「うむ。やはり、秋刀魚は目黒にかぎる」
目黒の秋刀魚祭り。
大量の秋刀魚が振る舞われるお祭りで、暴食の限りを尽くすご当地怪人がいた。その名も、ハイエナ秋刀魚祭り怪人という。
「アフリカンパンサー様の為に、たんとガイアパワーを集めなければな」
アフリカンご当地怪人。
アフリカンパンサーの配下である、秋刀魚の剣を持つハイエナの姿をした怪人は突如として祭りに乱入。用意されていた秋刀魚を、根こそぎ喰らい尽くさんばかりの勢いでどんどん食べていったのだった。
「早くおかわりを持ってこい!」
「しょ、少々お待ちを……」
「ちゃんと言われた通りに調理しろよ!」
「は、はい」
祭りの出店の人々は、怪人に強要されて慌ただしく手を動かす。十分に蒸したうえ、小骨を丁寧に抜いて、だしがらの様になった秋刀魚の出来上がりである。
(「いや、秋刀魚の定番と言えばさ」)
(「ちょっと焦げ目があって」)
(「もっと、こう脂がのったものだよな」)
人々は、怪人が指定してきた調理法に内心戸惑いを隠せずにいた。
せっかく脂がよくのった秋刀魚を、わざわざ不味くしているかのような工程。これでは、ぱさぱさで気の抜けたような味しかするまい。
「脂が多いものを喰って、身体に触ったら一大事だからな」
だが、怪人はご満悦の様子。
だしがら秋刀魚を上機嫌に丸呑みする。
「……うん、美味なり! もっと持って来い、この祭りの秋刀魚は全て俺のものだ!!」
「槌屋・透流(トールハンマー・d06177)さんの情報により、アフリカンご当地怪人が事件を起こすことが判明しました」
五十嵐・姫子(大学生エクスブレイン・dn0001)が灼滅者達に説明を始める。
「このご当地怪人は、秋刀魚を摂取することでご当地の力を高めるという習性があります。アフリカンパンサーの為にも、ガイアパワーを集めているようですね」
アフリカンパンサーの配下は、ご当地パワーを根こそぎ奪ったら別の場所に移動するという活動を繰り返す。このままでは、多くのご当地が無茶苦茶になってしまいかねない。
「このアフリカンご当地怪人を撃退して欲しい、というのが今回の依頼となります」
問題の相手は、ハイエナ秋刀魚祭り怪人。
目黒で開かれていた秋刀魚を振る舞うイベントで、暴君のように乱入するという。
「このイベントは公園広場で開催され、多くの一般人が参加している状況となります」
怪人は秋刀魚を食べることを第一にして集中しているが、戦闘となればどう動くは分からない。ハイエナの外見をして、秋刀魚型の剣を持つ剣士だ。
「難しい状況での戦いになりますが、どうかお気をつけて。皆さんの健闘をお祈りします」
参加者 | |
---|---|
槌屋・透流(トールハンマー・d06177) |
崇田・來鯉(ニシキゴイキッド・d16213) |
鴻上・朱香(宝石少女ジュエリア・d16560) |
蓮条・優希(星の入東風・d17218) |
居木・久良(ロケットハート・d18214) |
アイリス・アレイオン(光の魔法使い・d18724) |
今井・来留(藁縋る・d19529) |
牧原・みんと(象牙の塔の戒律眼鏡・d31313) |
●
「ようするに、ご当地を食い物にして台無しにするような奴らってことですわね。ご当地怪人の風上にも置けないですわね、ギルティですわ」
秋刀魚祭りが行われている会場にて。
鴻上・朱香(宝石少女ジュエリア・d16560)はラブフェロモンを使って、 手分けして一般人達を怪人から遠ざけはじめる。
「おら、どんどん持って来い!」
広場の中心に、怪人は陣取り。出店の者達は、次々と料理を出すことを強要されている。そういった現場の状況を確認後、居木・久良(ロケットハート・d18214)もラブフェロモンを使用。
「困っているようなので力を貸します」
怪人用に秋刀魚を調理している者に目を付けて、仲間と入れ替わってもらえるように交渉する。
「た、助かるよ。ちょうど手が足りなかったところでね」
槌屋・透流(トールハンマー・d06177)と崇田・來鯉(ニシキゴイキッド・d16213)の二人は、プラチナチケットの効果もありスムーズに交代してもらうことができた。
「何やら色々間違ってるようだが。アフリカのハイエナとなれば、知識不足も仕方ない……か? まぁ、祭りをぶち壊して秋刀魚を独り占めとは、正しい食べ方云々以前の問題だが」
「アフリカ怪人は本当にご当地を名乗ってほしくないね。地元の料理をアレンジした料理を作ったり、地元の人達と交流したりしてたのが多かったロシア怪人とは雲泥の差だし」
魚は好きな方。
小骨はあまり気にしない方。
なのだが。今の透流はいちいち秋刀魚の骨を抜くという、恐ろしく面倒臭い作業をこなし周囲の様子を窺う。
來鯉の方も、避難が完了するまで秋刀魚のだしがらを作っていく。更に其の合間に椎茸やまいたけ等と一緒に、出汁醤油とお酒を使って蒸した秋刀魚の酒蒸しを作成していた。
「うむ、美味だ。やはり、秋刀魚は目黒にかぎるな!」
灼滅者の作った品を、ハイエナの姿をした怪人が飲み下していく。骨がないため、噛む必要がなく。ほとんど丸呑みだ。
(「秋刀魚もそろそろ食べ収めかな? 折角だし食っていきたかったなー。終わったらイベント再開出来るかなあ?」)
プラチナチケット組が入れ替わるのを見届けてから。蓮条・優希(星の入東風・d17218)は、一般人を避難させる他の担当者から離れた位置から逃げるように声掛けをする。
(「こっちに来そうなら挑発して迎撃して、三人の誰かがこっちに来れるまでの時間稼ぎだな」)
怪人を注視しておくのも忘れない。
「迷惑な客がいるのであちらの方がいいですよ」
「ここから少し離れてね」
牧原・みんと(象牙の塔の戒律眼鏡・d31313)も、怪人の相手は調理班に任せて一般人の避難誘導を行う。ラブフェロモンを活用しつつ、仲間と手分けして怪人周囲から人払い。他の場所へ誘導するように、交渉を終えてお願いして回る久良の姿もあった。
「今、ちょうど機材の調子が悪くて、向こうでならすぐに食べられます」
子供に秋刀魚型の風船を渡したり。
何かのイベントのように見せかけたりと相手にあわせて対応する。
(「戦闘開始までは、場所の誘導の邪魔にならない所で待機だね♪ あはは♪」)
今井・来留(藁縋る・d19529)は、笑い顔のままボーっと辺りを眺めていた。アイリス・アレイオン(光の魔法使い・d18724)は、少し離れた位置で全体の様子を見守る。
一般人の避難は、着実に進んでいった。
仲間の合図に頷いて、來鯉は自ら怪人の元へと配膳に赴く。品は密かに作っておいた酒蒸し。見た目だけ今迄調理していたものに似せて、宿敵に堂々と出してみせる。
「おお! 次が来たか、どれどれ」
ダークネスが、差し出された皿を喰らい。
嚥下したその瞬間、ハイエナの目が見開く。
「……これはっ」
驚き、桃の木、山椒の木。
それは、未知の味に出会った者の表情だったのかもしれない。
「秋刀魚にはこがあな風に秋刀魚の味を活かせる美味しい食べ方が有るんじゃ!」
海軍の街呉市のご当地として。
旧海軍の軍服の上に戦艦を模した甲冑着用。
「手前の狭い了見を皆に押し付けて秋刀魚の味を殺すような真似しよって……料理人の端くれとして絶対にお前だけは許しゃあせんけえ! 覚悟しちょけよ!」
怪人の周囲には、最早人気はなく。
戦いの装束へと姿を変えた、來鯉が高々と宣戦布告する一声が響き渡る。
●
「秋刀魚って小骨多いからあんまり食べないんだけど、大根おろしたっぷりかけて、スダチや醤油かけて食べると美味しいよねぇ……あ、涎出て来た」
「一般人を戦場へ近寄らせないよう殺界形成も展開するね♪ あはは♪」
アイリスが戦闘開始と同時にサウンドシャッター使用。来留も合わせてESPで人払いをする。
「ちっ。貴様等、灼滅者かっ!」
「今度は貴様が調理される番だ……ぶち抜いてやる、覚悟しろ」
透流がレイザースラストが先陣を切る。
対象を包囲。更に声をかけて挑発し、こちらに引き付けた。
「俺は秋刀魚は焼いた方が好きだな、香ばしいしね」
久良も怪人の前で、良く焼けた秋刀魚を食べて挑発して気を引く。
「焼いたら小骨も食べられると思うんだよね、あと、焼いた方が油が落ちる気がするけど」
「俺にも分けてくれないか、この脂身がまた良いんだよな」
挑発に便乗する優希。
食欲を誘う秋刀魚の香りが、会場に充満するかのようだ。
「……不愉快な匂いを、俺に向けるな!」
「手前みたいな『目黒のさんま』を名乗る資格のない奴は松平出羽守(目黒の秋刀魚に出てくるお殿様)に代わってお仕置きじゃ!」
激昂する怪人は、秋刀魚型の剣を抜き放つ。そこへディフェンダーの來鯉が、割り込み壁となって剣戟を防ぐ。
「覚悟せえ!」
「っ!」
WOKグローブ『コウジ』は野球のグローブ状のWOKシールド。嘗てMr赤ヘルムと言う人物が使ったといわれる、それを使って思い切り殴りつける。
「うまく人も遠ざけられたし、乗り込みますわ」
怪人を相手している班が、殺界形成を発動すると同時。
朱香も戦闘を開始する。
「サファイアストライク」
槍の妖気を、冷気のつららに変換し。
妖冷弾で打ち込み、氷を付与にかかる。
「この、寒いわ! アフリカンな俺に、凍り攻めは普通にきついんだぞ!」
「落語でしたっけ。目黒の秋刀魚のお話。アフリカンで外人っぽいのに家臣っぽい調理法とは一体……あれとは全然状況違いますけど」
みんとは連携意識。
確実に当てて削っていくように、まずはレイザースラストを放つ。
「美味しい物を台無しにする怪人はしまっちゃおうね?」
アイリスの神霊剣が発動。
クォンタム・クルセイドソード。刀身が水晶でできたクルセイドソードが、非物質化し敵の霊魂と霊的防護だけを直接破壊する。
「というかね、旬の食べ物を大事にしないなんて、怪人としてアウト!」
「……見たところフィンランドの魔法使い、といったところのようだが。余計なお世話というものだ!」
連続攻撃を受けた怪人は。
態勢を立て直しながら、牙を剥いて吼えた。
「略奪こそが、アフリカンご当地怪人の神髄! もっと言えば、これこそが自然の摂理よ!」
「……ハイエナも狩りするのが主であり基本の動物で、食べ物が無い時に、死肉や、他の肉食動物から奪うこともあるって聞いた気が~。ライオンも同じ事するしね」
来留のオーラキャノンが火を吹く。怪人はこれを、強靭な脚力で一旦回避するものの。
「逃げても追尾してくるかっ」
ホーミングするオーラの弾が、相手を追い詰めて激突する。ハイエナのダークネスは、背中に傷を受けて片膝をつく。
「……狩るしかないな。うん。食べ物の恨みは恐ろしい、という方向で」
テンションが常時低め。
無愛想に透流がぽつりと呟いてから。ブレイジングバーストの弾丸が火を吹く。
「この、子供に良いようにされてばかりいられるか!」
「……ぶっ壊す」
小中学生男子に見られる低身長と中性的な外見。
その点を気にしている花の女子高校生たる、透流である。怒気を込めて、相手に確実に技を当てていき。仲間も攻勢をかけていく。
「ち! 秋刀魚の苦みも知らぬようなガキ共にしてはやってくれる!」
対して、知らぬうちに失言を繰り返す怪人であるが。
だしがら秋刀魚を手にして、一気に喰らい始める。すると、ダークネスの身体から悍ましい瘴気のような殺気が揺蕩う。
「喰らえ! 秋刀魚から得た、我が力を!!」
秋刀魚の剣にもドス黒いオーラが伝わり。
鋭い一閃から、冴え冴えとした月の如き衝撃が放たれる。その余波は大地を抉り、会場のテントを一挙に潰してしまう。
「せっかくのお祭りなのにこれだと来た人が楽しめなくなっちゃうよね。人に迷惑を掛けるのは良くないよ」
鋭い剣閃に、灼滅者達の被害と疲労も重なる。
久良は敵の剣に耐えながら、ロケットスマッシュでプレッシャーをかけ。まわりの物を壊さないように気をつける。
「ふん、無駄なことを! この秋刀魚のだしがらこそが至高! それを独占する俺に、貴様等が勝てるものか!」
いきり立ち吼える怪人に。
優希は物申したい事をぶちまける。
「好みは人それぞれだ。誰に否定されても譲れない食い方とかはあって良いと思う。父ちゃんも伸びたラーメン好きだったしな」
挑発とは少し違うかもしれない。
ただ、己の得物を構えて一気呵成。
「だが――歩み寄ろうともしない一方的な押し付けだけは、許さない!!」
碧風。
清らかな風を思わせる青の飾り紐を纏った、シンプルな細身の槍が唸る。妖冷弾を撃ち出し。螺旋の如き捻りを加えて突き出し穿つ。
「食材に合った調理法も! 食材の美味しいとこも! 全部無視して貪るだけの手前等にご当地名乗る資格なんてなあ!」
「!」
來鯉のご当地ビームが敵を貫き。
普段は抑えてる広島の呉弁が漏れ出す。料理人の端くれとしてアフリカン怪人の行為に、怒りを抱いている何よりの証左だった。
●
「旬の食材は美味しいもの、しかしちゃんとした調理があってこそ」
みんとはレイザースラストとフォースブレイクを使い。狙いをつけて攻撃を続けていた。
「さらに独り占めとか論外の極み、ですね。お引き取り願いましょうか、この世から」
周囲の屋台等を壊さないように注意。
ビハインドたる知識の鎧は積極的に皆を庇う。流れ弾が一般人の方へと向かわないように。西洋の鎧甲冑姿で、霊撃と霊障波を放つ。
「この世から消えるのは貴様等の方だ!」
傷を重ねながらも、未だ怪人の戦意は衰えぬ。上段から中段へと自在に剣を振るい。まっすぐに重い斬撃を振り下ろし、武器ごと灼滅者を断ち切らんとする。
「秋刀魚の怒りを思い知りなさい」
そんな幾重もの斬撃をかいくぐり。
朱香のトラウナックルが、深々と相手へと突き刺さる。
「秋刀魚の怒り……だと? 笑わせる!」
ハイエナは顔を歪めながら、秋刀魚の剣を振るうのを止めず。
もちろん、朱香も負けてはいない。
「そもそも、秋刀魚の脂にはコレステロールを減らし、高血圧などの予防効果が高い、DHAとEPAといった不飽和脂肪酸が多いのよ。秋刀魚の良い所を自分で捨て去って、それでガイアパワーを得られると思っているのかしら?」
デッドブラスターの弾丸が飛び交い。
トラウマが充分についたと判断したところで、攻撃方法を切り替える。ジャマ―行為によって、相手の身体は確実にバッドステータスに蝕まれていった。
「例えアフリカンだろうが、他国の味を大切にしないとかどうかしてるし。日本食はヘルシーと言っても、あんたの食べ方は下の下。怪人の風上にも置けないね!」
それでいいのかフィンランド出身の魔法使い。
などという声がどこからか聞こえてきそうだが。アイリスは命中度の高いサイキックを使用しながら、味方の体力や状態を鑑みて適宜回復させていく。
「ってかあ、何ハイエナ? あはは♪」
武器封じを受けた、来留はシャウトを使ってキュアをして。反撃の閃光百裂拳、フォースブレイクが炸裂する。サーヴァントのナノナノは、メディックとして回復に努め。治療する必要のない場合は、攻撃にも参加する。
「―――」
次第に回復の手が足りなくなるなか。
透流はラビリンスアーマーとセイクリッドウインドで、戦線を支えていたのだが。
「頭ががら空きだぞ、灼滅者!」
「!」
敵の剣が、大切にしていた帽子に掠り。
「ぶち抜く」
二つ目の逆鱗に触れる。
エアシューズで駆け回り、対象を翻弄し退路を塞ぎ。徹底的に敵の防御を削りに削る。思ってもみなかった苛烈な逆撃に、ダークネスはたたらを踏む。
「どんな相手にも誠意を持って全力で!」
更に、そこへ部活仲間である久良が連携。
バランスを崩した相手へとグラインドファイアを放つ。
「っ!」
燃える回し蹴りを、ダークネスは何とか秋刀魚の剣で受ける。激しい炎に包まれて、秋刀魚は焼き秋刀魚へと見事に変わっていた。怪人にとっては、これほどの屈辱もない。
「……やってくれたな」
「金風、強めで行くぞ!」
優希は機を逃さず、DMWセイバーで最大火力を発揮した。秋風に乗って、秋刀魚の香りが吹きつける。
「ばあちゃんも言ってたけど、一葉落ちて天下の秋を知るってさ」
「身体が思うように動かん……傷を重ねすぎたか」
怪人の動きが明らかに鈍くなっていく。
來鯉はソーサルガーダーで回復をしながら、攻撃を重ね。主人に合わせるように、霊犬のミッキーが六文銭射撃と斬魔刀を繰り出す。
「秋刀魚デザインの刀とか割と残ね……斬新ですよね」
煽ててるのか微妙だが。
ツッコミ体質を顕現させながら、みんと達も詰めにかかる。己を予言者の瞳で、仲間をラビリンスアーマーで回復し。狙いを充分につけた、轟雷が寸分違わずに敵へとヒットする。
「そもそも、ハイエナ怪人が、小骨を気にするなんて……あなた、ハイエナそのものも失格ですわね」
「言わせておけば!」
朱香のレッドストライクが、苦い結論と共に叩き付けられ。敵は最後の力を振り絞って反撃しようとするが、それさえも許さない。
「無駄よ」
影で作った無数の触手が、ダークネスを絡めとる。周囲の被害は最小限にと、完全に敵を封じた。
「あはは♪」
来留のまぐろ切包丁が閃く。
一瞬のうちに抜き放たれた居合斬りが、たちどころにダークネスを両断し……敵の剣ごと斬り捨てた。
「我が奪ったご当地パワーは全て、アフリカンパンサー様の元へ……」
終わりの呟き。
秋刀魚を失った相手は、最後にただの獣の怪人として爆散した。誰ともなく、一息つく。
「避難していた方々を呼び戻しますわ。秋刀魚、食べられますでしょうか?」
片付けと再開の手伝い。思ったより作業は順調。
ほどなくして。
今度こそ本当の祭りが始まり。ある者はそのまま混じるように参加し、ある者はそっと様子を眺める。
「秋刀魚、残ってたら貰えるか? ……塩焼きでな」
作者:彩乃鳩 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2015年12月2日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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