白衣の淫魔を守りし剣

    作者:彩乃鳩

    ●刀剣怪人の見回り
    「道を開けろ! 邪魔をする者、怪しい者は叩き斬ることも厭わぬ!」
     頭部が刀の形をした、ご当地怪人。
     刀剣怪人が、ある町の往来を闊歩する。
    「安土城怪人様からの任務は、必ず成し遂げてみせるっ」
     怪人は使命感を胸に息巻いていた。
     グレイズモンキーから、もっともいけないナース達の活動を聞いた安土城怪人は、刀剣怪人を滋賀周辺に派遣したのだ。安土城怪人の配下である彼は、最近いけないナースの活動を邪魔立てする灼滅者達に対して警戒活動を命じられたのだった。
     周囲の一般人は、その外見に驚くものの。
     明かに不穏な雰囲気に、怪人を避けて歩く。
     刀剣怪人の方も、いちいちそれらの相手はしない。目的はあくまでも、いけないナースを狙う灼滅者達だった。
    「おのれ……敵味方関係なく治療に当たるナースを灼滅するなど、道義に反するというものだ! 断固として阻止してくれる!!」

    「滋賀県で起こっている、いけないナース事件に動きがありました」
     和装の野々宮・迷宵(高校生エクスブレイン・dn0203)が、灼滅者達に説明を始める。
    「武蔵坂学園がいけないナースを灼滅している事を知った安土城怪人が、淫魔達を守るため、琵琶湖周辺の町に刀剣怪人を巡回させ始めたようです」
     刀剣怪人は、安土城怪人配下でも精鋭であるので、かなり手強い敵だ。特に一般人を襲うという事は無いようだが、このまま放置すると、いけないナース事件の解決に向かう灼滅者が危機に陥るかもしれない。
    「その前に、刀剣怪人を見つけて撃退して欲しい……というのが今回の依頼です」
     此度の怪人が巡回している町は、温泉がある観光地だ。
     刀剣怪人は1体のみで、配下などはなし。町中を堂々と巡回する相手に、接触して戦闘という運びになるだろう。
    「刀剣怪人は、一般人を人質にするような作戦はとらないようです。正面から戦いを挑む事ができるでしょう。また、精鋭である刀剣怪人を撃退できれば、最近勢力を大きく伸ばしている安土城怪人への打撃にもなります。皆さんの健闘を祈ります」


    参加者
    神田・熱志(ガッテンレッド・d01376)
    央・灰音(超弩級聖人・d14075)
    赤城・碧(願い・d23118)
    天宮・楓(紅蓮の姫巫女・d25482)
    櫻井・聖(白狼の聖騎士・d33003)
    東雲・ありす(小学生魔法使い・d33107)
    サイレン・エイティーン(嘘月トリックスター・d33414)
    紫乃・美夜古(愚かな語り部・d34887)

    ■リプレイ


    「今回の怪人さんはかなり強いみたいだから緊張するよー」
     東雲・ありす(小学生魔法使い・d33107)は、敵と遭遇する時もいきなりだとびっくりするので気をつけながら探し歩く。
    「敵味方区別なくとはいうけどやることは籠絡とかダークネスさんの強化だよね。それでさらに悪いことに繋がるなら見過ごせないよ、うん。あといけないのはいけないと思うよ、うん」
     全員で固まって怪人を捜索する。
     櫻井・聖(白狼の聖騎士・d33003)は前衛として前に出て探した。
    「どけ、道を開けろ!」
     野太い声が、通りに響く。
     灼滅者達は頷き合い、声の元へと駆ける。
    「殺界形成を使用します」
     大通りには、頭部が刀の形をしたご当地怪人。
     相手を確認次第、央・灰音(超弩級聖人・d14075)は周囲の人々を人払いする。安全そうな退路をきちんと示し、密かにこの場から避難するよう急き立てる。
    「皆さん、落ち着いてこの場から離れて下さい」
    「静かに離れてね」
     敵は一般人を狙わないといっても戦闘に巻き込んでしまうかもしれない。天宮・楓(紅蓮の姫巫女・d25482)は、退避の声かけや人避けをする。東雲・ありす(小学生魔法使い・d33107)も、ハイパーリンガルを駆使して声を掛けた。
     周囲の人気が次第に引いていく。
     そして、怪人が人混みの少ないところを通ったのを見計らって接触を試みる。
    「うん? 貴様等は……」
    「こういう時はなんていうだっけ? 確か、『いざ、尋常に勝負』だったかな、うん」
     人除けのサイキックを利用して人がほとんど、いなくなったのを確認して。聖がまっすぐに早く重い斬撃を振り下ろし、相手の火力を削ぎにかかった。刀剣怪人は、瞬時に剣を抜き放ち鍔競り合いを演じる。
    「灼滅者か! ここで会ったが百年目! ナースに剣を振るう前に、叩き斬ってくれる!!」
    「善意の白衣の天使を守る騎士、いや武士? かっこいいねー。でもぼく等も仲間の為に譲れないしね。どうせなら後腐れなく、お互い全力出して楽しんでやっちゃおうよ!」
     サイレン・エイティーン(嘘月トリックスター・d33414)は正面から敵に挑む。ウイングキャットのアルレッキーノを積極的にけしかけて敵の目を引いている間に、怪人の近くに接近し百物語を使用。ダメ押しで周囲の人々を遠ざけた。
    「何をしていようが……ダークネスはダークネス。狩るのみ……ナースだろうと怪人だろうと一緒だな……」
    「何だと!」
     紫乃・美夜古(愚かな語り部・d34887)は闘気を雷に変換して拳に宿し、抗雷撃で口火を切る。精密な一撃を、怪人は咄嗟に何とか防御して被害を抑える。だが、灼滅者達の連続攻撃はまだ続く。
    「呪われし紅眼に誓って―――咲け≪黒百合≫」
     スレイヤーカードを開放。
     赤城・碧(願い・d23118)は、妖刀《黒百合》を手にして一閃する。
    「ちい! 貴様等には、道理はないのか!」
    「道義心か……灼滅者になった時からそんなものは捨てたよ」
     淫魔退治に向かう仲間の為に、安土城怪人の配下と戦う。
     ダークネスを灼滅するのがスレイヤーの宿命で使命。
     互いに大事なもの守り抜くには、殺し合いで勝つしかない。
    (「淫魔が治療しているのも、連中の野望の一貫だろう。こちらはこちらでそれを砕こうとしている仲間を守る」)
     向こうが堂々とくるならこちらも堂々と行く。
     神田・熱志(ガッテンレッド・d01376)は、ご当地ヒーローとして変身する。
    「火事と喧嘩は江戸の花、ガッテンレッド!!」
     名乗りを上げて、見得を切る。
     己に絶対不敗の暗示をかけることで魂を燃え上がらせ、肉体が活性化。ポーズを取って正面から戦うのがヒーローだ。


    「いざ勝負」
     怪人の刀が迫るのに対し。
     熱志は、無敵斬艦刀のガッテンブレードで仲間達と立ち向かう。剣と剣の火花が散る。
    (「敵はキュアを持っていないのでエンチャントを出来るだけ付けていきます」)
     楓は契約の指輪からペトロカース――呪いをかけて石化をもたらすことを狙う。ジャマ―として、敵に対して悪影響を積極的に付与していくつもりだ。美夜古もバットステータスを付けることを目的としつつ、命中率の良い技を選択して使用する。
    「トルテさん、周りに被害が出ないようにお願いね」
     文字通りお願いするように、ありすがサーヴァントに指示を出す。灼滅者達の献身により、一般人の避難はほぼ完了しつつあった。
    (「すまん。本当はお前の言っていることは賛同したいところだ。だが俺は、俺たちは灼滅者だから………せめて俺たちを存分に恨んでくれ」)
     碧が神霊剣で攻撃。
     灰音の騎士剣による一撃が唸る。聖は影喰らいを発動させた。
    「ふん! まだまだ!」
     流石は安土城怪人側の精鋭と言うべきか。
     こちらの攻勢にも怯まず。刀剣の怪物は、大刀を勢いよく振るう。一撃一撃が必殺の威力を持つ重さだ。
    「今日は癒しの道化として働くよ! さあ皆! お楽しみはこれから! ボクが癒すからどんどんいこ!」
     ピエロの衣装を着て派手な動きやお道化た喋り。
     盛り上げて楽しんで戦うのがサイレンの信条とするところ。敵の攻撃を受けた味方をシールドリングと祭霊光で回復して、盛り上げていく。
    「お前が真っ向勝負なら、こっちも真っ向勝負だ」
    「何を小癪な」
     牽制で熱志が閃光百裂拳を使って追撃する。
     怪人も真っ直ぐに、反撃してきた。周囲の人間には目もくれず。その戦意はひたすらに、灼滅者達に向いている。こちらが打てば、あちらも負けじと打ち返す。深刻な応酬が続き。双方にとんでもない負荷がかかっていた。
    「安土城怪人様の命は必ず果たしてみせるっ」
     今回の相手の特徴としては、大まかに二つ。
     ブレイクを主軸にしての攻撃。そして、最初から治癒など念頭にないかのような怒涛の戦法。苛烈な削り合いをむしろ望んでいるかのようだった。頭部の剣が、鋭く光る。
    「頭が刀になってる怪人さん……怖いけど頭が取り外しできるのかちょっと気になるよね」
     ありすは味方の回復を頑張る。何人か同時に治したい時はセイクリッドウインド、一人なら癒しの矢を使い分けた。
    「はん! そんなことを気にしている余裕はないぞ、灼滅者!!」
     重厚な一撃をサーヴァントのトルテが何とか受け止めた。主人と同様、回復を最優先。攻撃する時は肉球パンチを炸裂させる。楓の霊犬たる黒瑩も壁役をしつつ、斬魔刀と六文銭射撃を繰り出す。
    (「行動制限を受け続ければ、いつかは動きも鈍るはずです」)
     レッドストライクを振るい。制約の弾丸を放ち。
     楓はことあるごとにジャマ―行為を重ねる。刀剣怪人の猛攻を、少しでも食い止められるように己の本分を果たす。
    「無駄だ! 無駄! 我が前進は誰にも止められん」
    「――」
     灰音は相手の出方を見極め、慎重に対応する。
     万に一つも油断はしない。
    「そんなか弱い腕で、我が剛剣が止め――」
     足りないところは気合でカバーだ。
     ご当地怪人が口上を述べる暇も与えず、斬りかかり。仲間の援護を受けて、そのまま相手を押し倒し……マウントをとった。


    「どうせ私は弱い! 悪いですか! 気をつけてないとすぐ痩せるし! 腕だって細い! だから私は! あなたが! 謝るまで! 殴るのを! 止めない!」
     灰音は叫びつつ、ご当地怪人に右フック左フック右ストレート左ストレート右左右左右左。馬乗りになって殴り続ける。
    「ぬ、く、う……!」
     刀剣怪人もこれには驚いたのか、しばし一方的な殴打の餌食となっていた。
     灰音の勢いと迫力は、傍から見ていても凄まじいものがある。ともすれば怪人の方が気の毒に思えるほどだ。
    「どうやら、虎の尾を踏んだようだが……断じて謝罪などするつもりはない!」
     四苦八苦しながらも。
     なんとか怪人は執拗な乱打から逃れて、距離をとることに成功した。だが、予想外の動きに相当翻弄されたようで肩で息をしている。
    「ぜいぜい……灼滅者に詫びなど! 剣士として、ダークネスとして最大の恥辱よ! そんなことをするくらいなら、この腹をかっさばく!」
    (「俺たちのような存在がいる限り……共生なんて出来ないのかな……?」)
     碧は内心では、思い悩むがそれを表には出さず。敵が弱っているところへDCPキャノンを撃ち放つ。ビハインドの月代は霊撃と霊障波を主人に合わせた。美夜古の黙示録砲が火を吹き。聖の雲耀剣が冴えわたる。
    「そろそろだね、うん」
     聖がぽつりと呟く。
     度重なる武器封じの攻撃によって、敵の大刀に細かい罅が入り始めていた。まだまだ、侮れないが。敵の攻撃力も確実に落ちてきている。
    「何を、ぶつぶつ言っている!」
     刀剣怪人の斬撃を、自身の分厚い刀身の剣を盾としてその身で受ける。一瞬、気を失いそうになるほどの衝撃に襲われるものの。何とか耐える。耐えられる。
    「さあさ語ろう! この世に彷徨う魂を黄泉へ誘う列車の噺! 癒されたい方は白線の内側に下がってください、なんてね!」
     幽霊列車の言霊。
     サイレンが、すかさず七不思議の言霊を使用。列車の幻影が対象者の傍を通り過ぎ、味方が列単位で回復する。 ウイングキャットのアルレッキーノもリングを光らせた。
    「江戸っ子チャージ」
     正念場だ。
     熱志も自身に集気法を使って、雄叫びと共に気合を入れ直す。
    「皆さん、それにトルテさんも頑張って」
     ありすも懸命に声を掛けながら、メディックとして戦線を支えた。余裕のあるときはスターゲイザーやグラインドファイアなどで攻撃にも加わる。
    「く! 灼滅者ごときに、遅れを……?」
     刀剣怪人が、剣戟を繰り出そうしたところで。その動作が、びくりと止まる。自身の意思によるものではない。身体が頭に上手く追いついていないような動きだった。
    「ようやく、行動阻害や石化が効いてきましたね」
     楓を中心とした、灼滅者達の地道なジャマ―行為が実ったのだ。最大の功労者である神薙使いは、息を吐きながらシャウトで回復。黒瑩も浄霊眼を使う。
    「馬鹿、な! この程度!」
    「遅い」
     灰音は相手の剣をかいくぐって、斬撃で反撃に移る。攻撃力の減退は充分と判断した碧は、雲耀剣の攻撃を止めて、DESアシッドに切り替えた。寄生体の肉片から生成した強酸性の液体を飛ばし、敵の装甲を腐食させる。次は防御力を削ぎ落とす腹だ。
    「うぐ! まだだ。か弱き淫魔に、貴様等のような輩を近付けるわけにはいかん!」
    「害になるなら排除……。害の手助けをするものも排除……それだけだ」
     シャウトで適宜回復し。
     無表情な美夜古の、狙いすましたクロスグレイブが。相手を打ち、突き、叩き潰す。屈強な怪人は、的確に急所をつかれて苦悶した。


    「ここからは火力重視だよ、うん」
     聖は神霊剣と影喰らいを交互に振るって、威力を発揮する。
     メディックのみの回復では追いつかなさそうになったりした場合は、治癒のフォロー。ディフェンダーやクラッシャーの傷を優先して、集気法とヒーリングライトを使用する。
    「……貴様等は、自分達が本当に正しいと思っているのか?」
     傷だらけになっていく怪人が不意に問う。
     答えたのは、サイレンだ。
    「正義とか悪とかは語る気ないよ。お互い譲れないから勝負する、って事!」
     ピエロとして笑いながら。
     迷うことなく白騎士団の奇譚を語り上げる。
    「武士には騎士! さあ語ろう! 団長を筆頭にした白い騎士団の雄姿を!」
     怪談によって現れたのは。
     剣や斧を構えた白騎士達。怪人へと騎士団が一斉に突撃する。
    「っ!」
    「天下御免スラッシュ!!」
     防りの薄くなった怪人が、押されるようにたたらを踏む。熱志が隙を逃さず、叫びながら戦艦斬りを繰り出し。敵を粉砕する、弩級の技が直撃した。相手にかかるは相当なプレッシャー。
    「トルテさん、退路を塞いでねー」
     ありすがクルセイドスラッシュで攻めながら、サーヴァントは相手の撤退に備える。戦況が灼滅者側の有利に傾きかけたところで、刀剣怪人は確かに後退が続いていた。
    「……退路? 俺が逃げる、だと?」
     怪人は無意識に下がってしまった足を、恥じ入るように。大地を強く踏みしめる。
    「この刀剣怪人! 任務を果たすため! 守るべきもの守るため! 逃げも隠れもせん! 幾らでも、かかってこい!!」
     最後の力を振り絞るような裂帛。
     怪人は折れた剣を超スピードで扱い。自身の精強な肉体で、灼滅者達へと反撃する。その死兵じみた迫力は脅威の一言だった。
    「足止めを、つけるだけつけてあげましょう」
     初志貫徹。
     楓がスターゲイザーで、敵の機動力を奪う。ジャマ―として尽力する。
    「最後まで殴ります」
     灰音が鋼鉄拳と抗雷撃の拳を見舞う。美夜古は閃光百裂拳の、一撃一撃を精密に当てて敵を削り。ビハインドの月代は、霊撃から顔を晒すに移行していた。
    「な、んのっ! これでも喰らえ!!」
     怪人が鋭い一閃から、冴え冴えとした月の如き衝撃を灼滅者達に向けて放つ。決死の一撃がブレイクと共に、次々と皆を払う――否。
     一人だけ。
     このときのために、回避防具を用意していた聖は。刀剣怪人の剣を、紙一重で躱してクルセイドソードを突き立てた。
    「まとめて被害をうけないようにだよ、うん」
    「……ぬかった、か」
     傷に疲労。
     多くの悪影響を抱えた怪人の身体が揺れる。
    「せめて戦った相手の名前ぐらい覚えてから死になよ」
     碧は妖刀を納刀して構え。
     崩れる怪人を、しっかりと見やった。
    「この技だすのは、お前が初めてなんだ……。奥義玖拾捌式――常世ノ闇――」
     痛みすらも感じ得ない、安らぎを与える一閃。
     勝敗は一瞬。
     刀剣の怪物は、最期の台詞を紡ぐ。
    「貴様の名前は……?」
    「……赤城・碧」
     頷くと同時に。
     ダークネスの身体は幻のように四散した。
    「勝った……でも、強敵だったな」
     全員で一息ついてから。
     熱志は敵に対して敬意を払って供養する。碧達も、それに倣った。
    (「仲間を守りたい……だけどお前たちともホントは――」)
     考えても詮無いことだが。
     考えずにはいられないこともある。
    「周りに被害はないみたいだね」
     ありすは戦闘の余波が周囲に及ぶことを懸念していたが。
     確認したところ、たいしたことは無さそうだ。
    「何か甘い物でも食べに行くか……皆も一緒にいかがですか?」
     美夜古が提案すると、楓も同意する。
    「折角、温泉地まで来たんですから戦いの疲れを取るために温泉でゆっくりしたいですね」
     勿論、皆にも異論はない。
     戦闘中は気づかなかったが、温泉地特有の匂いがどこからともなく香る。
    「お土産も見てみたいなー。ゆっくり休みたいけど、珍しいものがあると見にいきたくなっちゃうかなー」
     足取り軽く、灼滅者達は行く。
     物騒な用心棒がいなくなった街へと。

    作者:彩乃鳩 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年10月18日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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