドウへ嫌悪感を隠さない。そして話の通じるダークネスなら穏便にもなれるのだ。
    「じゃあ、行くね」
     一番後ろで隠れて、小さく手を振るアイスバーンに手を振り返し、アカネは背を向けた。 次に会うときは、互いの立場がどうなっているかわかる者はない。それでも、一度共に戦った同士として、ぶつかるならば全力で迎え立ち向かいたい。

    「ありがとう」
     一言だけ残し、長身の女の姿が梢の間に消えた。
     一陣の風のように。

    作者:高遠しゅん 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年10月23日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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