子爵襲来~夜を裂いて

    作者:牧瀬花奈女

     ひやりとした冷気が降り立つ深夜。
     穏やかな眠りに包まれていた津市に、それは現れた。
     風を切る音を奏でながら、夜を裂いて飛翔するコウモリ達。膜翼に施された眼球状の呪術紋様を見れば、それがタトゥーバットと呼ばれる眷属だとすぐに知れるだろう。
     群れを成して飛ぶタトゥーバット達、その数12体。遠目には黒い塊のように見える群れは、鳴き声ひとつ立てずに津市を飛んで行く。
     不意に、先頭を飛んでいたタトゥーバットの1体が、妖しく緑に輝く瞳を一つの民家へ向けた。青い屋根が印象的な、小さな家だった。
     先頭のタトゥーバットは窓に取り付くと、口を開けて超音波を吐き出した。内側から破裂するように、窓が割れる。後ろに控えていたタトゥーバット達が、我先にと中へ入って行く。
     やがてタトゥーバット達は、住人の寝室へとたどり着いた。突然の物音に眠い目をこすりながら身を起こした3人の家族に、タトゥーバット達が群がって行く。
     3人が無数の超音波に身を裂かれ、寝具を血に染めるのは、それから間もなくの事。
     
    「多くの灼滅者の皆さんが調査してくれていたタトゥーバットの事件ですが、三重県の津市で動きがありました」
     五十嵐・姫子(大学生エクスブレイン・dn0001)は、空き教室に集まった灼滅者達に一礼するとそう告げた。
    「津市の洋館の一つが、タトゥーバットの主人であるヴァンパイアの拠点となっています。そこから、津市全域にタトゥーバットが放たれるようです」
     このヴァンパイアの洋館に突入する作戦も同時に行われるが、タトゥーバットが街に放たれるのを防ぐ事は出来ない。
    「そこで皆さんには、津市へ向かって頂いて、タトゥーバットの襲撃を阻止して欲しいんです」
     タトゥーバットは津市の人々を殺し尽くそうとしている。しかし、灼滅者達が戦闘を仕掛ければ、こちらの排除を最優先とするようだ。住人の救助等を考える必要は無い。

     姫子は教卓の上に地図を広げると、住宅街の一角を指した。
    「皆さんに担当して頂きたいのは、この一角にある民家です。小さいですが庭がありますから、そこで戦うのが良いと思います」
     合計12体のタトゥーバット達は、庭で待ち構えていればすぐに現れる。戦闘になれば6体ずつ、ジャマーとスナイパーに分かれて襲い掛かって来る事だろう。
     タトゥーバットの能力は三つ。超音波によるプレッシャー攻撃と、紋様の瞳による催眠攻撃。そして、自らを癒す能力だ。攻撃はどちらも単体にしか効果は無いが射程が長く、回復には妨アップの効果もある。
    「1体1体はそれほど強くありませんが、とにかく数が多いです。数を減らすまでは、苦戦は免れないでしょう」
     いかに素早く、敵の数を減らせるか――そこが鍵になりそうだ。

    「大変な戦いになると思いますが、このまま放置すれば津市の住人は全滅してしまいます。それを防ぐためにも頑張ってください」
     よろしくお願いしますと、姫子は灼滅者達を見送った。


    参加者
    アリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)
    新城・七波(藍弦の討ち手・d01815)
    篠原・朱梨(夜茨・d01868)
    上代・椿(焔血・d02387)
    饗庭・樹斉(沈黙の黄雪晃・d28385)
    カルム・オリオル(ヒッツェシュライアー・d32368)
    日下部・颯太(小学生七不思議使い・d33731)
    矢崎・愛梨(中学生人狼・d34160)

    ■リプレイ


     深夜の街に足を踏み出すと、途端に寒気が忍び寄って来る。津市へたどり着いた灼滅者達は、身をひとつ震わせて夜の道を急いだ。事前に示された民家の庭へ入り、静かに布陣する。
    「ここは戦いの場。僕たちを除いた人は入ること能わず」
     新城・七波(藍弦の討ち手・d01815)が鋭い殺気を周囲に放つ。間違っても、一般人がこの庭へ迷い込む事の無いように。前衛へ出た彼の隣に、矢崎・愛梨(中学生人狼・d34160)が並び、クロスグレイブを構えた。
     数の暴力かと、胸中で独り言つアリス・バークリー(ホワイトウィッシュ・d00814)の脳裏に浮かぶのは、羽虫型ベヘリタスの事。けれど今回は負けはしない。タトゥーバット事件は見ている事しか出来ず歯痒かったけれど、幕切れに居合わせる事が出来るなら上々だ。
    「妄執の虜になったダークネスの目論見は、完全にぶっ潰しましょう」
    「うん、頑張ろう」
     アリスの言に頷き、日下部・颯太(小学生七不思議使い・d33731)は柔らかな笑みを浮かべる。妄執に捕らわれ、津市へタトゥーバットを放った子爵。思い通りにさせはしないと、暗い夜空を見上げる。
     仲間と共に周囲を窺う上代・椿(焔血・d02387)の背には、微かな緊張が走る。前線を離れて久しい彼は、武器の感触すら懐かしい。仄かに張り詰めた気持ちでいる椿の隣に並んだのは、篠原・朱梨(夜茨・d01868)。ウイングキャットの紫乃の淡く紫がかった翼を撫でた彼女は、椿の方を見て朝焼け色の瞳を細めた。
     花が開くような微笑みに、椿の中で凝り固まったものが解けて行く。隣には、誰より頼りになる恋人がいるのだ。負けないように頑張らなくては。
     旅人の外套をまといつつ双眼鏡を覗き込んでいた饗庭・樹斉(沈黙の黄雪晃・d28385)は、空から降下して来る黒い塊を見付けた。
     目を凝らしてみれば、膜翼に施された呪術紋様をはためかせ、飛翔するタトゥーバット達の姿が見える。
    「来たよー!」
     双眼鏡から目を離し、樹斉はスレイヤーカードを掲げた。愛嬌あるぽっちゃりした少年の姿が、見る間に狐の獣人へと変わる。
     さっと身構えた灼滅者達の前へ、タトゥーバット達が降りて来る。ゆるりと手を広げ、アリスが展開したのはサウンドシャッター。これで民家の住人に戦闘音を気取られる心配は無い。
     暗闇の中に灯のしずくを落とすように、灼滅者達の用意した照明に光が灯る。カルム・オリオル(ヒッツェシュライアー・d32368)はすっと妖の槍を撫でると、妖気のつららを作り出した。
    「ほな、はじめよか」
     緩やかに紡がれた言葉と同時、明かりの中に響いた冷たい音が、戦いの始まりを告げた。


    「来たれ、厳冬の先触れ。冷たく凍てつく氷雪の爪牙よ!」
     アリスの指先が弧を描き、中衛に位置したタトゥーバットの体温が急速に下がる。はためく呪術紋様が内から牙に裂かれるように、真白く凍て付いた。
     人工の明かりの中、氷のかけらをきらきらと散らすタトゥーバットを見て、愛梨は瞬きをひとつする。
     タトゥーバットとは以前に戦った事がある。彼らはその時、まとまって攻撃して来た。数は違えど習性に違いは無いだろうから、まとめて攻撃出来るようにした方が良いと愛梨は考えたのだけれど――。
    「そうか、減衰が起きるか。じゃ、一体ずつ」
     クロスグレイブを肩に担ぎ、愛梨はよろめいた1体へ狙いを付ける。十字架の先端に取り付けられた砲門が、聖歌と共にその口を開く。撃ち放たれたのは、光の弾丸だ。瞬く間に業を凍結されたタトゥーバットは、光の中で新たな氷のかけらを散らした。
     颯太の手の中で、交通標識が黄色にスタイルチェンジする。中心に浮かんだのは、大きなコウモリの絵姿だ。
    「『巨大蝙蝠注意』ってね」
     おどけた風な言葉を紡ぎながらも、漆黒の瞳は油断無くタトゥーバット達を見据えている。敵の動きを観察し、狙いをつける目安を仲間へ伝える。それが颯太が己に課した役割だった。
    「狙い撃ちですよ」
     七波の胴からするりと白い帯が伸び、膜翼に刺された眼球の紋様を貫く。大きく体勢を揺らがせたところへ、朱梨が紅の逆十字を紡ぎ上げた。内から裂かれる痛みに耐えかねて、翼に穴を開けたタトゥーバットが地に落ちる。
     キイ、と、それまで沈黙していたタトゥーバット達が鳴き声を上げた。薄汚れた牙の隙間から、赤く平べったい舌が覗く。
     直後、人間の可聴域を超えた音波が灼滅者達を襲った。目に見えぬ、音も聞こえぬ衝撃が、灼滅者達の体のあちこちを切り裂く。咄嗟に動いたディフェンダー達の加護があっても、被害を免れた者などいなかった。
    「こりゃ、本当に数を減らすまでは苦戦しそうだな……」
     戦争は数だよ兄貴。そんな台詞を思い浮かべながら、椿は掌からリングスラッシャーを舞わせた。淡く輝く光輪が裂いたのは彼自身の背。滲み出た血が炎となり、紅蓮の翼として顕現した。優しく仲間を撫でた炎は裂かれた傷を癒し、破魔の力を彼らに宿す。
     街一つ丸々滅ぼせるとか、子爵級凄い。爛と緑に輝くタトゥーバットの瞳を見やり、樹斉は胸の内で呟いた。まだ見ぬ上位のヴァンパイア達は、皆こんな力を有しているのだろうか。
     厄介だとは思う。けれど樹斉達の肩にかかっているのは一般人の平穏な日々だ。夏より幾分か厚くなった毛皮を僅かに膨らませ、雲の如き刻印を宿した大剣を振り上げる。
     負ける訳にはいかない。意思を宿した一撃が、氷ごとタトゥーバットを粉砕した。
    「まだ数が多いな」
     今はまだ、まとめて複数の相手の体力を削ぐ方が殲滅に有効か。考えるカルムの髪が揺れ、灯を受けて金糸のように輝いた。
     緋色の瞳をすがめ、カルムはウロボロスブレイドを引き抜く。軽く手首をしならせると、長剣は幾つもの刃に分かれ加速の力を得てタトゥーバット達を引き裂いた。
     後を追ったのは、アリスの作り出した輝きの十字だ。プリズムの如くきらめいた十字架は、内から真白い光線を放ちタトゥーバットの翼に焦げ跡のような穴を作る。左端のやつを、と声を上げた颯太に応じ、七波が死角から小さな足を切り落とした。
     キイ、と耳障りな鳴き声を上げ、タトゥーバットが大きく翼を広げる。そこに施された呪術紋様が、薄紫に輝いた。大きな生き物の目にじっと見詰められているような、そんな錯覚が灼滅者達の意識をくらりと揺らがせる。
    「皆、頑張って!」
     ふるりと頭をひとつ振って、颯太は七不思議の言霊を紡いだ。心温まる言葉が癒しとなり、仲間達を浄化して行く。
    「今日はね、いつもよりもっともっといっぱい頑張るよっ」
     紋様の輝きから仲間を庇い傷付きながらも、朱梨の意識は高揚していた。隣に立つのは誰よりも愛しい人。士気だって上がる。紫乃の肉球パンチを受けてよろめいた1体に、朱梨はクルセイドソードを閃かせる。非物質化した刃に貫かれ、タトゥーバットは声も無く落ちて行く。
    「敵の数は多いけど、無限じゃないわ。削って行けば勝てる!」
     アリスの指先が冷気を紡ぎ出し、タトゥーバット達を包む氷が厚くなる。
     樹斉の刃が腹を切断し、また1体がぼとりと地面へ落ちた。


     カルムがタトゥーバットを見やり、瞬きをひとつする。緋瞳は僅かなその間に、敵の弱点を見抜いていた。
    「ちぃとばかし痺れるで、喰らいや」
     戦場内を照らす明かりを受けて、繰り出された刃が光の弧を描く。目に痛いほどの輝きを生んだ刃は、タトゥーバットの喉を正確に抉っていた。摘出された小さな肉塊がぼとりと地面へ落ちると同時、タトゥーバットも落下する。
    「7体目! 折り返し地点だね」
     颯太の声に、灼滅者達はほっと息を吐く。既に愛梨は倒され、未だ立っている彼らにも傷が積み重なっている。けれど敵の数は確実に減っているのだ。
     アリスの両手にオーラが集まり、飛行が不安定になった1体へ狙いをつける。銀の粒子で紡がれたオーラは銀河のようにきらめいて、タトゥーバットの頭を鋭く貫いた。
     七波が距離を詰め、勢い良くマテリアルロッドを振り上げる。見る者を呑み込むかのような黒色の鎧が、その動きに伴って硬い音を立てた。
    「砕け散れっ」
     藍の瞳がタトゥーバットを射抜き、矮小な体躯に膨大な魔力が流し込まれる。内から破壊される衝撃に身を震わせたタトゥーバットに、樹斉が斬艦刀を振るった。
     キイ。もう飽きるほど聞いた鳴き声が、また空気を揺らす。朱梨は迷い無く地を蹴って、超音波の前に身を踊らせた。
     キイ。二度目の鳴き声。今度の標的は朱梨自身だ。受け止めようと身構えた彼女の前に、椿が滑り込んだ。椿さん、と悲鳴じみた声を上げた朱梨へ、大丈夫だからと椿は笑って見せる。
    「あんまり入れ込み過ぎないようにな」
     颯太からの祭霊光を受けながら、朱梨は僅かに顔を俯ける。椿の言いたい事は分かる。でも――、
     再び顔を上げた時、朝焼け色の瞳には強い光が宿っていた。それは深い深い、情念の色。
    「椿さんは絶対絶対朱梨が守るし椿さんを傷つけるやつは朱梨がぜんぶ排除するんだから!」
     縛霊手の爪がタトゥーバットを抉り、放出された霊力が小さな体を縛り上げる。ピキッ、と甲高い声を上げて、禍々しい命がまたひとつ終わりを迎えた。
    「愛されとるなぁ」
     内心で冷や汗をかく椿へそう言葉を投げ、カルムは槍を構える。空気を裂かんばかりの勢いで繰り出された穂先は、螺旋の捻りを帯びてタトゥーバットの翼を破った。
     ぼろ布のようになった翼を広げ、タトゥーバットは紋様を輝かせる。薄紫の光芒を避けて、樹斉は息を吸い込んだ。高らかに紡がれたのはディーヴァズメロディ。紋様の紡ぐ催眠に負けぬよう、陶酔するように、樹斉は喉を震わせる。神秘的な歌声は、心持たぬ眷属であるタトゥーバットの内にすら響き、闇色の体を揺さぶる。
     半数以上を灼滅されてなお、タトゥーバット達は逃走の気配を見せない。妖しく緑に輝く瞳は、灼滅者達を睨んだままだ。
     逃げない相手はやりやすいわ。口元を僅かに緩め、アリスは護符揃えに指を伸ばした。
    「まとめてボロ屑にしてあげる」
     取り出された符は風に乗って五芒星型に並び、攻性防壁を築き上げる。はらりと揺らいだ翼へ、七波が黒く尾を引く斬撃を見舞った。鮮血のオーラをまとった椿のリングスラッシャーが、その首を刈り取る。
     揺らがない明かりの中、紫乃の猫魔法がきらめいた。カルムが持ち上げた槍の先端に、妖気が冷たく集って行く。薄く青みがかったつららと化したそれを振り抜くと、タトゥーバットの体がぴしりと凍て付いた。
     氷のかけらを散らし、羽音を響かせるタトゥーバット達の鳴き声は、戦い始めた当初よりもか細く聞こえる。残り3体。あと一息だと、傷口から垂れた血を拭い、七波はマテリアルロッドを振りかぶった。叩き込まれたフォースブレイクに、タトゥーバットが甲高い声を上げる。斜めに傾いだその体を、樹斉の刃が両断した。
    「あと2体っ」
     朱梨の剣が音も無くタトゥーバットを貫き、霊魂を直接破壊する。アリスの掌から放たれた白銀のオーラに、紋様を刻まれた翼が大きくはためく。カルムは刃を閃かせ、小さく膨らんだ腹を瞬時に裂いた。弱点を摘出されたタトゥーバットが、木の葉のように落ちて行く。
     最後の1体となったタトゥーバットへ、樹斉の刃が滑り込んだ。切り出された部位をはね除けて、七波は黒死の斬撃を放つ。切り裂かれた翼がゆらりと揺れた。
     あと一押し。そう判断した颯太は緩やかに口を開いた。柔らかな声音が紡いだのは、とある男女の悲恋。殺された男と、後を追った女の物語。
    「怨念と血を吸った桜は綺麗に咲く。そして、いつまでも新たな『餌』を欲しがるんだ」
     漆黒の瞳に見詰められて、傷付いたタトゥーバットの動きが止まった。まるで、目に見えぬ桜にその身を絡め取られたかのように。
     そして少年は最後の言葉を語る。今夜の餌は――『君達』と。
    「これが僕の七不思議の一つ、『悲恋血櫻奇譚』」
     颯太の声が夜の中に溶けて消えた時、最後のタトゥーバットは静かに地面へと舞い落ちて行った。


     最後のタトゥーバットが消え去ってしまうと、七波は武装を解除して辺りを見回した。
    「敵は全て撃破出来ましたね。あとは……他の戦場の皆さんの結果を待ちましょう」
     そうねと応じたアリスの瞳は、遠く館の方角を見詰めている。洋館へ向かった従弟は大丈夫だろうか。今は吉報を祈るしかない。
    「明かりも片付けないとだねー」
    「こっちは回収したで」
    「足跡も消しておこうか」
     庭に設置した照明を片付ける樹斉とカルムの傍ら、颯太が庭についた足跡を消して行く。作業が終わり、彼らが明かりを消す頃には、倒れていた愛梨も目を覚ましていた。
     大丈夫? と労わる朱梨に、平気と返し、愛梨ははにかむような笑みを浮かべた。見たところ、大きな怪我は無い。
     仲間が帰り支度を始めるのを見て、椿はもう一度、民家の方を顧みた。住人達は何も知らず眠っている。朝が来ても、庭で何が起きていたのかを知る事は無いだろう。
     帰ろうと、誰からともなく声が上がる。
     静かに眠る一家を残して、灼滅者達は帰途に就いた。

    作者:牧瀬花奈女 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年11月6日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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