「ねえねえ、帰りなんか食べてかない?」
「あ、私甘いもの食べたい!」
楽しげに話しながら歩く女子高生2人組。
「甘いものかぁ。だったら……」
「『寒ざらし』でしょ!!!」
「「え」」
いきなり後ろから割り込んできた声に、女子高生2人が思わず声を上げた。
互いに顔を見合わせ後ろを振り返れば、そこには彼女たちより年下と思わしき女の子が1人。
「島原で甘いものって言ったら寒ざらしでしょ! もちもちした白玉の触感と蜂蜜を溶いた蜜の上品な甘さ!」
力説する女の子に女子高生たちは少々困惑。
「そんなこといきなり言われても」
「つか寒ざらしってなに?」
観光客が名物と知っていても地元の若者は知らない、なんてことは決して珍しくないわけで。
「一応知ってるけど。そんなに美味しくないよ、アレ。なんか味も地味っていうか……」
知っていてもそんなに食べたいと思わない、なんてことも良くある話で……。
「えー、そうなの? だったら他の食べようよー」
「……なんで」
女の子を放置気味に話を勧めようとした女子高生2人の耳に、女の子の声が響いた。どうも怒っているらしく、先ほどより声が低くなっている。
「なんで地元の名物を美味しくないなんて言えるのー!!」
叫ぶなり、女の子は女子高生の口にいきなり白玉が詰め込んだ。
「もごっ、ぐっ……」
むせる女子高生。
「なっ! 何よこの子信じらんない!」
もう1人の女子高生がむせる女子高生の手を掴み、その場から慌てて逃げだした。
1人残された女の子がプルプルと肩を震わせ呟く。
「寒ざらしが美味しくないなんて……そんなはずないじゃない! 絶対、絶対美味しいんだから!!」
「いくら美味しくても、無理矢理口に突っ込むっていうのはないよね……」
ぼそっと呟いて、須藤・まりん(中学生エクスブレイン・dn0003)は集まった灼滅者たちに向き直った。
「女の子の名前は小川・晴美さん。『寒ざらし』っていう島原の名物が大好きで、それを他の人にも好きになってもらいたい、もっと知ってほしいと常々思ってたらしいんだけど、どうやらその思いが高じすぎて間違った方向に爆発したらしくて」
ようは闇堕ちしかかっている、ということらしい。
「普通は闇落ちするとすぐダークネスになっちゃうんだけど、彼女にはまだ人間の意識が残ってるの。彼女に灼滅者としての素質があるなら、まだ助けられるかもしれない。完全にダークネスになってしまったら灼滅するしかないけれど、もしできるなら助けてあげて」
そう言うと、まりんは詳しい説明を始める。
「晴美さんにはこのアーケードを歩いていれば会えるはずだよ」
広げた地図のとある通りを指差し、まりんが続ける。
「こっちから話しかけてもいいけど、デザートとかスイーツとかそういう話をしてれば向こうから勝手に声をかけてきてくれると思う」
晴美と戦うには寒ざらしを否定するような発言をすればいい。戦闘に持ち込むこと自体は簡単だ。
「人通りの少ないアーケードみたいだからそのまま戦っても問題ないとは思うけど、どうしても気になるようだったら近くに公園があるから……理由をつけてそこに誘い出してもいいと思う」
戦闘になれば晴美はご当地ヒーローと同じような能力を使ってくる。
「なりかけっていってもダークネスだから攻撃力にせよ何にせよ桁違いに強いんだ。そこだけは気を付けてね」
もっとも、晴美には人間としての意識が残っている。説得の方法によってはその力を弱めることは可能だろう。
「とにかく地元が好き、地元の甘味が大好きっていう女の子だから、そのあたりが説得の鍵になるんだと思うんだけど……」
上手い例を思いつかないのか、うーん、とまりんは首を傾げる。
「まあ、そのあたりはみんなに任せるよ! みんななら上手にやってくれるって信じてる!」
そこまで言うと、まりんは思いついたようにぽん、と1つ手を打った。
「事件が解決して晴美さんも無事だったら、寒ざらしのお店に連れて行ってもらうのもいいんじゃないかな? せっかくの名物だし、晴美さんもきっと喜ぶと思うよ」
参加者 | |
---|---|
雲母・夢美(夢幻の錬金術師・d00062) |
風野・さゆみ(自称魔女っ娘・d00974) |
卯道・楼沙(脱兎之勢・d01194) |
高城・美穂(風詠みの巫女・d01448) |
椎名・茜(明日はきっと向こう側・d03875) |
串刺・庵子(超絶波動生命体もち・d05823) |
空星・あぎな(エイリアンヒーロー・d07603) |
片霧・己言(徘徊者・d08024) |
●
「ね、甘いの食べていかない?」
人通りの少ないアーケードを歩きながら、椎名・茜(明日はきっと向こう側・d03875)が言った。
その言葉に、風野・さゆみ(自称魔女っ娘・d00974)も同意する。
「せっかくなので何かスイーツが食べて行きたいですね~」
「新しいコンビニデザートとか、食べてみたいんだけど……」
そこまで言うと茜はむぅ、と難しそうな顔をしてみせた。
彼らが歩くそこは地方の、ぶっちゃけてしまえば田舎の商店街。コンビニらしきものは残念ながら存在しない。
「さすがにケーキ屋とかお菓子屋くらいはあると思うのだ」
卯道・楼沙(脱兎之勢・d01194)が応じ、片霧・己言(徘徊者・d08024)がととと、と商店街の地図の書かれた看板へと駆け寄る。
「みこはチョコ系の甘味が好きなの~」
「俺はお汁粉が好きだな」
空星・あぎな(エイリアンヒーロー・d07603)の甘味一押しはお汁粉らしい。
(「ううむ……しかし……寒ざらし、とは聞いたことがないな……はたしてどんなものなのか……」)
デザート談義に花が咲く中、串刺・庵子(超絶波動生命体もち・d05823)は無言のまま考える。白玉が使われているのは確からしいが……。
「ゆめみーは白玉が好きです。おばあちゃんが作ってくれた白玉があんこを乗っけて食べると美味しくて美味しくて……」
と、雲母・夢美(夢幻の錬金術師・d00062)が語り始めたその直後。
「白玉って言ったら『寒ざらし』でしょ!!!」
響いた声に振り返れば、そこにはビシィ! と灼滅者たちを指差す女の子の姿があった。
「島原で甘いものと言ったら寒ざらし! 甘くて冷たい蜜に沈むもちもちした白玉……チョコだとかお汁粉とか、白玉にあんことかありえない!」
寒ざらし以外の甘味全否定なあたり、彼女が小川・晴美なのだろう。
「……え゛~。話しの種にはなるけど……ご当地名物って外れ多いでしょ」
彼女の言葉に、茜が露骨に嫌そうな顔をする。
「何を言ってるんですか、白玉にはあんこ以外ありえません!」
夢美も負けじと言い返す。
「なんですってぇ!!」
晴美の口調がきつくなり、その表情が歪む。一触即発――そんな気配が漂う中、高城・美穂(風詠みの巫女・d01448)が口を開いた。
「まあまあ落ち着いて……場所を変えませんか?」
「ここで暴れたら、客足が遠のくことになるよ」
茜が言えば、さゆみも頷く。
「アーケード内の甘味処に出禁になっても困るでしょう~?」
実際にはバベルの鎖の効果がある。おかしな噂が広まってアーケードの客足が遠のくことはないだろうし、店主が直接戦いを見たり巻き込まれたりしない限り出入り禁止になることもないはずだ。
しかし、バベルの鎖の存在を知らない晴美にとってはあり得る話に思えたのだろう。不承不承ながらも彼女は灼滅者たちが提示した公園への移動を了承した。
「あなたたちに寒ざらしの美味しさを教えてあげるわ!」
公園に到着するなり晴美がそう宣言した。睨み付けるような表情を見るだに説得を聞くつもりはないらしい。
「仕方ありません」
小さく息をついて美穂が呟き、言葉と共に言葉と共にスレイヤーカードの封印を解く。
「私に破魔と癒しの力を」
「宇宙の夢と浪漫をこの身に宿し、イグニッション! エイリアンヒーロー参上!」
あぎなが続き、他の仲間も次々と封印解除。
「安全に、確実に、完璧に――。灼滅開始なのだ!」
●
「あなた! 寒ざらしを外れっていったわね!」
厳密に言えば名物に外れが多いと言っただけなのだが――苛立ちも露わに晴美が茜へと掴みかかり、彼女の体を高々と持ち上げた。そのまま茜の体を地面へと叩きつけ、爆発させる。
「地元の名物に誇りを持っていることは大変素晴らしいことだと思います」
晴美に話しかける美穂が激しく渦巻く風の刃を生み出す。
「でも無理強いはいけませんよ?」
言葉と共に晴美を風の刃が襲った。
「くっ」
小さな声を上げる晴美。そこへ、ローラーブレードを滑らせた夢美がガトリングガンを連射する。
「無理やり口の中に押し込むだなんて寒ざらしがかわいそうなのです~」
説得する言葉の間にも、さゆみはその瞳にはバベルの鎖を集中させる。
「それは寒ざらしの良さを台無しにしてるのです~」
(「とりあえず、いくら美味しい名物品でもいきなり口にねじ込まれたらいい感想は持たないよね」)
さゆみの言葉に庵子が無言のまま頷いた。
「豊作凶作流行廃り。食べ物の文化は時代と共に移り変わるもの。その中で多くの人に愛されるように改善を重ねてきた結果が、今の寒ざらしの姿なんでしょ」
自らのオーラを拳に集め、茜が晴美の体目掛けて激しい連打を繰り出した。
「なら……何故そこで止まる! どうしてそれ以上を求めない!!」
両腕でわが身を庇う晴美に茜が更に訴える。
「今の時代に受け入れられる形を探そうともせずに、昔の形を押し付けるだけが貴女の郷土愛か!?」
「寒ざらしは完成された食べ物なの! 他のものを入れたりしたらそれはもう寒ざらしじゃないの!」
半ば怒鳴り返すような勢いで晴美が言い返す。
そんなやり取りの中、楼沙は周囲に視線を巡らせた。今のところ公園に一般人の姿はない。足場も悪くないし、障害物も存在しない。
(「逃げ道は――あそこなのだ!」)
もっとも逃げ出しやすそうな公園の出入口を確認し、楼沙は小さく頷いた。
「寒ざらしも美味しそうだけど、そればかりは嫌なの! 沢山色々食べて楽しみたいの♪ 貴女は違うの~? 寒ざらし以外は全部嫌い~?」
己言が晴美に問いかける。
「みこの歌を聴いて。そして皆仲良しなの♪」
己言の神秘的な歌声が晴美の耳に響き、彼女を催眠状態に陥れる。
(「今回は要救助、だな……ううむ……今回ばかしは串刺すわけにはいかんな……ああ、でも、ダークネスの黒い意識には遠慮はいらんのか」)
す、と庵子が晴美の死角に回り込んだ。そのまま放たれた妖の槍による斬撃が、晴美の足元を襲いその足取りを鈍らせる。
祭霊光で茜の傷を癒しながら、あぎなは自らのサーヴァント、ライドキャリバーに視線を送った。それを合図と取ったのか、ギュルル! とタイヤを鳴らしながらライドキャリバーが晴美目掛けて突っ込んでいく。
ガトリングガンを再び構え、仲間たちを庇うようにして仁王立ちした夢美が叫んだ。
「寒ざらし以外の白玉を否定なんてもったいないです! あんこの美味しさだって絶対に理解してもらいます!」
●
「寒ざらしを作った奴は誰だ! 無理やり寒ざらしを食べさせる為に作ったわけじゃねぇはずだろ!?」
あぎなが叫ぶ。
「みこは沢山好きなモノあるよ! その中に寒ざらしも加えたいの♪ 一緒に食べに行こうよ~! こんな事しても楽しくないの! 甘味、美味しくないの!」
ふるふると頭を振り、己言が訴える。
「ホントはこんな事したくないの、でも元の貴女に戻ってほしいの!」
己言が生み出した渦巻く風の刃が晴美の肌を切り裂く。
「食品を無理やり口に詰め込むのは危ないことなのだ!」
楼沙が自らの心の深淵に潜む闇――暗い想念で作り上げた弾丸を放った。
「そんなこと……わかってるわよ! でも最初から食べようとすらしないヤツがいるんだもの!! 馬鹿にするヤツがいるんだもの!!!」
出会い頭の「外れが多い」発言が気に入らなかったのか、あるいは単純に立ち位置の都合なのか――茜に対し幾度目かのご当地キックを放とうとする晴美。
2人の間に咄嗟に飛び込んだ夢美が、晴美のキックを茜に代わって受け止める。
「だからって無理矢理は逆効果です! 晴美さんだってわかっているはずです」
晴美を真っ直ぐに見据え、夢美はそう言い切った。
事実、晴美の力は少しずつではあるが弱まっていた。灼滅者たちの言葉が彼女の人としての心を揺らしている証である。
「ゆっくりとまったり食べたいの~。無理やりは嫌なの。楽しく食べようよ~!」
己言が呼びかける。
「名産を愛する者が名産の評判を落としてどうする、この戯け物がー!」
庵子が初めて言葉を発した。彼女の思いを体現するかのような赤いオーラの逆十字が晴美の体を引き裂く。
「もっと美味しく食べてほしい……寒ざらしだってきっとそう思っているはずなのですよ~」
そう言うと、さゆみは歌を歌い始めた。天使を思わせる歌声が、茜の傷を癒していく。
「作った奴だって美味しく寒ざらしを食べて貰う為に、寒ざらしを作ったはずだ!」
あぎなの指先に霊力が集う。撃ち出された癒しの力はそのまま夢美に着弾した。あぎなの動きに合わせるようにして、ライドキャリバーが再度晴美に突撃する。
「誰にだって味の好き嫌いはあるのだ……それは仕方のないことなのだ!」
繰り返し訴えながら、楼沙がリングスラッシャーを投げる。
「きゃあ!」
その時、晴美の口から小さな悲鳴が漏れた。体を捩らせ、何かに耐えるかのように下を向く。追い打ちをかけるように、美穂の天星弓から放たれた矢が彗星のごとき威力を持って彼女の撃ち貫いた。
「キャアアア!!」
公園に晴美の悲鳴が響き渡り、その体がぐらりと大きく揺れた。
「皆が自分から好きだと言えるように、そういう風に盛り上げてこそ、名物と言えるのではないでしょうか?」
美穂の言葉に、晴美がゆっくりと顔を上げる。
「……自分から……」
ぽつりと呟くと、晴美はその場に倒れこみ――そのまま意識を失った。
●
「さっきは挑発するようなこと言ってゴメン」
「あなたの目を覚ますためにはこうするしかなかったんです~」
十数分後、意識を取り戻した晴美に詫びる茜やさゆみの姿があった。
「ううん、元はと言えば変なことしてた私に問題があったんだから……」
そう言いながら謝り返す晴美はどうやら闇堕ちしかかった自分が行った所業を、完全とまではいかないまでも覚えているらしい。。
「寒ざらしって話を聞いた感じだと結構美味しそうなんだけど、毎日食べたいかっていわれると……ちと困るね」
「ですよねー……」
僅かばかり苦笑を浮かべて話す茜に同意し、晴美ははぁと大きなため息をついた。人間、その日の気分というものがある。いくら美味しくとも毎日食べ続けては飽きることもあるだろう。
「あーもう! なんであんなことしちゃったんだろ」
それが当たり前のことのはずなのに、と頭を抱えじたばたと悶える晴美。闇堕ちから救われたおかげで(?)自分が仕出かしたことへの羞恥が今頃になって襲ってきたらしい。
悶える彼女に美穂が何故そんな事態に陥ったのか、その理由をごく簡単に説明する。
「えーと、それじゃあ私はそのス、レイヤー? ってやつになったの?」
「うむ、あぎな殿や茜殿と同じ『ご当地ヒーロー』なのだ」
仰々しく頷いて楼沙が答える。
「良ければみこ達と一緒に来ない?」
にぱ、と笑って己言が晴美に問いかける。
「出来れば晴美さんともお友達になりたいですし、来ていただけるといいのですけど~」
少し首を傾げてさゆみが続ければ、庵子もこくりと頷き晴美をじっと見つめた。
(「まぁ、学園には君みたいなご当地パワーを駆使する連中も多いからな。お互い地元名産大戦、と交流してみるのもいいかもね」)
黙ったまま自分を見つめてくる庵子に、晴美が不思議そうな顔をする。
「えっと……あなたもそれがいいって思ってるってことでいいんだよね……?」
晴美の言葉に、庵子が再び頷いた。
「そっか。そうだね、うん、考えてみるよ」
そう言って、晴美はにこりと笑って見せる。
「それで、もしよかったら寒ざらしのお勧めのお店紹介して欲しいんだけど」
茜の言葉に、晴美の表情がぱぁ、とより一層明るくなった。
「俺、寒ざらし持って帰りたいんだよな」
「持ち帰り? えっと……あるにはあるけど。じゃあそこ行く?」
どうやらあぎなの要望を叶えてくれる店は存在しているらしい。
「ただ、日持ちはしないよ?」
念のためなのか、晴美はそう釘を刺す。白玉にも蜜にも防腐剤など入っていない。基本は出されたその場で食べるものなのだ。
「じゃ、行きましょうか」
公園を後にした9人がやってきたのは、市内のとある甘味処だった。
「美味しいね」
淡い琥珀色の蜜に浮かぶ幾つもの白玉――スプーンに掬った寒ざらしをうまうまと口に運ぶ己言。
「どうやったらこの美味しさを伝えられるかなぁ」
「ブログをやってみたらどうでしょう?」
寒ざらしを眺めながら呟く晴美にさゆみがそうアドバイスする。
「これください」
蓋付きの透明なカップに入った持ち帰り用の寒ざらしを購入するあぎな。
「……あれ、白玉はあんこしか認めないんじゃなかったの?」
蜜に使った白玉を口に運ぶ夢美の姿に、晴美が首を傾げて見せた。
「そう思ってましたけど、この寒ざらしっていうのも悪くないですよね」
さらりとそう言ってのけ、夢美はにっと笑みを浮かべる。
「だって同じ白玉使った甘味じゃないですか」
夢美にそう言われ、晴美は少しだけ考えるような素振りをして……クスッと小さく笑った。
「そうだね。同じ白玉だもんね」
こうして、新しいご当地ヒーローが誕生した。
そう遠くない将来、彼女が武蔵坂学園へとやってくる――かもしれない。
作者:草薙戒音 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2012年10月6日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 8
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