ぺったんぺったんと石臼に入れた熱々のもち米に杵を振り下ろす。
最初は米粒状だったものが潰れて粘度が上がっていき、杵に付いた餅がにゅうっと伸びる。
そこに横から濡れた手で餅を返してはまたつく。それを繰り返せば柔らかく伸びる温かい餅が出来上がる。
甘い餡子やきな粉をまぶして食べるのも美味しいし、餅と付くときにエビやヨモギを加えれば鮮やかな餅になる。
日本の正月といえば昔からある風景。餅は正月の醍醐味だ。
「今年ももう終わり。そして新しい年を迎える」
貴堂・イルマ(中学生殺人鬼・dn0093)が一年を振り返り、学園でのさまざまな出来事を思い浮かべる。
「お正月といえば、欠かせないのがやはり餅だろう。家で作る人もいるだろうが、わたしのように寮で過ごす人も多いだろう。ならば皆で餅つきをしないか」
正月が近づけば食品売り場などにもお餅が大量に並び始める。定番の食べ物だ。
「今年の始めにもついたので、やり方は分かっている。初めての人も安心して参加してくれ、経験者の方に色々と教えてもらうのもいいだろう」
場所は学園の中庭。道具は用意されているので、寒くない格好で集まればいい。
「普通につけば白い餅だが、つく時にエビやヨモギを加えれば色と味のついた餅になる。好みで色々と作るのも楽しい」
餅に何をつけて食べるか考えるのも楽しいが、加えるもので色々な味の餅となり、餅自体のバリエーションも楽しめそうだ。
「正月は家でのんびり過ごす人も多いだろうが、一緒に外で遊ぶのも楽しいと思う。美味しい出来立ての餅も食べられるしな」
柔らかな餅を思い出してイルマは楽しみだと微笑む。
「わたしは小豆を炊いた汁を用意して、クリスマスに食べられなかったお汁粉にするつもりだ」
クリスマスに周囲が美味しそうに食べていたのを羨ましく思っていたイルマは、正月が待ちきれないと今から材料を買いに行くのだという。
「では、冬休みなのでしばしお別れだ。また正月に会おう!」
その背中を見送り、灼滅者達もどんな餅にしようかと、年明けの再会を楽しみにするのだった。
●お正月
元旦の誰も居合いはずの学園。だがこの日は人の気配があった。
中庭に長テーブルが並べられ、横の蒸し器からはシュッシュッと温かな湯気が湧き上がる。
「よいしょっと、準備はこれでいいかな?」
「うむ、問題ないな。皆も集まったようだし、餅つきを始める事にしよう!」
道具を用意した誠一郎とイルマが振り向き、寒さの中でも元気に集まった灼滅者達を出迎える。
「あけましておめでとう!」
『あけましておめでとう!!』
微笑んでイルマと誠一郎が頭を下げると、皆も笑顔で新年の挨拶を交わす。
「今日は餅つきをして出来立ての美味しいお餅を食べよう!」
『おぉー!』
「じゃあ新年早々怪我のないように、杵を使う時は気をつけてね」
杵を手に腕を上げたイルマに釣られるように皆も腕を伸ばす。誠一郎が餅つきの注意点を呼びかけると、早速餅つきが始まった。
「学園で師匠に教わりながら育てたもち米を蒸したっス!」
大地が汗を掻きながら熱風に包まれた蒸籠をひっくり返す。すると蒸された熱々の餅がべたりと濡れた臼の中に放り出された。
「イルマさん、明けましておめでとうございます!」
「あけましておめでとう!」
元気良く紅緋とイルマが新年の挨拶を交わす。
「明けましておめでとう。新しい年の始まりだな、今年も美味しい餅をつこう」
「ああ、正月に食べるお餅は美味しいが、やはりつきたては格別だからな」
ヴァイスとも挨拶を交わし、イルマは袖をまくる。
「イルマ、あけましておめでとう」
「あけましておめでとう」
曜灯が後ろから声をかけると、イルマは振り返って挨拶を返す。
「毎年、お正月に晴れ着を仕立てていただくのが、毎年楽しみで。まだまだ成長期ですからね。年に一度は新しくしないと」
くるりと回転して紅緋が黒地に銀の流水模様、そして桜の花びらを散らした晴れ着を見せる。
「よく似合っているな。わたしも着ようかと思ったのだが、汚してしまいそうだから止めておいた」
イルマがうんうんと頷いて褒め、自分の動きやすさ優先のジャージ姿を見下ろす。
「今度一緒に着物の見せ合いっこをしましょう。それじゃ、襷掛けして、お餅搗き始めましょうか!」
晴れ着が汚れぬようにして紅緋は杵を手にした。
「一緒に餅つきしましょう。イルマに杵を任せるわ、あたしが返すからよろしく」
「では一緒にやろう、手を怪我しないよう気をつけてくれ」
手を濡らした曜灯と杵を持ったイルマが一緒に餅をつき始めた。
「重さはどんなものかな」
上半身はTシャツ、下半身は軍服と気合の入った格好をしたユスティルが杵を手に取り、ブォンブォンとフルスイングして重さと握りを確かめる。
「るるも手伝うよ」
その横ではるる子が手を水で濡らして餅を返す用意をした。
「ユスティル・ライネクいくよ」
確認し終わったユスティルがまるで戦うように名乗りを上げて杵を振り上げ、思い切り振り下ろした。凄まじい音が響き、暖かな蒸し器の近くで寝ていて黒猫のクロネラが飛び上がって逃げ出し、るる子も尻餅をついた。
「勢いが良過ぎだと思うよ!」
るる子が抗議の声を上げながら立ち上がると、ユスティルはごめんごめんと手を上げた。
「おお、凄い力だな。これが女子と男子の違いか。だが負けてはいられないな」
隣で懸命に杵を振り下ろしていたイルマが目を丸くする。そして気合を入れなおして杵を振り上げた。
「今年も来た、餅の旬。いや、年中食べてるけど、搗きたては、美味しさも幸せも、格別」
無表情だがどこかわくわくしたような歩調で、イチは蒸されるもち米の蒸気を吸うように近づく。
「この蒸気で、眼鏡が曇るのも……幸せ……」
眼鏡が見えなくなるほど曇るのも気にせずにキラキラした目で出来上がりを待つ。
「これが臼と杵なんですね。実物初めて見ました……」
その隣では物珍しそうに奈那が思っていたよりも大きな臼と杵に触っていた。
「海老入りのもちも作ってみたいのですが、蒸し器から出来ますでしょうか」
修斗は湯気を立てる蒸し器を見て首を傾げる。そこに入っているのは全て白い餅だった。
「出来ればしてみて……紅白のお持ちを食べてみたいですね、めでたい日ですから」
「紅白のお餅! 食べてみたい!」
修斗の言葉に、めでたく綺麗な色合いの餅を想像した裕也が元気に手を上げて賛同する。
「よし……やるぞ……」
紫炎が軽々と杵を持ち上げると、軽快に餅をつく。
「うわー、しーちゃんすごく上手いの! しーちゃんのついたお餅、きっと美味しいの!」
それを見て紅葉は楽しそうに目を輝かせた。そして止まったところに恐る恐る濡れた手で餅をつつきすぐに引っ込める。紫炎は僅かに口の端を上げ豪快に餅をついた。
●餅つき
中庭にはぺったんぺったんと軽快な餅をつく音が響く。
「よし、餅搗こう。搗き方、勉強してきた。杵で潰して……体重掛けて、こねる」
いつもより真剣にイチは杵を手にして覚えたやり方を諳んじる。
「よい、しょ……。体重を掛けて、捏ねる……。思ったよりも力がいる作業なんですね。えと、こんな感じ、です……?」
「ん、井瀬さんも、上手にできてる」
奈那はイチの手本を元に重そうに杵をついてみる。
「じゃあ僕、杵で搗くから……返しお願いしようか、な」
「えと、返し……。熱ッ!」
イチの説明の途中で手を出した奈那は慌てて手を引く。
「熱いから……って、大丈夫? 手、冷やす?」
「こ、これも美味しいお餅を食べるための試練なんですね。頑張ります!」
イチが心配そうに声をかけるが、奈那はキリッとした表情で水で手を濡らすと餅に果敢に挑んだ。
「こんなものかな?」
凄まじい勢いで餅をついていたユスティルが手を止める。そこには既に餅が粒の形を無くして仕上がっていた。良い汗を掻いたとタオルで顔を拭う。
「お汁粉を作るのだったな、それならまずは白い餅が必要か。私も手伝おう」
「ではわたしが餅を返そう」
交代したヴァイスが杵を手にして餅をつくと、タイミングを合わせてイルマが餅をひっくり返す。
「手馴れたものだな」
「去年もやったからな、体が覚えているようだ」
息の合ったやり取りで手際よく餅が捏ねられていく。
「るるもやってみたいな」
「一人で続けるのは大変だし、皆で交代でやろうか」
「そうだな」
そこへるる子が声をかけるとイルマは頷くと、ヴァイスが杵を手渡す。
「重い……けど、がんばるよ!」
ぺったん、ぺったんと遅いペースながらもるる子は真剣に餅をつくと、曜灯が餅をひっくり返した。
「こうやってお餅に触るのって気持ちいいわね」
「うむ、その気持ちはよく分かる。柔らかい餅は触り心地がいいからな」
曜灯の言葉にイルマが深く同意した。
「ピンクのかわいいお餅もつきたいね」
「エビ入りか、あれも正月らしくていいな。後でつこうか」
るる子の言葉に賛同し、イルマが桜海老を用意しておく。
「この枝豆と砂糖も使ってほしいっス! 綺麗な緑のばんだい餅、こっちではずんだ餅って言うんすよね」
大地が枝豆をパウダー状にした物をテーブルに置いた。
「ずんだ餅か、それもいいな。この豆も自家製なのか?」
「そうっス! おいらの育てたもち米と枝豆っすけど皆に食べてほしくて持ってきたっス!」
イルマが受け取ると、大地は嬉しそうに頷いた。
「なるほど、つく時に海老を加えればいいんですね」
他の人のやり方を参考に修斗が真似して海老を加えて餅をつき始める。するとみるみるうちに餅に色が付いてきた。
「エビをいれれば赤色に? なるの? 魔法みたいだねぇ……」
それを感心したように裕也が眺め、思い出したように餅をひっくり返そうと手を伸ばすと、餅の熱さに慌てて手を濡らした。
「持ち上げ……れ、ない」
紫炎が一休みしていると紅葉が興味津々に杵に触るが、重くてビクともしない。
「持ってろ……」
そこへ背後から腕を伸ばした紫炎が杵を持ち、ゆっくりと紅葉と一緒に餅をつく。
「わー! もちもちしてすごいの!」
紅葉が初めての餅つきに楽しそうに笑みを浮かべた。
「杵は重いですねぇ。ちょっとだけスレイヤーカードを解放して……」
手を休めた紅緋が汗を拭ってカードを取り出そうとする。
「今日は力を使うのは禁止だぞ?」
「え、ダメですか? それじゃ、イルマさん、お餅捏ねるのをお願いします」
「仕方が無いな、では交代でやろう」
紅緋から杵を受け取ったイルマがぺったんぺったんと餅をつき始めた。
●まるまる
「うん、これくらいで良さそうね」
曜灯が餅を触った感触を確かめてOKを出した。
「そうか、なら小さく千切って丸めていくとしよう!」
「それならるるも上手くできそうだよ」
イルマが早速餅を伸ばして千切っていくと、横に並んだるる子も同じようにうーんと餅を引っ張った。
「出来立ての餅は本当に柔らかいな」
ヴァイスは千切った餅を雪だるまに見立てて並べてみる。
「餅をつくよりも難しいね」
眉間に皺を寄せてユスティルが大きな手で小さな餅を作る。
「こうやって手早く丸めるといいっすよ」
手馴れたように大地が餅を丸めてみせる。
「織田が搗き 羽柴が捏ねし天下餅 座りしままに喰らう徳川」
紅緋が有名な歌を詠みながら器用に手を動かす度に、丸い餅が出来上がっていく。
「みんな器用だねぇ、まあ食べたら同じだよね?」
手伝おうと丸めていた誠一郎が凸凹になった餅を置いた。
「しーちゃんはどれが好き?」
「あんころ……」
紅葉が尋ねると紫炎は甘い餡子を指差した。ならまずはそれを作ろうと紅葉はうんせうんせと餅の中に餡子を入れ始めた。
それを見て紫炎も器用に餅を丸め始めた。
「海老を混ぜるだけでこんなに鮮やかな色になるんですね」
「早く丸めよう!」
修斗がピンク色に出来上がった餅を眺めていると、裕也が餅を千切ってアツアツとお手玉した。
「手を濡らしてからやりましょうか」
「あちち……あ、濡らしてたらくっつかない」
修斗と裕也は仲良く並んで餅を丸めていく。
「えっと、丸め方は……」
奈那がキョロキョロと周囲を窺う。
「こう、手を濡らして、親指と人差し指で、絞って千切ると……」
「なるほど! こう……出来ました!」
イチの手本を凝視して奈那も餅を千切って丸くする。
●もちもち
「お汁粉もできたよ、それじゃあみんなでお餅をいただこうか」
誠一郎がお汁粉の入った鍋をテーブルに置いて皆に声をかける。
「温かいうちに食べるとしよう!」
イルマが嬉しそうに笑みを浮かべ、小皿と箸を並べていく。皆に行き渡るとそれぞれ手を合わせる。
『いただきまーす!』
合唱と共にお餅を食べ始めた。
「しーちゃんできたよ!」
紅葉が手を広げてテーブルに並んだ色々な餅を見せる。形はまばらだがどれも一生懸命作ったのがよく分かった。
「ん……」
「……ん? しーちゃんが、作った?」
紅葉が餡子のはみ出た餅を差し出すと、紫炎も綺麗に丸まったあんころ餅を交換するように手に置いて頷いた。
「一緒に食べようね♪ でもうーん、なかなか、噛みきれない……」
2人は交換した餅にかぶりつく。出来立ての餅がチーズのように伸びていく。悪戦苦闘しながらも紅葉はもぐもぐと口に収める。
「美味しいよ、しーちゃん」
「もちうまい……」
紅葉は口元を汚しながら笑顔で見上げると、紫炎が僅かに頬を緩めて餅を堪能している姿が目に映った。
「初めて作ったお餅……。感動も一押しですね」
奈那が出来上がった餅を感動したように眺める。その横では早速イチが餅を食べ始めていた。
「いただきます……はふ、美味しい、です! 出来立てですから、さらに美味しく感じちゃいます」
それを見て奈那ももぐもぐと餅を口にして柔らかなな餅を堪能する。
「幸せ……やっぱ、そのままが一番美味い……けど」
友達(合う物)が多いのも、餅の良い所と、イチは板チョコ・黒蜜・明太子を取り出した。
「何と合わせても美味しいのはお餅だからですよね。あ、黒蜜いただいてもいいですか?」
「ん、勿論」
イチが奈那に黒蜜を渡すと、たっぷりと餅にかけて美味しそうに食べる。それを見ながらイチも同じように黒蜜の餅を頬張った。
「修斗、美味しい!」
「ふふっ、裕也さん、急いで食べてつまらせないでくださいね?」
伸びる餅を口で引っ張りながら食べる裕也の様子に、修斗は微笑ながら餅を口にした。
「う、大丈夫、ゆっくり食べる。これ、美味しくていっぱい食べれそうだなぁ……」
裕也はよく噛んで食べるように口を動かした。
「さて、出来上がりましたね。私はきな粉で頂きます」
「わたしはお汁粉で食べるとしよう」
「るるもお汁粉をもらうよ」
紅緋はたっぷりときな粉を振りかけ、イルマとるる子が甘い汁に入った餅をはふはふと齧る。
「やっぱり、お汁粉は旨いね!」
満面の笑みを浮かべたユスティルがお汁粉を啜り、餅をがぶりと噛み千切る。その足元ではクロネラが小皿に入った牛乳をぺろぺろと舐めていた。
「やはりつきたての餅は美味しいな」
ヴァイスも良い出来だとお汁粉の餅を伸ばしながら満足そうに食べる。
「寒いところで食べる温かいものって特別美味しく感じるしねぇ」
誠一郎も美味しそうに汁をすすり、中に入った餅を一口でぱくりと口に入れてしまう。
「水筒に家で作って来た雑煮用のお汁があるの、お汁粉と一緒にどうかしら?」
「おお、甘いものばかりでは味が分からなくなってしまうからな、塩気の効いたものもありがたい」
曜灯が湯気を立てながら椀に汁を注ぐとそこに餅を投入する。イルマは受け取るとずずっと汁を啜って家庭の味を堪能する。
「結構作って来たし、欲しい人には分けるわよ」
「では私も貰おうか、雑煮はそれぞれの家の味があるから楽しみだ」
「僕も貰うよ、やっぱりお正月はお雑煮を食べないとね」
ヴァイスと誠一郎が同じように餅を入れて汁を味わう。
「デザート付きの豪華なお昼ご飯ね」
そんな様子に笑みを浮かべた曜灯も餅を口にする。
「ふふ、つきたてのお餅って美味しい」
よく伸びる餅を、曜灯は幸せそうに楽しむ。
「甘みが独特で美味しいっすしイルマちゃんもどうっすか?」
大地が黄緑の餅をイルマに差し出す。
「では次はこの緑のずんだ餅をいただこうか」
「ずんだ餅って呼び方の方が有名っすけど、おいらのご当地栃木じゃあばんだい餅って言うんすよ?」
イルマがぐぃ~っと鮮やかな黄緑の餅を伸ばして食べながら、そうなのかと楽しそうに地元の薀蓄を話す大地に頷いて返す。その隣では誠一郎がさまざまな味付けを並べ、順番に頬を含ませて餅を味わっていた。
「修斗、次は甘いのも食べたいっ!」
「では次は餡子でも包みましょうか」
皿を空にしてまだまだ満足出来ないと言う裕也を見て、修斗は喜ばせたいと同じように笑みを浮かべながら次の餅作りに取り掛かる。
餅でお腹一杯になると、皆は冬休みの出来事や、お正月の話題でのんびりとお喋りをする。
「今年も美味しいものが沢山食べられるといいな」
「そうだな、今年も色々な事に挑戦してみよう」
「遊びに行ったりするのもいいですね」
ヴァイスが悪戯っぽい笑みを浮かべると、イルマと紅緋も笑って新年の抱負を語る。
「山登りなら得意よ」
そこに曜灯も加わってあれをしようこれをしようと相談するのだった。
「ふふ、楽しかったなぁ」
「うん、楽しかった」
奈那は満面の笑顔で、イチもそこはかとなく楽しそうな雰囲気で、ご満悦にお土産のお持ちを手にしていた。他の皆も残った餅をお土産に包む。
「新しい年もいい年でありますように」
美味しいお餅に満足して新年を楽しく笑顔で迎えた。今年もいい年になりそうだと、暖かな気分で灼滅者達は帰途についた。
作者:天木一 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年1月8日
難度:簡単
参加:12人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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