アガメムノンの初夢作戦~襲い来る初夢

    作者:緋月シン

    ●東京都武蔵野市
     轟音が響いていた。
     新年を迎えたばかりの、清々しい朝の中。その音は場違いの如く、だがはっきりとその場に響いていた。
     その音の発信源は、周囲の建物だ。それらが破壊されていくことにより、音が響いているのである。
     そしてそれを作り出しているのは、奇妙な存在であった。夜色のシーツのようなものを身体にすっぽりと被っており、どんな姿であるのかを見ることは出来ない。
     しかしそれが周囲を破壊していっていることだけは確かだ。まるで何かを探すかのように、手当たり次第に破壊を続けている。
     人影のない街中を、夜色のそれのみが動き、そこには轟音だけが響いているのであった。

    ●初夢の襲来
    「さて、新年早々だけれど、急ぎの依頼があって連絡されてもらったわ。武蔵坂学園がある武蔵野市が、シャドウによる攻撃を受けているの」
     四条・鏡華(中学生エクスブレイン・dn0110)はそこで一旦言葉を区切ると、周囲を見回した。
     そうして皆にその意味が伝わったのを確認した後で、その続きを伝えるために口を開く。
    「第2次新宿防衛戦で撤退した、四大シャドウの一角、歓喜のデスギガスの配下、アガメムノンが、灼滅者の初夢をタロットの力で悪夢化し、悪夢の尖兵を現実世界に出現させた、ということらしいわ」
     アガメムノンは、灼滅者の本拠地が武蔵野である事を知らない筈なため、この作戦は『どこにあるか判らない、灼滅者の拠点を攻撃する』為のものと思われる。
    「とはいえ、アガメムノンは、武蔵坂学園の規模についても知らなかったようで、襲撃自体は武蔵坂学園の危機というほどではないわ」
     だがこのまま放置すれば、武蔵野周辺に大きな被害が出るのは間違いない。
     今回の目的は、そうなる前に、武蔵野周辺に出現した悪夢の尖兵を灼滅する、というものになるだろう。
    「悪夢の尖兵は本来、ソウルボードの外に出る事は出来ないわ。今回の事件は、初夢という特殊な夢である事と、タロットの力で無理矢理発生させているみたいね」
     その為、この悪夢の尖兵は24時間程度で消滅するものと思われる。
    「もっとも、消滅するまでの間は、ダークネス並の戦闘力をもって破壊活動を行うため、時間切れを待つ事は厳しいわ」
     結局のところ、灼滅するのが最も確実だということだ。
    「悪夢の尖兵の外見は、夜色のシーツをかぶった『おばけ』のような姿をしているけれど、戦闘時に本気になると、そのシーツを捨てて本来の姿を見せるようね」
     悪夢の尖兵の本来の姿は、灼滅者が見た初夢が元になっており、戦闘方法や性質なども、その初夢の内容に準じる。
    「そのため、正体を現したときに、その初夢の内容が何かを判断できれば有利に戦えるかもしれないけれど……さすがに難しいかもしれないわね。誰のどんな夢が元になっているのかなんて、本人以外には分かりようがないのだし……まあ、その場にその本人がいれば、また別かもしれないけれど」
     そこまで言ったところで、鏡華は手元の資料を畳んだ。
     そして。
    「正月早々厄介な事件が起こったけれど……あなた達ならば問題はないでしょう? 無事に解決して、この程度のことで私達を倒すことは出来ないと、思い知らせてあげてちょうだい」
     そう言って、灼滅者達を見送ったのであった。


    参加者
    犬神・沙夜(ラビリンスドール【妖殺鬼録】・d01889)
    月雲・悠一(紅焔・d02499)
    槌屋・康也(荒野の獣は内に在り・d02877)
    天峰・結城(全方位戦術師・d02939)
    三上・チモシー(津軽錦・d03809)
    柳瀬・高明(スパロウホーク・d04232)
    不破・桃花(見習い魔法少女・d17233)
    深草・水鳥(眠り鳥・d20122)

    ■リプレイ


     朝の清涼な空気の中を歩きながら、不破・桃花(見習い魔法少女・d17233)は周囲を見渡していた。
     悪夢の尖兵を捜索するためであるが、巻き込まれてしまいそうな一般人が居ないかを確認するためでもある。朝の早い時間帯であるし、この周辺には多くの灼滅者も住んでいるため滅多な事などないだろうが、警戒するに越したことはない。用心は、重ねすぎるということはないのだ。
    「正月早々、学園のお膝元で面倒な事をしやがって」
     そんな中を、不意に溜息が吐き出された。
     月雲・悠一(紅焔・d02499)である。桃花と同じように周囲を眺めながらも、もう一度息を吐き出し――。
    「新年早々ソロモンの悪魔にシャドウと活発だねえ」
     それに同意を示すように、柳瀬・高明(スパロウホーク・d04232)が呟いた。
    「ダークネスに正月休みはないのか。ないかやっぱり」
     さらに言葉を続け、視線を周囲に送るも、未だに件の敵と思われる姿はない。話に聞いた限りでは、一目で分かるような外見をしているはずだが、まだ現れてはいないということだろうか。
    「悪夢の尖兵、って、本当にシャドウらしいね……」
     深草・水鳥(眠り鳥・d20122)もまた、皆と同じように敵を探してはいたが、その位置は皆から若干離れている。顔を合わせないように視線は逸らされ、先に漏れた言葉もほとんどが口の中だけで呟かれたものだ。
     だがそれは単に重度の人見知りというだけであり、今回の依頼に対しやる気がないというわけではなく……その特色を思い出し、僅かに足が止まった。
    「しかしあんな初夢が、現実になるなんて……うっ……うう……」
     自身の見た初夢を思い出し、必死に首を横に振る。出来れば一刻も早く忘れたかったし、現実になるなどもっての他だ。
     そして例え自分の見た初夢が現実にならないのだとしても、同じような想いをする人がいるというのであれば――。
    「早く、退治しないと……ね……」
     珍しく闘志を表に出しながら、水鳥はぐっと小さく拳を握り締めた。
     とはいえ、何も全員がそれを嫌がっているわけではない。いや、自分の初夢が現実になってしまうかもしれない、というのはともかくとして――。
    「何が出てくるかわからないってちょっとどきどきするね。なんだか福袋みたい。全然福じゃないけど」
     そんなことを言いながら、三上・チモシー(津軽錦・d03809)は自身の記憶を探るように視線を少しだけ上に向けた。今回の敵は、何やら灼滅者の初夢を元にして作られたものらしいが――。
    「んー、初夢どんなだったかなぁ?」
     どうにも薄っすらとしか覚えていない。地獄絵図っぽかったことだけは、覚えているのだが。
    「初夢かー。皆どんな感じだったんだ?」
     と、唐突に槌屋・康也(荒野の獣は内に在り・d02877)が放った言葉に、皆はそっと視線を逸らした。どうやらまともな初夢を見た者はいないらしい。
     まあ巨大おでんの群れに襲われる夢がまともかどうかは、議論の余地があるだろうが。
    「まぁどんなヤツでもぶっ飛ばすけど。……あ、缶おでん食う?」
     だが懐から缶おでんを取り出し勧めているあたり、康也的にはそれほど悪夢というわけでもなかったようだ。
    「ま、確かに面倒臭がってもいられないか。サクッと片付けるとしようぜ」
     そう言いながら、悠一は有り難くおでんを受け取り……ふと、思いを馳せる。
    「……しかし、初夢か」
     ――正直、思い出したくない類のモンだったなぁ、今年のは。
     そう胸中で呟いた、その瞬間のことであった。
    「……っ!?」
     耳に届いたのは、一つの轟音だ。弾かれたように皆が視線を向け、直後に顔を見合わせ、頷く。状況を考えれば、何が起こったのかは明白であった。
     即座に地を蹴りそちらへと向かい――目にしたのは、予想通りのものだ。夜色のシーツのようなものを被った何かが、周囲のものを破壊している。
     だがその場で周囲を見渡せば、巻き込まれそうな一般人の姿はない。悠一と康也がそれぞれに殺界形成とサウンドシャッターを使用すれば、後は何の憂いもなかった。
     そのままの勢いでさらに歩を進め――そこでこちらに気付いたそれが、振り向く。
     しかしそこで止まる理由はなく、逆に増した勢いで、一気に飛び込む。
     激突した。


    「新年早々ご苦労な事で。しかし大規模に現実に干渉されるのは忌々しき事態ですね」
     そんな言葉を呟きながら、犬神・沙夜(ラビリンスドール【妖殺鬼録】・d01889)がまずしたことと言えば、敵の反応を確認することであった。知性の有無やその高さを観察し、今後の脅威度を推察しておくためだ。
     もっともそのためにはとりあえずこれが誰のどんな初夢であるのかを確かめる必要があるのだが……不意に、沙夜の脳裏に自身の見たそれが蘇った。
     とはいえ、目の前のそれとは関係がないだろうが。まさかあの中に福袋が隠れていたり、某アイドルグループのイベント券が抜き取られ済みのアルバムCDが存在していたりはしないだろう。
     そんなものが隠れていたら、それはそれで興味深くはあるが……一先ず外見からの形状は人型に見える。問題はそれが何かということだが……まあ何にせよ、確かめてみれば分かることだ。
     胸元に自身のスートを具現化させ、高まった力のままに踏み込む。握り締めた盾に影を宿らせ、そのまま殴り飛ばした。
     敵の身体が僅かに浮き、すかさず飛び込んだのは一つの影。
     天峰・結城(全方位戦術師・d02939)だ。悪夢の正体を見極めようと目を細めるが、どのようなことになっているのか、夜色のそれからは形状すらも読み取れない。おそらくは、向こうから正体を現さなければ、分かることはないのだろう。
     だがならばそうさせるだけだと、死角に回り込むと同時、踏み込む。その胸元に浮かび上がっているのは、自身のスート。
     そのまま腕を振り抜き、斬り裂いた。
     直後、即座にその場から離れたのは、シーツのようなそれが僅かに盛り上がったのが見えたからだ。
     そしてその判断は正しい。結城が離れるのとほぼ同時、寸前まで居たその場所が、炎によって包まれた。
     その現象に、皆の目が細められる。その攻撃方法の時点で、大体誰の悪夢であるのかは予測が出来るからだ。
     だが姿を見せていない以上は、違う可能性もある。ならば結局やることに違いはないと、高明が踏み込んだ。
     高明は先日闇堕ちから戻ってきたばかりであり、今回はそのリハビリも兼ねている。正直に言ってしまえば多少の不安もあるものの――。
    「高兄……!」
     自分のことをそう呼び慕ってくれる弟分――康也を前にして、情けない姿など見せられるわけがないだろう。
     故にその顔に浮かぶのは、当然のように不敵な笑みだ。
    「新年早々景気よくぶちかまそうぜ康也、ガゼル!」
     その不安を払拭するように叫び、手に握るのは一対の翼の如き鋏――黒鋼の双翼。ガゼルの突撃に合わせて突っ込み、振り抜く。
     振るった刃が流星の如く煌めき、敵を斬り裂いた。
     だが敵もただやられているだけではない。斬り裂かれた直後、その傷口から炎が噴き出し、高明へと襲い掛かった。
     攻撃を放ったばかりの高明には、それをかわす術はない。そのまま炎に包まれ――しかしその熱がその身に届くことはなかった。
     眼前に飛び込んでいた康也が、それを遮ったのである。
     高明とほぼ同時に動いていたからこそ、それに闇堕ちから戻ってきたばかりということで色々心配していた故に出来たことではあるが……まあ、何にせよ、守ることが出来たのであれば問題はない。
     そして心配ではあるが、一緒に戦えることは嬉しくもあるのだ。
     だから。
    「ぶっ飛ばす! そんで、シッカリ全員守りきる!」
     振り抜いた鋏が、敵の身体を斬り裂いた。
     さらにはそこから感染させられた錆により敵が悶え、そこに悠一が飛び込む。その顔が何とも言えない表情なのは、予感があるからか。
     しかしだからといって攻撃の手が休まることはない。
     その手に握るのは、火の神の名を冠した戦鎚――軻遇突智。悠一の血を媒介にしたことによって得た勢いを殺すことなく、さらに一歩。
     叩き込んだ。
     そのまま地面に叩きつけられ、だがそこでは終わらない。
     直後にそこに現れた影が、敵を飲み込む。それは、水鳥の足元から伸びた影だ。
     影はすぐに散らされてしまうも、それは次に繋げるための十分な隙である。
     その瞬間、そこに踏み込んでいたのはチモシー。龍因子を解放した龍砕斧を振り上げ、そのまま振り下ろした。
     強烈なそれによりたたらを踏み、そこを見逃さず桃花が飛び込む。
     引き絞るのは、鍛えた自身の拳。踏み込みと同時、撃ち抜いた。


     吹き飛んでいった敵を眺めながら、桃花は一つ息を吐き出した。
     手応えはあったが、気は抜いていない。
     当然だ。敵はまだその正体を現してはいない……つまり、本気を出してはいないのである。
     ならば。
    「――っ」
     直後、息を呑んだのは敵がゆっくりと立ち上がったから……では、勿論ない。立ち上がったと同時、シーツのようなそれが地面に落ち――そこから現れた姿に、見覚えがあったからだ。
     自分が見た初夢だったから――でも、ない。桃花のそれは、自分が透明人間になってしまう夢だ。だからこそ、その姿が見えるわけがなく……自然とその視線がそこへと――悠一へと、向かった。
     現れたのは、今より幾らか若いものの、間違いなく悠一の姿だったのだ。
    「……はぁ。やっぱり、か」
     そして肝心の悠一はというと、それを前にして溜息を吐き出していた。何となく、そんな気はしていたのである。特に炎を使ってきた当たりから、予想は付いていた。
     正直なところ、外れていて欲しいと思っていたのだが……まあ、言っても仕方がないだろう。今はそんなことよりも、皆に伝えなくてはならないことがあるのだ。
    「……ま、どうやら見ての通り、俺の初夢が元になってるらしい。で、対処法だが……『自分の家族や友人への思いをぶち撒ける』ことだ。思いと共に攻撃すれば、弱体化はずだ」
     悠一の初夢というのは、能力に本格的に目覚めた切欠の、中学時代の交通事故の夢である。敵は、事故で実の家族を失い、新たな環境に馴染めず無気力だった頃の悠一、の姿を取った、というわけだ。
     トラウマ、という程のものではないが、どちらかと言えば恥部であり、苦々しい思いが強いのだが……やはり、言っても仕方のないことである。
     出てきてしまったというのならば、倒すしかないのだ。
     気を引き締めるように息を吐き出し――だが、真っ先にそれに向かって動き出したのは、悠一ではなかった。
    「……なるほど」
     言葉と同時、敵へと向かって放たれたのは、鋼糸だ。高速で操られたそれが、敵の身体へと絡み付き――。
    「愛していますよ、夕」
     恋人への愛の囁きと共に、斬り裂いた。
     直後、敵が苦しみだしたのは、今の攻撃そのものが原因ではないだろう。その光景に、結城は確かに対処法は効果がありそうだと頷く。
     だが一方で、何とも言えない表情をしている者も居た。
     沙夜だ。
     それもそうだろう。何せ姉への愛の言葉を、本人がいないところで聞かされたのである。どんな顔をすればいいというのか。
     とはいえ今は戦闘中であり、今のは一応必要あってのものだ。ならば諦めるしかないし、自分も同じようなことをするしかないのだろう。
     だが家族への言葉を、必要があるとはいえ、他人に聞かせるつもりもない。
     ではどうするつもりなのかといえば、単純だ。
     敵への接近と同時、その唇を小さく開いた。発されたのは小さな、しかし確かな音。それは囁くように敵に届き、瞬間、オーラを纏った拳を叩き込んだ。
     要は敵にだけ届けばいいと、そういうことである。
     だがそれでも効果はあったらしく、直後に敵は見えない何かに怯え、苦しむ。
     そこにすかさず飛び込んだのは、高明と康也だ。
     この二人の場合は、この中である意味最も今回の対処法が楽だったと言えるだろう。何せ互いに思っていることを言い合いながら攻撃するだけでいいのだ。
     そうしながら、高明はブレイブハートから魔法光線を放ち、康也の影から伸びた獣の影が疾走し、その牙を突き立てる。
     もっとも、要は相手がこの場に居るかどうかなので、結局のところやることに大差はない。
     チモシーも妹分や同好の士への思いをぶち撒けながら、漆黒の弾丸を叩き込んだ。
     やはりそれによって敵は苦しみ、そこに踏み込んだのは桃花。
     桃花が思いを真っ先に告げる相手として思い浮かぶのは、やはり師匠だろうか。師匠でもいいのだろうか、とは思うものの、多分大丈夫だろう。
    「えっと……いつもありがとうございます!」
     感謝の思いを告げながら、オーラを纏った拳を叩き込んだ。
     そうして皆が思いと共に攻撃を続ける中、一人だけそこに参加しない……否、出来なかった者が居た。
     水鳥だ。
     言葉をかける以外の方法があればそれを実行していたのだが、生憎とそれしか対処法はないときている。
     だが当然何もしていないわけではない。いや、そもそも、最初から支援と回復に徹するつもりでいたのだ。
     だからこそ、水鳥は足手纏いにならないよう、優しき風を招く。傷を負った皆へと吹きかけ、その傷を癒していった。
     敵はダークネスと同等の力を有しているが、故にこそ弱体化していったそれは敵ではない。
     それでも未だ倒れぬのは、意地か何かか。
     しかしそんなかつての幻影の前に、焔の如く闘気を纏いつつ、悠一は立った。
     揺らめいている闘気はおそらく、戦意だけが理由ではないだろう。
     拳を硬く握り締め――。
    「今の俺には、馬鹿騒ぎをする奴も、遠慮のいらない奴もいる。何より、将来を誓った愛する人もいる! 皆大切な、無くしたくない人達だ!」
     今の想いと共に、全力で叩き付けた。
     そしてそれが、戦闘の終了を告げる言葉となるのであった。


     敵の消えた場所を眺めながら、悠一は溜息を吐き出した。
     何とか無事にお勤めは終了したわけだが……。
    「……いやしかし、厄介過ぎる相手だったな、色々な意味で」
     新年早々これでは、先が思いやられるという話である。
    「ハラ減ったなー、なんか食いにいかねぇ?」
     そんな中響いたのは、康也の声だ。前髪を留めてるクリップを触りながら、その視線がちらちらと悠一の方に向いているのは、元気をなくしていないか気にしているためだろうか。
    「お、そうだな。折角だし、あったかいモン食って初詣でも行ってみるかー」
     そしてそれに続くように、高明が頷く。同意する数名を横目に、自分はどうするかと思いながら……ふと、空を見上げた。
     視界に映し出された空は、一面の蒼。これから先の一年がどうなるかは分からないが……とりあえず、今日は良い一日になりそうだなと、そんなことを思うのであった。

    作者:緋月シン 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2016年1月15日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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