こんな寒いのに何してやがる

    作者:飛翔優

    ●寒さ嫌いな羅刹と寒中水泳
     穏やかな陽光が世界を優しく暖める、冬も終わりに近づいた日のこと。山の方角から、川を道標にするかのように十数人の男たちが歩いていた。男たちはコートを着込みマフラーを巻き自らの体を抱いている黒曜石の角を持つ男……羅刹・ケンキを中心に、早くも冬の蓄えが尽きてしまった、早く補充しないと……などといった話をしている。
    「……それにしてもさみーなぁ、おい。今年は暖冬じゃなかったのか」
     賛同の声はない、否定する気配もない。ただただ愛想笑いでごまかしていく、格好だけならばジャケット一枚というごく普通の姿をしている男たち。ケンキの寒がりがすぎるのだろう、と判断できる状況。
     気づくことなく、ケンキは愚痴り続けていく。体を震わせ続けていく。
    「……ん?」
     不意に、大きな水音が耳に飛び込んできた。
     ケンキたちは立ち止まり、川の方角へと視線を送っていく。いかつい顔立ちながらも強い光をたたえている瞳を持つ男に促され、川を泳ぎ始めていく少年たちの姿が見えた。
    「……ちっ、何でこんな寒いってのに川遊びなんざ……」
     拳を震わせ、瞳を細めていくケンキ。歯をガチガチと鳴らしながら、苛立たしげに吐き捨てる。
    「目障りだな。やっちまうぞ、てめぇら」
     体を抱きしめたまま、全身を震わせたまま……羅刹は川辺に向かって歩き出し……。

    ●夕暮れ時の教室にて
     灼滅者たちを出迎えた倉科・葉月(大学生エクスブレイン・dn0020)は、日輪・義和(汝は人狼なりや・d27914)の予想によって羅刹・ケンキの動向を察知した。
     本来、ダークネスにはバベルの鎖による予知能力があるため、接触は困難。しかし、エクスブレインの導きに従えば、その予知をかいくぐり迫ることができるのだ。
    「とは言え、ダークネスは強敵。粗暴な羅刹ならば尚更です。どうか、全力での戦いをお願いします」
     そう前置きしたうえで、地図を取り出した。
    「皆さんが赴く当日の午後一時ごろ。ケンキはこの山を、川に沿うようにして降りてきます」
     目的は物資の略奪。大方、冬の蓄えが尽きたのだろう……が。
    「彼らは道中、地元の先生が見守る中、寒中水泳を行っている小学生の集団と遭遇します」
     ケンキはとにかく寒がりで、多少は暖かくなってきた今でもコートにマフラー……といった姿で過ごしている。
     だからだろう。寒中水泳を行う小学生たちはとても目障りだった。力づくで排除すると決断してしまうほどに。
    「ケンキは寒中水泳している小学生を見つけた後、目障りだと排除しにかかります。……皆様が介入しなければ、の話ですが」
     ケンキたちは寒中水泳を行っている小学生を見つけた直後、判断のために立ち止まる。その瞬間ならば、奇襲を仕掛けることも可能だろう。
     後は小学生たちを安全な場所へ向かわせた上で、本格的な戦いに移行することとなる。
     敵戦力はケンキの他、取り巻きの中でも力を与えられた……いわゆる幹部のような配下が五体。残る取り巻きに力はなく、遠巻きに応援しているだけ。
     ケンキも配下たちも攻撃のみを念頭に置いており、その破壊力は侮れない物がある。一方、攻撃以外の力は凡庸で、十分に勝ち目のある相手だろう。
     技は、ケンキは鬼神変の他、加護を砕くキックに浄化の加護を得る体当たり。また、戦闘が長引くと体が温まっていくのか、地面を砕き生じる礫を近づくものに何度も浴びせかける……といった技を仕掛けてくるようになる。
     一方、配下五体は加護を砕くキック、加護を砕く力を得る頭突きの他、浄化の加護を得る体当たりを仕掛けてくる。
    「以上で説明を終了します」
     葉月は地図などを手渡し、締めくくりへと移行した。
    「寒いのが嫌なのは分からないでもありません。しかし、それを理由に暴力を振るって良い理由などあるはずがありません。どうか、はた迷惑な羅刹に灼滅を。何よりも無事に帰ってきてくださいね? 約束ですよ?」


    参加者
    土御門・璃理(真剣狩る☆土星♪・d01097)
    早鞍・清純(全力少年・d01135)
    峰・清香(高校生ファイアブラッド・d01705)
    乙宮・立花(リーダオーネウォルテ・d06338)
    央・灰音(超弩級聖人・d14075)
    鬼神楽・神羅(鬼祀りて鬼討つ・d14965)
    月叢・諒二(月魎・d20397)
    日輪・義和(汝は人狼なりや・d27914)

    ■リプレイ

    ●子どもたちの寒中水泳
     暖かな陽射しを浴びてなお、寒々しい風を運んでくる大きな川。艶やかな緑がなびく岸辺に、海パン姿の少年たちが並んでいた。。
     近くには学校の先生か、はたまた何かのスポーツのコーチか……そんな出で立ちのいかつい男が少年たちを見つめている。
     彼が合図を贈るとともに、少年たちは飛沫を上げて飛び込んだ。
     冷たい、こんなのどうってことない、さむー……などなど、愉しげな悲鳴を上げていく少年たちを遠目に眺めながら、土御門・璃理(真剣狩る☆土星♪・d01097)は体を抱きしめる。
    「うわぁ……こんな寒いのに水泳なんて死んじゃいますよぉ」
     同じ思いを抱いているのだろう。言葉なく、頷いていく者がいた。
     一方、峰・清香(高校生ファイアブラッド・d01705)は少年たちに視線を向けたまま、静かな息を吐いて行く。
     普段も、戦う時も……寒さはあまり気にしない、シャツとホットパンツにジャケットを羽織っているという出で立ちの清香。
     無論、今日も同様だ。
    「私も言われる時はあるが…見てるほうが寒いってどんな気分なんだろうな?」
     呟きが風にのって消える中、少年たちは冬の川を泳いでいく。
     いかつい男に見守られながら、ゴールとみなされた下流を目指し……。

     灼滅者たちが少年たちの動向を見守りはじめて一分弱。不意に、上流の方角から歩いてくる足音が聞こえてきた。
     視線を向ければ、コートを着込み頭に黒曜石の角を持つ男……羅刹・ケンキを中心とする集団が向かってくるのが見えてくる。
     物陰に隠れ、灼滅者たちは息を潜めた。
     観察する中、ケンキたちが少年たちを認識した様子で立ち止まる。
     即座に、ライドキャリバーにまたがっていた璃理が飛び出した!
    「なっ!」
    「マジカル☆クルエル・エクスプロード!!」
     驚きすくみあがっていくケンキに向かい、杖を思いっきり振りかぶる!
    「逝くよ、爆殺! フォォォォォッスブレェェェイック!!!」
     ライドキャリバーの勢いを乗せて、顔面めがけてフルスイング!
     反射的に掲げられた腕に阻まれてしまったけれど、魔力を爆破し後方へとよろめかせる事には成功した。
    「とうっ!」
     更にはライドキャリバーから離脱して、ケンキとの距離を取っていく。
     さなかには、早鞍・清純(全力少年・d01135)が踏み込んだ。
     ケンキの近く、身構えながら多くの男たちに退避するよう命じていた男へと、剣を振り下ろしていく。
    「彼らの邪魔はさせないぜ!」
    「覚悟召されい!」
     刃が左腕に阻まれていく中、鬼神楽・神羅(鬼祀りて鬼討つ・d14965)の突き出した杖が男の頬を掠めた。
     すかさず神羅は魔力を爆発させ、男をよろめかせていく。
     自身は退避することなく立ち止まり、戸惑うケンキに視線を送った。
    「汝等を自由にしておいては厄介なのでな。疾く打ち倒させてもらおう!」
    「……何が理由か知らねぇが、いい度胸じゃねぇか」
     灼滅者たちの動きを目で追いながら、改めて身構えていくケンキ。
    「ちょうど苛立ってたんだ、寒いってのに寒中水泳なんてしやがってよぉ。てめぇらごと、あいつらも打ちのめしてやるよぉ!」
    「……」
     にやりと口の端を持ち上げていく様を前に、神羅は方をすくめていく。
     あまりに器が小さくはないか、と。
     ダークネスに人格を期待するような立場ではないことは重々承知してはいるけれど……。
     さなか、鞭剣を振り回し敵陣を切り裂いていた月叢・諒二(月魎・d20397)が小さな息を吐き出した。
    「ま、気分はわからないでもないけどね。実行したら話は別で見つかったのが運の尽きだ。諦めとくれよ」
    「はっ、諦めるのはそっちだ。野郎ども、やっちまうぞ!」
     ケンキは猛るがまま、改めて配下たちに指示を出し始めた。
     五人の配下を残し、戦場の外へと退避していく男たち。
     灼滅者たちは視線での牽制を行いながら、少年たちの方角を伺い……。

    「こっちです、早く向かって下さい」
     促されるがまま川の中から上がってきた少年たちを、置かれていたタオルで拭いた上で下流の方角へと走らせていく央・灰音(超弩級聖人・d14075)。
     迷わぬよう、乙宮・立花(リーダオーネウォルテ・d06338)は導いていく。
    「こちらへ。安全な場所へ、お送りします……ついてきて下さい」
     予め用意されていた薪に火を灯し、暖かな空間となった場所へ。
     水に濡れていた少年たちが、体を温めめる事ができる場所で。
     最後の一人の背を叩いた後、灰音はいかつい顔の男へと向き直った。
    「さ、あとは貴方だけです。彼らを守ってあげて下さい」
    「……理由はわからないが、感謝する」
     頷き、少年たちの後を追いかけていく男。彼が見守っている限り、少年たちが凍えてしまうことはないだろう。
     後は……と、灰音は上流の……戦闘が行われている方角へと向き直る。
    「それでは、行きましょうか」
    「……はい」
     男に後を任せ戻ってきた立花と共に、合流を目指して走りだす……。

    ●さむがりな羅刹
     程なくして灰音、立花と合流した灼滅者たちは、本格的な戦いへと移行した。
     前衛を厚く、後衛も不足なく配置した布陣。羅刹たちの攻撃は程よく分散し、加不足のない治療を行うことができていた。
     だからこそ油断なく支えていく。
     誰一人倒れる事のないように。
     清香は風に言葉を載せ、前衛陣の治療を開始。前衛陣が動きの精彩さを取り戻していく様を横目に、ケンキへ視線を送っていく。
     寒中水泳に苛立ち、少年たちを襲撃しようとしていたケンキ。格好もまた、寒さを嫌うかのように過剰な厚着。
    「……そんなに寒いなら出歩かず炬燵にでも籠もって居れば良い物を」
     ため息を紡いだなら、ケンキが睨みつけてきた。
    「はっ、蓄えが尽きたんだから仕方ねぇだろ」
    「ならば鬼の一手、馳走致そう!」
     すかさず神羅が口を挟み、肥大化した拳で狙い続けている配下に殴りかかっていく。
     クロスした上で受け止めてなおよろめいていく配下の横から走りだした配下は、清純に向かって跳躍した。
     勢いの乗った体当たりを、清純は影を盾代わりに受け止めていく。
     弾きながら、静かな息を吐いて行く。
    「運動や寒いことは苦手だけれど、人様にご迷惑をお掛けするのはよろしくないよね。と言うか、普通小学生につまんない喧嘩売らないよね!? しかも集団でとか切ないほど格好悪いと思うんだけど!? むしろ羅刹なら俺の肉体美を見ろ! とかだと思ってた!!」
     肩をすくめて見つめる先、ケンキが拳を震わせていた。
    「うるせぇ、俺が気に入らないって言ったら気に入らねぇんだよ!」
     苛立った様子で、拳を肥大化させていくケンキ。
     清純もまた腕を肥大化させながら視線を外し、よろめいている配下に殴りかかっていく。
    「よーし、ワルモノゆるさんぱーんち!」
     勢いを乗せたパンチを受け、よろめいていた配下は草むらへとふっとんだ。
     立ち上がる気配のない配下を横目に、ケンキは清純へと向かっていく。
     間に割り込んだ日輪・義和(汝は人狼なりや・d27914)へと、勢いのままに殴りかかっていく。
    「……ふん」
     静かな瞳で見据えながら、義和は拳を受け止めた。
     力比べへと持ち込まれながら至近距離でにらみ合い……。
    「……正直、驚いている――と言うよりは、自分自身に呆れている。こんな予想を立てたことを、ね」
     軽い力を込めて弾き返し、小さな息を吐き出した。
     よろめくことなく姿勢を正し、小首を傾げていくケンキ。
    「……どういう意味だ?」
    「……ふん」
     応えず、義和は腰元の刀に手を乗せていく。。
    「残念だが、君が彼等を目障りと思うように、僕達からも君は目障りな存在なんだ」
     一歩前に踏み込み、一閃。
     次に狙うと決めた配下に浴びせかけ、後方へとよろめかせ……。

     治療と防衛が噛み合った結果、次々と配下を打ち倒すことに成功した。
    「これで……」
     最後の一人を、灰音の拳が殴り飛ばす。
     静かな息を吐きながら、残されたケンキへと向き直る。
    「後はあなただけですね」
    「ちっ……」
     舌打ちとともに、ケンキは拳を握りしめた。
    「だが、俺自身はあったまってきた。こっからが本番だ!」
     高く、高く跳躍し、ケンキは落下の勢いを乗せて地面をぶん殴る。
     えぐられた大地が礫となりて、前衛陣へと襲いかかる。
     すかさず清香は風に言葉を載せて、礫の勢いを弱めていく。
    「……というか、運動すれば暑くなれるじゃないか。お前も、運動すればよかっただろうに……」
     嘆息にもにた吐息を紡ぎながら、風を受け取っていく仲間たちの様子を伺った。
     奇襲の貯金に構成の良さが加味されたからだろう。細かなダメージこそ積み重なっているものの、危機に追い込まれている者はいない。
     礫の威力は強いけれど、支えていける。
    「……」
     結論づけ、清香は立花へと視線を送った。
    「優位をひっくり返されないよう、猛攻を防ぐぞ」
    「……」
     立花はこくりと頷きながら歌い出す。
     朗々と、前衛陣の傷を癒やすための歌声を。
     受け取りながら、ウイングキャットの柘榴が前線へと躍り出た。ケンキの放つ肥大化した拳を受け止めながら、リングを輝かせ始めていく。
     柘榴とケンキが弾き合う刹那を狙い、璃理が拳を握り飛び込んだ。
    「ケンキ! すでにお前の運命は決まってる。問答無用で滅殺DEATH!」
     着地とともに拳を連打し、肩に頬に横っ腹へと撃ち込んでいく。
     されどよろめかぬケンキへと、ライドキャリバーが鋼のボディをぶちかました。
     体を軽く浮かしながらも、着地とともに勢いを殺し姿勢を正していくケンキ。
     赤いつばを吐いた後、灼滅者たちを睨んできた。
    「んなこたねぇ。てめぇらを叩きのめす、このお」
    「はっ」
     反論の言葉を遮る形で、諒二がガトリングガンを唸らせた。
     舌打ちを刻みながら飛び退り、距離を取っていくケンキ。再び天高く跳躍し、落下の勢いを乗せて地面を砕いた。
     礫により刻まれ行く傷を癒やすため、立花は歌う高らかに。
     優位を保てている以上、丁寧に治療していけば大丈夫。
     隠しめいた思いと勝利の願いを、そのメロディに込めながら……。

    ●暖かな場所へ!
     清香と立花が丁寧に治療している以上、ケンキが付け入る隙など存在しない。
     灼滅者たちは優位を保ったまま立ち回り、ケンキに攻撃を刻んでいく。
     受け続けたケンキが足元をふらつかせ、二歩、三歩と退いた。
    「ちっ」
    「そろそろ終わらせようか」
     舌打ちを着ながら、義和は刃に紅蓮のオーラを走らせる。
     鼻を鳴らしながら踏み込んで、袈裟に振り下ろしていく。
     斜めに切り裂かれ、ケンキは更に三歩後ずさった。
    「くそ……だが……!」
     姿勢を整えながら腕を肥大化させ、諒二に向けて駆け出した。
     諒二はオーラで固めた左手で、肥大化した腕を受け止めていく。
    「……」
     力比べへと移行し、睨み合う二人。
     苦渋に満ちた瞳を見つめながら、諒二はため息を一つ吐いて行く。
    「しかしまぁ、大層な名前の鬼だというのに情けないことだ」
    「……あ?」
    「ケンの鬼とは如何なる字を当てるのかと君を見るまでは多少胸を躍らせたのに実にがっかりだよ、カンキとでも改名したまえ。癇癪の鬼でお寒い鬼だ」
     薄く笑うと共にケンキをはねのけ、ガトリングガンを突きつけた。
    「ま、それも今日で終わりだろうが……」
     ゼロ距離から放つ弾丸は、ケンキを貫くとともに爆発。そのコートを、体を熱き炎で包み込んだ。
     炎に抱かれ、勢いに押され、尻もちをついていくケンキ。
     すかさず灰音は踏み込んだ。
     非物質化させた剣を突き出した。
    「今です」
     加護を砕いた、力そのものを貫いた手応えを感じながら、灰音は後方へと退いた。
     頷き、神羅は踏み込んだ。
     白い息を吐きながら立ち上がろうとしているケンキを、見下ろした。
     濁る瞳と見つめ合い、拳を握りしめる。
    「あまりにも下らぬ理由での狼藉。恥を知るが良い!」
     拳を雨あられの如く降り注がせ、ケンキを地面へと縫いつけた。
     土手っ腹に力強いストレートを撃ち込んだ時、ケンキの体から力が抜けていく。
    「くそ……なんで俺が……」
     灼滅者たちが見つめる中、ケンキは跡形もなく消え去って……。

     倒れていた元幹部を抱え、脱兎のごとく逃げ出していく男たち。
     後を追うことなく、清純はケンキが消えた場所へと告げていく。
    「敗因は小学生に喧嘩売るような格好悪さだと思うんだ」
     言葉は、風にのって空へと向かった。
     さなかには事後処理も始まる。
     下流の方角から再び子どもたちの元気な声が聞こえてくる頃にはもう、その作業も終了した。
    「お疲れ様、でした……」
     立花は仲間たちをねぎらった後、声の方角へと視線を向けていく。
     改めて……と言った形になったのだろう。男が見守る中、寒中水泳を始めていく少年たち。
    「……小学生さんは、元気……」
     静かに体を抱き、傍らに浮かぶ柘榴に語りかけた。
    「お家、帰って、温まりたい、ね」
     頷いていく柘榴。
     仲間たちにも、賛同者は多い。
     灼滅者たちは元気な子どもたちの声を聞きながら、暖かい場所への帰還を開始する、
     子どもたちを、そして下流の街を守った灼滅者たちを祝福するかのように、太陽は暖かな陽射しを放ち続けていた……!

    作者:飛翔優 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2016年2月28日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
     あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
     シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
    ページトップへ