アガメムノンの初夢作戦~灼滅者の夢流し

    作者:ねこあじ

    ●一月二日早朝
     人影も見当たらない、夜が明けたばかりの時間帯。
     ゆらりと何かが波打つ。
     目を凝らしてよくよく見れば、何者かがすっぽりと被っていると思われる、夜色のシーツが動いていた。
     肌を切り裂きそうな研ぎ澄まされた朝の冷気のなか、バキバキと音を立てて、街路樹が倒れ始める。
     夜色のシーツ――悪夢の尖兵が、次々に街路樹を倒していく様は、まるで退路を断つかのよう。
     ひゅ、と黒い影が鋭く飛べば、塀が壊された。
     尖兵は移動しながら周囲を破壊していく。気が向いたが如く、破壊のタイミングに秩序はない。
     それは何かを探している姿にも見えた。


    「皆さん、今年もどうぞよろしくお願い致します」
     教室に入ってくる灼滅者たちの言葉に、五十嵐・姫子(大学生エクスブレイン・dn0001)もまたお辞儀をしつつの挨拶。
    「新年早々ですが、急ぎの依頼があり、連絡させていただきました。
     武蔵坂学園がある武蔵野市周辺にて、シャドウによる攻撃が行われています」
     姫子の言葉に驚き、次々と窓の外を見やる面々。
     散在する襲撃場所の一つを特定したエクスブレインが、この件についての詳細を話し出す。
    「第二次新宿防衛線で撤退した、四大シャドウの一角、歓喜のデスギガスの配下、アガメムノンが、皆さん――灼滅者の初夢をタロットの力で悪夢化し、悪夢の尖兵を現実世界に出現させたようです。
     アガメムノンは、灼滅者の本拠地が武蔵野であることを知らないはずですので、この作戦は『どこにあるか判らない、灼滅者の拠点を攻撃する』為のものと思われます。
     ですが、アガメムノンは、武蔵坂学園の規模についても知らなかったようで、襲撃自体は武蔵坂学園の危機というほどではありません」
     しかし、このまま放置すれば、武蔵野周辺に大きな被害が出るのは間違いないだろう。
    「皆さんには、武蔵坂周辺に出現した、悪夢の尖兵の灼滅をお願いしたいのです」
     悪夢の尖兵のいる場所を地図に印しをつける姫子。
     緑が多く、どこか閑散とした住宅街だ。
    「悪夢の尖兵は本来、ソウルボードの外に出ることは出来ません。
     今回の事件は、初夢という特殊な夢であることと、タロットの力で無理矢理発生させているようです」
     その為、この悪夢の尖兵は二十四時間程度で消滅するものと思われる。
     しかし、問題は、消滅するまでの間は、ダークネス並の戦闘力をもって破壊活動を行うため、時間切れを待つことはできない。
    「悪魔の尖兵の外見は、夜色のシーツをかぶった『おばけ』のような姿をしていますが、戦闘時に本気になると、そのシーツを捨てて本来の姿を見せるようです」
     悪魔の尖兵の本来の姿は、灼滅者が見た初夢が元になっており、戦闘方法や性質なども、その初夢の内容に準じるようだ。
    「正体を現した時に、その初夢の内容が何かを判断できれば有利に戦えるかもしれませんね」
     行動や声掛けで弱体化させる手もあるだろう。
    「正月早々、やっかいな事件が起きましたね。皆さんの力なら、悪夢を吉夢にかえる勢いで敵を灼滅へと導くこともできるでしょう」
     どうか、気をつけて――。
     そう言って、姫子は灼滅者たちを見送るのだった。


    参加者
    ミカエラ・アプリコット(弾ける柘榴・d03125)
    木島・御凛(ハイメガキャノン・d03917)
    新沢・冬舞(夢綴・d12822)
    エアン・エルフォード(ウィンダミア・d14788)
    山田・透流(自称雷神の生まれ変わり・d17836)
    エリス・メルセデス(泡沫人魚・d22996)
    宮野・連(烈火・d27306)
    上里・桃(生涯学習・d30693)

    ■リプレイ


     早朝のキンと冷たい空気のなか、エクスブレインに告げられた場所へと向かう灼滅者たち。
    (「さすがに寒いな……」)
     エアン・エルフォード(ウィンダミア・d14788)が思う。
     冬休みの今、本来ならばまだ大半の学生は布団のなかにいるころだろう。そして起きたら、見たばかりの初夢を思い出したりするのだ。
    「あー、さむさむ。コート必須だね!」
     はふはふと手を自身の息で温めつつ言ったミカエラ・アプリコット(弾ける柘榴・d03125)の、少しぶかぶかな群青色のコートがひるがえった。
     冬風がひゅうっと吹いたのだ。
    「お布団にくるまってぬくぬくしていたい時間帯に、また厄介というか、迷惑なことしてくれるわよね」
     木島・御凛(ハイメガキャノン・d03917)が、くっと拳をつくる。寒冷適応を持ってきたので寒くても平気だが、家を出る時に見た、飼い猫がぬくぬくと眠る様子、可愛かった、一緒に眠っていたかったそんな誘惑。
    「まぁ、運動してりゃそのうち温まるだろ」
     と、宮野・連(烈火・d27306)。寒いのは平気そうだ。
     せっかくの正月休み、ゆっくり過ごせないのが少し残念であったけれど。
    「光の少年タカトにいいように使われるなんていう無能っぷりを晒したデスギガスさんの腹心さんがアガメムノンさんだったっけ……?」
     先日の戦いや見えた兆しを思い返す山田・透流(自称雷神の生まれ変わり・d17836)。
    「崇め無能さんとでも呼ぶべきアガメムノンさんが、私たちを攻撃するためにどんな駒を用意したのかが凄い楽しみ」
    「なんかすげぇ、うまいな」
     アガメムノンさん、アガメムノウさん。さらっと言った透流に、連が応じた。
    「こちらの規模も場所も、分からないままの破壊活動ですよね……いまいち本気の攻撃とは思えないのですが……もしかして威力偵察なのでしょうか?」
     上里・桃(生涯学習・d30693)は考えていたことを、ぽつりと言葉にする。
     作戦の脅威度は、あまり高くないように思えたのだ。
     きっとその通りなのだろう。今日の戦いを機に、アガメムノンが灼滅者の評価を変える可能性もある。
     道すがら、家から覗くように顔を出した一般人に声をかけつつ、灼滅者たちは駆けた。
     その時、何かが破壊される音を耳にした灼滅者たち――エリス・メルセデス(泡沫人魚・d22996)の心臓が驚いたように、どきんと大きく脈うった。
    (「……あくむ……。見た目から、怖いのじゃないといいな……」)
     最短となる路地を駆け抜け、視界がひらけば、やや大きな通りへと出たことが分かる。
     上から強く叩かれ、地面とくっついたガードレール。その上を樹木が横たわっていた。
    「わー、お化けだー! でも、お化けなんて本当はいないんだよーっ!」
     真っ先に見つけたのはミカエラ。
     瞬時に新沢・冬舞(夢綴・d12822)のサウンドシャッターが施され、周囲を素早く確認。灼滅者が多数住む武蔵野市周辺、その特性にある意味、人への被害は抑えられているといってもいいだろう。
     夜色のシーツが――シーツ自体が新たな樹木めがけて薙ぐように動けば、間に割って入った冬舞がその身を犠牲に樹木を守る。
    「!」
     まさか間にくるとは思っていなかったのだろう、悪夢の尖兵の軸がぶれ、冬舞には浅い衝撃。
     それは敵の隙でもあった。
    「無茶をするね」
     高速回転する杭の音。エアンが悪夢の尖兵へと初撃を放ち、そのまま飛ぶように後退した敵と灼滅者の間に距離ができあがる。
    「一度倒されたら、再び根付く迄時間が掛かるからな」
    「きっと……痛かった、ですよね」
     エアンに応じる冬舞の言葉に、エリスも既に倒されていた樹木へ目を向けるのだった。


    「今年はじめてのダークネスさん退治。気合いをこめてぶっ飛ばす……!」
     間合いをつめ、腰を落とした透流の拳に雷気が集まる。
     悪夢の尖兵の背丈は、女性陣と同等くらいだろうか。下方から上方へ撃ち出される拳と雷。
     そこに朝の空気を切り裂くが如くの速さで連の蹴りが悪夢の尖兵を捉え、重力の宿るそれが強くめりこむ。
     蹴りの勢いでシーツの端がぶわりと舞った。蹴り飛ばされた勢いに逆らうことなく更に後退する敵を追うのは鈴太郎の符から繰り出される霊撃。
    「くくく。来たな灼滅者……!」
     すたりと地に降り立った夜色のシーツが喋りはじめる。
     その声色にエリスと御凛は内心安堵した。少なくとも、あの人の声ではない。
    (「夜色のシーツ姿の『おばけ』は愛嬌があるようにも思えるけど。さて、正体は何が出る……?」)
     敵を囲うようにエアン、そしてミカエラがじりじりと動く。
    「ふふふ、抗えぬ俺の魅力! このテロ攻撃に身悶えるが――ぶふぁっ!?」
     敵の滔々と喋りだしそうな雰囲気に構うことなく、冬舞が己の中に眠る力を引き出し、制約の弾丸を放った。
    「悪いが、口上を聞いてられるほど暇ではないんだ」
     本気を出される前になるべく攻撃を重ねておく。
     敵の背後をとったミカエラが、橙色のローラースケートから生み出された炎を纏い蹴り上げる。
    「ほ、炎はヤメロォォ」
     敵は慌てている様子。
    「ん? なんか、美味しそうな匂いっ!」
     何かに気付いたミカエラが叫ぶと同時に、シーツを投げ捨てる悪夢の尖兵。いや、丸い茶色のシルエット。
    「豚さん……?」
     少し首を傾けて呟くエリス。
     …………。
     …………よく見たら豚カツだ。
    「ごめんなさい!」
     両手で顔を覆った桃が言った。
     豚そのままのシルエット――シルエット状なのは揚げたてサクサクな衣まみれだからだ――が、喋りはじめる。
    「お前たちは抗えるか!? この食テロに! 見た目だけじゃねぇ! 俺は人間を襲い食べることで、食物連鎖の頂点に立つ!! その強さがッ、俺にはッ、あるッッ!!」
    「俺が見た夢のも会いたくねぇウザさだったが、あいつもウザいな」
     ぼそっと、連。
    「改変はされているんだろうけど……興味深いね」
     ぼそっと、エアン。
     思わず感想を述べてしまう二人である。桃はあわあわと動いたのち、深呼吸。何だかいたたまれない恥ずかしさがビミョーに残った。
    「悪夢だろうと豚カツだろうと、ぶっ飛ばす!」
     御凛が螺旋の如き捻りを加え、槍で敵を穿つ。
     ザクッと音がたち、揚げたての湯気と香りがもわんと噴出した。
    「串カツだね……」
     ぼそっと、ミカエラ。
    「食テロなんかに屈しないわよ!」
     朝ご飯は済ませてきたしね、と、気合いを入れる御凛。
     槍を回せば穂先から逃れた豚カツが華麗に飛びゆく。
     指輪の天土にそっと触れたエリスが魔法弾を撃てば、やはり豚カツは美味しそうな音をたてた。
    「サクサクしてそう、ですね」
     パラパラと落ちていく衣を見て、エリスが言った。
     この寒さのなか、あの熱気は結構魅力的に見える。
    「ふ。なかなかやりおる。だが豚カツ界の英雄に敵う者はいない!」
     どんな顔をして戦えばいいのだろう、いや、相手はダークネスに準じる強さを持つのだ。強いまなざしを敵に向ける灼滅者たち。
     豚カツは駆けた。跳ぶ動作は跳弾のよう。目指すは冬舞だった、が――。
    「はやっ! あと、痛ぇ!」
     しかし線上に入り、重量級の体当たりを受け止めた連は、懐に飛び込んできた豚カツをがしっと両腕に閉じ込めた。
     と、同時、激しい熱気に襲われる。
    「我が焔、その身に受けよ!」
    「宮野さん!」
     桃の声に腕を解けば、豚カツに十字架砲S.C.E.I.L.が叩きつけられる。
     ざくぅと音がするも、豚カツは姿勢を低くしただけで平気そうだ。打たれ強そうな敵に、桃は言う。
    「私は知っています。あなたの弱点……それは、自慢のその身を捕食されることです!」
    「この敵さん、食べられるんだ」
     じいっと見つめる透流の声に、敵は否定の意でぶんぶんと体を振った。
     美味しそうな豚カツをウリにしているのに、食べられるのは嫌らしい。食テロ故か。
    「よーっし、食べちゃうぞー」
    「……た、たべちゃう、ぞー?」
     ばあっと両手をあげて迫るミカエラの後を、声真似しつつエリスが追う。
    「ぷぎゃぁぁぁぁぁッ」
     豚カツは仰け反り、硬直した。
    「脅し言葉も大丈夫そうね」
     御凛が言う。
     実際に食べるかどうかはともかくとして、言葉責めはそれなりに効きそうだ。


     片脚を軸に、エアンが鋭く後ろ回し蹴りを放てば纏う炎が大きな弧を描く。
    「どうやら、焼かれるのも苦手なようだけど」
    「ぶきっ、ぷぎゃああ」
     蹴り飛ばされ、ゴロゴロと転がる豚カツに向かってエアンが言う。
    「揚げすぎて焦げた豚カツは硬くなる」
    「確かに、食せる代物では無いな」
     うん、と頷く冬舞が解体ナイフを素早く翻し斬撃を放つ。
     サクッ、ザクッ、と豚カツを捌く音に、何となくバイトしていた頃を思い出した。
    「白米と味噌汁、そしてキャベツを添えれば完璧か」
    「みんなだいすき豚カツ定食……!?」
     やめてぇぇと脱兎――脱豚の如く駆け出す豚カツ。
     何とも気の抜ける光景だが、敵もまたその身の熱気を利用して炎や追撃に秀でている一撃。
     加えて、耐久力の面を見れば、戦いの長期化も視野に入る。
     回復手の存在は必須であった。
     一見ほのぼのっとした光景に惑わされることもなく、エリスは七不思議にまつわる心温まる話を語る。優しく、温かなそれは言霊となり、味方の身を癒していった。
     その時、広く戦場を見ていたエリスが、とある方向へ視線を向けた。
    「上里さん、人が、きてしまったようです」
    「わわっ、すみません。ここから離れてくださーい」
     ラブフェロモンを使って話しかける桃。
    「焦げ臭いから火事かと思って……でも貴女が言うのなら離れるわね」
     そう、豚カツは焦げた匂いをまき散らし始めていた。良い匂いは、気分が悪くなる匂いに変化しつつある。
    「ううっ、俺の魅惑の揚げたてフェロモンが……ッ」
     半ばヤケになったのか、ぶきぃっと鋭く声を発してエアンへと突進した。重量級の音がたつ衝撃にエアンはよろける。
    「硬くて痛いな。そうか衣が……バリバリに」
    「ぷぎぃぃぃッ」
     攻撃力は維持していても、豚カツのメンタルはボロボロだ。冬舞と透流が重ねたトラウマが発動していた。
     軽く跳んだミカエラが斬艦刀を上段に構え、一気に振り下ろす。超弩級の一撃が豚カツにめりこみ、もういっちょ、と、叩くようにまた振り下ろした。
    「うーん、生肉だったらやわらかく、美味しくなりそうだけど」
    「軽く叩くとやわらかくなる。――けど」
     ふっ、と透流の拳が舞った。一打ごとに角度を変え、鋭く抉るように打ちこまれる拳は決して軽いものではない。
     鈴太郎が護符を振るえば霊障波が巻き起こった。
     後ろからくる霊圧に紛れ一気に距離をつめた連の脚は炎纏い、豚カツを蹴り上げる。重さを押し上げ、サッカーボールを蹴るように。
    「美味そうな豚カツだったのにな」
     しみじみと呟く連。完全に昔を懐かしむ、過去形であった。
    「ここまでくれば、処分するしかないわよね!」
     蹴り飛ばされた豚カツを捉えるのは、御凛がぎゅっと握りこんだマテリアルロッド。重い重い豚カツを、勢い任せにフルスイングして自身の魔力を叩きこむ。
    「ぷぎーっ!!」
     現実世界へと出てきた悪夢の尖兵・豚カツは流しこまれた魔力により霧散し、灼滅されたのだった。


    「桃は、夢であの豚カツ食べ切ったのー?」
    「う。無理でした」
     ミカエラの問いかけに、桃は眉尻を下げて答えた。暴走した豚カツを止める(食べる)のに、敗北している。
    「少し、可愛かったかも、しれません……」
     まぁるいフォルムを思い出して、エリスは言った。
    「うんっ、おっきくて可愛かったね」
     にぱっと笑顔のミカエラ。
     御凛は、ちょっと悩ましげに視線をあげた。
    「可愛い……まあ、形は可愛いと言えなくもないわね」
    「あ、あれが可愛い?」
     女子の考えてっことは分かんねぇな、と連が呟く。
    「昼飯、豚カツでいっかなとは思ったけどな」
    「俺は、しばらく豚カツは見なくてもいいな」
     冬舞が言う。充分に見たし、香りも、こってりとした脂がのった熱気も……。
     軽く頭を振り、朝の新鮮な空気を吸いこむ。体内に入ってくる冷気が心地よく感じた。
    「アガメムノンさん……」
     透流は残念そうに呟いた。何が残念かって勿論今回の作戦が、だ。
     攻撃力も敏捷も高く、体力もあった今回の敵。何が不幸かといえば、敵が豚カツで弱体化が効きすぎたことだ。
    「それでも、油断は禁物」
     透流は気を引き締めた。
     あらかた片付けた周囲を見回すエアン。
    「これで正月気分も終わりかな」
     ほんのわずかな期間、感じることのできる正月の空気。早朝から昼へ、陽が上がっていくのと同じように、空気の変わっていく様は早い。
     それでも冷たい空気は辺りに漂い、家で待つ彼女の事を想えば、思い出したようにエアンは温もりが恋しくなった。
    「まだ寒い、か。温かいものが欲しくなるよね。そろそろ帰ろうか」
     皆も同じみたいで、頷きや「はーい」と声が返ってくる。
     温かな場所を求めて学園や家路へと向かう灼滅者たちの足取りは、自然と早くなるのだった。

    作者:ねこあじ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2016年1月15日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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