緑が深い南アルプスの山麓。澄んだ空気の中、月影・木乃葉(人狼生まれ人育ち・d34599)の狼の耳が小さく揺れる。
敗走して南アルプスに逃げ込んだうずめ様がもつ刺青を狙って、依が動き出すと感じ、他の灼滅者たちと共にこの場所を訪れたのだ。
きっと、ここに逃げ込んだうずめ様の持つ予知能力を必要として、朱雀門高校がうずめ様に接触する可能性が高い。朱雀門高校には刺青羅刹の鞍馬天狗や、こういった交渉ごとが得意な本織識音などがおり、うずめ様と接触しようとする。
ということは鞍馬天狗とうずめ様、刺青を持つ者が会するということ。
「この二人が接触するようなことがあれば、天海と外道丸の2つの刺青を持つ、刺青羅刹の依が黙ってはいないだろうと思ったんです」
彼女の目的はもちろん、残り二つの刺青の奪取。
「ボクたちの他にも同じ考えの仲間たちが、ここ南アルプスで捜索活動をしています」
頑張りましょうと、灼滅者たちは顔を見合わせて頷きあう。
と、木乃葉のスマートフォンに他のチームからの連絡が入った。しばらく応答を繰り返していたが、通話を切った彼は声をひそめて皆に告げる。
「他のチームがスサノオ壬生狼組の精鋭を連れた刺青羅刹の依を発見したみたいです」
予感は的中。灼滅者の間に緊張が走る。
「奴らの狙いは、おそらくうずめ様の刺青で間違いないだろう」
「だけど、予知能力を持つうずめ様が、簡単に居場所を特定されるとは思えないよ」
他の灼滅者も声をひそめ。
うずめ様の行動が察知されていないのであれば、いったい何を察知したのだろう。
「……朱雀門高校の鞍馬天狗とかがうずめ様に接触しようとしたのを、依が察知したという可能性が高いかもしれない」
うずめ様以外の行動を察知してなら合点が行く。灼滅者たちは再びお互いの顔を見合わせると、木乃葉が口を開いた。
「まずは依とスサノオ壬生狼組が向かっている場所に向かいましょう。敵の戦力は脅威だけど、依の狙いはうずめ様や鞍馬天狗を襲撃して刺青を奪う事だと思います。その戦いにのっかる事ができれば、今、南アルプスにいるボクら灼滅者だけでも、対応できると思うんです」
風の音が木々を揺らしてざわざわと音を立てる。灼滅者たちは三度顔を見合わせて頷きあった。
どのくらいか進んだとき。
徐々に自然の音ではない騒音が聞こえ出した。木乃葉が所持しているスマートフォンの着信もかき消しかねない激しい戦いの音だ。
「依とスサノオ壬生狼組100体の勢力が、うずめ様の護衛の旧日本軍風の羅刹30体と、交渉にやってきていたらしい鞍馬天狗と本織識音、その護衛のクロムナイト20体に襲い掛かったんですね」
連絡を受けた木乃葉は連絡相手の言葉を復唱して、事態を仲間に伝える。
ダークネスの数が多い。灼滅者は思わず息をのんだ。
戦況はスサノオ壬生狼組が優勢で、このままいけば依はうずめ様と鞍馬天狗の刺青両方を手に入れることになるだろう。
このまま戦闘中に乱入した場合、依の勝利は防げるかもしれない。だけどダークネス達が灼滅者を脅威と考えれば一時的に同盟を組んで灼滅者を先に攻撃してくるという状況になる可能性もある。
どのタイミングで介入し、どのような行動をとるべきか。
自分たち灼滅者の選択次第では、好機にも窮地にもなりうる。
ここから遠くない場所では抗争がさらに激化しているのか、戦闘の音が激しさを増していた。
灼滅者による選択の時が迫られていた。
参加者 | |
---|---|
花守・ましろ(ましゅまろぱんだ・d01240) |
無堂・理央(鉄砕拳姫・d01858) |
結島・静菜(清濁のそよぎ・d02781) |
室崎・のぞみ(世間知らずな神薙使い・d03790) |
御影・ユキト(幻想語り・d15528) |
フリル・インレアン(小学生人狼・d32564) |
癒月・空煌(医者を志す幼き子供・d33265) |
月影・木乃葉(人狼生まれ人育ち・d34599) |
●
五月の新緑の風が、灼滅者のほほを強くなでていく。
八人の灼滅者は、鬱蒼とした南アルプスの山麓を駆けていた。
この山麓の洞窟に潜むうずめ様と、彼女と交渉するためにやってきた朱雀門高校の本織・識音と鞍馬天狗。そして、うずめ様と鞍馬天狗の刺青を強奪しようと企む依。
依のたくらみを阻止するために、武蔵坂学園の灼滅者が、洞窟内に介入する。
(「大きな戦いは不安だけれど、がんばる」)
大切な人からもらった指輪をそっと撫で、先頭を走る花守・ましろ(ましゅまろぱんだ・d01240)が行けば山麓の樹木はひとりでに曲がり、道を開けてくれる。
(「これ以上、依さんに刺青を入手させない為にも頑張らないとです」)
その隣に付くのは癒月・空煌(医者を志す幼き子供・d33265)。地図に記された自分達のマーカーが洞窟に近づいているのを確認し、進んでいく。
灼滅者達の目標は、名のあるダークネス二体の灼滅。そして刺青羅刹・依に、鞍馬天狗とうずめ様の刺青を入手させないこと。
(「うずめ様……、お会いしたら聞いてみたいことがあります」)
フリル・インレアン(小学生人狼・d32564)は、目標を思い、走る。
このチームはうずめ様を灼滅目標にしている。
ニホンオオカミに変身して駆けていた月影・木乃葉(人狼生まれ人育ち・d34599)は戦場が近くなると変身を解いた。変身を解いておいたほうが、連絡係の任を全うできると思ったからだ。
耳に手を宛がうと、草那岐・勇介(舞台風・d02601)とつながることができた。
彼によると、蒼珈・瑠璃(光と闇のカウンセラー・d28631)のチームも同じタイミングでの突入を目指しているらしい。
ほどなくして灼滅者達は、別チーム2班と合流することができた。
24人の灼滅者は、洞窟を目指して突き進む。
能力を駆使し、一刻も早くー―。
洞窟の入り口の勝敗は決した状態のはず。
無堂・理央(鉄砕拳姫・d01858)の予測に反して、戦場に近づくにつれて徐々に戦闘の音はさらに大きくなる。
「洞窟の外でも戦いが続いているようだね」
空煌がまっすぐ前をに据えてつぶやく。
何が起こっているのか。
「……先を急ぎましょう」
嫌な予感に、室崎・のぞみ(世間知らずな神薙使い・d03790)はさらに走る足に力を込めた。
洞窟前にたどりついた24人の灼滅者は戦場の状況に驚き、思わず足を止める。
目に飛び込んできたのは、先に到着していた仲間の苦戦する姿だった。
洞窟の外にいるのは、依。そして彼女が従えるスサノオ壬生狼組と、仲間の灼滅者達。
スサノオ壬生狼組の全軍が洞窟内には突入していないようで、灼滅者たちは思わず立ち止まって戦況を見張った。
うずめ様や鞍馬天狗、本織・識音の姿がないところを見ると、彼らは洞窟の内部か――。
だけどこのままでは、依の軍勢と戦っているチームは各個撃破されて敗北してしまうのは火を見るよりも明らかだ。
理央は無意識に眉間を寄せた。
「……スサノオ壬生狼組と戦っているチームの救援に行くか?」
いつもの自分なら、こんな時は考えるより動いて救援に向かう。
だが、洞窟内からも激しい音が響き、灯が激しく揺らめいているのがわかる。これは内部でも戦闘が起こっていることを現していた。
「スサノオ壬生狼組の数からいって、洞窟には侵入していないようだ。先に到着した灼滅者の一部が洞窟内に攻め込んでいるという事だろうな」
「戦力を分散して二正面作戦を行っているのか!? 無謀だぜ!」
仙道・司(オウルバロン・d00813)の分析に、赤槻・布都乃(悪態憑き・d01959)は思わず声を上げた。他の灼滅者もそれぞれ驚きを隠せずにいる。
確かに無謀。
だが、そうしなければならない理由があったのだろう。
ダークネス同士が共闘しようとして合流しようとしている。それを仲間達が阻止しているという可能性が高いか。
或いは、洞窟の敵を釣り出して乱戦に巻き込もうとしているのかも知れない。
とはいえ、こうしている間にも戦況は変わる。
焦りの中、思案する灼滅者達の目に飛び込んできたのは、別チームの灼滅者。依とスサノオ壬生狼組と対峙するチームの加勢に加わっていった。
ならば、自分たちの進む道は、ひとつ。
誰からというわけでもなくお互いの顔を見、頷きあった24人の灼滅者たちは、一斉に駆けだす。
向かうは、混戦が予想されるもう一つの戦場。
洞窟内部――。
●
ひと月前にやっと討てたと思ったのに……。
仲間を守るため率先して前を行く理央の足元を、持参したライトで照らしながら結島・静菜(清濁のそよぎ・d02781)は、復活させられて生き延びてこの場に潜む彼女を思う。
洞窟内を走りながら灼滅者たちが思うことはただ一つ。
うずめ様の完全なる灼滅。
そのためには、闇にこの身を傾けてもよい覚悟。
もちろん、撤退など考えていない。
先を急ぐ灼滅者達の耳には、戦闘音がどんどん大きくなっていく。戦場は近い。
やがて彼らの視界に入るのは、クロムナイト20体程度と戦う灼滅者の3チーム、24名。
その奥には本織・識音がいるが、オロオロと落ち着かない様子を見せている。
仲間たちに倒れているものは居ないが、防戦を強いられているように見えた。それもそのはず、クロムナイトの群れ20体相手なのだ。
彼らは援軍に気が付くと相手を見据えながら、
「どうやらうずめ様や鞍馬天狗はさらに奥におり、この場は本織・識音とクロムナイト達が防衛線を張っているようだ」
と言葉短に教えてくれた。
自分たちの目標はうずめ様の撃破だ。だけど、大量のクロムナイトと指揮官である本織・識音に道を阻まれては先に進むことなど不可能。
御影・ユキト(幻想語り・d15528)は、この軍勢をやり過ごして強引にでも突っ切ろうと考えた。しかし背中を取られてしまっては元も子もない。
その上、鞍馬天狗と旧日本軍風羅刹の大群もきっとこの先で控えているのであろう……。
うずめ様を討つには、ここでクロムナイト達を蹴散らす必要があることは、痛いほど理解できる。
そしてもちろん、一緒に洞窟に入って来た他の2チームも想いは同じ。
「……今は今の最善を尽くしましょう」
静菜は仲間に、そして自分に言い聞かせると、目の前に立ちはだかる三体のクロムナイトに狙いを定めた。
そして腕を大きく膨らませると一番近くにいたクロムナイトに襲い掛かる。
「力を貸してっ!」
唱えて武装した空煌は、撃たれてよろめくクロムナイトめがけて帯を射出させる。
帯はクロムナイトの脇腹を貫くと、
「続きますね」
続くユキトが短い髪を揺らすと、先を行く帯に追随させるかの如く帯を操ってクロムナイトを翻弄する。
「ガァァァ!!」
「ウガァァァァ!!」
「アァァァ!!」
攻撃によって咆哮を上げたクロムナイト。ほかのクロムナイトも次々に雄叫びを上げると、腕に飲み込んだ武器を駆使して攻撃を繰り出す。
鞭をうならせたクロムナイトが木乃葉を打てば、刀や剣を振るうクロムナイトは、理央とのぞみに斬りかかった。3人の体から鮮血が飛ぶ。
「……誰も傷つけたり死なせたりしない。自分も、倒れたりしない」
彫師拠点強襲の時の戦闘で倒れ、捕らわれそうになった。あの時の二の舞にはならないし、させない。
のぞみは傷ついた自分を顧みず、清らかな風で、まず木乃葉を癒す。
「うずめ様に会うまで……、頑張りますっ」
杭打ち機を構えたフリルは、高速回転させた杭を突き刺し、クロムナイトの腹をねじ切り。
「いくよっ」
その先の更なる目標へ。
ましろは帯を翼の如く全方位に広げて放出し、クロムナイトを纏めて絡めとった。
理央は『WOKハイシールド』を思い切り広げると、クロムナイトめがけて殴りつけた。これで多少の攻撃は自分が引き受けることができる。
分裂させた小光輪をのぞみに飛ばして、守りを固めつつその傷を癒すのは木乃葉だ。
「今度こそうずめ様を倒して……、終わらせるんです」
刺青羅刹の諍いを――。
●
強靭なクロムナイトを撃破するのは並大抵ではない。
巨大な体躯で振るうのは、強靭な攻撃。一度の攻撃がとても重い。
回復もあまり間に合っているとは言えず、灼滅者の傷は深まっていく。傷ついていない者など、居なかった。
「っ……」
攻撃を食らって、フリルが思わず声を漏らす。
顔を上げ際、ふと視界に入るのは、すぐ近くで戦う別のチームの仲間たち。
「グオォォォォ!」
断末魔の叫びをあげて倒れるクロムナイト。そして聞こえるのは撃破を喜び、仲間の士気を高めあう声。
傷が深いのは、仲間も敵も同じ。
「わたしたちも、負けて、ないですっ……!」
緋色のオーラを武器に宿して。フリルがクロムナイトに斬りかかると、激痛に喘ぐクロムナイト。
「まずこいつから叩きましょう」
妖の槍『天籟』を一振りし構えるとユキトは、唸らせた穂先でクロムナイトを一気に貫いた。
「グオォォォォォ……!!」
巨体が大きな音を立てて地面にひれ伏した。
「よしっ」
理央は声を上げると、どろりと消えていくクロムナイトを一瞥した。そして目前のクロムナイトを見据えると、目にもとまらぬ速さでその巨体の死角に回り込んで、その足を切り刻む。
攻撃手と守り手に清浄なる風を送って、彼らの傷を癒す木乃葉。
だがクロムナイトの攻撃は、彼を貫いた。
「……っ」
自分が倒れたら、みんながたくさん傷付いてしまう……。
それだけは――。
歯を食いしばっていた木乃葉は意識を失い、その場に崩れ落ちた。
すかさずのぞみは、木乃葉をかばうようにロードクロムとの間に割り込み、
「これ以上は、させません!」
罪を断ち切るかの如く鋭く唸る『背徳浄化断罪輪』の刃は、クロムナイトの青い肉を斬り刻んでいく。
続いたのはましろ。ふわりと手を前に差し出すと、填められた指輪から浮かび出たのは、魔法陣。
「あなたはこれで、終わりだよ」
陣から放たれるは魔法の弾。それはまっすぐ飛んで、クロムナイトの体をバラバラに粉砕させた。
咆哮だけが洞窟に響く。
残された目標は一体。
空煌はふと息をつく。すると、髪が伸びて桜色に染まり、蒼穹色の瞳を瞬かせれば純白の翼が羽ばたく。そして語るのは桜の怪談。幻影の桜は、クロムナイトの体を撃つ。
「ガアァァァァァ!!」
怨念に苦しめられるクロムナイトの咆哮が響く。
「増援にスサノオが居ないという事は、どうやら依と組んだわけではなさそうね」
仲間の誰の声でもない。
声の主は、本織・識音だ。
「……ということは、洞窟の外で、別の灼滅者が依たちを攻撃している可能性が高い。洞窟内にこれだけの戦力を投入したという事は……。脱出するには、うずめ様の予知にすがるしかなさそうね」
そう分析して逃げようとする本織・識音を別のチームが追う。
怨念に苦しむクロムナイトが大きな腕を振るうと、その刃をサイドテールをなびかせた静菜は辛うじて避け。
「私たちは先へ行かなければ、ならないのです……!」
妖の槍『月貫』をぐっと構えて打ち出すのは、キンと冷えた氷の刃。ドッと音を立てて突き刺さる氷に、クロムナイトは咆哮を上げることもできず。
崩れ落ちるとそのまま粉々に砕け散った。
肩で息をしながら灼滅者達は、クロムナイトの残骸が消えていくのを見送った。
ほどなくして本織・識音の叫びが洞窟内に響き、誰しもが灼滅されたと知る。
なら、うずめ様を。
洞窟の奥を臨んだ静菜は、思わず息を呑む。他の灼滅者も他のチームの仲間も足を一歩引いて――。
目に飛び込んできたのは、旧日本軍風羅刹の軍勢を率いた、鞍馬天狗。
本織・識音の灼滅に錫杖をシャンと鳴らす。
「それほど親しかったわけでは無いが、仲間の仇は取らせてもらおう」
静かに告げるともう一度、錫杖をシャンとひと鳴らし。
魅せ付けるは、ダークネスの殺気。
「っ……!」
クロムナイトと戦って、ただでさえ消耗している。なのに、鞍馬天狗と旧日本軍風羅刹を相手取ることになれば、全滅という最悪も見えてくる。
うずめ様は、さらに奥――。
――彼女には届かないのか――。
灼滅者はそれぞれ、武器を握る手に力を込めた。
その時。
――鞍馬天狗勢を外に居るスサノオ壬生狼組と戦わせるべく、敵との戦闘を避けて距離を取りながら、洞窟から撤退を――。
どこからともなく響く、仲間の声。
確かにこの状況で、うずめ様を追うのはそれこそ無謀――、いや、不可能だ。
その声は、うずめ様灼滅の渇望を打ち消すには十分すぎる一声だった。
理央は木乃葉を抱きかかえて仲間たちに追随して駆けだすと、他の灼滅者もただ前を見据えて走り出す。
背後の音は聞かない。聞こえないように、精一杯走る。
洞窟を出てみれば、スサノオ壬生狼組の姿はどこにもなく、後に残るは、洞窟の外で戦っていた仲間たちの疲弊した姿だった。
この状況で、鞍馬天狗とうずめ様を迎え撃つなど、到底不可能。
――うずめ様を討ちたかった。
誰の表情からも無力感と悔しさがにじむ。
それでも、依と本織・識音、二人のダークネスを打ち取り、最低限の戦果は上げることができたのだ。
「次こそは、本当に退場のお願いをしなければ。ですね」
「聞きたいこともいっぱいありました……」
「このリベンジは、いつか、必ず……、ね」
ユキトがちらと洞窟の奥を見てつぶやくと、フリルとましろはふわりつぶやく。
「それでも、最低限の成果は上げられたわ」
つぶやく静菜の胸には、やはり悔いが残り。 それぞれ、言葉の内側に悔しさをにじませ、他の灼滅者も次の機会を望み、頷く。
そして彼らは、戦闘不能の仲間を運ぶ者の後ろについて、足早に南アルプスの山麓を後にするのであった。
うずめ様を討つ。
いつかまた、その好機がめぐってくることを信じて……。
作者:朝比奈万理 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年6月1日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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