●今日も始まる魔人生徒会の会合
武蔵坂学園の某キャンパス内、某教室にて。本日も魔人生徒会の会合が行われるようである。
この度の会合を主導しているのは、黒の男物の着物に、ローブを纏い、体型を完全に隠している――誰か。
髪は黒く染め、フードを被り、仮面をつけるものだから、性別すらもわからない。
「知っているか。六月五日はベビーチーズの日だ」
尊大な口調と態度も真実かかりそめか――それすら分からない。けれどこれは、魔人生徒会ではある意味常識だ。謎の生徒会と名打っている通り。
そんな「今日は何の日?」を初めて聞いただろう生徒会の一部のメンバーの反応を、やや得意げに見ながら。
「というわけで、チーズ作り体験可能な私営牧場のチーズ工房を貸し切り、自分で作ったモッツァレラチーズでピザを作るコースの企画を提案する」
ベビーチーズはどこいった、というツッコミがいくらか出たものの。そもそも手作りとなると簡単にできるフレッシュチーズのほうがお手軽である。
とれたての野菜と共に、自分で作ったチーズをたっぷり乗せ、初夏の風さわやかな牧場のガーデンテラスで食べるなんて最高ではないか、と。
「因みに、その牧場のカマンベールチーズアイスは絶品である」
シメにもチーズでどうだ、と。
かくして、その企画はあっさり承認された。
●チーズ工房へ行こう!
「魔人生徒会から企画が来たよ」
「わ、手作りチーズ体験……!」
仙景・沙汰(大学生エクスブレイン・dn0101)から、生徒会より回されたプリントを受け取って。チーズづくしの美味しい内容に、目をきらきらさせるレキ・アヌン(冥府の髭・dn0073)。
初心者でも簡単に作れるんだよって訴える様に、ざっくり工程が書いてある。
まず、モッツァレラチーズの原料となる「カード」作りから。カードとは、牛の乳に酵素を入れて作る凝固物の事。つまりチーズのもとである。
この工房では、牛乳に乳酸菌を入れ、反芻動物の胃の中にある酵素「レンネット」を加えて作ってゆく。
75度のお湯の中でこねるとすぐに粘り気が出てくるので、それを適度な大きさに千切ってくるりと丸めると、モッツァレラチーズが出来上がる。
普通にレシピを見るとそれこそレンネットをどうのー、phがどうのーと、なんだか難しい事が書いてあったりする場合もあるが――工房では子供でも楽しく体験できるように作られた工程と、スタッフさんの安心サポートもあるので、誰でも簡単に作れるのだ!
「っていうか、熟成させなくてもあっという間にできちゃうんですね」
「フレッシュチーズはわりと短時間で出来ることが多いよね」
「しかも千切るだけでできちゃうんですから、不器用な僕でもいけそうですし!」
「……うん。そうだよ、ね?」
ここにサイキックアブソーバーも無いし、そもそもダークネスなんて絡んじゃいないのに。レキが綺麗に丸められない未来を沙汰が幻視したのはここだけの秘密である。
「……? 何か微妙な間があったのは気のせいでしようか?」
「ん、ごめんねレキちゃん。カマンベールチーズアイスもあるって書いてあったから、そっちに気がいっちゃったんだよね!」
鮮やかに美しく切り返した自分を、今、褒めてあげたいと思ったとか何とか。
「わー♪ ただでさえ、手作りチーズに近隣農家の取れたてのお野菜や、自家製ベーコンまで乗せられるピザを食べた後に、牧場オリジナルのカマンベールチーズアイスまで食べられるんですから、これはもう魔人生徒会の皆様に感謝ですねっ」
僕、早速申し込みしてきますーと、ものすごい勢いで教室を後にしたレキの背中を見送ったあと、沙汰は君へと振りかえって。
「ね、よかったら君も一緒に行かないかい?」
●手作りチーズ体験!
牛乳と酵素の不思議。初めて考えた人はすごいと陽桜は感じながら。
「……って、わ、ほんとだぁ、粘り気、出てきました!」
わくわく感も加速して。早速一つ千切って丸める陽桜。綺麗な手作りモッツァレラに感動!
「レキちゃんはできた? れきちゃ……」
にっぱり笑いながら隣を向けば、
「な、なんでかな? 別の生き物になってる気がする……!?」
柔らかくて形にならない悲劇に、ふるふるのレキ。見てはいけない惨劇? を見たかもと陽桜は思いながら隣見たら、沙汰の方はやっぱり上手。
「んとんと、あたしとも一緒にやろー? こーやって、ちぎって、まるーく」
「う、うん!」
陽桜ちゃんのチーズを無駄には出来ないと息まくレキ。陽桜と一緒に千切って転がせば。
まあるい美味しさ二人の手の上。
やったねと笑って。くし切りにしたモッツァレラ、 花のようにピザ生地の上、綻んで。
「久し振り」
大和たちの顔を見て、レキは笑顔でご挨拶。
「ホント、久し振りだね」
「みんなで集まるの、すっごく、楽しみだったの♪」
沙汰は興奮隠せずの様子。百花は相変わらず、花のようにふんわり笑顔♪
エアンはちょっとした同窓会だねと、微笑を浮かべたあと、
「沙汰達は元気だった?」
「うん。エアン達も元気そうでなにより」
テストの話や、近況など、積もる話も今は程々にして。早速、ロマン溢れる再会パーティーに花を添える、手作りチーズのピザ作りへ!
籠に山盛りお野菜。色々なぴざ作るのと、百花の気合い十分。チーズたくさん作るぞーと、紅太の気合いは確かに入っているのだけれど。どうしたのだろう、突如涙ぐむ。だって呼んでもいないのに、40位以上にならない技術家庭科の点数まで、記憶の彼方から遊びに来たんだもの。
「ある種才能だと思うぜ……」
大和はボウルの中のチーズを覗きこんだあと、慰めになってないことを知りつつも肩ポム。
紅太はおもむろにゴム手袋をはずしながら、
「ってなわけで難しいことは大和に任せる。大和なら出来る。オレは信じてる!」
きりっ!
「なんだその謎の信頼感……」
しかし悪い気はしない大和。やり取り見ながら、エアンと百花は、まるで家庭科の授業の時みたいな懐かしさも覚えながら、
「あはは、二人の関係は相変わらずだな」
「じゃあ時吉さんに、ちーず作りはお任せっ」
お任せの流れに便乗しつつ、こちらはピザの用意していると、エアンと百花は材料のカット中。初めてのキッチンでも息ぴったり!
「……エルフォードと葉新は、並んで料理してると違和感ないというか、なんというか……もう夫婦みたいだよな」
「……ふっ?!」
思わず咽そうになるエアン。
「え、もう夫婦みたいなもんでしょ?」
「だな」
「ふーふっ……」
沙汰が言い切り、紅太はふかーく頷き。百花は顔真っ赤にしたあと、えへっと笑い。
「エアン味見して味見!」
「ん、味見?」
確かめて、くるり振り返りサムズアップしたら、チーズもぐもぐしている紅太がそこに!
「……って、紅太!」
「もぐっ!?」
低い声で呼ばれ、びくぅと振りかえる紅太へ。エアンは真面目の基本の様な顔で、
「抜け駆けはずるいぞ、俺もする」
なら今のうちだぞエアン、と。紅太ミッションを遂行するスパイの顔付きでチーズを差し出す。
「ってこら。そこの野郎2人」
大和に犯行現場を目撃されたものの、出来たて食べるのも醍醐味。百花にも一つ差し出し、皆で味見。美味しい!
そして焼き上がったナノナノ型のピザ。色も香りも最高級!
さぁ、あの風を感じる場所で。青空の下、昔話の種をまこう。
「やはり自分達で作った物が一番高級だろう」
紋次郎が、以前もどっかで嘯いた様なセリフで唆してみようものなら。
「なん……だと……!」
まじまじとボウルの中を見つめ、驚愕の顔つきの天龍。高級と聞いて信じてしまうのは最早鉄板芸!
密やかに笑み零す紋次郎。素直で、純粋に楽しむ事の出来るその気質を素晴らしく思いながら。
「さて、ピザを作ろうか、高級品の」
厳かに生地の前に立つ天龍ですが、そもそも。
(「ピザとはどう作るものなのだ?」)
材料の前、棒立ち。
ちらと紋次郎を見れば、わかりきった様に動く手はスマートで無駄がない。茸類に薄い餅と厚切りベーコン、少し甘めの醤油出汁を利かせた和風ピザと野菜たっぷりカレーピザ。
天龍は感心しつつ、見よう見まねでマルゲリータを。
薄めの生地にトマトソースというキャンパスの上、モッツァレラチーズとバジルで美しく均等に描く――という一連の流れを無駄に優雅にこなすあたりは御曹司。
「おお。流石だな。美味いに違いない」
頷き褒める紋次郎の言葉に、気分も良く得意げの天龍。香ばしい匂いを前に、ナイフ&フォークで食べようとするも。
「……手掴みで食うと更に美味いぞ」
「なんだって!」
手拭きを差し出す紋次郎の言葉に、天龍は本日二度目の驚愕が。
互い分けあいながら食べるピザは、心も舌も納得する、間違いなく高級な一品。
自宅で簡単に作れるキットもあるんだなと、治胡はパンフレットを見ながら。覚えて帰って食わせてやろう。そんな帰宅後の楽しみも体験の一つ。
自称ヨダカストーカーな兎斗は、本日は(本日も?)見えてるストーカー状態でキッチンに立ち、レシピを黙読中。そんな中。
「やっぱ皆で何かするって楽しいよな!」
パワー全開、やるなら全力投球な爽太の、快活な声が響く。
「料理はパワー! こねる力だ、うおおおおお!」
教えてもらった畳んで伸ばしての工程を、すごい早さで!
その熱さに若干距離を取る兎斗。治胡も遠くから観戦しつつ、レキはどうだと、隣のキッチンを覗き見れば。
「な、なんとか仲良しさんと作り上げたのですっ……!」
「へー、綺麗にで」
まで治胡が言って、もう一つのボウルの中の惨状に色々悟る。
丸めるだけに拘らず、独創性豊かに走るべきか、無言で悶々とする兎斗。
そして、各々が焼き上がったピザを持ち寄って。
「間乃中のは……なんだそれは」
一瞬何者なのかわからず、兎斗は爽太のピザを二度見三度見。
爽太はふっと笑み零したあと、
「たこ焼きは超美味い」
キリッ。
爽太はやっぱたこ焼きかよと、治胡の呆れた様なツッコミもそよに。
「じゃあ、それをのせたピザは……超美味い!」
に、決まってる。と言わんばかりに、テーブルへどーん!
「えっと、その……個性的、だな? ほらみろ、俺のこの……」
そんな兎斗も、全部が四角の個性的なピザだったり。
「盛り付けは個性が出て面白いもんだなー」
地味に治胡は、食べ辛そうだなとは思ったものの、一切れ頂けば、普通に美味しい四角ピザ。たこ焼きピザも、チーズと相性良くて美味しい!
食べる時も全力投球。至福顔で頬張る爽太。流石治胡姉いいお嫁さんになれるっすよとわりと素直な感想なのだが、軽く照れもあった治胡は、変な褒め方すんじゃねーと小突いてみたり。
爽太は四角ピザを口へ放りこむと、兎斗へとからかうような視線向け、
「お前もいいお嫁さ……じゃないなお前は」
「苗字に姫が有るからといって嫁には……って何の話だ!」
「えへへ。カケルと愛の共同作業だ」
アイランドキッチンは、まさに二人の島みたいで。自分たちで作って、食べる。そんな楽しみに弾む璃依の笑顔は、例えるならビタミンカラー。
「愛情込めてこねこねこねるから、カケル千切ってー☆」
はじめてさんにも親切設計なチーズ作り。
「これなら俺にも出来そうだ、どんどん千切るぞ」
リズムが大事、とばかりに。形には無頓着に、意気揚々とチーズを千切る翔琉。ボウルの中に、ころり転がるチーズ。
「わ。カケルうまーい、すごーい!」
「こ、こんなのに上手いも下手もないだろ……馬鹿」
璃依が絶賛してくれるものだから。翔琉は照れを隠すように。
でき上がったチーズを早速ピザ生地の上に。
「モッツァレラは、楕円形のをこうやって並べておくとハートっぽくなります!」
「なるほど、ハートの形とはかわいいな」
得意げな璃依に倣って、翔琉もぞくぞくとハートを量産。
チーズのハートと、スマイルみたいなくし切りトマト、バジルの葉っぱが優しさ添えて。
「お手製マルゲリータの完成」
翔琉が石釜から取り出す香ばしい匂いに、璃依は目を煌めかせながら。
「美味しそう。ハート型が千切れると悲しいから、これは丸呑みしないとっ」
「ピザはのみものじゃないからな……?」
でもお前には飲み物と同義か、と笑いながら。行こう、青空の下へ。二人で至福のとろとろランチを。
今夜はチーズ尽くで!
そんな楽しみも二人は用意しながら、悟と想希は早速カードをねりねり。
「ねればねるほど~」
「って今色が変わったら大変ですよ」
口ずさみつつ、悟は絶妙なリズムを練り作業に重ねながら。想希はツッコミ入れつつくすくす笑い。
「これだけ伸びたら十分や」
共同作業でできた、チーズの赤ちゃん。ばっちりな出来を見せながら、悟はにっかり。
「後は形を作るだけですね――」
想希も微笑みかえしつつ。形成作業に取り掛かろうとしていたら。
「って想希それ熱湯や!」
「って熱っ」
悟は注意を発したものの、時すでに遅し。冷ます様に手をふりふりしている想希。
「ああ……もう」
その痛みを取ってあげたくて、悟はつい。手、全体をくわえようとする無茶をしでかす程に、想希の手が愛おしいから。
その勢いや、いたわってくれる気持に、想希も思わず赤面。
「でも出来立て熱々美味しそうです」
照れ隠し? 想希はちょっとちぎって、悟へあーん。
「あーんやないっちゅーねん気ぃつけや」
悟は口とがらし水につけ、でもあーんにもちゃんと応えて。想希は怒られつつも嬉しそうに。
ぷにぷに千切って丸めて、次々ボウルの中に転がるモッツァレラ。
ハートと、並ぶ想希おぱーいこと胸板型のチーズのユニークさも。美味しい食卓に、話題を添える一役に。
沙汰とレキに、紅葉はいつものように可愛らしくご挨拶。チーズの手作りは初めてだから。わくわくドキドキ。
牛乳がこんな風に弾力ある塊になる不思議をそれとなく尋ねたら。
「これ、牛の胃の中から取れる酵素で……」
とまで沙汰が言った時、紅葉は目をぱちくりさせたあと、おそるおそる。
「ええと……牛の、胃の中のもので……?!」
「そう」
「でも、牛が食べられるなら、たぶん、きっと、問題ない……?」
紅葉は手の中のカードをまじまじと見ながら、自分にも納得させる様に呟いてるから。腸詰めウインナーと同じようなもんだよ沙汰。
伸ばして畳んで、千切ってころころ。隣で悟が「想希おぱーい」とか言っているのを耳にして、
「これは、男の子が好きな「おっぱいもみもみ」なの?」
紅葉はきょとん?
沙汰はたじたじ!
ピーマンの代わりに別の緑を入れて。ほくほく、こんがり焼けたピザを手に、紅葉はにっこり笑って。
「御試食一緒にどうぞ♪」
●青空いっぱい
「こうして誰かと出かける機会が来るとは思わなかったので……不思議なものですね」
開放感あふれるガーデンテラス。空の青と、優しい風に目を細める此花詠。
「喜んでもらえたなら何よりだぜ」
剣の方はと言うと、花より団子。自家製野菜のピザをせっせと口に。勿論此花詠へ、お勧めピザや何気ない話だって、テーブルに花を添えることを忘れない。
「……チーズすごいですね。ピザは好きな方なのでありがたいです」
見ているだけでも美味しそうに食べるものだから、此花詠はくすり。
でも、とろりとろけるチーズを、落さないようにしながら頬張っているけれど。
「……ついてます、よ?」
頬についたチーズを拭いてあげたなら。
「おう、あんがとよ。どうせなら口でとってくれたら嬉しいけどな」
剣は、とにやりと笑ってからかったなら、此花詠の頬にほんのり紅色。
デザートのカマンベールチーズアイスの、濃厚なのにしつこくないお味に舌鼓しながら。
「こういう味もあるのですね……新発見です」
「まあ味わったことねえ味だな……っと今度はそっちについてるぜ、ほらよ」
ぺろりと、剣がお返しに取ってあげたなら。わたわた始める此花詠。
「何度でも機会があるだろうよ。そのたんびにこうやって楽しもうぜ」
剣は楽しげに笑いながら、楽しい未来の約束を。
「こういう綺麗な場所で、素敵なレディと一緒に過ごせる。コレって最高の一日だよね……」
心地よい風に目を細めたあと。セオフィラスは人懐っこい微笑を、カカベルへと向けて。
「ふえっ、あ、えと、その、それは勿論……場所も素敵ですが素敵なセオ様が一緒ですから……」
カカベルは恥かしくって顔を伏せながら、なんとかお返事。
「あ、チーズピザをカットするのは俺がやるよ」
セオフィラスは自然に会話を振りながら、けれど勿論気配りだって忘れない。
「俺も好きかなー、君みたいな素敵なレディとの御飯はなんでも美味しいけどさ」
「わ、私こそ、セオ様とお食事が出来るなんて夢のようです。何を食べても幸せです」
セオフィラスが自然に居心地良くしてくれるから、内気なカカベルも楽しくお食事の時間を過ごせて。
そんな風に嬉しそうな顔も、可愛いくて。セオフィラスは自分のアイスを一口掬って差しだし、
「今日誘ってくれたお礼……なんてね? レディ、あーん」
「はわわわわそんな畏れ多い」
二重の甘い展開にどきどき。けれど逃したら二度とないかもしれないから、そーっとパクッ。
「あ、あの、お嫌でなかったら……」
カカベルは上目使いで自分のアイスを差し出せば。面白そうに笑うセオフィラスもパクリ。
ありがとねと、優しく笑うセオフィラス。
ゆるやかでとろとろの、手作りチーズの時間。
淡く広がる黄昏と、空っぽのお皿が並ぶテーブルを見れば、その時間が楽しいものであったとわかるから。
作者:那珂川未来 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2016年6月12日
難度:簡単
参加:19人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 2
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