子爵襲来~蝙蝠が死を告げる夜

    作者:泰月

    ●未来の悲劇
     三重県津市の、とある洋館。
    「さぁ、僕のタトゥーバットよ、この街の人間を全て殺しつくせ! 邪魔する奴がいるなら、誰でも構わない、すぐに殺してしまうんだ」
     そんな声が内部から響くと、開け放たれた窓から文様のある翼を広げてタトゥーバットが飛び出してきた。
     何匹も、何匹も、何匹も、何匹も。大量に飛び出して行った。
     そして――。

     殆どの人が寝静まったであろう、深夜。
     津市のとある古アパートに、12体のタトゥーバットが飛来する。
     窓ガラスを突き破って飛び込んだタトゥーバットは、人の耳の可聴域を超えた超音波を鳴らし始める。
     眠る人々を二度と覚めない死と言う名の眠りに突き落とす、死の音色を。

    ●コウモリ1ダース
    「最近、タトゥーバットの事件が続いていたでしょう。多くの灼滅者が調査してくれていたおかげで、タトゥーバットの主人であるヴァンパイアの動きが判ったわ」
     夏月・柊子(高校生エクスブレイン・dn0090)は、集まった灼滅者達に話を始める。
     動きがあったのは、三重県の津市。
    「市内の洋館がタトゥーバットの主人であるヴァンパイアに占拠されて、そこから津市全域に、タトゥーバットが放たれるわ」
     このヴァンパイアの対処に洋館に突入する作戦も行われる。
     だが、タトゥーバットが街に放たれるのを防ぐ事は叶わない。間に合わない。
    「放たれたタトゥーバットは、市内の人間を全て殺し尽くそうとするわ。だから、皆にはタトゥーバットの襲撃を阻止して貰いたいの」
     柊子が見つけたタトゥーバットの襲撃場所は、市内の古いアパート。
    「幸い、と言うべきかしら。戦闘を仕掛ければ、タトゥーバットは灼滅者の排除を最優先にするわ。そう言い付けられているんでしょうね」

     そこで待ち伏せて戦いに持ち込めば、後は勝つだけ――だが、1つ問題がある。
    「数が多いのよ。1グループ、12体で行動してるわ」
     タトゥーバットは、体表面に描かれた眼球状の『呪術紋様』で魔力を強化された、コウモリの姿の眷属だ。
     その紋様は、直視した者を催眠状態に陥れる魔力を帯びている。
     さらに空中を自在に飛翔し、人間の可聴域を越えた超音波によって擬似的な呪文詠唱を行い、数々の魔法現象を引き起こす。
     厄介な攻撃を持っている上に、今回は数も多いと来ている。
    「眷属相手とは言え、数が多い内は危険よ。正直、苦戦は免れないわ」
     いかに早く敵の数を減らすか。
     その戦術が、重要になるだろう。

    「タトゥーバットの好きにさせたら、津市で次の朝を迎えられる人は誰もいなくなってしまうかも知れないわ」
     そんな惨劇を阻止できるのは、灼滅者だけだ。
    「楽な戦いにはならないと思うけれど、よろしくね。気をつけて行ってらっしゃい」


    参加者
    鹿嵐・忍尽(現の闇霞・d01338)
    由津里・好弥(ギフテッド・d01879)
    霧渡・ラルフ(愛染奇劇・d09884)
    栗元・良顕(にんげん・d21094)
    ヴィア・ラクテア(ジムノペディ・d23547)
    翌檜・夜姫(羅漢柏のミコ・d29432)
    高嶺・楠乃葉(餃菓のダンプリンフィア・d29674)
    茶倉・紫月(影縫い・d35017)

    ■リプレイ

    ●飛来
     不気味な紋様が描かれた翼が、夜空に幾つも広がる。
    「来ましたか」
     急降下してくる12体のタトゥーバットに気づいて、戦いの音を断つ力を広げるヴィア・ラクテア(ジムノペディ・d23547)の髪が漆黒に染まりゆく。
     更にヴィアが間髪入れずに使った直接破壊の禁呪が、編隊の前方から4体のタトゥーバットを纏めて爆破した。
    「ここから先は、通行止めだよ」
     続けて翌檜・夜姫(羅漢柏のミコ・d29432)が声を上げ、頭上に掌を向けた。魔術が夜空の熱を奪った範囲の8体の内、3体のタトゥーバットが霜に覆われる。
    「おや、庇わないデスか? それなら、纏めて狩るまでデス!」
     霧渡・ラルフ(愛染奇劇・d09884)の体からどす黒い殺気がにじみ出て、前方のタトゥーバット達を覆い尽くす。
     ――キキィッ!
     そんな甲高い鳴き声が、殺気の中から響いた。
     タトゥーバット達が飛び出した直後、空気が震えて歪む。人の可聴域を超えた音が、頭上から灼滅者達に降り注ぐ。
    「……闇夜であれど蝙蝠に遅れは取らぬでござる」
     忍者らしく、蝙蝠の様に電線にぶら下っていた鹿嵐・忍尽(現の闇霞・d01338)が飛び降りて、超音波を全身で押し潰す。
     潰しきれない分は体で阻み、黒い秋田犬のような霊犬・土筆袴もその身を盾にする。
    「探りはもう充分でござるな。闇に生きる忍の技、とくと味わうでござるよ」
     痺れた腕に力を込めて、忍尽は跳びあがり、雷気を纏った拳で蝙蝠を打ち上げた。
    「五月蝿い……いいか。今は深夜だ。本来、俺は寝てる時間だ」
     空気が静まった所で、茶倉・紫月(影縫い・d35017)が唸るように呟く。
     安眠妨害を許さない怒りが、声から滲み出ていた。
    「大事な寝る時間を奪った罪は重いぞ」
     破邪の光を纏って跳び上がった紫月は、殴られたタトゥーバットに剣を振り上げる。
    「皆ぐっすり寝てるみたい……なら。コウモリちゃん達には消えて貰わなくちゃ」
     高嶺・楠乃葉(餃菓のダンプリンフィア・d29674)も地を蹴って跳ぶ。
    「餃菓……転化!」
     上昇する僅かな間に、楠乃葉の姿が変わる。中にチョコの入った餃子の頭部を持つチョコ餃子型ご当地怪人『ダンプリンフィア』。それが人造灼滅者である彼女の戦う姿。
     纏う破邪の光は赤や緑や黄。三色の光を纏って振り上げられたご当地聖剣が、タトゥーバットを急所ごと両断し、消滅させる。
     まず1体。
     だが。
    「ここからですね。残りが動きますよ」
     由津里・好弥(ギフテッド・d01879)が緊張した声を上げる。
     その直後、超音波を放たなかったタトゥーバット達が旋回を止めた。広げた翼の紋様が怪しい輝きを放ち、偽りの瞳から魔力を秘めた視線が灼滅者達に浴びせかけられる。
    「数が多い間こそ、こちらも連携をしっかりとって対処しましょう」
     好弥は前で仲間を庇った忍尽に、自分の中の闇の力を注ぎ込む。
    「コウモリの……しんどそう」
     もこもこと着込んだ栗元・良顕(にんげん・d21094)がぼんやりと呟く。
     動きは遅れたが、結果的に状況に合わせられた。優しい風を招いて、吹き渡らせる。
     頭上を舞う敵は、11体。
    「数が多いだけの相手に負けるつもりはないよ!」
     その数に臆する事無く、夜姫は跳び上がり白焔を纏う薙刀に螺旋の捻りを加えて、タトゥーバットの1体を貫いた。

    ●夜戦
     跳び上がったヴィアが武器と融合した黒い髪を伸ばし、タトゥーバットの内側に魔力を流し込む。
     ――ィィィッン!
     内からの衝撃が体を引き裂かれたタトゥーバットが消滅するのを待たず、別のタトゥーバットが超音波を放った。
    「っ……これで半分。これだけの蝙蝠を一気に放つ事ができるなんて、どれだけ強大な力を持っているんですかね」
     聞こえない音の攻撃を感覚で避けて着地したヴィアは、頭上を舞う6体を見上げて溜息混じりに呟く。
    「何処のどいつだか知らんが1ダース単位で蝙蝠飛ばすなよ……どうせならアイス1ダース寄越せと。チョコミント寄越せ」
     苛立ちを露わにした紫月の影が、膨れ上がる。
     伸びた影は旋回するタトゥーバットの1体を捉えて、包み込む。
    「子爵とか言う、予兆で見えた限りでは気持ち悪いヴァンパイアの仕業ですね。灼滅者優先なのは助かりますが、凄く迷惑です」
    「全く。多勢を以って罪無き多くの人々の命を脅かすとは許せぬ狼藉でござる」
     体を盾にし続ける忍尽は、指輪から闇の力を注ぐ好弥に頷きながら、印を組んで意志持つ帯を土筆袴に巻きつける。
    「我々に傍迷惑なのは勿論デスが。あの手のタイプが子爵になれるとなると、吸血鬼の爵位制度にはいささか問題があるのではないか、と思わざるを得ませんネ」
     さらりと敵の体制批判を口にしながら、ラルフが地を蹴って跳び上がった。
     影から抜け出したばかりのタトゥーバットを摩擦の炎を纏った足で蹴り落とす。
    「コレを差し向けた動機とか考えたら、コレの主は六六六の連中と、大差なさそうよね。命を軽んじる程度や、変体度合いが」
     楠乃葉もタトゥーバットの親玉を批判しながら、炎に焼かれて落ちるタトゥーバットをほのかな赤色の餃子のオーラを纏った拳で掴んで、地面に叩き付ける。
     ――キキィッ!
    「飛ばせはしないよ!」
     鳴き声を上げて翼をばたつかせるタトゥーバットを、夜姫の紙垂のついた翌檜の祓串が上から押さえつけた。
     流し込んだ魔力が翼の紋様を破壊し、タトゥーバットが消えていく。
    「……どれでもいいか」
     それを見届けて、良顕は無造作に頭上に掌を向ける。風が渦巻き刃となり、適当に選んだタトゥーバットの1体を斬り裂いた。
     半分以上倒しても、まだ残りは5体。数を意識すると、まだこんなにいるのか、と言う気分が少なからずよぎるが、ここまで誰も倒れずにいられたのは大きな成果だ。
     タトゥーバットの攻撃に合わせた装備でそれぞれに守りを固めた事で、偽りの瞳の魔力が灼滅者達の自我を迷わせるに至らなかったのも大きい。
     だが、限界はある。
     3体のタトゥーバットが一斉に翼を広げる。
     狙い済ました超音波に連続で打たれて、土筆袴が力尽きて消えていく。
    「っ……よくもやってくれたでござるな!」
     忍尽も超音波を浴びていたが、従順な相棒の消滅に覚えた怒りを力に変えて限界を超えて、縛霊手を掲げて片手で印を切る。
     構築された結界は、旋回するタトゥーバットを纏めて包み込む。
     その中で、2体が翼を広げ紋様を輝かせ、空気を震わせる。超音波を使った、擬似詠唱による回復の力。
    「クハハッ! それは無駄な足掻きというものデス!」
     だが、ラルフが独特な笑いを上げて、茨に覆われた縛霊手を掲げて、霊的因子を止める力を強めた結界を重ねた。
     聞こえない音が霧散し、片方の詠唱が失敗に終わる。
    「明日のある眠りを、永遠の眠りにすることは許しません」
     更にヴィアが否定の魔力を持つ光を放ち、タトゥーバット自身とその体を包んだ力を撃ち抜いて、打ち消した。
    「これで、こいつもとどめ!」
     夜姫が追い討ちに、跳び上がる。既に霜に覆われたタトゥーバットの体を、鬼のそれに変わった巨大な拳が打ち砕いた。
     入れ代わるタイミングで、楠乃葉も別のタトゥーバットを見据えて跳び上がる。
    「吼えよ……龍鱗餃……神霊剣!」
     非物質の光に変わった楠乃葉のご当地聖剣は、偽りの視線で揺さぶられたお返しとばかりに、タトゥーバットの精神を魂を深々と斬り裂いた。
     ――キィィッ!
    「五月蝿い」
     苦悶の声を上げたタトゥーバットを、紫月は影で包み込んで黙らせる。高度を下げた所に、良顕がひんやりと冷たい十字架を無造作に叩き付ける。
     アパートの上の夜空を舞う影がいなくなるまで、余り時間は掛からなかった。

    ●いつもの夜のために
    「もう少し、市内の警戒に当たりませんか?」
     12匹のタトゥーバットとの戦いを終えて、好弥は仲間達にそう提案した。
     無傷な者は1人もいないが――まだ戦う余力はある。
    「そうですね。根本を叩く人達が安心して背中を任せて貰えるように、もう一仕事しましょうか」
    「このまま誰も知らぬ一夜の夢になるよう、尽力するでござる」
     それにヴィアと忍尽が、真っ先に頷いた。
     他に特に反対の言葉は上がらず、8人は夜を守る為に駆け出した。

    「音が……何処か近くで戦ってるみたいですネ」
     その音に、ラルフが最初に気づいた。
     戦闘音。
     唐突な聞こえ方は、戦場に近づいた証。今夜の状況を考えれば、そこにタトゥーバットがいると考えるべきだろう。
    「行ってみましょう。状況がわかりませんし、臍曲りで個性的なタトゥーバットがいないとも限りません」
     好弥の言葉に頷いて、一行は音を頼りに住宅街を駆け抜ける。
    「見て、コウモリちゃんがまだいるよ!」
     何度目かの角を曲がった所で、楠乃葉が声を上げる。
     アパートの近くを舞う2体のタトゥーバットの姿。その下に人影が見えるが――タトゥーバットから遠ざかるように、こちらに近づいてはいないだろうか?
     そんな中で1人、漆黒の髪の少女がふらつきながら剣を支えに足を止める。
    「――が砦です。さあおいでませ蝙蝠さん?」
     聞こえた声でその意図を確信し、夜姫は強く踏み込んだ。
    「――そのまま行って」
     多くは聞かず、すれ違ったところでそう短く言って。
     夜姫が突き出した白焔を纏う薙刀と、降下したタトゥーバットの牙がぶつかり甲高い音を響かせる。
     弾かれたタトゥーバットはすぐに空中で身を翻したが、紫月の腕が牙を阻んだ。
    「俺は早く戻って寝たいんだ……暴れ回るな」
     不機嫌そうに紫月が零して、片手で鋭い鋏を振り上げた。断ち切った蝙蝠の翼の欠片を鋏の刃が喰らい尽くし、流れた血を補う。
    「すまない。感謝する」
     落ち着き払った声で短く告げた青年に片手で応えて、ヴィアは改めて戦いの音を断つ力をこの場に広げる。
     駆ける速さで遠ざかる足音は、程なく聞こえなくなるだろう。
     好弥は僅かに安堵の笑みを浮かべて、指輪から闇の力を仲間に注ぎ込んだ。

    ●夜の静寂
     暴風を纏ったラルフの蹴りが、タトゥーバットたちを吹き飛ばす。
     ――キィィッ!
     甲高く鳴いて翼を広げ、タトゥーバットは空中で静止すると旋回し始めた。
     先程まで相手にしていたタトゥーバットと飛ぶ速さに大きな差はなかったが、牙を使った近接攻撃を持つ個体と言う意味では戦い方は同じではない。
     その違いに対する順応がやや遅れ、がら空きになっていた良顕の背に迫る牙。
    「……させぬで、ござるっ!」
     それを伸ばした腕で食い止めた忍尽だが、別のタトゥーバットの偽りの視線に精神を射抜かれて膝を付く。
    「焼けちゃえ!」
     牙を赤く染めたタトゥーバットを、炎を纏った楠乃葉の足が蹴り飛ばした。
     炎が翼を焦がし、香ばしいチョコの香りが僅かに漂う。
    「上には行かせません」
     上昇しようとしたタトゥーバットだが、そうと読んでヴィアがその上を取っていた。漆黒の髪に融合した影の刃が生まれるように形を現し、タトゥーバットを両断する。
    「あと1体ですね。ここは、動きます」
     回復は不要なタイミング。そう見た好弥は、残るタトゥーバットの下に素早く回り込んで、古代の達人の得物と同じ名をつけた槍で翼を斬り裂く。
    「たたみかけまショウか。クハハッ」
     槍から逃れようと旋回したタトゥーバットを、炎を纏ったラルフの蹴りが捉える。
     ――ギィッ!
     熱を嫌うように上昇しかけた所を、良顕の本から放たれた光が撃ち抜いた。
     その間に跳び上がった紫月が、破邪の光を帯びた剣をタトゥーバットに振り下ろす。
     高度を落としたタトゥーバットを、ほのかな赤色に輝く餃子のオーラを纏った楠乃葉の手が掴んで、地上に投げ落とす。
     そこに、夜姫が払串をかざす。流し込んだ魔力が蝙蝠に刻まれた紋様を内から破壊し、その全身も崩れて消えていった。

    「見事。この世に明けぬ夜は無し、でござるな」
     膝を付いたまま立てずにいた忍尽が、笑顔で顔を上げる。
     もうしばらく休んで動けるようになったら、土筆袴を呼んで労ってやろう。
    「これでここへの派兵は打ち止め……かな?」
    「そうですネ。追加はないと見てよいでショウ」
     小さく息を吐いた夜姫に、ラルフが頷く。
    「これ以上の戦いは無理ですね。あの2体がダメージ重視でなくて助かりました」
     好弥の口からも、小さく安堵の息が漏れる。
     敵が残っていない確証はまだないが、自分達から被害を出す気もない。
     今の戦いも残っていた体力を考えれば、ダメージ重視の戦い方を取るタトゥーバットがいたら、被害はもっと広がっていた可能性もあった。
    (「お義姉ちゃん、ちゃんと無事だよね……?」)
     楠乃葉は、胸中で義姉の身を案じる。もう義姉のいる戦場でも、戦いは終わっているだろうか。
    「とりあえず、寝たい。……自販機の裏は意外と暖かい、らしい。段ボールもあれば普通に寝られるとか……」
     唐突な紫月の言葉に、数人の視線が集まる。
    「へぇ、そうなんだ」
     良顕はぼんやりと相槌を打っていたが、他の視線は止めておけ、と語っていた。
    「いや、大丈夫。途中で寝ない。多分、おそらく、きっと」
    「なんにせよ、戻りましょう。本体を叩く作戦の報告も届いている頃かと思います。上手く行っていると良いのですが」
     ヴィアが淡々と言って頭上を見上げる。街中の為かあまり星は見えなかったが、静かな夜空が広がっていた。

    作者:泰月 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2015年11月6日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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