『シャーッ!!』
大きな威嚇音を発し、猫が一目散に逃げていく。
「あああ、また逃げられたぁ」
猫に手を伸ばしかけた手を地面につき、少女はガックリと項垂れた。
「なんで……なんで逃げられるの……ちゃんと『お約束』は守っているのに……」
「あ、あんまり落ち込まないで? 猫ってほら、警戒心が強い動物だから。続けてればきっとなついてくれるから」
しょげる少女を慰めるのは、彼女よりも五、六歳ほど年上に見える青年。
「……ほんと?」
上目遣いで見上げてくる少女の愛らしさに、にやけそうになるのを必死で堪えて青年が答える。
「うん、俺だって最初は警戒されてたし。サシャちゃんにだってきっとなついてくれるよ」
「……じゃあ、それまで、一緒にいても……いい?」
青年の腕に、少女――サシャの腕が絡められる。二の腕に当たる柔らかな胸の感触に上ずりそうになる声を抑え、青年は「勿論」と答えた。
「サイキック・リベレイターの影響で復活したサイレーン配下の淫魔を灼滅してきてほしい」
灼滅者を前に、一之瀬・巽(大学生エクスブレイン・dn0038)が説明を始めた。
「その淫魔は『サシャ』と名乗っている。復活したてで、現在猫好きの青年を篭絡中」
復活したしたはいいものの誰かの指示があるわけでもなく、他の淫魔との連絡も取れず現状も把握できない。そんな状態なのでとりあえず自分の居場所を確保しようとしているらしい。
今後、上位の淫魔が復活すればその命に従って他の淫魔と共に軍団を作り上げる可能性がある。今のうちに灼滅しておくべきだろう。
「サシャがいるのは海に近いとある公園。野良猫が十数匹暮らしていて近所の人には『猫公園』なんて呼ばれている」
ボランティアの人々が地域猫として管理、世話をしているせいか人懐っこい個体も多く、猫好きな人間がよく訪れる公園なのだとか。篭絡されている青年もよく公園を訪れる猫好きの一人だった。
「淫魔自身も『可愛いものが好き』で猫も好きらしい。……悉く威嚇されて逃げられてるけど」
淫魔はサウンドソルジャーと同じ能力と影業の能力を持っている。篭絡された青年は、戦闘になれば淫魔を懸命に庇うだろう。
「戦闘前に彼を正気に戻して逃がせば淫魔を庇う者はいなくなる。まあ、完全に篭絡されても彼の意識を刈り取ってしまえば正気に戻るから……無理に説得する必要はないかな?」
そこまで言うと、巽はほんの少しだけ考える素振りを見せた。
「淫魔のほうなんだけど、戦闘中でも『可愛いもの』を見せられたらそっちに気を取られてくれそうな気がする」
上手く利用できれば、攻撃を失敗させたりこちらの攻撃を当てやすくできるかもしれない。
「淫魔に可愛いもの見せ付けて自慢しようがおちょくろうが、最終的に灼滅してきてくれればいいから」
参加者 | |
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三蔵・渚緒(天つ凪風・d17115) |
御剣・菖蒲(殺戮の福音・d24357) |
アガーテ・ゼット(光合成・d26080) |
ヒノエ・シルヴィアーナ(忠魂義胆・d28602) |
伴・創(子不語怪力乱神・d33253) |
貴夏・葉月(地鉛紫縁は原初と終末のイヴ・d34472) |
猫田・清春(はただの猫好き・d35924) |
栗須・茉莉(助けてくれた皆様に感謝します・d36201) |
●
通称『猫公園』に、一組の男女の姿があった。
「もう、逃げられてばっか……」
「大丈夫だってサシャちゃん。毎日通ってれば慣れてくれるから」
がっくりと肩を落とす少女を慰める青年。少女――サシャの容姿も相まって、はたから見れば微笑ましい光景に見える。
はあ、とため息をつくサシャ。「にゃあ」と可愛らしい声があたりに響いたのはその直後のこと。
きょろきょろとあたりを見渡せば、いつの間に現れたのか二人から少し離れた場所に茶トラの猫がちょこん、とお座りしていた。
「あれ、あのコ逃げない……?」
ととと、と茶トラ猫に駆け寄るサシャ。茶トラとサシャの視線がぶつかる。サシャはそっとしゃがみ込むと茶トラ猫に手を伸ばし――。
「ああああ、ふわふわ、もふもふかわいいーーー!」
ぐりぐりうりうり。それまでの鬱憤を晴らすがごとく、サシャは茶トラの猫を撫で回す。
念願かなったサシャの後姿に、青年が目を細める。
「よかったね、サシャちゃん……でも、あの猫は見たことのないな。新入りかな?」
首を傾げる青年の背後で、再び「にゃあ」と声がした。
振り返った青年が足元に視線を落とせば、そこにはカラーポイントの猫が。
「あれ、こっちも知らな……」
言いかけた青年が、固まった。
「驚いたかしら」
猫が赤茶の髪の女性――アガーテ・ゼット(光合成・d26080)へと姿を変えたからだ。
驚きのあまりぱくぱくと口を開閉させる青年。青年の背後、数メートル先には茶トラ猫――猫田・清春(はただの猫好き・d35924)を夢中で構うサシャがいる。青年が大声を上げなかったのはラッキーだっただろう。
「私たちはあの人に用があるの」
私たちと言われて、青年が慌てたように周囲を見渡した。
「猫が好きなの?」
さも今通りがかりました、といった風情でサシャに声を掛けるのは三蔵・渚緒(天つ凪風・d17115)。そのそばには伴・創(子不語怪力乱神・d33253)と栗須・茉莉(助けてくれた皆様に感謝します・d36201)の姿がある。少し離れた所には事態の推移を静かに見守る御剣・菖蒲(殺戮の福音・d24357)とヒノエ・シルヴィアーナ(忠魂義胆・d28602)、貴夏・葉月(地鉛紫縁は原初と終末のイヴ・d34472)の姿も。
「あなたみたいな普通の人が関わることじゃないわ。悪いことは言わないから今すぐ立ち去ってちょうだい」
自分が大切ならどうか深入りしないで――自分を見据えるアガーテの黒い瞳に何を見たのか、青年がごくりと息を呑む。
アガーテと、しゃがみ込んだサシャの後姿と。逡巡するかのように何度か視線を彷徨わせた後、青年が声を上げた。
「断る! サシャちゃん、変なやつらが」
●
「猫が好きなの?」
渚緒が声を掛けると、サシャは清春を撫で回す手を一旦止めた。
「猫がって言うか、可愛いのがねー。ほら、猫って可愛いじゃ……」
言いながら顔を上げたサシャの言葉が途切れる。
渚緒の頭には、ウサ耳。着物姿であるが故に、頭部のウサ耳は余計に異彩を放っていた。
「なんで兎耳……?」
「断る! サシャちゃん、変なやつらが」
サシャが首を傾げるのとほぼ同時、青年の声が響いた。
「へ?」
振り返るサシャ。彼女の視線の先には篭絡した青年と、アガーテがいる。
「……どゆこと」
サシャが立ち上がる。青年がサシャに駆け寄るのを待って、清春は猫変身を解いた。
「ただの人間じゃないってことか」
人の姿に戻った清春を見て、サシャが呟く。
「俺は同じ猫好きとしてサシャと仲良くしたい、戦いたくないんだ」
「別に猫が特別好きってわけじゃないけど?」
「でもほら、かわいいだろ?」
清春がずい、とサシャの目の前に押し出したのは彼のウイングキャット『アイ』。翼を持つふわふわの白猫が、中空でくりん、と首を傾げる。
『にゃー?』
「はあぅ?!」
「ケーキさんも居ますよ」
自身のウイングキャット『ケーキ』を茉莉はサシャの足元に座らせた。
「触っても大丈夫ですよ」
『にゃー』
「うっ……」
「他にもこんな子たちがいるのよ。可愛いでしょう?」
アガーテが取り出したのは、武蔵坂学園で行われた各種サーヴァントのグランプリや水着コンテストの写真。そこには当然、ウイングキャット以外のサーヴァントの写真も混ざっている。
DNKノーズで感じるサシャの業はこれまで出会ってきた普通のダークネスの域を出ず、アガーテはサシャに写真を渡すと再び猫姿に戻った。
「……!!」
やたらとレベルの高い可愛らしさを見せられそれなりに葛藤しているらしいサシャに、渚緒が語りかける。
「君が眠っていた間に随分時間も経ったんだよ。そして、現代には可愛いものが沢山溢れてる」
ずい、と一歩踏み出す渚緒。
「そこで、だ。猫に逃げられるのならばいっそのこと自分が猫になってみるとかどうかな?」
渚緒の右手には猫耳、左手には肉球グローブ。
「あと尻尾かな。更にメイド服などを着るのが現代の流行なんだ」
語る渚緒のウサ耳が揺れる。
「青年すら可愛くする魔法のアイテム、それが獣耳なんだよ!」
「えぇ……」
仲間と淫魔の話し合いを少し遠巻きにして聞きながら、葉月は頬に手を当てた。
(「さて、どうなるかしら」)
こちらがただの人間ではないとわかってからのサシャは、口調や雰囲気から考えてそれなりにこちらを警戒しているように思える。それでも一触即発、といった感じになっていないのは『可愛いもの』のおかげだろうか。
(「まあどちらでもいいわ。私はそれに合わせるだけ」)
事前に茉莉が語っておいた百物語『吸生鬼』の効果もあり、公園に他者が入り込んでくるような気配はない。淫魔のほうも……今のところは、大人しい。
(「交渉、上手くいくといいんですが」)
そう思うヒノエの視線の先には、提示される『可愛いもの』に逐一反応を示す淫魔の姿があった。よほどに可愛いものが好きなのだろう、復活して『猫公園』にいるのもまあ頷ける話ではある。
(「出来れば任務でない時に来たかったですね」)
そんなことを一瞬考えた後、ヒノエは隣に立つ菖蒲に視線を向けた。彼は難しい顔をして、淫魔と彼女に話しかける仲間たちをじっと見つめている。
あたりに注意を払いつつ、菖蒲はごく小さなため息を吐いた。
(「なんつーか、変な気分だ」)
全て灼滅されてしまえばいい、そう思う程度にはダークネスが憎かった。今回の淫魔だってそうだ――だが他方で『助けたい』『仲良くしたい』という仲間がいる。
彼らの気持ちを無下にする気などないから黙って様子を伺っているが、心の靄はなかなか晴れてくれない。
「菖蒲」
呼びかけられて、視線を移す。そこには彼を見つめる緑色の瞳があった。
目が合ったのはほんの一瞬。何を語るでもなく、二人は再び淫魔と青年に視線を戻す。
淫魔と灼滅者たちの話は続いている。しかしその間には、不穏な空気が漂い始めていた――。
●
「はっきりさせておかねばならん事だが俺達は灼滅者だ」
『可愛いもの』に揺れるサシャ――頃合を見て創が切り出す。
「現状、人に害を為すダークネスは狩らねばならない」
できるだけ穏便に、というのは総意ではあったが、話さずにすむことでもない。
「しかしお前には歩み寄れる可能性を感じたからこうやって話している」
刻々と情勢は変わっている。ならば従来とは異なる方法も模索するべきではないか、と創は考えていた。種族や組織全体としては難しくとも、個体としては友好関係を築けそうなダークネスはこれまでにも実際に存在していた。
「君と争うつもりはそんなにないし出来れば穏当に済ませたい」
「穏当?」
渚緒の言葉にサシャがほんの僅かに目を細める。
「俺たちが居場所を提供する。可愛いものも」
続けて清春が言葉を紡ぐ。
「だから一般人に手を出さないでほしい。情報収集にも協力する」
「貴方たちが?」
尋ねる淫魔に渚緒が頷く。
「大淫魔サイレーンについて教えてほしい。できればサシャに友好的に接触する窓口になってほしいんだ」
言い募る清春。けれど、彼の願いは叶わなかった。
「何故そんなことをしなければならないの?」
くすり、と小さく笑ってサシャが問い返す。声音の変化に気付いたアガーテが猫変身を解いた。
「灼滅者にサイレーン様のことを話す? 窓口になる? 馬鹿じゃないの」
サシャが交渉の余地などない、とでも言うかのように言い捨てる。
彼女は復活したばかりの淫魔だった。彼女の灼滅者に対する認識は古いダークネスのそれと同様であり、彼女にとって灼滅者とは『ダークネスのなり損ない』であり『ダークネスを傷つけ仇なす可能性のある者』でしかなかった。
そもそも『なり損ない』と交渉するなどありえないし、自分の身のみならず主の身を傷つける可能性が欠片でもある存在に主の情報を教えるなどとんでもない――それが彼女の常識だった。
「僕らも君が思うより強くなったんだよ」
僅かに目を伏せ、渚緒が告げる。彼の言葉を裏付けようと、創も資料を提示した。
「仮にこの場を凌いで逃げてもすぐに居場所は知れる。次はないと思ってくれ」
「だから情報提供して大人しくしろっていいたいの?」
付け加えられた創の言葉にも、サシャの態度は変わらない。
「第一、私にそれを信じろと? 灼滅者が? ……馬鹿じゃないの」
サシャが再び呟いたその瞬間。
彼女の足元から伸びた黒い影が、灼滅者に襲い掛かった。
●
ぶわり、と広がった影が清春を捕食せんと蠢く。避けようとした清春の肩がトンと軽く押され、彼は数歩後ろへとよろめいた。
清春の視界に、影に捕食される渚緒の姿が映る。
「希望の芽吹きを。咲き誇れ――」
葉月の言葉と共に現れたビハインド『菫さん』が、槍のような得物を操り霊撃を放つ。
影に縛られた渚緒の腕が巨大化し、ぎこちない動きではあるもののサシャに襲い掛かる。呼応するように彼のビハインド『カルラ』も動いた。
「サシャちゃん!」
サシャを助けに入ろうとした青年の首元に、アガーテの手刀が叩き込まれる。あっけないほど簡単に、青年は地面へと崩れ落ちた。
「ごめんね。少し寝てて」
サシャ目掛けて妖の槍を繰り出す茉莉。捻りを加えた魔槍の穂先が、サシャを穿つ。その感触がいつにも増して強く感じられて、茉莉はほんの一瞬だけ目を伏せた。
目覚めたばかりならば、話に乗ってくれるかと思った。
可愛いものが好きならば、それを通じて歩み寄れるかと思った。
(「できれば仲良くなりたかったです」)
そう思う茉莉の視線の先では、サシャがケーキの猫魔法に為すすべもなくやられていた。
(「交渉決裂、か」)
菖蒲がサシャに向け手を翳す。あわせるようにヒノエもサシャに掌を向けた。
サシャの身を裂くように、赤いオーラの逆十字が現れる。間髪入れず着弾するのは、ヒノエが放った魔法の矢。
「キャアア!」
悲鳴を上げるサシャ。菖蒲の口元に微かに笑みが浮かぶ。その瞳にはダークネスを灼滅できる喜びがあった。もしかしたらそこには心置きなく灼滅できる相手であったことへの僅かな安堵も混ざっているのかもしれない。
創が生み出した護符が渚緒に貼りつき、彼の傷を癒す。
ぷにぷにと柔らかいアイの肉球パンチに抵抗することもできないらしいサシャ。心底残念そうにしながらも制約の弾丸を放つ清春。
サシャが信じようが信じまいが、彼女が知る灼滅者と今ここにいる灼滅者の実力に天と地ほどの差があるのは厳然とした事実だった。
ごく普通の淫魔が単独で、しかも強化一般人などの援護もなく現在の灼滅者八人と戦い勝てる可能性などほぼない。多対一では逃げるのも難しい。サシャが追い詰められるのに、そう時間はかからなかった。
満身創痍になったサシャが、灼滅者たちを睨みつける。隙を窺おうにも……彼女にはそれをつく余力などもはや残っていなかった。
そんな淫魔に視線を送り、葉月ははあ、とやる気なさげに息を吐く。そしてそのまま椿の装飾が施された大鎌を振るった。
召喚された無数の刃がサシャに襲い掛かり、サシャの体を容赦なく傷つける。
アイとケーキはぱたぱたとサシャの元まで飛んでいき、続けざまに肉球パンチ。二匹の愛らしさに見とれてまたしてもまともに攻撃を食らうサシャ。
「………っ」
最後の足掻きなのだろうか。歌おうとした彼女の視界に、ヒノエがずい、と頬袋を目一杯に膨らませたハムスターの写真を突き出した。
「どうです、可愛いでしょう!」
「!!!」
思わず動きを止めたサシャを、菖蒲のクロスグレイブから放たれた光の砲弾が容赦なく打ち抜く。更に追い討ちをかけるように、彼女の死角から放たれたアガーテの残撃が彼女の首筋を切り裂いた。
どうしようもなく切羽詰った状況にありながら『可愛いもの』につい反応してしまうサシャ。もし、彼女に現代の知識があったなら――違う結末もあっただろうか。
ちらりとそんなことを考えながら、茉莉はサシャ目掛けてローラーダッシュする。
(「さようなら。可愛いものに目がない淫魔さん」)
その足に炎を纏わせ、茉莉が渾身の蹴りを放つ。蹴りをもろに喰らい、サシャは地面に崩れ落ちた。
「ほんとに強く……」
倒れこんだまま、サシャが呟く。
「ならな、おさらサ、イレーン様には――」
彼女の体を覆う炎が一際大きくなった。
言葉は最後まで紡がれることなく……サシャという名の淫魔は消滅した。
●
猫公園に静寂が戻る。淫魔は灼滅され、篭絡されていた青年と灼滅者が残った。
気を失ったままの青年を、茉莉は近くのベンチへと運ぶ。しばらくすれば青年も目を覚ますだろう。その後は何事もなかったように元の生活に戻っていくはずだ。
戦いがあったことを思わせるような痕跡は何もない――あたりをぐるりと見渡し、茉莉は納得したかのように頷いた。
淫魔がもといた場所に向けて優雅に一礼し、葉月が黙って踵を返す。他の灼滅者たちも、三々五々歩き出した。
「お疲れ様でした」
歩きながら乱れた前髪に手をやる菖蒲に、ヒノエが声を掛ける。
「家まで送りましょうか?」
「なっ?!」
耳元で囁かれた言葉に菖蒲はあからさまに動揺し、ヒノエがくすくすと小さな笑い声を上げた。
――にゃーん。
不意に耳に届く鳴き声。視線を向ければ、花壇の縁でのんびりと毛づくろいをする猫がいた。
作者:草薙戒音 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年6月8日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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