琵琶湖・田子の浦の戦い~もつれる戦いの果て

    作者:六堂ぱるな

    ●挟撃と連携
     伏見城での戦いからまもなく、再び招集はかけられた。教室で出迎えた埜楼・玄乃(中学生エクスブレイン・dn0167)が告げたのは、想定外の事態だった。
    「伏見城での戦の疲れも抜けぬうちにすまない。まずは諸兄らの敢闘に感謝を」
     灼滅者の参戦でスサノオ壬生狼組の損耗は少なかった。天海大僧正は全軍をもって侵攻し、琵琶湖で安土城怪人の軍と睨みあっている。天海大僧正からの要請は『琵琶湖大橋で膠着状態を作るので、武蔵坂学園は後方から安土城怪人の本拠地を攻撃して欲しい』。内容は協定に沿っていてなんの問題もない。
    「ところがだ。ここへきて、軍艦島が静岡県沖に姿を現した」
     もちろんこれは偶然ではない。
     恐らくは安土城怪人と、日本のご当地幹部であるザ・グレート定礎の連携作戦だ。
    「あるいは我々エクスブレインとは系統が違うと思われる、うずめ様の予知によるのかもしれん。どうあれ、諸兄らに選んで貰わねばならない」
     琵琶湖で安土城怪人の軍を相手にするか。
     田子の浦の海岸に上陸してくる軍艦島勢力を相手どるか。

     現在判明していることをまず挙げる。
     琵琶湖の戦いについて。
     勝利すれば、安土城怪人の軍を壊滅させることもできるだろう。敗北すれば天海大僧正の軍が壊滅する。壊滅を放置することは武蔵坂学園にとって致命的とは言えない事態だが、これは協定を反故にしたと取られても反論はできない。そうした風評は、今後のダークネス勢力との交渉に悪影響を与えるだろう。
     次いで田子の浦の戦いについて。
     この戦いに敗北すれば、軍艦島の勢力は白の王の勢力と合流する可能性が高い。軍艦島は有力なダークネスが多く参加している勢力であり、将に乏しい白の王の勢力と合流すればかなり強大なダークネス勢力が出来上がることになる。これは阻止できるならしておきたいところだ。

     戦力を二分して戦えば、両方で勝利できる可能性はある。両方で敗北するリスクもある。
     協定に従い、安土城怪人の軍の壊滅を狙うか。
     協定を反故にする組織という風評覚悟で、白の王の軍勢の成立阻止を狙うか。
     あるいは困難を承知で、双方での勝利を視野に激戦を制するか。
     
     戦いの結果は今後の情勢に大きな影響を与えるだろう。
     今は戦いの先にしか結果はない。だから後悔しない選択をし、力を尽くすしかない。
    「どこで誰を相手に戦うかは諸兄らの判断に委ねる。どの選択が正しいかなど誰にもわからん。だが何であれ、私は諸兄らを信頼している」
     遭遇する可能性のある敵勢力の資料を配って、玄乃は深々と一礼した。
    「いつも通り諸兄らの信じる選択をして、その上で無事に戻ってくれ」


    参加者
    勿忘・みをき(誓言の杭・d00125)
    風宮・壱(ブザービーター・d00909)
    東雲・悠(龍魂天志・d10024)
    マリナ・ガーラント(兵器少女・d11401)
    奏川・狛(獅子狛楽士シサリウム・d23567)
    若桜・和弥(山桜花・d31076)
    日野原・スミ花(墨染桜・d33245)
    赤松・あずさ(武蔵坂の暴れん坊ガール・d34365)

    ■リプレイ

    ●田子の浦にて
     琵琶湖に向かった仲間の勝利を信じ、灼滅者たちは戦場に立った。
     沖には軍艦島とスイミングコンドルが見える。そこから幾つも消波ブロックやテトラポッドを越えて、揚陸部隊が押し寄せつつあった。
    「……この水際で阻止できないと、押し切られますね」
     魂の片割れ、青年のビハインドを伴って勿忘・みをき(誓言の杭・d00125)が呟いた。
     肩に乗る茶虎のデブ翼猫、きなこに苦労しながら、風宮・壱(ブザービーター・d00909)が冷たい海を渡るダークネスたちに眉を寄せる。
    「こういう海は夏のほうが楽しいだろーに、真冬にご苦労様だよほんと……」
    「状況が不利なんて上等だぜ! ひっくり返せばいいんだろ!」
     目の上に手で庇を作って見渡しながら、東雲・悠(龍魂天志・d10024)が笑った。
     相棒のバッドボーイと一緒に身を乗り出し、赤松・あずさ(武蔵坂の暴れん坊ガール・d34365)も声を弾ませる。
    「戦力二分で勝利する可能性ありと。なら通常の2倍以上頑張れば勝利は収められるかしら? やってやろーじゃん!」
    「威勢がいいな、灼滅者!」
     振り返ると、二足歩行のキリンがいた。いやキリンではあるが関節のつき方は人間型。両の角の先に桜えびのぬいぐるみの両目がハマるようにかぶっている。
     各班接敵の報をインカムで聞きながら、日野原・スミ花(墨染桜・d33245)が呻くようにツッコんだ。
    「……なんでそれ吸収した……」
    「知ってもいいことなさそうなんだおっ」
     ドライに日本刀を構えるマリナ・ガーラント(兵器少女・d11401)が間合いを測る。
    「まずはあなたと勝負ね、アフリカ桜えびキリン怪人!」
    「まずは? 俺で終わらせてやる!」
     あずさに応え、怪人の体から問答無用でアンモニア毒が噴き出した。対話の余地はない。
     周辺から音を断ちながら、若桜・和弥(山桜花・d31076)が眼の前で両の拳を打ち合わせた。それは学んだ合気道の教えに反し、暴力で物事の解決を図る時のルーティーン。
    「それでも。勝者だけが我を通せるって言うなら、そうしよう」
     伴う痛みを忘れない為の、大切な儀式。
     呟く和弥の隣で、奏川・狛(獅子狛楽士シサリウム・d23567)も溜息をついた。
    「仕方ありませんね。転身っ!」
     カードが解放され、狛の全身が変容する。鮮やかな緑と関節部に入った差し色の黄色がシークヮーサーを思わせる鎧が体を覆い、頭部は沖縄の護り神、シーサー。獅子狛楽士シサリウムが顕現した。

    ●前哨戦
     どれだけ敵が上陸してくるかわからないのに、怪人一人に手間取るわけにはいかない。
     立ち込める毒霧を突っ切り、壱は十字架を振り上げ殴りかかった。タイミングをあわせて億劫そうに身体を伸ばし、きなこが魔法を放つ。
    「行って下さい、にいさん」
     戦意を高める霧で前衛を包むみをきの言葉に応じ、上着の袖を翻してビハインドが怪人に斬撃を見舞った。その隙に妖の槍を構えた和弥と、十字架型の碑文を担いだ悠が挟み撃ちに襲いかかる。攻撃力を封じるため、マリナも素早く距離を詰めて斬りかかった。
     刃に宿した破邪の白光で自身に加護をかけながら、あずさも果敢に前へ出た。その相棒たるバッドボーイは尻尾のリングを光らせ、怪人の放った毒気を払う。
     マントを翻して地を蹴った狛が軽やかに宙を舞い、蹴り下ろしで機動力を潰しにかかる。スミ花からも氷弾を撃ち込まれ、怪人が怒りの声をあげた。
    「おのれ、我が力を受けてみよ!」
     二本の角、もといかぶった桜えびの目の前にガイアパワーが凝り、あずさ目がけて放たれる。素早くその前に飛び込んだきなこが一撃を引き受けた。撃ち込まれたのは揚げたて桜えびの小さなかきあげらしい。
    「冬の寒さで凍りつくといいでグース!」
     狛の放つ冷たい炎が怪人にまとわりつき、盛大な悲鳴をあげさせた。
    「寒い、冷たい! やめろおおおお!」
    「もうちょっとあげるから遠慮しなくていいんだおっ」
     マリナが放った氷弾が追い討ちで命中し、怪人の体を浸食する。
    「きなこ、食べすぎちゃダメだぞ」
     ぱりぱり音をたててかきあげをもしゃるきなこに声をかけておいて、壱は勢いをつけると怪人の足の腱を狙って星が落ちるような重い蹴りを叩きこむ。続いてみをきが霊障波を放つビハインドと息をあわせ、壱とは反対側の足に蹴撃を加えた。
     動きが鈍くなってきた怪人の頭上に舞い、死角から悠が槍で襲いかかる。螺旋を描いて深々と突き刺さった槍に悶絶する怪人の足を、更にあずさが蹴撃で痛めつけた。バッドボーイが再びリングを光らせ、きなこの四肢を侵す麻痺を清める。
     一事が万事この調子で、ほどなく一行は怪人を追い詰めた。
     どう見てもシークゥーサーの皮にしか見えない狛のレイザースラストが怪人の脇を抉り、ついでに果汁がしたたかしみる。次いで呼吸を合わせた和弥の槍が、怪人の体を貫通した。
    「一応遺言とか聞いておこうか?」
     桜えびをかぶったキリンは、和弥の問いにニヒルに笑った。
    「もう……逃げられんぞ、おま、え、ら……」
     槍を引き抜くと、怪人は派手なピンクの煙をあげて爆発四散する。
     スミ花のインカムに一報が入ったのはその時だった。外部スピーカーをオンにする。
    『繰り返す、軍艦島から有力敵多数出現!』
     彼方へ目をやると、海に沈みつつある軍艦島が見えた。武蔵坂学園の戦力が少ないのを看破されたのだ。軍艦島を捨て、上陸し総員で灼滅者を蹴散らすつもりだろう。
     恐れていた事態だった。

    ●崩壊のはじまり
     うずめ様を発見した最寄りの班が撃破に向かったことを無線が告げる。
     予知能力を持つうずめ様の撃破――叶うなら現状で望みうる最大の成果だ。上陸したというアメリカンコンドルの隊には近い班が急行している。
     せめて心霊治療をと思ったが、その暇も隠れる場所もなかった。
    「灼滅者だな」
    「灼滅者がいたぞ!」
     同時に二方向から声がかかる。トライデントを携えた耳がヒレ状の悪魔、もう一方は鮫のような流線型の鎧に身を包んだ三人組だった。灼滅者たちの後方から更にもう二体現れる。人間のような姿だが、大きな鱗で全身が覆われていた。
    「御同輩。そいつらは灼滅者だな? 加勢しよう」
     狛は唇を噛んだ。圧倒的な戦力のいる琵琶湖の戦いの勝利で、天海大僧正への義理は果たせるのが救いだ。
     しかし目の前の敵はソロモンの悪魔が全部で六体。有力敵ではないが、自分たちだけで勝てる相手でもないだろう。学園の仲間の救援に賭け、和弥も音の遮断をやめた。
     マリナがスカートの裾をつまんで礼儀正しく一礼した。
    「名のある相手とお見受けするんだおっ」
    「そうでもない。カラドという、よくいる悪魔だ」
     トライデントを携えた悪魔が鷹揚に応じた。
    「それじゃーここでサヨナラコースなんだおっ!」
     相手の攻撃力を削ぐべくマリナが雲耀剣で斬りかかるが、カラドの前に鎧を身につけた悪魔が飛び込んでダメージを引き受けた。
    「ダゴン、防御は任せるぞ」
    「分担だな、仕方がない。オクトパスは狙って撃て」
     ダゴンと呼ばれた鎧の悪魔が不承不承頷き、後ろにいるもう一体の鎧を着た悪魔に指示を出した。思った以上に敵の連携はとれている。
    「壱先輩、気をつけていきましょう」
    「うん」
     壱はみをきに応えた。みをきもかなりの怪我をしているのに、自分より周りばかり気にしている。いつもそうだから。
    (「みをきの周りは、俺が見といてあげる」)

     灼滅者たちの攻撃が一巡すると、包囲する悪魔たちの方針も定まったようだった。
    「怪我人から確実に仕留める。チュネルは癒し手を」
    「では俺は、あの小煩い中衛を」
     名指しにマリナは満足した。相手の注意は引けている。一体受け持てれば仲間の負担は大分減るだろう。
    「さーって、マリナの妨害を放置できるかおっ?」
    「隙には攻撃させて貰うでグース!」
     シークゥーサーの皮で覆ったような装甲形態を経て傷を癒した狛は、マリナの放つ氷の弾に合わせてコールドファイアを悪魔たちの前列に放った。同時に飛んできたチュネルの弾丸からスミ花を守るため、火線に飛び込んだバッドボーイが消し飛ぶ。
     途端、和弥を狙って鎧を纏った悪魔の一体から鋭く尖った影の刃が伸びた。前に飛び出したあずさの加護を重ねた防具は、なんとか攻撃を受けきった。
    「ほう、よく今の一撃を耐えたな」
     驚きの声をあげるオクトパスに、息を弾ませてあずさが笑う。
    「最後は……気合よ!」
    「その通りだ!」
     愛用の槍から凍てつく妖気を撃ち放ちながら、悠が笑って同意した。
     無線に戦線崩壊を告げる切迫した声が飛び交っている。櫻の樹の下にまつわる物語で仲間の傷を癒しながら、スミ花は焦りに胸を噛まれていた。

    ●追い込まれた限界
     雨のように炎が降りかかり、次々と影が、詠唱圧縮された魔力の矢が襲いかかってくる。みをきのビハインドも吹き飛ばされ、早くも庇い手の数は減じていた。
    「鶉姉は、こんな奴らよりもっと強い大悪魔と戦ったもの、私も、負ける、もんかぁー!」
     死力を尽くしたあずさの蹴撃が星の煌きをまとい、思い切りダゴンを打ちのめした。延髄あたりを蹴り抜かれたダゴンがよろけて倒れる。なんとか着地した彼女の前へ、カラドが滑りこんだのは次の瞬間だった。
    「私の予想を超えて、よくここまで粘った」
     囁くや槍がしなり、あずさの胸を貫く。
     血の糸をひいて槍が抜け、糸が切れた人形のようにあずさは倒れ伏した。
    「あずさお姉ちゃんに何するんだおっ!」
     怒りに燃えるマリナのカラドを狙った蹴りに、鎧をまとった悪魔シーベルが割って入る。庇い手がシーベル一体になれば、こちらの攻撃も通りやすくなる。懐に飛び込んだ和弥の拳が『春の嵐』をまとうと、連続の拳撃が唸る。
    「行くよ、きなこ」
     壱ときなこが再び庇い手として前へ出たが、同時にシーベルが回転をかけた槍で突っ込んできた。アームドシークゥーサーで盾の加護を重ねるつもりだった狛が、反射的に和弥を庇って飛び出す。
    「させないグース!」
    「奏川さん……!」
     悪魔の攻撃から庇い続けた狛は限界だった。弾き飛ばされ意識を失い崩れ落ちる。
     ダメージディーラーである和弥や癒し手のスミ花を守る庇い手が足りない。現に和弥はかなりの傷を負っているのだ。迷わずマリナは飛び出した。
    「交代だ、若桜!」
     ブラックフォームで己の傷を癒しながら悠が叫ぶ。
    「落とせ!」
     カラドのフリージングデスが前衛を、チュネルの炎弾の雨が後衛を同時に襲った。咄嗟に壱が庇えたのはスミ花。炎にまかれ、みをきと壱が苦鳴をもらす。マリナと和弥も熱を奪われ血も凍る氷結地獄に晒され、きなこが消え去った。
     みをきが縛霊手を奮ってカラドに挑みかかる。クロスグレイブの砲門を開き壱もタイミングを合わせて砲撃するが、シーベルが立ちはだかった。鋭く息を吐き、間合いを詰めた和弥は抉るような一撃でしたたかシーベルを穿つ。
     しかし動きの止まった和弥に、オクトパスが影の刃を走らせた。
    「和弥お姉ちゃん!」
     紙一重の差で滑りこんだマリナが一撃を引き受ける。そこへサルコスの影が忍びより、飲み込んだ。影が引いた後には、意識を失い倒れたマリナ。
     和弥も、シーベルの放った氷弾を避けることができなかった。
     勢い余って和弥の身体が地面を撥ねる。
    「若桜さん!」
     壱の叫びを聞きながら、みをきは悠と視線を交わした。

     この戦力差で10分もの間粘れたのも、手練れが揃い綿密な戦術があったから。
     しかしもう限界だ。ダゴンは倒しシーベルの傷もかなりのものだが、ほぼ無傷のチュネルとサルコス。そしてまだ充分に戦う力を残したカラド。
     撤退すべき状況――だが、逃がしてくれそうにはない。

    ●後ろ髪ひかれる想い
     どこまでも不敵に、悠は笑った。
     この窮地をどうにかできると思ったから。
    「俺が食いとめる、行け!」
     悠の身体を不意に稲妻が這い、時折火花を散らして弾ける。姿が徐々に人の形をやめ、徐々に黒い影に覆われ、武骨に変わってゆくのをカラドは面倒そうに眺めた。
    「やはりそうきたか。私はこいつを抑える。チュネル、手伝ってくれ」
    「誰も行かせないぜ!」
     蒼い輝きを瞳に灯し、漆黒の翼を生やした悠が悪魔たちに襲いかかる。
     迷っている暇はない。倒れた仲間を抱えあげ、みをきと壱、スミ花は撤退を始めた。しかしいくらもいかないうちに、追いすがるサルコスから炎の弾丸が降り注ぐ。悠の追撃を振り切ったのかオクトパスも姿を見せた。遅れてシーベルが駆けてくる。
    「囲め、逃がすな!」
     仲間を抱えるスミ花を挟んで壱と背中合わせに立ちながら、みをきはふ、と息を吐いた。
     包囲されればもうもたない。失うことなどできない。何よりも大切な、最愛の――。
     炎を払って荒い息をつく壱の前に、マフラーが不意に差しだされた。
    「預かっておいて下さい」
    「みをき?」
     思わず受け取った時には、彼は地を蹴っていた。まとう冴え冴えとした闇の気配。
     圧倒的な力が横殴りに襲い、シーベルが吹き飛んで動かなくなる。急ブレーキで止まったオクトパスに、サルコスが影で迎撃しながら叫んだ。
    「くそっ、ヴァンパイアだ! カラドと合流して迎え討つ!」
    「みをき!!」
     壱の絶叫にちらとだけ振り返り、みをきが悪魔たちを押し返しながら離れていく。
     追う力は残されていなかった。マリナと狛を抱えてスミ花が壱を見上げる。
    「壱先輩、スミ花だけでは皆を連れていけない」
     ぐっと唇を噛んで和弥とあずさを抱え、壱は立ちあがった。戦いは終わっていない。敵の姿がないうちに、安全なところまで撤退しなければならないのだ。
    「行こう」

     悠も、みをきも、それきり行方はわからなくなった。
     うずめ様が語ったという言葉の通りに、二人は連れ去られたのか。それとも仲間を逃がす目的を果たしあの場を離れたのか。今は無事を祈る他に出来ることはない。
     せめて夜の闇に、あるいは人の夢の中に紛れた彼らに、手が届くその時まで。

    作者:六堂ぱるな 重傷:奏川・狛(か・d23567) 若桜・和弥(山桜花・d31076) 
    死亡:なし
    闇堕ち:勿忘・みをき(誓言の杭・d00125) 東雲・悠(龍魂天志・d10024) 
    種類:
    公開:2016年2月16日
    難度:やや難
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 2
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