月明かりも届かぬその場所に、ぼうっと仄かな光がともる。
埃が積もったアスファルトに光がともり浮かび上がるのは魔法陣。そこから、地下水がしみだすようにじわりと液体が滲み出し、小さな池を作る。
それは徐々に大きくなり――、
ごぼり。
泡立ち、不気味に持ち上がると4本の足が生える。
気味の悪い体のあちこちに、まるで福笑いのように無造作に配置された無数の眼球は誰も立ち入らぬ場所を注意深く調べるようにぎょろりと動く。
「……ヨウヤク……ククク……」
そして安全を確認できたのか、眼球同様に無造作に配置された無数の口がにい、と歪む。
だが、この異形の存在は今の力が本来のものではない事を知っている。
「……マダ、ダ……マダ……チカラガ……」
そう、まだ力が足りない。
本来の力を取り戻すべく休まねば。
「……チカラ……チカラヲ……」
べたり。
べちゃり。
不気味な手足が動き、
「……マダダ……チカラガ……」
不気味な声を響かせながら、体を休める場所を探し動いた。
「正月早々申し訳ないが、大変な予知が判明した」
集まった灼滅者達を前に、神崎・ヤマト(高校生エクスブレイン・dn0002)はそう話を切り出した。
それは本当に大変な予知なのだろう。エクスブレインが向ける真摯な声と瞳を目に、灼滅者達はごくりと息を飲む。
「どうやら強力なソロモンの悪魔達が、一斉に封印から解き放たれ、出現しようとしているようだ。第2次新宿防衛戦で灼滅したソロモンの悪魔・ブエルを裏で操り、情報を集めさせていたのも、彼等であったらしく、これまでブエルが集めた情報を元にして、大攻勢をかけようとしている」
そう言い資料へ視線を落として確認するソロモンの悪魔の数は、総勢18体。
最低でもソロモンの悪魔・ブエルと同等の、強力なソロモンの悪魔は現在活動が確認されているどのダークネス組織よりも強力である可能性すらあるという。
そんな強大なソロモンの悪魔達を倒して欲しいと言うヤマトだが、彼等に付け込む隙があるという。
「彼らは封印から脱出して出現した直後は、その能力が大きく制限され、配下を呼び出す事もできない状態になるらしい。更に、複数のソロモンの悪魔が同じ場所に出現すれば他のダークネス組織に察知される危険がある為、ソロモンの悪魔は一体づつ別の場所で出現しなければならないのだ」
つまり、出現した瞬間こそが灼滅する最大のチャンスとなる訳だ。
勿論、この弱体はソロモンの悪魔側も十分に理解している。だから自分達が出現する場所については慎重に決定する為、十分な戦力をその場所に送り込む事はできない。
「襲撃に加わる事ができる灼滅者は、1つの襲撃地点に8名までだ。それ以上送り込めばソロモンの悪魔に感付かれてしまい、別の場所に出現してしまうだろう」
そう言い、集まった8名の灼滅者達へとエクスブレインは瞳を向ける。
場所は郊外にある、誰も足を踏み入れない廃工場。そこに出現するのはビフロンズという名のソロモンの悪魔だという。
「18体の強力なソロモンの悪魔を1体でも数を減らす事が重要になるこの作戦、成功の見込みが少ないが、成功すれば多大なメリットがある」
そう言いヤマトは資料を閉じると真摯な表情のまま灼滅者達を見つめ、言葉を続けた。
「見込みの少ない作戦だが、だからこそ、俺はお前達に期待している……頼んだぞ」
参加者 | |
---|---|
咬山・千尋(高校生ダンピール・d07814) |
浦原・嫉美(リア充爆破魔法使い・d17149) |
水野・真火(水炎の歌謡・d19915) |
天神・緋弥香(月の瞬き・d21718) |
影龍・死愚魔(ツギハギマインド・d25262) |
比良坂・柩(がしゃどくろ・d27049) |
神宮寺・柚貴(不撓の黒影・d28225) |
有城・雄哉(高校生ストリートファイター・d31751) |
●
月明かりも届かぬその空間、灼滅者達はその時を待っていた。
「ソロモンの大悪魔、か」
埃が積もる床をそっと指で触れ、比良坂・柩(がしゃどくろ・d27049)は誰に言うでもなく呟いた。
ひやりと背に当たる機械と、冬の寒さに微かに息は白く、ちらりと視線を巡らせればソロモンの大悪魔が出現するのを待つ仲間達の姿がある。
「何を考えているか分からないけど、みすみす逃すってことも無いよね」
影龍・死愚魔(ツギハギマインド・d25262)はけだるそうに言い、ウイングキャット・マオゥは同意するように頷いた。
エクスブレインの予知により判明したソロモンの大悪魔は全部で18体。
その力は計り知れないものではあるが、出現した直後は能力が大きく制限され、配下を呼び出す事もできない。
更にその18体は他のダークネス組織に察知される危険を避けるべく、まとまって出現する事が出来ないという。
「久々の宿敵がこんなにも強くて18体もだなんて大盤振る舞いで嫉妬しちゃうわ!」
浦原・嫉美(リア充爆破魔法使い・d17149)を耳にウイングキャット・ミシェルを伴う水野・真火(水炎の歌謡・d19915)はフードにそっと触れ、
「……覚悟は、できている」
有城・雄哉(高校生ストリートファイター・d31751)は冷静に、そして闘争心を内にぎゅっと拳を握る。
神宮寺・柚貴(不撓の黒影・d28225)を含め、仲間達はそれぞれの決意と覚悟を胸に、この場所へやって来た。
灼滅できる最大のチャンスである、出現した瞬間を逃す事なく、必ず倒す。
「そろそろやな」
しんと静まり返る中の柚貴の声。
そして――その時が来る。
灼滅者達の視線の先、ぼうっと浮かび上がる魔法陣から現れるのは異形の存在。
泡立つ液体が持ち上がると手足が生じ、眼球と口が無数に浮き出した、ソロモンの大悪魔――ビフロンズ。
名前と姿以外の情報のない、強そうな、そしてグロテスクな存在を目の当たりにした天神・緋弥香(月の瞬き・d21718)は眉をかすかにひそめた。
「ああ、こりゃ平和的解決は絶対無理な奴だわ」
嫌悪感を露に咬山・千尋(高校生ダンピール・d07814)は言い、仲間達と共に作戦を開始する。
●
暗い工場内に光が走る。
機械に身を潜めていた千尋が構える古木に巻きけた懐中電灯の光はビフロンズを捉え、一撃!
「ナニ……ッ?!」
まさか奇襲されるとは思ってもいなかったのだろう。
「異形ね、エンヴィーに散らすわ!」
「行くよ、マオゥ」
続く嫉美のレイザースラストもまともに受け、体に浮かぶ瞳は見開き呻く。
けだるい声と共に死愚魔の鎌は閃き、マオゥが動く姿を目にフードを外した真火は緋弥香と人払いのESPを展開させ、柩は狙いを定め――、
「キミ達が何を企んでいるのかには興味があるけど、ボクが灼滅者である以上、逃がすわけにはいかない」
「ッ、……グァッ!!」
黙示録砲は胴に浮かぶ目を一つを潰す。
「本当にグロテスクですね」
「ほんまやな」
各自が用意した光源に照らし出され、潰した瞳からどろりとした、気味の悪い液体が流れる。その様子にぽつりともれる緋弥香の言葉に頷き柚貴はワイドガードを発動させ、周囲へ視線を巡らせた。
目を潰された痛みに蠢くように悶えるビフロンズだが、それは無数のうちの一つ。致命的なものではないようだ。
ビフロンズを取り囲むようにする仲間達の中、高速演算モードで自らの能力を高める雄哉は動きに気付く。
「オノレ……『ショウカンヨイ』をネラッタカ……コザカシイ……!」
「気をつけてください!」
体に浮かぶ金貨の一つがちかりと光ると、ビフロンズの声と共に光の矢が放たれる!
「させへん!」
奇襲を受けた怒りに千尋へと向いたそれを身を挺し柚貴は防ぎ、攻撃の礼とばかりに黒いエアシューズは舞い上がる。
「お返しだ!」
「ワガチカラ……アマクミルナ……!」
体中に浮かぶ無数の眼球がぎょろりと動き、放たれる声。
千尋のグラインドファイアはぶんと空を切り、嫉美の指輪から放つ攻撃をビフロンズはものともしない。ワイドガードを展開させる死愚魔はマオゥに攻撃を指示するが、ばしんと弾かれてしまう。
「僕達の力も甘く見ないで欲しいよね」
「そうですわ」
聖歌のように紡ぎ出される真火の歌声は柚貴の傷を癒し、床に転がる照明を利用し緋弥香は薙刀を手にビフロンズの体をえぐる。
「大人しくボクが『癒し』を得るための糧となってくれたまえ」
「ッ! ……ナマイキナ……!」
足を止めず柩は動き、機械の陰からクロスグレイブを叩きつけ、忌々しく放たれる言葉を耳に柚貴のクルセイドソードは閃くと、雄哉は再度、高速演算モードを発動させた。
能力を大きく制限されているというものの、相手はソロモンの大悪魔。攻撃を受けてもまだ余裕があるようだ。
だが――、
「僕達は負けない。ここで倒す」
「……ヤレルモノナラ……ヤッテミルガイイ……!」
雄哉の言葉にまるで挑発するかのようににたりと口がゆがむ。
そして無数の瞳は一つ一つが自らを狙い動く者達を捉えると、泡立つ体がぼこりと動き、まるで鞭のように伸び襲い掛かる。
「死愚魔!」
前衛に向く攻撃。
柚貴の声に呼応するかのように死愚魔は動き、マオゥと共に攻撃を防ぐ。
「残念だったね」
「……オ、オノレ……!」
攻撃を防がれ大悪魔は呻くがそれも一瞬。休む暇を与えぬとばかりの、畳み掛ける攻撃に瞳は動き、その体は動いた。
誰も足を踏み入れない廃工場内に光が動き、戦いの音が響く。
「まったく、久々の宿敵がこんなにも強くて嫉妬しちゃうわ!」
放つ尖烈のドグマスパイクをぎりぎりでかわされ、嫉美は声を上げる。
力を大きく制限されているというのに、やはり『大悪魔』の名は伊達ではない。
だが、だからといって灼滅者達は攻撃の手を緩めない。
「キミの仲間達はボクの仲間達が全員倒すから、安心して倒されるといいよ」
柩と雄哉は狙いを定めて攻撃すれば、仲間達を守る事に柚貴は集中し、そして真火は癒しの歌を紡ぐ。
「まだ皆さん行けますよね」
「当たり前だ」
緋弥香の声に千尋は当然とばかりに言い放ち、真火も頷いた。
そう、まだいける。
ここで倒す、必ず。
「そっちは行き止まりだよ、残念」
得物を手に死愚魔は言う。
攻防が続く中、取り囲むように戦いを続けていた灼滅者達は工場内の出入り口のない付近にまでビフロンズを追い詰めていた。
「くらえ!」
雄哉の拳は避けようとする胴を捕らえ、隙を突いた2撃の手ごたえに必死に隠す笑みが零れるとビフロンズは口が歪む。
だが、次の瞬間。
「……ナマイキナ……ジャマナソンザイダ……!」
ぎょろりと無数の眼球は動き、捉えた。
●
「……っ!?」
それはディフェンダーの守りよりも速い。
伸びた体は刃のように鋭く、かろうじて雄哉は払いのけたが2撃目をかわす事ができなかった。
「雄哉!」
「大丈夫?」
吹っ飛び機械に叩きつけられる姿に千尋と嫉美は視線を向ける。どこかで切ったのか、つと額から血が流れるが致命傷には至っていないようだ。
内心でほっと息をつき、二人は攻撃を叩きつける。
「ありがとう、水野先輩」
「無事でよかった」
真火の癒しに傷が癒え、全身に響く痛みも消えていく。
礼を言う雄哉の目前では緋弥香の拳が胴を捉え、呻くビフロンズに追い打ちをかけるように柩が十字架戦闘術を繰り出すも、ぶんと空を切り、そこへクルセイドソードを構える柚貴が躍り出る。
「これでも食らえッ!」
「さっきのお返しだよ」
「……グ、ァッ!」
ざくりと刃は腕を裂き、雄哉の殲術執刀法は的確に、浮かぶ金貨をえぐり払う。
きん、と冷たい音を立てる金貨はどす黒く変化し、どろりと消えた。
「……ジャマダ……キエロ!」
殺意と共に放たれる声。
自分の瞳や金貨を狙い続ける存在を疎ましく感じたのだろう。その攻撃は雄哉へと向いた。
「させへんよ!」
柚貴は死愚魔と共に仲間を守るが、すべて庇うのは難しい。
「負ける訳にはいかないんだ!」
叩きつける雄哉の拳に瞳は苦痛に歪む。
だが――、
「……ワレモ……マケヌ!」
「く、っ!」
ちかりと光る金貨から放たれる攻撃は体を貫いた。
「雄哉さん!」
「……すみま、せん……」
ここまでだ。
緋弥香の声が遠ざかり、意識も遠のく。
「よくも大切な仲間を!」
ぎり、と握り締めた拳を千尋は全力で駆け力任せにたたきつけると嫉美もまた、仲間を失った怒りを胸にエアシューズで蹴り上げた。
雄哉を失い、灼滅者達は7名となった。
「ミシェル……」
体力を失いミシェルの姿が目の前でふつりと消え、共に戦う存在を失った真火の瞳は曇る。
だが、悲しむ時はない。
一人でも多く、これ以上傷付き倒れる者を出さぬよう真火は仲間達へ視線を巡らせ、歌を紡ぐ。
戦いの中で響く、流れる歌声。だがそれをソロモンの大悪魔は快く思わない。
「……オマエモ……ジャマダ!」
「真火!」
ディフェンダーのガードをかいくぐり、不気味な存在は真火の目前に。
「キエロ!!」
ざぐん!
「……う、っ!」
伸びる体は刃となり、容赦なく体を裂く。
清楚な服は血で濡れ、じわりと染まる。
刃に浮かぶ口がにたりと何かを言ったような気がしたが、ぼやりと視界がかすむ真火はそれを聞く事なく意識を失った。
仲間を守る事に集中し、頬を伝う血を払い叫ぶ柚貴の声も届かない。
「諦めんな! 自分が犠牲にやないッ! 自分も含めて全員で、帰るんやッ!」
誰一人欠ける事なく戦い続け、そして誰一人欠ける事なく帰還する。
それは『人』として出来る限り最後まで闘う決意。
「……アキラメナイ……ソノイキゴミハ……ワルクナイ……」
真火が倒れ、癒し手が不在となりそれぞれが自らを、仲間達を助けるべく回復を行い戦いを続けた。
「ダガ……ヒクコトモ……ジュウヨウダ……!」
体から放たれる無数の攻撃。マオゥを失った死愚魔と共に仲間を守るべく、その身で受ける柚貴だが、集中して守り続け体力を消耗していた事をビフロンズは見抜いていた。
回復を続けていたものの、一身に受けるその一撃は大きすぎた。
「柚貴!」
「ここで倒れる訳には……!」
力任せに千尋が古木を振るう中、嫉美が癒しをかけようにも間に合わない。
体力は限界を迎え、血を流し服を紅に染める柚貴はそのまま膝を突き、瞳に決意を示したまま、倒れる。
「ジュウヨウダゾ……ヒクコトハ……」
鋭い瞳で蹴り上げる嫉美の一撃をビフロンズは身をかがめ、立て続けの死愚魔と緋弥香の攻撃を腕で受け血のようなものをを流す。
確かにビフロンズが言うように、戦いには時に退く事も必要なのだろう。
だが――、
「ボク達は退かないよ」
「お前は何があってもここで倒す!」
灼滅者達から受けたダメージを癒すビフロンズへと狙いを定め柩は瞳を一つ潰すと、よろめく体に千尋のバベルブレイカーが突き刺さる。
どろりと傷口から血が流れ、大悪魔は呻く。
続く戦いにやはり体力を消費しているのだろう。灼滅者達の攻撃を払い、捌く中で傷を癒す。
激しい戦いの中、汗で張り付く髪を払いバベルブレイカーを構える嫉美の脳裏に浮かぶのは他の大悪魔達と戦う仲間達。自分達と同じように今も戦いを繰り広げているのだろう。
だからこそ。
「他所の皆も頑張ってるし、私達も負けられないのよ!」
1体でも多くソロモンの大悪魔を倒さねば。
「負けるわけにはいかないんだよ」
「皆さん、頑張りましょう」
影業を操る死愚魔の言葉に緋弥香は頷き機械の陰から変化させた腕で殴りかかった。
びゅるんと伸びる攻撃を身をかがめ、機械を盾にし動き続ける柩だったが、足元にふと、何かが迫っている事に気が付いた。
影? いや、これに浮かぶのは――気味の悪い、無数の瞳と口。
「……ツカマエタゾ……」
飛び払い避けようとするが間に合わず、足に絡みつくそれは力任せに投げ飛ばす!
どず、ん!
「柩!」
「……まだ……ボクは……」
ざりざりと膝を擦り、千尋の声を耳に持ち堪えようとする柩だが――。
●
ぽたり。
だらりと下がる柩の腕から血が流れ、地に落ちる。
膝を折り、それでもかろうじて支えていた身体がどさりと崩れるのを目に死愚魔はぐい、と血を拭い、構える。
雄哉と真火、そして柚貴と柩。
4人が倒れ、残るは4人。
ソロモンの悪魔を倒すべく作戦を練り、そして覚悟を胸に最善を尽くした。
誰一人として無傷の者はいないこの状況の中、残った4人は対峙する存在を前に判断を下さねばならない。
――ここまでだ。
それは8人が望まなかった選択。
半数が倒れたこの状況で戦闘を続けても灼滅は難しいだろう。
言葉なく視線を交わされ、得物を手にしたまま倒れた仲間を抱える様子にその意図を察したのだろう。背を見せぬよう注意し撤退する灼滅者達を目に、対峙するダークネスは深追いをしない。
無数の口から吐き出す息は荒く、そして不気味な体からはどろりとした血のようなものが絶えず溢れている。
その様子から灼滅には至らなかったものの、それでもかなりのダメージを与える事が出来たのだろう。
「次こそは、必ず……!」
必ず倒す。
古木を握る千尋の力は強く、共に戦った仲間達も同じ思いである。
「嫉妬するほどの力……次は散らしてみせるわ」
焦がすほどの瞳を向ける嫉美は口にし見つめる先にはソロモンの大悪魔。
「……マサカ……ココマデオイツメラレルトハ……」
灼滅者達が灯すあかりに金貨がちらりと光り、消える。
「……取りあえず報告しましょ」
緋弥香の声は、低い。
「……オボエテオケ……ツギコソハ……」
怨嗟の声を放つ異形の気配は消え、灼滅者達もまた廃工場から去っていった。
作者:カンナミユ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年1月15日
難度:難しい
参加:8人
結果:失敗…
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得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 5/キャラが大事にされていた 0
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